康司は未来に肉棒をあてがったが、未来はすっと腰を引いてしまう。

「未来ちゃん、入れるよ」

「ちょ、ちょっと待って、嫌じゃないの、そうじゃないけど」

未来は言い訳をしていたが、頑張ってみても無理しているというのがよく分かった。まだ本心からロストする気にはなっていないようだ。

康司がそれでも肉棒をあてがおうとすると、まだ何もしていないうちから横を向いてじっとしている未来の目に涙が浮かんできた。

「ううぅぅっ・・・・ううっ・・・んぐっ・・・」

挿入前から泣き始めてしまった未来に、康司も意欲を無くしてしまった。

「もうちょっと休もうか・・・」

康司は挿入の体勢を解いて未来を横抱きにしてベッドに横たわった。未来は今度も何も言わなかったが、安心したのか、康司に甘えるように身体を預けてきた。

「未来ちゃん、今日はいっぱいがんばったから疲れたのかな?」

「だいじょうぶ」

「でも、さっきも寝ちゃってたし」

「寝たから大丈夫だよ」

そうぶっきらぼうに答えた未来は、康司に挿入を延期されて安心したものの、なんだかもやもやした気分で少し自分に腹を立てていた。

「まだ痛い?」

「痛いけど、さっきほどじゃない」

「よかった」

未来はそれからしばらく黙っていたが、どうしても気になっていたことを確認しておく気になった。

「ねぇ康司さん」

「なあに?」

「私がいやだって言ったら、ロストしなくていいの?」

「うん、でも・・・」

未来には康司が何を言いたいのか分かった。

「・・・・そうか、辞めなくちゃいけないんだ」

「そうだね。未来ちゃんがこれ以上できないのなら、残念だけど隠し塾をやめてもらうことになるね」

康司は正直に言った。未来は確かに可愛らしい美少女だが、未来の後からも隠し塾に入ってきた子はいるし、その中には既に経験している子もいた。隠し塾に選抜される子は伸びる素質が十分なだけではなく、何回かの心理テストで向上心だけでなく野心の旺盛な子が選ばれる。だからほぼ全員が成績の向上という宝を見てしまうと身体を教師に開く。隠し塾が隠し塾であり続けられる理由は、選ばれる子がどれだけの野心を持っているかにかかっていると言えるのだ。だからこそ秘密は外部に漏れない。

「そう・・・・・。そうだよね、やっぱり」

未来はやっぱりという感じで康司の胸に顔を押しつけた。康司はそんな未来の頭を撫でながら、

「うん、でも、辞めるならそれはそれでいいと思うよ」

と言った。

「どうして?」

「だって、今まで隠し塾で勉強しただけで、未来ちゃんの成績はずっと良くなったでしょ?」

「うん」

「それでいいじゃない」

「・・・・・・・・・」

「それだって、普通にみんなと勉強していただけじゃできないことなんだから」

「そう・・・・・・・・・」

「俺も未来ちゃんに教えられてうれしいから。未来ちゃんの嫌がることはできないし」

「康司さん・・・」

「可愛いよ。とっても」

康司は優しく未来にキスをした。それは二人の心のこもったねっとりとしたものだった。康司はキスをしながら未来の小さい乳房をやさしく揉み、からかうように乳首を刺激した。

「あんん・・・」

未来は自分の身体が康司に開発されたがっていることを感じていた。痛がっていたときは逃げ出したくて仕方なかったのに、今はまた康司に抱かれたいと思っている。

「康司さん」

「なあに?」

「やっぱりして」

「え?だって・・・」

「痛いのは最初だけでしょ?」

「たぶんね」

「いいの。早くして。我慢してみる」

「未来ちゃん・・・」

康司は未来の健気な気持ちが嬉しかった。未来の指が自然に康司の肉棒に伸びて、ぎこちない仕草で扱き始める。肉棒はたちまち本来の固さに戻っていった。未来は康司の肉棒の固さを手で確かめながら、自分の身体を使ってでも成績を上げたいと思っていることに納得していた。今、塾を辞めるのだけは嫌だった。この塾で勉強していれば確実に成績が上がっていくのだ。どうせいつかはロストするし、ロストした途端に別れた友達を何人も知っていた。それなら自分の納得する相手としたいし、それが康司なら未来自身も嬉しい。

「いいかい、今度は一気に入れるよ」

「大丈夫だよね?」

「うん、さっきは少しだけど入ったんだ。今度はきっと入るよ」

康司は少しでも未来を安心させたくて、自然に『さっきは少し入った』と嘘を言った。

「わかった。康司さんを信じる。少しくらい嫌がっても入れてね」

未来はそんな康司の気持ちを察したのか、真っ直ぐに康司を見つめている。

「うん、でも、未来ちゃんは大切だから、どうしてもダメなら諦めてね」

康司の言葉で未来は全てを託す気になった。康司は挿入の体勢を作ると、肉棒を未来にあてがった。未来の身体が緊張と恐怖で固くなるのが良くわかる。

「行くよ」

康司はそう言うと素早く挿入の体勢に入り、今度は強く肉棒を押し込み始めた。

「ううぅぅーーーーっ」

未来の身体に痛みが走る。それは先ほどよりももっと強い痛みだった。しかし、今度は未来は嫌がらなかった。苦痛に顔がゆがんでいるが、ぎゅっと康司の手をつかんで離そうとしない。康司はさらに腰に力を入れた。

「うううぅぅーーっ、い・・痛いぃぃーーっ」

先端が少し未来の中に入った。その入り口をさらに肉棒が押し広げていく。未来の身体に激痛が走った。

「い・・・いたああぁーいぃぃーーーっ、やっぱりいやぁーっ」

それでもさらに康司は肉棒を推し進めた。康司の肉棒も折れてしまいそうなほどの力で未来の身体の中に肉棒が押し込まれる。康司は全身の力を込めて未来の一点に力を込めた。

「いやぁぁーーっ、やっぱりだめぇーーっ、いやあっ、痛いっ、やめてぇっ、痛いのぉーーっ、やーっ、抜いて、止めてえぇっ」

未来は激しく嫌がり、身体を捻って逃げ出そうとした。しかし、康司は未来の身体に覆いかぶさると、未来の細い肩に手をかけてぐいっと下に引き降ろした。それは未来にも何を意味するか良くわかっていた。

「やめてぇっ、いやあぁーーっ、ああぁぁーーーっ」

未来は身体の一部が裂けてしまったと思った。それほどの痛みだった。そのとき、肉棒の先端がとうとうきつい肉の門の一番狭い部分を通り抜けた。康司はすでに汗だくになっている。肉棒の先端はものすごい力で締め付けられており、痛いくらいだ。

「未来ちゃん、入ったよ」

「痛い、痛いぃぃ」

「大丈夫。もう一番狭いところは抜けたから。先っぽの一番太いところは入ったんだから後は中に入るだけだよ」

「康司さん、痛いの、痛いのよぉ」

「よく我慢したね。偉いよ。えらいよ、未来ちゃん」

「ううぅぅっ、康司さん、痛いよぉ」

「大丈夫、少しずつ痛みは引いていくから」

康司は泣き顔の未来の髪を優しく何度も撫でながら、未来の小さな身体を抱きしめた。

「ほら、また少し入ったけど、さっきほど痛くないだろ?」

「早く入れるだけ入れて、終わりにして。痛いよぉ、痛いの。きっといっぱい血が出てる」

「ごめんね、まだ全部入ってないよ」

「早く入れて終わりにしてぇ、ええぇっ、ううぅっ」

康司はさらに肉棒を奥へと進めた。未来は痛がったが、先程よりは大人しく受け入れた。驚いたことに未来の中は思ったよりも潤いが多かった。かなりごつごつしており、あちこちに突起があるが、ゆっくりと肉棒を進めていくと強烈な締め付けと同時に、絡みつくように肉棒を包み込んで扱き上げる。康司は何度か前進と後退を繰り返しながら半分近く肉棒を入れた。ただ、あまりにも締め付けがきついので、これ以上中に進むのが大変になってきた。康司の方もぐったりするほど力を使ったのだ。

未来は相変わらず泣いていた。しかし、痛みと同時に痺れた様な感覚があり、前ほどの激痛は感じていなかった。未来はただ、康司が早く終わってくれることを願ってじっと痛みに耐えていた。今や未来も汗だくになってきていた。

未来は生まれて初めて、自分の身体の中に異物を受け入れる感覚を感じていた。確かに自分の身体の中なのに、はっきりと康司の肉棒が入っているのがわかる。それは、かなり奥深くまで打ち込まれてしまっていた。

「こ、康司さん」

「未来ちゃん、だいぶ入ったよ。しばらくこのままでいていい?」

「動かないの?」

「うん、このままがいいんだ」

「う・・・動いても・・・いいよ・・・。そうしないと、終わらないんでしょ?」

「今は未来ちゃんを感じていたいんだ。このままでも十分気持ちいいよ」

康司が汗だくの未来にキスをすると、ゆがんだ表情のまま未来は少し笑った。

「嬉しい・・、康司さんが私の中に入ってる」

「うん、未来ちゃんの中って、本当に気持ち良いよ」

未来の肉壁は、とてもゆっくりとだったが初めて受け入れたものを歓迎するかのように蠢き始めていた。康司の肉棒は、入り口をすごい力で締め付けられているのでほとんど動くことができず、ただ未来の肉壁の動きだけを味わうしかなかった。『これは正真正銘の名器になる』と康司は直感した。この狭い入り口で締め上げられて、これほど中で扱きあげられたら、たいていの男は簡単に終わってしまいそうだ。康司自身もこのままでいるだけで終わりそうな感じがしてきた。未来の中はさらに潤いを増し、肉壁がさっきよりも動きを大きくしている。

「未来ちゃん」

「気持ち良い?」

「未来ちゃんは?」

「痛いよ。でも、なんか変な気持ちなの」

「まだ痛い?」

「うん。でも、たぶん我慢できるよ」

汗だくになった未来が、今度は本当に少し笑った。

「このまま終わっちゃいそうだよ」

「うん、終わって」

未来のその言葉は、まるで聖母の言葉のように康司の耳に響いた。

その時、未来が無意識に少し足を動かして体勢を整えようとした。その途端、それまでゆっくりと動いていた肉壁がざらぁっと肉棒を扱き上げた。

「あぁぁぁっ」

二人はほとんど同時に声を上げた。それは未来にとっては初めての挿入による快感であり、康司にとっては未来の肉壁による快感の攻めだった。

「未来ちゃん、もう、持たないよ」

「康司さん、こう?」

未来はそう言うと、もう一度同じように足を動かしてみた。

「ううっ」「ああっ」

今度も快感が二人の身体を走り抜けて行った。もう康司はこれ以上持たないと思った。今からではほとんど動く余裕がなかったが、それでも潤いを増した分だけ中に入るのも楽なはずだ。康司はさらに奥へと肉棒を進めてみた。

その途端、未来の肉壁はぎゅうっと肉棒を締め上げながら肉棒を包み込むように扱いてきた。

「ひゃあああぁぁぁーーっ」

未来が変な声を上げたとき、我慢の限界を超えた肉棒から一気に精が噴き出し、中学2年生の美少女の肉壁に男の精を塗り込めた。未来の肉壁は、さらに肉棒から精を搾り取ろうとするかのように何度も何度も強く扱き上げ続けた。それは康司にとって痛いくらいの強い扱き上げだった。