第 3 部
久美はゆっくりとスカートのホックを外し、短いジッパーを下げるとプリーツのミニスカートを脱いだ。薄暗い部屋の明かりの下で、リビングでは久美が必死に隠していた淡い茂みと、その奥から少しだけ顔を出している小さな秘唇が見えた。
そのまま身体を前に折り曲げ、膝をスカートから抜くときに久美の乳房は三角形になり、起きると再び半球形になった。ただ、先端だけは身体を起こしても少し尖った円錐形になっており、四角い小豆大の先端が固く尖っていた。
久美はスカートもセーラー服と同じ椅子にかけてから、ゆっくりとベッドに上がり、手で乳房と茂みを隠して仰向けになり、幸一を待った。
幸一は久美に添い寝するように久美の横に入ると、左手で腕枕をして小柄な身体を軽き抱き寄せ、右手で久美の小さな顔を向かせると、ねっとりとしたキスを始めた。舌を差し込んでいくと最初久美の舌は応じてこなかったが、やがてその気になってきたのか、あるいは諦めたのか、少しずつ幸一の舌に自分から絡め始めた。
「んんっ、んぷっ、んん、ん・・・」
吐息とも付かない切ない音が久美の口から漏れてくる。それは、早く夢中になって全てを忘れたいという気持ちの表れかもしれなかった。
「もうなんにも我慢しなくて良いからね」
そう言うとキスをしながら幸一の右手は久美の乳房を可愛がり始めた。しかしまだそれは先程とあまり変わりのない、撫で上げるような愛撫だ。
「んんっ、んうぅっ、んあぁっ・・・」
巧みな幸一の愛撫に久美が声を上げ始め、弾んできた息でキスが上手にできなくなると幸一は腕枕をしている左手で久美の項を撫でながら、
「だいぶ感じやすくなってきたね」
と言って指の愛撫の代わりに顔を埋めて項を舐め上げ始めた。それはゆっくりとした丁寧なものだったが、久美は幸一の予想以上に反応した。
「あああっ、はああっ、あうっ、ああうぅっ」
久美は今度ははっきりとした声を上げ始めた。幸一が細い項を撫で上げる度に少女はどうしようもない、といった感じで声を出し始めた。声を出すと言うよりは口から漏れるといった感じだ。
少しずつ久美の声がはっきり、大きくなってくる。久美はシーツをぎゅっと握って快感と更に大きくなった予感を我慢しようとした。しかし、もうここで我慢しても仕方がない。久美にはベッドに入ったのだからもうこれ以上我慢しても仕方がない、と言う思いも確かにあった。
「さあ、今度は久美ちゃんが大好きなことをしてあげる」
幸一がそう言うと、久美は喜びと言うよりは恐れを浮かべた表情で幸一を見つめながら、静かに両手を挙げて今度は後ろ手で枕をしっかりと掴んだ。両手を挙げたことでよりはっきりと突き出された乳房が無防備に幸一の前に差し出される。これが幸一がベッドで久美の乳房を愛する時のスタイルなのだ。
幸一はまず両手の指で丁寧に久美の乳房をゆっくりと撫で上げた。それは焦らすためではなく感覚を盛り上げるための愛撫なので、両手の指を全て使い、先程よりは強く、そして先端ぎりぎりまで撫で上げられた。
「ううぅぅーーっ、うううぅぅっ、はううぅぅっ」
これだけの愛撫で直ぐに久美は枕をぎゅっと握りしめて身体を仰け反らせ始めた。身体が反応するのは自分でもどうしようもない。久美は幸一がおねだりの許しを出すまでこのまま耐えなくてはいけない。幸一はたっぷりと久美の身体が感じやすくなるまで何度も指を使った。
そしてゆっくりと指が乳房の膨らみを先端に向かって撫で上がる度に久美の足が縄をなうように擦り合わされ、上半身が指先を求めて乳房を突き出すようにぐっと仰け反るようになると、
「さぁ、おねだりしてごらん」
と言った。
既に久美は指の愛撫を受け始めた時からその言葉を待ち焦がれていた。仰け反って声を上げながら、幸一に次のはっきりとした愛撫をしてもらえる言葉を言いたくて仕方がなかった。もう久美が口にする言葉は決まっていた。既に選択の余地など無いのだ。
「私の・・・・・おっぱいを・・・たっぷり・・・・・・揉んで下さい。・・乳首も・・・・お口と指で可愛がって」
久美は教えられた言葉を単に機械的に発したつもりだったが、その言葉には久美の認めたくない実感が隠っていた。
「良い子だ。ご褒美だよ」
「あああぁぁぁーーーーっ、ああぁぁっ、あうううっ、あうぁぁぁーーっ」
幸一はまず、横になっても全く高さの変わらない弾力のある乳房を両手でゆっくりと揉み上げ、手の中で弾む感触を楽しみながらたっぷりと久美の声を搾り取った。
久美は必死に枕を握りしめ、軽く身体を捻りながら足を擦り合わせて快感に耐えている。久美の口から漏れ出す声には明らかに喜びが溢れていた。幸一は何度も揉み上げ方を変えながらきめの細かい肌の少女の乳房をたっぷりと楽しみ、久美を抗うことのできない快感の海の中に引きずり込んでいった。
やがて久美の身体が乳房の刺激に慣れてきて声が小さくなると、今度は指で先端の敏感なツンと尖った部分を可愛がり始めた。
「ああんっ、ああうんっ、あんっ、あんっ、あああっ、くうっ」
今日はまだ一度も触られていない乳首を可愛がられた刺激は強烈だった。既に尖りきっている少女の乳首は久美が必死に我慢しようとすればするほど感度が良くなってくる。幸一が乳首を可愛がる度にびんっびんっと久美の身体が仰け反り、両足がぐっと縄をなうように擦り合わされる。
久美の身体には強い快感の電流が何度も走り、更に指が乳首を優しくこりこりと可愛がると久美の身体はベッドの上で何度も大きく撥ねた。
「はうぅっ、あああぁっ、くううっ、あうぅっ・・・」
さらに幸一は指の次は口を使って久美を可愛がり始めた。ゆっくりと口を乳首に近づけていくと、それを察した久美が、
「待って、少し待って、お願い、少しだけ」
と、あまりに感じたために休憩を欲しがったが、幸一はそれを許さなかった。
両手で握り締められた固い乳房の先端に幸一の口がゆっくりと近づくと、久美は小さな恐れと諦めと期待の混じった複雑な表情で幸一の口を見つめていた。そして久美の目の前で小さな乳首が幸一の温かい口の中に入り、幸一の舌がそれを転がし始めた。
「あーーーーーーーーーっ」
久美の身体は鋭くビンと仰け反り、幸一が口を離すまでそのまま仰け反ったり身体を捻ったりしながら声を上げ続けていた。幸一が隣の乳首へと口を移している間、
「お願い、もうだめ、お願い、待って・・・」
と切なく懇願していたが、
「そんなおねだりをしたら悪い子だよ」
と言うと、
「ほら、もっと感じてごらん」
と言ってもう一方の乳首を口に含んだ。
「ああぁーーーーーっ、あうぅーーーーっ、うーーーーっ」
久美は足を擦り合わせながら身体を捻って感じ続けた。久美自身、どうしてここまで感じるのかよく分からなかった。しかし、心の底ではそれをどこかで望んでいる自分がいることに気がついていた。
猛烈な快感に声を上げながら、久美はどこかで幸せを感じていたのだ。それは女としての本性なのかもしれなかった。
幸一は更に乳首を口で丁寧に転がして久美を喜ばせてから、今度は何度も指で唾液で濡れた乳首を可愛がった。乳房を揉み上げられて乳首を指で転がされることで、久美は連続して乳房全体から発する快感に声を上げて悶え続けた。
やがて幸一は乳房をたっぷりと可愛がって満足すると、
「こうする度に感じやすくなるね。気持ち良かった?」
と久美の耳元で囁いた。
久美は息を弾ませながら何も言わなかったが、その眼はたっぷりと潤っており、この小柄な美少女が満足していることは明らかだった。幸一は次に、
「さぁ、久美ちゃんの大切なところを見せてごらん」
と言って久美の足を開き、秘部に顔を近づけた。薄暗い部屋の明かりの下で既に濡れている部分がてらてらと光っている。
「いや、見ないで」
久美は足を閉じようとしたが、たっぷりと感じた後なのであまり力が入らないのか、軽く抵抗しただけだった。そして敏感な秘核に幸一の息がかかると、
「あぁっ、だめっ」
と声を上げて、足から力が抜ける。
「ほうら、こんなに敏感になってるくせに。我慢しなくたって良いんだよ」
わざと幸一は息をかけながら久美の足を大きく開いていく。
「だめぇ、ああぁっ、そんなに息をかけられたら・・・ううっ」
「優しく感じさせてあげるから、もっと足を開きなさい」
幸一は更に大きく足を開き、久美の膝の裏に手を当ててぐっと全開にしてから更に左右に大きく開いた。
「そ、そんなにされたら・・・・あぁっ、息をかけないで・・・・」
「どうして?息をかけられたらどうなるの?」
「ああん、そんな近くで話さないで・・・・もう、もうっ」
「どうなるのかな?」
「ああぁぁっ、いやぁ、早く、早くするならしてっ」
「どうして欲しいの?おねだりしてごらん」
久美は身体が限界に来ていてもこの言葉がなかなか言えなかった。
「ああぁっ、早くっ」
教えられていても、この言葉だけはなかなか言えるものではない。もちろん、経験豊富な少女なら苦も無く言うのだろうが、久美はまだバージンなのだ。
「いやぁ、早くぅっ」
「まだ言えないの?」
「言えません。お願いですから、早くしてくださいっ」
久美が限界に来ていることは分かっていた。しかし、幸一は久美がおねだりをするまでは満足させるつもりはなかった。
「ちゃんと覚えてるでしょ?目をつぶって言ってごらん」
「いやぁ、早くぅっ、お願いですからぁっ」
久美がどうしても言おうとしないので、幸一は更に責めてみることにした。舌の先で秘部の直ぐ横の毛の生え際をチロチロと舐めてみる。その効果は絶大だった。
「いやあぁぁぁっ、そんな事しないでぇっ」
久美は敏感な部分の直ぐ横を舐められ、自分が欲しがっているのとは違う感覚を与えられて激しく嫌がった。もう、我慢できなかった。自分の腰が動きたがって仕方がない。しかし、まだ幸一の愛撫も受けていないうちから腰を動かしておねだりするなど絶対に嫌だった。
「ああぁ、幸一さん、私の・・・・・クリトリスを・・・・優しく・・・・舐めて・・・・ください」
「こう?」
幸一は舌全体でゆっくりと舐め上げてやった。
「あぁぁぁぁぁぁーーーーーっ、あああぁぁぁーーっ」
久美は仰け反って快感に耐えたが、幸一の舐め方がゆっくりなので腰がどうしても跳ね上がろうとする。しかし、腰を動かすと幸一は舌を離してしまい、久美の好きにはさせなかった。気持ち良い。確かに気持ち良いのだが、久美はもっと強く舐めて欲しかった。
「どうしても腰が動いちゃうのかな?」
久美の身体がもっと強い愛撫を望んでいることを見通している幸一がちょっと意地悪な声で言った。
「そ、そんなこと・・・・」
「それじゃ、両手で頭をしっかりと支えてごらん」
幸一はそう言うと、久美の両手を自分の頭に当てさせた。
「何をさせるの?」
久美は幸一の頭に自分の手を当てながら不思議がったが、幸一は何も言わなかった。しかし、次に幸一が舐め始めたとき、久美はその意味を悟った。
「ああぁっ、こんなことっ、いやぁっ、あああっ、だめぇっ」
幸一がゆっくりと舐め始めると、久美は自分でも意識しないうちに幸一の頭を自分の秘部に押しつけ、腰を使って快感を貪り始めた。頭の芯までビンビン快感が響いてくる。どうしてこんな事をしているのか、自分でもこんな事はしたくないのだが、こうすれば確実に快感が手に入る。
更にこうすれば幸一に焦らされることがないのだ。本当に自分ではそんなつもりが無いのにどうしても手と腰が動いてしまう。しかし、自分自身想像すらしたことのない痴態を晒すことになり、恥ずかしくて死にそうだった。しかし、久美の身体は何度も何度も確実で強い快感を欲しがり、久美は声を上げながらそれを貪った。