康司は未来が少しずつ我慢の限界に近づいていることを表情と吐息から確認すると、

「いいかい、して欲しくなったら、ちゃんとおねだりするんだよ」

と耳元で甘く囁く。その声の息がかかっただけで未来のうなじはくすぐったいようなどうしようもない感覚を溢れさせ、未来は首をすくめるようにして喘いだ。

「ああっ、ううん、だめ・・・・」

「どうしたの未来ちゃん、何がダメなの?」

康司は指先を主体とした愛撫から、掌全体を使ったゆっくりとした愛撫に変えながら未来に答えることを求めた。

「あ・・・ああ・・・ああん・・・それは・・・・」

「あれ?あんよが動いてるのかな?どうして?」

ハッとした未来が無意識に擦り合わせていた足の動きを止める。これで未来は更に過酷な焦らしに耐えなければいけなくなった。

「いや・・・・言えない・・・ああっ、くうぅっ・・・は・・・はうぅっ」

「ちゃんとおねだりできるかな?」

「いやぁ・・・ああんっ・・・・言うのはいや・・・・いやあ」

「どうして言えないの?して欲しくなってきたんでしょ?」

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、ああんっ、あっ・・」

「まだ言えないのかな?」

未来は官能の火に煽られながら、必死に我慢を続けていた。康司の方からしたいようにするなら仕方ないことだが、自分からおねだりするのは絶対に嫌だった。それに、今自分から求めたら、自分が自分でなくなってしまいそうな、そんな不安が未来にかろうじてブレーキを掛けさせていた。

「未来ちゃん、いつまでもおねだりしないと時間がどんどん無くなっていくよ」

康司は未来の弱いところを突いてきた。

「いいかい、未来ちゃんが気持ちよくなって、そして僕も気持ちよくなれば、次の勉強を始めてもいいんだよ。そう言う決まりなの。だから恥ずかしがらずにおねだりしてね。それともあと50分、こうしていた方がいい?」

「いや・・・いや・・・それはいや・・・ああんっ」

「それでもおねだりできないの?」

「それは・・・・ああん、はあっ、はあんっ」

「なんて言えばいいのか分からないのかな?」

未来はこっくりと頷いた。そうでも言わないと拒絶していると思われてしまう。

「いいかい。『未来のオッバイを揉み揉みして下さい』って言ってごらん」

「いや、いや、して、するならして」

「ダメ、これは未来ちゃんがおねだりしないといけないの。未来ちゃんがおねだりするまでこのままだよ」

康司の指は非常にゆっくりと膨らみの先端ギリギリをなぞっていく。それは未来には拷問にも等しい焦らしだった。

「ああんっ、もう、もう我慢できないっ」

未来はとうとう自分が我慢できなくなっていることを白状した。

「さあ、言ってごらん。我慢していた分だけ、この前よりももっと気持ちよくなれるよ」

未来はもう我慢できなかった。これ以上我慢しても気が散って勉強できるわけではない。それなら早くすることを済ませた方がいいかも知れない。そんな想いにすがるように未来は初めてのおねだりを口にした。

「う・・・うう・・・・未来のおっぱいをモミモミして下さい」

顔から火が出るほど恥ずかしかった。そして自分が我慢できなかったことが悲しかった。

しかし、康司から与えられたものはそんな想いを消し去るほど強く、力強いものだった。

「ちゃんと言えたね。ご褒美だよ」

康司は始めて右手にしっかりと力を込め、未来の堅く膨らみきった幼い乳房を揉み、未来の身体に初めての強烈な快感を植え付けていった。

「ああぁぁぁっ、ああんっ、はうぅっ、ああーーっ、いーーーっ」

未来は身体をよじらせて康司の手から逃げようとするかのように悶えた。猛烈な快感で、自分が何をしているのかも一瞬分からなくなった。未来が激しく身体を捻って悶えるので康司は乳房が掌から逃げないようにするのが大変だったが、思い通りに未来がおねだりしたことが嬉しかった。

「どう?未来ちゃん、感じてる?」

康司は分かり切ったことを未来に尋ね、これが感じると言うことなのだと言うことを未来に教え込んだ。

「ああん、はうぅん、はあっ、はあっ、はあっ」

「感じてるの?違うの?どうなの?」

「はあっ、いや、ああっ、あうぅっ、ああっ」

「言わないとやめちゃおうかな・・・」

「いやぁ」

未来は康司が言い終わる前に即座に否定した。

「ちゃんと言ってごらん。どうなの?」

「か・・・ああん・・・感じてるぅ」

未来はとうとう感じていることまで告白させられた。未来の様子から感じていることは明らかなのだが、それを本人が認めるのは未経験の少女にとってかなり辛いことだった。

「いい子だ。もっと気持ちよくなってごらん」

康司は未来の身体を軽々と抱き上げ、ラブソファの隣のソファベットの方に運んでいく。未来は一瞬嫌がったが、身体の中で燃えている炎がはっきりとした拒絶を許さなかった。

康司は未来をゆったりとした大型ソファに横たえると、もう一度ゆっくりとキスから始めた。

ねっとりとした舌が未来の小さな舌と絡み合う。先程に比べると未来はかなり大胆に舌を絡めてきた。その間に康司は未来のうなじや耳元を優しく愛撫すると、甘いと息と共に、

「・・う・・・ううっ・・・・んんっ」

と未来の口から堪えきれない吐息が漏れた。

やがて康司が口を離すと、潤んだ目で康司を見上げる無防備な少女が目の前に横たわっていた。

「いいかい、今日はもう少したくさん教えてあげる。恥ずかしくても我慢するんだよ」

そう言うと、康司は未来の両手を頭の上に優しく持って行き、

「手はここに置いておいてね」

と言ってから、再び膨らみきった乳房に両手を当ててゆっくりと揉み始めた。

「ああん、あぁぁ、あうん、はあっ、ああぁぁーっ」

未来は身体をよじらせ、康司の与える愛撫に悶えた。

「どうなの?気持ちいい?」

「き・・気持ち・・・いいっ、はあーっ、ああん」

康司はぷっくりと膨らんだ乳房をゆっくりと堪能した。しかしまだ服の上からなのでそれほど快感は強くないはずなのだ。まだまだこの身体を開発しなくてはいけない。直ぐにこの少女も服の上からでは満足できなくなるはずだ。

未来はソファに寝かされてから、感じるたびに足を擦り合わせていた。もはや我慢しても仕方がないのだ。たっぷりと乳房を可愛がられ、何度も足を擦り合わせている間に未来の秘部は少しずつ潤い始めていた。

「それじゃ、次はこっちだね」

康司は未来の胸の膨らみから離れると、スカートから伸びた両足をゆっくりと開き、その中に右手を入れていった。思わず未来は言いつけに背いて両手でスカートを押さえたが、

「だめ、お手々はこっちでしょ」

と再び両手を上げさせられた。そして康司の手はミニスカートの中に入っていった。

「いや、いや・・・いや」

未来の声を無視して康司はパンツの布地の上から未来の一番恥ずかしい部分を撫で始めた。

「はうぅっ、いや・・そこはいや・・・」

未来の身体はびくんと反応したが、未来の気持ちは康司に触られることを拒んでいた。

「大丈夫。ほら、感じてきたみたいだよ」

康司の手はパンツの上をゆっくりと撫で始め、少しずつ奥の方へと下がっていく。

「ああっ、いや・・いやっ、それはいやっ、はうぅっ、いやあっ」

未来はそれでも嫌がり、強引に身体を捻ると俯せになって秘部への愛撫を拒絶した。なんと言っても胸の愛撫に比べて感じ方が直接的なのだ。まだ今の未来には快感よりも恐れの方が強かった。こうすればいい付けに背かずに愛撫を防げると思ったのだ。

俯せになってしまった未来を康司は怒らなかった。

「大丈夫。優しく感じさせてあげるからね」

そう言うと、軽くミニスカートを捲り上げて小さな尻の方から指を一本だけ差し込み、ゆっくりと動かし始めた。

「あっ」

未来の身体がピクンと反応し、クッと仰け反る。

「ほら、これなら恥ずかしくないだろ?そっとするから感じていいんだよ」

「ああっ、そこはいや・・・いや・・・ああんっ・・・だめぇ・・・ああー、いやあぁ、ああん、だめよう・・・あうんっ」

未来はこんな風にして感じさせられるとは思っていなかったので、初めての後ろからの愛撫に驚き、じっと両手をすぼめて俯せになりながら感じさせられていた。しっかりと足を閉じているのに康司の指は難なく敏感な部分を探り当て、とろけるような快感を送り込んでくる。

康司の指は確実に未来の敏感な秘核の直ぐ近くの所を捉えていた。秘核そのものを触ると未来が痛がるかも知れないと思い、微妙に位置をずらしているのだ。それは未来にとって一番感じやすいスポットだった。時々康司は指の動きを極端に遅くするので、未来の腰は康司の指に併せて動きそうになり、その動きを止めるだけで手一杯で、とても拒絶するところまで気持ちに余裕がなかった。

康司の指は敏感なところの周りをじっくりと撫で回し、未来に一瞬も気の抜く時間を与えない。未来は波状的に押し寄せる快感にただ必死になって耐えていた。

「ああぁ・・・あ・・ああっ、ああーっ、あーーーぁぁーーっ」

「ほら未来ちゃん、気持ちよくなってきただろう?大丈夫、こうやって触るだけでも充分感じるよね」

康司がその気になれば、抵抗を失った少女を丸裸にするなり直ぐに挿入するなり自由にできたが、今はまだその時期ではない。その証拠に、これだけ声を出しているのにパンツの中心は少しじっとりとしてきた程度で、とても挿入を許すような状態ではなかった。

それでも未来自身は生まれて初めて強烈な快感に身を焦がしていた。

未来にとってまだ服を脱がされていないのにこれだけ強い快感が得られるのは驚きだった。夜ベッドの中でそっと触るのは、直接触ってはいるがこれほど徹底的にはやらない。いつも自分が満足できる程度にしか触らないからだ。

しかし今の康司の指は未来が満足する程度を遙かに超えて幼い身体に快感を発生させていた。強すぎず、弱すぎず、微妙な振動で未来の秘核を直ぐ近くから刺激する。

「ああっ、はあっ、はあっ、ああうぅ、あんっ、こんなっ」

未来が嫌がらなくなったのを見届けると、康司は更に未来の秘核を開発することにした。右手の指で未来を喜ばせながら、俯せになったままの未来のお腹に左手を差し込んで軽く持ち上げ、尻を突き出した格好を取らせて足を開く。

「いいかい、もう少しだけ、いいね?」

そう言うと、更にじっくりとパンツの上から指を這わせはじめた。

「ああーっ、いやぁっ、こんなのはいやあぁぁっ」

未来は刺激が更に強くなったのに驚いた。軽く足を開いただけなのに、康司の指はまるで直接触っているかのような快感を生み出している。

「あうぅっ、はうぅっ、ああっ、だめっ、ああぁぁーーっ、あーーっ」

康司は指の位置を微妙に変えながら、未来の感じやすいポイントを探し始めていた。しかし、まだ固く閉じている秘唇からはほんの少し秘核が顔を出しているだけで、それ以上のパーツはまだ閉じた扉の奥に大切にしまわれたままのようだ。

未来は尻を突き出した格好で触られているのが恥ずかしくて仕方なかった。まるでコンビニの男性向け雑誌のヌードモデルのような格好だと思った。

「ああん、あうぅっ、はあぁぁっ、うあぁぁん、はうぅっ」

未来の可愛らしい喘ぎ声が小さく部屋に響き、次第に未来が康司の虜になり始めているのがよく分かった。

「あうっ、うはぁっ、はあっ、はあっ、はあっ」

未来は感じ続けていたので次第に息が荒くなって辛くなってきた。

「お願い、少し休ませて、ね?あうぅっ、うはあっ、ねえっ?」

康司は未来が疲れてきたのを知ると、指を引き抜いて休息を与えた。

「はあ、はあ、はあ、はあ、はあ、はあ、はあ」

未来はけだるい感覚に包まれながらも、少しの間、休むことができた。

その間に康司は冷蔵庫から飲み物を取り出し、未来にも飲ませた。

そして未来を起こして抱き上げ、ラブソファ移動してに深く座ると、直ぐ隣に未来をくっついて座らせ、肩やうなじを軽く愛撫しながら話し始めた。

「どうだった?感じた?」

「・・・はい・・・・」

「いやだった?」

「すこし・・・・だけ・・・」