「ああっ、痛いっ、イタッ、痛いーっ」

「大丈夫。もう中まで一回入ってるから、少しすれば入るから」

「痛いっ、痛いの、怪我しちゃうっ」

「大丈夫だよ。ほら、少しだけ入ってるのが分かるでしょ?」

未来の入り口はびっくりするくらい強く締まって2本の指を入れまいとしているようだったが、それでも康司の指の先端だけは何とか入ったようだった。しかし、一番きつい部分はこの先だ。康司の指はすごい力で締め付けられ、指が強く合わさって痛い位だった。

「ああっ、無理しないで、お願い。そっと、そっとして」

「大丈夫、このまましばらくじっとしてるから。どう?入りそう?」

「はあっ、はっ、はっ、わかんない。でも無理みたい。痛いの。無理しないで、切れちゃいそうなの。動かさないで、お願い。本当に痛いの、ね?そっとそのまま」

「身体を楽にしてごらん。少しずつ落ち着いてくるから。未来ちゃんが楽になればだんだん入っていくよ」

未来は無理して指を入れるくらいなら何もしない方が良いと思った。指一本ならタンポンを入れるのと余り大きな違いはないはずだが、2本では全然違う。指一本分だけ無理やり入り口を広げる必要があるのだから、痛いのは当然だと思った。指と言うよりは堅い棒を押し込まれたみたいで、とてもあの気持ち良い指とは思えなかった。そして、自分はまだ大人にはなれないんだ、と思ったりもした。そして『少し出血したかも知れない』と思った。

しかし、しばらくじっとしていたおかげで未来の身体は少し安心したらしい。入り口の強烈な締め付けが少しずつ弱くなると同時に、康司の指は少しずつ中に入り始めた。そして奥の方が入り口よりも潤っているのがよく分かる。

「ほら、少し中に入ったよ。未来ちゃん、痛くないのに入ったよ」

「あ・・・あ・・入って・・・来る・・・ああんっ、ホントに入ってくるぅ」

未来は驚いた。まだ痛いのだが耐えられないと言うほどではなく、更に指が圧倒的なボリュームで未来の身体の中に入り混んでくる。

「まだ痛い?」

「痛い、やっぱり入ってくると痛い。そっと、ね?それ以上は止めて」

未来は正直、少し怖くなってきた。これ以上やったら本当に壊れてしまうのではないか、と言う不安が頭をよぎる。

一方の康司は少し安心していた。入ったと言っても第一関節がやっとと言うくらいだったが、一番きつい所だけは何とかクリアしたようだ。指の先よりもほんの少しだけ後ろの方が強く締め付けられている。そして未来の奥の方には甘えるような潤いが待っていた。

康司はそのまま不安そうに嫌がる未来に優しくキスをして舌を差し込み、小さな舌を追いかけ回した。未来は痛みを忘れようとするかのように必死になってそれに答え、何とか辛さを我慢しているようだった。

「ほうら、もうだいぶ入ったよ。どう?」

「ううっ、きつい・・・、切れちゃう・・・・きついの、とっても・・・動かさないで」

「大丈夫、もう少しだから・・・・ほら、もうだいぶ入った。少しこのまま未来ちゃんが慣れるのを待とうね。痛かった?」

未来は泣きそうな顔をしながらも、何とか無理に笑顔を作って康司に微笑んだ。その笑顔は少し痛々しかったが、未来の気持ちが嬉しくてとても可愛らしく見えた。

「うん?入った?もうだいぶ入った?」

「だいぶ入ったよ。見てごらん」

康司は未来の上半身をゆっくりと起こすと、全開の足の間に指が差し込まれている所を未来に見せた。

「は、入ってるぅっ、ああんっ、イヤらしい・・・康司さんの指が、あ・・ああ・・ああぁぁ」

未来は目を丸くして自分の股間を覗き込んでいた。自分の中にあんな大きな指が2本も入るなんて不思議で仕方なかった。いくら痛みを感じたと言っても、その痛みは身を切るような痛みではなく、今や痺れるような、きついような、もっと複雑な感覚になっている。少なくとも未来が想像する身体の中に指を差し込まれているという感覚ではなかったし、先程までの無理やり切り開くような痛みでもなかった。

「少しこのまま休もうね」

康司は未来の身体を優しく仰向けにすると、唇からチュッチュッと軽いキスを始めた。未来はそれを目を閉じてじっと受け止めていたが、首筋から胸へと唇が移っていくとだんだん快感が大きくなってきた。

「あっ、あんっ・・・ああっ・・・あんっ」

康司は丁寧に胸の膨らみから先端まで優しく唇で挟み、舌で舐め、転がしていった。

「ああんっ、不思議、なんか・・感じてきた・・・ああっ・・あうぅっ」

未来は指を挿入されて足を大きく開いたまま感じ始めた。頭の隅では『なんて格好で感じてるの、未来?自分の格好を想像してご覧なさい』と囁いているもう一人の自分がいたが、今は挿入されながら愛されているという満足感の方が大きかった。これは大人への道なのだから。

「変な感じなの・・・なんか違うの・・・」

「気持ち良いの?」

「違うの、ああんっ、なんか違うのぉ」

「まだ痛い?」

「痛いけど、痛くないの、変になっちゃうぅ」

「指はじっとしていた方が良い?」

「ああんっ、分かんないのぅ、いやぁ、このままはいやぁ」

「動かした方が良い?」

「痛いのはいや、動かさないで、アンッ、ああん、焦れったいぃっ、このままはいやぁっ」

未来の身体の中には今までとは何かが違う感覚が生まれ始めていた。指一本の時とは何かがはっきりと違う。でも、それが何かは分からなかった。

「いいよ。そのまま感じていてごらん。どう?気持ち良い?」

「ああっ、なんか、凄く・・・凄く・・・」

未来の身体の中からは大好きなあの感覚が溢れそうで溢れない。でも、それは直ぐそこまで来ていた。何か小さなきっかけ一つさえあれば手に入る、そんなギリギリの焦れったさだった。

「すごく、なあに?」

康司がほんの少しだけ指を動かしたらしく、ズーンと甘い感覚が少しの鈍い痛みと共に身体の奥から湧き上がった。

「あ、ああっ、い、今の、すごく感じるうっ」

未来の声と共に、康司の指を締め付けている肉壁が大きくザラッと動いた。そして未来の中で待ち望んでいたものが溢れ出した。未来は身体を大きく仰け反らせると、

「ねぇっ、ねぇっ、だっこして、ねえっ」

と康司の目の前に捧げ出すように乳房を突き出し、両手を伸ばして康司の頭を引き寄せようとしてきた。未来の気持ちを理解した康司が目の前の可愛らしい乳房をたっぷりと食べる。

「はああっ、あああぁーっ、だめぇ、あああぁ、すごい、すごいの、ああぁっ」

未来は康司の頭を抱き寄せると、ほとんど身体を動かせないまま悶えていた。乳房を可愛がられると、今までと違って直ぐに身体の奥から快感が湧き上がってくる。足を擦り合わせる必要がないのだ。それは指一本の時よりも、より直接的な頭の芯に響く快感だった。

康司は未来の肉壁に変化が生まれてきたのを感じた。今まではただきついだけで、中の突起も全く動かずに指を締め付けるばかりだったが、未来が感じ始めてからは再び潤いが指の周りに満ち始め、少しずつ肉壁が動き出していた。そして時折だがザラァッと指を撫で上げるように動くようになってきた。その時は決まって未来が声を上げて仰け反るのだった。

「未来ちゃん、まだ痛い?抜こうか?」

康司はだめ押しの確認を迫った。

「イヤあっ、抜いちゃイヤあぁーっ、そのまましてっ、ああぁーっ」

康司はついにゆっくりと指を出没させ始めた。潤いが出てきたと言ってもまだ中学2年生だ。その入り口はとてもきつい。それでもゆっくりとなら動かすことが出来た。動かす力は腕が疲れるほどでそれほど未来の締め付けはきつかった。

「はあああああああぁぁぁぁーーーーーっ・・・・・・いいっ」

未来は康司の膝の上で激しく悶えながら指を受け入れていた。頭の芯までびんびん響く快感だった。全てのことを忘れて夢中になれるもの凄い快感だった。

「ああぅっ、はうぅっ、ああっ、ああぁっ、あうぅっ、あああっ」

未来は声を上げて悶えることしかできなかった。それだけで他には何も頭の中に浮かばなかった。康司は未来が満足するまでたっぷりと時間をかけて可愛がり、未来はそれを素直に受け止めて快感の泉の中で夢中になって声を上げていた。

「はあっ、ああっ、ああうぅ、ああん、あんっ、はうっ、ああぁぁ」

最高だった。頭の中が真っ白で、何を言っているのか自分でも分からなかったが、とにかく気持ちよかった。未来の中からは少し赤い色をした液体が指を伝って流れ出していたが、未来は全く気が付かず、新しい世界にまた一歩足を踏み入れた喜びを味わっていた。そして、頭の隅ではこのまま康司に全てを教えて貰うのだと言うことを何となく納得していた。それまでは頭で理解していてもそのことを考える度にどこか嫌がっている自分がいたのだが、今は素直に受け入れることができた。

やがて、たっぷりと未来の中を指で楽しんだ康司が満足した時、未来の頭の中は真っ白で、言葉を発することさえだるくてできないほどだった。

康司は今日の目的を達成したので、そっと未来を降ろすと、優しくキスをして離れた。限界まで体力を消耗した未来は全裸で足を全開にしたままピクリとも動かなかった。しばらく指を動かすことさえ辛かった。

やがて5分前のアラームが鳴ると、康司は優しく未来を起こし、ブラジャーと制服を着せてくれた。未来はやっとの思いで立ち上がると、自分でパンツを履いてスカートを身につけた。

「はい、これを家の人に渡してね。返事は封筒に入れて郵送するようになってるから」

「はい」

「次も絶対に休んじゃダメだよ。いいね」

「はい」

それだけ言うと、未来はふらつきながらもゆっくりと部屋を後にした。なんか上手く歩けなくて、壁に手を添えてゆっくりと歩いていた。ぐったりと疲れているのもそうだったが、今になってじんじんとした鈍痛が未来を更に歩きにくくしていた。足をピッタリ閉じて歩くと痛みが出るので、どうしても少しがに股になってしまう。『これってロストしたって事?』そんな風に考えたりもしたが、まだ経験しなければならないことが待っているのは未来自身が一番良く知っていた。それにこの前未来が口に入れたサイズと比べると、康司の指2本は肉棒よりも小さいはずだった。この前、未来の口に入ったものは顎が外れるかと思ったほど大きかったから、康司の大きな手の指2本でもまだ足りないはずだった。それを思うと、本当に自分にできるのか、やはり不安になり、康司の肉棒が少し恐ろしいものに思えてきた。今の状態で肉棒を入れられたら、きっと壊れてしまう、そんなことを考えながらぼうっと歩いていた。

未来がコンビニの前まで来ると、圭子が中から飛び出してきた。未来を一目見るなり、

「あっちのマックに行こうよ」

と未来を誘った。

「ダメ・・・今日は・・・」

「少しだけだから。いいでしょ?」

圭子は強引に未来をマックに連れて行った。圭子の後を追いかけて歩くだけでも今の未来にはかなり疲れることだった。

「だいぶお疲れね」

圭子はシェイクを載せたトレイをテーブルに置くと、優しく声を掛けた。未来が何も言わないので、圭子は顔を近づけると小さな声で、

「未来・・・聞いてもいい?・・・した?」

と圭子はズバリと聞いてきた。しかしその表情は興味津々と言うよりも心配してくれているみたいだったので、未来も正直に答えることにした。

「まだ」

「それじゃ・・・」

「2本だけ」

「あ・・・そう、大変だったね。大丈夫?」

「うん、ちょっとね」

「一緒に帰ろうか?」

「大丈夫。帰れる」

「トイレで確認した?」

「え?だってまだ・・・」

「そうじゃないの、出血してない?」

「あ・・・見てくる」

未来は立ち上がると、トイレに向かって歩き出した。その少しギクシャクとした後ろ姿を見ながら圭子は未来がもうすぐ自分みたいになるんだ、と言う複雑な思いでシェイクを飲んでいた。『あの純真な未来が、大好きな未来が・・・・』そう考えると涙が出そうになる。未来はまだ知らない。教師を満足させるために我慢して必死に身体の全てで奉仕するのをテレビ画面で見るのと自分で実際にするのはいかに違うか・・・を・・・。