第133部


「はい」
結佳は返事をして晃一の反応を待った。
『私、スイッチが入っちゃってる。今は完全に』結佳は自分で普段とは違う自分にそう思った。
「それじゃ、おねだりしてごらん」
案の定、晃一は結佳におねだりを要求してきた。ただ、これは想定の範囲内なので結佳にしても納得済みだ。結佳は恥ずかしさを堪えておねだりを口にした。
「指を・・・あそこを・・・もっと刺激して下さい」
「ちゃんと、指でおまんこを掻き回して下さいって言えないの?指示代名詞だけじゃ分からないよ」
そう言って晃一は指を結佳の秘口の回りで遊ばせた。
「それは・・・・指でおまんこを掻き回して・・・」
「こう?」
晃一がグイッと中指を結佳の中に入れた指を中で回した。
「はああぁぁぁーーーっ」
結佳も自分で驚くほどの声が噴き出した。思わずシーツをぎゅっと握りしめて快感に備える。既に結佳の中は完全に準備を終わっており、ねっとりとした液体が肉壁の間で指に纏わり付いてきた。どこを掻き回しても結佳の肉壁は直ちに反応して、その部分で指を包み込もうとする。凄い肉壁だった。
「はあぁぁぁぁぁぁぁ、ああぁぁん、あぁん、あん、あん、あん、あん、あん・・・」
結佳の口から止めども無く声が漏れ、結佳は必死にシーツを掴んで快感に流されまいとしている。
「どうなの?きもちいいの?」
「はい・・、気持ち良いっ」
「もっとして欲しい?」
「あぁっ、あんっ・・・・・」
結佳は快感を受け止めながらも直ちにおねだりはしなかった。おねだりばかりすることに違和感があったのだ。しかし、そんな結佳に晃一は容赦なかった。
「そうなの?それじゃぁ、ゆっくりと抜いて・・・・」
「ああんっ、そんなぁっ」
結佳の抗議にもかかわらず、ゆっくりと晃一は結佳の中を掻き回しながら指を少しずつ抜いていく。それは掻き回されている結佳にとって直ぐに引き抜かれつつあることが分かった。
「ああんっ、いや、待って、あぁっ、そんな、待って」
「ん?どうしたの?」
晃一は引き抜き始めた指を止めて結佳の顔をのぞき込んだ。結佳は自分からお尻を突き上げることで少し抜かれた指を再びしっかりと収めると、晃一の顔と反対を向いて覗き込まれないようにした。
「どうしたの?」
「それは・・・・・続けて下さい・・・・」
「そう?それじゃ、このままね」
そう言って晃一は再び指を動かし始めた。
「はぁぁぁぁぁぁーーーーーっ、はぁぁっ、あん、あん、あんあんあんあん・・」
再び結佳の中に快感があふれ出す。すると、晃一は何も指を変えていないのに、結佳の方から更にお尻を突き上げ始めた。どうやら、もっと指をしっかりと収めたい、と言う気持ちがそのまま出ているようだ。
「おやおや、結佳ちゃん、お尻が上がってきたね」
「抜かないで、そのまま・・・ああぁっ、そのままぁっ」
「ずっとそのままにしてるよ。結佳ちゃんがお尻を突き上げてるんだよ」
「そんなこと、ないっ、ああぁぁぁぁーーっ、だめぇっ、ああああっ」
「ほうら、こんなに高く上がっちゃったね」
「それはいやぁぁぁ、あああぁぁっ、このままぁっ、このままでぇっ、ああっ、いっちゃいそうですぅっ」
「ほう、もういっちゃいたいのかな?」
「ああんっ、弱くしないで下さいっ」
「弱くなんかしてないよ。結佳ちゃんの中、凄く動いて指に絡んでくるよ」
「そんなことわかりませんっ、ああぁぁぁぁっ、そのままぁぁぁ」
「じゃぁ、結佳ちゃんはこのままいっちゃって、終わりにしたいんだね?」
そんなことを言われても、結佳に次のことなど考えている余裕は無かった。
「そんなの知りませんっ、ああぁぁっ、あんっ、あんっ、あんっ、あんっ」
結佳は高く突き上げたお尻に合わせて少しでも自然な姿勢を取ろうとしたので、自然に四つん這いの格好になってきた。
そこに晃一の手が左手が伸びてきて、結佳の胸の辺りを下から撫で上げ始めた。
「ああぁぁぁんっ、あああああああああっ、それはああああっ」
結佳は抗議しようとしたが、制服の上から撫でられているだけなのにとてつもなく気持ち良い。気持ち良すぎて話せないのだ。
「ほう、こっちも感じてるんだね?」
「あああぁっ、それはぁっ、ああん、あんあんあんあんあんあんあんあんっ」
両方から攻められて結佳は一気に登り始めたようだ。声がどんどん切羽詰まってくる。
『制服の上から撫でられるだけでこんなに感じるなんて、なんて感度の良い子なんだ』晃一は結佳の感度に驚きながらも、結佳の中を優しく掻き回していたが、途中でふと思って胸の愛撫を中止した。
「あぁ・・・・・ああん、あん、あん、あん、あん、あんあんあんあんあん・・・」
結佳は相変わらず中を掻き回されて感じているが、明らかにトーンは下がった。そして、それまで上り調子だった結佳の声に不満そうな響きが混じってきた。
「ああん、あん・・あんあん・・・ああん・・・あんあんあんっ・・・・」
晃一は結佳をわざと不満になるように追い込んだのだ。結佳ならこのまま指と胸だけでも十分に達してしまうだろうが、それでは晃一が挿入する機会は無い。だから、指だけでは不満な状況を作り出してみたのだ。
そんな晃一の策略に、結佳はまんまと嵌まった。
「ああん・・・あんあんあんあん・・・あんっ、・・・晃一さん・・・・」
結佳は気持ち良いのに登っていけないことにだんだん不満になってきた。
「どうしたの?」
「このままじゃ・・・ああっ・・・・気持ち良いけど・・・・ああぁぁ、あんあんあんあん・・」
「このままは嫌なの?」
「何か・・・・・欲しくなってきて・・・・・」
「なにが?」
「あの・・・あん、あん、あんあん・・・・入れて下さい・・・」
「結佳ちゃん、ちゃんと言ってごらん」
そう言うと晃一は指の動きをずっと小さくした。それでも結佳は、晃一の中指でゆっくりと中を掻き回されながら、四つん這いでおねだりをした。
「晃一さんの・・・あれを・・・・入れて下さい・・・」
「ちゃんと言えないんだっけ?」
「おちんちんを・・・おまんこに入れて下さい」
「欲しくなっちゃったの?」
その質問は結佳のプライドを傷付けたが、おねだりだけなら我慢できると思った結佳は、
「はい、早く入れて下さい」
と言った。
「それじゃ、入れてあげよう」
晃一の勝ち誇ったような言葉に結佳は反発を覚えたが、今はそんなことを言っている場合では無い。身体はもっと欲しがって大変なのだ。結佳は晃一がガウンを脱いで挿入の体勢に入る気配を感じながらも、四つん這いのままじっと待っていた。『きっとゴムを付けてるんだ。あと10秒で入れて貰える。早く入れて、もう我慢できない』
一方晃一は、再び結佳の中には入れることに夢中になっていた。冷静さを欠いていた、と言えばそうかも知れない。とにかく、結佳を焦らしておねだりをさせ、挿入することばかり考えていた。挿入の体勢に入ると、肉棒の先で結佳の秘唇を撫でたり秘口を軽く突いたりする。
「ああん、そんな、ああんっ、ああぁっ、ちょっと、ああっ」
結佳は入れるつもりが無くて遊んでいるだけの肉棒に翻弄された。
「いや、早く、あんっ、入れるなら早くっ、ああっ、ああっ」
「入れて欲しくなった?」
晃一は肉棒の先端を肉門まで押し込んでから止めた。
「ああぁぁぁっ、そ、そこはぁっ」
結佳は貫かれそうで貫かれないギリギリの焦らしに我慢できなかった。結佳も完全に冷静さを無くしていたのだ。
「そのまま入れてぇぇっ」
「ん?こう?」
晃一は先端が肉門を掻き分け始めたところまでで止める。結佳にとっては、快感が急激に建ち上がったのに、その先が来ない、気持ち良いのに満たされない残酷な焦らしだ。
「いやぁぁっ」
結佳はそう言うと、自分からお尻を下げた。それは晃一に任せずに自分からに公方を飲み込んでいこうとする動きだった。
「うぁぁぁぁぁぁっ」
結佳の独断での挿入は少し成功した。結佳が容赦なくお尻を下げたことで、肉棒の先端は肉壁を押し分けて中に入り、結佳に素晴らしい快感を与えた。
「あああぁぁぁぁぁぁぁぁっ」
しかし、それ以上下げようとしたところで、晃一の両手にがっしりと抑えられてしまった。
「ああぁぁあん、あんっ、ああぁぁんっ、ああっ、だめぇっ」
結佳は中途半端な挿入に抗議をの声を上げた。もう、セックスの時でも乱れない可愛らしい言葉遣いどころではなかった。お尻を押さえられたことで挿入できなくなった結佳は、肉棒を引き抜かれると思ったらしい。
「いやぁぁっ、抜いちゃいや、そのまま入れて、もっとおぉっ」
「もっと?」
晃一がとぼけて言ったのが、結佳の気持ちのバランスを崩した。
「もっと奥まで入れて、奥までぶち込んでぇっ、早くぅっ」
晃一は結佳の口からこんな言葉が出るとは思っていなかったので驚いた。しかし、そこまで言われては引き下がるわけに行かない。
「これくらいかな?」
そう言うと、晃一は肉棒をゆっくりと結佳の中にグググッと押し込んでいった。結佳の肉壁は、晃一の肉棒を拒絶するかのように最初は挿入を拒んだが、先端が肉門を通り越して肉壁に包まれると、今度は逆に喜ぶかのようにグリグリと絡みつき始めた。まるで結佳そのもののようだ。
「あああぁぁぁぁぁ・・・・・・・・・・・・っ」
結佳は余りの快感に言葉が出なかった。髪の毛が逆立って身体が一気に熱くなる。
「ううぅぅぅぅ・・・・・・・っ」
晃一はそのまま一番奥まで肉棒を差し込んでいった。ゆっくりと最後まで差し込んだおかげで、結佳は自分の中に肉棒がどんどん入ってくるのがはっきりと分かった。『凄いっ、こんなに奥まで来たぁっ、つ、突き抜けちゃうぅぅぅっ』結佳は本当に肉棒に串刺しにされたかのような錯覚に陥った。それほど晃一の肉棒は結佳の中にしっかりと深く刺さっていった。
しかし、奥まで入ってしまえば肉棒はそこから動かない。それは結佳にとって耐えられないことだった。
「あああああぁぁぁっ・・・・・お願いっ」
「どうしたの?」
「ぅ、動いて・・・・・・」
「どうしたの?」
「早く・・動いて・・・・下さい・・」
「ん?結佳ちゃんの中はとっても気持ち良いよ。こうしてるだけでもね」
「それはいや、動いて、動いて」
「ちゃんとおねだりしてごらん」
結佳は少し考えて、さっきの恥ずかしいおねだりを思い出した。
「ズボズボして下さい。結佳はもう我慢できませんっ、早くぅぅっ」
結佳の切羽詰まった声に晃一の肉棒が反応した。今までは後ろから挿入しているため例のコリッとした部分が肉棒の表側に当たっているので余裕を持っていたのだが、結佳の肉壁が絶妙な強さで絡んでくるのでだんだん我慢できなくなってきた。このままでは後ろからとは言え、動けば出してしまうかも知れない。それなら後ろからではなく、一番気持ち良い体位で終わった方が良いのでは無いか?そう思った。
「結佳ちゃん、それなら、してあげるから上になって頂戴」
「そんなぁっ、動けませんっ」
「だいじょうぶ」
そう言うと晃一は挿入したまま結佳の身体を横に倒し、結佳の片足をグイッと持ち上げて身体の前を通して一度正常位での挿入に変えた。
「ああああああああぁぁぁぁっ」
敏感になっているところに、肉棒で掻き回された結佳は大きく仰け反って声を上げた。そのまま晃一は制服のままの結佳を抱きしめて上下を入れ替え、騎乗位にした。
「上は・・・ああん、上はいや・・・」
結佳はそう言ったが、既に我慢の限界に来ている。結佳の腰は自由に動かせるようになったことで自然に上下に動き始めた。
「上下に動いても良いけど、もっと上手に動く方法があるんだよ」
「そんなこと言わないで。ああっ、我慢、できないっ」
結佳の腰は不器用に動き始めた。
「さぁ、結佳ちゃんを最高にしてあげるから、上を全部脱いで」
「いや、すぐにして」
「だめ、脱いだらしてあげる。直ぐに」
そう言って晃一は腰を突き上げた。
「ああっ」
結佳は身悶えして声を上げた。
「ほら、脱いでごらん。おっぱいも可愛がってあげるから」
晃一はそう言いながらゆらゆらと腰を上下に動かした。その説得力は圧倒的だった。例えセックスの時でも胸を見られるのを嫌がる結佳は、普通のセックスだったら絶対に自分から脱ぐことはしないだろうが、今は身体がぎりぎりのところに来ている。交渉に時間を掛けている場合ではないのだ。
「はい・・・直ぐにして・・・」
そう言うと結佳は制服のリボンの下のジッパーに手を掛けた。しかし、そうしている間にも結佳の身体は我慢できなくなってくる。
「あ・・ああんっ・・・あん・・・あぁん・・・あっ、ああんっ・・」
結佳は肉棒に感じながら不器用に制服を脱いでいった。しかし、身体がここまで欲しがって感じ始めているので手元が揺れてしまって上手くジッパーを掴めないようだ。
「ほうら、もうすぐ最高にしてあげるからね」
そう言いながら、実は自分自身が我慢できなくなっている晃一は、何度か腰を突き上げて早く出没を楽しみたがった。
「ああぁっああああっ、だめ、今されたら脱げないっ、ああんっ」
結佳は肉棒に翻弄されながらも、何とかジッパーを下ろすと制服を開いた。結佳の可愛らしい乳房がブラジャーに包まれているのが晃一の目の前に現れた。見ると、既に乳首がしっかりと立っているのが良く分かる。結佳は制服を脱いで袖を抜いているので胸が無防備になっている。そのまま晃一は結佳のブラジャーに包まれた胸へと手を伸ばした。
「だめっ、今触らないでっ」
両手を慌てて抜いた結佳は敏感になっている胸を晃一の手から守ろうとしたが一瞬遅れた。
「はううぅぅっ」
結佳の身体に快感が突き抜けた。その時、結佳の腰が自然に反応し、自分で腰を前に押し出した。
「はうっ、あうっ、あんっ、あんっ、あんっ・・・」
結佳は自然に騎乗位で楽しむ方法を見つけてしまったのだ。結佳の腰がスカートに覆われたまま自然に前後し始め、可愛らしい声が部屋に響く。
「ああっ、ああっ、ああんっ、あんっ、あんっ、あんっ、止まらない、止まりませんっ」
結佳はそのまま腰を動かして感じ始めたが、晃一はそれを見ながら更に要求した。
「ちゃんと脱ぎなさい。そうしないとしてあげないよ」
「ああんっ、身体が、身体が勝手に動いて、ああん」
結佳は何とかブラジャーを脱ごうと背中に手を回しているが、腰がくねくね動くので安定せずに上手く外せないようだ。
「それならもう一度してあげよう」
そういて晃一が両手を伸ばしていくと、
「あっ、だめぇっ、いまされたらっ」
結佳は敏感になっている乳房を揉まれたらブラジャーを脱ぐどころでは無くなると慌ててブラジャーを脱ぎ捨てようとし、最後は無理矢理脱ぎ捨てた。そこに晃一の手が伸びてきた。
結佳がブラジャーを外すのとほぼ同時に晃一の手が直に結佳の胸を包んだ。
「ああああぁぁぁぁーーーっ」
結佳が恐れていて通りのことが起こった。乳房を揉まれた快感が秘部で増幅され、すさまじい快感が結佳の全身を貫いた。結佳は倒れそうな恐怖から晃一の両手をしっかりと掴み、自分の身体を支えた。それは、乳房がしっかりと揉み続けられることを意味する。
「ああぁぁぁぁぁっ、これだめぇぇぇぇっ」
結佳は晃一の手を自分の胸に押し当てたまま夢中になって腰を使った。結佳の越賀晃一の上でくねくね動き、結佳が肉棒を堪能する。今は晃一の手が身体を支えてくれているので思い切り腰を動かすことができるのだ。そのまま結佳は腰を前後に大きく振り、一気に頂上に向かって駆け上がっていった。
「そうら、ご褒美だよ。思い切り感じてごらん」
晃一はそう言いながら、固くて小ぶりな乳房を揉み、腰を突き上げた。
「ああぁぁぁぁっ、いっちゃうううううーーーーっ」
結佳は晃一の両手を離そうとせず、そのまま一気に上り詰めていく。もはや、何も分からなかった。本能が結佳を快感に導くのだ。結佳はあっという間に達した。晃一の植で結佳の身体がビクンと大きく仰け反る。
「あああぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーっ、ううううーーーーーっ・・・っくぅーーっ」
本当にあっという間だった。晃一が高まる間も無く、焦らされ尽くした結佳は上り詰めた。更にビクンビクンと結佳の身体が大きく痙攣した。
「ううぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーっ」
歯を食いしばって結佳が仰け反ると、晃一の肉棒はぎゅうぅぅっと締め上げられた。しかし、出没を始めて余りに時間が短かかったので晃一自身は達することができなかった。そのまま結佳が晃一の方に倒れてこようとする。
「まだだよっ」
そう言うと晃一は再び両手で結佳の乳房を揉みながら腰を突き上げ始めた。このまま結佳だけ達して終わってしまっては晃一とて我慢できない。晃一は一気にスパートを掛けて腰を突き上げた。
「ああっ、待って、待って、ああぁっ、いやぁっ、いやぁぁっ」
結佳は嫌がったが、直ぐにまた快感が襲ってきた。
「ああっ、またっ、またぁぁっ、だめぇっ、死んじゃうぅぅっ」
結佳は声を上げたが晃一は構わずにスパートを掛けていく。しかし、達したばかりの結佳の肉壁は、それまでの締め付けと絡み付きが弱くなっており、結佳自身が感じてはいるものの、晃一がそれまで楽しんでいたほどではなかった。それは晃一にとって意外だった。今まで、どんなときでも最高の快感を与えてくれていた肉壁が今一歩なのだ。
「もう少しだっ」
晃一は一心に腰を突き上げ、乳房を揉み続けた。
その間に、達したばかりの結佳が再び上り詰めていった。
「ああぁぁぁぁーっ、だめぇっ、またぁぁっ、ああああうううううーーーーっ」
グンと結佳の身体が仰け反り、そのままべたっと晃一の上に座り込んだ。晃一は更に何度か突き上げたが、結佳はもう乗ってこなかった。本人に挿入を楽しむ気持ちが無ければいくら晃一でも続けることはできない。膝でいくらかの体重を支えてくれなければいくら小柄な結佳とは言え、何度も突き上げるのは無理だ。
「だめ・・・・・もうだめ・・・・・」
結佳は晃一の両手を外すと、そのまま晃一の上に倒れていった。今や結佳が求めるのは快感では無く、安らぎなのだ。
晃一は仕方なく、結佳を抱きしめた。この期に及んで腰を突き上げようとは思わなかった。結佳の中で今や肉棒は最大限に固く大きくそそり立っているが、時は過ぎてしまったようだ。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・・・・・・・」
「だいじょうぶ?」
「抜いて・・・下さい・・・・死にそう・・・」
結佳がだるさと息の苦しさからかすかな声で懇願した。晃一は結佳をベッドに下ろすと、肉棒をゆっくりと引き抜いた。
「あん」
結佳の可愛らしい声が晃一の耳に残った。