「さあ、そのブラを脱いでごらん」

宏一が何度も下から突き上げながら玲に催促する。これ以上我慢しても仕方がないと思い切り、結局玲は恥ずかしそうにしながらもゆっくりとフロントホックを外した。

「あんまり見ないで・・・・これ・・・大きく見えるブラだから・・・」

ブラを脱ぎながら玲が恥ずかしそうに言った。

「大丈夫、可愛いよ。玲ちゃん。スカートも脱げる?」

「はい」

玲はスカートのジッパーを下げると、上から脱ぎ去った。玲が目の前で全裸になった事に満足した宏一は、玲の腰を何度も肉棒に押しつけたり、下から大胆に突き上げた。

「ああぁっ、ああんっ、あんっ、ああんっ」

玲は騎上位で感じながらも見られる体位を恥ずかしがり、

「アンッ、宏一さん、こんなぁっ、ああんっ、アンッ、いじわるぅっ」

と身体を捻ろうとしたり、手で隠そうとして感じ続けた。

次に宏一は上体を起こして枕を腰に当て、身体をその姿勢で安定させると左手を玲の腰の下に回して身体を引き寄せ、右手で乳房を揉み上げる。そして腰の後ろに回した手で肉棒に押しつけた。

「ああっ、いいっ、これいいっ、ああんっ」

玲は挿入されながら乳房を揉まれる感覚に悦びの声を上げた。宏一が右の乳房の近くで口を開けると、その意味が分かったらしく、

「こっちも、こっちも食べて」

と乳房を押しつけてきた。パクッと食べてから乳首を舌で転がし、一気に吸い上げてやる。

「はああぁぁーーーっ、いいぃぃぃっ」

玲は絞り出すような声を上げて宏一を抱きしめた。いつの間にか玲の足は宏一の腰に回されて絡みつき自分自身でも深く貫かれようとしている。そしてとうとう、

「上からして、上から、もうすぐなの、来そうなの」

と自分から身体を倒して宏一を正常位に誘った。宏一自身、玲の肉壁の動きと締め付けの強さを充分堪能してもうすぐ終わりそうだったので、正常位になると一気にスパートをかける。だんだんストロークを大きくしていくと、玲は悶えるように何度も身体を捻りながら声を上げた。

「ああっ、変になっちゃう、飛んじゃう、飛んじゃうのーっ」

「いくよ。玲ちゃん、いい?出すよ」

「ああーっ、死んじゃうぅっ、飛んでいっちゃうーーっ、もうしらないーっ、ああぁぁぁぁぁぁぁーっ」

玲は頭を仰け反らせて大きく仰け反った。その瞬間、玲の身体から一気に汗が噴き出し、玲の身体が硬直する。

「うぅぅぅぅぅぅぅーーーーっ」

狭く堅くなった玲の肉壁の中に宏一は思いっきり放出した。それは昨夜から二回目だったが、驚くほど多くの精が注がれ、最高の放出感だった。放出したあとも玲の肉壁は丁寧に動いて一滴残らず肉棒から精を絞り出し、先端を何度もしこりがふき取ってくれるような感じがした。玲の肉壁の肉棒の当たる一番奥の具合は本当に最高だった。

「す、少し休ませて・・・下さい・・・身体が・・・・動きません」

玲は宏一が肉棒を抜くと全く動けないようで、息も絶え絶えと言う感じで囁いた。宏一は玲の枕の位置を調整してから、身体を少し横に向けてやる。

「あ、ありがとう。体が重くて、力が入らない。・・・・あ・・・・いや・・・出ちゃう・・・いや、見ないで・・・ああぁぁ」

玲は宏一の精が流れ出してくるのが分かったが、動く事ができなかった。宏一が丁寧にティッシュで拭き取り、掛け布団を掛けてやると、

「ごめんなさい・・・直ぐに元気になるから」

とすまなそうな声で囁く。

「いいんだよ。直ぐに動くようになるから、ちょっとじっとしていてご覧」

宏一はそう言うと、荷物から単行本を取り出し、全裸のままソファに座って読み始めた。まだ部屋に戻って一時間も経っていないので、部屋を出るにはまだしばらく時間があった。

玲は宏一の方を見ながらしばらくじっとしていたが、確かに少しずつだが身体に力が戻ってきた。十分近くじっとしていると、どうやらほとんど問題なく動けそうだった。ゆっくりと起きあがってみると、何とかなりそうだ。

「もう起きるの?まだ時間はあるよ」

「宏一さんの近くにいたいの。そっちに行っても良い?」

「もちろん、でも、寒くない?」

「大丈夫。全然」

玲はそう言うと、全裸のまま宏一の方に来て、正面の床に跪くと宏一の膝の上に頭を置いて身体を寄りかからせてきた。

「まだだるい?」

「だいぶ良くなった。でも、ちょっとこうしていたいから」

玲は宏一に寄りかかっているのが嬉しいようだった。しばらくそうしてじっとしていたが、やがて顔を上げると、宏一の股間の肉棒に手を伸ばしてくる。指でそれをもてあそびながらじっと見つめている姿は、いかにも好奇心旺盛な高校生だった。

「そんな事してると、また大きくなっちゃうよ」

「こうすると大きくなるの?」

「可愛らしい子に触られるとね。ほら、少しずつ大きくなってきたろう?」

「あ、そう。少し大きくなってきた」

「大きくなると、男は我慢できなくなるんだよ。それでもいいの?」

「今はちょっと身体が・・無理・・・・でも、可愛い」

玲はじっと見つめながら指で肉棒をもてあそんでいる。やがて半分近くの大きさになった時、玲は指をしっかりと絡ませて、宏一に教わった通りにしごき始めた。

「玲ちゃん、指で大きくするのもいいけど、一度そのままお口に入れてご覧。大きくなるのがよく分かるよ」

宏一がそう言って足を開くと、玲は股間にすり寄って、言われた通りに肉棒をくわえた。まだ半分程度の大きさなので、簡単に入ってしまう。更に不器用ながら何度も出し入れを始めたので、見る見るうちに宏一の肉棒は大きさを取り戻していった。

玲は一回ごとにどんどん大きくなる肉棒に圧倒された。やがて玲が口いっぱいになった肉棒をもてあますほどに大きくなると、さすがに玲は出し入れができなくなり、先端の方だけ出し入れし始めた。その玲の顔の動きを止めて、耳元からうなじ、そして肩口へとゆっくりと指を這わせながら、

「ほら、こんなに大きくなっちゃった。玲ちゃん、どうしてくれるの?」

と優しく愛撫すると、玲は目を細めながら肉棒の先端を舌で舐め、首筋からの快感に、

「う・・・うぅぅ・・んん」

とうめくような声を出し、再び感じ始めたことを白状した。肉棒をくわえている玲の顔はとてもいやらしく、可愛らしかった。

その時、玲のバッグの携帯が鳴り出した。宏一は玲を離したくなかったが、玲はスッと立ち上がると携帯を開いた。

「あ、真希、久しぶり。電話しようと思ってたんだ。今?出かけたの。・・・・・そう、ごめんね。言わなかったもんね」

どうやら友達らしい。宏一は二人の時間に邪魔が入ったようで気に入らなかったが、玲のための時間なのだから文句は言えなかった。しかし、宏一の視線に気が付いた玲は、ゆっくりと話しながら宏一の方に歩いてきて、そっと膝の上に横向きに座ってきた。

「そう、昨日から箱根に来たの。もう国内旅行なんかできないと思ってたから・・・」

宏一はその玲の足をゆっくりと開き、同じ向きに座らせてから、茂みの中にそっと指を這わせた。途端に玲は足を閉じようとするが、宏一はグッと力を入れて閉じさせない。何度か同じ事を繰り返したあとで、玲はあきらめたようだった。

「うん・・・・・そうね・・・・・・・真希が気にしてくれてるの、分かって・・・・いたから・・・・んんぅ・・」

玲の身体をじわりと快感が包み始める。今まで玲はここを触られた事はほとんど無く、宏一に昨日いじられたのが初めてだった。宏一は丁寧に触ってくれる事が分かっていたので強く嫌がらなかった。『ちょっとだけ感じながら電話をするのもいいかも?』と思っていたのだが、宏一は思った通りに上手に触ってくる。決して急がず、じっくりと優しく触ってきた。

「でもさ・・・・そう、真希が・・・真希がね・・・・」

玲の息が少しずつ荒くなってくる。玲はこれ以上感じたらばれてしまうと思い、足を閉じようとしたが、途端に快感はより強くなって声を出しそうになり、慌ててまた足を開いた。

「うんっ・・・・・・え?・・・なんでもないの・・・・ちょっと・・・ね」

玲は片手で宏一の手を押しのけようとするが、そうすると角度の関係からより秘芯に強く宏一の指が当たるので、はっきりと拒絶できない。

「・・・そう・・・・・え?聞いてるよ」

玲の会話がとぎれとぎれになってきたので、相手も変に思ったらしい。玲は思いきって立ち上がろうとした。その途端、宏一の手が茂みから抜かれ、玲はホッとした。

「なんでもないよ。うん、ちょっとよそ見してただけ。それでね、温泉プールに行ったの」

すると、今度は宏一の両手が玲の腰をグッと掴み、少し持ち上げたと思うと同じ向きを向かせてゆっくりと下ろし始めた。玲が宏一のやろうとしている事に気が付いた時には既に先端が入り口に当たっており、玲自身動く事ができなかった。

「んんんーーーっ、はぅぅうーっ」

ゆっくりと肉棒が玲の肉壁に飲み込まれていく。玲は身体を前に倒して何とか逃げ出そうとしたが、あっと言う間に肉棒が三分の一くらい入ってしまった。

「いや・・・いや・・・ああんっ、だめ・・・いやあっ・・・はあーっ」

とうとう玲は会話を中断して、はっきりと逃げだそうとし始めた。しかし、宏一は玲の身体をグイッと起こすと、更に両足を大きく開く。玲はバランスをとろうと腰を前に押し出したので、更に肉棒が飲み込まれた。

「ああぁっ、はいったっ」

玲は思わず声を上げた。これだけ深く入れられると、玲のこの体勢では抜け出す事はできない。宏一は玲の身体に手を回すと、堅い乳房をゆっくりと揉み上げ始めた。大きさはないが、素晴らしい弾力で手の中で弾む。

「はああぁぁーーっ、ちょっと、あうぅぅーーっ、ああん、あん、ああっ」

玲は堪えきれない声が出るのを止められなかった。宏一が一旦胸を揉むのをやめると、

「ごめん、真希、怒らないで、ごめん、ああんっ、いやぁ、宏一さん、ちょっと待って、だめぇ」

と相手に謝りながらも感じ続ける。玲自身は嫌がっているが、細い腰はうねうねと動いて少しずつ肉棒を飲み込んでいった。

「あうぅ、ごめん、真希、あとで電話する。怒らないで、あうぅっ、はあっ、ごめんね、あとで、あとでぇ、ああーーーっ」

胸を再び揉まれながらも玲は何とか電話を切った。

「宏一さん、いじわるぅ。聞かれちゃったぁ、ああん、恥ずかしいよう、ああん」

玲は乳房を揉んでいる宏一の手を抱きしめるようにしながら身体を捻って悶え続けた。

「さあ、一度立ち上がって」

「ああん、いやぁ、せっかく入れたのにぃ。電話も切ったのにぃ」

玲は一度降ろされると、

「前からおいで」

と言われ、恥ずかしそうにしながらも正面から跨ってきた。ゆっくりと位置を合わせて肉棒を入れていく。

「ああぁぁーーーーっ、こっちの方が深いっ」

玲は肉棒をたっぷりと飲み込むと大きく仰け反り、宏一の目の前に乳首を突き出した。それを銜えて舌で転がし、右手で揉み上げる。

「はうぅぅぅーーっ、さっきより凄いっ」

玲は再びセックスの虜になって悶え続けた。ときおり宏一の手が腰を掴んでグッと押しつけると玲は、

「あーーーーーっ、だめえっ」

と思いっきり仰け反るので、宏一はしっかりと玲の身体を支えてやらなければいけなかった。玲の中はたっぷりと潤って肉壁が活発に肉棒をしごき、先端をコリコリと刺激する。玲は夢中になって声を上げ、悶えて快感をむさぼった。

やがて、玲の身体が頂上に近づいてきた時、玲はこのままの姿勢でいくのをいやがった。

「ああんっ、ああうぅっ、このままじゃ、ああん、いや、ベッドで、ベッドでして、はうぅっ、いや、このままはいや」

「いきそうになったんだね。このままいってごらん」

「いやあ、このままはいやあ、ベッドで、ベッドでしてぇ」

玲は身体がふわふわする感覚に不安だったのだ。まだセックスに慣れていないので、このままの姿勢で最後を迎えるとひっくり返りそうな感覚があった。宏一は無理やりこのまま最後まで持っていっても良かったが、玲のおねだりなので体勢を変える事にした。玲を降ろすと、息を弾ませながらも跪いて宏一の膝の上に上半身を倒して甘えてくる。その玲をそっと起こして抱き上げ、ベッドに運んだ。そのとき、玲は無意識に携帯を持ち、自分がベッドに降ろされると枕元にそれを置いた。よほど携帯が気になるらしい。

宏一は玲の横に寝て細い身体を抱きしめながら唇を深く絡め、

「そんなに携帯が気になるの?妬けるな」

と言うと、

「ごめんなさい。真希は一番の親友なの。私がこっちに来る時に彼と別れたから、『新しい恋人を作りなよ』っていつも言ってくれてて、真希の友達でこっちにいる人まで紹介してくれて、真希もわざわざ特急に乗って私の部屋まで遊びに来てくれたから」

玲は身体を宏一に絡めながらもそんな事を言った。

「とっても大切な友達なんだ」

「そう、真希は特別。こっちに来て寂しかったけど、真希は毎日電話をくれたし、いつでも話し相手になってくれたの」

「また電話が来るの?こうやってる時に?」

宏一は上から抱きついている玲の尻に手を回し、そっと中に指を這わせはじめた。

「ああん、分からない。でも、もしかしたらまた電話が来るかも・・・ああっ恥ずかしいけど気持ちいい・・・・」

宏一は玲の身体が十分に燃え上がっているので、玲にシックスナインを教える事にした。

「それじゃあ、今度は玲ちゃんもお口で気持ちよくして頂戴」

そう言って玲を股間に導き、玲が肉棒を掴むと玲の尻を自分に向けて足を開かせた。

「いやあっ、ああん、恥ずかしいから、見ないで、いや、見ないで」

「ほら、ちゃんとお口でしてくれないと上手にできないよ」

「私がするから、見ないで、ああん、息が、息がかかるぅ」

「ほら、できるだけお口でするんだよ。やってごらん」

「は、恥ずかしい・・」

それでも玲は、教えられたように肉棒を口の中に入れ、ゆっくりと顔を動かして出し入れし始めた。反対を向いているので先ほど宏一に教えられた時と肉棒の向きが逆になり、最初はかなり戸惑ったが、今は身体の中の炎と興味がためらいよりも強かった。

「ああっ、はうぅっ、ああーんっ」

玲がフェラチオを始めると宏一は小さな尻の奥の秘唇に顔を埋めた。後ろから見ると玲の秘部は小さな尻には似合わず秘唇がぽってりと膨らんでおり、後ろからするのに向いているような気がする。テラテラと光った秘唇の外側にまだ発達中の茂みが見え、中心部には秘核と秘口がよく見える。この体勢には最高だった。宏一は何度も丁寧にパーツを舐め上げ、ときおり秘核の周りを丁寧に舐め回してから秘口に舌を差し込んだ。

「はうぅっ、ああんっ、いやっ、ああっ、うぐうぐんぱっ」

玲はときおり声を上げながらも、必死にフェラチオを続けた。それは初心者とは思えない粘りだった。玲の口の小ささには似合わず、かなり奥まで肉棒を飲み込んでいたので、玲は目に涙を浮かべながら必死に快感に耐え、吐き出しそうになるのを堪えていた。それはけなげにも思えるほど一途なものだった。宏一はそれに満足し、ご褒美をあげる事にした。

「玲ちゃん、気持ちいいよ。とってもいいよ。ご褒美をしてあげるね」

宏一はそう言うと、舌の動きを早め、玲が最も反応する秘核の上の辺りを重点的に舐めながら、小さく下向きに尖った乳房を絞り込むように揉んだ。

「んんっ・・・・うはぁっ・・・ああっ・・・・はああぁぁーーっ・・だめぇーっ、もうできないいいぃぃーーっ」

玲は胸を揉まれながら大きく体を捻り、快感に耐えてなんとか肉棒をしごこうとしたが、自分の身体が思うように動かなかった。

「はぁぁぁっ、はうぅうぅっ・・・ああん、できません・・・ああーん、はうぅ、はううーっ」

玲はそれでも何とか肉棒をしごこうとした。それが玲の役目であると思っていたのか、宏一に大きな快感を与えられながらも、必死に手で肉棒を不器用に擦り立てる。

「んんぱっ・・・いいんだよ・・・いきなさい・・・んんっ」

宏一は舐めながらも玲に声を掛けた。

「いやあっ、このままはいやぁっ・・・ちゃんと入れて・・・お口でいくのはいやぁ」

玲は快感に耐えながら挿入をねだった。やはり玲としては挿入されていく感覚が欲しいのだ。それは少女にありがちな一つの憧れでもあった。既に秘心は先ほどから宏一の顔に張り付いて快感を生み出しており、秘口からはトロトロと液体が流れ出している。

「お願い・・・・入れて・・・・オチンチンを入れて・・・・」

玲は必死に耐えながら懇願した。もういくらも持ちそうにない。自分の中で最後が近づいてくるのが何となく分かっていた。

宏一は玲の言うとおりにすることにした。なんと言っても玲を抱くチャンスなどもう無いのだから、悔いの無いように抱いてやりたかった。

「そのまま四つん這いでこっちを向きなさい」

宏一は玲を解放し、身体を起こすと玲の後ろに回り、肉棒の位置を合わせた。

「あ・・この格好で・・・・」

玲は少し驚いたようだったが、ある程度予想していたと見えて大人しく貫かれるのを待った。宏一が肉棒を秘口に当てると玲の身体が期待に緊張する。

その時、再び玲の携帯が鳴り出した。その音は先ほどと同じものだ。宏一は、てっきり玲が無視するものと思って先端を埋め始めたが、

「ああっ、宏一さん、ちょっとだけ待って・・・」

と玲は携帯に手を伸ばし、何とか掴むと通話ボタンを押した。

「真希、どうしたの?・・・・・・私?・・・あの・・・・・そう・・・・」

宏一は玲の細い腰を掴むと、ゆっくりと肉棒を埋め込んでいく。それは、大切な二人だけの時間をじゃまされた事への抗議のようだった。

「あ・・・・はぁっ・・・・・・今・・・そうなの・・・ごめん・・・くっ」

肉棒はたっぷりと潤いをたたえた肉壁の中に再び入っていった。この体勢では、先ほどのイスでの結合よりも更にスムースに入っていく。たちまち玲の声は落ち着きを失った。

「ああっ・・・・真希、ごめん・・・・・・・・・・いやあっ、そんな、切らせて・・・・いやよぅっ、お願いっ。あとで電話するから・・・あ・あ・あ・あ・ああっ」

どうやら相手は電話を切るなといっているらしい。先ほどの電話で玲の声を聞かされたので、今度は徹底的に玲に恥ずかしい思いをさせようと言うイタズラのようだった。玲も本気で嫌がらずに会話を続けている所を見ると、『真希』という相手になら聞かれても良いと思っているのかも知れなかった。それなら、と宏一は肉棒の長さ全てを使ってゆっくりと出没を始める。

「ああぁぁーーーーっ、だめぇっ、宏一さん、まだ切ってないっ・・はあぁぁぁーーーーっ・・・・・だめえーーっ・・・真希・・・許して、お願い」

あまり直ぐにスパートを掛けると玲が全く話せなくなると思い、宏一はゆっくりと腰を動かして、どちらかというと玲の肉壁を楽しむようにした。

四つん這いで携帯を耳に当てながら玲は悶えていた。宏一は容赦なく肉棒を送り込むが、真希は切る事を許してはくれない。何とか声を我慢しようとするが、真希がいちいち返事を聞いてくるのでどうしても声を出さねばならず、その時の声は自分の出したい声ではなかった。

「ああぁんっ・・・・もういいでしょ、真希、許してえぇっ・・宏一さん、もっとそっとぉっ・・・・・はうぅうっ・・・・・・そうなの・・・・最高っ・・・・・でもおっ・・・」

玲の肉壁は本人の意思とは関係なく、潤沢な潤いを生み出し、肉棒の動きをスムースにしていた。それはまるで宏一にもっと激しい動きをおねだりしているかのようで、同じように動いているつもりでも、肉棒は素早く中に飲み込まれていった。

「真希・・・・・違うの、そうじゃなくて・・・あうぅっ・・・そう、我慢できないの・・・・・・ごめんね、怒らないで・・・・あっ・・ああっ、ふ、深いっ・・・もう、ああんっ、だめぇ、もうだめぇ、お願いようぅ、宏一さん、ちゃんとしてぇ、こんなのいやぁ、ちゃんと動いてぇ・・・・。真希、ごめん、ごめんね、切るよ」

宏一は玲が定まらない視線を泳がせながら、震える手で携帯を切る仕草を見ながら腰の動きを大きくし、ちょうど良いペースで貫き始めた。

「ああぁぁーーーーっ、はあーっ、これ、すごいーっ、ああぁぁっ」

玲は顔を枕に擦り付けながら絞り出すような声で喘ぎ続けた。しかし、このまま最後までいくのは面白くなかった。最後はやはり正常位で玲の表情を楽しみたい。宏一は一度グッと奥深くまで肉棒を差し込んでから、玲の身体を横に倒し、片足を持ち上げて身体の前を通してから正常位に持ち込んだ。

「ああんっ、はあっ、宏一さん、これ、いいっ、よ過ぎるっ、ああんっ、こんなに教えるなんてぇっ、ああんっ、忘れられなくなっちゃうぅっ、体が覚えちゃうぅーーっ、ああっ」

玲は足を大きく挙げ、ほとんど膝が宏一の手にぶつかるくらいまで持ち上げて、足を宏一の腰に絡めた。まだ固さをあちこちに残した肉壁や秘口は、玲が無意識に挿入の角度を肉棒に合わせた事で、より深く、スムースに入るようになり、宏一の動きを楽にした。

玲は電話での間中、必死に我慢を続けていたので、携帯を切った途端に押さえていた肉欲が吹き出した。それは普段少女の奥深くに何重にも包まれていて態度に出る事はまず無いものだが、確実に少女に育っているものだった。

「ああんっ、もっと、もっとうっ、深く入れてぇっ、ああんっ、はあっ、焦らしちゃいやぁ、アンッ、意地悪しないでぇっ」

宏一は玲がいきそうになっているのだろうと思った。しかし、あまりに玲の仕草が普段と違うので、たっぷりと楽しみたくて少しずつ焦らしながら腰を使った。それは宏一自身には不満が残る動きだったが、玲の痴態を楽しむには最高だった。

「ああぁぁぁっ、そこで止めちゃイヤあっ、もっと、もっとおっ、早くしてぇっ」

玲は宏一の腰に絡めた足だけでなく、両手まで腰に回してぐっぐっと引き寄せ、一ミリでも深く貫かれようとした。

「おねだりは?ちゃんと言いなさい。まだ言ってない事があるでしょ?」

「ああんっ、早くぅっ、もっと動いてぇっ、ああっ、あっ、ああぁぁぁっ、もう、もう直ぐっ・・・・イヤあっ、いかせてぇーーっ、女になるぅーっ」

玲は自分が何を言っているのか全く覚えていなかった。しかし、何かに夢中になりたくて必死にそれを追いかけていた。その心の奥底には家族や友人や日本と離れなければいけないと言う、その寂しさから逃れたいという気持ちがあったのかも知れない。玲がこんなにも夢中に求めたのは初めてだった。

宏一はそれに応えて、最後だとばかりに激しく腰を打ち付けた。スムースになったとは言え、しっかりと肉棒をくわえ込んでいる少女に激しく腰を打ち込むにはかなり力がいる。激しく悶えている玲と同じように宏一も汗だくになって最後のスパートを掛けた。

「ああぁぁぁっ、もう知らないっ、飛んでっちゃうぅっ、浮き上がるぅっ、どっか行っちゃうぅぅーーーーっ・・・・・あああああああーーーーっ」

玲は思いっきり仰け反って身体を捻ると、生まれて初めての絶頂を極めた。仰け反って硬直した所を両手を伸ばして堅い乳房を揉みつぶすと、少女の身体は更に高く反り上がる。

「はあーーーっ、死んじゃうぅーーーっ」

玲はそのまましばらく仰け反ったままだったが、やがて急に力が抜けたようにぐたっとベッドに沈み込んだ。宏一は汗だくの玲を優しく抱きしめ、更に腰を使って自分の最後に到達しようと腰を使う。

「痛い、痛い・・痛い・・イヤ・・いやぁ、許して・・・だめぇ」

玲は力の入らない身体で宏一から逃れようとした。しばらく我慢してから再び腰を使ったが、それでも玲は痛がった。よほど強烈な絶頂を極めたらしく、宏一は挿入を諦めるしかなかった。ゆっくりと肉棒を抜くと、

「あ、ああんっ」

と一度大きく身体を震わせて、玲は動かなくなった。宏一はもう少しで終われたのにと残念だったが、玲の身体はこれ以上の結合を拒絶するかのように少女を眠りへと連れ去った。

全裸で足を大きく開いたままぐったりとしている玲を見ながら、宏一はそろそろ時間が少なくなってきた事を認めないわけには行かなかった。

宏一はベッドから起きあがってゆっくりと身支度を整え、後少しになった滞在時間を玲の身体の休息に与えた。ゆっくりとタバコを吹かしながら、玲との短かった出会いを思い返す。出会いも不思議なら、その後も不思議な少女だった。考えてみると、玲と出会ってからタバコに火を付けたのは今が初めてだ。

それからしばらくして玲が目を覚ました時、玲は真っ先に宏一に言った。

「宏一さん、あ、もう服を着て・・・・ごめんなさい。私・・・一人で・・・・宏一さんはまだ終わって・・・・・ごめんなさい」

そう言うと、重そうに身体を起こしてから全裸のままで宏一の座っているソファにすり寄って宏一の膝に頭を乗せた。

「ごめんなさい。私ばっかり・・・・」

「いいよ。この旅行は玲ちゃんに素敵な思い出を作ってもらうためなんだから、玲ちゃんが喜んでくれればそれが一番だよ」

「でも・・・・・私・・・・・」

「何か後悔してるの?」

「ううん、夢中になってて良く覚えてないけど・・・・でも、優しくしてくれたから・・・・」

「それなら良かったんだね。ほら、そろそろ時間だから支度しないと」

「ごめんなさい。でも、最高でした。本当にありがとうございました」

玲は宏一にチュッと可愛らしいキスをすると、ゆっくりと身支度を整え始めた。もはや部屋に付いている脱衣所に行く事もなく、目の前で着替えを取り出して下着を着け始める。それは玲が全てを宏一に許した最もはっきりとした証だった。無垢な少女が下着を付ける仕草は、時に脱ぐ仕草よりも刺激的だ。宏一も肉棒が硬直するのが分かったが、必死に我慢した。

「宏一さん、何時に出ればいいんですか?」

「もうすぐだね。あと二十五分で電車の時間だよ」

玲は手早く身支度を整えると、宏一に何度もお礼を繰り返した。

「宏一さん、ありがとうございました、本当に。私、絶対に忘れません。今は・・・・好きです・・・・とっても」

そう言いながらイスに座っている宏一の膝にちょんと座ってくる。思わず宏一が抱きしめてキスをしても、積極的に応じてきた。

「玲ちゃん、僕も好きだよ。本当に」

そう言いながらミニスカートの中を探っていく。キスに応じながら玲は、

「ああっ、だめ、今それをされたら、ああっ、だめです。時間が・・・はうぅっ、そんなにしないで」

玲はちょっと戸惑ったように身体を引くと、宏一の手を押さえて立ち上がった。宏一は一緒に立ち上がると、玲の細い身体を抱きしめてキスをしながら更にスカートの中を探る。

「んんん、だめ、今されたら我慢できなくなる。宏一さん、電車の時間が・・・ああんっ、だめです・・・・」

宏一の手がパンツの中に差し込まれると、急速に玲の抵抗が弱くなっていった。淡い茂みの奥の泉を探ると、まだたっぷりと液体が沸き上がっている。

「宏一さん、だめぇ、時間が・・・・帰らないと、はうぅっ、そんなにしないでぇ、お願いですぅ」

しかし、宏一は激情を抑える事ができなかった。そのまま一気に玲のパンツを脱がすと自分もスラックスを降ろし、、ソファに向こう向きに座らせて潤いの光る秘唇の中に肉棒を差し込んでいく。

「あああーーーーーっ、だめぇーーーーーっ」

玲は声を上げたが、身体は肉棒をより深く迎え入れようとするかのように尻を突き出してきた。バックから宏一を迎え入れた玲は、もはや時間よりも悦びの方が勝っており、宏一に満足して欲しいと願いながらも自らの身体の悦びを抑える事はできなかった。

「はあんっ、して、して、思いっきりして、あう、はうぅっ、宏一さん、素敵、好き、好きなのぅっ、ああーーっ、ああぁぁーーんっ」

玲が喜ぶ事を確かめた宏一は、一気に腰を使った。たっぷりと潤いをたたえた玲の肉壁は宏一に最高の悦びを約束していた。今度は玲の身体が反応するよりも早く腰を動かし、自分が終わる事だけを考えて腰を振る。玲は背もたれを必死に掴みながらその時が来るのを待った。玲に宏一がどれくらい気持ちいいのか考える余裕など無い。ただひたすら宏一が満足してくれる事を信じ、声を上げながら必死に耐えていた。

宏一は先程のセックスで中途半端に終わったため、感覚が盛り上がるのは早かった。荒々しく玲のTシャツを捲り上げるとブラジャーごと堅く小さな乳房を揉み立てる。ブラジャーを脱がす余裕はなかった。

「ああーっ、宏一さん、ああっ、ああっ、ああっ、はうぅっ、はあっ」

玲はされるがままにひたすら宏一を受け入れていた。激しい出没に、少し秘唇が痛みを訴えていたが、玲にはそれよりも宏一が玲を求めてくれるうれしさの方が大切だった。

「玲ちゃん、良い?良い?出すよ?良い?」

「ああっ、宏一さん、宏一さん、して、して」

「玲ちゃんっ、ううっ、玲ちゃんっ」

宏一は最後に一段と深く貫き、腰をギリギリと強く玲の秘芯に押し当てながら最後の一滴まで放出した。そのまましばらく宏一は玲の身体から離れなかった。

やがて宏一が小さくなった肉棒を玲から抜くと、玲は乱れたTシャツを直してパンツを履いた。そして、無言で再び熱いキスをすると、部屋を後にした。

駅まではホテルのバスが送ってくれた。到着するまでは短い間だったが、玲は自分の中から宏一の精が染み出してくるのを感じ、慌ててパンツの下にハンカチを敷くと、宏一の方に身体を寄りかからせて目を閉じた。ほんの少し、女の幸せ、と言う言葉が実感できたような気がした。