「ううっ、うっ、うううっ・・・・」

未来は必死に声を堪えながら、康司の肉棒の感覚に意識を集中していた。康司は未来の細い腰を押さえてゆっくりと腰を使い始めた。未来にしてみれば、バックからの挿入は康司を見ることも抱きつくこともできないので挿入感に全ての意識が集中する。未来は次第に速度を上げながら自分の中を出入りする肉棒が生み出す快感に、意識を飲み込まれそうになりながらも、ぐっと歯を食いしばって声を押し殺すことに全力を集中した。それでも、肉棒が自分の中に押し入ってくるときには吐き出す息と同時に声が出そうになる。

やがて康司の出没のペースが一定になり、未来の腰を押さえていた手が身体の前に前に手が回されて、乳房も可愛がられ始めた。

「はあぁぁぁぁっ」

意識が乳房に引きつけられた瞬間、思わず少し声が出た。康司の手は未来の乳房を優しく揉み始め、小さな乳首をゆっくりと指先で転がしてくる。未来はこうされるのがとても好きなのだ。未来は予想以上に快感が盛り上がってくるので、今度も康司よりも先に自分がいってしまうのではないかと思った。とにかく気持ち良い。

「はうぅぅっ、だ、だめ・・・ううぁあぁ」

快感に翻弄されながら、声のことなど心配せずに今ここで夢中になれたらどんなに幸せだろうと思った。そして、自分がいくときには声を抑えられないと思った。

「こ、康司さんっ、だめ、声がでちゃうぅ」

「少し位なら大丈夫だよ」

「いや、このままはいや、ああん、だめ、気持ち良いっ」

未来は快感に声が出そうになると、身体を少し捻って乳房の愛撫から逃げだそうとした。康司は手の中で悶えながら跳ね回る未来を逃すまいと肉棒でグンと貫き、未来の動きが弱くなったところで乳房の感触を楽しんだ。

「だ、ダメ、それ以上しないで・・・お・・お願いぃ」

未来は息を弾ませながら許しを請うように康司におねだりしたが、康司とて未来の肉壁と素晴らしい身体に夢中だった。出没する度にどんどん肉棒に快感が集中してくる。康司はこのままでももう少しでいけると思ったが、未来がそう言うので体勢を変えることにした。

「それじゃ、一度抜くから前からおいで」

そう言うと、康司は肉棒をゆっくりと抜いた。

「ああぁぁん・・・」

未来は肉棒を引き抜かれるのが、こんなにも残念なものだとは知らなかった。思わず自分から尻を突き出しそうになり、自分の身体が覚えた変化に自分で驚いた。未来から引き抜いた康司はそのまま岩風呂の中でステップになっている平らな岩に腰をかけ、未来を正面に導くと、

「足を思いっきり開いてこっちにおいで」

と未来を抱き寄せて自分の膝を跨がせ、腰の位置を合わせてから未来の身体をゆっくりと下げていった。

未来は対面の座位は初めてだったが、康司がどうしようとしているのかはわかった。だから肉棒の先端の位置は自分で腰を動かして合わせた。

「こんなこと、できるの？」

「大丈夫。ほら、オチンチンが未来ちゃんの中に入りたがってるよ」

肉棒がヒクヒクと動いて未来の秘部を突くと、未来の中に快感が走った。

「あんっ」

「いい？入れるよ」

「うん」

「ここでいい？」

「うん、当たってる」

「ゆっくりおいで」

康司が未来の身体をそっと下げていくと、肉棒は少しの抵抗の後、ゆっくりと未来の中に入っていった。最初は少し腰を引き気味にして未来の中に余り深く肉棒が入らないようにしている。

「うう、ううう、ううっ・・・くっ・・」

未来は康司の首に手を回し、身体をぴったりとくっついて挿入感に堪えた。自分の中にゆっくりと肉棒を収めていくと、康司が腰の位置を調節して正面からだっこした形で未来を下から貫いている。

「あん、こんな格好・・・いやぁ」

未来は先程のように、いきなり夢中になれないので、どうしても外でセックスしているという事実を意識してしまい、外をきょろきょろ見回してしまうが、自分で体勢を少しでも変えると肉棒を撫で上げた肉壁の快感で声が出そうになる。

「足を伸ばせるよ。楽な姿勢を取ってごらん」

ちょうど岩が丸椅子の様になっていたので、未来も足を楽に伸ばすことができた。

「どう？ちゃんと入った？」

「う・・うん・・・」

「感じる？」

「うん」

未来はあまり話をすることができなかった。それほど挿入感が強かったのだ。肉壁は肉棒に慣れてきたのか、肉棒の根元から２／３以上を隙間なくしっかりと締め上げながら、裏側の敏感な部分をぶつぶつとした突起で扱いてくる。それは未来自身に強烈な感覚を与えていた。もちろん康司にとってもそれは同じで、未来の狭くて新鮮な肉壁をたっぷりと味わうことができた。

康司は未来の背中に手を回すと、腰の辺りをぐっぐっと自分の側に押し付け始めた。それだけで未来にとっては最高のピストン運動になる。

「ああぁっ、ああうぅっ、だめっ、声がっ、声がでるっ」

未来はあわてて岩の上にかけてあったタオルを取ると口に当てた。

肉棒が肉壁に擦り上げられ、最高の時間が訪れる。未来は必死に声を我慢しながら、先ほど教えられたように両足に交互に力を入れ、肉壁を活発に動かしていた。これが未来を大人にしてくれた康司への未来のお礼のつもりだった。

「未来ちゃん、とっても気持ち良いよ」

「康司さんっ、ああぁっ、どうしても声が、声が・・・」

「大丈夫、そんなに出ていないから」

「ああぁっ、だめっ、声がぁぁ」

未来は自分の感覚がどんどん盛り上がってくるのを抑えきれなかった。今の未来は康司が大好きだった。その康司に貫かれていると思うと、露天風呂と言う普通は周りが気になってセックスに夢中になれない場所でも次第に夢中になっていった。康司は未来の様子から、自分の最後までもたないかもしれないと思った。

「未来ちゃん、まだ大丈夫？」

「はぁっ、はぁぁ、あああっ、あううっ、はううっ」

「もたないの？いきそうなの？」

「ああぁっ、まだ、まだ・・・」

「がんばるんだよ。最高に可愛いよ。未来ちゃん、大好きだ」

康司はそう言うと、未来の腰を押し付ける手に力を込めた。しかし、それは未来にもよりいっそうの快感を与えることだった。未来の身体の中で再びあの感覚が盛り上がってくる。

「ああぁっ、康司さんっ、康司さんっ」

「未来ちゃん、もう少しだよ。がんばって」

「ああぁぁっ、だめぇっ、我慢できないっ」

「ほうら、もう少しだよっ」

「うううっ、康司さんっ」

未来は必死にタオルを当てて声を防ごうとしたが、もはや息が弾んでタオルをしっかりと口に当てることも上手くできなくなってきた。康司の肉棒がいよいよ準備段階に入る。

「未来ちゃんっ、最高だよ。最高に良いよ」

康司はそう言うと、未来の身体を少し離して上体を屈め、右の可愛らしい乳房に吸い付き、左手で腰を押し付けながら右手で左の乳房を揉み上げた。つんつんに尖った乳首が口の中で舌に転がされ、手の指に挟まれて一気に快感のレベルを上げる。

「ああぁぁぁーーーーーっ」

あまりの快感に仰け反った時、声を絞り出されて大きく開いてしまった未来の口からタオルが湯船に落ちたが、未来にはどうすることもできなかった。

「未来ちゃん、もう直ぐだよ。出るよ」

「ああぁっ、ああぁっ、っちゃううぅっ」

「一緒に行くよ、良いね？」

「あああぁぁぁぁぁーーーーっ」

未来はこのまま康司が自分の中で終わるのだと思った。しかし、未来の中を凄まじい感覚が通り抜けた瞬間、康司は未来の身体を持ち上げて肉棒を抜くと、湯の中に座り込んだ自分の口に肉棒を押し付けた。何がなんだか分からなかったが、肉棒の先端が未来の口に当てられ、先端から液体が出てきて、少しだけ開けて喘いでいた自分の口の中に入った。そして一部は口の中に入らず、口元をツツーッと伝って湯の中に落ちていった。

驚いた未来は一瞬吐き出しそうになったが、それが何なのかは分かっていた。飲んでも問題の無い事は知っていたのでコクッと飲み下した。飲み込んだ後に、変な臭いが口の中に広がった。しかし不思議と嫌ではなかった。

「みくちゃん、全部舐めて」

康司はそう言いながら未来の口の中にさらに肉棒を押し込んできた。未来は康司が終わったことにやっと気がついた。そして、息が弾んでいたができるだけ丁寧に肉棒をしゃぶってあげた。

「全部扱き出すんだよ。やってごらん」

そういうと康司は、未来に放出した後のケアの仕方を教え込んだ。

「ほら、まだ少しずつ染み出してくるだろ？全部きれいに舐めるんだよ」

康司は未来に果てた後のしごき方を教え、精を最後まで舐め取らせた。未来は康司に言われたとおりにしていたが、男の放出を体験したのが初めてなのでまだ頭が混乱していた。頭の中では理解していても、それを目の前で見るとは思わなかったからだ。やがて康司の肉棒が小さくなり始めると、未来は口の中に全てを吸い込んで、口全体で肉棒をやさしくケアしてくれた。これは康司が教えたわけではなく、未来が自分で考えてやったことだった。

「未来ちゃん、気持ち良いよ。ありがとう」

未来は肉棒を頬張ったまま、目を微笑ませた。

「これ以上してると、また大きくなるよ。もう一回したい？」

未来は少し困った表情をした。

「良いよ。お部屋に行こうか。ありがとう。気持ちよかったよ」

康司がそう言うと、未来はほっとしたように肉棒を吐き出した。

康司は未来を湯船から出すと、丁寧に拭いてから再び抱き上げて寝室へと向かった。

「康司さん、もう、時間無いんでしょ？」

「うん、もうあんまり無いね。後１時間弱だから」

「ねぇ、一緒にいてもいい？」

「良いよ。一緒にいようね」

「嬉しい」

「それじゃ、すぐに服を着て出られるように、全部お支度だけしてごらん」

「うん。すぐするね」

未来はそう返事をすると、すぐに脱ぎ散らかした下着や着替えを整理し始めた。しかし、女の子だけあって、支度と言うものは男ほどすぐには終わらない。その間康司はベッドでタバコをふかしながら全裸の未来が準備をするのをじっと見ていた。

「終わったよっ」

未来は準備を終えると、康司の待つベッドに飛び込むように戻ってきた。そして康司の腕の中で甘えてくる。未来は、すでに何度も抱かれているのに、康司の腕の中で力強い手が自分の身体を撫で始めると身体が少し反応するのを新鮮に感じた。