第14部

亮子はもう一度シャワーを軽く浴びることにし、その間に康司は再び準備に取りかかった。今度はビデオだけなので準備は比較的簡単だ。夕食前に仕掛けたビデオのダビングは終わっていたので手持ちのカメラを代わりに取り付けてダビングをスタートし、据え置きで使っているリモコンの効く方には新しいテープを入れてテレビの横に目立たないように置いてアングルを調整した。

亮子がシャワーからでてくると、

「ありがとう。これから私は髪を乾かすから、よかったらその間に康司さんもシャワーを浴びたら?なんか知らないうちに疲れが溜まっていたみたい、気持ちよかったなぁ。康司さんも浴びてきたら?」

と言うので、康司もシャワーを浴びることにした。

康司がシャワーからでてくると、亮子は既に髪を乾かし終わったようで、テレビの前の籐いすに座ってチャンネルをガチャガチャ変えていた。大きな肘掛けの付いた椅子なので小柄な亮子が座ると子供が座っているようだ。しかし、このイスの大きさが撮影にはポイントになるのだ。わざわざ言わなくても亮子が自分から撮影場所にいてくれたので康司はビデオカメラのリモコンを手にすると亮子の椅子の後ろに立った。

その時、亮子はTシャツとパンツだけの姿で、ブラジャーは着けていなかった。

「少し、テレビの音、小さくしてくれる?」

そう言うと、康司は椅子の後ろから亮子のうなじを愛撫し始めた。

「え?いいけど???」

亮子は康司の指先が感じさせようと動いていることに気が付いて少しびっくりした。また撮影する気になっているらしいと察しを付けて話しかける。

「もうするの?アン、くすぐったい。このままで?」

亮子は少しくすぐったそうだったが、特に嫌がる様子はなく、言われたとおりにテレビの音を小さくすると康司の愛撫に身体をまかせた。

「いいかい。このまま撮影するからね」

康司はそう言うと、時々撫でている指をうなじから胸のふくらみの方に下げたり、そのままちょっとだけふくらみを押したりして亮子の身体が次第に感じやすくなっていくのを楽しそうに椅子の上から見下ろしていた。カメラのアングルは籐椅子の大きさに合わせてあるので、亮子の後ろに立っている康司は写らず、椅子の背もたれ越しに亮子に伸ばした康司の手だけが写っている。その手がゆっくりと亮子の可愛らしい胸の膨らみを愛撫し始めている。

「あん、康司さん、後ろからなんて、康司さんが見えない」

「それで良いんだ。そのままじっとしていてごらん」

「だって・・・、あん、こんな格好で触られるなんて」

亮子は目の前に置かれたビデオカメラの冷たい視線にとまどいながらも康司の指は確実に亮子の身体に火を付けていった。なんと言っても康司に触られると気持ちいい。レンズが気になって恥ずかしいが、康司の愛撫がソフトなので次第にもっと強い刺激が欲しくなってきた。特に、Tシャツの上から乳首の廻りを愛撫されると我慢できないほど焦れったくなってくる。しかし康司は時間をかけて愛撫する気のようで、すぐには気持ち良くしてくれない。感じる所の近くで愛撫を続けて、亮子の息が荒くなってくるとゆっくりと離れていく。特にTシャツの上からでは夕方のように全身を突き抜けるような快感は得らない。もちろん自分からシャツを捲り上げれば望みの愛撫をえられることは分かっていたが、目の前でビデオが回っていては亮子にできるはずもなかった。

「いやぁ、ねぇ、ああん」

「何がいやなの?」

「分かってる癖にぃ、ちゃんと優しくしてぇ」

「どうして欲しいの?」

「このままじゃいやぁ、ねぇ、ベッドで、ね?」

「まずここで撮影するんだよ。まかせてくれるんだろ?」

「こんなのはいやぁ、早くぅ」

康司の指が、既に敏感になって固く尖っている乳首の廻りをそっと撫でるとどんどん我慢できなくなってくる。とうとう亮子はTシャツの裾を握りしめ、康司の指が少し下に降りてきたときにTシャツを捲り上げることにした。しかし、康司は亮子のそんなたくらみはお見通しだった。

「さぁ、ゆっくりTシャツを折り返しながら捲り上げてごらん」

「いやぁ、康司さんがしてぇ、じぶんからするなんてダメェ、早くぅ」

「ほうら、どんどん焦れったくなってくるよ。我慢しなくて良いよ。そっと捲くってごらん」

「イヤァ、ねぇ」

亮子は抵抗したが、康司の愛撫は確実に亮子を追い込んでいった。ついに我慢できなくなると、亮子は握りしめたTシャツの裾を自分からそっとTシャツを捲り上げ始め、自らの意志で膨らみをカメラの前に晒し始めた。恥ずかしかった。目の前のレンズが自分を撮していると思うとすぐに隠したくなる。しかし、それでは康司に愛してもらえない。ビデオのテープは自分のものなのだからと自分自身に言い聞かせ、亮子はゆっくりと折り返しながら捲り上げていった。

「ちゃんと上まで上げないと巧くできないよ」

「アアン、ねぇ、もう良いでしょ、早くぅ」

亮子は膨らみのすぐしたまでTシャツを捲り上げたまま、それ以上持ち上げることはできずにいた。康司がその気になれば簡単に潜り込めるくらいギリギリまで捲り上げたのに、康司の指は裾をくぐろうとはしない。

「もう少し上まで、あと2回折り返して」

康司は亮子にとどめを刺すように命令した。愛撫が欲しくて我慢できなかった亮子は、康司の言葉を素直に受け止めて自分自身への言い訳にした。『康司さんに言われたから・・・』その言葉が頭の中に大きく響き、亮子は自分から恥ずかしい部分をさらす決心をした。

「はぁッ、もう、ダメ、知らないッ」

亮子はとうとうTシャツを乳房の上まで捲り上げた。固く膨らんだ半球形の可愛らしい膨らみの先端に薄い色の突起がポツッと康司の手を待っている。

「ほうら、感じてごらん」

康司は完全にお椀型の固く張りつめた乳房を両手で包むと、ゆっくりと揉み始めた。

「はあぁっ、ああぁぁぁーーーっ」

待ちに待った快感が身体を突き抜け、亮子の身体はグッと反り返る。それは自然にカメラの前に自分から乳房を突き出す動きだった。電子の目の中では目をつぶった亮子一人が乳房を突き出して男の手で悶えている姿が大きく映っている。両手で絞り出すように揉み上げられた乳房の先端にはツンと尖った乳首が更なる愛撫を待ちわびている。

康司はゆっくりと時間をかけて亮子の乳房を楽しんだ。たっぷり時間をかけて感度を上げてあるので、亮子はほんの数時間前に康司に初めて乳房を晒した少女とは思えない濃厚な痴態を見せていた。康司の愛撫がゆっくりなので、亮子は自分から胸を左右に小さく振って康司の手の中で乳房が弾むようにしたり、しっかり乳首を愛撫されるように胸を突き出したりして籐椅子の上で悶えている。

亮子は望み通り康司に胸を揉まれながらも、自分の身体がどんどん大きな快感を欲しがることに戸惑っていた。特に、まだ何も愛撫されていない秘唇からのうずきは、胸を揉まれれば揉まれるほどどんどん強くなってくる。

「康司さん、早く終わってベッドに行きましょう。このままじゃいやぁ」

亮子はレンズを気にしながらゆっくりと両足を擦り合わせているが、なかなか康司は先に進まない。自分だけが感じている姿に耐えられなくなった亮子は、とうとう上を向いて自分の胸を揉んでいる康司におねだりを始めた。

「康司さん、早くぅ」

「どうして欲しいの?ちゃんと言いなさい」

「そ、そんなぁ、はうぅ、ちゃんと・・・して・・・」

「オッパイを揉むだけじゃいやなの?どうして欲しいか、ちゃんと言えばしてあげる」

「そんなこと・・・・いやぁ、言いたくない」

亮子は羞恥心でさらに秘唇のうずきが強くなったのか、やや大胆に両足を擦り合わせ始めた。

「言えばしてあげる。たっぷり優しく」

「アアーーっ、もう我慢できなイッ。下も優しくしてぇ」

「それじゃ、今してあげる」

康司はそう言うと、カメラの視界を遮らないように椅子の後ろを大きく回って亮子のイスの前に跪いた。カメラには背中を向けているのであまり声ははっきりと入らないが、それでもささやくような声で、

「さぁ、見せてごらん。どうなっているのかな?」

と亮子の下半身を包んでいる小さな布に裾に手をかけた。

「いやぁ、そんなとこ見ないでぇ」

康司はゆっくりと亮子のパンツを脱がせていった。口では嫌がりながらも亮子はそっと腰を持ち上げて協力する。とにかく今はこのうずきを何とかして欲しくて仕方ないのだ。

脱がせたパンツには既にねっとりとした液体が染み込んでいた。その部分だけ少し透明になっている。パンツを脱ぎ終わった亮子は首の回りにTシャツが絡んでいる他は全裸だ。

椅子に座っている姿勢では亮子の秘唇は座面に隠れているので、康司はそれをカメラに晒すことにした。

柔らかい茂みを露わにした亮子の両膝に手を差し込み、ゆっくりと亮子の足を持ち上げて左右に広げ、それぞれ大きな椅子の肘掛けに掛ける。膝を持ち上げて肘掛けにかけられてしまうと、亮子の秘部はむき出しになって康司の目の前に現れる。まるで小さな子が親におしっこをさせてもらうような大胆な格好に、亮子は嫌がった。

「いや、こんな格好するなんて、丸見えよぅ」

「ほうら、もうこんなになってる。初体験を済ませたばっかりなのに、アキちゃんは感じやすいんだね」

康司の目の前にはぽっちゃりとした秘唇の間から液体を少しずつ吐き出す秘口が丸見えになっていた。茂みが薄い亮子の秘部はカメラに丸見えとなる。

「アキちゃん、まだ痛いの?少し奥の方に血が出ているみたいだけど」

康司はカメラ目線を遮らないように少し斜めからのぞき込んだ。そして舌を突き出すと、ゆっくりと秘心と秘核を舐めようと秘部に近づいてくる。

「いやっ、見ちゃダメ!痛くないから、大丈夫だから。アアン、息を掛けないでぇ。アアッ、だめぇーーっ、はうぅ、はぁぁーっ、はう、はう、ダメェ、気持ちいいから、あ、それダメぇっ」

康司がピチャピチャと音を立てながら亮子の秘唇を舐め始めると、亮子の身体に電撃が走った。しかし、両足を肘掛けに掛けられているので亮子はほとんど動けない。どうしようもない、と言った感じで、無意識に自分の股間に埋もれている康司の髪に指を絡ませ、自然に康司の頭を秘唇に擦り付ける。

「アアッ、あうぅ、はっ、ダメ、止まらない、康司さん、何とかしてぇ、アーッ」

康司はさらに両手を上に伸ばして亮子の乳房を揉んでやる。

「凄いッ、こんなこと、ああん、康司さん、イイーーッ」

亮子は椅子の上で仰け反って康司の愛撫を喜んだ。とにかく猛烈に気持ちいい。身体中から全て快感が湧き出してくるようだ。亮子は康司の与えてくれる快感を夢中になって追いかけた。

しかし、無理な体勢での愛撫なので、刺激的な格好をしているという興奮が収まってくるともっと思い切り愛して欲しくなる。康司もそれを見越してか、あまり強くは舐めてくれない。亮子は快感に喜びながらも、レンズの前で足を大胆に開き、自分で康司の頭を秘部に擦り付けている姿を何とかして欲しかった。このままでは望むものも手に入らず、自分の恥ずかしい姿をレンズにさらし続けるだけだ。恥ずかしさで快感もある一定以上には強くならない。夢中になれないのだ。

「ダメえっ、こんな事させないで、いやあぁ、恥ずかしいっ。何とかしてぇ、ああん、いやぁ、こんな格好、いやあぁ」

亮子は嫌がりながらも康司の頭をしっかりと両手で掴み、秘部に押しつけている。康司の舌がヌメヌメと秘部を舐め上げるたびに強烈な快感が生まれるので、どうしても自分から手を離せない。それに、もし手を離して康司の頭が横に動けば、レンズに自分のたっぷり濡れた秘部をさらすことになる。亮子は快感を受け止めながらも夢中になれず、またやめることも出来ないもどかしさに喘ぎ続けた。

康司は亮子の身体の反応がこれ以上強くならないことに気が付くと、撮影最後の体制に入ることにした。一度亮子の足を下ろして椅子から立ち上がらせると、素早く服を脱ぎ捨てて代わりに自分が座る。亮子はイスに手を付いて息を整えながらも康司の肉棒に視線を貼り付ける。

「さぁ、そのまま僕がイスだと思って、普段椅子に座るようにゆっくりと腰を落としてごらん」

亮子には肉棒をそそり立てた康司の望むことが分かった。

「いや、それはいや、ベッドに行こう。ねぇ」

「ほら、おいで、早く」

「これ以上ここではいやぁ」

「もう少しで終わるから、良いだろ?」

撮影は康司に任せる約束だ。さらに康司がせかすので、亮子は仕方なく康司の言うように同じ向きでそっと腰を下ろしてきた。康司は亮子の細くて小さな腰を掴むと、肉棒の位置に合わせてゆっくりと下ろす。

「あ、あーーーーっ、入ってくるぅ」

亮子の細い身体がくっと仰け反る。亮子の中は相変わらず狭かったが、たっぷり時間を掛けて濡らしているので挿入そのものはスムースだった。亮子がすっかり腰を落とすと、康司は両手を前に回して乳房を揉み始める。

「あぁっ、いやぁっ、こんなのっ、はうぅっ、康司さんっ」

3カ所を同時に攻められて亮子はどうしようもなく康司の上で悶えてしまう。亮子が身体をほんの少し動かすだけで亮子に刺さっている肉棒はとろけるような快感を亮子の中に与えた。

「はぁっ、これ、だめぇ、こんなこと、させないで、良すぎるぅ」

Tシャツを首まで捲り上げた他は全裸の格好で亮子は身体をクネクネと動かして快感を追い求めていた。次第に亮子の秘唇が吐き出した液体で康司の茂みも濡れてきていた。

「アア、気持ちいいよ、アキちゃん」

「あうん、動けない・・けど・・はあぁっ、き、気持ちイイッ」

亮子が満足しているようなので、康司は亮子の首の周りのTシャツを取り去ってしまった。

「ああっ、いやっ、それだけは・・、あうぅっ、はんっ、だめえっ、あんあんあんっ」

亮子は完全に全裸になった姿に恥ずかしがったが、今や康司の肉棒の与える快感にとても抵抗できない。未だセックスの経験が浅い少女には快感に抗う術はなかった。レンズは全裸の細身の少女が乳房を揉みあげられながら腰を不器用に動かし男の上で悶えている姿をしっかりと捉えている。亮子は下から貫かれて乳房を揉みあげられるのがこんなに気持ち良いものだとは思わなかった。康司の手が小さめの乳房を揉みあげ、乳首を指で挟まれるたびに、

「はうっ、はあぁっ、くうっ」

と身体を仰け反らせて悶えながら腰を康司に擦り付けてしまう。

今、康司の上の高校2年生の少女は、自分の身体が生み出す快感の虜になっていた。そして亮子は康司の上で悶えながら頭の隅っこで、カメラにはどんな風に写っているんだろう、とぼんやり思っていた。頭の隅っこで『綺麗に移っているかな?』と考えていた。

しかし、この刺激的な体勢では出没運動が出来ない。亮子の肉壁は液体を吐き出しながら更に強い刺激を求めて肉棒に絡みつき、更に挑発しているが、このままでは最後までいくことはない。セックスの経験が浅いこととレンズを気にしていることがブレーキになっている。やはりこの体勢は撮影専用なのだ。

結局、その後もしばらく亮子は康司の上で悶え続けたが、快感がそれ以上に盛り上がらず、亮子はいくことができなかった。康司も肉棒は気持ち良かったが亮子の姿を後ろからしか見られないので、しばらく楽しんでから康司は亮子を下ろした。

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、凄かった・・・」

亮子はそのまま床にガックリと膝をついて、ほとんど四つんばいの姿勢で息を整えていた。しかし、まだ喘いでいる亮子の中途半端に愛された秘唇はまだじくじくと液体を吐き出しており、それを肉棒をそり上げたまま後ろから眺めている康司にも亮子の尻の奥の淡い茂みの中がてらてらと光っているのははっきり見えていた。『あそこにはまっていたんだ。アキちゃんが感じていたんだ』そう想うと、康司は我慢できなかった。ゆっくりと立ち上がり、亮子の前に立ちはだかる。

亮子が目を上げると、そこには上を向いてビクビクと動いている康司の肉棒があった。

「アキちゃん、ベッドに行こう。撮影は終わりだよ。だから、いいだろ、口でして」

亮子はまだ息が上がっていたが、その言葉に安心したのかゆっくりと肉棒を持つと口に入れ、緩やかに頭を前後させ始めた。見下ろす康司の前で亮子の口の中に何度も肉棒が呑み込まれていく。くわえたままチラッと康司を見上げる亮子の顔は『これでいいの?』と聞いているようだった。その様子はオートフォーカスのレンズにしっかりと捉えられ、亮子が不器用に肉棒をしゃぶる様子がしっかりと記録されていた。

しかし、亮子はあまりしっかり肉棒を深くくわえ込まないので気持ち良いながらもだんだん焦れったくなってくる。やがて康司は亮子を一度立たせると、カメラを止めてそっと抱き上げてベッドに向かって歩いていった。

康司に抱き上げられながら、亮子は長い一日の最後の時間が来たことを知った。

「電気を消してもいいでしょ」

「うん、そうしよう」

康司は亮子を抱いたまま電気のスイッチのところにいき、

「お願い」

と言うと、抱かれたままの亮子が手を伸ばして電気を消した。

暗くなった部屋の中は一瞬何も見えなかったが、月明かりがベッドの上に落ちていたので次第に全てが見通せるようになってきた。そっと亮子の身体をベッドに横たえ、最後のTシャツをそっと脱がせると、二人の全裸の高校生がそこにいた。

亮子は目をつぶってじっとしていた。月明かりが茂みの上で淡い影を作っている。

「疲れた?」

「うん、とっても」

「もうしたくない?」

「バカ・・、早く・・・して」

康司がゆっくりと亮子の上に覆い被さり、丹念にキスをする。何度も舌を絡め合わせながら、緩やかなうなじ、小さな耳、細い首筋、つんと突き出した顎と康司は全てを確かめるかのように唇を這わせていった。それは二人の疲れを癒しながら愛情の世界に誘う、優しい愛撫だった。お互いに身体をゆっくりと擦り合わせ、互いに刺激しながら気持ちを伝え会う。

「あん、そんなとこまで・・・あ、くすぐったい・・・うん、だめよ、そっとよ」

亮子は静かに、しかし嬉しそうな声を出して康司の愛撫を受けていた。しかし、康司の唇が肩口から胸元へ降りていくと期待に体を固くして少しずつ身体が仰け反っていく。声がだんだん高くなっていくのが自分でも分かった。

康司は亮子の胸元を過ぎて唇で膨らみの裾野を見つけると、ゆっくりと円を描くように裾野を回り出した。そして、遠回りを繰り返しながらゆっくりと頂上に近づいていく。

「あ、あ、ああん、あぁ、はあっ、そんな・・こと・・・しないで・・はうぅ、そのまま・・ああん、離れちゃいや・・・・そのまま・・・うぅっ、・・・焦らさないで・・・早く・・・」

「どうして欲しいか言ってごらん」

「あああん、・・・だめぇ・・・・お願い・・・して・・・・あ、いい・・・・あぁ・・・いやぁ・・・・は、早く・・・食べて・・・お願い」

「何を食べて欲しいのかな?」

康司はゆっくりと唇を先端の廻りで焦らし続ける。既に最大限まで尖っている亮子の突起は確実で強烈な快感を亮子に告げていた。好きな康司の前だからこそ、自分からは言いたくなかった。しかし、既に充分にその気になっている亮子はとうとう康司におねだりしてしまった。

「ち・・乳首を・・・食べて・・・あ、ああぁぁぁぁぁーーーーーーっ」

康司が固い乳首を含み、ゆっくりと口の中で転がすと、亮子の体は弓のように大きく反り返って自然に強く乳首を康司の口に押しつける。乳首は康司に愛されることを喜んでいるかのように、舌に転がされるたびにピクンと口の中で立ち上がり、その度に亮子が声を上げて身体がグンと反り返った。

康司は胸の上に突き出された半球型の乳房を我慢できなかった。そのまま乳首を口の中で転がしながら両手で固く膨らんだものをゆっくり揉み込む。

「はぁぁぁーーーっ、だめぇぇぇっ、良すぎるぅぅぅーーーっ」

亮子は堪らず首を激しく左右に振り、まるで康司の愛撫から逃げようとするかのように身体をくねらす。それは全身で受け止めきれなかった強烈な快感が吹き出しているかのようだった。康司の身体の下で亮子の白い小柄な身体が悶え続け、康司は声を搾り取るかのように乳房を揉み続けた。

「康司さん、康司さん、助けて・・・休ませて・・・身体が・・・・身体が・・・息が・・・ダメェ、少しでいいから・・・お願い・・・」

やがて亮子は康司に休憩をねだった。身体はもっと欲しがっているのだが息が続かない。こんなに激しく愛されたら気絶しそうだった。康司が亮子を一度解放して横に身体を移すと、ゆっくりと亮子が康司に寄り添ってきた。

「すごかった。死んじゃうかと思った」

「感じてくれるから、とっても嬉しくて・・・こうなりたいってずっと思ってたから」

そう言いながら康司は亮子の背中をそっと撫でてやる。しかし、それはほんの今まで感じていた少女の身体には刺激が強すぎた。

「アア・・ダメ・・待って、それをされたら・・・・また身体が欲しがって・・・ああん、だめぇ、感じるからぁ、はあっ、そこは、背中も・・・アンッ、うなじはダメェ、アアン、はあっ、はあんっ、身体がっ、知らないッ」

亮子は我慢できずに横から康司に身体を擦り付ける。そして次第に茂みを康司の腰に強く押しつけようと、自然に足を康司の方に絡めてきた。

「あん、あん、我慢できない・・・もっと・・・ちゃんとして・・・このままはイヤぁ」

亮子は可愛い声で康司の身体に自分の身体をくねらせて押しつけ、より強い快感を得ようとする。とうとう亮子の足は康司の足にしっかりと絡み、茂みをグリグリと押しつけるようになった。

「恥ずかしい・・・恥ずかしい・・・こんなこと・・・見ないで・・」

そう言いながらも亮子は康司の横から次第に上に上がってくる。康司はその動きに逆らわないように、ゆっくりと亮子の小柄な身体を自分の上に引き上げていった。

「アキちゃん、上に来てごらん、ほら、乗っかってごらん」

「いやぁん、ああん、そんなぁ、私からこんな、ああっ、上に乗せないで」

「ほら、アキちゃんが上に来たよ」

亮子は康司の身体に被さる形で足を開いて乗ってきた。康司の逞しい肉棒が亮子の茂みの中をつつき、その度に亮子は声を上げる。

「ああぁっ、ダメ、あぁぁーっ、入っちゃう、こんな格好、あぅぅーっ、ダメ、上になって、お願い、上になって、ああん、入っちゃうぅーっ」

しかし、お互いに角度を会わせていないので康司の肉棒は亮子の入り口をつつくばかりで中に入ろうとはしなかった。

「いやぁ、だめぇっ、ああんっ、入りそうなのに入らない、ああんっ」

亮子が腰を康司に擦り付けながら喘いでいるので、康司は亮子の身体を軽く持ち上げて四つん這いの格好にしてやった。康司の上で恥ずかしい格好をさせられた亮子は、康司の見上げる視線を感じながらも、とりあえず肉棒に焦らされることはなくなったので四つん這いのまま息を弾ませながら身体を休める。亮子の小さめの乳房は下向きになるとツンと三角に尖って康司の目を釘付けにした。

「康司さん、どうしたの?」

「アキちゃん、触っても、いい?」

そう言いながら康司は亮子の乳房をそっと両側から絞り込むように揉み上げる。

「あうぅっ、あんっ、あんっ」

亮子は新しい感覚に小さな声を上げた。両手が使えないので康司の愛撫に対して何もすることができない。軽い束縛感ではあったが、自分が身動きを取れない中での愛撫に亮子は夢中になった。

「康司さんっ、ああんっ、気持ちいい、アンッ」

康司はそれを聞いて嬉しくなり、少し亮子の身体を上に上げて片方の乳房に下から吸い付き、開いた手を伸ばして亮子の茂みの中を探り始めた。

「あぁぁぁーーーっ、だめぇーっ、そんなにされたら支えられないっ」

亮子は一瞬腰を引いて茂みの奥を探られないようにしたが、康司の手は難なく伸びてきてたっぷりとぬめっている秘唇の中で遊び始めた。途端に猛烈な快感が亮子を包み込み、亮子自身どうしていいのか分からなくなる。乳房の下に康司の顔があるので、身体を支えられなくなってベッドに沈もうとしても愛撫は容赦なく亮子を更に強い刺激で包み込む。

「ああーっ、だめぇ、ああん、康司さん、ああーっ、くぅーっ、はうぅ、だめぇ、許して、お願い、ああぅ、ああん、壊れちゃうぅ」

康司はこの体勢の愛撫で喜んで身体を仰け反らせるようになるにはある程度セックスの経験が必要なのだと言うことがわかった。これは教え込まないと覚えられないのだ。

康司は愛撫をやめると、喘い声を上げながら康司の身体の上で悶える亮子を優しく下から抱きしめた。少し身体を上にずらしているので肉棒は亮子をつつかない。

「はあ、はぁ、はあ、はぁ、はぁ、はぁ」

「ごめんね、感じすぎたかな?」

「はぁ、はぁ、はぁ、何がなんだか分からなくなって、はぁ、はぁ」

「イヤだった?」

「ううん、そんなこと無い。大丈夫。嫌がってた?」

「うん、イヤって言ってた。許してって」

「そんなこと言った?夢中で良く覚えてないの」

「疲れた?」

「ちょっと。ごめんなさい。でも、こうしてもらってるとなんか安心するの」

亮子はしたから康司に抱きしめられてうっとりと目を閉じていた。その亮子の髪を優しく撫でながら、康司はこれからどうしようか考えていた。

 

 

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