身体の中では覚えたてのあの感覚が急速に盛り上がってきて、いよいよいよいよ後数秒で限界を突破する所まで来ていた。優子は思いきり仰け反ってその瞬間を受け止める体勢に入った。

「ああぁぁっ、あれが、くるぅっ、はあぁぁっ、もうっ」

「いきたいの?」

突然、大祐が優子に聞いてきた。

「ああぁぁっ、ああぁぁんっ、はうぅっ、はうぅっ、はうぅっ・・・」

優子は夢中だったので、大祐の言うことは聞こえていたが何も答えなかった。そして、いよいよという瞬間になって、大祐は突然肉棒を抜き去ってしまった。

「はあぁぁっ、ああぁぁ・・あ、あ??????」

優子は何が起こったのか一瞬分からなかった。

「い、いやぁぁぁぁぁぁ・・・・・・」

身体中の快感がスゥーッと消えていき、欲しがったものが手の届かない所に行ってしまう。慌てて優子は大祐を抱きしめようとしたが、既に大祐は優子から離れており、優子の手は空しく空を切った。

大祐はそのまま優子を俯せにすると、尻を持ち上げて後ろに回った。

『そんな、こんな格好は恥ずかしくて、大祐さん、お願い』優子は思わず口に出しそうになったが、大祐は優子の身体をいともたやすく扱い、後ろから挿入する体勢を整えた。

優子は腰をがっしりと押さえ込まれ、尻を持ち上げた恥ずかしい格好で肉棒が入り口に当てられるのを感じた。

「あ、あぁ、また、こんな犬みたいな格好でぇッ、ああぁっ、ああぁぁぁぁーーーーっ」

再び大祐の肉棒が優子の中に入ってきた。前からの挿入と違って後ろからの挿入は大祐が見えないだけに、より挿入の感覚がダイレクトに頭に響く。

「ああぁぁっ、深いッ、ああぁっ、そんな、太くて長いっ、ああぁぁっ、はあぁぁぁーーっ」

優子は顔を毛足の長い毛皮に押し付けながら、必死に快感を堪えた。『こんな風にされたら、女の子の身体をこうも簡単に扱うなんて、これじゃ抵抗なんてできないっ、凄すぎるぅッ』優子は長い毛足に指を絡め、必死に声を押し殺そうとしたが、ズリッズリッと身体の奥深くまで入ってくる肉棒の快感は何物にも代え難い強力な魅力となって身体中を駆け巡っていた。

「ああっ、ああぁぁっ、はうぅぅっ、ああぁぁっ、ああぁぁっ、はああぅっ、うっ・・」

優子の声が部屋の中に響き渡る。再びあの感覚が近づいてきた。もう少しだ。優子はこのままの体勢で達したいと切に願った。最早体勢など問題ではなかった。大祐の肉棒で達したかったのだ。もし、最初からこの体勢だったら感覚が盛り上がり始めた段階で体勢を変えて欲しがったかも知れない。しかし、先程絶頂の手前で寸止めされた少女の身体は再び感覚が盛り上がるのが早かった。再びあの感覚がどんどん身体から湧き上がってくる。

「いきたいの?」

再び大祐が聞いてきた。今、しっかり答えなければまた同じ事をされてしまう。

「お願い、いかせて。このまま、このままが良いの。いかせてっ、お願いッ」

優子ははっきりとおねだりした。

すると、大祐の出没が一気に大胆なものになり、優子の身体中に快感が弾けてきた。

「ああぁぁぁっ、ううぅぅぅーーっ、はうぅっ、あうぅっ、ああぁっ・・」

「いくって言いなさい」

大祐の言葉は優子の頭にダイレクトに響いた。何も考えずに優子は口にした。

「い、いく、いくぅっ、いっちゃうぅーーーっ」

その途端、大祐は優子の上体を持ち上げてベッドのヘッドボードに掴まらせると、ずんと力強い挿入と同時に固く下向きに尖った乳房を握りしめた。優子の頭の中で電流が火花を散らした。

「ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーっ」

優子の頭の中で火花が散り、最高の瞬間を記憶に刻みつけた。

しかし、優子は終わったが、大祐自身はまだだ。このまま終わらせるつもりはなかった。

絶頂してベッドにうつ伏せで沈み込んでいる優子を挿入したまま裏返し、正上位に入る。

「アーっ、だめぇっ、今はぁっ」

優子が嫌がったが、かまわず出没を再開する。それは、今までの最初はゆっくりで徐々にペースをあげていくやり方ではなく、いきなり全力でスパートをかけて放出に導くやり方だった。

「ああぁぁぁっ、いやっ、いやぁっ、だめぇっ、待ってぇっ」

優子は激しく首を振って嫌がったが、動きはさらに深く、早くなっていく。

「だめなのぉっ、ああぁっ、ああああああっ、そんな、あっ、また、そんなぁっ、はうぅっ、またぁっ、ああぁぁっ、そんなっ、凄いっ、大輔さんっ」

優子の体が再び感じ始め、一気に感覚が盛り上がり始めた。大祐の腰はパスッパスッと優子の身体に打ち込まれ、その度に可愛らしく盛り上がった乳房がプルプルと揺れる。

大祐は思わず膝立ちの姿勢になるとその乳房を揉み込み、肉棒をこれでもかと深く突き入れる。

「はうぅーーっ、あうぅーーっ、あうぅーーっ」

挿入されて乳房を揉まれている優子の声は大祐に完全に夢中になっていることを告げていた。『よおし、このまま最後まで行くぞ。ほうら、それっ、それっ、どうだっ』大祐は放出の予感が高まってきたことを喜び、全力で走り始めた。

しかし、今度もいったばかりの優子の方が早かった。

「ああぁぁっ、ああっ、ああっ、だめっ、だめぇっ、またいっちゃうぅっ」

大祐は何とかペースを調整しようとしたが、優子の身体は止まらない。

「あぁっ、ああぁぁっ、ああぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーっ」

優子が乳房を握り締められたままベッドの上で大きく仰け反り、大祐の手の中で乳房が膨らんだような気がした。

大祐はそのまま出没を続けようとしたが、いってしまった優子は今度こそ嫌がって許しを請うた。

「お願い、だめ、もうだめ、できない、もうだめなの、許して、お願いだから、ああぁ、だめぇ、許してぇ」

大祐は仕方なく肉棒を抜くと、優子の横に身体を横たえ、まだ激しく息を弾ませている優子を抱き寄せた。

 

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・・・・」

優子はしばらく息を弾ませていたが、やがて自分から大輔の胸に頭を乗せてきた。大祐が優しく髪をなでながら、

「疲れた?」

と聞くと、

「うん」

と答える。

「優子ちゃん、素敵だよ。こんなことになるなんて夢みたいだ」

「私も・・・・、不思議・・・・、大祐さんと出会えて」

優子は大輔の胸板を指でなぞりながら、こんなにすぐに優子の心の奥深くまで入ってきた大輔という存在を不思議に感じていた。特に、食事の後に二人でした事は、もはや間違いでは済まされない、完全に二人の意志に基づく行為だ。もともと優子はそんなにセックスに熱心ではなかった。ロストしてから何度か彼としてはみたが、それほど感じたことはなかった。そのセックス初心者ともいえる優子をこれほど簡単に夢中にする大祐という存在に、今は興味深々といったところだ。

「二回いったんだね」

大祐に髪を撫でられながら優子は、

「うん・・・」

と頷いた。

「感じ易いんだ・・・」

「そんなことない。こんなの初めてなの・・・・変?」

「どうして?」

「だって・・・・・、きっと大祐さんの周りにはもっと素敵な女性がいっぱいいて・・・」

「日本とアメリカを行ったりきたりだから、そんなことなんて無理だよ。今日まではそう思ってた」

「どれくらい日本にいるの?」

「明後日戻る。講義もあるし、研究がたまってるから」

「そうなんだ・・・・」

優子は自分の住んでいる世界とはまったく違う世界にいる大祐の存在が不思議だった。こうやって大祐の胸の心臓の音を聞いていてもなんとなく実感が湧かない。

すると、大祐が優子の手を取り、下のほうに導いた。優子はハッとした。もちろん、そこに何があるかはわかっている。

「握ってごらん」

「で、でも・・・・」

「できない?」

「ううん・・・・」

優子は恐る恐る大祐の肉棒に手を触れた。『おっきい!』それが第一印象だった。まだしっかりと握る勇気はなかったが、その大きさは優子が以前に見た元彼のものとは大違いだった。『こんなのが私の中に入ったの??うそ・・・身体の奥が痛くなるはずだわ。でも、さっきは全部入ってた・・・』

「しっかりと確かめてごらん」

「こ、こう?????」

優子がやっとの思いで肉棒を握り締めると、肉棒が反応を始め、さらに手の中で大きくなってきた。

「あ、大きくなってきた」

「気持ちいいよ」

「どうすればいいの?」

「先っぽと根元の間を握ってゴシゴシ擦るんだ」

「こう???」

「違うよ。こうやって握って・・・こう」

「こう??」

「まだ少し違うけど、まぁ、そう・・・」

「気持ちいい?」

「うん、優子ちゃんがしてくれてると思うとね」

「ねぇ、良く見てもいい?」

「いいよ。上に乗ってごらん」

優子が身体を起こし、大祐の横に膝間づいて肉棒をしげしげと眺め始めると、大祐は優子の足を引き寄せ、シックスナインの体勢に入った。

「ああん、そんなのだめよぉ。丸見えになっちゃう」

肉棒を受け入れて身体が満足している時でなければ絶対嫌がったであろう体勢を優子は易々と受け入れた。

「優子ちゃんだって見せてくれなきゃ」

「さっきいっぱいしてもらったから、もういいの」

「だめ、さぁ、お口の中に入れてごらん」

「でも、こんなに大きいの、入らないかも・・・」

そう言いながら恐る恐る優子は口を近づけていった。もともと優子は口での奉仕の経験は無い。今までは彼に要求されても頑なに拒んでいた。口の中に入れようとすると、つんとした独特の匂いが鼻を突く。しかし、さっきまで自分の中に入っていたと思えばそれほど嫌ではなかった。自分の秘部に突き刺さるような大祐の視線を感じながらも、思い切って口をあけてゆっくりと含んでみる。

巨大な容積だった。先端を含んだだけで口の中がいっぱいになる。女性漫画やビデオに出てくることなどできるとは思えなかった。

「さぁ、ゆっくりでいいから入れたり出したりしてご覧」

「でも、こんなに大きいなんて」

優子はそう言ったが、ここまで来たらやらないのも変だ。とにかくチャレンジしてみることにした。ゆっくりと先端を含んで出し、また入れてみる。

「だんだん奥まで入れるんだよ」

「んんっ、んぐっ、んぐっ、んぐっ・・・・・げほげほっ」

最初は調子良かったのに、ちょっとだけ深く飲み込んだ途端、気持ち悪くなって吐き出してしまった。