康司はやっと未来が夢中になったことに満足すると、早めにクリニングスを切り上げた。あまり感じさせてしまうと体力を消耗してしまう。今日はこれからが本番なのだ。
「ああん」
やっと夢中になったのに、すぐにやめてしまった康司に、未来の声は少し不満そうだったが、
「もう一回温まってからベッドに行こうね」
という康司の声に素直に従い、康司に抱かれて浴槽に浸かった。
浴槽から上がるとき、康司は未来をお姫様抱っこしてくれた。
「あん、こんなぁ・・・」
未来は恥ずかしそうに少しだけ足をバタバタさせて康司に抱かれていたが、内心ではとっても嬉しかった。なんか浮かんでいるようで、安心できる、不思議な感覚だった。脱衣場で一度未来を下ろして身体を拭いてからバスタオルを巻いた未来を再び軽々と抱き上げた康司は、居間を通り抜けて一気に寝室まで未来を運ぶと、優しくベッドに下ろした。
先程までの未来は、もしかしたらいよいよ最後の時になって嫌がるかもしれない、と小さな不安を持っていたが、今ではその不安も消えていた。今は康司に甘えて優しくして欲しい、そんな気持ちの方が不安よりも強い。康司の巧みな前戯で自分の中が十分に濡れているのが分かっていた。
「康司さん、優しくしてね」
そういうと、未来は初めて男を受け入れるために康司の腕の中に抱かれた。
「未来ちゃん」
「うん」
「不安?」
「ううん、ドキドキする」
「これからは感じることだけ考えるんだよ」
「・・うん」
「いっぱいおねだりするんだよ」
「・・・うん」
「できる?」
「・・・・うん・・」
「どうしたの?」
「ねぇ、暗くして・・・」
「いつも明るいのに」
「うん、でも、やっぱり恥ずかしくて・・・」
そういうと、康司は部屋の電気を消してスタンドの小さな電気だけにしてくれた。淡いオレンジ色の光に包まれると、何か少し幻想的な雰囲気になってくる。
「これなら良い?」
「うん・・・でも、やっぱり恥ずかしい・・・」
「どうして?」
「どうしても。だってぇ・・」
「だって、なあに?」
そう言いながら康司は未来のバスタオルを取ろうとしたが、未来は手を押さえて抵抗した。
「ま、待って・・・」
「どうしたの?」
「なんか、心の準備が・・・・、嫌じゃないの、そうじゃなくて・・」
康司はほんのさっきまで全裸で声を上げていた未来が嫌がったので少し驚いた。
「大丈夫?」
「うん、何でもないの、ちょっとタイミングが分からなかっただけだから・・・・。でも、もう大丈夫・・・・・・・・・たぶん・・」
そう言いながら未来は、バスタオルを押さえていた手をゆっくりと離した。
康司は未来のバスタオルをそっと取り、全裸の未来をゆっくりと眺めると、優しくキスをしてきた。『始まった』未来は心の中でつぶやき、康司に言われたとおり夢中になろうと舌を返した。最初は唇から首筋、そして胸元から乳房の裾野へと優しく康司の唇が未来を愛していく。
康司に身体を愛されるようになってからの未来は、いつかこの日が来るものと心の隅で覚悟していた。それは最初、とても悲しい覚悟だったので、何度も落ち込んだし、悲しくて悔しくて眠れないこともあった。しかし、徐々に成績が上がってくると少しずつ納得できるようになってきた。いや、心から納得した訳ではない。自分にはっきりと言い訳できるようになっただけだ。それでも同級生に声を掛けられた時は、やっぱり悲しくて家に帰ってから泣いてしまったりもした。
そんなことを乗り越えながら未来は今日、康司に抱かれている。未来自身が自分のために一番良いことだと思って選んだ道だった。今の未来は以前よりも康司が大好きだった。康司に身体を触られていると感じる事よりもまず嬉しいのだ。自分の身体を優しく扱ってくれる大人の優しさが好きだった。
「んんっ・・・・あん・・・・う・・・あう・・・」
未来は優しく始めてくれたことに安心しながら少しでも感じようとしていた。康司の唇と舌は乳房の裾野を丁寧に回りながら未来の身体が感じるようにぎりぎりで乳首を避けて焦らし始める。さらに康司の右手は未来の秘部へと入っていき、足を大きく広げると、丁寧に秘核の周りを愛撫し始めた。
「あ・・ああぁ・・・康司さん、感じてきた・・」
「うん、もっと感じてごらん」
「ああぁ、ああぁぁっ、ああんっ、もう、あうぅっ、だめぇ、気持ちよくなっちゃうぅ」
「それでいいんだよ。もっと気持ち良くなっていいんだよ」
「はうぅ、ああんっ、康司さんにくっついていたいのぉ」
「だめ、未来ちゃんはじっとしてればいいの」
「ああん、だってぇ」
「それじゃ、ここを握っていてごらん」
康司は未来の手を肉棒に導いた。
「握ったりしごいたりしてごらん。さっき教えたでしょ」
未来は言われたとおりに康司の肉棒を握ったが、それは今までよりもさらに根元から硬くそそり立っており、肉棒の角度を変えるのにも力が要るくらいだった。
「すごく硬いよ。こんなになるの?」
「そうだよ。未来ちゃんがかわいいからこうなるんだ。ほら、もっと感じてごらん」
康司は口で乳房の周りを丁寧に愛撫しながら指では淡い草むらの中を軽く刺激していた。
「ああん、あぁっ、ああんっ、いやあぁ、こんなぁっ、あぁぁぁーーーっ、ああん、私にこんなことさせるぅ」
未来は感覚が盛り上がってくると、肉棒を握りながら身体をねじらせて悶え始めた。それでも康司の唇は乳房の裾野を回っていた。敏感な部分の近くしか愛撫してくれないので乳房はじれったくて仕方がない。
「康司さん、はやくぅ」
「おねだりしなさい」
「ああん、こんな時までぇ、・・・・未来のおっぱいを食べて」
「こう?」
「はうぅーーーーっ、うぅぅーーっ」
未来は喜びに身体を反り返らせて乳房を康司に押し付ける。康司は期待に固く膨らんだ小さな乳房を口の中に吸い込み、丁寧に舌で先端を転がしながら指では秘唇の中に指を這わせていった。未来は身体が勝手に反応する事にも慣れ、少しずつ大胆になっていった。そう言う自分をリードしながら優しく感じさせてくれる康司のテクニックも嬉しかったが、今はそれよりも康司が初体験させてくれることの方が嬉しかった。
康司の口は未来の乳房を交互に吸い込み、舌で乳首を可愛がり、時折手で揉み上げた。
「ああんっ、康司さん、感じる・・・」
「未来ちゃん、よく頑張ったね。今日は未来ちゃんに一杯感じて欲しいんだ」
「康司さん、ちゃんと教えてね。優しく教えてね」
「大丈夫、安心して良いよ。今までちゃんと準備してきたでしょ?大丈夫だよ。だから、もっと大胆になってごらん」
「ど、どうすればいいの?教えて」
「先ずはお口で愛し合おう」
そう言うと康司は未来の身体を反対向きにすると、シックスナインの体勢に入った。
「え?何?どうするの?いや、だめぇっ、ああんっ、足広げないでぇっ、ああん、恥ずかしいよぉ、やっぱりこんなのぉ」
「大丈夫、こうして愛し合うんだ」
「こ、こんな格好するのぉ?中まで見えちゃうよぉ。だめぇ、見ちゃいやぁ、ああんっ、息がかかるぅ」
未来は目の前に肉棒の先端があることよりも、康司の目の前で秘部をさらけ出していることの方が恥ずかしかった。なるべく足を閉じ、腰を浮かせて宏一の顔から遠ざかろうとする。
「だめ、こうするの」
宏一は未来の小さな腰をグッと引き寄せると、大きく足を広げた。
「いや、いやぁ、いやだぁ、こんなのいやぁぁぁ」
「さあ、お口でオチンチンを可愛がって頂戴」
「いや、いやよぅ、こんなのいやぁ、ちゃんとするから、お願い、降ろしてぇ」
「だめ。さあ、やってごらん」
「息が、息がかかるのぉ、見ないで、お願い」
「見ないから、さあ、がんばって」
「見えちゃうよぉ、お願いだから、ねえ、降ろしてぇ」
宏一は未来の声を無視するかのように目の前の秘唇に軽く舌を這わせた。
「ああぁぁっ、いやぁっ」
「ほら、未来ちゃんもしてごらん」
「ああん、そんな近くでしゃべっちゃいやぁ」
そう言いながらも、一度宏一の舌を受けてしまうと未来の心の中にはあきらめというか、覚悟のようなものができてきた。宏一の熱い息が秘部にかかるのを感じながらそっと肉棒に口を被せ、ゆっくりと口の中に入れていく。未来の口の中は小さいので、直ぐに肉棒で一杯になってしまい、未来は吐き出しそうで大変だったが、その分康司には気持ち良かった。
「未来ちゃん、上手だよ。気持ちいいよ」
「ああん、すごく嫌らしい事してるぅ」
「さぁ、もっと夢中になってごらん」
そう言いながら、宏一はそっと舌を未来の幼い秘唇に這わせ始めた。最初はツツツーーッと軽く這わせるだけで、舐め上げると言うほど強くはない。
「ああん、康司さん、そんなことされたらできなくなっちゃうぅ」
「だめ、ちゃんとしてくれないといつまでもこのままだよ」
宏一は舌の先で小さくても大きく膨らんでいる秘核をツンと触った。
「ああん、そんなことしちゃいやぁ、ちゃんとするからぁ」
未来は次第にこの体位になれてきたのか、それとも康司の教える世界に身を任せる気になったのか、少しずつフェラチオに熱中するようになっていった。
「ああん、おっきすぎてうまくできないよぉ」
未来は口の中に入れようと思っても、上手くできないことに戸惑っていた。康司の肉棒はバナナよりも太いし、バナナよりも急に太くなっている。思いっきり口を開けないと入らないのだが、直ぐに顎が痛くなって吐き出してから一度口を閉じないと話すこともできない。
「未来ちゃん、お口に入れながら手で扱くんだよ。教えたでしょ?」
「だめぇ、一度に二つの事なんてできないよぉ」
「少しずつできるようになるから、ゆっくりやってごらん」
「いやぁ、そう言って舌で焦らさないでぇ。ねぇ、中途半端はいやぁ」
「もう少しがんばってごらん、そうしたら気持ち良くしてあげるから」
「まだするのぉ?」
康司は未来がある程度ちゃんとシックスナインができるようになるまで許さなかった。そうしないと甘えることばかり覚えて、未来が愛することを覚えられないからだ。