優子は大祐がキスをやめて足元に回ったのを感じると、本気で逃げ出したくなった。恥ずかしい部分を見られるだけならまだしも、あれをされたらどうなるかわからなかった。本当に口で秘部を愛されることだけは絶対にいやだった。思い出すだけでも恥ずかしくてたまらない記憶があったのだ。

それは優子が去年ロストしたとき、最初はセックスが好きだった。痛みもあったし、まだ余り感じなかったが、新しい世界を覚えていく喜びが快感よりも大きく、彼のすることを一生懸命受け入れようとしていた。それが喜びでもあったのだ。

そして何度目かの時、優子は彼に口で秘部を愛することを許した。確かにそれは衝撃的な体験だった。念入りにシャワーを浴びておいたので、不潔感はなかったし、彼もそれを喜んでくれた。だからいつもよりほんの少し気を許してしまった。優子が嫌がらず、いつもよりも夢中になっているので彼も喜んで大胆に口と舌を使ってきた。次第に強くなる快感に優子はいつしか夢中になってしまった。自分でも驚くくらいに声が出て、いつの間にか彼の頭の回りを自分の足で胡坐をかくように抱え込み、両手で彼の頭をしっかりと抱え込み、夢中で腰を突き上げて彼の顔を秘部に擦り付けていた。

しかし優子が夢中になって秘部を彼の頭に擦り付けていると突然、彼が優子の足を強くつねってきたので驚いて優子が足を離すと、彼は本気で怒っていた。最初、優子はなぜ彼が怒っているのかわからなかった。しかし、夢中になった優子があまりに強く彼の頭を秘部に押し付けたので、彼が窒息しそうになったのだということに気がついたとき、優子は恥ずかしさと申し訳なさで彼に何度も謝っていた。いつも、もっと夢中になれ、と言っていた彼も、それ以後は優子を抱いても決して言わなくなったし、秘部を口で愛することもなくなった。それからは彼に抱かれても前みたいに夢中になれるはずもなく、更に2回ほど肌をねてから、優子は彼と別れた。

今、大祐は優子の足をゆっくりと開くと、あの時と同じことをしようとしていた。優子はよっぽど声を出して嫌がろうと思ったし、実際手が大祐の頭のほうに持ち上がっていた。優子の顔ははっきりと横を向いて大祐を拒絶していたし、もう少しで身体をねじって横を向くはずだった。

一瞬の差だった。優子が身体を大きく捻ろうとした瞬間、さらに足を開いて持ち上げられ、少しだけはみ出している秘唇が大祐の舌の先でちょんと舐め上げられた。一瞬、身体がクッと硬くなったのがわかった。しかしそれだけだ。じわっと快感が広がっていく。優子が身体を駆け巡った感覚から元に戻った瞬間にまた敏感な所を舌の先でちょんと舐める。それは優子の知っている夢中になって激しく顔と口を秘部に擦り付ける、あの大胆な愛し方ではなかった。もしいきなり激しくしたら、きっと優子は大きな声を上げて激しく大祐を突き放してしまい、その嫌悪感から立ち直れなくなっていただろう。しかし、今の大祐の愛し方は、優子が口で愛されるのを怖がっていることを知っているかのように、一つずつ教えるような、ゆっくりとした丁寧な愛し方だった。

「ん・・んんっ・・・あ・・あぁ・・ああん・・あああっ・・・・はあぁぁっ」

もっとも敏感な所から湧き上がる感覚が、抑えようと思っているのに喉の奥から声を絞り出される。それはとても気持ち良かったが、以前の彼との体験のように身体の中で爆発するような感覚ではなく、じわじわと身体を焦がしていくような、ある意味決して夢中になれない感覚だった。舐め上げられると秘核が快感を生み出し、もっと敏感になる。しかし、敏感になった分だけは快感を生み出さないくらい、優しく弱い舌の動きだった。

優子は舐め上げられれば舐め上げられるほど焦らされていた。だから、足は大祐に開いて持ち上げられたまま、少しだけ腰を動かしてしまったが大祐は気が付かなかったのか気にしていなかったようだった。しかし、優子の両足はひざの裏に手を当てられて胸の方まで大きく押し開かれていたので腰もあまり動かせなかったし、足を大祐の首に絡めることもできなかった。ただ大祐の目の前に剥き出しになった秘部が恥ずかしく、じれったく、気持ちよかった。優子は秘部に大祐の舌を受けながら、ここまで何度も拒絶しようとしながらできなかった訳が何となく分かってきた。身体の方が先に大祐の愛撫は優しいと言うことを納得していたのだ。優しく優子の反応を見ながら徐々に燃え上がらせ、決して優子の身体だけを先走りさせることのない思いやりに満ちた愛撫、それを優子の身体が先に受け入れてしまっていた。だから本人が嫌がっていたつもりでも、優子の身体は拒絶しなかった・・・。

大祐の舌は丁寧に一つ一つのバーツを舐め上げ、そして次第に敏感な部分を軽く吸い上げたりしてきた。優子の頭の中では身体の中心でうごめく大祐の舌の動きだけが意識の中にあり、あとは気持ち良いのと焦れったいことしかなかった。

大祐がやっと優子の足を離した時、優子の身体は最高に燃え上がっていた。大祐はいよいよ挿入の体制を作ってきたが、もはや優子にそれを拒むことなどできるはずがなかった。

まず大祐は、両手を胸の方に回してきて、しばらく放っておかれた乳房を揉み直してきた。優子は敏感になっていた乳房を両手で揉み上げられると、

「はううぅーっ」

と思わず声を上げてしまった。そして、『しまった』と思う間もなく両足の間に大祐が入って来る。自分の両足をもう擦り合わせられないじれったさがどうしようもなく、捻るように空腰を使ってしまう。それでも大祐は挿入の体勢を作ったまま、すぐに入ってこようとせず、何度も何度も乳房を揉み、乳首を舐め上げて優子の身体を焦がしていった。

 

優子は既に自分の身体が十分に準備を整えているのが分かった。経験が十分にあるわけではないし、元々濡れやすい体質でもなかったので、何時も挿入の時は痛みを感じており、なんとなく男性を受け入れるというのはそう言うものだと思っていた。しかし、今は今まで経験した事も無いくらい身体が燃え上がって敏感になっており股間もぬるぬるする感じで、乳房を揉み上げられて舌で乳首を転がされるだけで猛烈な快感が身体中を駆け巡っていた。

 

大祐は、口で優子の秘部を愛し終わると、いよいよ挿入の体勢を作った。しかし、ふと見ると優子の身体の印象が少し変わったようだった。巧く表現できないが、なんと言うか今までの硬い印象ではなく、柔らかいと言うか色っぽいというか、愛されるのを待っている、という感じなのだ。

だから大祐は挿入する前に、もう少し優子の身体を探検してみることにした。

まず上を向いてつんと尖っている乳房を改めてゆっくり揉み込み、先端を舌でころころと転がしてみる。すると、優子ははっきりと声を上げて仰け反った。もう優子が起きているのは明らかだった。しかし、寝たふりを続けているところを見ると、このままもっと愛されたいということなのだろう。大祐はゆっくりと乳房を揉みながら優子の表情の変化を楽しんでいた。乳房を愛されるたびに軽く口を開けて仰け反ったり頭を左右に振ったりする優子の表情はとてもかわいらしかった。

大祐は一度身体を起こすと、目の前で足を開いている少女の身体をじっくりと眺めた。セックスを許す関係になっても、たいてい女性はじっと裸を見られるのは嫌がるものだが、寝たふりをしているのだから分からないだろうし、仮に分かったとしても文句を言えるはずがない。

大祐はそれまで高校生と関係を持ったことはなかった。大祐の大学助教授という職業とコメンテーターと言う性格上、追いかけてくる女性は若いと言ってもたいてい大学生以上で、ほとんどはOLばかりだったし、ホテルで関係を持ってもからっとしたセックスばかりで味気ないものばかりだった。しかし今、目の前で挿入を待っている少女はまだ経験の浅い女子高生で、ただじっと愛されるときを信じて待っている。その身体の線は細身の割りにとても綺麗だったが、大人とは言い切れない青い部分も残っており、乳房の張りも、秘核の可愛らしさも、茂みの薄さも、やはり高校生だということを現していた。

そっと乳首を指の先端で転がすと、優子はぴくっと震えてゆっくりとあごを仰け反らせた。それは大祐の愛撫を楽しんでいるというか、愛撫に酔っているようだった。その可愛らしさに、大祐は思わず優子の横に移って唇を重ね、可愛らしい唇を味わった。本来なら、寝ている振りをしている相手にキスをするのはルール違反かもしれない。寝ている相手が舌を絡めてくるはずがないから、反応すれば起きていることを白状することになるからだ。しかし、大祐が唇を重ねてそっと舌を差し込んだとき、優子は嫌がらずに素直に唇を返して舌を恥ずかしそうに差し出してきた。今、初めて二人の意思が繋がった。舌を優しく絡めながら軽く乳房を揉むと、優子ははっきりと喜びの吐息を漏らし、舌を大胆に絡めてきた。チラッと下の方を見ると、ゆっくりと足を擦り合わせているのがわかる。たっぷりと舌を味わった大祐は、乳房を右手で可愛がりながら、左手でそっと優子の顔を向こう側に回し、首筋を唇と舌で可愛がった。優子は感じやすい場所のようで、首をすくめたりわざと仰け反って全体で感じてみたりしながら、大祐の愛撫を受け止めていた。

もう大祐は我慢できなくなった。

 

大祐が再び優子の脚を開いて間に入り、ゆっくりと挿入の体勢に入ったとき、優子は次に何が起こるのかはっきりと分かっていた。既に身体は準備を整えてそれを望んでいたのだが、優子は優しく入ってくるであろう大祐を上手に迎え入れられるのか不安だった。もし、優子が少しでも苦痛の表情を見せれば、大祐はがっかりして全てを終わりにしてしまうかもしれない。いま、たっぷりと身体を燃え上がらせ、静かに挿入を待っている優子にとって、それだけは避けたかった。何故初対面の相手をこうも待ちこがれるのか優子にも分からなかった。でも、今までの扱いと愛撫で身体の方が先に納得してしまったのかも知れないと思った。

大祐は自分の肉棒を優子の入り口にあてがうと、そっと優子の上に覆いかぶさってきたのが気配で分かった。その途端、優子の身体の中で最も敏感な部分に何かが当たり、待ち望んだ感覚が小さく吹き出した。

「んんっ」

緊張と快感の混じった小さな衝撃が優子の身体を走りぬけた。後は大祐が腰を少し進めるだけで優子の中に肉棒が入っていく。まだ肉棒はほんの入り口に当たっているだけで、きつい入り口にはたどり着いていない。優子は自分の身体がどう反応するのか、不安で仕方なかった。思わず少し横を向いてしまう。

すると、大祐はほんの少しだけ肉棒を進め、先端が入り口の狭いところに入りそうになったところで一度止めてしまった。どうやら表情を伺っているようだ。

そのとき優子は肉棒が素直に奥まで入りそうな予感がした。全く何の根拠もなかったが、そんな気がしたのだ。しかし肉棒はまだそれ以上入ってこない。クックッと軽く肉棒を入れようとするだけで、実際にはほとんど力を入れていないようだった。その度に何とも言えない感覚が湧き上がり、声を抑えるのが大変だった。

そうやって肉棒が先端だけを優子の入り口に入れていると、だんだん身体がこの中途半端な状況に満足できなくなってくる。優子は今、はっきりと受け入れられるという予感がしていた。自分が腰を突き上げただけで、きっと肉棒は何の抵抗もなく入ってくる、そういう思いは確信に近かった。

すると、優子の肉壁はその想いを伝えるかのように少しだけ緊張を緩めた。それを喜ぶかのように、自然に肉棒がもう少しだけ中に入ってくる。それと同時に、今まで緊張で押し殺していた快感が優子の中に溢れ始めた。

「ああぁぁぁーーーーっ」

もうこれ以上は我慢できなかった。優子ははっきりと声を上げて顎を仰け反らせると、無意識に自分から腰を軽く突き上げ、より深く肉棒を自分の中に収めた。それは生まれて初めて優子が肉棒を身体で欲しがった瞬間だった。『そんなっ、お、おっきいっ』優子は大祐の肉棒の大きさにびっくりした。もっと簡単に入ると思ったのに、自分自身が大きく押し広げられ、更に深々と言う感じで大きな肉棒がゆっくりと入ってくる。それほど痛みは無かったが、自分の中が大きく押し広げられる感覚は以前の経験の比ではない。もう、太さだけではち切れそうな感じだった。それでも、大した痛みもなくこんなに簡単に大きな肉棒を受け入れてしまう自分の身体にも驚いた。

「あああん、あうぅぅっ、はあぁ、ああーっ」

優子は無理に肉壁を押し広げようと言う肉棒にとまどい、受け入れ、そしてまた戸惑いながら少しずつ自分の中に大祐を受け入れていった。

どれくらい入ったのかよく分からなかったが、あと少しだけの余裕を残してかなり奥まで入ったみたいだった。今までに経験した肉棒よりははっきりと大きく、受け入れてしまっても尚、身体の中を無理やり押し広げられるような間隔が残っていたが、恐れていた痛みは全くと言って良いほど無く、じわじわと湧き上がる大きな快感の素が自分の中に入ってきた事に優子は安心した。それは今肉棒がじっと動かないにもかかわらず、どんどん優子の身体の感度を上げていった。今の挿入でも優子が感じるには十分な挿入だったので、優子はかつての彼がしたように、大祐もすぐに出没運動を始めるものと思ってそのときを待った。そして、もし大祐が肉棒をゆっくりと引き抜いたら声を上げてしがみつくかも知れないと思った。

しかし、優子の想いを乗り越えるかのように肉棒は更に奥へと入ってきた。

「ああーーっ、そんなぁーっ」

優子は驚いて声を上げ、思わず腕を突っ張って大祐を拒絶しようとしたが、腕は空を切った。大祐の肉棒は更に優子の肉壁を押し広げ、圧倒的なボリュームで優子の中を満たしていった。根元のほうは更に太くなっているらしく、深く入れられると入り口の方がきちきちになった。そして、あまりにも深く入ったので内臓がせり上がる様な気がした。もう本当に一杯一杯だった。これ以上入れられたら壊れてしまうと思った。

優子は頭を左右に振り、これ以上は無理だとはっきりと大祐に伝えようとした。しかし、しっかりと肉棒が刺さっているので腰を引くことも出来ず、首を振ろうにも上手く力が入らなかった。

 

大祐は挿入しようとしたとき、少女がはっきりと自分から腰を突き上げて肉棒を迎え入れたのが分かった。最初挿入しようとして肉棒をあてがったとき、少女は確かに、

「んんっ」

と声を上げ、横を向いて嫌がるような仕種を見せたので、少し様子を見ることにしてそのままじっとしていたのだが、それでは物足りなかったらしく少女は自分から肉棒を迎え入れてしまった。

「ああぁぁぁーーーーっ」

と声が上がり、少女はぐっと大きく仰け反った。大祐には可愛らしく膨らんだ乳房が更に膨らんだように見え、先端でつんと尖っている乳首が大祐を誘っているようだった。しかしその仕種はいかにも経験不足と言う感じで、肉棒の角度と腰を突き上げる角度がぜんぜん合っていない。

また、少女の中はブツブツとした突起が多くまだ経験が浅いことをはっきりと示しており、あちこちから固さの残る襞が突き出して肉棒に当たっていた。特にちょうど肉棒の裏の中間当りと先端付近にはっきりとした突起が当たっており、中はそこそこ潤っているものの、無理に動くと大祐自身も痛みを感じてしまいそうなほど固く、しっかりとした締め付けだった。

大祐は、このまま少女がどのように肉棒を受け入れていくのかじっと見てみようと言う気になった。何と言っても、経験不足の女子高生が肉棒をむさぼる所などめったに見られるものではない。

そしてその大祐の期待通りのことが起こった。少女は不器用に腰を動かしながら少しずつ肉棒を飲み込んでいくと、肉棒が少しずつ暖かく、ぷりぷりとして、所々にしこりが残っている初々しい肉壁に入って行く。少女が夢中になって自分のきつい肉壁に一生懸命に肉棒を収めていくシーンは感動的でさえあった。

 

しかし、ある程度肉棒を飲み込んでしまうと、少女はそれ以上自分から肉棒を収めきれなくなった。どうやらどんどん締め付けによる抵抗が大きくなるので、自分から腰を突き上げられなくなったらしい。しばらく様子を見ていたが、それ以上肉棒を飲み込む様子はなかった。

肉棒はまだ半分ほどしか入っておらず、このままで出没することは可能なものの、どうも中途半端な感じがして仕方が無い。大祐は慎重に少女を観察して、これ以上少女では無理なことを確認すると、もう少し深く肉棒を差し込むことにした。

ゆっくりと腰に力を入れて更に奥へと入っていく。ずずっと言う経験の浅い少女独特の感覚で肉棒は更に深く入ったが、その途端、少女は、

「ああーーっ、そんなぁーっ」

と声を上げ、嫌がって両手で大祐を押し戻そうとしたようだった。しかし大祐はまだ身体を少女には被せておらず、上から見下ろすように膝で身体を支えていたので少女の手は空を切った。『やっぱり痛いんだ』そう思って大祐は肉棒を少し引き抜こうとしたが、少女はそれ以上拒絶せず、可愛らしく横を向いて大人しくしている。ただ、さすがに肉壁は今まで以上にしっかりと肉棒を締め付けていた。もうほとんどきっちりと全体が締め上げられており、これだけ堅く締め上げられると出没することすら楽ではない。肉棒の周りのあちこちからブツブツとした肉の突起が突き出して肉棒を締め上げており、所々の堅い部分が痛いくらいにしっかりと肉棒に当たっていた。中でも、肉棒の真ん中当たりのちょうど裏側に細かいブツブツを付けた大きい突起があるようで、これがとても気持ちよく肉棒に当たっていた。『動きたい』大祐は切実にそう思った。ここで動けば最高の快感が得られるのは明らかだった。

しかし、大祐はそれを我慢した。それよりもこの少女が快感に悶え、乱れて大祐を欲しがる姿が見たかった。その為に、あと少しだけ肉棒の周りが十分に潤うのを待つことにして、その間は可愛らしい乳房を愛することにした。

少女の身体は少女と若い大人のちょうど中間の身体付きで絶妙なバランスを取っていた。腰回りは大人っぽいのにウエストは少女のようなラインだった。そして乳房は発達した少女、と言う感じで堅く張った丸みは大人の大きさなのに乳首の大きさと色は少女のものだった。

大祐は挿入したままゆっくりと少女の上に被さり、ひじで身体を支えて優しく乳房を揉み始めた。乳房は最高の弾力で弾み、乳首を軽く指で挟むだけで少女は仰け反った。

「ああぁーっ、ああっ、ああっ、はうぅっ、ああぁぁーっ」

目をつぶった少女からは止め処もなく声が流れ出し、唯一自由になる頭を仰け反らせたり、左右に振ったりして快感に耐えている。最高だった。じっと動かさない肉棒の周りにはじわじわと潤いが堪ってきているようで、締め付けは相変わらずきついが、簡単に動けそうな気がしてきた。

そのまましばらく乳房を楽しんだ後、大祐は少しだけ肉棒をそっと引き抜いてみた。思った通り簡単に動けた。

「ああーーっ」

少女は再び声を上げ、今度は正確に大祐の首に手を回してきた。大祐の吐息で首の位置が分かったようだ。今度はそのままゆっくりと先程の位置まで肉棒を進める。

「あうぅぅーーーーっ」

再び少女が仰け反る。

大祐はゆっくりと引き抜いては少し待ち、ゆっくりと挿入する動作を繰り返した。

 

優子は大祐が中に入ってじっとしている間に身体の感覚がどんどん湧き上がってくるのを抑えることができなかった。もう許す所まで許してしまった、と言う想いが優子をためらいから解き放っていく。じっとしていても差し込まれた肉棒はどんどん快感を生み出し始めていた。最初はきちきちで壊れてしまうと思ったほどの挿入感も、しばらくじっとしていた間に自らの潤いでスムースに収まってきていた。確かにまだきついのだが、動けないほどではない。あとは何か一つきっかけがあれば優子の身体は本能の命じるままに性の果実を求めて走り出してしまう。

優子は大祐が動き始めると思っていた。そのためにちょっとだけ手と腰を動かして体勢を整えていた。しかし、その予想に反して大祐は優子の乳房を揉み上げ始めた。自分でもびっくりするくらい敏感になっていた乳房を優しく揉み上げられたので、優子はその快感に上手く対応することができなかった。思わず大きな声を上げて身体が自然に仰け反ってしまう。その途端、自分の中に挿入されていた肉棒がもっとなめらかに感じるようになった。『もう動いても大丈夫だ』と思ったが、大祐は優子の乳房を丁寧に愛し続けているので乳房を指でコリコリされるだけで自分でも恥ずかしいくらい反応してしまう。それほどの快感の中でも優子は出没して欲しくて仕方なかった。乳房の快感が刺激となって自分で腰を動かしそうになる。

もう自分から腰を動かさないと我慢できない、と言う限界にまで来た時、大祐はやっと出没を始めてくれた。待ちに待った感覚が優子の身体を駆け抜ける。それは今まで経験した中で最高の感覚だった。強烈な快感で優子の平衡感覚が少し狂ってどこかに落ちていきそうな気がして、思わず優子は両手を伸ばした。すると、今度は予想通りの場所に大祐がいてくれたのでしっかりとしがみつく。身体が安定したので優子は最高の感覚に夢中になることができた。自分ではそれほど声を出しているつもりはなかったのだが、優子の口からは高い笛のような声が出続けていた。その美しさに大祐は感動し、ぐっと肉棒を進めて優子の首が仰け反った所で小さな唇を奪い、舌を差し込んで小さな口の中まで堪能する。優子は全く嫌がらずに夢中になって舌を絡めてきた。小さな舌が絡みついてくるのはとても気持ちが良く、大祐も夢中になって優子の舌を追いかけ回した。

しかし、舌を絡め合いながら更に大祐が腰を進めると、

「うぐぅっ」

と優子がうめき声を上げ、首を振って横を向いてしまった。慌てて表情を見ると苦痛に歪んでいる。肉棒は3/4くらいしか入っていなかったが、残念なことに優子の中は大祐を全て受け入れることはできないようだ。大祐が少しだけ肉棒を抜くと、スッと苦痛の表情が消え、直ぐにまた喜びの表情を浮かべ始めた。

優子の中の中程にある突起には更に小さなブツブツが付いており、肉棒の裏側の敏感な部分をちょうど良く刺激する。それはつんつんと突くような感覚でとても気持ちよかった。更に他の部分もきつい締め付けと相まって出没するたびに肉棒を扱き上げる。あまりに気持ち良いので大祐はいくらも持たずに終わってしまうと思った。もちろん、終わっても直ぐに復活する自信はあったが、優子を徹底的に満足させないうちに終わってしまうのは何かもったいないような気がした。

そこで大祐が挿入を浅くすると優子は、

「ああん、あん、アンッ、あぁーっ」

と首を振っておねだりをするように自分から腰を突き上げてきた。その表情は夢中になって何かを追いかけている感じで、もっと肉棒を欲しがる様子が可愛らしかった。大祐がグッと肉棒を入れると、その表情がぱっと嬉しそうな表情に変わり、声を上げて仰け反るのがまた可愛らしい。大祐は挿入を浅くしたり深くしたりしながら優子の身体に夢中になっていた。

しかし、深く入れるとどうしても入れすぎることがあり、その度に優子の表情が苦痛に歪んでしまう。そこで大祐は優子から一度ゆっくりと肉棒を引き抜いた。

「ああん、ぁぁぁあ、ああーん、やぁぁ」

思わず言ってしまってから優子は後悔した。今の一言で嫌われたのではないだろうか?そんな想いが優子を不安にする。しかし大祐は優子の足を持って華奢な身体を裏返しにした。そのままの姿勢では足を閉じたままなので優子はてっきり足を開かれるものと思い、軽く足を開き気味にして大祐を待った。しかし大祐は足を閉じたままの優子の両足を挟むようにして後ろから肉棒を挿入してきた。