「あ、お母さん、昨日はごめんね。心配したでしょ?・・・・うん、でももう大丈夫・・・・」

宏一の指はしばらく秘唇の回りを這っていたが、玲が全然嫌がらないので、やがて秘口の中に入っていった。一瞬玲の身体が緊張し、息を飲むのが伝わってきたが、特には玲の会話にも変化がない。

「・・・・・うん・・・・・・・・そう・・・・分かってる・・・・」

ただ、会話が単調になっている事から、やはり感じているのだろうと思った。

「・・・まだホテル。もうすぐ出るけど・・・・そう、みんな先に行って待ってるって真希が言ってた・・・・・・そう。それじゃ、お父さんにも宜しく言っといて。終わるのは3時半だからね」

最後の方は少し早口で電話を切ると、

「あん、宏一さん、気持ちいい。また・・・ああっ、動かされると・・・ああんっ」

と尻を高く上げた姿勢のままで枕に顔を擦り付けて喘ぎ始めた。

「こうされると、安心するの。嬉しい」

「入れてもいい?」

宏一が膝立ちの姿勢になると、

「大きくなったんですか?」

と肉棒にすり寄ってきて、

「私がちゃんと大きくします」

と四つん這いのまま肉棒に舌を這わせ、大きく頬ばり始めた。たちまち肉棒は最大硬度で玲の口に突き刺さる。

「もう十分だよ、入れるよ、いいね?」

「はい。でも今は入れるだけ。もう一件話が終わるまでそのまま動かないで」

そう言うと、玲は宏一が入りやすいように四つん這いのまま尻を持ち上げて足を開き、肉棒を待った。

「いいの?また電話するの?」

肉棒をあてがったまま宏一が聞くと、

「大丈夫。でも、最初入る時だけは絶対に声が出るから。こうしてると安心できるの。宏一さんと一つになるんだもの」

「じゃあ、入れるよ」

「はい」

宏一の肉棒がゆっくりと玲の中に入っていった。二度目なので最初ほど締め付けはきつくないが、それでも十分にきつい少女の肉壁がブツブツとした突起で肉棒を包み込む。

「ああああ、はうぅっ、ああぁぁーーっ」

七分目ほど肉棒が入ると、玲は枕に顔を擦り付けながら携帯を押した。玲の肉壁がブツブツをざらざらと絡めながら肉棒を歓迎し始めた。動かなくても十分に気持ちいい。

「ああ、真希?昨日はごめん。・・・・・そう、もう大丈夫だから」

宏一はじっとしているが、肉棒は少しずつずぶずぶと玲の中に入り始めた。玲の方が身体を動かしているらしい。

「・・・そう、宏一さんに元気を貰ったの。いまどこ?・・・・成田に着くのは何時?」

玲の声だけからは相手に玲の姿は想像できないだろう。

「そう・・・・私?まだホテル。だって・・・・・ううん、違う。宏一さんに来て貰ったの。・・・・・そう・・・・ここにいるの・・・・うん・・・・・今も・・・そう・・・・」

次第に玲の会話が単調になってくる。しかし、玲は全く嫌がらずに更に肉棒を飲み込もうと尻を押しつけてきた。

「真希・・・・はぅ・・・・・え?・・・・あん・・・・え?・・そう・・・・だって元気になれるから・・・・・ううん、後ろから・・・・・・ああんっ、やっぱりおっきいっ」

肉棒を飲み込んだ玲の腰は、今度は少しずつ動き始めた。宏一は動いて良いものかどうか迷ったので、もうしばらく肉壁の動きを楽しむ事にした。

「真希・・・・宏一さんが・・・・・来てくれたのぉ・・・あん・・・徹夜明けで・・・・それで、いっぱい・・・・優しくしてくれて・・はあっ・・・・・泣いてたのに・・・とっても上手なの・・・・あぁぁ、私、だんだん我慢できなくなってきた」

宏一は玲が楽しんでいる事が分かってきた。それならば玲の好きなようにさせるのが一番だ。

「真希、私、真希にだけは知ってて・・・欲しかったのぅ、ああんっ、だって、あ、あの時、一番気にして、うぅぅ、優しくしてくれてぇ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、真希にだけは全部教えたくてえっ、ああん、我慢できなくなってきたぁっ」

玲の尻は小刻みに動き始めたが、この体勢でどう動けばいいのかまだよく分かっていないようだった。しかし、宏一は可愛らしい尻が動く様を楽しむ事にして、玲がどうするのか見ていた。

「ああぁ、真希ぃ、身体が、身体が熱いのぅっ、真希ぃっ、私、もう、いけるんだよ。宏一さんに開発されたのぅ、ああっ、いっぱい焦らされてぇ、感じさせられてぇ、アンッ、もう、身体がぁっ、でもぅ、おねだりしないとしてくれないのぅ、イヤよぅ、ああっ、でも、でもぅ、私ぃ、あんっ、あんっ、あんっ、もう我慢できないっ、宏一さん、して、してぇ、いっぱいズボズボぉ」

宏一は玲の腰をグッと掴むと、腰を使い始めた。たっぷりと焦らされた肉壁は十分に潤いを溜め込んでおり、きつい締め付けでも動きはスムースだった。

「ああぁぁーーーーっ、あうぅっ、ああんっ、アンッ、ああっ、真希ぃっいっ、ああぁっ」

玲は身体をよじりながら悶えた。更に宏一は前に手を伸ばすと、玲は片手で身体を支えて持ち上げてきたので小さく下向きに尖った乳房を両手で揉み混んだ。

「だめえっ、あうぅぅぅぅっ」

玲は宏一に貫かれているのが嬉しく、激しい快感が溢れる意識の下でちょっぴり優越感に浸りながら声をあげていた。それは玲に想像以上の快感を与えており、しばらく貫かれていると、待ちに待ったあの感覚が近づいてきた。

「真希ぃ、ああんっ、私、私の身体ぁっ、ああんっ、やめちゃイヤあっ、ちゃんといかせてぇっ、宏一さんっ、早くしてえっ、してえっ、あーっ、おっきいのようっ、はんっ、はんっ、私ぃっ、あ、あ、あああぁぁぁーーーーっ」

玲の身体は確かに硬直し、そのままゆっくりとベッドに沈み込んでいった。宏一自身はまだだったが、玲が思ったよりも簡単にいったのでまだだいぶ余裕があった。仕方なく一度肉棒を抜く事にする。抜き去る時、玲の身体がピクッと震えて、

「あんっ」

と小さく声をあげた。

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、いっちゃった・・・ああん、はずかしいよぅ・・・・真希ぃ・・・うん・・・そう、それじゃ、後でね」

玲はそう言ってから電話を切った。宏一が玲の横に寝ると、玲は身体を絡めてきた。

「宏一さん、ありがとう。嬉しかった。怒ってる?」

「そんな事無いよ。でも、思い切った事するね」

「きっと後で怒られるけど、いいの。思い出だから」

そう言いながら玲は宏一の身体の上に上がってきて、身体を擦り付けてくる。そして、宏一の肉棒がそそり立ったままなのに気が付くと、身体を反転させて自分からシックスナインに入った。チュパチュパと肉棒に吸い付いたり、深く飲み込んだり、舌を這わせたり、とその様子は快感を与えるためと言うよりは慈しんでいるようだった。宏一も玲の秘芯に優しく舌を這わせ、秘核の周りを優しく刺激する。

「ああん、もう出なきゃいけないのにぃ、あん、気持ちいい・・嬉しい・・」

「時間なの?」

「まだ大丈夫だけど、そろそろ出ないと」

「NEX?」

「え?あん、特急です。直行の」

「バスにすれば?リムジンバスなら時間はほとんど変わらないし、このホテルから直接乗れるから時間を有効に使えるよ。今日は土曜日だし」

「そうなんですか?あう、そうしますぅっ」

玲は体の向きを変えてベッドサイドの受話器を取るとフロントに電話してバスの乗り方を聞いた。そして四つん這いでリムジンバスの予約センターに座席に余裕があるかを問い合わせたが、その間、ずっと宏一に秘部を舐められ、乳房を可愛がられていた。

「ああん、たぶん大丈夫だって、あうぅっ、言ってました。あん、変な声出したからぁ、きっと変な事してるって思われたぁ」

「変な事なの?」

「変な事ですぅ。電話しながらこんな事させる何てぇ。ああっ」

そんなに舐めないで。ああっ、熱くなるっ」

「自分だってさっき電話してたくせに」

「あれは真希だからあっ、ああっ、あうぅっ、はうぅっ」

玲は秘核の上を舌で押されるのを特に喜んだ。

「まだ時間ある?」

「大丈夫。まだあっ、ああんっ、宏一さん、お願いぃ。欲しいの、入れてもいい?」

「いいよ、最後は上からおいで」

肉棒をしごきながら喘いでいた玲は、ゆっくりと身体を起こすと騎上位で挿入を試みた。たっぷりと舐められた後だったので、少し苦労はしたが直ぐに肉棒が高校生の身体の中に刺さっていく。直ぐに宏一は腰を使って下から玲を突き上げ、時折腰を掴んで深く肉棒で貫く。

「あんっ、あんっ、あんっ、あうぅっ、あぁぁーーっ、深いーっ」

玲は宏一の上で悶えながら深々と刺さった肉棒の感覚を身体に刻みつけていった。

「おっぱいを揉んで欲しかったら四つん這いになりなさい」

玲が言われた通りにしたので、三角の乳房を両手で揉みながら更に腰を使う。

「ああっ、いいっ、宏一さんっ、いって、いってぇっ」

玲は最後は宏一に出して欲しかった。会ってから自分は何度も達しているのに、宏一は最初の一回だけなので、宏一にも自分と同じように満足して欲しかったのだ。

「あうぅっ、宏一さんっ、ああっ、私、私ぃっ」

しかし、玲の身体の体力は既に限界に近づいていた。ほとんど休憩らしいものも取らずに夜明けからずっと交わっているのだ。経験の少ない玲はセックスでの体力の消耗が激しい。最後だと思って必死にがんばるが、自分の身体を支える事さえできなくなってきた。

「宏一さん、上になって、上でして、お願い」

宏一は素早く身体を入れ替えると、思いっきり腰を使った。

「ああぁぁーーーーっ」

今までは抑えた出没しか受け入れていなかった玲にとって初めての経験で、全身が総毛立つような感覚に玲は必死に宏一にしがみついてきた。

「ああぁぁっ、宏一さんっ、ああっ、はうぅっ」

やがて玲は全身を硬直させると、宏一の下で出没を痛がり、さらに全く反応しなくなった。仕方なく宏一は肉棒を抜き去る。

「・・・ごめんなさい・・・・わたし・・・・だめみたい・・・・」

玲はぐったりとした身体でそう言うと、何度も宏一に謝った。

「いいよ。気にしなくて、玲ちゃんは時間ギリギリまで付き合ってくれたから」

宏一がそう言って玲の身体の汗をふき取ってやると、玲は重そうな身体を引きずってバスルームに入り、シャワーを浴び始めた。

しばらく宏一は全裸のままで一服する。徹夜明けに度重なるセックスの後の一服なので頭がくらくらした。

やがて玲が出てくると、

「宏一さん、ここ、お昼までは居られるみたいです。疲れてるでしょう?私が出ていく時、フロントの人に言っておきますから、お昼までは寝ていてください。私も、宏一さんがベッドにいてくれたら嬉しい」

そう言うと身支度を始めた。

身支度と言っても、高校生の支度なので髪を乾かせば、後はそれほど時間はかからない。宏一が見ている内に玲はあっと言う間に普通の高校生の姿になって荷物をまとめ終えた。今日の姿はミニスカートに下着の上にブラウスという、少しよそ行きの姿だ。

「宏一さん、私、そろそろ行かないと・・・・本当にありがとうございました」

イスに座っている宏一の前で玲は深々とお辞儀をした。その目にはうっすらと涙が浮かんでいる。宏一が立ち上がって玲を抱きしめると、首に手を回して力強く抱きついてキスをねだってきた。

何度も深く舌を絡めながら玲の頬には幾筋も涙が流れた。

玲は宏一の肉棒にも手を伸ばし、少しでも快感を与えようとけなげにしごいてくる。その仕草があまりに可愛らしかったので、あっと言う間に肉棒は力を取り戻した。その肉棒をしごいていた玲は、首から手を離すと跪いて口で奉仕を始めた。

「玲ちゃん、それをされたら我慢できなくなるから、いいよ。ありがとう。嬉しかったよ。玲ちゃんに会えて良かった。本当に我慢できなくなるから。玲ちゃんも疲れてるでしょ?いいよ、ありがとう」

しかし、玲はその言葉が聞こえないかのように力強くそそり立った肉棒をしごきながら先端を口に含んでいた。そして、

「まだ時間、あるかな?」

と言うと、自分からパンツを脱いで、ベッドの上に四つん這いになって宏一に尻を向けた。尻の間から覗いた秘唇はまだ光っている。

「ごめんなさい。服を脱いだら時間が・・・・このまましてください。入れて」

宏一はベッドに上がると、スカートのベルトの辺りを掴み、一気に肉棒を差し込んだ。

「はうぅぅっ、はうっ、ああっ、宏一さんっ、ああんっ、宏一さんっ」

全裸の宏一に貫かれている服を着たままの高校生は、半分泣きながら声をあげた。先程抜いてからしばらく時間が経っているので、玲の中は再びしっかりとした締め付けでブツブツが肉棒をしごき立てる。街を歩いているのと同じ姿のままの高校生を貫いている。

服を脱いでいなくても、それは宏一にとって最高のシチュエーションだった。

「玲ちゃん、元気でがんばるんだよ。玲ちゃん、最高だよ」

「ああぁ、宏一さん、あうぅ、宏一さん」

「いいよ。とってもいいよ。玲ちゃん、気持ちいい。最高だよ」

「宏一さん、好き、大好き、ああーっ、最高っ」

宏一に最後の時が近づいてきた。しかし、どうしても最後は玲の顔を見て終わりたかった。

「玲ちゃん、もうすぐだよ。もうすぐ」

宏一はふと思い直して肉棒を抜き去ると、イスに玲を導いた。玲には意味が分かったらしく、素早く宏一の上に跨ってきた。玲の中に肉棒を納めると、一気に動き始める。

「宏一さん、宏一さん」

玲は宏一の頭を抱きしめて声を上げ続け、宏一は玲の細い身体を抱きしめて、何度も上下に動かした。そして、宏一がブラウスの上から小さな膨らみにすりすりすると、玲は泣きながらブラウスのボタンを外し、ブラジャーを上に押し上げて乳房を宏一に含ませた。

「ああぁーーっ、宏一さん、大好きっ」

「玲ちゃん、出すよ、終わっちゃうよ」

「このままして、中にしていいから」

「いいの?本当にいいの?」

「このまま終わって、中に出してえっ」

「行くよ、玲ちゃん、行くよ」

「ああっ、私も、私もぅっ、宏一さーんっ」

玲の乳房を吸い込んだまま宏一がグッと細い腰を肉棒に押しつけ、ゆさゆさと細い身体を振り立てると、広がった肉棒の先端が玲を最高の世界に連れて行き、玲の中のこりこりした部分が先端を刺激して、その裏側をブツブツした突起が絶妙にしごいて肉棒からたっぷりと精を吐き出させた。それは疲れ切った宏一には気絶するほど気持ちよかった。

二人は最高の時間を共有した。しかし、二人には余韻を楽しむ時間がなかった。玲が身体を離し、ティッシュをパンツに挟んで染み出さないようにしてから手早く乱れた服装を整える。

「えへ、少しスカートが皺になっちゃった」

と目を真っ赤にしてはにかむ玲は、もう一度宏一をじっと見つめてから、

「宏一さん、さようなら」

と、もう一度ゆっくりとキスをしてから部屋を出て、小走りに走り去った。

しばらくは放心状態だった宏一は、感傷に浸りながら玲の好意で2時間ほど、二人の饗宴の後のベッドで仮眠した。疲れ切っていたので正午に起きるのが大変だったが、何とか身体を起こすと、服装を整え、フロントに鍵を預けて自分の部屋に帰った。玲がちゃんと話をしていてくれたらしく、お金は取られなかった。

その夜、宏一は玲から電話を貰った。

「宏一さん?」

「玲ちゃん、間に合った?」

「大丈夫でした」

「成田には時間通り着いた?」

「はい、少し早く着きました」

「そう、よかった」

「宏一さん、いろいろ報告しなきゃいけない事があるんです」

「どうしたの?」

「仲の良かった友達がホテルに来てくれて、みんなで食事をしたんですけど・・・」

「そうだったね」

「食事の後、喫茶コーナーで真希にこってり絞られました」

「ああ、電話を掛けた子だね?」

「よっぽどみんなの前でバラそうと思ったって」

「ははは、でもそう言われても仕方ないよね」

「私もはらはらしてたんですよ。何度も真希ったらみんなの前で思わせぶりに言うもんだから」

「でも、結局言わなかったんでしょ?」

「そう。よかったぁ」

「ご両親も来てたんでしょ?」

「さっきまで一緒でした。今は部屋に戻ってきたから」

「一緒に泊まってるんじゃないの?」

「隣の部屋にいます。二人部屋だから」

「なんか言ってた?」

「何にも。でも、元気になったんで喜んでました」

「それは良かったね」

「両親は真希のおかげだって思ってるらしくて、何度も感謝してました」

「玲ちゃんも向こうに行ってからも真希ちゃんを大切にしないとね」

「当然です。ずっとこれからもメールしますよ」

二人はしばらくそのまま話をした。玲の話は尽きることなく、宏一に会う以前の話までしてくれた。しかし、突然最後の時が来た。

「あ、ドアをノックしてます。ちょっと待ってください」

玲はホテルの電話から連絡していたらしく、しばらく会話が途切れ、

「宏一さん、両親が下のバーに行こうって誘ってます。ごめんなさい。もっと話をしたかったんだけど」

「ううん、いいよ。両親が一番だもの」

「ごめんなさい。宏一さんの事、絶対に忘れません」

「僕もだよ」

「イギリスに来る時は絶対に連絡してくださいね」

「そうする。約束するよ」

「あ、それから一つ言っておかないと」

「なに?」

「真希にさんざん絞られたって言ったでしょ?」

「うん」

「宏一さんの電話番号、教えちゃいました」

「え?俺の?」

「とっても興味があるんですって、宏一さんに」

「へえー」

「でも、真希から電話が来ても、私みたいにしないで下さいね」

「約束するよ。どうせ、どんな人か話してみたいって事くらいだろ?」

「真希もそう言ってました。約束ですよ。私の宏一さん」

「約束するよ」

「それじゃ、宏一さん、行ってきます」

「元気でね」

そう言って電話は切れた。それからの日々は順調に流れていき、玲の記憶は少しずつ薄れて思い出に替わっていった。

 

 夕方、いつものようにマンションのロビーに入ると郵便受けに写真のようなものが入っているのを見つけた。近寄ってみると絵はがきが一枚入っている。珍しいこともあるものだと思わず差し出しを読むとエアーメイルと書かれたロンドンからのもので、写真はビッグペンのものだった。それにはこう書かれていた。

『宏一さん、イギリスでの生活は日本ほど楽ではないけど、二人で過ごした日の思い出が私を支えています。宏一さんのおかげで自分の中に、何か自信のようなものができたみたい。今の私にはこちらの彼ができました。あの時ほどではないけど、今はとても幸せです。彼は大きいけど柔らかく心の中に入ってきます(うふっ)』

しばらくじっとその葉書を眺めてからカバンに入れて部屋へ向かった。

 それからしばらくして勉強の時間が始まってから、宏一は机に向かっている由美の脇から手を入れ、制服の上から半球形の膨らみを愛撫していた。今日の由美は英語を教えて欲しいと言って、長文の問題を勉強していた。すでにブラジャーの中は堅く膨らんでいたが、由美は必死にそれを否定するかのように意識を長文問題に集中しようとしていた。

「由美ちゃん、そろそろ我慢できなくなってきたんじゃない?」

「はぁ・・、うぅぅ・・あんっ、そ・・・・あうぅ」

由美は宏一の愛撫に我慢できなくなってきたが、まだおねだりするのを必死に我慢していた。宏一は、今日の由美はいつもよりも必死に我慢している様子に満足していた。そして、更に愛撫を乳首の近くに集中させ、由美の身体が感じる直前の距離を置いて、ギリギリの愛撫で由美を翻弄する。

「いやあ、宏一さん、それをされたら・・・・」

「そろそろおねだりしたくなってきたのかな?」

「おねだりはいやです。宏一さん、もう少し英語を・・・うぅぅ、教えて・・・下さい・・・はあぅ」

「どこ?」

「ここの、ビーフイーターって言うのが分かりません。教えてぇ・・・」

「ビーフイーターって言うのは、ロンドンの昔のお城の警備兵のことで、エリートで給料も良かったからまるまると太っていた人が多かったんだ。だから、今でもロンドン塔の警備兵のことを『牛肉を食べる人』みたいだって言うのでビーフイーターって言うんだよ」

「宏一さんは・・・うう・・ロンドンに行ったことはあるんですか・・・」

「学生の時、そうだな、3年前かな?しばらく行ってた事があったよ」

宗一はそう言いながら、軽く指を乳首の上を這わせた。その途端、由美の中で我慢の限界が弾けた。

「ああっ、もうだめっ、早く、早くおっぱいを揉んで下さいっ、我慢できないっ」

「こう?」

「ああぁぁーーーーっ、いいっ」

由美は身体を捻って宏一が乳房を揉む快感に耐えた。もうこれ以上我慢する必要がないのだ。

「由美ちゃん、今日はよく我慢したね。今度はお口でしてくれる?」

そう言うと、宏一は由美をイスから降ろして跪かせた。由美は吸い寄せられるように宏一の股間のジッパーを下げ、トランクスの中から肉棒を取り出して口に頬ばる。

由美は慌てたのか、頬ばった肉棒を何度も吐き出しそうになりながら不器用な手つきで宏一の下半身を脱がせていく。宏一が上半身を脱ぎ終わった時には、由美はなんとかトランクスまで脱がせて終わっていた。

「うん、気持ちいいよ。どうする?直ぐに欲しい?」

熱心に口いっぱいに肉棒を出し入れしながら、宏一の目を見てうんうんと頷いた。

「それじゃあ、パンツを脱ぎなさい」

宏一がそう言うと、由美は肉棒を頬ばりながら両手をスカートの中に入れ、パンツを脱ぎ始めた。しかし、膝を通す時に少しバランスを崩してしまい、肉棒を口の奥に入れすぎてむせてしまう。

思わず吐き出して咳き込んでから、

「済みません。今すぐにできますから」

と手早くパンツを脱いでから再び肉棒を口に頬ばった。しかし、

宏一の肉棒は由美の口の中で最大限に怒張しており、由美が大胆に口を動かしても全てを口の中に入れる事はできない。宏一は由美に肉棒を与えたまま、ゆっくりとイスに座った。

「さぁ、おいで」

宏一が誘うと、由美は潤んだ目でゆっくり立ち上がり、スカートを軽く持ち上げると宏一に正面から跨ってきた。そして、宏一が肉棒を真上に向けて待っている所に上手に位置を合わせ、ゆっくりと腰を下ろしてくる。宏一は最初、いつものように腰を少し引いており、肉棒は完全に突き出されていない。

「ああっ、はうぅっ、はいって、きたっ」

由美の固さのある複雑な肉壁の中はたっぷりと潤っており、すでにゆっくりと動いて肉棒を歓迎するかのように絡みついてくる。

由美はゆっくりと奥まで肉棒を納めると、そのまま宏一に抱きついてきた。

「いっぱい、いっぱいです。宏一さん、宏一さんっ」

「由美ちゃん、今日はいっぱい我慢したね」

「だって、だって・・・・ああぅぅんんーっ」

由美は抱きついたまま足をもじもじと動かし始め、更に肉棒を深く迎え入れようとした。「あれ?どうしたの?あんよも腰ももじもじしてるよ?」

「宏一さん、ああん、動きたいです。動いても良いですか?」

由美はしっかりと宏一に抱きついたまま、足や腰を器用に動かして快感を生み出そうとしている。しかし、宏一は由美の腰を押さえ込んでそれを許さなかった。

「宏一さんっ、いやぁ、もう許して下さい。お願い、身体が、熱い」

由美の肉壁はザラァッと肉棒を撫で上げ、それだけでかなりの快感を発生させる。

「さあ由美ちゃん、もっと愛して欲しい所を見せてごらん。いっぱいしてあげるよ」

「宏一さん、それはあとで、早く、早くして・・・はあっ、だめぇっ」

由美は腰をくねらせて何とか感じようとするが、宏一の手が押さえつけているので余計に焦れてくるだけだ。

「ちゃんと見せてくれないとダメ」

宏一にそう言われては逆らえなかった。由美は焦れったいのを必死に我慢しながら、抱きついていた宏一の目の前で制服のジッパーに手をかけて脱ぎ始めた。制服が開かれ、薄いブルーのブラジャーのカップに包まれた素晴らしい形の乳房が現れる。既に先端は尖りきっているようで、かなり飛び出していた。

「いい子だ。ご褒美をあげるね」

宏一は引き寄せていた腰を突き出し、由美が欲しがっていたものをたっぷり与える。

「はあぁぁぁーーーーっ」

由美は制服を脱ぎながら大きく仰け反ったので、宏一の目の前に薄いブルーに包まれた半球形の膨らみが突き出される。更に由美はその姿勢のまま、大胆にフロントホックをぱちんと外し、中からプルンと堅く膨らんだ乳房をさらけ出した。

「食べて、食べて下さいっ」

「こうかな?」

宏一は目の前の堅い膨らみの先端の回りに舌を這わせる。

「ああん、もっと、もっとぉ、いやあっ、それだけじゃいやですぅ」

「食べてって言うから」

「ちゃんとおっぱいを揉んで下さい。早くぅっ」

宏一は由美の右の乳首を口の中で転がし、左の乳房を揉み上げながら右手で由美の腰に手を回し、グッと腰に押しつけた。

「いいぃーーーーっ」

由美はピンと伸び上がって最高の快感をむさぼった。身体中から快感が吹き出していた。宏一が乳房を揉み上げて乳首を吸うたびに、由美の入り口はクッと萎んで肉棒を締め上げ、ピストン運動無しに肉棒に快感を与えていた。

「ああっ、はあっ、くぅっ、良すぎるぅっ、ああんっ、宏一さんっ」

由美は激しく悶えながら自分から制服を大きくはだけ、宏一に乳房をもっと愛して欲しいという感じで身体を突き出してくる。くびれた腰は宏一の上でくねくねと動いており、とてもいやらしい感じがした。声を上げながら悶える由美の中はだんだんと狭くなり、最後が近づいてきた事を教える。宏一はここで更に由美に恥ずかしい要求をした。

「腰をしてあげるから、おっぱいは自分でしなさい」

そう言うと、由美の乳房を解放し、両手で腰を掴み、細い腰をグリグリと肉棒に押しつけ始めた。

「ああっ、もっと深いっ、だめぇ、宏一さん、もう少しです。もう少しなの」

「自分でおっぱいを揉みなさい。いいね」

由美はベッドの上で宏一に見られながら揉んだ事はあったが、跨った宏一の目の前でした事など無かった。それはあまりにも恥ずかしい事だった。しかし宏一の言う通りにしないとお預けになる事ははっきりしており、言う事を聞くまで焦らされ続ける事になる。

由美の肉壁はすでに最終段階に入っており、狭くなって強く肉棒を締め付けていた。ここで焦らされては我慢できるはずがない。

由美は少しでも宏一の視線から逃れるために恥ずかしそうに横を向くと両手を乳房に当てた。ビンと快感が身体を走り、思わずぎゅっと乳房を揉み上げてしまう。

「ほうら、行くよ、ほら、いっぱい揉んでごらん。いっぱい感じてごらん」

「ああぅぅぅぅーーーーっ、・・・きますぅっ・・・・っちゃうぅーっ」

その瞬間由美は仰け反ったまま、宏一の目の前十センチの距離で乳房をぎゅっと握りしめ、最高の瞬間をむさぼった。全裸にスカート一枚の少女の身体が宏一の膝の上で硬直する。

「はあぁぁぁーーーーっ」

宏一は由美の両手が乳房を握りしめるだけでなく、指の間でしっかりと乳首を挟んでいる事に驚き、感動した。それはイスの上での交わりの中で最高のものだった。

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」

いったあとに激しく息を乱す由美をそっと抱きしめて、優しく髪を撫でてやる。由美はいったあとの宏一のこの優しさがいくのと同じくらい大好きだった。由美がいったあとは必ず宏一が優しくしてくれる。この思いが恥ずかしい行為でも宏一の前でできる理由の一つだった。

今の絶頂は由美に最高の快感を与えた代わり、我慢が過ぎたためにかなり体力を消耗したようで、ぐったりと宏一にもたれかかってきた。もちろん、宏一の肉棒はまだまだ終わっていない。しかし、由美は立ち上がって肉棒を抜いてしまった。

「由美ちゃん、お代わりは欲しくないの?」

「はぁ、はぁ、はぁ、ごめんなさい。ちょっと疲れてしまって・・・。ちょっと休めば大丈夫ですから」

そう言いながら、乱れた制服を直そうともせずに息を乱している。

机に手を置いて息を整えている由美の姿は強烈に宏一をそそった。

開いたセーラー服の間から可愛らしい乳房が顔を出している。

宏一は我慢できなかった。素早く立ち上がると由美の両手を机につかせ、スカートを捲り上げて一気に可愛らしい尻に肉棒を突き立てた。

「ああんっ、宏一さん、待って、もう少し、ああぁぁっ」

由美は嫌がりながらも完全には抵抗せず、肉棒が当てられると少し尻を突き出してスムースに受け入れ、自分から少し腰を動かして髪を振り乱しながら喜んだ。宏一は制服から突き出した由美の膨らみを両手の中にすっぽり納め、感触を確かめながら揉み上げる。

「由美ちゃん、最高だよ。可愛いよ」

「宏一さん、凄い、凄いっ」

少し動いただけで、由美は2回目が近づいてきた事を知った。宏一もだいぶ良くなってきたようだ。

「由美ちゃん、出してもいい?」

「今日は、今日は許して下さい。お願い」

「それじゃ、お口でしてくれるの?」

「ああん、します。だからベッドで。でも、その前にぃ」

宏一は長いストロークで由美を深く貫いた。これで宏一自身は放出せずに由美だけをいかせる事ができる。

「ああぁぁぁぁぁっ、くうぅっ」

由美の身体が立ったまま硬直すると、宏一は慌てて肉棒を抜き、ベッドに移って仰向けになって由美を待つ。由美はぐったりと崩れ落ちそうになる身体を引きずるようにベッドに移動し、宏一の上で反対向きになって肉棒を含んだ。宏一はその由美のスカートを捲り上げると秘唇の中に顔を埋め、由美に三回目を与える作業に入る。

「んはぁ、んはぁ、んはあっ、んぷっ」

喘ぎながら由美は慣れた手つきで肉棒をしごきながらフェラチオに熱中した。しかし、いくらもしない内に由美の身体が動かなくなってきた。

「んはぁっ、ああっ、ダメ、またすぐにいっちゃいます、宏一さん、ああっ、少し我慢させて下さい。ああうぅっ、いっちゃう、いっちゃいますぅっ」

由美のその言葉が宏一の最後の引き金を引いた。

「ほうら、でるよ。由美ちゃん、ほら、出るよ」

由美は最後の力を振り絞って肉棒を含み、手で素早く幹の部分をしごいた。宏一が感覚を解放すると、小さな口の中にたっぷりと精が注がれる。由美は必死になって最後まで飲み干そうとした。

しかし、放出感に満足した宏一がご褒美に由美の乳房を揉み上げながら秘口の中に舌を差し込んできた時、由美の身体も最後の絶頂を極めた。

「はぅぅぅぅぅーーーっ」

思わず宏一の茂みに顔を擦り付けたために、飲みきらなかった最後のしずくが肉棒の先端から由美の頬に擦り付けられた。由美は全身を硬直させて快感に耐えたあと、息を乱しながらもゆっくりと肉棒の先端をチュパチュパと啜っている。完全に満足した二人は、そのまましばらく動かなかった。

やがて由美がゆっくりと起きあがり、服装を整え始めた。

「由美ちゃん、嬉しかったよ。ありがとう」

「宏一さん、私も・・・」

由美も満たされた表情で宏一にはにかむように答えた。

「宏一さん、ロンドンに行ったのは学生の時だったんですか」

「そうだよ。どうして?」

「ううん、英語が上手いから・・・そう、3年前の事なんですね」

服装を整え終わった由美は何かに納得したようにそう頷くと、宏一に手を回してキスをねだり、積極的に舌を絡めてきた。そして、嬉しそうに部屋を出ていった。

マンションを出た由美は、直ぐ近くのコンビニの前で立ち止まるとカバンから先程郵便受けで見つけたロンドンの絵はがきを取り出し、それを細かくちぎってゴミ箱に入れ、駅に向かって歩き出した。