第101部

 亮子のフェラチオはまだまだ幼稚なもので本人はがんばっているつもりでも肉棒を深く咥えているわけではなく、先端を口の中に入れているだけだったが、康司にとっては亮子に奉仕して貰っていると言うことだけでも十分に気持ち良かった。だから軽い刺激しか与えられていなかったが短時間で肉棒は直ぐに隆々とそそり立った。そうなると康司としてもそのままでいるわけにはいかない。

「アキちゃん、固くなっちゃったよ」

「ん・・・んんっ・・・・んぷっ・・・・・」

「ベッドじゃなくて、アキちゃんの中に入るだけだったらしても良い?」

康司はそう言いながら亮子の乳房を下から軽く揉んだ。

「入れるだけ?」

「うん」

亮子は良く分からなかったが、ベッドの中で夢中になるわけではないのなら親が帰ってきても分かるだろうと思い、

「いいわ」

とOKした。康司は、

「それじゃ、アキちゃん、向こうを向いて、お尻をこっちに向けて座ってくれる?」

と言い、亮子に自分と同じ向きで膝の上に座り込むことを要求した。

「え?どうするの?あっちを向いて???あん、そんなこと?え?できるの?」

亮子は最初、康司が何を要求しているのか良く分からなかったが、次第に背面坐位での結合を理解できたらしく、肉棒を宛がわれると大人しく入り口を合わせてきた。

「アキちゃん、どう?これで良い?」

「うん、そっと、そっとして・・・・・、あ・・ん・・んうっ」

亮子がそっと腰を下ろしていくと、康司の肉棒は亮子の中にズブズブと入っていった。まだバックでした経験も余りないのに難しい体位に挑戦した二人は、身体がぴったりとくっつくまでかなり苦労した。

「アキちゃん、もっとこっち」

康司は両足を開いて、その中に亮子が入るようにしていた。

「ああっ、そんなにしないで、あうっ、痛っ、あうぅっ、下から・・・・」

亮子は初めての体位に戸惑ったが、腰がぴったりとくっついてみると意外に安定している事に気が付いた。唯、身体の下からグイグイ入ってくる肉棒の感覚は独特で、今までベッドで康司の上に乗った時よりも、もっとダイレクトに結合しているという感じだった。

「どう?アキちゃん??」

「どんどん入ってくるの・・・・」

亮子はなるべく体重を掛けないように身体を前に倒していた。

「もっとこっちへおいでよ」

康司が亮子の身体をグッと引きつける。

「ああぁぁぁぁーーーっ」

亮子が声を上げ、肉棒がさらに深く亮子の中にめり込んだ。

「痛い?」

「痛くは・・・無いけど・・・・・、ちょっときついの。少し身体を前に倒して良い?」

亮子はそう言って、康司に引き寄せられた身体を再び前に軽く倒した。

「だいじょうぶ?」

「良く分からないけど、少しすれば大丈夫かも・・・????」

亮子は身体の中の肉棒が潤いで少し滑らかに感じられるようになってきたことに気付いてそう言った。

「それじゃ、それまでこうしてあげるからね」

そう言うと康司は亮子の前に両手を回し、Tシャツを捲り上げて、ずりあがったままのブラジャーに挟み込むと、優しく乳房と乳首を愛撫し始めた。

「あ・・・あ・・・あっ・・・うぅっ・・・こんな格好・・・・ああん・・・・気持ち良い・・・・」

亮子は康司が乳房を愛し始めたことで慣れない結合の具合よりも愛撫に集中することができた。

「あん、康司さん、恥ずかしい、そんなにしちゃいや、あぁぁん、もっとぉ、ね?そのままぎゅってして?ねぇああん、ちゃんと指だけじゃなくて、あああぁぁぁぁ」

亮子は次第に乳房をもっと愛されやすいように身体を起こしてきたので、自然と肉棒は亮子の中に深くめり込んでいったが、感じている亮子は最早嫌がったりはしなかった。

亮子はだんだんと快感が盛り上がってくる身体を持て余し気味にしていたが、直ぐに直せる服装のまま挿入されて乳房を可愛がられていることが嬉しく、康司の好きにさせていたので、次第に挿入されただけでは身体が満足できなくなってきた。

しかし、康司にはこの姿勢で出没を楽しむことは無理なのが分かっていたし、先程たっぷりと放出したばかりだったこともあり、亮子の肉壁が活発に動いて肉棒を可愛がってくれる感覚を楽しむことで充分満足していた。

「アキちゃん、アキちゃんの中が動いてオチンチンを可愛がってるよ。分かる?」

「わ・・・わかんない・・・・・」

「とっても気持ち良いんだ。アキちゃんの中にこうやって入ってるだけで最高だよ」

「最高なの?」

「うん、とっても気持ち良いよ」

「うん・・・・・・」

「それにね、アキちゃんのオッパイをこうすると」

そう言って康司は亮子の乳房をキュッと握った。

「あうぅぅーーっ」

「ほら、分かった?アキちゃんの中がオチンチンを締め付けてくるんだ」

「はぁ、はぁ、はぁ・・・・・・ああん・・・・・・」

「わかった?」

「わかんない・・・・・・・」

そうは言ったが、亮子は乳房を握られた時に肉壁から快感が湧き上がることは分かっていた。何と言っても挿入された時の快感の方が圧倒的に強いのだ。最初は少しきつかった肉棒が今ではかなり違和感なく身体の中に収まっており、その感覚はじわじわ亮子を包んでいく。

康司がこの姿勢での結合にかなり満足していることに比べ、亮子はどんどん身体の感覚が盛り上がってくることに必死に耐えていた。亮子の肉壁から分泌された液体が肉棒の回りを包み込み、どんどん動きやすくなってくる。

「康司さん・・・」

「なあに?」

「このままなの?」

「え?どういうこと?」

「このままずっとこうしてるの?」

亮子は挿入されたまま乳房を可愛がられている状況にだんだん我慢ができなくなってきた。しかし、自分ではどうして良いのか分からない。しかし、康司は自分が後ろから包み込むようにして愛している亮子が可愛くて仕方なかった。更に何度も乳房を丁寧に可愛がって亮子を優しく感じさせていく。康司の指が乳房の周りを撫で上げ、時折乳首をそっと転がすと亮子は熱い吐息を吐いて肉壁がキュッと締まる。それから両手で乳房全体を揉み上げると肉壁がザラァッと肉棒を扱き上げるのだ。康司はこのままでも十分に満足だった。

「アキちゃん、この姿勢は辛いの?」

「そうじゃないの。でも、ああぁぁ、このままは・・・・・ああん、いやぁ、何とかしてぇ」

亮子の様子が少しずつ変わってきたことに康司もようやく気付いた。

「もしかして、アキちゃん、我慢できなくなってきたの?」

「・・・・・・・・・」

男の方が満足しているのに、女の子が我慢できないなどとはなかなか言えない。しかし、亮子の身体はどんどん熱くなってきた。

「アキちゃん、お尻をもじもじ動かしてごらん」

「そんなことしたら」

康司は亮子が快感を得られると思ってそう言ったのだが、亮子にしてみれば康司は冷静なのに自分だけ感じて声を上げるなど無理な相談だった。

「ほら、やってごらん?」

「・・・・できない・・・・」

亮子はやろうと思えばできるのに、そして本当はしたくて我慢できないのに、それでも言えなかった。

「ほら、こうするんだよ」

そう言うと康司は亮子の腰を両手で掴むとグリグリと動かした。

「ああぁぁぁぁぁっ、だめぇぇぇぇーっ」

「いやなの?感じてごらん?」

そう言って康司は更に亮子の腰を動かす。亮子の身体の中で抑え付けていた快感が一気に吹き上がり、腰が蕩けるような快感に亮子が声を上げた。

「ああんっ、いやっ、いやっ、ああぁぁぁ、だめ、あうぅぅぅっ」

「アキちゃん、自分で動かしてごらん」

「いやぁ、できない、ああん、お願い、止めて、はうぅぅ」

康司はようやく、亮子が自分からは動きにくく、自分だけで感じるのを嫌がっていることに気付いた。

「それじゃ、アキちゃん、足を開いてごらん」

そう言って康司は開いていた自分の足を閉じ、逆に亮子の足を開いて自分の上に跨るようにした。

「ああっ、そんな、無理、ああん、無理しないで、あうっ」

挿入したままの体位変換に亮子は少し嫌がったが、それでも何とか康司のリードで挿入したまま康司の腰の上に跨った。

「このまま身体を前後に動かしてごらん。こうやって・・・」

康司が再び亮子の腰を掴んで前後に揺すってやる。

「ああぁぁぁっ、出たり入ったりするぅっ」

「感じるだろ?自分でしてごらん」

「ああん、自分でするのは無理ぃ、動けないぃ」

「それじゃ、俺の膝に手を付いてごらん。それなら動けるだろ?」

「こう?康司さん、痛くない?」

「大丈夫だよ。ほら、動かしてごらん。俺はオッパイを可愛がってあげるから」

「あああああああ、ああっ、ああっ、ああっ、はうっ、ううっ、ううっ・・」

亮子は乳房を揉まれながら不器用に腰を前後させ始めた。しかし、あまりにも恥ずかしい格好なので感じることはできても夢中になれない。

「やっぱり無理よぉ、ああん、康司さん、これ、やり過ぎじゃないのぉ?」

「いやなの?」

「嫌じゃないけど、ああぁぁん、こんな格好なんて、だめぇ、腰が、腰が動いちゃうぅ」

亮子は今の自分の姿を想像してベッドでの姿よりも恥ずかしい格好をさせられ、自分から動いて感じていることに興奮していた。何と言ってもTシャツとブラを捲り上げられて剥き出しにされた乳房を揉まれ、自分から腰を動かして声を上げているのだ。今までのように康司の肉棒の出没で声を上げているのとは全く違う。まるで自分だけが感じさせられているようなシチュエーションに、自分が女であることを自覚してしまう。それに、大きく足を開いて腰をゆらゆらと動かすだけでも恥ずかしいのに、このままでは自分だけもっともっと快感が欲しくなって激しく腰を動かして声を上げることになりそうな感じだ。冷静な康司の上で自分だけが快感を貪る姿だけは見せたくなかった。康司がもっと夢中になってくれれば自分も夢中になれるのに、と思った。

「ああぁん、康司さん、このままはいや、ね、何とかしてぇ」

亮子は満足できない不十分な快感に身を焦がしながら康司に解決策を欲しがった。とにかく康司の上でもじもじと腰を動かし続けるのだけはいやだった。

 

 

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