ゆっくりと康司の唇が小さな膨らみの裾野に達し、そこから更に時間をかけながら小さな膨らみの周りを歩き始める。

「んんっ」

未来は小さな吐息を漏らした。それはこれから始まる世界への入り口の声だったのかも知れない。未来は既にこの後、何が起こるのか分かっていた。今はまだちょっと痒いような、くすぐったさだけしか感じないが、だんだんそのくすぐったいようなもどかしさが、気が付かないうちに快感と焦れったさに変わっていく。そして自分の息がどんどん大きくなり、何かを言わないと我慢できなくなってしまうのだ。そして、その通りになった。

「うううっ、あう、はうんっ、あっ、はぁ、はぁ、はうっ」

「未来ちゃん、少しは感じてきたのかな?」

「うんっ、はうぅ、ああん、あうぅっ」

未来は仰け反って頭を左右に振りながら康司に乳房を開発されていた。康司の唇はじっくりと時間をかけて未来の幼い乳房の周りを何度も回りながら、少しずつ先端の敏感なところへと近づいていた。しかし、最も敏感な部分の近くの微妙なところでわざとスーッと離れて行ってしまい、また最初からじっくりと時間をかけて裾野から周り上ってくる。それを何度も繰り返された。

康司は未来の瑞々しい肌を唇でなぞりながら、もうすぐこの幼い身体の全てが手に入る、と言う想いに夢中になっていた。それほど未来は可愛らしく、素晴らしい身体をしていた。まだ幼さが多く残ってはいるが、胸の膨らみの形は大人への階段を上がりたくて仕方がない、と思わせるだけの妖しげな美しさと魅力を備えており、乳首の透明感は素晴らしい感度を備えているとは思えないほど柔らかく、儚く、クリスタルのように輝いていた。康司は仕上げの段階が近づいていることを心に言い聞かせながら、暴走しそうになる男の欲望を抑えて優しく愛撫を続けた。

しかし、焦らされ続ける未来には堪ったものではなかった。身体が快感を捉えて反応しそうになった途端に康司は愛撫を他の場所に移してしまう。既に自分は心を許し、康司に乳房を与える決心をしているのに、康司はそれをしてくれない。未来が抵抗しないことから、康司には未来の気持ちが分かっているはずだった。それなのに未来の思う通りのことはしてくれないのだ。未来は、両手で康司の頭を抱きしめて乳房に押さえつけたい、と言う欲望と必死に戦いながら官能の縁をさまよっていた。

その理由はおぼろげながら想像は付いた。しかし認めたくなかった。

「未来ちゃん、ちゃんと自分からおねだりはできるようになったかな?」

やっぱりそうだった。未来が恐れながらも、どこか心の奥で康司の思うとおりの女の子になってみたい、と思っていたことを康司はズバリと突いてきた。

「あん・・・康司さん・・・・」

未来は『康司さん』と呼ぶのが好きだった。どこか大人めいていて、普段の学校では決して呼ぶことのない呼び方だったからだ。どこか自分がテレビドラマに出ているかのような、大人の世界にいることを実感させてくれる言葉だった。

「早く・・・優しく・・・して・・ね?・・・おっぱいを・・・」

未来は身体を捻って康司に乳房を愛してもらおうとしながら、恥ずかしそうにそう言った。しかし、康司の愛撫は巧みに敏感な部分を避けながら未来を焦らし続ける。やはりもっとはっきり教えられた通りに言わないとしてくれないのだ。未来は仕方なくあの言葉を言うことにした。

「未来のおっぱいをモミモミして下さい。乳首も食べて」

どうせ言わなくてはいけないのなら、まとめて言った方が良い。そう思った未来は二つのおねだりを一度にした。

すると、康司は同時に二つのおねだりを同時にかなえてくれた。小柄な未来の身体でぷくっと膨らんでいる小さな乳房を両手でグッと揉み上げ、その左右の先端を舌で交互に可愛がる。

「はうーーーーーっ、ああぁーーーーっ、うっうぅーーーっ」

未来は焦れったくて仕方なかった状態からいきなり強烈な快感の中に放り込まれた。康司は何度も丁寧に乳房を揉み込みながら可愛らしい先端をねっとりと可愛がってくれる。

「はあんっ、あううっ、はうぅっ、ああっ、あうあう、ああぁっ」

未来は猛烈に感じているので、自分が激しく足を擦り合わせていることにしばらく気が付かなかった。しかし、気が付いた時にはもう敏感な部分が焦れったくて堪らなくなっており、康司の手で可愛がられる瞬間が待ち遠しくなっていた。

康司は未来の足が縄をなうように擦り合わされていることに最初から気が付いていたが、未来がおねだりするまでは絶対に自分から触らないつもりだった。そして乳房と乳首だけで徹底的に未来を可愛がり続けた。

未来は少しでも多くの快感を康司に与えてもらおうと、身体を捻ったり、康司の顔を乳首に押しつけたりしながら必死に下半身のうずきに耐えていた。だから、康司が愛撫を続けながらゆっくりと未来の服を脱がしていっても全く嫌がらなかった。はっきり言うと、もう服を脱がされるのは目の前の快感に比べると嫌でも何でもなかったのだ。そして上半身をさらけ出された格好でいても愛撫の方に夢中になっていた。

「ああう・・アンッ、康司さんっ、康司さんっ、下も、下もして・・・」

未来は仰け反って悶えながら康司の片手を下に降ろそうとした。しかし、康司の手は未来の乳房をしっかりと握っており、全然動こうとしない。

「ああん、康司さん、お願い、下もぅ、ねぇ、この前みたいに下もしてぇ」

「ちゃんと言わないとダメ。どうして欲しいの?」

未来がもっと力を入れて康司の手を下に押しやろうとすると、初めて康司が頬ばっていた乳首を離して答えてくれた。既に小さな乳首は両方とも康司の唾液でテラテラと光りながらツンと尖っている。

「この前みたいに・・・下も優しくして・・・・」

そう言うと、自分からスカートを少し捲り上げて康司の手を導いた。

「まずパンツの上から優しくすれば良いんだね?」

そう言われると、未来は自信なさそうに小さく頷いた。既に自分では恥ずかしい格好で指を受け入れている姿を想像していたのだが、まさか自分からそうは言えない。

「ほら、上手に感じられるかな?」

康司の右手がスカートの中に入り、パンツの上から優しくそうっと中心部に向けてなぞるように這い回り始めた。

「はあああぁぁっ、ああん、あうぅ、あああっ、あんっ」

康司の丁寧な愛撫は、少し前までの未来なら仰け反って夢中になるほどの快感だったはずだが、今の未来には単なる焦らしでしかなかった。気持ち良いのは間違いないが、入り口の一部分だけしか感じていない。既に前回の開発で隅々まで愛される快感を知ってしまった少女には、この程度の愛撫で満足できるはずがなかった。自分で気が付いているのにどうしようもないのだが、もっと強く康司の指に可愛がってもらいたくて、腰がどうしても動いてしまう。

「あん、ああん、ねぇ、あんっ、ああっ、ねえっ」

未来は必死に視線で康司に伝えようとしていた。しかし、喘ぎながらじっと康司を見つめているのに康司は気が付いてくれない。そのうちにパンツの中はどんどん焦れったく、熱くなって、どうにも我慢できなくなってきた。

「ああん、お願い、この前みたいに、中も、中も優しくして」

「未来ちゃん、まずどうすればいいの?おっぱいのときもそうだったでしょ。ちゃんと言いなさい」

もはや未来は泣きそうになっていた。それくらい焦れったかったのだ。康司が何を言わせたいのか未来には分かっていた。それでも自分から言えることではなかった。しかし、それを言わない限り先をしてくれないことは未来が一番良く知っていた。

未来自身気が付いていなかったが、未来の中からはそれを期待して早くも液体が少しだけ溢れてきて、パンツの中心に小さな透明なシミを作っていた。

「お願い・・・脱がせて・・・パンツを脱がせて・・・早く優しくして。もう我慢できない。熱くて、ああん、早くぅっ」

未来はとうとうそこまで言った。しかし、具体的に何をして欲しいのか言わなかったので、康司は未来のして欲しいこととは違ったことをした。

康司はゆっくりとスカートを脱がし、そしてパンツに手を掛けた。そこには恥ずかしそうにしながらも、腰を持ち上げて全裸になることを自ら望む少女の姿があった。最初は服の上から胸を触られるだけでも激しく嫌がっていた少女が、今はパンツを脱がせて欲しいと必死におねだりしている。その目には恥ずかしさの奥に幼い官能の炎が燃えているのがはっきり分かった。

康司はパンツを脱がせると、ゆっくりと未来の両足を大きく開いた。

「イヤ、見ないで、見られるのはイヤ、早く・・・早くぅ」

未来は両手で胸を顔を隠しながら嫌がっていたが、足は康司に開かれるがままだった。まくれ上がったスカートの中の未来の中心には、淡い茂みの奥に開きかけの秘唇が液体で濡れており、その奥に秘密の場所が見えた。康司はそれをたっぷり味わおうと舐め上げる体勢をとる。

「イヤ、イヤ、お口はイヤ、いやぁ、指でしてぇ」

「優しくしてって言ったでしょ。だからまずお口で優しくしてあげる」

「いやぁ、指がいい、指でしてぇ」

未来は頭を左右に振りながら嫌がったが、もはや康司の息がかかる体勢にまでなってからではどうしようもなかった。熱い息がかかるたびにずぅーんと甘い感覚が身体の奥から走り抜ける。

「いやぁぁ、あんっ、そこは・・・、いや、ああん、だめぇ・・がまんでき・・ああっ」

今日の未来は、こうなることをある程度予想していたので、コンビニでボディペーパータオルを買い、身体中を拭いてあった。もちろん一番大切な部分も丁寧に拭いてきたので、汚いとは思わなかったが、それでも顔から火が出るほど恥ずかしいことには変わらなかった。

「さあ、感じてごらん」

康司はそう言うと、丁寧に未来のパーツに舌を這わせ始めた。

「ああっ・・・・ううぅぅっ・・・・はぁっ・・・・あうぅ・・・」

息もできないような快感に、未来は最も敏感な部分にヌメヌメしたものが這い回る独特の感覚をたっぷりと覚え込まされた。前回の時は最初だったので驚きと快感に流されてしまったが、今回は康司の舌がどこを舐めているかもはっきり分かった。舌の動きも前回よりゆっくりだったのかも知れない。未来は身体が快感に包まれて押し流されるまでの短い間、無意識に康司の舌の動きを覚え込もうと快感を押し殺していた。

「あ・・あうぅ・・・はああ・・・ああっ・・・あううーっ・・ああんっ、はあーっ、ああーっ、ああんっ、もう、もうだめぇっ、あああーーっ」

大きく仰け反ってあごを突き出しながら快感に耐えていた未来は、康司の舌が秘核の直ぐ下の最も感じやすい場所をアタックし始めると、喘ぎながら意識が快感に流されていくことを白状した。

康司の舌が敏感な所から快感を沸き上がらせると、次第に自分から大きく足を開いてもっと舌を受け止めようとする。頭の隅では『なんて恥ずかしいことをしてるんだろう』と思いながらも、足が大胆に開いていくのを止められなかった。

康司は未来のぷりぷりとした固さの残る秘唇と秘核を丁寧に味わいながら、両手を上に伸ばしてツンと膨らみきった乳房を揉んでやる。それに併せて舌でべろっと秘核を舐め上げた。

「はうっ、ひゃうぅっ、ああぁぁぁぁっ、はうっ」

未来は両足を大きく開いた格好で身体を左右に捻って快感に翻弄されながら、とにかく気持ち良いと言うことしか分からなかった。恥ずかしかったが、気持ち良さはそれより遙かに上だった。乳房を揉まれた時の快感が秘核に溜まり、それを舐め上げられる快感は最高だった。康司はそのまま、未来の身体が満足するまで何度も丁寧に舌を這わせ、乳房を揉み上げた。

やがて未来が、

「はうぅっ、康司さん、許して・・・お願い、あうぅっ、ダメ、息が・・辛くて・・ああん、あうぅっ、だめぇ、死んじゃうぅ・・・ああーーーっ、くうぅ、許してぇっ」

と息も絶え絶えに感じながら許しを請うと、やっと康司は未来を解放した。どれだけの間悶えていたのか分からないが、たっぷりと感じ続けた未来の身体はぐったりとしてどこにも力が入らなかった。未来から離れて優しく見下ろしている康司の視線が気になったが、全快に開いたままの足を閉じることさえできなかった。指を動かすだけでも大変で、康司の視線が中心部の今まで舐められていた所に注がれているのが分かっても、どうしようもなかった。