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第 47 部
特に、二人が終わる瞬間は壮絶な生命のドラマ、と言うにふさわしい輝きを持っていると思った。ただ、今までどちらかというと奥手だった久美には、最初から最後まで驚きの連続だった。その中で一番驚いたのは、自分がそれに慣れてしまったことだった。さすがに見られる恥ずかしさは無くならないが、今は幸一に肌を触られても殆ど違和感がない。そして今では果てた後に自分から幸一に指を這わせることもできるようになっていた。
今日、リビングで愛された時にはあそこまで徹底的に愛されるとは夢にも思っていなかった。きっと最初なんだから簡単に済ませてお終いになると思っていた。しかし、リビングで半分裸にされて指で十分に感じさせられてからベッドに行き、たっぷりと愛されてから幸一の巨大とも言える肉棒を挿入されて初体験を済ませた時、自分でももう少し大きな感情の波が来ると思っていたが、実際はそれほどではなかった。ただ、今でも口の中に入れるのもやっとなほど大きい肉棒が自分の中に入ったことだけは不思議な気がした。
初体験の後、確かに最初の予定通り涙を流したが、余り余韻に浸る間も無く直ぐに次へと雪崩れ込み、自分が四つん這いで幸一の上になって一回、それからバックで一回、そして最後は自分が馬乗りになって一回してから普通の格好で一回と、している時は夢中で分からなかったが、終わってみればまるでアクロバットだと思った。ただ、久美の記憶にはしっかりといろいろな体位で結合して声を上げている自分がはっきりと残っていた。
『アクロバット』という言葉に反応して自分でくすっと笑ったところまでは覚えているが、そこから久美の記憶は途切れた。そして幸一が起こすまで死んだように眠り続けた。
「久美ちゃん、起きなさい」
幸一がそう言って全裸の久美を起こした時、久美は完全に寝ぼけていた。そして全裸のままバスルームに連れて行かれてシャワーの前に立たされ、ぼうっとした身体にぬるいシャワーを浴びたところでやっと目が覚めた。
幸一はシャワーを出すと直ぐに出て行ったが、意識がはっきりしてからは『わっ、幸一さんに見られた!』と言うのが最初の印象だった。やはりベッドの上で見られるのとシャワールームで見られるのは全然違う。幸一は久美に気を使って、脱衣所もシャワールームもダウンライトしか点いていなかったが、明るさの問題ではなかった。
ただ、シャワーを浴びていても自分の身体が猛烈に怠い。熱いシャワーにしてからは少し良くなったが、身体中に錘を下げているような感じがした。そして、セックスに夢中になっていた間は痺れたような熱いような感覚だけだった秘部が、今ははっきりと痛みを訴えるようになっていた。特に入り口の辺りがかなり痛い。それは真っ直ぐに立っている時はそれほどでもないのだが、ちょっとしゃがんだり、片足に体重がかかったりした時にずきんと痛みが走り抜けた。
幸い、もう出血はしていないようだったが、その痛みは久美が少女から大人への階段を上がり始めた明確な証拠と言えた。もし手鏡があったらどれくらいの傷なのか確かめてみたいほど痛みが走り抜けることがあったが、さすがに幸一のマンションではそんなことなどできるはずもなかった。
久美がシャワーから出てくるまで三十分以上かかった。幸一は久美が疲れた顔で身体を引きずるように歩いてくるのを見て、やはり初体験は大変なことなのだと思った。
「久美ちゃん、大丈夫?」
「はい、なんとか・・・・」
「痛いの?」
「やっぱりちょっと・・・・、でも、大丈夫です」
「出血してた?」
「ううん、大丈夫みたい」
「痛み止め、あげようか?」
「あんまり薬は飲みたくないんです。きっと家で寝れば直るから」
「今、紅茶、入れるからね」
幸一はそう言ってソファから立ち上がろうとしたが、
「ごめんなさい、幸一さん」
「どうしたの?」
「タクシー、呼んでもらって良いですか?」
「お茶くらい飲んでいけば?」
「とっても疲れてて、早くタクシーに乗らないと眠っちゃいそうで・・・・」
「泊まってく?」
「英二がいるから。帰ります」
「直ぐに?」
幸一はもう少し久美と一緒にいたかったし、できればもう一度キスくらいゆっくりと楽しみたかったが、幸一自身もかなり疲れていたので久美の言うことを聞くことにした。久美はじっと黙って幸一の返事を待っている。
「分かったよ。・・・・サトミ」
「はい、どうしたの?」
「タクシーを呼んで」
「はい、タクシーですね。どこにしますか?」
「京浜第一タクシー」
「はい、京浜第一タクシーを呼びます」
久美は疲れた青白い顔でサトミの声を聞きながら、『もうこの声にも驚かなくなったな』とぼんやり思った。
「タクシーが来るまで何か、飲む?」
幸一がそう言うので時計を見ると、既に2時近くなっていた。家に帰っても間違いなく英二は寝ているが、時々早起きすることもあるので朝ご飯をちゃんと食べさせられるか不安だった。
久美は椅子に座ろうとせずにずっと立っていた。椅子に座ると眠ってしまいそうだったし、きっと座れば痛みが走ると思った。
「幸一さん」
「うん?」
「キスしてくれます?」
「どうしたの、急に?」
「何となく、なんですけど・・・」
幸一は久美が動こうとしないので、立ち上がって久美の立っている場所まで行き、そっと抱きしめて唇を重ねた。久美は静かにそれを受け止め、幸一に静かに抱かれていた。幸一は唇を重ね、舌を絡めてから、首筋まで優しく舌を這わせていったが、久美は静かに喘ぐだけでじっとそれを受け止めていた。
ふと久美を見ると、目に涙が浮かんでいた。
「悲しいの?」
「ううん、そうじゃなくて・・・・・」
「後悔してるの?」
「違います。・・・たぶん、嬉しいのかな?」
「久美ちゃん、初体験を許してくれて、嬉しいよ」
「・・・・・・・・・・・」
「どうしたの?」
「ごめんなさい。良く分かんない・・・・」
久美の大きな目から涙が流れ落ちた。
「久美ちゃん・・・・・・」
「ごめんなさい。嫌じゃないの。たぶん、でも、本当に分かんなくて・・・」
幸一はもう一度キスをしに行った。今度はさっきよりもしっかりと舌を絡め返してくる。
「久美ちゃん」
「幸一さん、しっかりとキスして。口だけじゃなくて首にも」
「うん」
「はぁ、はぁ、はぁ、あん、シャワー浴びたから幸一さんの匂いが消えちゃったの。だからしっかりと幸一さんの匂いを付けて。家に帰っても幸一さんと一緒にいられるように。あぁぁ、あん、幸一さん・・・好き・・・」
久美は幸一の腕の中で静かに喘ぎながら幸一の口が首筋を這い回るのを感じていた。このままどこかに落ちていきそうなそんな怖さが心の中で渦巻いていた。
ただ、幸一がスカートの中に手を入れようとすると、
「ごめんなさい。もうダメ」
とはっきり拒絶した。
「痛いの?」
「そう・・・」
「久美ちゃん、それならおっぱいは良い?」
「え?」
「おっぱいを愛しても良い?」
久美は少し迷った。しかし、直ぐに、
「・・・・・はい」
と小さな声で言った。
「ベッドに行こうか?」
「ううん、このままでして・・・・」
「立ったままで?」
「そう。電気を消して」
「わかったよ」
そう言うと幸一は部屋の電気を消し、久美にもう一度キスをしてから制服のリボンの裏のホックを外してジッパーを下げた。久美は大人しくじっとしている。幸一はそのまま胸元に唇を這わせていった。
「はあぁぁんっ、まだ感じるぅッ」
「強すぎた?」
「大丈夫。でも、しっかり抱いていて」
「うん。わかった」
幸一は久美の小さな胸元をゆっくりと愛しながら、背中へと手を回してブラジャーのホックを外した。久美は何も言わない。
「可愛いよ」
そう言うと幸一はブラジャーをたくし上げ、制服の下から今日たっぷりと愛したばかりの乳房を露わにした。重力の影響を受けないほど固く張り出した膨らみは絶妙なカーブを描いており本当に素晴らしい。少し小さめだが、ぷっくりと突き出した膨らみの先端にまだ色の淡い乳首はほんの小さくだが尖っており、それは久美と幸一のみが分かる程度でしかなかった。久美はじっと目をつぶっているが、幸一の視線は痛いほど感じた。
その中に包まれていた可憐な膨らみに口を這わせる。左手で久美を抱きしめ、右手で乳房を優しく揉み上げながら右の乳房に軽く吸い付き、舌で乳首を転がす。
「ああんっ、はぁッ、幸一さんっ、はんっ、あうぅっ、身体が、身体が熱くなるぅッ」
久美は可愛らしい声で喘ぎながら幸一に乳房を愛される喜びを実感していた。身体が再びぼうっとしてくる。一瞬、久美はこのままベッドに運ばれるかも知れない、と思った。
突然、チャイムと共に大画面テレビにタクシーの運転手が現れ、
「京浜第一タクシーです」
と言った。久美は慌ててテレビ画面に背を向けて手で胸を隠したが、直ぐに自分が見られることはないと気が付くと、
「幸一さん、ありがとう」
と言って両手を幸一の首に回して引き寄せ、チュッとキスをしてくれた。そして素早くブラジャーを止めて服を直すと、
「幸一さん、ありがとう。絶対に今夜のことは忘れないと思うの」
と言って支度をして帰って行った。
幸一は久美が帰ってがらんと広くなった部屋で、じっと久美の座っていた場所に視線を移しながら、再びウィスキーをロックでゆっくりと味わい始めた。
やはり久美は最高だった。今日、初めて久美の全てを徹底的に愛したが、スタイルの素晴らしさもさることながら、最初は恥じらいながら徐々に感じ始め、だんだんと感じていくプロセスは幸一に限らず全ての男を夢中にさせるだけの魅力がある。そして、完全に夢中になっている時は制服姿の久美からは想像できないほど大胆な仕草も見せるし、逆に恥ずかしがったりもする。久美の中はまだこれからだが、それだけで男を夢中にさせる素晴らしさも持っている。正に宝石のような少女と言えた。
幸一は、今帰ったばかりなのにもう再び久美を欲しがっている自分に気付くと、完全に久美にのめり込んでいることと実感した。