第６２部

　そして今、昌代は康司にＴシャツを捲り上げられ、ブラジャーのカップの上から既に敏感になっている乳房を愛撫されながら首筋を舐められている。

「ああぁぁ、早くぅ、もういやぁ」

「何がいや？」

「ベッドでぇ、ここはいやぁ」

昌代は康司の手が邪魔な布地に包まれた乳房の上を撫で回していることに焦れていた。既に康司には全てを何度も許しているし、めくるめく瞬間も共有している。今でも恥ずかしいのは間違いないが、無理して可愛い子ぶる理由もなかった。

「それじゃ、ちゃんとベッドでどうして欲しいか言ってごらん」

「は、早く、ベッドで・・・優しく・・・・して・・・」

「それだけしか言えないの？」

「だって・・・・」

「ここまでされててそれだけ？」

康司は腰をグイッと突き出し、昌代の中に肉棒を更に押し込んだ。しかし、そこまでだ。

「ああぁっ、いやぁ、早くぅーっ」

昌代は身体がとろけてしまいそうな快感の誘惑に声のトーンが上がった。

「ほら、ちゃんと言えよ」

「な、なにを・・・・」

昌代はこういう関係になる前には言えた言葉でも、恋人になってしまうと恥ずかしさが何倍にもなり、既に知っているあの力強い出没と巧妙なテクニックが目の前にあるのに手に入れられないもどかしさに身を焦がしていた。

「昌代だって知ってるんだろ？ほら？どう？」

康司は昌代の足をグイッと開いた。すると自然に腰を前後に揺するのが楽になる。

「ほら、どうだ？」

康司がグイッと一回腰を突き上げると、昌代の腰はそれを追いかけて何度も前後して自分から出没を作り出し始めた。

「いやあぁっ、見ちゃいやぁ、だめぇ、ああん、止まらないの、康司さあん、あぁぁぁぁ」

昌代は康司の膝の上で自分から腰を動かす恥ずかしさに嫌がったが、ゆっくりとゆらゆら動く自分の腰からとろけるような快感が沸き上がってきたのも事実だった。

「ほうら、それじゃ、今度はこっちだね」

康司はそう言うと、目の前にある昌代のブラジャーの留め具を外し、両手でちょうど良い大きさの乳房を包み込むと優しく揉みほぐし始めた。

「ああぁぁぁーーーーーっ、くううぅぅぅーーーーっ」

昌代は予想もしなかった体勢のまま心の中で欲しがっていたものを与えられ、喜びの余り大きく仰け反って声を上げた。気持ち良かった。やはり康司でなければこんな素晴らしい世界は与えてくれないと思った。

「さぁ、どうする？」

「ああぁぁっ、いやぁ、まだ止めちゃいやあぁぁーーっ」

「へぇ、可愛い声を出すもんだな。ベッドはどうする？」

そう言いながら康司はクンッ、クンッと腰を軽く突き上げる。昌代にとってはベッドと快感を同じ場所で与えて貰えなかったのでどちらかを選ばなくてはいけない。

「あぁぁぁぁぁっ、あうぅぅっ」

「抜いてからベッドに行くか？・・ゆっくりと・・・」

「抜くのはいやぁ、康司さぁん、このままぁ」

「そうか、このままが良いんだ。楽しめるかな？」

そう言うと、康司は肉棒をもう少し突き出してから昌代の動きを観察し始めた。昌代と康司は同じ向きを向いているので、今康司には昌代の背中しか見えない。その背中は後ろから見ても乳房の膨らみが分かるくらいに官能的な曲線を描いており、前に回した手はその曲線は無駄のない素晴らしい乳房によるものだと言うことを実感させている。そして前に回した手の人差し指で乳房の形を確かめ先端の小さなしこりを可愛がる度に背中がグイッと仰け反り、腰へと続くラインを更に美しく見せていた。

「あああぁぁぁ、早くぅぅぅ、こんなのいやあぁぁ」

昌代は康司の肉棒を受け入れながらも出没運動が与えられないもどかしさに身を焦がし、視界の中に康司がいない安心感から腰を動かしてできるだけ快感をもぎ取ろうとした。

「気持ち良いだろ？」

「これはいやぁ、こんなにするなんてぇ」

昌代は自分がこんな体勢で男に愛され、自分が焦らされていると言うシチュエーションに嫌がりながらも心のどこかで楽しんでいた。康司の目の前で昌代のキュッとくびれた腰がうねうねと動き、昌代が声を上げて焦れている。康司は肉棒をもっと突っ込みたい誘惑と必死に戦いながらも先端がたっぷりとした潤いの中で扱かれる感覚を楽しんでいた。

今や康司自身も快感を感じながら焦れている。そして康司は更に昌代を攻めることにした。

昌代の前に回して乳房を可愛がっていた右手をスッと降ろし、茂みの奥に潜んでいる敏感な秘核を可愛がり始める。クニュッとした小さな肉芽は康司の指での愛撫に忠実に反応した。

「ああぁぁぁーーーーっ、ここまでするうぅーーーっ」

昌代が一際高い声を上げ、まるで嫌々をするかのように身体を左右に捻って快感を消化しようとする。昌代の肉壁は秘核への絶妙な刺激に反応して更に肉棒を奥へと誘い込もうと蠕動運動をはっきりとさせ始めた。これは開発途上の昌代の身体には酷とも言える愛撫だった。昌代は一瞬で夢中になった。

「入れられて弄られるのは気持ち良いだろ？」

「入れるならちゃんと入れてえぇっ、もっとおぉっ」

昌代は素晴らしい快感でありながら、肉棒の挿入が中途半端なために快感が完全燃焼しないことに我慢できなかった。

「何をどうして欲しいんだ？ちゃんと言えよ」

「もっと中までえっ」

「何をなんだ？はっきり言わないと時間の無駄だぞ」

「あああぁぁぁ、いやぁぁ、それは許してぇ」

「そうか、そう言うことか、それじゃ、指もいらないか・・・・」

康司は秘核を微妙に刺激している指を引き抜こうとした。しかし、昌代はそれを抑え付けて嫌がった。康司の指使いは絶妙だった。康司は単に力任せに擦り立てるのではなく、昌代が気に入る程度のソフトな感覚で秘核を刺激していた。それは触ると言うよりも軽く撫で上げる感覚に近く、少女がベッドの中で自分に施す感覚に近いのだ。

「いやぁ、言うっ、ぺっ、ペニスを奥まで入れてっ」

「ちゃんとちんちんて言えよ」

「ちっ・・・おっ、おちんちんを入れて」

昌代は恥ずかしそうに小さな声で言った。

「こうすれば入るか？」

康司は更に腰を突き出し、昌代の中に深々と肉棒を差し込んだ。

「はうぅぅーーーーーっ」

康司は左手で乳房を揉み立て、右手で秘核を可愛がりながら肉棒が包まれて扱かれる感覚を楽しんだ。昌代は一度背筋をピンと伸ばして康司の肉棒が奥まで入ってきた感覚を味わってから、ゆっくりと身体を康司の方へと倒してきた。

「うん？もう止めて欲しいのか？」

「いやぁ、止めちゃいやぁ、このまま、このままあぁ」

昌代は甘えるように背中から康司に寄りかかってくる。康司は昌代の首筋を舐め上げながら、昌代の腰がまだ動き続けているのを見た。既に昌代は少女でありながら女になっていた。

「一度抜くか？前から来いよ」

康司が腰を突き出そうと身体を伸ばし、昌代もそれに合わせて身体を伸ばして康司に寄りかかってきたので、昌代の身体がずり落ちそうになってきた。肉棒で支えてはいるが椅子に座っているので不安定だ。

「いやぁ、抜くのはいやぁ」

「抜かないとそのままだぞ。よし、ベッドで上から来いよ。思いっきり感じさせてやるよ」

「もう焦らしたりしない？」

「もういっぱい入ってるだろ？ん？」

「優しくしてくれる？」

「してるだろ？分かってないのか？」

「分かってる・・・・」

昌代はそう言うとゆっくりと身体を起こし、

「ああん、やっと入ったのにぃ・・・」

と言いながら両手を机について身体を支え、康司がそっと腰を持ち上げると肉棒を抜き去った。

康司はさっさとベッドに移って仰向けになり、

「ほら、入れてみろよ。おっぱいを揉んでやるから」

と昌代を誘った。昌代はミニスカートは気にならなかったが、捲り上げられたＴシャツとブラジャーが嫌だった。このままでは乳房が如何にも嫌らしく突き出したままなので、このままベッドまで歩いていくのに抵抗があった。そこで、思い切って自分から上を全て脱いでしまった。そして康司が誘うままに康司の上に乗り、腰を肉棒の上に擦り付けて自分の中に肉棒を入れようとした。

「入れられるかな？」

「ああん、意地悪うぅ」

「なんにも意地悪なんてしてないだろ？」

「ああん、入らないぃ」

康司の肉棒は固くそそり立っているため、寝たときは水平に近くなる。それを自分の中に入れるには自分の入り口を肉棒の先端に合わせてから後ろに下がらなくてはいけないのだが、気が焦っている昌代にはなかなかできなかった。康司はその昌代の様子をじっくりと見ながら楽しんでいた。やはり可愛らしい亮子も良いが、素晴らしいプロポーションの昌代が自分の上で焦れながら秘部を擦り付けて声を上げているのは最高だ。

「ほうら、早くしないとせっかく気持ち良くなったのに全部消えちゃうぞ」

康司が言ったことは昌代自身が実感していた。せっかく身体中に快感が響くほどになったのに、肉棒を入れずに擦り付けているだけではどんどん快感の熱が冷めていく。

「どうすればいいのぉ？本当に入らないのよぉ」

「一度身体を前に倒してみろよ。おっぱいを可愛がってやるからそのまま四つん這いになって、そう、そうだ」

昌代が言われた通りにすると、下を向いて尖った乳房を康司の手が優しく可愛がり始めた。

「どうだ？ほら、こうするだけでも揉み上げられるのと違うだろ？」

康司は言葉とは裏腹に先生な指使いで乳房を撫で上げて乳首を細かく刺激する。

「ああんっ、それ、いいっ、康司さんっ、ああぁぁん、感じるぅ」

昌代は康司の手がどうしてこんなに快感を生み出すのか不思議で仕方なかった。しかし、本当に康司が触るだけで気持ち良くて仕方ないのだ。

「そのまま入り口を合わせてごらん」

「ああん、恥ずかしいぃ、いやぁ、合わないぃ」

「おっぱい、止めようか？」

「いやぁ、そのままぁ、するから、するからぁ」

昌代は乳房を可愛がられながら自分で入り口を合わせた。自分から入り口を合わせるのは恥ずかしくて仕方なかったが、言われた通りにしている、と言う従属感も昌代を虜にしていた。

「どうだ？合わせたか？」

昌代の腰が肉棒を捉えたらしいことを感じ取った康司が確認する。

「した、したからぁ・・」

「よし、それじゃ、おねだりを言えよ」

「いやぁ、もういやぁ」

昌代は自分で身体を刷り下げれば肉棒を入れられるだろう事に気が付いていたのでグッと腰を下げようとした。しかし、その途端、康司は昌代の二の腕をしっかりと掴んだ。こうされると昌代は身体を全く動かすことができなくなる。

「いやぁ、ちゃんと入れさせてぇ」

「おねだりが先だ」

「ああぁ、いじわるぅ」

「おねだりは？」

「おちんちんを入れさせて・・・」

「良いよ、入れてみろよ」

康司の許しが出たので昌代は腰を下げた。途端にとろけるような快感を伴って肉棒が身体の中に入ってくる。

「ああぁぁぁ、入ってきたぁぁ」

「楽しんで良いぞ」

康司は目の前で四つん這いになって声を上げる橘昌代の姿に満足し、乳房を可愛がりながら昌代の悶える姿を楽しむことにした。

「ああぁぁ、ああんっ、うはぁぁっ、はうぅぅっ、あっ、あうぅっ・・」

昌代は腰の位置を更に調整して肉棒を深々と自分の中に納めると、ピストン運動をねだった。

「ねぇ、動いてぇ、動いてよぉ」

「昌代が動いてみろよ」

「そんなのできないからぁ、お願い、動いてぇ」

「こうして欲しいのか？」

康司はぐんっと腰を突き上げ、昌代の中に深々と肉棒を差し込んでみる。

「ああぁぁっ、それ、それえぇ」

「もう一回か？」

「もっと、もっとぉ」

「自分で動いてみろよ」

「できないからぁ、お願いよぉ」

「もう一回か？ほら」

更に康司は深々と肉棒を差し込む。昌代の奥深くまで突き上げられた肉棒は昌代の全身がとろけるような快感を生み出すが、ほんの一瞬でしかない。昌代は気が狂いそうになりながら更におねだりをした。

「いやぁ、もっと、もっとぉ」

「昌代が自分で腰を使ってみろよ。自分で覚えないとな」

「いやぁ、こうじさんがしてぇ」

「ダメだ。ほら、やってみろよ」

昌代は仕方なく自分から腰を動かし始めた。しかし、当然上手くできる筈など無く、上手く出没運動を作り出せずにどんどん自分が焦れていく。

「もっと足を開いて、身体を安定させて腰を前後に動かしたらどうだ？」

「上下に動かすんじゃなくて、前後に動かした方が良いんじゃないか？」

康司は昌代が焦れながら言われたとおりにするのを見て楽しんでいた。昌代が足を大きく開いたので、ミニスカートの奥から茂みが見えてきた。

「あん、あぁ、ううっ、くっ、あうっ、はっ、はあうぅっ・・・」

昌代は言われたとおりにしながら、少しずつ腰の動かし方を覚えている。

「よし、それじゃ少しだけご褒美を上げるよ。ほうら、どうだ？」

康司は乳房を下から揉み上げ、乳房を軽くつまんで昌代に快感を与えた。

「ああぁぁーーっ、ううぅぅぅーーーっ、はうぅぅーーーーっ」

焦れながら不十分な快感しか手に入れていなかった昌代の身体にはそれだけで素晴らしい快感が走り回る。昌代は普段学校では優等生の自分のプライドが邪魔をして自由に振る舞うことができないが、康司の上では全てをかなぐり捨てられる自由を心のどこかで感じて楽しんでいた。康司は昌代を優等生として扱っていない。それが楽だった。

「よし、もう少しがんばってみろよ、ほら、どうだ？」

康司は乳房への愛撫を打ち切ると、腰を数回上下させて昌代を一瞬だけめくるめく世界に引き込んでから動きを止めた。

「嫌あぁ、もっと、もっとぉ、ああん、焦れったいぃ」

途中で止められた昌代にとっては堪ったものではなかった。自分から更に腰を動かして快感を得ようとする。少しずつ昌代の腰の動きがスムーズになっていった。

 

 

 

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