ロビーから外に出たところでベルデスクにタグを渡すと、耕三はタバコに火を付けた。
「耕三さん、車は・・・どこ?駐車場?」
「今来るから待っててね」
耕三がにっこり笑って動こうとしないので、久留美は車がここに運ばれてくるのだと理解した。まるで映画の世界にいるようだと思った。すぐに若いベルマンが車を運転して来て、二人の前に止まった。他のベルマンが素早く久留美のためにドアを開けてくれる。耕三は慣れた様子でチップを渡すと、素早く乗り込んで車を出した。
「どんなところで食べたい?」
と聞いてきた。
「あのね、ゴージャスなレストランが良いか、賑やかな鉄板焼きが良いか、それともシーフードと一緒に食べたいか、どれかを選んで欲しいんだけど」
「う〜ん、どうしようかな?あんまり高級なところに行くと、肩が凝りそう。どうしようかな、やっぱり賑やかな店がいい」
「分かった。すぐに着くけど、一応電話で混んでるかどうが聞いてみるね」
そう言うと、耕三は携帯を取りだして、
「Call, BENIHANA!」
と言った。しばらくすると電話が繋がったようで、一気に話し出した。
「Can I make a reservation today? OK, how's seven thirty?? Fine.. Kozo, two people.. Thanks, we'll arrive shortly.」
そう言うと、電話を切った。久留美は耕三がいきなり英語を話しだしたので驚いたが、もっと驚いたのは電話のかけ方だった。
「耕三さん、名前を言っただけで繋がるの?」
「うん、これはそうだよ。携帯は日本の方が進んでるんでしょ?日本のはそうじゃないの?今はみんなそうなってるのかと思ったけど」
「ううん、Iモードとかでネットに繋いだりはできるけど、電話を掛けるときはちゃんとリストから探さないとダメだと思う。全部を知ってる訳じゃないけど・・」
「ふうん、こっちの携帯はあくまで道具だからね。ボイスダイアリングって言うんだけど、運転しているときに電話するには便利だよ」
「日本は運転してるときに電話しちゃいけないんだよ」
「そうか、全然知らなかったよ。日本に帰ったときは気をつけるよ。これを持ってると、つい簡単に掛けちゃうから、日本では別の携帯を持っていた方がいいかもね」
「私の携帯、さっき見たけど範囲外で使えなかったよ。耕三さんのは日本でも使えるの?」
「うん、これはちゃんとそう言うサービスに入っているからね。日本ではKDDIに直接繋がるからアメリカにいるのと変わらないで使えるよ」
「へえ、凄いんだ」
「凄くないよ。電話なんだからちゃんとどこでも繋がらないと」
「でも、日本は自動車の運転中に電話すると捕まるよ」
「そうなの?知らなかったよ。ありがとう気をつける」
耕三は全く気にしていないようだった。耕三は日本で仕事するのはほとんど東京近辺ばかりで、あまり日本で車を運転する機会はないが、全くないわけではない。その場合は気をつけようと思った。そんな話をしているうちに、車は大きなレストランの前に着いた。
「さあ、着いたよ。ここは駐車場が近いから車をこっちに入れるからね。ちょっと歩いてください」
そう言って耕三は車を止めたが、駐車場から店の入り口まではほんの30m位だった。店の入り口で名前を告げると、和服姿の女性が席まで案内してくれる。そこは、大きな鉄板の廻りに8人分の席が用意されて一つのテーブルになっていて、大きな部屋の中には同じ大きなテーブルが10以上もあった。
「Our server will be here」(係のものが間もなく参ります)
そう言うと、女性は去っていった。既にテーブルには4人ほどが席について話をしており、耕三達のすぐ後にまた二人入ってきてテーブルは満席になった。
「さっきの女の人、日本人じゃないの?英語喋ってたよ」
「たぶん中国系の人だよ。ちょっと見ただけじゃなかなか分からないよね。慣れてくると少しは分かるようになるけど」
久留美は席に置かれたメニューを耕三に開いてもらって、ちんぷんかんぷんながらもちゃんと見ているふりをしながら耕三に聞いた。やがて係の女性が来て飲み物の注文を取りにきたので耕三は、
「イチバンfor me, ice tea for her」(一番を私、アイスティーを彼女に)
と言った。
「イチバンて何?」
「キリン一番搾りってビールあるだろ?あれのことだよ。さて、何を食べますか?一応鮭とかホタテとか海老とかもあるけど、お薦めはやっぱりロースかヒレ肉のステーキだよ。メニューに書いてあるの、分かる?」
「うーーーん、難しいけど、私、英語の成績は結構いいよ。何とか読んでみる」
「そうだね。メニューには単語が書いてあるだけで文章は少ないから、何とか読めるかもね?がんばってごらん」
久留美はメニューを睨みつけながらじっと無言で一生懸命読もうとしていた。他の客は軽く一別しながら話の方に夢中だったので、久留美一人だけがメニューに食べられそうなくらい顔のすぐ前で大きく広げていた。
「わかった。Filletってヒレ肉のことなんだ」
「当たり!よく読めたね」
「じゃ、それにする。だって、他のは読めないモン」
「え?ロース肉とかもあるよ?」
「いいの。それにするの!」
「わかった。他に、ここにはお寿司とかもあるけど、食べたい?」
「お寿司??うーん、食べたいような気もするけど、今はいいや」
「分かった。一応お刺身とかを少し頼んでおくから、食べたかったら横からつついて頂戴。食べられるまでしばらく時間がかかるから」
そう言うと、耕三は自分用にロース肉のステーキと刺身盛り合わせ、久留美にはヒレ肉のステーキを注文した。
「これって定食なの?」
久留美は、実際はもの凄く減っているお腹にやっと気が付いて耕三に確認した。部屋の中は肉を焼く匂いで一杯で、いやでも食欲が出てくる。
「そうだよ。全部セットになってるんだ。あ、付いてくる御飯は炒飯か普通の御飯かって聞かれたから普通の御飯にしといたよ」
突然後ろのテーブルからハッピーバースデーの歌が聞こえた。店員が数人集まって一人の客に歌っている。ただ、日本と違うのは歌っている店員が大声で楽しそうなのと、いつものハッピーバースデーの歌の次にへんてこな日本の歌を歌ったことだった。
「クサツヨイトーコーイチドーハオイデードッコイショー、オユノナカニーモーコーリャーハナガーサクヨーチョイナチョイナー、ハッピーバースデー!!!」
久留美は何のことか分からなかった。あまりにも歌と誕生日がミスマッチだったからだ。
「日本の雰囲気をサービスしているだけだよ。どうせ歌詞なんて誰も分からないんだから」
耕三に言われて何とか納得したが、それにしても変なサービスだと思った。
久留美には何もかもが珍しかった。なるべく目立たないようにキョロキョロしている久留美を見て、耕三は本当に可愛らしいと思った。ここで夜に備えてたっぷり元気を付けてもらわなければ後のお楽しみが少なくなる。今夜は徹底的に可愛がるつもりだった。
一方、久留美ははしゃいでいるようなふりをしていたが、頭の中は先程のベッドでのことで一杯だった。廻りのアメリカ人と目を合わせないように下を向くと、いやでも耕三の股間が目に入る。実は、さっき着替えのためにバスルームに入ったとき、自分の股間がべっとり濡れているのに驚いて、あわてて拭いてからパンツを履き替えてきたのだ。

日本では彼と3回ほどセックスをしたが、精神的には満足していたものの、いつも痛いばかりでほとんど気持ち良くなかった。自分では経験が少ないうちはそんなものかと思っていた。しかし、耕三の腕の中では何も分からなくなるくらい気持ち良かった。そして、今夜起こるであろうことを考えると、今は恐れよりも期待の方が大きくなっているのに気が付き、自分で恥ずかしいな、と思った。
 やがてテーブルには8人分の食材をカートに入れたコックが来て、それぞれの注文を確認すると、炒飯を作り始めた。チャカチャカチャリン!と音を立ててナイフとコテを振り回し、塩のポットをヒョイと放り上げてコックの帽子の中に入れたり、熱い鉄板の上でタマネギの輪切りを山の形に積み上げて中にウォッカを入れて火を付け、客を喜ばせている。もちろん、久留美も目を丸くして喜んでいた。久留美達は普通の御飯なので、炒飯は食べられないと思ったが、可愛らしい久留美を見たコックは、
「テイスティング」(味見です)
と言って少し久留美の皿にも入れてくれたので、久留美は大喜びだった。
その間に耕三には刺身の盛り合わせが届き、二人にも御飯が来たので、久留美は我慢できなくなって、少し耕三の刺身をもらって御飯を食べた。耕三はゆっくりビールを飲みながら刺身をつつき、嬉しそうに眺めていた。
やがてコックは野菜を焼き始め、順に各自の皿に盛ってから肉を焼き始めた。久留美は目の前のナイフとフォークを使わないといけないのかと思ったが、耕三が平気で箸で食べているので、安心して自分も箸で食べた。
「どう?美味しい?」
「うん、凄く美味しい。ちゃんと一口サイズに切ってくれるんだね」
久留美はニコニコしながらもの凄い勢いで食べ始めた。
「ゆっくり食べないとお腹に悪いよ」
「えへ、ちょっとお腹が減ってたから」
そう言いながらどんどん食べていく。近くの女性が耕三に何事か話しかけて、耕三の返事を聞いてニコニコ笑っているのに気が付き、
「どうしたの?」
と聞くと、
「ウウン、日本の女性は小さいときからそんなに上手に箸を使えるのかって聞くから、あなたがナイフやフォークを小学生の時から使えるのと同じだよって答えたんだ。そしたら、小学生の時は上手く使えなかったって言って笑ったんだよ」
「私、もうすぐ高校だよ」
「こっちでは日本人は若く見えるからね。ちょっと聞いてみようか?」
耕三は、その女性にちょっと質問してから答えを教えて、相手が驚くのを楽しんでいるようだった。
「何歳に見えるって聞いたら11歳だって。15だよっていったら驚いてた」
「11って言ったら小学生だよ。そんなに子供っぽい?」
「久留美ちゃんは小柄だからね。こっちは11歳は中学生もいるんだよ。小学校は5年だから」
「そうか、それにしてもちょっとショック」
そんな話をしているうちに二人とも食べ終わってしまった。耕三が全部食べたのは不思議ではなかったが、久留美までアメリカ人サイズの食事を全て食べたのには驚いた。
「大丈夫?食べ過ぎじゃないの??」
「大丈夫。まだ食べられるよ」
「それじゃ、アイスクリームでも食べる?」
「ウウン、いい。あっちの人の食べてるのみたら、あんまり美味しそうじゃなかった」
「それじゃ、帰ろうか?」
「うん」
耕三は支払いをカードで済ませると、久留美を連れて店を出た。
「どこか行きたい?」
「うん、せっかく来たんだもん。もっとどっかに連れてって?」
「もう少し食べられるならトロピカルドリンクでも飲む?」
「うん、素敵。連れてって」
耕三は、すぐにも久留美を部屋に連れて行きたかったが、久留美が喜ぶ顔を見るとそうもできなかった。ホテルの近くのチェーン店のレストランに入り、久留美にトロピカルデザートスペシャルと自分にはマルガリータを注文する。
「いいかい、全部食べられなくて当たり前だから、好きなものだけ食べるんだよ。全部食べたら絶対お腹をこわすからね」
「大丈夫だよ。さっきだって全部食べられたし。私、結構食べるんだよ」
しかし、久留美の目の前に現れたトロピカルデザートスペシャルは久留美の想像を張るかに越えた巨大な代物だった。大きなパフェグラスは1リットル近い大きさがあり、その中にフルーツやアイスやチョコやクリームがしっかり入っている。久留美のクリッとした目がまん丸になるのを耕三は楽しそうに見ていた。
「これ・・・、大きすぎない??」
「食べられるって言ったような気がするけど?」
「こんなに大きいのなんて、さっきのが無くても絶対に無理よ。凄い。これ、こっちの人は全部食べるの?」
「誰でもって訳じゃないけどね。残す人だって多いよ」
耕三は、これまた大きな容器に入ったマルガリータを飲みながら久留美の顔ほどもある容器に入ったパフェと格闘している姿を楽しそうに眺めていた。やがて久留美は気に入ったフルーツだけはしっかり食べて、スプーンを置いた。
「満足した?」
「うん、お腹一杯」
「よかった。コーヒーでも飲む?」
「ううん、本当にお腹一杯。帰りましょ」
久留美はにっこり笑った。

ホテルの部屋に入ると、久留美は荷物を広げて着替えの整理を始めた。その間に耕三は軽くシャワーを浴びた。Tシャツ姿の耕三がバスルームから出てくると、久留美は電話の前に座って説明を一生懸命に読んでいた。
「電話を掛けたいの?」
「ここから日本に掛けると高いの?アメリカからは安いって先生が言ってたけど」
「うん、安いよ。でも、ホテルの電話は高いんだ。掛けたかったら俺の携帯を使うと良いよ。すぐに掛ける?」
「ウウン、今でなくてもいいの」
「それじゃ、軽くシャワーを浴びておいで」
「ちょっと時間、かかってもいい?」
「うん、いいよ。ゆっくり入っておいで」
「ありがとう。ちょっと待っててね」
久留美はそう言うと、バスルームに入っていった。確かに『ちょっと待ってて』と言うには長い時間で、30分くらいはかかった。しかし、久留美にしてみれば超特急で済ませたつもりだった。だって、パフェで冷えたお腹を暖めておきたかったし、髪の手入れだってそれなりの手順は必要なのだ。
久留美が出てきたとき、部屋の中は薄暗くなっており、耕三は例によって窓の近くの応接セットに座り、ビールを飲みながらサイドスタンドの明かりで本を読んでいた。
「もうちょっと待ってね。髪を乾かすから」
久留美はタオルで髪を丁寧に拭き、軽くドライヤーを当ててから耕三のところに来た。
「ごめん、待った?」
「少しね。こっちにおいで」
耕三は自分の膝の上に久留美を右向きに座らせると、小さな背中を左手で撫でながらそっと抱いた。
「今日の感想はどうだった?」
「とっても素敵だった。耕三さんがこんなに素敵な人だったから」
「いやじゃなかった?」
「ぜんぜん、飛行機の中で泣いてたのがウソみたい」
「そんなに泣いてたの?」
「うん、白状すると、ずっと泣いてたの」


久留美の声は既にくつろいだものになり、耕三がそっと背中を自分の方に押すと、ごく自然に耕三にキスをしてきた。耕三は背中を支えながら、ゆっくり右手でTシャツに隠された膨らみを探る。部屋が暗かったのでよく分からなかったが、触ってみると久留美はノーブラで、柔らかい膨らみが布地の向こうで耕三を待っていた。
「ん」
久留美はちょっとだけ反応したが、そのまま耕三の舌に導かれるままに舌を絡めている。耕三はそっとTシャツの上から触れるか触れないかの微妙な愛撫を続けながら久留美の可愛らしい舌を楽しんだ。膝の上の久留美の頭はほんの少し上にあるだけだ。
少しの間、耕三は久留美の左右の膨らみに弱い愛撫を続けていた。すると、Tシャツの上からでもポツンとした突起が分かるようになってきた。少しずつ久留美の息が荒くなってくる。
耕三は、ゆっくり口を離すと舌で小さなうなじを味わいながら、
「いいの?このまま最後までいっちゃうよ」
と耳元で囁くと、
「あん・・・うん・・・」
とくすぐったそうに久留美は首をすくめた。
耕三は、久留美の体を少し離して膝の上に完全に横向きにしてから久留美の首を左手で支えて少し後ろに反らせる。これで好きなだけ触れるようになった。今度はじっくりと右手の指先で小さな膨らみの周りを回るように愛撫していく。
「あ・・・・あん・・・う・・・はぁっ・・・・・くん・・・はぅ・・・」
久留美は次第に自分の身体が感じ始めたことを知ると、耕三の膝の上でどうすればいいのか分からず、何とか耕三がベッドに連れて行ってくれるまで我慢しようとした。しかし、耕三の指は次第に中学生の身体に確実な火を付けていく。そして、一度灯った火はゆっくりだが確実に大きくなっていった。
「アアン、耕三さん・・・あうぅ、そんなに・・こんな格好で・・・はあっ・・・焦れったいぃ・・・いやん」
「感じてきたの?どうして欲しいか言ってごらん」
「それはいやぁ、こんなのぅ・・・早くぅ・・・・ねぇ」
せめてTシャツの上からではなく、昼間のように直接してほしかった。あの感覚を知ってしまった後では、Tシャツの上からではどうにも我慢できなかった。
「どうすればいいの?」
「昼間みたいに・・・ちゃんと触って・・・ねぇ・・・」
とうとう久留美は我慢できなくなって、自分からTシャツを捲り上げ、耕三の手が自然に中に入るようにした。耕三の指が肌の上を滑っていくと、待っていた感覚がやっと手に入った喜びで思わず声が出てしまう。
「はあーーーっ、これっ」
しかし、耕三の指は待ちに待った乳房の上を軽く滑るだけで、敏感な先端にも触ろうとしない。このままではさらに強く焦れるだけだった。
「はやく、はやくぅ、ああん、いやぁ、もっとぅ、そのまましてぇ、あうぅぅ、離れちゃいやぁーー」
「優しく可愛がって欲しいところをちゃんと見せてごらん。このままじゃお口でしてあげられないでしょ」
「いやぁ、それはベッドでするのぅ、はやくぅ、いじわるしないで、アアン我慢できないのぅ、いやぁ、こんなことさせないでぇ」
久留美はとうとう観念して自分からTシャツを捲り上げ、耕三の目の前にプクッと膨らんだ可愛らしい乳房を晒した。既に幼い先端はちょんと尖っており、耕三の愛撫を待ちこがれているのがはっきり分かった。
「さぁ、オッパイを揉んだり食べたりしてって言ってごらん。とっても気持ち良くしてあげるから」
「それも言うのぅ?言わなきゃダメ?どうしても?」
「それを聞きたいんだ。それが女の子の秘密の言葉だよ。普段は言えない言葉だから聞きたいんだ」
「分かってる癖にぃ・・・・はやく・・・・おっぱいをもんだりたべたりして・・・いっぱい・・・・」
耕三がゆっくり左の乳房を揉むと、ちょうど手の中にすっぽり入る乳房は驚くほどの硬さで手の中で弾んだ。
「はぁぁぁぁーーーーーっ、いいぃぃぃぃーーーーーっ」
久留美はクッと身体を大きく仰け反らせ、小さな顎がつんと上を向く。そのまま何度も左を揉んで久留美の身体が納得した頃を見計らって、右の乳首を舌で転がしてやる。
「ああああっっ、いきなりっっ、だめぇっ、はあぅ、くっ、すごいっ」
久留美はさらに耕三の膝の上で大きく仰け反る。もうどうなるか自分でも全然分からなかった。ただ、頭の中でぼうっと、もっとエッチなことをするんだと言うことだけが分かっていた。あそこが猛烈に疼いて自然と両足がクックッと擦れ合うように動く。耕三に分かってしまうので我慢したかったが、身体から沸き出す快感はそんな我慢できるレベルではなかった。
耕三は何度も可愛らしい乳房を楽しんだ。完全に横に寝ているわけではないので、久留美の乳房は本来の形を保っており、下側に素晴らしいカーブを描いている。そこを手と口で何度も攻めて、久留美の可愛い声を楽しんだ。久留美は、Tシャツがずり落ちてくると耕三の愛撫がTシャツ越しになるので、ずり落ちてくるたびに自分で捲り上げねばならず、自分の手は全く使えなかった。そして、自分でTシャツを捲り上げて愛撫を受けている姿を想像して恥ずかしくて仕方なかった。
やがて耕三は乳房を解放すると、口を離して右手をパンツの方に移した。
「久留美ちゃん、感じてくれて嬉しいよ」
そう言いながら、パンツの上からそっと奥の方まで撫で始める。
「いや・・・したは・・・ここはいや・・・あ・・・あん、アアッ、ダメェ」
久留美はキュッと足をすぼめて耕三の指を挟もうとするように感じてしまう。しかし、足がすぼまるたびに、耕三は丁寧に両足を90°の角度まで開いてから愛撫を再開した。
「ほうら、足を開いた方がよく感じるだろ?」
「あああっ、だめ・・・・見ちゃいや・・・くうん・・・はうぅ・・」
何度も足を閉じては耕三に直され、また感じては足を開かれた。何度も何度も繰り返していたが、次第に久留美は足を開いたまま感じることができるようになってきた。いよいよ次の段階だ。耕三はパンツの奥にポツッと小さく飛び出している突起の廻りを丹念に愛撫してやった。
「ほうら、足を開いていられるようになったご褒美だよ」
「ああっ、そこっ、そこっ、だめっ、よすぎるぅっ」
「いやなの?やめちゃおうか?」
「やめちゃいやっ!・・ああん・・いやぁ・・・恥ずかしい・・・」
「ほうら、どんどん感じてくるね」
しかし、パンツの上からの愛撫なので、昼間ほど強烈な快感が久留美を包むことはなかった。快感と同時で焦れったさも生まれてくる。さすがに自分からパンツを脱がして欲しいという程、久留美は経験豊富ではなかったが、そうされるのを心の中では密かに心待ちにしながら必死に耕三の愛撫に耐え、楽しんでいた。
やっと耕三がパンツに手を掛けたとき、久留美は全く嫌がらなかった。自分の姿勢が座っている状態に近く、あまり全てを見られるわけではないと思ったこともあった。しかし、一番の理由はそうして欲しかったからだ。耕三がそっとセミビキニのパンツを下げていくと、恥ずかしそうにTシャツで隠しながらもそっと腰を浮かせて協力した。
薄暗い部屋の中で耕三は息を弾ませながら茂みを露わにして愛撫を待っている少女に再び口づけした。少女は期待と恥ずかしさと、少しだけの不安を耕三に伝えるように、暑いねっとりしたキスを返してきた。まるでこれから始まる愛撫を期待しているかのようだ。
 耕三はそっと茂みの上を撫で、淡い草むらの中で指を遊ばせながら、
「そっとするからね」
と耳元で囁くと、久留美はコクンと頷いた。
そのまま指をゆっくりと奥に滑らせるように進めていく。一瞬、耕三の腕の中で少女の体が固くなるのが分かった。そして、茂みの奥に隠された潤いをたたえた部分に指が届くと、少女の身体はお互いが予想していたように反応した。
「ああんっ、か、感じちゃうっ、それ・・・・いいっ」


久留美は一瞬身体を仰け反らせたかと思うと、まるで耕三に抱きつこうとするかのように腕を伸ばしてきたが、身体は仰け反ろうとしているので上手くつかまれない。耕三の指は、先程確かめた久留美の構造をしっかり覚えており、敏感な部分は逢えて避けて秘核の廻りとそっと何度も刺激していた。まだ擦ると言うよりは、そっと押すという方が近い優しい愛撫だった。
「はあッ、はあッ、いやん、恥ずかしい、こんな格好でっ」
久留美は最初嫌がったようだったが、それでも耕三の愛撫が優しいので快感に溺れすぎることもなく、少しずつ自分の身体の反応を楽しめるようになってきた。
「ここは?」
「感じるぅ」
「こっちは」
「ああん、もっといいっ」
「これは?」
「それもいいっ」
「それじゃ、ここはどうかな?」
「ああっ、そ、そこはっ、あん、少し痛いけど・・・凄くイイーーっ」
久留美は耕三の両足の間に横向きに腰を下ろしているので、体重がかかっている分、開かれた足を閉じるのはかなり力がいる。次第に久留美の体は足を開くと気持ち良くなれると言うことを学習してきたらしく、指で直接愛撫しているのに耕三が足を直さなくてもしっかりと開いたままでいられる様になってきた。
「いいかい、それじゃ、次にちょっと指を入れてみるからね」
この姿勢では秘唇の奥の秘口はかなり下になるが、もともと久留美の構造が上付きなので指を入れるくらいはできそうだった。最も、少女が大人になると誰でも少しは下付きに変わってくるので、将来はどうか分からない。
「あ、そ・・・そこ・・・ああっ、入ってくるぅーーーっ」
耕三の指が久留美の入口をゆっくりと捜し、丁寧に探さないと分からないくらい本当に小さい入口を捜し当てると、、ゆっくりと入っていった。久留美は身体を硬くしてじっと黙っている。耕三の肩に回した手はしっかりと耕三を掴んでおり、不安がっているのがよく分かった。指が入っていった先は、まだまだほとんど荒らされていない新鮮な園だった。中はあちこちゴツゴツしていて、複雑にあちこちから指を締め付けてくる。そして、指を入れたままでも幼い肉壁が少しずつ動いて、自分から快感を生み出そうとしているかのようだった。しかし、中はやっと潤っている程度で、まだ指を出没させるのに十分とは言えなかった。それでも久留美は指から快感を与えられているらしく、
「アアン、気持ちイイッ、これっ、いいっ、ダメェ、何かしないといやぁ」
と、中途半端に指を入れられただけの状態から何とかして欲しいらしい。
久留美は耕三が指を入れたままじっと久留美の反応を見ているので、目の前で自分だけが感じるのが恥ずかしく、耕三に何かしてもらって感じていると思いたかった。
「Tシャツを脱ぎなさい。そうしたらしてあげる」
耕三がそう言うと、既にほとんど何の役にも立っていないTシャツを久留美は脱ぎ始めた。しかし、指を挿入されたままなので、自分が少しでも体を動かすと猛烈な快感が沸き上がってくる。
「はうぅ、上手く、脱げない・・・あん、耕三さんが・・・脱がせて・・・」
「だめだよ。ちゃんと自分で脱ぎなさい」
「だってはうっ、身体が・・・上手く動かなくて・・・あん、焦れったいのに気持ちイイッ、はやくぅーっ」
久留美は自分の身体を持て余しながらゆっくりとTシャツを脱いでいった。指を挿入されながらのその仕草はとても刺激的で、耕三はじっとその姿を見続けていた。
やっとTシャツを脱ぎ終わった久留美は、全裸になった恥ずかしさを紛らわすかのように耕三におねだりをしてきた。
「はあん、ちゃんと脱いだよ、だから・・・早くぅ」
「どうして欲しいの?」
「いやぁ、言われた通りにしたのにぃ、言わせられるのはもういやぁ」
「ちゃんと指でズボズボしてって言えるかな?それとも、ゆっくりの方がいいのかな?最初はそっとするから、して欲しくなったら言うんだよ」
耕三はゆっくりゆっくりと指を引き抜き、完全に抜いてから秘唇を少し可愛がってから再びゆっくり挿入していった。指を挿入してからしばらく経っているので、かなり指の周りに潤いが出てきた。これなら少々動かしても大丈夫みたいだった。指をゆっくりと動かされると確かに気持ち良かったが、それは既に久留美が知っている快感でしかなく、より高いところに連れて行ってもらえると思っていた久留美には焦れったいだけだった。
「アアン、いやぁ、こんな事されてるのに・・・・もっと欲しいの・・・いや・・言いたくない・・・」
久留美はどうしようもないと言う感じで耕三の膝の上で悶え、自分から快感を作り出そうとする。しかし、ゆっくり指が引き抜かれていくと何をしても満足できなくなる。却って耕三の上で悶えている自分が恥ずかしくなってきた。それならいっそのこと、おねだりをした方が良いかも知れない・・・、次第に我慢できなくなってくる身体を持て余しながら、久留美の頭の中では恥ずかしい言葉がガンガン響いていた。そして、とうとうそれに久留美は納得した。
「ねぇ・・・指でズボズボして・・・。アアッ、これーーーっ、よすぎるぅっ」
耕三が指を出没させ始めると、久留美はやっと欲しかったものが手に入った安心と、想像以上の快感にグッと身体を仰け反らせ、ほとんど顎が横になるくらいの姿勢で喜びの声を上げ続けた。
耕三は一度指を抜いて久留美の腰をを太股に載せるくらい軽く引き上げてから再び指を使って少女を喜ばせた。もうこの姿勢でも足が閉じられることはなく、却って時折自分からグッと腰を突き上げて足を開くような仕草さえ久留美は見せた。出没を始めるまでにしばらく時間が経っていたので、久留美の中は充分に潤っており、指の動きはとてもスムースだった。
「ほうら、こんなに濡れてるよ。久留美ちゃんはどうしてこんなに濡れちゃったの?」
耕三はわざとピチャピチャと音を立てて指を出没させた。
「ダメェ、音出しちゃいやぁ。だって耕三さんがあんなこと、あんなにするんだもん」
「あんなことってなあに?」
「知らないッ・・・あ、いや、止めちゃいやぁ」
「どんなことなの?」
「アアン、あんなに焦らすからぁ」
「焦らされて感じちゃったんだ」
「そんなこと言っちゃいや、だめぇ」
「それじゃ、こうしたらどうかな?」
耕三は指の動きを続けたままプクッと膨らんだ乳房を唇で摘んだ。
「はうぅっ、それもしたらよすぎるっ」
「いやなの?止めようか?」
「いじわるしたらダメェ」
久留美の小さな身体は耕三の膝の上で大きく悶え続けた。この姿勢ではこれ以上のことはできない。そろそろベッドに入るときが来たようだ。
耕三は久留美を軽々と抱き上げると、そのままベッドに運んでそっと降ろした。既に全裸になっていた久留美だったが、特に恥ずかしがることもなく、自由に身体が動かせるベッドに運ばれたことに安心したのか、軽く両手で胸と茂みを隠しただけで息を弾ませていた。
耕三は薄暗い灯りの中でその姿を見下ろしながら全裸になった。久留美の目には耕三の真っ黒な茂みの中に想像を絶する大きさのものが見えたので驚いてビクッと体が震えた。自分にあんなものが入るだろうか、そんな不安が頭の中によぎった。
そんな久留美の不安をよそに、耕三は久留美の隣に身体を横たえると、久留美の両手を開いて全裸の少女の姿をたっぷりと楽しんだ。そして、再び膨らみを愛撫し、久留美がちゃんとおねだりをしてから両手で乳房を揉み上げ、舌で転がした。
「はあぁっ、これッ、さっきよりイイッ、感じるっ、ああぁぁぁ、いいぃぃぃっ」
久留美は両足を擦り合わせながら乳房を揉み上げられる感覚に夢中になった。昼間の時は感じることに戸惑っていたので夢中にはなれなかった。その違いが今、快感の大きさの差になって現れていた。耕三はたっぷりと久留美の反応を楽しんだ。感じているときの久留美の声はまるで笛のようだと思った。
やがて、耕三が胸から下に降りていったとき、久留美はてっきり指でしてくれるものだと思っていた。しかし、耕三は久留美の足を大きく開くとその間に入ってしまった。
「いや、見ちゃいや」
久留美は足を閉じようとする。しかし、耕三は両手でしっかりと足を開いたまま閉じさせてくれない。それどころか、久留美の股間に顔を近づけてきた。その時になって久留美はやっと耕三が何をしようとしているのか悟った。話にしか聞いたことのない、自分には理解できないことだった。
「いやあ、絶対いや、それはダメ、いやあっ、だめだってーーっ」
耕三の頭が自分の茂みの向こうに降りていった途端、久留美の体に電撃が走った。
「あああーーーーっ」
何が起こったのか一瞬分からなかった。ビクンと自分の腰が跳ね上がったのだけはかろうじて分かった。その後も、何度も電撃が身体を走り抜ける。その度に体の自由が利かなくなるくらいの猛烈な快感が久留美を包み込んだ。何度目かになって、どうしてそうなるのかを久留美はぼうっとした頭の中で理解した。恥ずかしかったがもう既にされてしまったことだ。今さら嫌がるのも変な気がした。
久留美の足の力がすぅっと抜けていくのを感じた耕三は、さらにグッと足を開いて立て膝の状態にした。これで完全に久留美の全てが見える。
「いやぁ、こんなことしたらだめぇ」
「大丈夫。痛かった?」
「そんなこと無いけど・・・汚いよぅ」
「あれだけしっかりお風呂に入ったんだから大丈夫」
「だってぇ、あん、息を掛けないで、ああっ、だめぇ、舐めたらダメェ」
「気持ちいいだろ?」
「すごくいいの。だから止めて欲しいのに身体が・・・あん、そ、それぇっ、くうぅっ」
久留美は最初嫌がっていたが、次第に耕三の愛撫に身体が反応することを受け入れるようになってきた。しかし、自分の腰がビンと跳ね上がるのだけは恥ずかしくて堪らなかった。
「頭に手を当ててごらん」
耕三がそう言うので、久留美は両手を耕三の髪の毛に当てた。ビンッビンッと舐められる衝撃が腰から伝わってくるたびに、耕三の頭をしっかり抑えて近づきすぎないようにしていたが、気が付くと耕三の舌が秘唇の廻りを丁寧に這っているときにグッと自分から腰を突き上げ、耕三の頭を秘唇に押しつけていることに気が付いた。
「アアン、こんなことさせないで、はうん、アアン、ああーーっ、ダメェ、止まらない、止まらないのぅ、恥ずかしいけどよすぎるぅッ」
いつしか耕三の口は強く秘唇全体に押しつけられ、久留美の腰は何度も何度も耕三を味わっていた。既に耕三の口の廻りはびっしょりだった。
やがて、久留美の腰の動きが大人しくなってきた。耕三はさらに次の手を出した。文字通り、両手を伸ばして久留美の乳房を揉み上げたのだ。その途端、再び久留美の腰が大胆に動き始めた。
「アアッ、まだ上があるの?今なっ、ダメェ、すご過ぎてっ、アアッ、全部イイーーっ」
久留美は夢中になって腰を使った。もう何が何だかわからなかった。あまりに夢中になって耕三の顔を押しつけるので、秘唇に口と鼻が覆われ、一瞬耕三は息ができなくなったほどだった。ぷりぷりとした秘唇に顔全体を押しつけられながら、耕三は思い通りに開発されていく久留美の身体に満足した。
やがて久留美が耕三を解放したとき、久留美は激しく悶えすぎて頭の中が酸素不足でぼうーっとしていた。耕三が隣に横たわり、そっと久留美を抱きしめても人形のように抱かれるだけで、ただ激しい息だけが久留美の身体が燃え上がっていることを教えていた。
そのまましばらく久留美の背中を撫でながら抱いていた耕三だったが、少しずつ久留美の息が落ち着いてきて、ゆっくりと耕三に掴まるように抱きついてくると、落ち着いた声で話し始めた。
「どうだった?」
「はぁ、はぁ、凄かった。あんなに凄いなんて・・・・知らなかった」
「もっと知りたい?」
久留美は返事の変わりにコクンと頷いて耕三に身体をすり寄せてきた。
耕三は優しく髪を撫でながら、
「それじゃあね、今度はこっちからおねだりしてもいいかな?」
「え?なあに?」
「今度は久留美ちゃんがお口でして欲しいんだけど」
「どうするの?」
「したこと無い?」
「ない」
「それじゃあね、久留美ちゃんのお口にオチンチンを入れたり出したりして欲しいんだ。とっても気持ち良くなれるんだよ」
「わたしにできる?」
「うん、最初はゲボッて来て気持ち悪いかも知れないけど、少しずつ慣れるからやってみて欲しいな。女の子がするときは反対を向くんだよ」
久留美は自分がおねだりするばかりで、耕三が何もしないのを面白くないと思っていた。だから、耕三がおねだりするのは久留美にとっても嬉しいことだった。既に髪と背中を丁寧に愛撫されていたので、久留美の体は再び感じ始めており、あのままではまたおねだりしなくてはいけなくなるところだった。耕三にさっき身体を擦り付けたのは身体が自然に燃え上がっていたからだった。
久留美はゆっくりと体を起こすと、耕三に言われた通り、反対向きになった。しかし、横に並んで反対を向いていたのに、耕三の手が久留美の足をグイッと持ち上げて耕三をまたぐような格好をさせたものだから、また少し嫌がった。
「こんな格好でするの?これじゃぁ、全部見えちゃう。ああん、今度は私がするんだからぁ。耕三さんは何にもしちゃだめぇ。もうさっきお口でして貰ったからぁ」
「それで良いんだよ。ゆっくりでいいからお口に入れたり出したりしてごらん」
久留美は諦めて耕三の肉棒を手に取ると、思い切って顔を近づけた。しかし、何とも言えないような微かな匂いでなかなか口には入れられなかった。しかし、このままでは耕三に言われた通りにできない。エイッと思い切ると口の中に肉棒を入れてみた。すると、最初は何とか呑み込むことができた肉棒も、たちまち口の中で大きくなってきて、久留美の小さな口の中に入れるとあごが疲れるくらいになってきた。一生懸命吐き気を堪えながら下手なフェラチオしている久留美は、頭の中で自分の彼のと大きさを比べていた。それには触ったことがあるだけだったが、大きさも長さも倍以上の全然違うもののように思えた。
突然、自分の腰からあの猛烈な感覚が襲ってきた。思わずむせてしまう。
「大丈夫?少しずつでいいからね」
耕三の声が聞こえた。やっと久留美はこの体勢の意味が見るためのものではなく、舐めるためのものだと言うことを知った。久留美が肉棒を深く呑み込めば、それに合わせて耕三がたっぷりとしたストロークで舐め上げてくれる。少しずつ久留美は新しい性技に夢中になっていった。
耕三は薄暗い灯りの中で、始めて久留美の秘唇全体を眺めていた。確かに少女の幼い新鮮な秘唇だった。まだ秘口はほとんど穴と言うよりスリットに近く、ほんの少し窪んでいるだけで、久留美の体験が少ないことを正直に示していた。その秘口は時折ゆっくりとしぼみ、中から透明な液体を少しだけ吐き出した。耕三はそれをゆっくり舐め上げてやる。
久留美の身体が耕三に比べてかなり小さいので、耕三は枕を重ねて自分の上半身をグッと起こす必要があった。その為、頭の位置が上がって久留美の秘口と耕三の口はほとんど同じ高さだった。少しきつい姿勢だったが、舐め上げるには絶好の体制だ。
だんだん久留美も慣れてきたようで、耕三の肉棒を1/3くらいは飲み込めるようになってきた。一生懸命頭を動かす久留美に、耕三はご褒美として濃厚なクリニングスに加えて下を向いて三角に尖った乳房を揉み転がしてやった。途端に久留美の動きが止まり、ほんの少し肉棒をくわえた状態で、
「はぁん・・・らめ・・らめよう・・・・」
と快感を伝える。そこで耕三が止めてしまうと、再び愛撫をねだるかのように肉棒を呑み込み始めるのだった。耕三が舐めると久留美が止まる。するとまた久留美が始める。それを何度か繰り返した。しかし、やがて久留美の言うことが少し違ってきていることに気が付いた。
「らめえ・・・らめらいらあ・・・らめらいらえぇ・・もおほお・・・」


久留美はもっと欲しがっているのだ。再び肉棒をくわえ始めた久留美に、今度はたっぷりと秘口と乳房に欲しがっていたものを与えてやる。久留美は何とかフェラチオを続けようともがいているようだったが、快感の大きさには勝てないようだった。しばらくはほんの少し肉棒を銜えていたが、とうとう吐き出してしまった。でも肉棒はしっかりと握りしめている。
「ああーーっ、いいーーっ、とってもいいの、そのままーーっ」
「真ん中の少し上を握ったまま上下に動かしてしごくんだよ」
「あん、やめないで・・・続けて、もっと、もっとしてぇ」
「ちゃんと手を動かさないとやめちゃうぞ」
「ああん、いやぁ、うまくできないの、あん、あん、あん」
久留美は不器用に肉棒をしごきながら、耕三の茂みに顔を擦り付けて悶えていた。いよいよ最後の時が来た。
耕三は久留美を下ろして元の位置に横にさせた。最初久留美は終わりになったものと思って耕三に腰を押しつけようとしたが、耕三が肉棒をブルンとふるわせて久留美を横にすると、久留美にも耕三のしたいことが分かったようだ。素早く横になって迎える体勢にはいる。
耕三は久留美の足を大きく開き、肉棒の先端をあてがうと、
「ゆっくり入るからね。痛かったら言うんだよ」
と秘口を軽くつつき始めた。
「あっ、そこ・・・」
最初、肉棒は秘口の中にトプッともぐり込んだように見えたが、先端が入り込んだ辺りでぴたっと止まってしまい、久留美がくぐもった声を上げる。そこからはなかなか入らなかった耕三は力任せに突き抜けようかと思ったが、久留美と一緒なのはほんの二晩なので、今それをすると明日はどうなるか分からなかった。
「ああん、すごい・・・・おおきすぎる・・・・だめ・・・はいらない・・・むりよ・・・・くっ・・・・おっきくて・・・・かたくて・・・・だめ・・・まって・・・すこしまって・・・・」
久留美は絶対に入らないと思った。日本で彼のものを受け入れたときは確かに痛かったが最初から入る予感があった。しかし、今の耕三のものは絶対に無理だと思った。大きさが全然違うのだ。とにかく太い。こんなものを入れられたら壊れてしまうと真剣に思った。それに、挿入しなくても耕三はたっぷりと感じさせてくれた。それで充分だと思った。
しかし、耕三は諦めなかった。一定の力で久留美の中に入ろうと肉棒を押し続ける。すると、少しづつではあるが久留美の秘口が開いてくるのが分かった。ほんの少しずつだが中に入っていくのだ。
「もう少し・・・もう少しだから」
「アアン、壊れちゃう、きついの・・・切れちゃう・・無理よ」
「大丈夫だよ。もう先っぽはだいぶ入ったんだ。もう少しできついとこは抜けるから」
「はあアアッ、入ってくるぅ、無理よぅ」
長い時間を掛けてとうとう先端はきつい肉の門を通り抜けた。そこから先は少し力を抜いてもちょっとずつ中に入るようになった。しかし、相変わらず締め付けはきつく、子供の手にギュッと力任せに握られているようだった。
「ああぁぁぁーーーっ、もうダメッ、そんなに入れたらダメッ、突き抜けちゃうからっ」
久留美はこんな奥まで肉棒が入ってくるのが信じられなかった。本当にお腹に突き抜けてくるのではないかと思った。痛いというよりとにかくきつかった。
やがて肉棒は先端がこつんと何かに当たって、それ以上は進まなくなった。耕三はそのままじっと久留美の中を楽しむことにした。
「ほうら、奥まで入ったよ。これ以上は入らないからね」
「き、きついの、そのまま動かないで・・・」
息を弾ませている久留美はうっすらと汗をかいていた。とにかくきちきちで、少しでも耕三が動いたら破けてしまいそうだった。
「痛い?」
「いたくは・・・・ないけど・・・わかんない・・・でも、だいじょうぶ」
じっとしていると、耕三の肉棒がザラッと撫で上げられた。久留美の中のでこぼこが動いているのだ。中の突起は先程指で確かめたようにかなり複雑で、きつい締め付けによって固く感じたが、それが何度も肉棒を撫で上げる。いや締め上げると言った方が正しいくらいの強烈な動きだった。いくつもの突起が肉棒を強く擦っていた。
「久留美ちゃんの中が擦ってくれてるよ。わかる??」
「あん、私が?オチンチンが中で暴れてるよ」
「久留美ちゃんが動いているんだよ。とっても気持ちいいよ」
最初はきついだけだった久留美も、身体が少しずつ挿入を受け入れてくると快感が生まれ始めたようだ。肉棒の廻りは次第に熱い潤いに満たされ、肉壁がより大胆に肉棒を擦り上げてくる。
「アアッ、これッ、凄い、奥から凄く感じる、中から感じてるっ」
久留美は次第に挿入のきつさより快感に夢中になってきた。まだ出没はしていないが、これだけ潤いがあればどうにかできそうだった。
「動いても良い?」
「そ、そっとよ、無理しないでね」
耕三がゆっくりと引き抜き、そして挿入すると久留美は生まれて初めて体験するセックスの醍醐味に全てを満たされていった。
「ああぁぁぁーーーっ、すごいーーーーっ、ああん、はあああぁぁぁぁーーーっ」
耕三が挿入するときは思い切り仰け反り、引き抜くときは耕三にしがみついて、久留美は身体中を暴れ回る快感に耐えた。猛烈な快感に自分が何をしているのかもよく分からなかった。耕三に抱きしめられながら声を上げる自分が、まるで別人のようだと心の中で思った。
耕三はゆっくりとした出没ながら、猛烈な快感を味わっていた。久留美の中は最高だった。少女だけが持っている肉壁の新鮮な締め付けだった。これだけ強く、絶妙な締め付けではいくらも持ちそうになかった。だんだん限界が近づいてくる。
「久留美ちゃん、終わりそうだよ。出してもいい?」
「あああぁぁっ、いいっ、いいよ、してっ、してっ、あああっ」
久留美の声では大丈夫なのかどうか分からなかったが、何よりももう持ちそうになかった。だんだん間隔が盛り上がってくる。引き抜いていくだけでもブツブツとした肉壁による締め付けは猛烈に気持ちいい。それに、肉棒はすぐに引き抜くには締め付けがきつすぎた。ぐぐぐっと引き抜いては見たものの、ゆっくりとしか抜けない。その間に感覚がどんどん盛り上がり、とうとう耕三は引き抜くのが間に合わないことを悟った。最後の瞬間にグッと奥に差し込んで最高の快感をもぎ取る。先端から中程までブツブツとした突起に擦り上げられ、耕三は少女の中に一気に精を放った。ドクッドクッと流し込まれる精をさらに絞り上げるように久留美の肉壁は徹底的に肉棒をしごき続けた。それは、快感を通りすぎて痛くなるくらい長く、強く続いた。

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