「ああんっ、そんなに動かないで」

未来は自分の肉壁が肉棒を撫で上げる感覚を康司が動いていると勘違いした。

「ほとんど動いてないよ。未来ちゃんの中が動いてるんだよ」

そうは言っても、未来本人はじっとしているのに身体の中から次々にあの感覚が押し寄せてくる。これだけはどうしようもない感覚だ。

「だめぇ、どんどん我慢できなくなってくるぅ」

「休みたいんでしょ?少し大人しくしていなさい」

「はぁ、はぁ、はぁ・・・はぁ・・はぁ・・・」

未来は何とか身体を鎮めようとしたが、康司の肉棒は最大硬度で未来の中に入っているのだ。未来の肉壁は本来の使命に従って中に入ってきた異物を締め上げている。その時のぶつぶつが肉棒を撫で上げる快感だけでも未来には我慢を続けられるはずがなかった。未来は自分がほんの少し腰を動かすだけでもとろけるような感覚が得られるのに、このままじっと耐え続けるのは無理だと思った。どうしても腰を動かしたくなる。腰を突き上げる動作はほんの少し前に覚えたことなのに、既に身体の中にすっかり染み込んでしまっている。

「ああん、康司さん、我慢できないのぉ」

未来の中はやっと十分に湧き出してきた潤いに満たされ、動くのはかなり楽になってきている。それは未来自身が一番良く分かっていた。軽く動かすだけで全身をあの快感が走り抜ける・・・・。

「大丈夫、優しく抱いてあげるから我慢してごらん」

「そんなぁ・・・・」

未来はギリギリで我慢しているのに、康司が自分の気持ちを察してくれず、夢中にさせてくれないことに少し絶望し、康司に優しく愛撫されながら、もう少し何とか肉棒の快感を我慢しようとした。しかし、身体の中に太くて硬く、熱い肉棒が刺さっているときの感覚は独特のもので、未来はこれを手放したくはなかった。だから康司が、

「一度抜こうか?」

と聞いたときも、

「いやっ、抜いちゃだめっ」

と嫌がりながら康司にしがみつき、肉棒の快感が我慢できずにどんどん焦らされていった。次第に肉棒の刺さった秘部が熱く蕩け、康司の肉棒で掻き回して欲しくて堪らなくなってくる。

やがて、未来はじっと康司に抱かれているだけで息がどんどん荒くなってきて、もうどうしようもなくなってきた。そのとき康司は、未来の入り口がヒクヒクっと痙攣を始めたことに気がついた。締め付けがきついので、かなりはっきりとした強い締め付けだ。

「未来ちゃん、いきそうになってるの?」

康司が優しく聞くと、

「あぁぁぁ、もう、もう絶対我慢できないぃぃーーーっ」

と声を上げると、未来はずんずんと自分から腰を動かし始めた。康司は未来がここまで我慢しているとは気が付かなかったから、いきなり未来が腰を動かし始めたので驚いた。それに今は未来が上に乗っているのだ。上になった未来が自分から腰を動かすのは初めての筈だった。しかし、ここまで来てはいかせる以外にない。

「未来ちゃん、おねだりしなさい」

もう何も引き止めるものはなかった。未来は康司が望んでいる言葉をはっきりと口にした。

「い・・・いかせてえぇっ、はやくううぅぅーーっ」

未来は康司のことなどかまわないかのように不器用に腰を動かしていたが、

「身体を起こしなさい」

と言われて康司に起こされると、手を突っ張って快感に耐えながら姿勢を保った。この体勢でも腰を少し動かせばとても気持ち良い。もうほんの少し動いただけで、肉壁から湧き上がる快感は先ほどよりもずっと大きくなっている。未来は自分の中に肉棒が出没する刺激に夢中になっていた。たっぷりとした潤いで、きつい締め付けながらも腰を動かす度にぬるぬると出たり入ったりしている。

「直ぐにいかせて欲しいの?」

「はやくぅーーっ」

「はやく、なあに?」

康司は未来の乳房に手を当てながらもう一度おねだりを強いた。

「いかせてぇっ、ちゃんといかせてぇっ、中途半端はいやぁっ」

「いい子だ。いかせて上げる」

そういうと康司は未来の乳房を揉みながら未来を乗せた腰を突き上げ始めた。未来は自分の身体ごと突き上げられる力強い出没に何も考えずに夢中になってしまった。我慢に我慢を重ねた後だけに、肉棒の力強さは未来を虜にした。自分では作り出せない強烈な快感で未来の肉壁が最後の締め付けに入る。

「ああぁぁぁぁーーーーっ、・・・っちゃううっ」

「ちゃんといくって言わないと・・・」

「いやあぁっ、いくうぅーーっ、いくうのぉぅーーーっ」

十分に焦らし尽くしてから腰を突き上げたので、康司がいくらも腰を使わないうちに未来は昇天した。上下の感覚がなくなり、突き刺さっている肉棒の快感だけが未来の身体を走り回る。

「ああああぁぁぁぁーーーーっ」

未来は康司の上で馬乗りになったまま歯を食いしばり、二度目にしてはあまりに過酷で壮絶な絶頂に、思いっきり仰け反って硬直した。肉棒が再びぎゅぅぅっと締め上げられる。肉棒の先端だけはぶつぶつが優しく当たっているだけなので、堪らなく気持ちいい。

未来はそのまましばらく康司の上に載ったまま何もできなかった。未来は果てた後、壮絶な絶頂の余韻で時折肉壁がぎゅっと痙攣すると、

「あううっ」

と声を上げて康司にしがみついた。

康司は優しく身体を撫でようとしたが、敏感になっている未来はそれだけで声を上げて悶えた。

「ああっ、待って、お願い、待って、死んじゃう」

未来は最高の絶頂をたっぷりと体験させられ、本当にこのまま死んでしまうのではないかと思った。今は康司の息がかかるだけで身体が強烈に反応する。

康司は、あまりこのままの体勢でいると、まだ終わっていない康司の肉棒に未来が再び感じ始めてしまうと思い、肉棒をそっと抜いた。このまま同じ事を始めるには時間が残り少なかったのだ。

「ああぁぁぁぁぁ・・・・」

肉棒を引き抜かれるとき、未来は康司に必死にしがみついて耐えた。そして完全に引き抜かれると、今までが嘘のように身体から快感が去っていき、身体も一気に軽くなった。その後には甘い余韻が身体中に染み渡っていく。

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・」

康司は未来が思い通りに開発できたことに満足すると、もう一つやっておきたいことがあるので未来の身体を引き寄せた。

「さぁ、汗をかいたろ?露天風呂でさっぱりしようね」

康司は、まだ激しく息をしている全裸の未来を抱き上げると、そのまま露天風呂に向かった。露天風呂ではもう太陽の日差しが溢れて眩しいくらいだ。未来は大人しく抱かれていたが、康司の腕の中で露天風呂へと連れ出されると、小さな声で聞いた。

「お風呂では、もうしない?」

未来は外で声を上げたら周りに聞かれると思い、心配したのだ。

「大丈夫、今日は隣の部屋もいないし、声は風が森の中に流しちゃうから大声さえ出さなきゃ大丈夫だよ」

康司はそう言うと、未来を抱いたままそっと湯の中に身体を沈めていった。

未来は温かい湯の中に身体が入ると、身体が湯の中で浮き上がる感じがした。康司が横抱きにしたまま左手で首を支えていてくれるので沈む心配はなかった。康司の右手が優しく身体に湯をかけてくれる。たくさん汗をかいたので、身体がさっぱりするのはとても気持ちがよかった。

「どう?気持ち良い?」

「うん」

「少しの間、こうしていて上げるからね」

康司はそう言いながら未来の身体に湯をかけ続けてくれた。

少しずつ身体が元気になっていくのを感じながらも未来は、康司が未来をここに連れてきたのは単に未来の身体を洗うためだけではないことに気が付いていた。先ほどは自分だけいかされたが、康司はまだ終わっていないのだ。

「康司さん、ありがとう」

「ん?どうしたの?」

「私ばっかりしてもらったし・・」

未来は湯をかけてもらいながら、恥ずかしそうに言った。

「良いんだよ。未来ちゃんをいかせてあげたかったんだ」

「・・・でも・・・康司さんはまだでしょ?」

「うん」

「まだできるの?」

「そうだね」

「したい?」

康司は全裸の美少女にストレートに聞かれ、ちょっと恥ずかしかったが素直に答えた。

「うん」

「私、上手にできないよ」

「もうクタクタ?」

「うん、でも、だいぶ良くなった」

「よかった」

「入れても良いよ」

「ありがとう、未来ちゃん」

「まだ、時間、ある?」

「大丈夫。まだあるよ」

「どうすればいいの?」

「それじゃ、最初は手とお口で大きくして」

そう言うと康司は未来をそっと降ろしてから、岩を並べてある湯船の縁に座った。

未来は半分ほどの大きさになっている肉棒を手の中に入れてから、ゆっくり口の中に入れてみた。すると、肉棒がどんどん口の中で大きくなってくる。

「未来ちゃん、気持ち良いよ」

康司が満足そうに言ったのがとても嬉しかった。未来のフェラチオは先ほどよりももっとねっとりした感じで、小さな未来の口の中で肉棒の先端に舌が絡まる感覚と口の中で扱かれる感覚が堪らない。康司の肉棒は見る見るうちに本来の姿を取り戻していった。

肉棒が十分に大きくなると、未来の口には半分も入らない。未来は手で扱きながら先端を嘗め回すようになった。

「良いかい、最後は未来ちゃんのお口の中に出すからね」

康司はそう言うと、未来を立ち上がらせて湯船の縁に手を付かせ、バックからの挿入の体勢に入った。

「こんな格好でするの?」

「そうだよ。大丈夫。しっかり身体を支えているんだよ」

「声が出たらそっとしてね」

未来はそう言うと、足を少し開いた。

「入れるよ」

「うん」

未来は肉棒が入り口に当たり、ぐっと押し込まれると歯を食いしばった。

未来の中は何度入っても最高に気持ち良かった。康司は最初、ゆっくりと奥まで入り、しばらくそのままで肉壁の感覚を楽しんでから出没を始めた。