優子が混乱しているうちに、大祐の手は優子の茂みの中へと進み、軽くかき回すように指を遊ばせ始めたので、優子はきっちりと足を閉じて敏感な部分のすぐ横での愛撫に何とか耐えようとしたが、どうしても身体が反応してしまう。大祐が自分の表情を探るように見つめているであろう事は息がかかっている場所から察しがついたので、何とか感じていることをごまかそうとしたが、どうにもなかなかった。『こんなのはイヤ、するならちゃんとして』と思ったりもしたが、まさか目を覚ましてそう言う訳にもいかなかった。優子の身体はすでに次の大波を求めていた。

そして、大祐の指がさらに奥の敏感な部分に触れた瞬間、優子の身体はやっと求めていたものが手に入った喜びに大胆に反応した。優子自身、どんな声を出したのか覚えていなかったが、確かに大きな声を出したような気がした。しかし、そんなことを考えるまもなく再び大輔が乳房も愛し始めたため、3箇所から同時に愛された喜びにどうしようもなく身体が動いてしまった。

気持ちよかった。とても気持ち良かったが、大祐の視線が気になって夢中にはなれなかった。『このまま夢中になれたらいいのに』と思いながらも、じっと耐えるには強すぎる3箇所からの愛撫にどうしようもなく悶えてしまった。必死に声を押し殺しているのだが、たぶん吐息と言うにはあまりに甘い声のはずだ。口から漏れ出る自分の声を聞きながら、優子はそう思った。

しかし、大祐の指が一番敏感な部分を強く転がしたとき、優子ははっきりと痛みを感じた。自分でもそんなに指で触ることは無いほど、その部分は敏感だった。自分で触るときは周りの部分だけで十分だった。そのほうが安心して感じることができたからだ。

優子の声の変化に気がついたのか、大祐は触る部分を変えてきた。それは、自分で触る部分に近かったが、自分では秘核の横と下は触っても上を触ることは殆ど無い。少し感覚が鈍いからだ。しかし、大祐の指で触られると新しい感覚が体中にあふれて、完全に優子を虜にしてしまった。

いつの間にか優子は余計なことは考えずに大祐の愛撫に夢中になっていた。とにかく気持ち良く、そして丁寧に感じさせてくれていることが嬉しかった。

優子は大祐の触り方が自分で触るときのようにゆっくりと丁寧なのに、指自体は男性の野生感溢れる物なので、はっきりと自分で触るとき以上の快感を得ていた。敏感な部分だが、痛くされたり傷つけられたりする心配をしなくていいくらい、大祐の愛撫は優子を夢中にした。

優子がまったく嫌がらず、3箇所からの愛撫に夢中になっていることに満足したのか、大祐は一度身体を起こすと優子を見下ろしたようだった。次には何をされるか、優子にははっきりと分かっていた。そして、大祐は思ったとおり優子の下に回ると、ジャージを脱がせ始めた。

優子は恥ずかしかったが、身体は十分にその気になっており、見られないなら脱がされてもいい、という気持ちになっていた。だから、何気なく手を茂みの上において、少しでもガードしようとした以外は、嫌がらなかった。それどころか、ほんの少しだけ腰を持ち上げてジャージが脱がされるのに協力した。

しかし、優子の願いは今回もかなえられなかった。下半身がむき出しにされ、Tシャツが肩の辺りに丸まった格好のまま、大祐はじっくりと優子を見下ろしていた。

『いや、見ないで、早く優しくして』優子は心の中で叫んでいたが、大祐はじっとしたままなかなか動かなかった。優子自身、自分のプロポーションに少しだけ自身があったが、全裸で眺められても耐えられるほど自信家ではない。せいぜいビキニを選ぶときにちょっと優越感が持てる程度だ。足の長さとラインだけは見られても大丈夫と思ったが、目をつぶっていても舐める様な大祐の視線は痛いほど感じた。

すると、大祐は一度立ち上がったらしく、すぐに何か布の擦れ合うような音が聞こえた。『あ、脱いでるんだ』優子は決断を迫られた。次に大祐を受け入れてしまえば、最後まで許すことを意味していた。自分自身、こんなに感じさせられている途中で挿入だけを拒む自信は無かった。しかし今、目を覚ましても何と言えばいいのか分からない。そして、目を覚ましたからと言って大輔が諦めてくれるかも分からなかった。目を覚ましても大祐が迫ってくれば、結局思い通りになるしかないだろう、そんな気がした。『それなら、このままでいたほうがいいかもしれない』優子はそう思った。すべてが寝ている間に起こったことなら、目を覚ましても話題にする必要がない。そうすれば明日からはいつも通りだ。その心の中には、有名人に優しく愛されてみたい、と言う気持ちも確かにあった。

 

大祐は左の乳首を舌で転がして右の乳房を揉みながら、優子が秘核の近くを探られて感じていることに喜んだ。優子は足を閉じているが、両足の間に少し隙間ができるので、指一本を動かすには何の不都合もない。ゆっくりと指を秘唇の中で掻き回すように動かしながら、目をつぶったままの優子が喘ぎ声とも吐息ともつかない甘い声を上げながらゆっくりと首を左右に振っているのを時折見上げていた。

ここまで来たらもう引き返すわけにはいかない。大祐は気持ちを決めるとゆっくりと立ち上がり、綺麗な身体をしばらく見下ろしてこれから自分のすることを心に言い聞かせた。もし、今は受け入れてたとしても、後になって優子が後悔してマスコミか警察に訴えれば、今までの自分が築き上げてきたものが崩壊する。それは分かっていた。しかし、今のチャンスを逃せば、きっと後々まで後悔するだろう、そう思った。

心を決めた大祐がゆっくりと優子のジャージに手を掛け、ゆっくりと引き下ろすと、今度の優子は特に嫌がる様子もなく、ちょっと身体を捻った拍子に手で茂みを隠しただけでジャージを脱がされていった。そして、極僅かではあるが、優子が腰を持ち上げたことも分かった。

すっぽりとジャージを脱がされた優子は、Tシャツが肩の当たりに纏まっているだけで、ほとんど全裸と同じだった。その姿は本当に美しく、これだけの美少女が目の前に裸を晒すだけでなく、自分に全てを許そうとしているのが信じられなかった。しかし、たっぷりと舌で転がした乳首はまだ大祐の唾液で光っており、ツンと尖ったまま次の愛撫を待っているようだった。

ゆっくりと時間をかけて優子を見下ろしていた大祐は、意を決して自分の服を脱ぎ始めた。全裸になると、ゆっくりと優子の顔を見つめ、そっとキスをした。優子はちょっとだけ震えたようだったが、何も言わずにキスを受け入れた。そして何度も唇を交わし、舌をそっと差し込んでいると、少しだけ開いた歯の間からちょんちょんと小さな舌が出てきて大祐の舌をからかった。それは普通に恋人同士がするようなキスと全く変わらなかった。大祐はもう、優子が目を開けていようといまいと関係ないと思った。自分を受け入れていることだけは確かなのだから。

大祐は何度も優子に甘いキスを繰り返した。そして、キスをする度に優子の舌が熱心に大祐の舌に絡むようになってきた。優子の舌をからかいながら軽く胸を可愛がっていると、ゆっくりと足を擦り合わせているのが見えた。優子自身、かなりその気になってきたようだ。そろそろ本格的に始める時が来たようだ。

大祐はTシャツ一枚の優子に熱心にキスをしながら、優子の手を自分の首に回した。一応寝ていることになっているので優子は抱きしめたりはしなかったが、それでも素直に首に手を軽く回してきた。そのまま肩を抱くような感じでTシャツを肩から抜き、そっと手も抜いてしまえば、後は首にTシャツが引っかかっているだけだ。ここまで来れば優子も全く嫌がらない。大人しく首からTシャツを脱がされてもじっとしていた。

優子の身体は綺麗だった。大人の美しさの中に少女の初々しさを残している。小さな肩と形がよいが小振りな胸の膨らみ、きゅっと細くくびれた腰からふっくらと張り出した腰を通り足へと続く綺麗なラインはビキニが似合いそうだったが、その線はまだ少女のラインだった。ツンと尖った乳首は綺麗な色をしており、膨らみ具合とバランスが取れている。茂みはまだ発達途上らしく、足をピッタリ閉じても奥の秘唇が少し外に出ているのが分かった。

大祐は、それからもしばらくキスを続けながら胸を指先で可愛がっていたが、優子が次第に息を荒くして足をはっきりと擦り合わせるようになると、いよいよ下半身へと興味を移した。

ゆっくりと優子の膝の裏に手を当てて両足を広げていく。優子は少し嫌がったようだが、徐々に足は開かれていった。そして両足が90℃ほどの角度になるとその間に入り、優子の秘部を間近に眺める。

ふと頭を上げて胸越しに優子の表情を見ると、きゅっと唇を噛んで横を向いているのが分かった。心なしか震えているようだ。しかし、目の前の秘唇は奥に潤いを湛えており、大祐を受け入れようと待ちかまえているように見える。もう大祐は焦らなかった。ゆっくりと焦らしながら感じさせればいいのだ。

大祐がそっと舌を伸ばし、先端で優子の秘核をゆっくりと舐め上げると、優子の身体は次第に、しかし大きく仰け反っていく。

「ん・・んんっ・・・あ・・あぁ・・ああん・・あああっ・・・・はあぁぁっ」

押し殺そうと思っても押し殺せない甘い声が優子の口から漏れてくる。大祐はそっと舌の先端だけで優子の秘唇を探検し始めた。その動きは、性急な愛し方しか知らない高校生とは全く違っており、優子の身体の方が先に反応してしまうほど時間をかけた丁寧なもので、優子は我慢しようと思っているのにどうしても身体の方が先に反応してしまう、そんな愛し方だった。

優子は、大祐の指が秘唇をゆっくりと掻き回しながら胸を揉み始めた時、何も考えずにただ幸せでいられた。微かに流れるスロージャズ、目をつぶっていても分かる暖炉の火の揺らめき、優しく丁寧な愛撫、無言でのキス、全てが優子を受け入れるために存在しているかのようだった。

そして最初はそっと優しいキス。それは中学生のキスのような、単に唇を触れあわせるだけのキスだったが、優子にはそれが嬉しかった。そして何度も軽くからかうように唇が重ねられてくると、優子は自分から口を少し開き、探るように舌を重ねていった。

優子は大祐にジャージを脱がされた時、愛されてみたいという気持ちもあったし、寝たふりをしていれば忘れられる、と言う気持ちもあったが、「いざとなったらTシャツだけだってガードするには充分よ」と思っていたこともあった。実際、大祐のものらしいTシャツはかなり優子には大きかった。だから、ジャージを脱がされても余り深刻には考えなかった。