未来の身体が既に快感を生み出すことは両親さえも知らない未来だけの秘密だった。友達との間でそれらしい会話をしたことはあるが、はっきりとした会話をしたことはない。見た目である程度分かる身体の外側を見られることより、自分が自慰をしていることを知られることの方が、ある意味で恥ずかしいことだった。

しかし、未来は今、既に尖っているであろう秘核を慰めるために、未来は康司の目の前でもじもじと足を擦り合わせていた。それはしっかりと康司に見られているのだ。恥ずかしかったが、そうしていないともっと焦れったくなってしまう。そして今、康司の手で敏感な部分に触られたらどれくらいの快感が身体を走り抜けるのか想像すらできなかった。自分が夜、ベッドの中でしていることなど、これに比べれば子供の遊びのようなものだ。とにかく猛烈に焦れったい。恥ずかしさを必死に堪えながら足を擦り合わせていても、焦れったさがそれ以上大きくなるのをかろうじて止めているだけで、一瞬でも足を止めると、直ぐに焦れったさが大きくなって、もっと強く足を擦り合わせないと我慢できなくなる。

 

康司が未来の足をゆっくり開こうとしたが、未来は必死に何度も足を閉じて抵抗した。

「いや、いや、それはいや、だめ、だめなの」

「未来ちゃん、大丈夫、身体を楽にして」

康司は優しくゆっくりと左手で揉んでいる乳房を解放した。どこも触られていなければ未来も大人しくするしかなかった。なんと言っても正面切って嫌がれば教えて貰えなくなる・・・。

そして康司が再び未来の膝にかかり、そっと力を入れると、未来は息を荒げながらも次第に康司のされるがままにゆっくりと足を開いていった。康司は未来の足をなるべく大きく開こうとしたので、未来の両足は勉強机の左右の足に当たるくらいまで大きく開かれた。ここまで大きく開かれると、既に尖って秘唇から少し顔を出している未来の秘核は布地を介してイスの座面に触れるくらいになる。その秘唇から少し飛び出した秘核は身体を前後に揺するだけでも快感を生み出してしまう。その未来の最後の砦の布地に覆われた秘密の場所を康司の右手がスッとスカートの中に入った。『いや!』未来は一瞬身体を固くしたが、拒絶の言葉を飲み込んでしまった。康司の手は敏感な部分をすっぽりと覆うと、ゆっくりと全体を揉みほぐすように愛撫し始めた。

ビクンッと未来の身体が大きく跳ね、一気に強烈な快感が吹き上げる。未来は、

「ああっ、ああんっ、あうぅ、あんっ、あうぅっ、いや、いや・・いやぁ」

と激しく感じながら康司の愛撫に必死に耐えた。更に康司は左手でブラジャーの上から乳房を揉み、未来をあらがうことのできない甘美な世界に放り込む。未来は身体を縮めて何とか耐えようとしたが、快感は止め処もなく溢れてくる。さっき乳房を揉まれた時は最初が一番快感が強く、次第に優しい快感になっていったが、今再び乳房からも猛烈な快感が生まれていた。

「あうぅ、はんっ、だめぇ、いやぁっ、あううっ、くうぅっ、許してっ」

「ほうら、気持ち良いだろ?」

康司がねっとりと可憐な耳たぶを舐めながら囁く。

「だめえっ、あうぅっ、いやぁっ、やめてぇっ」

「未来ちゃんがしてって言ったんだよ?ちがうの?」

「だめぇ、許して、お願いっ、あうぅっ、くうっ」

突然、康司は両手を抜き去り、全ての快感を未来から取り去った。

「そう、イヤなら仕方ないね。じゃあ、勉強を続けようか」

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、あ・・・はい・・・」

未来は何とか呼吸を立て直し、再び康司と勉強を始めた。康司はまるで何もなかったかのように再び問題の読み方を復習し始める。

未来は頭を勉強に切り換えようと意識を集中した。しかし身体からまだ残りの感覚がじわっと沸いてきてなかなか意識が集中できない。

「それじゃ、最後にこの問題をやってごらん」

康司はそう言うと、未来のうなじを軽くもてあそぶように指先で愛撫し始めた。

「!!!!」

未来の身体がひくっと固くなる。指一本で軽く撫でられているだけなのに、ずーんと甘い感覚が身体を走り抜ける。思わず首をすくめて康司の指に首筋を擦り付け、甘い感覚をを味わいたくなってしまう。

康司の指はうなじと耳元を巧みに這い回り、決して未来が飽きることのない甘美な愛撫を続けていた。

しばらく時間が経って、康司が答え合わせを始めた時、未来自身は自分の書いた回答に全然自信がなかった。必死に考えて出した答えだったが、意識は康司の愛撫に半分以上取られてしまい、なかなか頭をフルに使えなかった。それでも、要点をまとめたノートを見ながらだったので、どうやら答は合っているようだ。

「・・・だったんだね。よし、よくできた。一応は頭の中に入ったみたいだね。難しかった?」

「はい、あまんり集中できなくて・・・」

未来は遠回しに避難したつもりだったが、康司は全く気にしなかった。

「それでもちゃんと正解を出したね。ご褒美を上げるよ」

そう言うと康司は未来の後ろに立ち、両手を後ろから延ばして未来の両手を取り、机の前に延ばして置いた。未来はまだ何かされるのかと驚いたが、揉まれてからしばらく時間が経っているので身体の感覚も戻っていると思い、何とか耐えられるだろうと思った。それに時間もほとんど残っていない。

康司は先ほどのように焦らすことはせず、いきなり後ろから未来の脇に手を入れると、両手で乳房を揉み上げた。

「はああっっ、はう、はうぅっ、ああんっ、くうぅっ」

いきなり強い快感が堅く膨らみきったままの乳房から吹き上げる。それは未来が予想していたよりも遙かに強いものだった。

「どう?気持ち良い?」

康司が耳元で囁く。

「はうぅ、ううん、あぅ、ああっ、だめ」

「ダメじゃないでしょ、気持ち良いの?」

未来は不意を付かれて心の防御が弱くなっていた。思わずコクリと頷いてしまう。

「これはご褒美だから、いっぱい気持ちよくなって良いんだよ」

スカートの中が再び強烈に焦れったくなってきていた。

「気持ち良いって言ってごらん」

「あうぅ、いや、いや、いえない、ああんっ」

未来は身体をねじりながらも確実に感じていた。実は、康司は先ほどからの指の愛撫で未来の乳首が尖ってブラジャーの中から突き上げているのに気づいていた。勉強していた未来本人は気が付いていなかったようだが、勉強している間未来の幼い乳首は服の布地を突き上げていた。だから康司には未来の身体がどれほど愛撫を欲しがっているのか想像できていたのだ。

「言えないの?」

未来はこのまま愛撫を中止されてしまうと思い、どうしようか迷った。中止されれば焦れったくなった身体を引きずって帰らねばならない。電車の中で酔っぱらいに触られでもしたら声を上げてしまうかも知れないのだ。『それなら、今もう少しだけ触られたって同じじゃないの。どうせもう触られたんだから』もう一人の自分の声が頭の中に響く。それは決して認めてはいけない言葉だった。しかし、今の未来には否定する力が残っていなかった。そして、未来は康司の言葉に従った。

「気持ち良い。ああんっ、いいっ」

「そうだね、感じてるんだね。こっちも感じたいかな?」

康司の手は未来の待ちに待った場所に吸い込まれていった。そして、期待した通りのことが起こった。康司の右手がパンツの中で尖っている秘核を布地の上からゆっくりと揉みほぐす。

「ああぁぁぁっぁぁぁっっぁぁーー」

未来の小さな身体が康司の手の中でクイッと仰け反った。その時の未来は康司の手を挟むように足を閉じ、手が逃げないようにしながら大きく仰け反って康司の愛撫を受け入れていた。それは優しく、気持ちよく、待ちに待った最高の感覚だった。

「ああぁぁぁっ、ああん、あうぅ、あんっ、ああんっ」

「未来ちゃん、感じてるの?気持ちいい?」

「いやぁ、ああぁん、はうぅ、いやあぁ」

「止めて欲しいの?」

「いやっ、いやあぁぁ、あああぁん、だめぇぇ」

「どうして欲しいの?」

「だめぇ、もっとぉ、もっとぉっ」

康司は未来がやっと康司のテクニックに屈したことを確信し、そのまま時間ぎりぎりまで未来を喜ばせつづけた。これで次に未来の服を脱がす時の楽しみが増えた。限界まで我慢した後に手にした快感は決して身体から消え去ることはない。この少女の身体の中に一生残るほど強烈な体験なのだ。

腕時計が小さな音を立てて時間を告げた時、康司は素早く未来に挨拶して荷物を片づけ始めたが、未来はまだ余韻が残っていて身体が巧く動かなかった。のろのろと服を直し、何とかノートを仕舞って部屋を出る。その時は何とも思わなかったが、しばらく一人で歩いて駅に着く頃、未来の頬には涙が幾筋も伝わっていた。『どうしてあんなに気持ちよくなったんだろう?どうして我慢できなかったんだろう?どうして自分から気持ち良いなんて言ったんだろう?』それは未来の心の叫びだった。『悪魔に負けてしまった』そんな想いがいつまでも未来を悲しみの中に落とし込んでいた。