久留美は747のエコノミークラスの窓際で泣きそうな顔をして外に広がる荒涼とした景色を眺めていた。成田を出てからどれだけ泣いたか分からない。ダラスで乗り換えるまでだってジャンボの中で何度も涙を流した。フライトアテンダントが心配して何度も様子を見に来たが、今さら成田に帰るとも言えず、泣き顔のまま、
「大丈夫です、すみません。迎えの人が来ますから」
と言っていた。ダラスでは確かに飛行機を降りたところに「小森久留美様」と書かれた紙を持った人がいて、ちゃんと乗り換えを手伝ってくれた。ほんの2時間ほどの間だったが、単なる乗り換え案内の旅行社のエージェントとは言え、やっと自分を知っている人がいたので久留美はだいぶ心が落ち着いた。


 そして今、久留美の乗ったボーイング757は目的地のヒューストンに長い飛行を終えて着陸態勢に入った。ダラスではやっと一息ついたと思ったのに、いざヒューストン行きの飛行機に乗ってみると日本人らしいのは久留美一人だけで、おまけにアナウンスは英語だけ。学校の英会話は少し点数の良かった久留美だったが、生の英語は一言だって分からなかった。だから、せっかく気分を一新したのに、また不安になって少し泣いてしまった。全く、自分でも何でこんなことをしたのか、不思議で仕方なかった。メールフレンドの誘いに乗った自分はなんていい加減なんだろう・・・。

 久留美は中学三年生、埼玉に住むごく普通の女の子だ。身長は153cmで小柄な方だが、ちゃんと膨らみはバランスよく出ていた。たぶんどこから見ても、少し可愛い女の子、位にしか見えないだろう。しかし、大きく違うところが一つだけある。今まで4ヶ月間メールのやりとりをしていた相手を信じて、その相手に会うために一人で出かけてきたことだ。その相手は海外で駐在員でもしているらしく、久留美にヒューストンまで遊びに来ないか、と言った。最初はあまり本気にしていなかったが、メールのやりとりから相手が海外に住んでいるのは分かっていたし、いろいろ海外のことも教えてくれた。ちょうど冒険がしたかったころでもあり、甘い親には友達とキャンプに言ってくると行って家を出てきたので、家のことで心配する必要はなかった。しかし、一人になった途端に猛烈に寂しくなり、できれば帰りたいと何度も思った。
 

 ズン、グォーッ。車輪が接地して逆噴射がかかると、久留美の緊張は最高になった。もし、出迎えがいなければ一人で知らない土地に、それも言葉も分からないところで放り出されるのだ。『このまま飛行機が止まってくれれば』というはかない願いもむなしく、飛行機はあっという間にスポットに入ってしまい、訳の分からないアナウンスが流れて乗客は席を立って降り始めた。
 レディーファーストの国だけあって、ちゃんと隣の男性が久留美を先に下ろそうと通路を空けてくれる。親切にハットラックの荷物まで下ろしてくれた。これでは降りないわけには行かない。渋々、と言うか、すごすごという感じで久留美は飛行機を降りた。ボーディングブリッジを通り抜けると、一気に凄い人だかりだ。思わず立ち止まってしまった。その瞬間、久留美の目には『久留美ちゃん(^_^)v』と顔文字入りのボードを持った男性が目に入った。思わず駆け寄っていく。
 

「よく来たね。久留美ちゃん。お疲れさま」
その言葉に、思わず久留美は再び泣き出してしまった。
「どうしたの?何で泣くの?」
耕三が尋ねてもしばらくは胸の中で泣き続けるしかなかった。

 しばらくして、やっと心が落ち着くと、二人は荷物を取りにバゲイジクレイムに向かって歩き出した。目的のターンテーブルに着いたときは、既に荷物はどんどん出てきていて、久留美の小さなキャスターバッグも既に回っていた。久留美が指差す荷物を取り上げると、耕三は駐車場に向かって歩き出した。
「疲れたろう。本当によく来たね」
「来ちゃった・・・みたい・・・」
「ダラスで無事に乗り換えたのは連絡を貰ったから知ってたけど、でも、こうして会ってみるまで実感が湧かなくて。本当にきてくれるのかなって」
「私も・・」
「心細くなかった?」
「チョット・・・泣いちゃったかな・・・」
「そうか、大冒険したんだもんね。ありがとう、わざわざ日本から来てくれて」
「うん。でも、結構楽しかったよ」
 

久留美はさっきまで泣き続けだったことをナシにするかのように、だんだん元気が出てきた。駐車場を出た車が市街に向かって走り出す頃にはだいぶ元気になって、外の景色も見られるようになってきた。助手席に座った久留美は、大きな座席に埋まって見えるほどで、首を伸ばすようにしてキョロキョロしていた。
 

「椅子の座面の右に調節するスイッチがあるから上に引っ張ってごらん」
「うわぁー、上がった上がった」
「ちょっとは見やすくなった?」
「うん。だいぶ違う。これ、耕三さんの車なの?」
「違うよ。レンタカーさ。さっき空港に着いてから借りたんだ。大きい方が乗り心地が良いかと思ったんだけど、ちょっと久留美ちゃんには大きかったかな?」
「ウウン、そんなこと無い。とっても素敵。こんな車なんて日本では見ないもん」
「よかった。気に入ってくれて」
 

耕三は初めて会う久留美をチラッチラッと見ながら環状線に入り、市街の西に広がるニューシティーの方に向かった。久留美は想像していたより小柄で、身長は155cmくらい、つんと尖った顎がチャーミングで、肩まである髪が小さな顔を引き立たせている。小柄だがスタイルは結構良さそうで、ちゃんと出るところはバランス良く出ている。
「久留美ちゃんのクラスでこっちに来た人っているの?」
「ロスアンゼルスに家族で行ったって言う人はいるけど、一人でヒューストンまで来た人はいないな。私だけ。今年は受験勉強でみんな忙しいみたいだし」
「そうか、高校に入るのも大変だもんね」
「でも、私だって一生懸命勉強したんだよ。ここに来るためにずーっとずっーっと勉強してたんだから」
「ごめん、久留美ちゃんが勉強してないなんて言うつもりはなかったんだ。一生懸命勉強してたのはメールで知ってるよ」
「そう、耕三さんとのメール位だったな。夏休みの今までの楽しみは。どこも行かなかったモン」
「それじゃ、こっちにいる間は思いっきり楽しんでね」
「うん。嬉しいな。私一人でヒューストンまで来たんだ」
久留美は珍しそうに南国の景色を見ながら、一人で自分を誉めていた。
 

「疲れたかい?もうすぐホテルだけど・・・」
「う〜ん、ちょっと疲れたかな???」
「飛行機の中ではちゃんと寝れた?」
「うん、一応寝たけど・・・よく寝れなかった」
泣き通しだったので泣き疲れて寝たことは寝たが、熟睡したわけではなかった。
車が大きなホテルに入ると、耕三は正面に車を乗り付けた。すかさずベルマンが久留美の側のドアを開けてくれる。耕三は素早く降り、慣れた調子で、
"Thank you, I can do that." (ありがとう。自分でするよ)
と言うと、トランクから荷物を下ろしているベルマンにチップを渡した。久留美は、ベルマンにドアを開けて貰うなんて言うことは生まれて初めてなので、すっかり調子が狂って車を降りるなりベルマンにお礼のお辞儀をしてしまった。それを耕三に見られて恥ずかしそうにしていると、耕三は二人分の荷物を持ってごく自然に久留美の腰に手を回し、中に入っていった。腰に手を回されたのもこれまた初めての久留美は、ドキドキドキドキしながらほとんどされるがままと言った感じで耕三のリードに全てを任せていた。
 

 フロントでチェックインした耕三は、久留美を連れてエレベーターに乗り、ずーっと上の階の端っこにある部屋に入った。そこはセミスイートと言っても良いくらいで、20畳はある部屋に応接セットが置いてあり、横の方にたっぷりのスペースを取ってクィーンサイズのベッドが二つ置かれていた。


「夕食まで少しあるから、一休みしようか。シャワーでも浴びてきたら?一眠りすればスッキリするよ」
耕三はそう言いながら応接セットに座ってペーパーバックの本を読み始めた。久留美はどうして良いか分からなかったが、とりあえず耕三の言うことに従うことにして、荷物から着替えを出すとシャワールームに入った。そこは大きな鏡と綺麗なアメニティグッズが並んだ洗面台と、シャワーブースが別になったバスタブがあり、それだけで6畳くらいの広さは余裕であるみたいなところだった。鏡に映った自分を見ながら久留美は、『ちゃんと来たね。久留美』と小さな声を出して話しかけると、少し複雑な気持ちを感じながら服を脱いでシャワーを浴びた。
久留美がシャワーから出てくると、耕三はタバコを吹かしながら読んでいた本を置き、
「少しは疲れが取れた?」
と聞きながら久留美をベッドに案内した。

「うん、少し元気になった」
Tシャツにミニスカート姿の久留美は、耕三が冷蔵庫から出してくれたジュースを飲みながら髪をタオルで乾かしている。
「俺も汗を流してくるよ」
耕三はそう言うと、シャワーを浴びにバスルームに向かった。

 耕三がシャワーから出てきたとき、久留美はテレビのリモコンをいじってチャンネルを変えていたが、耕三を見るとすぐに消してしまった。
「全然わかんない」
「そりゃ、中学の英語とは違うからね。仕方ないよ。久留美ちゃん、一眠りした方が良くない?」
「う〜ん、でも、せっかく来たのに・・・」
「じゃ、ベッドで少し話でもしようか。疲れてるならそのまま寝ればいいよ。少し経ったら起こしてあげる」
久留美は耕三に誘われるままにベッドに入り、耕三はその隣にひざまづく形で久留美と話し始めた。
「ここまで来るの、大変だったでしょ?」
「うん。心細くて何度も泣いちゃった」
「でも、ちゃんと自分の力で来たんだね」
「うん、耕三さんがチケットを送ってくれたから、だけど」
「でも、会えて嬉しいよ」
「私も」
「こんな可愛い子だとは思わなかったな」
「そう?どんな子だと思った?」
「もっとごく普通の子かなって。こんな可愛い子だとは思わなかった」
「私、普通じゃない?」
「普通以上に可愛いよ」
そう言いながら耕三はそっと久留美の髪を撫でてやった。
「嬉しいな。そう言ってもらえて」
髪を撫でられながら、久留美は全然嫌な気がしなかった。それどころか、自然に嬉しくて甘えたくなってきた。耕三の手を取ると自分の頬に当ててスリスリしてみる。その手は温かくて気持ち良かった。
 

 耕三の手は久留美の瑞々しい頬を撫でながら、自然に指先でうなじを刺激し始めた。しかし、久留美は全然嫌がらない。安心しきっているようだ。だんだん指が丁寧にうなじや耳元を愛撫するようになると、久留美は自然に首筋を伸ばしてその愛撫を受け止めた。
久留美は耕三の指の動きが何を意味するのかは分かっていたが、いまは安心感の中に浸りたかった。それに、微妙な指の動きはとても気持ちいい。同級生の男子などとは比べものにならない大人のテクニックだと思った。このままセックスまで行くのかどうかは分からなかったが、そんなことは気にならないくらい、今の久留美は安心感とわずかな快感に包まれていた。『少しくらいなら冒険してみようかな?それ位してもイイや。せっかくヒューストンまで来たのに、何にもなかったなんて目も当てられない』心の中でそうつぶやいた。
少しずつ、久留美の息が大きくなってきたようだ。しかし、感じている、と言うのではなさそうだ。それでも、久留美の表情は少し子供から色っぽいものになり、大人の世界への入り口で耕三を待っているような感じだった。
 

 ゆっくりと耕三が、可愛らしく尖った顎を持ち上げると、久留美は目をつぶったままじっとその時を待っている。ゆっくりと唇を重ねると、少し息を荒くしながらもちゃんと口を少し開けて、耕三の舌に恐る恐る小さな舌をちょんちょんと絡めてきた。耕三は少しずつディープなキスを久留美に要求したが、久留美は一生懸命それに応えようと勇気を出して舌を絡めてきた。まるで、久留美自信がそうなるのを待っていたみたいだった。それどころか、久留美は耕三の手を取ると、自分の胸の上に導いてきた。プクッとしたTシャツの膨らみがすっぽり耕三の手の中に収まる。膨らみは小さいながらも、ちゃんと半球型にまでは膨らんでいた。耕三はそっと、ゆっくり膨らみを撫で始める。
 

やがて、そっと口を離した耕三に、
「感じないけど、許してね・・、まだ子供だから」
と小さな声で久留美が言った。
「うん、いいよ」
「でも、こうされると安心するの。うれしい」
耕三がゆっくりと撫でていると、心なしか小さな膨らみが固くなってきたような気がした。
「久留美ちゃんの身体が、少し反応してるみたいだよ。感じてきたら止めた方が良い?」
「私、感じないの・・・たぶん・・・」
「試したこと、あるの?」
久留美はこくんと小さく頷いた。
「経験、したんだ」
再び、もっと小さく首が動いた。
「大丈夫、感じても感じなくても、こうしていられるだけで最高だから」
耕三はそう言いながら、はっきりと固くなってきた膨らみをそっと、じっくり撫で続けた。
「あ、ん・・・」
久留美が突然小さな声を出した。
「感じてきたの?」
「わ、わかんない・・・、んっ」
「じっとしてればいいからね。声が出ても、それで自然なんだから」
「は・・・でも・・・私、感じないって・・・・」
「誰が言ったの?彼?」
久留美の頭がほんの少しだけ動いたような気がした。
「大丈夫。久留美ちゃんの身体は感じてきたみたいだよ。止めた方が良い?」
「ううん・・・つづけて・・・」
 

耕三は、右手だけで撫でているのに我慢できなくなり、ベッドの横から身体を久留美の上にかぶせるようにして両手で小さな膨らみを愛撫し始めた。
「あっ、そ、そんな・・・」
久留美は一瞬驚いたようだったが、特に嫌がるわけでもなく、耕三の手に両方の膨らみが収まるのを、むしろ安心して受け止めた。やはり、片方だけに比べてなぜか安心できる。
新しく撫で始めた右の膨らみはたちまち固くなり、以前にも増して久留美の息が荒くなってきた。
「あん、あっ、これ・・・、もしかして・・・あんっ、はぁっ」
「なあに、言ってごらん」
「いやん、ああん、これ・・・はん、はあぁ、くっ」
「ちゃんと言わないと、やめちゃうぞ」
「いやん」
久留美はそう言ってしまってから、『しまった』と思った。しかし、耕三の手に包まれている膨らみは、そんなことはお構いなしにどんどんと感覚を盛り上げてくる。
「ちゃんと言わないと、久留美ちゃんがどう感じているか、わかんないでしょ」
「ああん、ねぇ・・・、分かってよぅ」
「自分で言わないと、そのままだよ」
「分かったぁ、気持ちいいの、ね、言ったよ、あぁ、はうぅ」
「どれくらいなの?」
「わかんない、あ、いや、そのまま、とってもいいの、はう、ああーーっ」
「どうするの?もっと教えて欲しい?それともここまででいい?久留美ちゃんの身体はちゃんと感じるって自分で分かったでしょ?もう止めた方がいい?」
「ああん、そんなの・・・ここまでしたのにぃ・・・」
「それじゃ、まかせてくれるね」
久留美は目をつぶったままコクンと頷いた。
 

 耕三は久留美の隣にパンツ一枚で滑り込むと、久留美を抱きしめてゆっくりとキスから再開した。耕三のキスは中学生の久留美にはとろけてしまいそうなほどディープで濃いものだったので、そのままTシャツを脱がされてもぼうっとしたままだった。
改めて耕三の手が、ゆっくりと久留美の小さな背中からブラジャーに包まれた膨らみを撫で始めると、身体が自然に反応してクイックイッと反り返ってしまうのが自分でも不思議だった。さらに、ブラジャーのカップを何度も丁寧に撫でられると、それだけで何とも言えない感覚が盛り上がってくる。もの凄く気持ち良くなるはずの一歩手前の感覚がどんどん鋭くなっていき、自分でも我慢できなくなってわざと身体をクッとねじって、耕三の手に膨らみを押しつけたりしてみた。
 

「はぁ、はぁ、はぁ、ああん、うぅっ、はう、ああん」
「どうなの?いってごらん?」
「アアン、なんか、変な感じ、焦れったいの、恥ずかしいのにぃ」
「もっとして欲しくなってきた?」
「そんなぁ、女の子にそんなことぉ、アアン、早くぅ」
「ちゃんとおねだりしたら、全部してあげる」
「いやぁ、そんなの・・・なんていえば・・いいのぅ????」
「まず、どうして欲しいの???なんか、邪魔なんじゃないの?脱がして欲しいものがあるでしょ」
「うぅ、はぁっ、それは・・・、あ、あう、ううぅっ、あ・・・・」
久留美はそんなことを言わされるのはイヤだった。女の子のらしくしたかった。しかし、耕三の手は確実に久留美を追いつめていった。あまり嫌がって、耕三が自分の身体に興味をなくしてしまうかもしれないと思うと、嫌なことでも言うしかなかった。それにここは自分の住んでいる町じゃない。
 

「ブラを・・外して・・・」
「よく言えたね」
耕三はそう言うと、ゆっくりと背中のフックをスライドさせてバックストラップを外した。その瞬間、久留美の身体がビクッと震えた。ゆっくりとブラジャーを脱がされる間、久留美はじっと目をつぶっていた。カップが覆っていた膨らみを離れるとき、思わず手で隠しそうになったが、これから始まることへの興味と耕三に嫌われたくない想いでじっと堪えた。小柄な身体の上の膨らみが露わになると、その頂上には薄いピンク色の小さな頂が恥ずかしそうに姿を現した。
 

耕三はその美しさに感動した。これは間違いなく中学生の身体だった。しかし、その身体は既に大人への変化をほとんど終わっており、あとは耕三に開発されるだけになっている。そっと幼いながらも充分に膨らんでいる乳房の裾野に指を這わせながら、耕三は最高の瞬間をたっぷり楽しむことにした。
「ああぁ、そんなぁ、いやぁ・・・焦らさないで・・・」
久留美は耕三がじっくりと乳房を攻めてくるのを感じ、自分の身体の方が先走りそうな焦れったさに何度もベッドの上で身体をねじりながら耕三に翻弄されていた。
「大丈夫、最高に感じさせてあげる。ほうら、だんだん感じてきたでしょ」
「それは・・・、あん、早くぅ、いやぁ、我慢できないのぅ」
「我慢できなくなったら、オッパイを食べてって言ってごらん」
「まだ言わせるの?お願いだからぁ」
「ちゃんと言えるかな?」
「言えるぅ、早くぅ、オッパイを食べて、ね、あ、ああぁぁあーーーっ」
耕三が舌と唇で久留美の乳房の頂上を征服したとき、久留美の身体はさらに上を求めるかのようにグッと大きく仰け反った。
「はぁぁぁーーっ、いいぃぃーーーっ」


耕三の舌が何度も乳首をゆっくり転がすたびに、久留美の身体はビクン、ビクンと波打って喜びを表した。さらに耕三は両手で乳首を残して幼い乳房全体を包み込み、ほんの少しだけ動かしながら次の言葉を要求した。
「ほうら、こうされるともっと気持ち良くなれるよ。私のオッパイを揉んでって言ってごらん」
耕三の言葉には圧倒的な説得力があった。既に包まれた部分からは新しい快感が生まれてきている。久留美はその快感に素直に従った。
「はぁっ、オッパイを・・・・揉んで・・・・、はああああぁぁぁーーー、すごいぃぃーーーっ、はあぁっ、はうぅっ、いいっ、もっとぅっ」
小柄な久留美の身体は、耕三の手の中で若鮎のようにはね回った。久留美は生まれて初めて感じると言うことがどういうことかを理解した。今、久留美の身体の中では圧倒的な快感が駆け回っていた。
 

「はあっ、耕三さん、いい、いいの、こんなにぃ、あーっ」
「どこがいいの?言いなさい」
「はぁ、はぁ、はぁ、お・・・胸が・・気持ちいい」
「抱かれているときは、オッパイって言わないとダメ」
「そんなぁ・・・オッパイがいいの・・はう、そうっ、それがいいっ」
耕三は、どこまで進むか考えていた。このまま最後までいっても良いが、それでは楽しみがすぐになくなってしまう。しかし、久留美がその気になっているうちにある程度関係をしておかないと、久留美の気が変わったらお終いになってしまう。
「はあっ、はぁっ、耕三さん、気持ちいいけど・・・少し、少し休ませて・・・、凄すぎて・・息が苦しい、はうぅ、あぁぁぁーーっ」
久留美の可愛らしい乳房は、いくら揉み、舌で転がしても飽きることはなかった。しっとりとしたみずみずしい肌に、圧倒的な乳房の弾力、そして可愛らしい声、おまけに美少女である。文句などあろうはずがなかった。
 

 しかし、まだゆっくりと楽しみたい、そんな想いも捨てきれなかった。そこで、今は簡単に指で可愛がるだけにしておくことにした。耕三が両手で揉んでいる乳房を解放すると、久留美は改めて大きな息をしながら、
「はぁ、はぁ、はぁ、凄かった。こんなに凄いなんて知らなかったから」
と、大の字になってパンツ一枚の身体を耕三の目の前に晒しながら息を弾ませていた。
「いいかい、今度は指で久留美ちゃんが一番感じるところを可愛がってあげる。そうすれば、身体は満足して一休みできるよ」
耕三がそう言いながら最後の一枚に手を掛けようとすると、久留美はあわててパンツを抑えた。
「え?だ、大丈夫よ。もう満足したから。いっぱいして貰ったから」
「ウソついてもダメだよ。あれだけ両足を擦り合わせてたくせに。その証拠を教えてあげる」
そう言うと、耕三は素早くスーッとパンツの上から秘唇の辺りを撫でた。
「はうーーーっ」
「ほうら、まだ身体は敏感なままになってる。満足したらこんな敏感じゃなくなるんだよ。まだもう少し可愛がって欲しいみたいだね」
「あの・・・そんなこと・・・、あん、ダメェ、さっき会ったばっかりなのにぃ」
「顔を見たのはさっきだけど、もうずっと前からメールフレンドだよ。いろいろ相談したじゃない。お互いのことはよく知ってるでしょ」
「それは、そうだけど・・・・、あん、やっぱりするの???」
「大丈夫、まかせてごらん。大切に優しく感じさせてあげるから」
「指だけよ」
久留美はしっかり抑えていたパンツの上の手の力を少しだけ緩めた。そこに、そっと耕三の手が差し込まれ、淡い茂みの中を指がゆっくりと進んでいく。
「いやぁ、そんなの・・・いや、いや」
耕三は、淡い茂みの中でそっと指を遊ばせた。細い毛がやっとという感じで指にまとわりつき、チリチリと微かな音を立てた。
「イヤ、そんなとこで楽しまないで、するなら早くぅ」
耕三はゆっくりと指をさらに秘丘の奥に進めていくと、やがてスッと谷間が現れ、その奥に微かに潤いをたたえる泉が見つかった。その中にゆっくりと指を浸していくと、
「あ、あ、ああ、ああぁぁぁぁーーーーーっ」
と、久留美の体が再び大きく仰け反り、パンツを押さえている手に力がこもる。まるで耕三の手を押し出そうとしているかのようだった。
「そ・・そんなにしたらダメェ、はうぅ、もっとそっとしてぇ、あぁっ、か、感じるっ」
久留美は快感の強さに驚いて耕三の手から何とか秘部を守ろうと身体をくねらせた。
「ほうら、まかせてごらん、抱きついて良いよ。優しくしてあげるから」
「でも・・・う、ううっ」
耕三の指は潤い始めた秘部の中を的確に探っていった。まだ久留美の秘唇の中は潤いが充分ではなかったので、ゆっくりと秘唇を探ることで少しずつ液体で濡れてくるのを辛抱強く待つ。秘唇はぷりぷりとしていて可愛がるだけでもとても新鮮だった。
 

「そっと、そっとよ。ね、優しくして・・・」
久留美はやっと耕三の首に手を回し、身体を耕三にまかせる気持ちの整理が付いたことを伝えた。
「大丈夫、少しづつするから」
「耕三さん、こんなに感じたことって無いの。こんなに感じるなんて・・・」
「ちゃんとステップを踏んでいけば、久留美ちゃんの身体はもっともっと感じるよ。まかせてくれるね」
久留美は少し不安そうな顔をしながらもコクンと頷いた。
耕三はゆっくりと秘核の廻りを指で少しづつ押しながら久留美の感じ方を調べていた。秘核を擦れば強い刺激を与えられるが、それではすぐに痛くなってしまう恐れがあった。せっかくのチャンスなのだから、と耕三はゆっくりと久留美の体を探検していった。
「ああ、か、感じる、とっても・・・あぁぁ・・・・そっと、そっとして・・・はぁぁッ、耕三さん、怖い・・・けど・・・良いの、とっても・・はぅぅッ」
久留美は耕三にしっかり掴まりながら不安と快感の入り交じった顔で耕三を見つめていた。そっとキスすると、不安をうち消そうとするかのように熱心に舌を絡めてくる。
「大丈夫?我慢できる?」
久留美は不安一杯の顔でコクンと頷く。
 

耕三はゆっくりとプクッと膨らんだ乳房を左手と唇で可愛がりながら、右手の指の動きを少しだけ大きくして、久留美をさらに上の世界に連れて行った。
「ああぁぁあっ、そんなに全部したらぁ、気持ち良すぎるぅッ」
久留美の体は再び大きく仰け反り、幼い乳房を耕三に押しつけるようにブリッジを作りながら身体を小さく左右に何度も揺さぶり、耕三の口と手が動かなくても自然に自分から快感を生み出していた。それに合わせて耕三はさらに秘唇を可愛がっている指の動きを大きくする。既にたっぷりと潤いは染み出してきていたので、ぷりぷりとした秘唇の独特の感触は指を前後に動かすたびに久留美に体の芯まで快感を染み込ませていた。触っている耕三自身、夢中になるほどの気持ちよさだ。しっかりとした感触なのに、どことなくしっかり秘唇が指を挟み込もうとして包み込むような動きを見せる。指をしっかり秘唇の奥まで進めると、指全体がしっかりと秘唇に挟まれて、動かすのも大変なくらいだった。
「はぁッ、はぁッ、はぁッ、耕三さん、良いの、とってもイイッ」


久留美は次第に耕三の与える快感に夢中になってきた。耕三はどこまでしようか迷ったが、あまりしつこく愛撫しても、あとで痛くなっては元も子もないので、指の動きだけで小さな頂を作り、それで久留美を満足させることにした。次第に久留美に与える快感をさらに大きくしていく。
「あーーーっ、まだするの、まだよくなるの?耕三さん、あぁぁぁぁぁぁーーーっ」
久留美は力一杯仰け反り、快感がより大きくなってきたことを教えたので、その小さな身体がググッと仰け反ってぴたっと止まったところでそっと指を引き抜いてやる。
ベッドに崩れるようにして沈み込んだ久留美は、しばらく激しい息をしていた。よく見ると時折身体が小さくピクッとしている。どうやら、小さな頂上を本当に乗り越えたようだ。
「そのまましばらくお休み。夕食の時間になったら起こしてあげるから」
「うん・・・気持ちいい・・・・とっても・・・・・でも・・疲れちゃった・・・あんなに・・・」
久留美はいくらもしないうちに眠りの中に引き込まれていった。やがて小さな寝息が聞こえてくる。耕三はそっと久留美にカバーを掛けてやった。
 

応接セットでペーパーバックを開き、タバコを吹かしながらこれからこの少女にどのように快感を教え込むか、あれこれと考えを巡らした。久留美はここに2泊しかできない。その短い時間を最大限に使わねばならない。ほんの少し前まで怖がりながらも耕三の腕の中で悶えていた久留美の裸体を思い返しながら、耕三はたっぷり楽しめそうだ、と喜んでいた。
 久留美を起こしたのは7時を回った頃だった。パンツ一枚で熟睡している姿を見ていると、思わず抱きしめて可愛らしい乳首を味わいたくなるほど可愛い。ちょっと横を向いて小柄な体をさらに小さくするかのように横を向いて寝ていた。部屋の温度をあまり下げていないので、ベッドカバーは腰の辺りに少しかかっているだけで、可愛い膨らみが横を向いて剥き出しになっている。
しかし、無防備なだけに驚かせると可哀想だし、なによりそのまま始めてしまうと夕食を抜くことになりそうだったので、もうしばらくの我慢と言い聞かせて声を掛ける。
 

「久留美ちゃん、そろそろ夕食に出かけようか」
「はい???え・・・あ、はい・・・ひゃっ」
久留美は寝ぼけた声で返事をしながらも、自分の格好に気が付くとあわててベッドの中に潜った。
「目が覚めた?よく寝ていたみたいだね」
「はい・・・耕三さん???」
どうやらまだしっかり目が覚めていないらしい。ベッドの中で一生懸命目を覚まそうと目をこすったり頭を振ったりしている。
「起きたら仕度をしなさい。食事に行こう。お腹、減ったろ?」
「はい・・・・、ちょっと待って」
久留美はベッドの中からにゅっと手を伸ばして脱がされたTシャツとスカートを引っ張り込むと、ごそごそとしてから出てきた。
「出かける支度ができたら外に行こう。何か食べたいものがある?確か、あんまり好き嫌いはないんだったよね」
「うん、何でも良いけど・・、できればお肉がいい」
「そうしよう。ここはテキサス、牛肉の本場だしね」
久留美は一度バスルームに入って素早く仕度をすると、飛び出すように出てきた。
「私、だいぶ寝てた?今何時?」
「7時になったところ。2時間半くらいかな、寝てたのは。ぐっすり寝てたから、起こさなかったら朝まで寝てたかもね」
「そうかも。私って寝たら起きないから。でも、一度起きれば大丈夫なの」
久留美はTシャツにミニスカート、それにポシェットを下げた格好で耕三と部屋を出た。

 

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