『これでさっきと一緒になる』優子は最初の交わりと同じ体勢になったことで少し安心したが、優子の身体は最初の時よりも遥に入念に準備を整えられ、何倍も感じるようになっていた。それが大祐が動き始めた瞬間、証明された。

大祐の腰が力強い出没を開始し始めた。まだ最初はゆっくりだ。優子の身体の中で乳房を揉まれた快感が肉棒が生み出す快感で何倍にも増幅されて身体の中を駆け巡る。それは優子の身体の全ての感覚を圧倒する強力なもので、優子は壮絶な快感に飲み込まれた。

「ああぁぁっ、あぅぅぅ、ああっ、うぅぅぅ、ああっ、うぅぅぅ、ああっ・・・・」

肉棒が身体の奥深くまで入り、そして抜けていく度に優子の口から声が流れ出す。優子自身、声を上げていることさえ良く分かっていなかった。あまりの快感に、身体がどこかに流されてしまいそうで、大祐の首に必死になってすがりつくだけで精一杯だった。

さっきと同じように両手と両足でしがみついてみたが、大祐は腰に巻き付いた両足を更にグッと両脇に持ち上げて優子の足の裏が大祐の腰に当たるように調整した。ちょうど、優子の足の裏で大祐の腰を挟み込むような姿勢だ。両足がほぼ限界まで開かれて秘部が剥き出しになる姿勢なので、最も深い挿入がえられる。

「あうぅぅっ、うぅぁっ、ああぁっ、うぅぁぁぁ、ああぁぅっ・・・・」

優子は大祐の肉棒が奥深くに入りギュッと奥を圧迫してから抜けていく度に、圧倒的な快感と痛いような痒いような快感、そして抜けていく時の快感を身体に送り込まれ、快感に溺れてしまいそうな不安の中で必死に大祐を信じて腰を挟み付けた。今や、大祐の動きを少しでも多く受け止めること、それだけが優子の意識の中の意志だった。

優子は必死に大祐に掴まりながら、どんどん身体の中からあの感覚が湧き上がってくるのが分かっていた。しかし、今や快感は大祐の動き次第で優子にはただ受け止めることしかできない。優子は声を上げながら最後の時が近づいてくるのを待ち続けた。

 

大祐は優子の乳房を揉み始めて直ぐに優子の腰が動き始めたことを察すると、優子が出没を欲しがっていることがはっきりしたので、腰を動かし始めた。最初はゆっくりだ。

しかし、優子の反応が突然大きくなった。

「ああぁぁっ、あぅぅぅ、ああっ、うぅぅぅ、ああっ、うぅぅぅ、ああっ・・・・」

『やっぱり優子ちゃんはこうされるのが好きなんだな。もっともっと感じさせてあげるよ』大祐は更に腰のストロークを大きくして優子に送り込む快感を増やしていったが、優子の足が腰に絡んでくるのが少し邪魔になった。これは先程の最初の挿入でも感じたことだ。きっと、優子の身体が覚えている男の迎え入れ方なのだろう。しかし、さっきのように良く分からない同士の最初ならば優子のスタイルを受け入れもするが、今や優子は大祐としっかりコミュニケーションをとった後なのだから、大祐が優子の体勢を変えても良いはずだ。

『優子ちゃん、こうした方がもっといっぱい感じられるよ』大祐はそう思い、自分の腰に巻き付いている優子の足を更に左右に押し上げ、優子の足の裏が自分の腰骨に当たるようにした。これだと大祐が激しく動いても優子の足が下がる心配が無く、優子の一番奥までスムースに肉棒を入れることができる。

大祐が優子の足を調整すると、優子は素直にそれに従い、

「あうぅぅっ、うぅぁっ、ああぁっ、うぅぁぁぁ、ああぁぅっ・・・・」

と新しい体勢を歓迎するかのように、よりはっきりと声を上げ始めた。

優子の中は最高だった。まだ経験が少ないので、肉棒にまとわりつき締め上げている肉壁はゴツゴツして痛いほどだが、中は十分に潤っているので運動そのものに不自由はない。そして奥の小さくて細かいブツブツに先端が当たると、先端の裏の敏感な部分が僅かに擦られて最高に気持ち良い。今や優子の上に被さり、優子が両手で大祐の首にしっかりと抱きついているので、乳房を揉んでいる両手は二人の身体の間に挟まっており、二人は殆ど抱き合っているような感覚しかない。優子の甘い声と吐息を耳の直ぐ横で感じながら大祐はスパートを掛けることにした。

一度身体を起こし、膝立ちの姿勢に戻って優子の身体を改めて眺めながら腰の動きに力強さを加えていく。今回、大祐は途中で体勢を変えるつもりはなかった。今は優子の中を思い切り楽しみたかったのだ。目の前で制服を大きくはだけて乳房を突き出し、仰け反りながら可愛い声を出している美しい少女の身体を一気に頂上に押し上げるつもりだった。優子の身体もそのつもりらしく、出没を繰り返す度にだんだん中が狭くなっていく。大祐自身は一度放出しているのでまだ余裕があったが、二人でひたすら頂上を目指していくとどんどん優子の身体が絶頂に近づいていくのが良く分かった。大祐は少しずつ出没を早くしている。

ただ、優子は大祐が離れてしまったのが寂しく、両手を伸ばして大祐を抱きしめ、大祐に抱かれたがった。

「ああんっ、あんっ、ああんっ、ねえっ、ああんっ・・・」

優子が大祐を求めている所に、グンと力強く腰を送り込むと、

「あうぅーーーっ」

と可愛い声を上げて両手が宙を彷徨う。まだその時期ではないと言うことを肉棒で伝えているのだ。優子の手は何度も大祐に伸ばされ、肉棒の一突きで引っ込められ、また伸ばされた。その仕草は大祐が夢中になるほど可愛らしく、そして嫌らしかった。

しかし、だんだん優子の中が狭くなってくると、優子の仕草にも切羽詰まった物が感じられるようになってきた。このまま優子が絶頂する瞬間を眺めるのも良いが、最後は抱きしめて絶頂させてやりたいと思う。

大祐は再び肘で上体を支えて乳房を揉みながら出没を再開した。直ぐに優子の両手が首に巻き付けられ、優子の腰も大祐を歓迎するかのように大祐のリズムに合わせて動き始める。

『きっともうすぐなんだな』そう思った大祐は、一度ペースを落としてみた。

しかしそれは、一気に登り詰めようとしていた優子にとって残酷な焦らしでしかなかった。優子の身体の中で盛り上がっていた感覚がスーッと弱くなっていく。

「いや、いや、ああん、いや・・・」

大祐の耳元で喘ぎ声に混じって優子の抗議が伝えられる。

「いきたいの?」

このセックスが始まって初めて大祐が優子の耳元で囁いた。

「ああぁっ、ああんっ、あうぅっ、ううぁっ・・・」

「いきたいの?」

大祐が念を押すと、優子は少し間を置いてから初めておねだりをした。今や恥ずかしがるどころではなかったのだ。

「い・・・いかせて、このまま、お願い、いかせて・・・」

と弾んだ息の下から優子の声が聞こえた。

その声に大祐の腰の動きが応えた。どんどん動きが大きくなっていく。それに合わせて優しく揉んでいた乳房も、乳首が指で挟み込まれたまま揉み立てられた。優子はそのまま一気に駆け上がっていった。

「ああぁぁぁーーっ、ああぁっ、ああぁぁぁーーーっ」

「ちゃんといくって言いなさい。言いなさい」

大祐が更に耳元ではっきりと告げ、乳房を揉んでいた手を離して優子の身体をしっかりと抱きしめ、腰を最大限動かした。

「ああぁぁぁぁーーーーっ、ぃくうぅぅーーーーーっ」

優子の中で大きな感覚が弾け、身体中を駆け巡った。それは、優子自身にも気持ち良いのかどうか分からないほど強い感覚だった。その優子の声に合わせて大祐の腰の動きは一回ぐぅっと強く押し込まれて優子が仰け反るのを確認してから、そっとした動きに変わり、優子の身体に最高の絶頂と余韻を与えてやる。

「はぁぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ・・・・」

優子が満たされた息を弾ませていることを確認してから大祐は優しく優子の髪を撫でてやった。

「大祐さん・・・・」

優子が囁き、大祐は顔を上げるとそのまま長いキスに入った。最初優子は息が弾んでいて上手くキスを返せなかったが、息が整ってくると思いを込めて唇、舌を大祐が導くままに絡ませてくる。考えてみれば不思議な関係だった。交わるまでの二人は知り合いでもなければ恋人でもなかった。しかし、今の二人には明らかに愛情が満ちあふれていた。大祐は最大の愛情を優子に注ぎ、優子は戸惑いながらも必死にその全てを受け入れていた。だが、それは言葉にして残しておくべき物だ。

「優子ちゃん、好きになっちゃったよ」

「私も、大祐さん」

二人は改めてお互いの気持ちを宣言し、再び満たされたキスを繰り返した。

優子の身体の中にはまだ固い大祐の肉棒が刺さっているが、達した直後なのであまり感覚はない。大祐は、この素晴らしい少女をこのまま帰したくなかった。

「ここでして、恥ずかしくなかった?」

「最初は・・・・、でも、今は大丈夫」

「ベッドに行こうか?」

「はい」

優子もそのつもりらしく、素直に同意した。

大祐は優子から離れ、そっと上体を起こすと優子の制服を脱がせた。ちょっと意外だったらしく、優子は戸惑ったような仕草を見せたが、大人しく全裸になる。その優子を大祐は抱き上げ、ベッドルームへと運んでいった。

大祐のベッドルームはベッドサイドランプが灯っているだけの薄暗い部屋で、大きなベッドが真ん中に置いてあり、その横にパソコンを置いてある机があり、壁一面がクローゼットになっているようだった。

優子はベッドに降ろされると、毛布でもシーツでもない不思議なフワッとした感覚に包まれた。

「え?これ何???・・・・もしかして毛皮????こんなにおっきいの?人工・・毛皮?」

しかし、確かにそれは毛皮だった。何の毛皮か知らなかったが、うっすらと毛皮のような臭いもする。

「これって・・・・・」

優子が小さな声を出すと、

「大丈夫。ちゃんとクリーニングしてるから」

と大祐が答えた。

「え?クリーニング?」

「そう、毛皮の布団はクリーニングが大変なんだけど、お手伝いさんがちゃんとやってくれてるから。どうしてもこの感覚が好きで、手間がかかるけど毛皮にしてるんだ」

と大祐が言った。

「少し喉が渇いたかな?ちょっと待っててね」

そう言うと大祐は優子にキスをしてから部屋を出て行き、少ししてから飲み物を持って戻ってきた。

「オレンジジュースで良い?起きられる?」

そう言って優子の身体をそっと起こし、ジュースを飲ませてくれた。

「どう?動ける?」

「だいじょうぶ・・・・」

優子は何気なくだが左手で胸を隠し、右手でジュースを飲んだ。強い酸味が心地良い甘さと共に喉に染み込んでいく。あっという間に全部飲み干すと、大祐はそれをベッドの横のデスクの上に置いてベッドに上がり、優子の後ろから優しく抱きしめた。優子は軽く大祐に寄りかかりながら、『こんなこと、現実に起きるんだな・・・。ドラマみたい・・・』と思った。まさか、昨日までは自分が全裸で男に寄りかかる日が来るなんて夢にも思っていなかった。『あ、大祐さんの手が・・・・・』優子が自分の胸を見下ろす目の前で、大祐の手がゆっくりと伸びてきて、自分の乳房を包み込んだ。

「優子ちゃん、可愛いよ・・・」

耳元で大祐が囁く。

「あ、息を・・・掛けないで・・・・」

「どうして?」

「それは・・・・・・」

「感じるから?」

優子は素直に頷いた。

「感じるのは息がかかった所だけ?」

大祐の手はそっと乳房を包み、ごく優しく揉んでいる。大祐の手の中で転がされている乳首から間断なく快感が湧き上がっている。

「ううん・・・・」

「おっぱいも?」

「でも、私・・・、小さいから・・・・」

「とっても素敵だよ。ほら、こうやってすっぽりちょうど手の中に入る」

大祐は両手の中の乳房に少し力を込めた。