大祐は優子の中が更に潤いを増してきたことに気がついた。優子は大祐が肉棒を差し込むごとに 搾り出すような声を上げ、シーツを握り締めて快感に耐えている。そして大祐がゆっくりと肉棒を引き抜いていくと、甘えたような声を出しながら少し尻を突き上げ、肉棒を追いかけるようになってきた。優子の中は最高の状態になっている。肉棒はたっぷりの液体の中で小さく硬い突起にしごきあげられ、大祐が今まで経験したことのない快感を与えていた。今や肉棒は最大硬度になって狭い優子の肉壁の中で優子をしっかりと貫いていた。

身体は大人びていても、優子はまだ性の喜びを十分に知らない白紙の少女なのだ。このとき優子は自分が知らず知らずのうちに少しずつ腰を持ち上げていることに気が付き始めた。自分で持ち上げているつもりはないのだが、腰の辺りにソファが触れている気がしないし、ひざに力が入って身体を支えていることに気が付いていた。『こんなに恥ずかしくて感じるやり方があるなんて・・・』優子は自分の身体がどんな反応をするのか、声を上げながらも密かに自分の身体を観察していた。

大祐は優子が声を上げながら尻を突き上げてくることに気が付くと、更に優子が驚くような愛し方を教えてみたくなった。多少無理なやり方だとは思ったが、ぐっと深く挿入したまま両手とひざで身体を支えて優子の尻を貫いたまま持ち上げていく。

「あうぅぅっ、だめぇっ!」

快感を通り越して痛みを覚えるほどの無理な挿入に優子は自然に尻を上げて痛みを和らげようとした。自然に優子は尻を高く持ち上げる姿勢になる。その姿勢のまま優子の足を開いて自分の足を中に入れると、悠々と肉棒を出没させ始めた。

「ああぁぁーーーっ、はあぁぁーーっ、あうぅっ」

優子は挿入の角度が変わって更に深く肉棒が差し込まれたことに驚きならも、身体の奥深くから湧き上がる感覚に夢中になってしまった。大祐は優子の声を楽しむようにゆっくりと一番奥まで差し込み、ゆっくりと引き抜いていく。しばらくは新しい体勢が生み出す新しい感覚に夢中になっていた優子も、自分がどんな格好をしているかに気が付くと嫌がり始めた。頭を左右に振りながら、身体を沈ませようとする。

しかし大祐は更に体勢を変えることにした。今度は優子の腰をしっかりとつかむとグイッと身体を引き起こし、90度身体を横に振って優子をソファの背もたれに掴まらせ、自分はソファから降りて立った姿勢で優子を貫き始めた。

「あぁぁぁっ、あうぅっ、あうぅぅっ、だめぇぇぇっ」

優子は訳の分からない言葉を出しながら目の前の背もたれにしがみつき、挿入の角度が変わったことで更にまた一段と深く肉棒が挿入されたことに驚いていた。

大祐がこの体勢に入った事には理由があった。大祐は頭をぐりぐりと背もたれにこすりつけながら悶えている優子の前に手を回すと、ゆっくりと形を確かめるように下から乳房を手の中に入れ、そっと握ってみる。

「はうぅぅっ!」

敏感になっていた乳房を優しく揉み立てられ、優子は驚いたように一瞬背中を丸くして大祐の手から乳房を離そうとした。それほど快感が電撃のように身体を走りぬけたのだ。

しかし、大祐の手は乳房に吸い付いたように優しくしっかりと乳房を揉み続ける。乳房を揉まれる度に生まれる快感が肉棒の刺さっている肉壁で増幅されて身体の中を走り回る。

もう何がなんだか優子には分からなくなってきた。凄まじい快感から逃げ出そうとするかのように、今度は身体を伸び上がらせて頭を左右に何度も振り、身体を背もたれの上に乗せようとずり上がろうとする。

それを大祐は許さなかった。浅くなった挿入を元に戻すように優子の腰をつかんでグイッと肉棒を深々と差し入れ、優子が声を上げて仰け反ったところで乳房を揉む。まったく素晴らしい乳房だった。まだ硬さが残っている少女の乳房は素晴らしい弾力で手の中で弾む。揉む指が疲れるくらい硬く張った乳房の先端で小さい突起が指に挟まれて玩ばれていた。

「あうぅっ、あうぅっ、はあっ、ああんっ、だめっ、あーーっ」

優子はどうやっても逃れることのできない強烈な快感に必死に耐えながらも、身体の中から新しい感覚が湧き上がってくることに気が付いた。平衡感覚がおかしくなったような、どこかに落ちていきそうな変な感覚だった。

「ああっ、いや、いや、だめぇっ、だめえっ」

そのとき初めて優子ははっきりと大祐を嫌がった。乳房を揉んでいる大祐の手を掴むと下に押し下げて乳房から引き離す。

しかし大祐はそのまま引き下がらなかった。目の前に広がっているきれいな背中に指を這わせてツーッと肩から背中に撫で下ろす。

「はうぅーーーっ!」

優子が再び身体を仰け反らせて反応したので、大祐は何度も丁寧に指を使って優子の背中を楽しんだ。大祐が指を背中に這わせている間は肉棒の出没がごく弱くなったので、優子自信もたっぷりと背中から湧き上がる快感を味わうことになった。くすぐったいような快感は肉棒の出没や乳房を揉みあげられる感覚とはまったく異なる新しい快感だった。

『このままじゃ身体が覚えちゃう!』優子はそう思ったが、なまじほかの快感が弱いので、どうしても注意が背中に行ってしまう。次にどこを撫で上げられるかどうしても予想してしまい、それが当たったときには喜びが、外れたときには不意打ちの快感が襲ってくることに夢中になってしまった。しかし、背中を指が這い回るたびに肉棒を差し込まれたところから中途半端な快感が生まれ、次第にそれが我慢できないものになっていく。いつしか優子は先ほどのように力強く愛されることを望み始めていた。

だから、たっぷりと背中を愛された後で力強い手が乳房を揉み始めると、もはや優子はそれを嫌がらず、はっきりと快感を求めて大祐に身体を任せていた。すると、先ほどよりも早くあの感覚が湧き上がってきた。

このときになって、優子はこの感覚が『いく』という感覚なのだと気が付いた。友達の家でこっそりとビールを飲んだときに聞いた話と一致する。あの子は『身体が浮き上がるような変な感じ』だと言っていたはずだ。それでも初めての感覚が身体を包んでいくことはやはり不安だった。せめて優しく抱いていてほしかった。目くるめく快感を予感させる中で、優子は女性の本能として肌の密着を望んだ。

声を上げながらも必死に身体を起こし大祐に背中を密着させようとすると、大祐の手は優子の身体を大きく包み込むように抱きしめながら、乳房だけではなく腹から胸まで全体を優しく撫で回してきた。それは今の優子にとって、とても安心できる愛撫だった。

大祐も優子の背中ばかりを見ているのは嫌だった。いよいよ最後の体勢に入るときが来たようだ。一度肉棒を引き抜くと、ゆっくりと優子の身体をソファの上に横に倒し、優子の足を大きく開いて膝立ちで挿入し、最初はじっくりと優子の反応を探りながら出没を始める。

「ああっ、はうぅっ、あぁぁぁぁぁーっ」

安定した姿勢で肉棒を受け入れることができた優子は安心して感じることができたが、目を閉じていても大祐の視線を痛いほど身体のあちこちに感じる。

「いや、ああん、いや・・・・ああっ、はうぅぅっ・・・いや・・・」

優子は身体をよじらせて悶えながらも恥ずかしがっていた。自分が感じているのを見られるのがどうしても気になる。そして何よりも、あの不思議な感覚が身体をどんどん包んでいくのが、自分の身体だけ先走っているようで恥ずかしかった。しかし、我慢しようとしても身体はどんどん肉棒をしっかり感じようと感度を上げていく。

大祐は目の前で高校生の少女が自分の肉棒に悶えながら声を上げている姿を見て感動していた。社会人で高校生を相手にセックスを楽しめるのが何人いるだろうか?それも突然現れた天使のような美少女だ。その身体はまるで大祐に性の喜びを教えてもらうために最低限の準備だけしてきたかのような無垢な初々しさで、成り行きとは言えほとんど無抵抗に大祐にされるがままに受け入れており、その感度は最初こそ大人しかったが、愛撫を換えるたびに高まっていき、挿入を換える度に深くしっかりと嵌まって行く。最後は大祐の全てをかけて満足させてやらなければいけない。

大祐はゆっくりと身体を倒し、優子の身体をそっと抱きしめた。

「はうぅぅっ」

優子は抱かれた途端に大祐に自分からしっかりと抱きついた。細い手を大祐の首に回して大祐を下から抱きしめただけでなく、体勢が変わったことで自分の足が大祐の膝で跳ね上げられる形になったので、自然にすらりとした足も大胆に大祐に絡めていた。

「ああん、あんっ、ああんんっ、くぅっ、はあっ、はああぁーっ」

優子は密着した体勢で肉棒を身体の奥深くまで受け入れたことで更に感じやすくなっていった。身体がどこかに落ちていきそうな不安はどんどん強くなっていたが、今は自分が大祐を抱きしめ、更に大祐が抱きしめていてくれる。その安心感が優子を初めての感覚の中に飛び込ませていった。

大祐は優子が両手両足で抱きついてきたのでかなり動きにくくなったが、しっかりと締め付けている肉壁の入り口がぴくぴくっと小さく痙攣し始めたので優子の残り時間が少ないことに気が付いていた。腰を小刻みに動かして肉棒を小さく早く出し入れし、優子を最後の瞬間に導く。

「ああっ、もうっ、だめえっ、ああんっ、まだあっ、いやあっ、だめえっ、ああんっ」

大祐はその優子の声を聞いた時、優子がもっと直前のままで居たいのだと思ったが、実際の優子は届きそうでいて頂上に届かず、一生懸命それを追いかけていた。勘違いした大祐が腰の動きを遅くすると、

「ああぁっ、いやあっ、もっとぅっ、してえっ、まだぁっ」

と夢中で声を上げ、絡めた足に力を入れて自分から腰を突き上げて頂上を追いかけた。優子自身が腰を使ったことで微妙に挿入の具合が変わり、優子に新たな感覚が湧き上がる。更に優子が腰を使って頂上を求めていることに気が付いた大祐が力強く腰を使ったことで、肉棒の先端が優子の中を行き止まりに突き当たるまで開拓し、優子の中でとうとう感覚が弾けた。すると無意識に今まで抱きしめていた手を突っ張り、大祐から逃れようとする。

「ああぁっ、落ちるぅーーっ、うぅぅーーーーっ」

優子の身体が硬直し、大祐が肉棒を一番奥で止めたことで肉壁が力強く収縮し、大祐も登り詰めてしまった。中に出して良いかどうか聞かなかった大祐が慌てて肉棒を引き抜き、優子の腹の上に白濁を放出する。

「ああんっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、はあっ」

優子はいく瞬間までどこかに落ちてしまうような感覚だと思っていたが、初めて体験するその瞬間は身体がふわふわと浮くような不思議な感覚だった。身体の隅々まで、髪の毛の先まで走り抜けるような強烈な快感だった。

まだ身体がぴくっぴくっと痙攣している優子を大祐が優しく抱きしめてくれる。息を弾ませながら身体を大祐にすり寄せた優子は、全身が敏感になっていて軽く大祐の手が触っただけでも小さな快感が走り、

「あん、はあぁ、あぁ、うぅぅ・・・」

とどうしようもない感覚をもてあましながら甘えるように身体をすり寄せていった。『こんなにすごいなんて・・・大人のセックスだ・・・・』と思った。やがて全身の力を使って登り詰めた優子は『終わった・・・』と思いながらぐったりと力の抜けてしまった身体を動かすことができず、大祐の腕の中で再び眠りに落ちていった。

 

優子が再び目を覚ました時、自分が全裸で毛布にくるまっていることに気が付いた。ふと横を見るとソファの直ぐ横のコーヒーテーブルの上にきれいに畳んだバスローブが置いてある。『あれは夢?それとも本当?』一瞬、あのめくるめく時間は夢だったのかと思ったが、身体は普通に寝ていたにしてはとてもだるく、自分の身体も少し汗の臭いがした。

『あ、最後は私のお腹の上に出したはずだ』そう思ってお腹の上を探ってみたが、それらしい感じは残っていなかった。

『でも・・・あ、さっきはTシャツを来てたんだ』やっとこの部屋で最初に目を覚ました時の格好を思い出した優子は、やはり自分は抱かれたんだ、と言うことを納得した。

 

そっと手を伸ばしてバスローブを取り、大祐が部屋の中にいないことを確認してから立ち上がってバスローブを着る。すると、部屋の中に微かにいいにおいが漂ってくることに気が付いた。そっとその方向へ歩いていくと、

「あ、起きたんだね。今できあがるから起こそうと思っていたんだ」

とダイニングから大祐の声がした。

「夕ご飯、食べていける?カレーなんだけど?」

優子は自分の置かれている状況を確かめたかったし、今日は家に誰もいないので返事をした。第一、今すぐに帰ると言っても着ていく服がない。

「はい」

「じゃあ、そこに座って。カレーは好き?」

「はい・・・」

大祐は優子を座らせると、市販のミニサラダ一緒にカレーを出してくれた。ごく普通のカレーだと思っていた優子は、

「あの・・・これは何カレーですか?」

「ああ、ラムカレーなんだけど、食べられるかな?」

「はい・・・たぶん・・・・」

「なんか口数が少ないね。怒ってるの?」

「いえ、そんなことは・・・・、でも、良く状況が飲み込めなくて・・・」

「そうか、お互い名前も知らなかったんだね」

「いえ、私は知ってます・・・」

「そう?俺は来原大祐。職業はアメリカの大学の助教授。日本とアメリカと半分ずつくらい行ったり着たりの生活なんだ。あなたは?」

「私は水牧優子です。近くの県立高校2年生です。あの・・、今日はありがとうございました」

「あの時のことを言ってるの?急に車の前に倒れてきたからびっくりしたけど、風邪も引かなかったみたいだし、良かったね」

「あの来原さん・・」

「良かったら大祐って呼んでくれる?ファーストネームで呼ばれる方が慣れちゃってね」

「はい、だいすけ・・さん・・・?」

「うん、何だっけ?」

それから二人は次第に打ち解けて話をするようになった。優子は大祐の作ったラムカレーがとても気に入った。なんでも北海道の牧場から取り寄せたラム肉で作ったのだそうだ。

「昨日ラムが届いたからスパイスを買いに行った帰りに優子ちゃんに会ったんだ」

「そうなんだ。初めて食べるけど、とっても美味しい」

「スーパーとかのラムは輸入の焼き肉用だからね。この臭いが嫌な人も多いし」

「確かに独特の臭いだけど、嫌じゃない」

「そう?それは良かった。そんなに気に入ったの?」

「はい。ラムって今まで知らなかったから。カレーも特別のルーみたい。まるでカレーのお店で食べてる見たい」

「ははは、このルーの作り方もラムを買った牧場のホームページに載っていたんだ。少しスパイスの使い方にコツがあるみたいだよ。本当はスリランカのルーを使うらしいけど」

「こんな時、ワインなんか飲むのかな?」

「え?」

「ううん、良くテレビに出てくるでしょ。恋人の家で二人でワインとか・・」

「ワイン、飲んでみる?」

「だめぇ、高校生だもの」

「飲んだことはないの?」

「お正月にお父さんのお酒を貰うくらい」

「試してみる?ちょっとだけ?」

「うーん、ちょっとだけですよ」

「よし、任せておいて」

大祐はワインクーラーからジンファンデルの赤を取り出すと、炭酸ガスカートリッジの入ったワイン抜きをコルクに突き刺し、一瞬でポンと抜くとほんの少しだけ優子のグラスに注いだ。

「tasting, please?」

「え?」

「ワインは最初にほんの少しだけ注いで味見をするんだ。問題なければGoodって言えば良いんだよ。どう?」

「 G, Good........」

「良かった。カレーと良くあうでしょ?」

「そう、でも・・・お酒なんて・・・・」

優子は少し戸惑いながらもほんの少しずつだがワインを飲んでカレーを食べた。いろいろ話をしたあとでも、まだ自分がこうしているのが信じられない。まるで新しい世界に入ってきたみたいだった。

これからの展開がどうなるのか、優子自身不思議なくらい楽しみだった。