『おお、良くなってきたぞ、どうだ、入れるか?』

教師が言うと、少女は体を起こし、

『はい』

と言うと、向きを変えて教師の腰の上に馬乗りになり、肉棒を手で支えて腰をゆっくりと落としていった。

『あ・・あうぅ、アン・・入った・・・どうですか?』

『いいぞ、動いてくれ』

少女は腰をゆっくりと揺すり始めた。身体を揺するたびに髪が左右に振れ、形のいい乳房が小刻みにプルンと揺れる。

『ああっ、あうぅ、はあっ、ああっ、くぅっ、どう・・ですか・・?』

『ああ、だいぶ良くなってきた、もうすぐだ、がんばれ』

少女は更に大胆に腰を擦りつける。

『はうぅ、あんっ、あっ、ああぁっ、くうぅっ、あーっ、早くぅ、終わってぇ』

『どれ、こうしてやろう』

教師は少し体を起こし、ソファのクッションを自分の背中に当てて体を起こすと、必死に腰を揺すっている少女の乳房を揉み上げた。

『ああぁぁーーっ、だめぇーっ』

細い身体が大きく仰け反り、髪が大きく揺れる。

『ほら、がんばれ、もう少しだぞ』

「嘘ばっかり、全然いく気なんて無いくせに」

圭子は画面も見ずにボソッと言う。

「え?どういうこと?」

「あの子はね、あいつをいかせたいのよ。まだ教えて欲しいから。だから必死にあいつをいかせようとしてるのよ。でも、あんなに自分が感じてちゃダメね。あいつはすごくしぶといから。見ててご覧なさい」

教師は乳房を揉みたいだけ揉んだあと、少女の腰に手を当ててぐりぐりと大胆に前後に揺すり始めた。

『ああっ、ダメ、そんなにしたらっ、あうぅっ、だめっ、いやあっ』

『ほうら、気持ちいいぞ。どうだ、ほら』

『あうぅ、だめ、ああっ、そんなにしないでっ』

『どうした、もうダメなのか。ほら、もっと締めろ。どうだ、こうしてやる』

『ああっ、だめっ、そんなにされたらいっちゃうっ、まだぁ、まだなのぉ、お願い、早くいってぇ、ああぁっ』

『おお、締まってきたぞ。いい、いいぞ、ほら、自分でおっぱいを揉んで見ろ』

『いやぁ、そんな事したら、いやあっ、あうぅっ、早くぅっ、いってぇっ』

『ほら、もう持たないんだろ、揉めよ、ほら、その方が気持ちよくいけるぞ、ほら』

『はうぅっ、もおうダメえっ、はううぅっ、だめぇっ、ああっ、あああああぁぁぁーー』

これ以上は耐えきれないと悟ったのか、少女はとうとう最後に自分の両手で乳房をグッと揉み寄せ、教師の上で硬直した。

「かわいそうに、まだ終わらないわよ」

圭子がそう言った通り、教師はぐったりした少女を降ろすと、

『次は後ろからだ、ソファに反対向きに座れ』

と言うと、少女がだるそうな身体を引きずるようにノロノロと体を起こし、ソファの背を掴んで尻を教師に向けると、教師はいきり立った肉棒を立った姿勢のまま埋め込んだ。

『ああっ、あうぅっ、アアンっ』

『ほうら、いくぞ、どうだ』

教師は腰を激しく少女に打ち込み、悶えながら逃げようとする腰をグッと掴んで離そうとしない。

『あああ、あうぅ、ああん、だめっ、だめよう、またいっちゃう、ああーーっ』

少女は更に前に回された手で下から乳房を揉み上げられ、激しく悶え続ける。未来はそれを見ていて少女がかわいそうになってきた。その表情を見ていた圭子は、

「あぁあ、未来、あれ、まだなのよ。あいつはいつも最後は前からして終わるの。だからまだ・・・」

圭子がかわいそうに、と言う口調で付け加えた。その言葉の通り、少女はバックで更に一回いかされ、ぐったりとソファに崩れたところを仰向けにされて正常位で挑まれた。

既に声も枯れ、力尽きて人形のようになってしまった身体に教師の腰が激しく打ち込まれる。少女の足が力無く揺れているだけだった。そしてとうとう教師が、

『いくぞ、いい、いいぞ、ほら、出すぞ、おおっ、ほら、どうだっ』

と言うと、グッと腰を送り込んだまま動きが止まった。

『はあうぅぅーーーっ』

少女は3回目の絶頂に達したらしく、グッと仰け反り歯を食いしばって硬直している。

「やだ、もしかして中に、したの?」

「そうよ、あいつはいつもそう」

「だって、妊娠したら・・・」

「だからピルを飲んでいるんでしょ、たぶん」

「そんな・・・」

「そうでなきゃ、安全日にしか教えてもらえないわ」

「そこまでして教えて欲しいの?」

「そうよ、あいつはそれで今日までやってきたの。あの子がやめれば他に待ってる子はいっぱいいるわ。あいつ、教えるのは一流なの、超一流よ」

教師はぐったりとしている少女の乳房を揉みながら舐め始めた。

『はうんっ、ダメ、許して、はあっ、だめぇ』

少女は再び悶えながら身体をくねらせている。

『可愛いな、感じていいんだぞ』

教師は熱心に形のいい乳房を揉み上げ、乳房の先端を丁寧にしゃぶっている。

『アン、ああん、ダメ、待って、許して・・、あうぅ、だめぇ』

少女はぐったりしたまま小さな声で許しを請うが嫌がっている様子でもない。

「どうして?終わったんでしょ?勉強に戻ればいいのに。まだ欲しいの?」

「身体が動かないのよ。敏感になってるから身体が勝手に反応しちゃうの。起きあがれないのよ」

「それじゃ、このまま?」

「そう、あいつが飽きてやめるまで、ね」

その言葉通り、それからも教師は少女の身体をもてあそんだ。少女は弱々しく声を上げるだけで、教師が少女から離れるまで甘く、だるそうな声が流れ続けた。

やがて教師が離れて服を着終わっても、少女はソファに全裸でぐったりしたままだった。だいぶ長い間そうしていたが、やがて少女は起きあがり、身体を引きずるようにしてトイレに行き、しばらくして戻ってくるとゆっくりと服を着た。

『よし、さっぱりしたところで再開しようか。何だ?』

『英会話を』

『よし、始めろ』

What's going on right now?』

You can find it easily if you see north side corner of that building...』

二人は勉強を再開したが、ほんの5分くらいで終了になってしまった。それでも少女は、

『ありがとうございました』

と丁寧に頭を下げて帰っていった。

「どうだった?」

「どうって、私・・・やっぱりやめる。とてもできない、あんな事」

「教えてあげるわ、あの子たちのこと」

「え?なにを?」

「成績よ」

圭子はそう言うと、テレビの上のラップトップを取り出し、なにやら表になっている画面を出した。

「これが今日の予約表なの。このパソコンで全部管理してるのよ。未来の番号はこれでしょ?ほら、その横に私の番号が入ってる。遅れてキャンセルになったからなの。ほら」

圭子は未来に表の見方を教えてくれた。それには今日の時間割と教師の番号、生徒の番号が全部一覧になっている。圭子の話では、パソコンのソフトが自動的に受付とキャンセルを繰り返すようになっているとのことだった。

「私たちが見たのは、これとこれだから、番号はこれね」

圭子は二つの番号を書き留め、他のソフトを動かした。

「これは履歴書みたいなもの。生徒の成績が全部入ってるのよ。まず最初に見た子はこれ。ほら、前回の実力テストは8番よ」

「すごい、ほんとだ」

「今帰った子はこれね。あ、凄いじゃん、早稲田の政経にAが付いてる」

「ほんとだ。こんな成績良いなんて・・・。でも、あんな事毎回されたら・・・」

「それがあいつの怖い所よ。ちゃんと時々はさっさと口だけでいっちゃって、ずっと教えてくれることもあるのよ。その時は凄く勉強が進むから、それが忘れられなくなっちゃって、あんな事になるの」

未来は黙り込んでお茶だけを飲み始めた。確かに教師におもちゃにされるのは耐えられない。しかし、得るものも大きいのだ。今の未来の実力では決してはいることのできない世界に彼女たちはいる。その世界は未来にとって魅惑の世界だった。

今日見た二人の少女も結局は彼女たちが望んでセックスしているのだ。それだけの価値があると認めたからこそ身体を投げ出しているのだろう。きっと学校でも普通以上の優等生に違いない。

「でも、私には無理。あんな事までされて成績を上げたって、とても自分で納得できそうにないもの」

「未来、この部屋の中だけよ、みんなそう。この部屋を出ればどの子も普通の女の子よ」

「それはそうかも知れないけど・・・」

「自分で一生懸命無駄な時間をかけて勉強してじりじりと成績を上げるのとどっちがいい?」

「それは・・・・」

「未来次第よ。未来が許せば先生は勉強をどんどん先に進めてくれるわ」

「私が嫌がったら?」

「ある日予約ができなくなって、それでお終い。もとの塾に戻るだけ」

「そうか・・・」

「未来、ね、まだ何か教えて欲しい?教えてあげるわ、何でも」

「ありがとう。圭子、でも今はいいの」

「そう、でも、何でも言ってね。してあげる。だから・・・」

「だから?」

「友達になって、私の」

圭子が急にマジな話を始めたので未来の頭の中は混乱した。

「だって・・、私たちもう友達よ」

「そんなんじゃなくて。本当の、ね?なって」

「本当って・・・」

「未来は信じられる。いい子だもの。優しくて純粋で・・、私の頼みを聞いてくれて自分のコマを譲ってくれたし」

「ちょっと待って、私、そうじゃないの。あれは、触られたから嫌になって、どうでも良くなって、だから・・」

「でもね、他の子だったら絶対に譲ってくれないわ。だって譲れば自分の成績よりその子の成績が上になるかも知れないもの」

「そんなことまで考えなかったから」

「だから言うの。友達になってって、いいでしょ?未来の方が一つ年上だけど、それでもお願い、ね?」

圭子は真剣に未来を見つめていた。その目は本気だった。

「うん、分かった、いい友達になろうね」

「本当?良かった。ありがとう。嬉しい」

圭子の目に涙が光った。

「ねえ、圭子、私、やっぱり無理だわ」

「無理?」

「そう、とてもあんな事我慢できそうにないもの。圭子が私を友達って言ってくれるのは嬉しいし、私だって圭子が好きだからいい友達になりたいの。でも、やっぱり無理。塾に帰るわ」

「そう、・・・仕方ないね」

それきり圭子は黙ってしまった。その時間はどの予定も入っていないと見えて、マンションは二人きりだった。時間ももう9時を回っている。それきりしゃべらなくなった圭子と未来はのろのろと食べたものを片づけると、マンションをあとにした。

翌日、圭子はマンションの予約をキャンセルして、学校が終わってから塾に行ってみた。教室に入るとみんなが驚いたように未来を見たが、未来は気にしなかった。以前からの友達は、

「未来、どうしたの?もう終わったの?もういかないの?」

と立て続けに聞いてきたが、未来は何も答えなかった。壁には前回のテストの成績が張り出されており、未来は10番以上成績が上がって20番以内に入っていた。前回30番以内に入ったのがまぐれだと思っていたので、未来には信じられないくらい良い成績だったが、それを見る未来は喜んでいなかった。

しかし、塾の授業は未来の想像以上に退屈で遅く、要点に時間をかけすぎ、分かり切ったことを何回も教えていた。ついこの前まではこのレベルに着いていくのが大変だったのに、ほんの10日ほど個人授業を受けただけで、まるで小学生の授業のように思えてしまった。既に一度塾で教えてもらっていたところを教わったので、未来は教科書や参考書、ノートなどを全く開かなくても教師の言うことは全部分かってしまっていた。あまりにも馬鹿らしいレベルの勉強は、このまま塾でこつこつ勉強しようと思っていた未来にはショックだった。

しかし、未来は次の日も塾で勉強した。まだ習っていないところの教科もあったので、昨日ほどではなかったが、それでも勉強のレベル自体が低く、未来が覚えてしまったあとも例題を何度も何度も解かされた。それは、今の未来には時間の無駄以外の何者でもなく、結局未来は自分一人で勉強する意外に無いと言うことを思い知ることになった。

塾の帰り、未来はマンションの方に向かった。マンションに入りたいと思ったわけではなく、圭子に会いたかったのだ。コンビニの前に行くと、圭子が雑誌を眺めているのが見えた。未来が外から窓に近づくと、圭子が顔を上げて、慌てて飛び出してきた。

「未来、未来、戻ってくれたの?未来!」

「ごめん、ちょっと相談したくて・・・いい?」

「いいわ。どうせ今日もキャンセルはなさそう」

二人はそのまま駅前のミスドに入った。

「ねぇ、教えて欲しいの。私、まだ予約できるはずよね?」

「そう・・だと思うけど・・・」

「でも、このまま私がずっと予約しなくても、いつでも予約できるの?」

「詳しくはわかんないけど、たぶんダメ」

「どうして?」

「長い間見なかった子がもう一回来るようになったことなんて無いもの」

「どういうこと?」

「わかんないけど、たぶん、IDが無くなるか無効になるんだと思うの。アクセスできなくなるんじゃないかな?」

「そう、脱がない子はいらないってことか」

「ちょっと待ってね、未来、私見てきてあげる。だから、このままここにいて。20分で戻ってくるから。絶対よ、このままここにいて、ね、いいわね」

圭子はそう言うと、小走りに出ていった。未来はそのままじっと圭子の帰りを待っていた。15分ほどして圭子が少し息を弾ませて戻ってくると、

「未来、安心して。あなたのIDはまだ大丈夫よ」

と嬉しそうに言った。

「マンションのパソコンの受付画面を見てきたの」

「ありがとう、無理させてごめんね」

「気にしない気にしない。そんなことくらい大したことじゃないって」

「そう・・・まだ予約はできるんだ」

「でもね、IDの横に有効期限が書いてあったわ」

「いつ?」

「あさって」

「そう、明後日までしか勉強できないのね」

「たぶん、一回予約すれば期限は消えるんじゃないかな?」

「そうなの?」

「わかんない、ごめんね。でも、そんな気がするの」

「圭子が言うならそうなんだね、きっと」

「戻って来てくれるの?」

「わかんない。勉強はしたいけど、あんな事なんて・・・」

「そう、未来、やめても時々は一緒に合おうね」

「うん、それは間違いないよ。大丈夫。今度は私が圭子にお礼しなきゃね」

そう言って未来が力無く笑うと、圭子も合わせて少しだけ微笑んだ。しかし、それ以上は言葉が続かなかった。

未来は悩んだ。生まれて初めて悩んで徹夜してしまった。学校ではぼうっとして居眠りをして怒られた。次の日は一人でマックで時間をつぶした。考えて考えて考え続けた。そして、夜遅くなる頃、やっと心が決まった。しかし、自分で決めた事にあまり自信はなかった。