第　８４　部

「ああぁぁっ、幸一さんっ、はうぅぅぅ、そんなに舐めちゃだめぇぇ」

すると幸一は久美の腰をグッと引き寄せると潤いを湛える部分に顔を埋め、更に大胆に、大きく、強く舐め始めた。

「いやぁぁぁぁぁーーっ、だめぇぇっ・・・・・そんなにされたら・・・・っちゃうぅっ」

久美はこのまだだと確実に昇天すると思った。既に腰はがっちりと抱え込まれているので一切逃げ出すことはできない。

「いやぁっ、いやぁぁっ、このままはいやぁぁッ、あうぅん、こんなに直ぐはいやぁっ」

久美はだんだん近づいてくる予感に、あの感覚がもうすぐそこまで来ているのを感じていた。もうどうにもならない。今はただ、夢中になることしか頭になかった。

幸一は久美の切羽詰まった声を聞きながら、慎重にタイミングを計っていた。

「お願い、ああぁぁっ、もう、もうダメになるぅぅ、ああぁぁぁぁっ、もうっ」

その時、幸一は秘部から口を離して舐めるのを中断すると、久美の秘口にライトを当ててじっと見た。元々久美の秘口はまだほんの少女のようで、一本の小さなスリットがやっと入り口らしくなり始めたばかりだった。しかし、今、幸一が目にしているのは秘口全体がギュッと小さくなった姿で、秘核は完全に一回り大きく尖っていた。

「・・・・・え？・・・・・いや、いやっ、いやぁぁぁっ」

中断された久美は一瞬ぼうっとしていたが、直ぐに幸一が何をしているのか悟った。

「いやぁっ、見ちゃいやぁぁッ、見ないでえっ、あうぅっ、はぃぃっ、わぅぅぅっ」

久美が嫌がると幸一はすかさず舐め始めた。たっぷりとした舌がゆっくりと久美の秘口と秘核を舐め倒す。そしてそのスピードがだんだん速くなり、久美が夢中になると顔を離して秘部を観察した。

「はぁッ、はぁッ、はぁッ、はぁッ・・・・・・いやぁぁっ、見ないでぇッ」

久美は感じて火照っている部分に幸一の熱い視線を感じ、激しく恥ずかしがった。

「久美ちゃん、あそこ、とっても可愛いよ」

「お願い、見ちゃ嫌、恥ずかしい。お願い、はうぅぅっ、くううぅぅっ」

「可愛らしい所が、すごく嫌らしく動いてるよ」

「いやぁぁぁぁぁぁぁ」

久美は天国と地獄を行ったり来たりしているような気がした。そして、ゆっくりと幸一が舐め始めると次に恥ずかしい思いが待っていることが分かっているのに恍惚とした世界に夢中になってしまうのだった。いつの間にか久美は自分から更に大胆に足を開き、幸一の舌を少しでも感じようとしていた。

「はぁぁッ、お願い、幸一さん、こんなにされたら壊れちゃう、ああぁぁん、だめぇっ、はうぅぅっ」

久美はどうしようもない思いに翻弄されながら、感じて、恥ずかしがった。ただ、こうやっていてもだんだんあの感覚が近づいてきているのが分かった。このまま後数回繰り返せばほんの少し舐められただけでもいってしまいそうな気がした。

だが、幸一は更に次の手を用意していた。久美の腰をがっしりと掴んでいた両手を久美の前の方に回すと、腹の方からそっと久美の上体を持ち上げて、久美を四つん這いの姿勢にした。この姿勢になると、久美が欲しがることは一つだ。

そっと幸一の手が乳房の周りを撫で始め、乳房の膨らみはじめの部分を指先で焦らし始めた。

「こ、幸一さんっ、今それをされたらっ、ああぁぁっ、あうぅぅん、はうぅぅぅん」

久美は身体がこの姿勢で欲しがることを直ぐに思い出した。ただ、いつもと違って自分の身体の下に幸一がいるので、おねだりをしていい物かどうか迷った。

「さぁ、久美ちゃん、これからどうなるのかな？」

「いやぁ、幸一さん、ライトは、ライトは許して。お願い、はうぅぅぅん、ダメえぇぇぇ、あうぅぅぅっ」

「久美ちゃん、可愛いよ。凄く小さくなってるのに、おっきく動いてどんどん流れ出してくるよ」

久美は幸一の肉棒を口に入れて、何とか気を紛らそうとしたが、口に押し付けるのが精一杯で口の中に入れると息ができなくなりそうで、肉棒をほんの少し舐める程度しかできなかった。

「ああぁぁぁっ、幸一さん、何とかしてぇ、ああああっ、本当にいっちゃうぅぅっ・・・・・・・いやああぁっ、見ないで、お願いだからぁッ」

「久美ちゃん、おねだりしたくないの？・・・・・んんっ、んんぷっ・・」

「幸一さん、上になって、このままはいやぁ」

「どうしてかな？上手におねだりしてこのままいってごらん。よく見ていてあげるから」

「イヤッ、いやぁっ、あそこを見ちゃいやぁ」

「もう、こんなに見ちゃったよ。ほうら、久美ちゃんのあそこ、こんなに小さくなっちゃって、もういきそうになってるんでしょ？」

「こんな、恥ずかしいことされて感じてるなんて・・・・・・アアン、私、変になっちゃうぅ」

「それじゃ、もう少し変になってごらん」

幸一は更に慎重に久美の秘部を優しく舐め始めた。それはかなりそっとした愛撫だったので、久美は最初物足りなさを感じたほどだったが、ゆっくりと久美を頂上に押し上げていった。

「うぅぅんっ、ああぁっ、いやぁっ、止めないで」

「言いなさい」

「気持ち良いの、アアン、ちゃんと、ねぇっ、おっぱいも可愛がってえぇ」

「それだけなの？」

「はあぁぁぁぁっ、凄くイイッ、そのままぁっ、そのままがイイッ・・・・、イヤあぁぁぁ、幸一さん、狂っちゃうぅぅっ、ねぇっ、ねえっ」

「はやく」

「幸一さん、このままだといっちゃう、早く、早くしてぇっ」

「おっぱいだけでいいの？」

「ああぁぁっ、これ以上我慢できない、もうすぐ、もうすぐなのぉッ」

「早く言いなさい」

もうこれ以上は時間の無駄だった。久美はおねだりを始めた。

「アアアッ、幸一さん、気持ち良いのぉ、止めないで、お願い、このまま連れて行って」

「・・んんぷっ、分かってるでしょ。ちゃんと言いなさい、んんぐ・・」

久美はこのまま焦らされることに我慢できなくなった。何度も頂上近くで連れ戻されていたので気が狂いそうだ。早くおねだりをして幸一にいかせて欲しくて仕方なくなっていた。

「幸一さん、気持ちイイッ、止めちゃイヤ、私のオマンコを舐めて早くいかせてっ、おっぱいも揉んでっ。もっと舐めてぇっ、はうっ、うああああぁぁぁぁーーーーいいぃぃーーーーーーっくううぅううううーーっ」

幸一の舌が力強く、それでいてゆっくりと久美の秘核を舐め倒し、久美の秘芯が舌のザラザラした味蕾に刺激されると、久美はスゥーッと頂上に連れて行かれた。快感が久美の全身を貫き、久美は息もできないほど身体を硬直させた。

更に幸一の手が下向きに硬く膨らんだ乳房を乳首ごと揉み始めると、久美は更に一段高い頂に押し上げられた。

「はうぅぅーーーーーーーーっ」

久美の秘口がギュウゥッと窄まる瞬間を幸一は確かに見た。これほど大胆に秘口が縮むとは思っても見なかった。肉棒を入れると強力に締め付けられるはずだ。更に驚いたのは秘口が縮む時、中から少し白っぽい液体がピュッと吐き出された事だ。『これが潮吹きという奴なのか・・？』幸一はそう思った。

久美は絶頂感の中で幸一に乳房を揉まれていたのでこれ以上身体を支えていられなくなり、そのまま幸一の上に沈んでいった。すると、今度は幸一が優しく背中を撫でてくれた。久美の秘口は幸一の目の前で艶めかしくキュッと痙攣を何度か繰り返し、次第に間隔が長くなっていく。

幸一は久美の身体を自分に向かせて抱きしめようとしたが、

「アンッ、ダメ、今はダメ、敏感なの・・・」

久美がそう言うと幸一はシックスナインの体勢のまま抱きしめてくれた。

久美には波状的に絶頂感が繰り返し襲ってきた。少しずつ治まっていったが、その間小さく何度もいきながら久美は恥ずかしかった。この瞬間を幸一に徹底的に見られているのだ。それも自分から足を開いて晒した秘部は幸一の目の前にあり、ライトで照らされている。久美は裸を見られるよりもずっと恥ずかしいことを幸一にされてしまい、幸一の記憶にずっと残るのかと思うと、どうしていいのかわからなかった。

ただ不思議なことに、恥ずかしいのと同時に不思議な幸福感も感じていた。自分の全てを幸一に見せた、と言う安心感のようなものだ。これ以上隠す物はない、と言う吹っ切れた感触も少しはあった。

「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ・・・・・・・」

「久美ちゃん、こっちへおいで」

「ごめんなさい・・・・・・。身体が動かないの。もう少し待って」

久美は更にしばらく幸一の上で身体を休め、幸一の肉棒に時折頬摺りしていた。それくらいしか今の久美にできることはなかった。絶頂感が治まると、久美は少しの間、放心状態になった。まだ足を開いたままなのだが、不思議にもう恥ずかしさはない。そんなレベルは超えてしまったのだ。

やがて久美がゆっくりと身体を起こすと、幸一の腕の中に入ってきた。

「どうだった？」

久美は幸一の胸に頬を擦り付け、

「意地悪」

とだけ言った。

「お口でいくのも良いでしょ？」

「お口でいかされるのがあんなに凄いなんて知らなかった」

久美はそう言いながら、自分で凄いことを口にしていると思った。

「久美ちゃんがしっかりとおねだりしてくれて嬉しいよ」

「幸一さん、私、何を言ったか良く覚えてないの」

「ほんと？」

「そう、夢中だったから・・・・・」

「本当に覚えてないの？」

「教えて」

幸一は久美が口にした通りに繰り返した。久美は幸一に言われてみて、確かにそんなことを口にしたような気がしたが、

「そうなんだ・・・・・」

とだけ言った。ただ、夢中だったとは言え、自分でしゃべったとは思えない言葉に想像以上に幸一に開発されていることを実感した。

「疲れた？」

「うん」

「少し眠る？」

「いやぁ、このまま寝たらきっと帰る時間まで起きないから」

「でも、だいぶ疲れたでしょ？」

「もう、クタクタぁ。休んでる暇がないんだもの。幸一さんたら次から次に凄いんだものぉ、こんなに何回もぉ」

「まだそんなにしてないよ」

「こんなにされたら私、壊れちゃうぅ、もっと大切にしてくれないとだめぇ」

「もっと、そっとしたほうがいいの？」

「え？」

「もっと、そっとそっと繰り返した方が良いの？」

「ええっ、それって焦らすって事ぉ？それはいやぁ、これ以上されたら壊れちゃうからぁ」

「久美ちゃん、とにかく一度シャワーを浴びておいで、さっぱりするよ」

「さっきも浴びたのにぃ」

「一緒にシャワー、しようか？」

「いやぁっ、絶対にダメッ」

「それじゃ、このまま抱きしめていてあげる」

「そんなことされたら安心して寝ちゃう。シャワーに行ってくるから待ってて」

久美はそう言うと幸一にキスをしてシャワーを浴びに出て行った。