第106部


 たっぷりと量感のある乳房を可愛がりながら、晃一は麗華が全く足を擦り合わせていないことに気が付いた。『実はそれほど感じて居ないのかな?』と思ってみるが、目の前で声を上げて乳房を差し出してくる麗華を見ているととてもそうは思えない。『ちょっとだけ確かめてみるか?』と思い晃一は左手で麗華の右の乳房を揉みながら左の乳房に吸い付き、右手を麗華の腰から股間へと撫で下げていく。
麗華は『これって違うっ』と思いながら声を上げ続けていた。力任せに揉んでくる彼とは違い、麗華の感じ方を確かめながらちょうど良い加減で乳房と乳首を可愛がられるので猛烈に気持ち良い。麗華は声を上げて仰け反りながら晃一の右手がパンツへと滑っていくのを感じていたが、気持ち良さが先行して嫌がったりはできなかった。
しかし、晃一の右手がパンツの上を滑って布地の上から秘核の辺りを触ってきた時、麗華の腰はビクンと跳ね上がった。
「ああっ、そっちはぁっ」
「こっちはどうかな?」
晃一は更にパンツの上から秘核の辺りを優しく揉んでくる。麗華の身体の中に新しい快感が吹き出した。
「ああっ、だめっ、そっちはぁっ、ああっ、待って、ああぁぁっ」
麗華は慌てて晃一の手を掴んで押さえた。
「嫌なの?」
「・・・・・待って。今されたら・・・はぁ、はぁ、はぁ・・・お願い」
その言葉だけでは嫌がっているのか単に躊躇っているのかはっきりしない。
「こっちも可愛がってあげるよ」
「待って、そこをされたら・・・お願い、手をどけて・・・・」
麗華はそう言って掴んだ晃一の手を引き上げようとした。
「それじゃ、手は止めるね」
「お願い、手はだめ・・・・」
麗華は晃一が手を引き上げたので少し安心した。あのまま刺激され続けたら一気に夢中になって最後まで進んでしまいそうだった。乳房は全面的に許した麗華だが、まだそれ以上進むのかどうか迷っていたのだ。
しかし、晃一の視線が下半身に移っていることを感じた麗華は、
「ちょっとぉ、どこみてんの?」
と俯せになって晃一の視線を外した。しかし、晃一は既にその気になっている。
「大丈夫。そっと触るだけだから」
と言うと麗華のスカートの中に手を入れて麗華のお尻を撫で回し始めた。まだ敏感な部分には触られていないが、じわじわと快感が広がりそうな気がした麗華はキュッとお尻をすぼめた。
「おや?お尻が緊張してるのかな?」
晃一はそう言いながらパンツの中心へとそっと指を下ろしていく。
「あっ」
麗華は敏感な箇所に指が進んできたので慌てて晃一の手を押さえようとした。しかし、俯せになっているので後ろ手になってしまい、力が入らない。晃一の手を握りしめるのが精一杯だ。晃一はパンツの中心の辺りをゆっくりと指でなぞりながら、
「感じ始めてるんだね。大丈夫。安心して良いよ」
と言いながら更に布地の上で指を上下させた。
「あ・あ・あ・ああぁぁ・・・・そこは・・・・ちょ、ちょっと待って・・・・」
麗華は晃一の手を止めようとしたが、晃一が敏感なところをそっと触ってくるのでパンツの上からとは言え身体の中をビンビンと快感が走り抜ける。麗華がはっきりと嫌がらないので晃一はもう少しだけ先に進むことにした。
「それじゃ、お尻から触るね」
そう言うとパンツの中へと手を滑り込ませた。
「あっ、ちょっと、待って」
麗華は慌てて手に力を込めたが、既に晃一の手は麗華の小さなお尻をすっぽりと包み込み、更に割れ目の中へと指を進めてくる。
「痛い?」
そう言ってぐいっと指を麗華の秘唇へと差し込んだ晃一は、そこが既にねっとりと濡れていることに気が付いた。ねっとりとした秘唇の間をゆっくりと晃一の指が這い回る。
「あうぅぅっ・・・・ま、待って、お願い、それは・・・・待って・・・」
麗華は必死になって晃一の指の進行を止めようとするが、直に触られる快感は直接ビンビンと響く。
「あうっ、そこはぁ、ああっ、待って、あうぅっ、ああんっ、ああぁぁっ」
麗華は何とか晃一の手を引き抜こうとしてみたが、しっかりと股間に食い込んだ晃一の手はパンツの中に差し込まれているので、引き抜こうとしてもパンツが晃一の手を持ち上げるのを邪魔してしまう。その間にも晃一の指はゆっくりと秘唇の中を掻き回し、次々に押し寄せる快感が麗華の抵抗を奪っていった。
「あああぁっ、だめぇぇぇ、ああああぁぁぁぁぁっ、ああああぁーーっ」
麗華は晃一の手をどけることができないと悟ると、取り敢えず乱れたスカートを晃一の手の上から掛け、両手をぎゅっと胸の下ですぼめて快感に耐える姿勢に入った。麗華が観念したのを確認した晃一は、さらにじっくりと麗華の秘唇の中を掻き回し始める。
どうやら麗華の秘唇は薄めで、足が細いのでパンツと両足の間にかなり隙間があることが分かってきた。秘核の近くを指で探り出すと、ゆっくりと平らな部分を指先で撫で回す。
「ああぁっ、あっ、ああんっ、だめぇ、ああんっ、そんなにされたらぁっ」
「だいじょうぶ。ゆっくりするから。感じていて良いんだよ」
晃一の指はゆっくりと優しく秘唇の中を撫で回し、麗華の中に次々に快感を送り込んでいった。『ああああ、気持ち良い。とっても良い。このまま続けられたら最後まで行っちゃいそう。でも、このままにしてくれたら・・・あああぁ、どうしてこんなに・・・』麗華はどうしようも無い快感に身を焦がし、だんだん抵抗できなくなっている自分に戸惑っていた。晃一の愛撫はあくまで優しく、快感がじわじわと押し寄せてくる。もっと強く、激しく触ればもっと感じるのは明らかなのだが、晃一はそれをしてこない。自然に麗華の腰はもっと触って欲しいと言うように軽く突き上げられてきた。
麗華のお尻が軽く持ち上がってきたことを察した晃一は、撫で回している位置を少しずらし、今度は秘口の周りを撫で始めた。麗華の秘口は指で触っていてもはっきりと凹んでいるのが分かる。すると麗華が敏感に反応した。
「そ、そこはだめっ」
「どうして?ここを可愛がられると気持ち良いだろ?」
晃一の指が秘口の周りを軽く撫で始める。
「ああんっ、そこはしないで。そこはだめよぉ」
「そうなの?ここはいや?」
そう言うと晃一は少しだけ指先を秘口に差し込んできた。まだ肉門の手前だ。
「ああっ、そこに入れられたら、ああぁぁぁぁぁ、だめぇぇぇぇ、入れないでぇぇぇ」
麗華は今指を入れられたら絶対に強烈な快感が身体中に溢れてしまうと思った。そして、半分それを覚悟した。しかし晃一はあっさりと、
「分かったよ。入れない方が良いんだね」
と言うと指先を直ぐに肉門から引き抜いてしまい、また秘核の近くへと戻っていく。しかし、今度は秘核の近くだけでは無く、そっと秘核を指で可愛がり始めた。
「はうぅぅぅんっ、あああああああ、そこまでするぅぅぅぅ、くうぅぅっ、はあぁぁぁっ、ああああんっ、いやぁぁ、変な声が出てるぅ」
麗華は指を入れられなかった代わりに秘核を可愛がられ、更に快感に身を焦がすことになった。
「大丈夫、このまま感じていてごらん」
「このまま?このままなの?」
麗華は晃一が何をしたいのか分からずに戸惑った。こんなことを続けられたら敵わない。
「うん?このままは嫌かな?かなり感じてるみたいだけど?」
そして時折晃一が秘口の周りを可愛がり、更に入り口だけに指をちょこっと入れては直ぐに抜いてしまう。その度に麗華は『今度こそ入れられる』と耐える体勢に入ったが、直ぐに期待を裏切られてしまった。
麗華は『こんなこと続けられたら私の方が我慢できなくなる』と思ったが、愛撫の気持ち良さと無理やり先に進もうとしない安心感からどうしても今の愛撫を拒絶できない。晃一の指は秘核の近くをゆっくりと可愛がってから指先だけを秘口に入れ、直ぐにまた抜いてしまうと言う動作を繰り返していた。この時麗華は分からなかったが、晃一は麗華の秘口の入り口の感触を楽しんでいた。入り口に指を入れるとキュッと萎んで指を挟んできて、それをそっと抜いていくとポンと絞り出される感触が独特で、それを何度も楽しんでいたのだ。
しかし、こんなことを何度も繰り返されたら麗華の身体にも我慢の限界はあった。何度も入り口に指を入れられる度に自然と『もう少しだけ奥に』と思ってしまうのは仕方の無いことだった。何度目かに晃一が指をそっと入れてきた時、思わず、
「そ、そのまま・・・」
と言ってしまった。しかし、晃一の指はそんな声など聞かなかったかのように直ぐにまたゆっくりと出て行ってしまった。
「あああん・・・・」
次第に麗華の声は残念そうな響きを帯びてきた。ここまで入れられたのならもっと奥まで入れられても変わりは無いと思うようになってきた。
「ああん、いつまでこんなこと繰り返すのぉ?」
麗華は晃一に、まるでおねだりをするかのように問い詰めてしまった。
「麗華ちゃんはここから先に進むのが嫌だって言ったからだよ」
「だって、そこまで入れてるのに・・・」
「入れて欲しくなったの?」
「それは・・・・・・」
さすがに自分からもっと入れて欲しいとは言えなかった。
「だからもう少しするからね」
「ええ?まだするのぉ?もういいでしょ?ああんっ、だからぁっ」
麗華は晃一の指が入ってくると再び身構えたが、少しだけ入り口にとどまった指は抜けて行ってしまった。さすがに麗華も限界に来た。
「ああぁぁ、もういやぁ、入れるなら早く入れてぇ」
とうとう自分からそう言ってしまった。
「指を入れて欲しいんだね?」
晃一はわざと確認した。麗華が何も言わずに居ると、
「このままかな?」
と更に焦らす。
「いやぁ、このままはいやぁ」
「指を入れて欲しいの?」
こう言われては素直に言うしかなかった。
「入れて」
途端に晃一の指が麗華の中にグッと入ってきた。最初は人差し指だ。
「はあああぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーっ」
麗華の身体の中に一気に快感が吹き上がった。我慢していた分、壮絶な快感だった。指でこんなに感じるとは麗華自身思っていないほど、髪の毛が逆立つような快感だった。
麗華の中は既にぐっしょりと潤っていた。入り口の締め付けがきつい割には中はゆったりとした感じで、中で指を遊ばせることができるほどだ。
「ああぁぁぁぁぁっ、来たぁぁぁぁぁっ」
麗華は息もできないほどの快感に身を焦がした。とてつもなく気持ち良かった。
「麗華ちゃん、感じてくれてる?」
「ああぁぁぁ、そんなこと言わないで。はうぅぅぅぅん、ああぁぁぁぁぁぁっ」
麗華は晃一の指でたっぷりと快感を身体の中に染み込ませた。晃一は軽く指を出没させながら、麗華の反応を探っていた。すると、どうやら麗華は奥よりも入り口近くをゴシゴシされる方が喜ぶことが分かってきた。奥への挿入を喜んでいた友紀とは反対だ。
麗華は余り下付では無いので、何度もゆっくりと指を出し入れする内に自分から少しずつお尻を持ち上げてきた。
「もっと欲しいのかな?」
晃一がそう言って指を中指に代えて麗華の中に押し込む。
「ああああああぁぁっ、そんなにぃっ」
麗華はそう言ったが、明らかにその声は晃一の指を歓迎していた。晃一が指を麗華の中で遊ばせると、
「あああああっ、中で動かしてるぅっ」
と仰け反って喜んだ。少しの間指で楽しんでいた麗華だが、そのうちにだんだん指では無く肉棒が欲しくなってきたことに気が付いた。しかし、さすがにそれは言えるはずも無かった。だから指でできる限り楽しもうとした。
晃一は麗華が自分から尻を持ち上げてきた時、麗華自身がその気になってきたことに気が付いた。もしかしたらこのままパンツを下ろして挿入に進めば入れそうだと思った。しかしそれでは晃一が無理やり挿入した悪者になってしまう。その気になっているのなら更にそれを焦らしてやれば麗華は自分から欲しがると思った晃一は、指をそれほど大胆に動かさず、麗華が更に先が欲しくなるように快感が強くならないように調節した。
その代わり、指を奥まで入れたり、一旦抜いて秘核を可愛がってからまた入れたり、を繰り返した。
『だめぇっ、そんなことされたらもっと欲しくなっちゃうっ』麗華は、晃一の指技に声を上げながらも、何とかここまでで我慢しなければと思っていた。既に肉棒が欲しくなってきていたが、それを言えない以上我慢するしか無いのだ。幸い晃一は指を大胆に動かしてこないのでいってしまう心配は無さそうだ。その代わり焦れったさがどんどん募ってくる。麗華は必死の思いで自分の手を後ろに回すと、晃一の手を掴んだ。
「お願い、指はもう・・・・抜いて・・・」
そう言うのが精一杯だった。すると晃一の指はゆっくりと抜けていった。麗華は思わずお尻を突き上げそうになったが必死に我慢した。そして晃一の指がパンツから抜けると、もう後ろから攻められないように両手で胸を隠して仰向けになった。これならいつでも晃一の手を押さえることができる。
しかし晃一はそれを曲解した。指の次をして欲しがっていると思ったのだ。
「それじゃ、こんどはこっちだね」
そう言うと晃一は麗華の股間へと移動した。ゆっくりと麗華の両足を開いてその間に入る。
「え?どうするの?見るの?」
麗華はされるがままに足を開きながらも晃一が何をしたいのか分からずに戸惑った。パンツを掃いたままなので脱がされないように腰をグッと沈める。
「大丈夫。手は使わないから」
そう言うと晃一は麗華の足を大きく開いてパンツの上から顔でスリスリし始めた。既に敏感になっていた秘核の上からスリスリされると、麗華の中で快感が吹き上がる。
「ああぁぁぁっ、それはぁぁぁっ、ああああっ、ああああっ、あああぁぁぁーーっ」
麗華はパンツを掃いたまま感じ始めた。こんなやり方があるとは知らなかった。パンツを掃いたままでも十分に気持ち良い。敏感になっていた麗華の秘部は晃一の愛撫でゆっくりと液体を吐き出し始めた。
「ちょっとぉっ、ああぁぁ、そんなことぉ・・・・」
麗華はパンツの上からでも強く感じることに驚いた。直接されるのとはまた違った快感だ。『こんなこと続けてたら絶対最後まで行っちゃう。嫌って言わなきゃだめ、早く言わなきゃ。・・・でも、気持ち良い・・・ああん、嫌って言えないぃ』麗華は嫌がろうと思っていたが、まだ頭のどこかで『ここまでなら大丈夫。もう少しだけ。入れられてる訳じゃ無いから』と考えていた。『それに、とっても触り方が優しいの、安心できるの・・・』と思っていた。まさかここまでされるとは思っていなかったが、念のために家を出てくる時に入念にシャワーを浴びてきて良かったと思った。
「ああん、あん、そんな嫌らしいこと、ああぁぁぁん・・・・」
麗華が嫌がらずに声を上げて喜び始めたので、晃一は更に先に進むことにした。更に麗華の細い両足をグッと開いて軽く持ち上げ秘部を剥き出しにすると、股間のパンツの布地が一番狭い隙間から舌をそっと差し込んだ。
「ああああぁぁっ、ああーーっ、どうしてぇーーっ」
麗華はびっくりした。パンツを脱いでいないのに舌で秘口の辺りを舐められたからだ。少し横からだがヌメヌメと這ってきた舌が秘口の周りを舐めている。麗華は晃一の舌の先がクネクネと秘核と秘口の間の敏感な部分を動き回るのを感じ、思わず声を上げた。
「ちょっとぉぉっ、何してるのぉぉっ、ああぁぁぁっ、ああぁぁんっ、それはだめぇぇぇっ」
麗華はそう言ったが、身体が快感に仰け反ってしまい、晃一の舌がパンツの中に伸びてくるのを拒絶したりはできなかった。麗華が受け入れたことを察した晃一の舌は更に微妙に上に上がって秘核の近くを舐めてくる。そして、右から舐めていたのが左からに替わり、何度も丁寧に敏感な部分を舐めてきた。
「パンツの上からなんて反則よぉぉっ、あああぁぁぁーーっ」
「上からじゃ無いよ。分かるでしょ、ほら」
そう言って晃一が再び舌を横から差し込んでいくと、麗華にも晃一が何をしているのか分かったらしい。
「そんなぁっ、中に舌を入れるなんてぇぇっ、ああああぁっ、そんなにしないで、お願いだからぁっ」
声を上げながら喜びの声を上げる麗華を見て晃一は、このまま先に進めると確信した。更に舌を差し込んでたっぷりと舐め続ける。
「あああぁぁっ、そこはぁぁっ、これじゃ脱がなくても意味無いぃっ、ああぁーーーっ」
麗華はたっぷりと舌を差し込まれて秘部をあちこちから舐められ、こんなことをされるのならパンツを履いていても意味が無いと思った。そして、何度も舌の先に気持ち良いところを舐め回されている内に、どうせされるのなら脱いでも同じだと思い始めた。
だから、たっぷりとパンツに舌を差し込まれて舐められた後に晃一が顔を上げて、
「さぁ、そろそろ脱いでも良いよね?」
と麗華のパンツに手を掛けた時には自然に腰を浮かせてパンツを脱がされるのに協力した。麗華の茂みは海苔のように長方形で小さい割に密度は濃い。麗華は最後の一枚を脱いだのに、不思議と後悔も恐れも感じ無かった。それどころか、何となく『なんか今日の私、ちょっと違うかも。もしかして、このまま最後まで行っちゃうのかも・・・・・』と感じていた。