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第 61 部
「あ・・・、アンッ」
「当たってるの?」
「そう、でも、ここからどうするの?」
「久美ちゃんが自分で覚えるしかないよ。いろいろ試してごらん」
幸一は自分の上で四つん這いになっている久美の綺麗な乳房を見ながらそう言った。久美ほど可愛い子なら、きっと高校では久美を思い出して夜を過ごしている男子生徒も少なくないはずだ。その男子に今の久美の姿を、この目の前の透明感のある乳首の色を、そしてこの先端を舌で転がした時に久美が上げる声を見せつけてやりたい気持ちになった。『あれ?俺って久美ちゃんは俺のものって思ってるんだ』幸一は自分が本気で久美のことが大好きだと言うことが分かって、何となく嬉しかった。
「ああん、幸一さん、上手く入らないぃ」
久美は腰の位置が決まらずに幸一の目の前の乳房を細かく揺らしながら甘えるように言った。元々肉棒を入り口に押し付けるだけで刺激が強いのに、それを中に受け入れるとなると初心者にはかなり難しい。それでも幸一は久美にそれを要求した。
「ダメ、もっとがんばってごらん」
久美は最初、自分の体勢をかなり気にしていたので秘部で肉棒を擦り上げるばかりで、それで感じて声を上げて恥ずかしがっていたが、次第に度胸が付いてきたのか、肉棒の先端の位置を合わせてから後ろに突き上げるようにすれば滑らずに中に納められることに気が付いた。
「ああんっ、先っぽが、入ったッ」
「そのまま入れてごらん」
「あんあん、あうぅぅんっ、やぁッ、外れたぁ」
「もう一度だね。でも、やり方が分かったから楽だろう?」
「はぁ、はぁ、はぁ、もう、これだけで疲れちゃうのぉ」
そう言いながらも久美は、今度は直ぐに先端を入れることに成功した。
「こんなに大きいなんて入らないぃ、少し小さくしてぇ」
「何言ってるの。さっきは殆ど入ってたよ」
「そんなの無理ぃ。あん、あん、ううぅぅぅぅ・・、はぁはぁはぁはぁ」
久美はどうやら半分近くまで入れることができたが、中に納めてしまうと今度は自分の身動きが取りにくくなる。
「動けない・・・・。ダメ、もう動けない・・・。お願い、ここから先は幸一さんが入れて」
自分の上に四つん這いになった少女が肉棒を納めようと健気にチャレンジを繰り返す姿を見ながら、幸一はこの少女を最初にベッドに降ろした時のことを思い出していた。あの時は人形のように全く愛撫に反応しなかったし、じっと冷たい目で幸一を見つめるだけだった。それが今は全裸で自分から上になって肉棒を欲しがっている。幸一は頭の中で全裸の久美に制服姿を重ね合わせ、久美の喘ぐ姿をあの日頑なにじっと耐えている姿に重ね合わせた。
更に少しずつ肉棒が入り始めた。久美がしっかりと体重をかけ始めたのだ。肉棒がゆっくりとブツブツでいっぱいの肉壁の中に入っていく。
「うぐぅぅぅっ、はあぁぁぁぁぁぁぁぁ、奥まで来たぁ」
「ちゃんと入れられたらご褒美があるからね。まだまだ入れられるでしょ?」
「はい・・・」
「がんばれ」
久美は最初、少しはしゃぎ気味だったのだが、だんだんと真剣になった来たらしく、言葉遣いが変わってきた。
「ああぁん、こんなこと、私がするなんて信じられない」
「良いかい、久美ちゃんがこんなことをするのはここだから。良いね?ここだからできるんだよ」
「はあぁぁ、くぅ、・・・・そうかも・・・知れない・・・、かなり・・・来た・・・」
「もう少しだね」
「しっかりと押してるのにぃ、入ってこないの・・・」
2/3ほど入った所で久美は自分で入れられなくなった。いろいろな角度で押して試しているのは幸一にも良く分かるのだが、今一歩どれも角度が合っていない。更に肉棒はここまで入れるとしっかりと肉壁に締め付けられ、肉壁自身の動きでゆっくりと撫で上げられており、少しくらい力を掛けても締め付けがきつすぎて入らなくなっていた。
「押す方向がちゃんと合ってないんだよ。自分の身体の中に入ってる角度を考えてごらん」
「そんなこと、私には無理・・・・はぁ、はぁ、はぁ、ダメ、少し休ませて」
「もう少し入れてからの方が良いよ。今止めると中途半端だから、もっと入れた方が帰って動きやすくなるよ」
「くぅぅぅ、あと、どれくらい?」
「もう2センチくらいかな?」
「そんなにいっぱいは無理、もう、殆どいっぱいなのぉ」
「大丈夫。ちゃんと入るよ」
「お願い、幸一さん、何とかして、これ以上は無理ぃ」
久美はだんだんへとへとになってきた。肉棒を中に納めるまでの間は久美自身の力で身体の体勢をしっかり保っていなくてはならない。それまでの間は快感を無視して中に入れることに集中しなくてはいけないのだ。それが久美にはかなり辛かったようだ。
「お願い。ね?良いでしょ?」
久美はそう言うと、幸一の身体の上にゆっくりと自分の身体を倒してきた。幸一はまず久美の髪を優しく撫で頭を起こして身体を少し縮める感じで久美にキスをしながら久美の腰に手を回した。
「良いかい。もう少し入れるよ?」
そう言うと久美は喜んでキスをしてきた。そしてゆっくりとだが夢中になって舌を絡めてくる。久美の身体は少し汗ばんでおり、幸一の想像以上二組には大仕事だったらしいことが推測された。そのまま久美の腰を持ってグッと押し付けると同時に腰を浮き上がらせると、肉棒は更にズブズブッと中に入っていった。
「ぐぅぅぅぅーっ」
久美は唇を合わせたまま少し変な声を出した。幸一の舌が久美の口に入ろうとするが、ギュッと歯を食いしばっているので中に入れず、空しく久美の唇を舐め回すだけだった。
「ほら、入ったよ」
「す、凄い、まだ入った・・・」
「そうだよ。さっきだってここまで入ったんだから」
「おっきい、凄くおっきい・・・中が無理やり押し広げられてる」
「久美ちゃん、感じてきたら言うんだよ」
「はい」
久美はそう言ったが、既に身体は快感に飲み込まれそうになっていた。ただ、下になっている時と違ってどう動けばいいか分からないので我慢するしかないのだ。
「久美ちゃん、気持ち良いよ」
「私も・・・・感じてきたの」
久美は幸一の胸板に掴まる感じでじっと予感に耐えていた。先週の初めての時もこの体勢でしてもらったはずなのだが、あの時は夢中で今は記憶が途切れ途切れになっている。
久美の潤いは十分ではあったが、簡単に動けるほどの量でもなかった。潤いが少ない分、肉壁の動きは二人にダイレクトな快感を与えている。
幸一は肉棒の先端の裏に固い肉の粒々が当たっており、それがくすぐったいような気持ち良さで我慢できなくなりそうだったし、久美はこのまま腰を持ち上げて下ろせば出没を楽しめるのではないか、と言う予感と戦っていた。
先に音を上げたのは久美だったが、動いたのは幸一だった。
「幸一さん、もう、これ以上は無理。して」
「俺も無理だよ。動くよ」
そう言うと幸一は軽く腰を突き上げた。
「はうぅぅっ、ああぁっ、下からッ、ぐぇぇっ」
久美は突き上げられる出没を初めてゆっくりと味わった。もちろん、出没のストローク自体はかなり小さいが、久美にはそれで十分だった。じっと幸一に抱きついて小さな声を上げていた久美は、だんだん快感が増してくるとどうしようもなくなってきた。
「お願い、我慢できなくなりそう・・・・おかしくなっちゃう・・・」
そう言いながら幸一の胸元で喘いでいたが、とうとう我慢できなくなると、
「ああぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーっ」
と頭を仰け反らせると両腕をしっかり突っ張って四つん這いのまま上体を起こした。
「ああん、ああん、あん、アンッ、これ、最高、凄いっ、あうぅっ、はあぁっ」
しかし幸一は久美にこのままただ感じさせておくつもりはなかった。
「久美ちゃんも自分で動けるようにならないとダメだよ」
と言うと、動きを止めてしまう。
「ああん、意地悪ぅ、幸一さん、ねえ、ああんっ、いやぁ」
「久美ちゃんは自分で覚えなさい」
「いやぁ、そんなに覚えたら直ぐに上手になっちゃうぅ」
「もっと上手になればいいじゃない」
「いやぁ、あんまり上手になったら幸一さんに教えて貰えなくなるぅ」
「久美ちゃんが自分で腰を動かして感じる姿が見たいんだ」
「いやぁ、きっと幸一さんは私のこと興味なくなるぅ」
「そんなこと無いよ。ほら、動いてごらん」
そう言って幸一は腰をグンと突き上げた。
「あうぅっ、まだ入ろうとしてるぅ」
「さぁ、動いてごらん」
「幸一さん、嫌いにならない?覚えても良いの?」
「うん、いいよ」
「本当?ほんとに本当?」
「そうだよ」
「ああああぁぁぁッ、もう我慢できないっ、早く早くぅっ、はうっ、はうっ、はうっ」
久美は我慢の限界を超えると、不器用に自分の腰を上下させ始めた。まだ全然上手ではなかったが、感度の良い身体は小さなストロークでも十分に感じる。
どうやら久美は、腰を持ち上げるのではなく、腰をグッと幸一に押し付けることで身体を安定させたまま出没を楽しむことを覚えたようだった。
「幸一さぁんっ、私が自分でしてるぅッ」
久美はクネクネと腰を動かしながら自分自信の行為に感じていた。
「よし、ご褒美を上げないとね」
「ご褒美、ご褒美してぇ」
幸一は下向きに尖っている久美の乳房を指先でからかうように可愛がり始めた。それは久美が欲しがっているほどの快感ではないが、肉壁がギュッと締まり更に快感が増す。
「ああんっ、それだけじゃいやぁっ」
久美は胸を突き出すようにして幸一の指をもっと欲しがった。自分が上なので秘核を自分で幸一に押し付けているのだから乳房からの快感が増幅される。だからこそ久美はもっと欲しがった。
「幸一さんっ、ああん、意地悪はいやぁ、ちゃんとしてぇ、ねぇ、ねえっ」
久美は身体を前後に揺すって肉棒を味わいながらもっと乳房を可愛がって欲しがった。
「久美ちゃん、上手だよ。このままもっと身体を動かしてごらん」
「ああん、もう少し強くぅ、あうぅッ、もっとぉ、意地悪ぅッ、もっとおぉぉっ」
久美はもう完全に夢中になっていた。久美が夢中になった分、肉壁は素晴らしい締め付けで肉棒を離そうとしない。先端にも粒々がしっかりと当たってきて、時折ギュッと扱いていた。一度放っていなかったらきっと幸一とていくらも持たなかったろう。
「幸一さん、素敵、ああん、こんなこと教えるなんて、私、上になってるのにぃ」
「久美ちゃん、ほうら、もっと感じてごらん」
幸一も夢中になってきた。だんだん乳房への刺激が強くなり、ついには両手で硬い乳房を揉み回しながら腰をグングンと突き上げ始めた。
「ああぁっ、だめぇっ、覚えちゃうっ、覚えちゃうぅっ、はうぅっ、あーっ、嫌いになっちゃいやぁっ」
そう言いながら久美は幸一の上で身体を揺すり、天国への階段を上り始めた。どちらが先に果ててもおかしくはなかった。久美の身体の中には新しい予感がどんどん膨らんできた。分かってはいても久美自身ブレーキを掛けることなどできなかった。二人は一気にゴール目指して駆け上がっていった。