第141部



菜摘はパンツを脱いだ時、既にはっきりとした染みが広がっているのを見つけて『あぁ、やっぱり・・・』と自分自身が如何に晃一を待ち侘びていたのか思い知った。今までにこんななことは無かったが、今日はとにかく感じ易くなっている。膝の上での愛撫はそれほど強くは無かったのに、はじめは拒んでいた自分でさえ優しく包んでくれた晃一に、菜摘は自分でも驚くくらい気持ち良かったし、恥ずかしいほど感じたし、こころから嬉しかった。菜摘は自分の身体は正直に晃一に抱かれたがっていると思った。
最初菜摘は晃一にテストのできが良くなかったことを説明して分かってもらってから次まで待ってもらおうと思っていたのに、いつもの自分はきっちりとけじめを付けるのに、今回はなし崩しのように晃一の愛撫に感じてしまったのが少し不思議だったが、染みの広がったパンツを見て菜摘は今はっきりと悟った。テストにこだわる気持ちより晃一を好きな気持ちの方が遙かに強いのだと言うことを。
勢いよくシャワーを浴びながら丁寧に身体を洗っていったが、既に乳首ははっきりと尖っていたし、そっと秘部を洗った時は気をつけないとため息が出る程だった。今の菜摘は最早、晃一に抱かれることしか考えていなかった。菜摘は隅々まで丁寧に身体の汗を流しながら、このままの姿でベッドで晃一に愛される自分を想像していた。
晃一は菜摘がシャワーを浴びている間にガウン姿に着替えていた。もちろんパンツは履いていない。そしてゆっくりとタバコを吹かしながら菜摘が出てくるのを待っていた。
そして、もともと菜摘を最初に抱いた時、何度も何度も嫌がりながらも晃一をけなげに受け入れていく少女がとても可愛らしかったことを思い出した。
最初晃一の社宅に来たときは胸を触るだけでも大変だったのに、それがパンツの中まで手を入れて敏感な部分を可愛がられて声を上げるようになり、更に服を脱いで一糸まとわぬ姿を晃一に晒すようになり、晃一の愛撫の喜びを教えられると恥ずかしがりながらおねだりするようになり、そしておねだりのご褒美に晃一の顔を秘部に押し付けて喜びの声を上げるようになり、そして口で一度いかされてから晃一の肉棒で貫かれ、肉棒の喜びに目覚めていった。そして何度も晃一の肉棒で貫かれる度に菜摘の中に埋もれていた少女の性が菜摘自身を開発していった。それは二人にとってとても楽しい日々だった。
晃一はソファで静かにタバコを吹かしながら、今までの菜摘を思い出すだけで肉棒に力がこもっていくのが分かった。
やがて菜摘が戻ってきた。きちんと制服を着た姿は部屋に入ってきた時と同じ、いや、髪もきれいに整っており、ここに来た時以上に可愛らしかった。
「パパ・・・・」
「こっちにおいで」
晃一がそう言うと菜摘は晃一に導かれるままに、晃一の近くに来た。すると、菜摘は晃一のガウンの間から既に肉棒の先端が少し顔を出しているのを見つけた。
『もうおっきくなってる。パパも私を早く愛したいのかな?』と思うと少しの不安も気にならなくなった。
晃一にリードされて菜摘はそっと晃一の膝の上に乗った。そっと横座りで晃一の肩のガウンの生地の上に頭を載せると、菜摘も晃一がガウン姿に変わっているのが嬉しかった。いよいよ二人の時間が始まるのがはっきりとわかった。
菜摘が膝の上に乗ったので晃一の左手が菜摘の背中を支えたが、その時晃一は菜摘の背中のラインからブラジャーをしていないことに気が付いた。
「菜摘ちゃん・・・・ブラジャーは・・・・」
「あのね、下着、付けてないの。・・・・・・パパ、私ってはしたない?」
「ううん、そんなことないよ」
「お願い、何にも言わないで優しくして」
菜摘はそう言うと晃一にキスをしてきた。菜摘からキスをされるのは初めてかも知れなかった。それに、菜摘が自分から下着を着けずに現れるというのも初めてだ。
「今日は上手におねだり、できそうかな?」
晃一が菜摘の身体を優しく撫でながら聞くと、
「ううん、今日はおねだり、しないの」
と菜摘が言った。
「おねだりをしてくれないの?」
「パパがして欲しいなら別だけど・・・・それなら、ちゃんとおねだりできるようにして」
「うん、それじゃぁ、頑張って菜摘ちゃんがおねだりできるようにしてみる」
「でも私、ちょっとやそっとじゃおねだりしないもの」
「どうかな?」
「ねぇ、試してみて」
「そうだね」
「ふふふふっ」
そのまま二人は再びたっぷりとキスを楽しんだ。お互いに微笑みながらキスをしているのが不思議で楽しかった。晃一は菜摘の舌を追いかけ回しながら、右手で制服のジッパーを下ろした。菜摘も分かっていながら晃一の好きにさせた。晃一の手つきはあくまで優しく、そっと菜摘の身体を扱っている。菜摘は比べてはいけないと思いながらも、高木の扱いとは全然違うと思った。晃一は菜摘の乳房を再び見られるし、愛することができるのが嬉しかった。
菜摘は目をつぶってじっと晃一に愛されるのを待っている。
晃一の手が制服の中にそっと差し込まれて菜摘の肌に触れると、菜摘の身体がピクッと震えた。そのまま晃一の手は制服を左右に更に大きく開き、可愛らしい半球形に膨らんだ小ぶりの乳房と先端の淡い色の乳首がかろうじて見える程度にした。そして最初は中指の先だけでゆっくりと乳房の下側をなぞるように愛撫していく。
本当を言えば、晃一は視線を乳房に釘付けにしたかった。それほど菜摘の乳房はきれいだと思った。ただ、あまりがっつけば菜摘は必ず不安になる。それが分かっていたから晃一はあくまでゆっくりと菜摘の乳房を愛するプロセスを選んだ。
菜摘は目をつぶったまま、晃一の指の動きを肌で感じていた。『あぁ、パパのやり方だ。ああん、もう感じて来ちゃって・・・・素敵だけどああっ・・・これじゃ・・・』菜摘は心の中で晃一の愛し方を思い出し、本当に我慢できるか少し不安になっていた。しかし、晃一が予想したように今日の菜摘は自分からおねだりを一切するつもりが無かった。晃一の好きなように愛して欲しかった。
「菜摘ちゃん、感じてくれてる?」
晃一が菜摘の乳房をそっと指でなぞりながら聞くと、
「ああぁぁぁ、パパ・・・・・嬉しい」
と菜摘が目をつぶったまま答えた。
そのまま晃一の指は少しずつ活動範囲を広げていき、時折乳首の近くを通ったが決して触れることは無かった。そして更に指を2本、3本とゆっくりと増やしていく。晃一は端正な菜摘の表情が感じることで妖しい雰囲気を出していくプロセスをゆっくりと楽しむつもりだった。
「ああ・・・・・う・・・・・・ううっ・・・・・」
菜摘は静かに愛撫を受けていたが、だんだん乳房が敏感になってきた。少しずつ息が荒くなってきた。晃一の指はしばらくの間3本で乳房の上を這い回っていた。既に菜摘の乳房は硬く張り詰め、胸と乳房の境ははっきりと九十度近い角度で乳房が盛り上がっていた。晃一はこの可憐な乳房を早く揉み込みたい欲求を堪えながら更に菜摘を追い込んでいく。丁寧に、優しく、そして少しずつ快感が強くなるように撫で上げ、乳首ギリギリで焦らしてから遠ざかっていく。
「はぁ、はぁぁ、ああん・・・・・ああああ・・・」
菜摘はじっと目をつぶったままだんだん我慢できなくなってくるのがはっきりと分かった。自然に足がはっきりと擦り合わされ始める。
「おや?菜摘ちゃんの足が我慢できなくて動いてるよ?」
「いや・・・そんなこと・・・・・ああぁぁ・・・」
菜摘は晃一に指摘されて足を擦り合わせるわけには行かなくなった。ただ焦れったいのをひたすら我慢する。しかし、その間も晃一の指は菜摘の乳首の上を這い回っていた。そして時々菜摘の乳房をグッと握って揉む混む時のように指を乳房の周りに置き、乳房全体をそっと包んで菜摘に予感を与えてから乳首の直ぐ近くを撫で回し、菜摘が無意識に胸を突き上げて愛撫を待ち始めると指を引き上げて離していった。
「あんっ、あう、ああああぁ・・・・・・」
菜摘は熱い吐息を吐き、今回もまた愛して貰えなかったことに落胆し、次こそは愛して貰えるかも知れないと微かな希望を抱いた。しかも、その間も菜摘の乳房はどんどん敏感になってくる。
菜摘がどんどん焦れてくる間、晃一も指を這わせながら菜摘が感じるのを見て我慢しているのが辛くなってきた。最初は乳首がやっと見える程度にしか制服を開いていなかったのに、菜摘が欲しがるのが可愛いので更に大きく制服を開き裾を少し捲り上げて乳房をはっきりと露出させた。以前には見慣れていた菜摘の形の良い乳房と色の薄い可愛らしい乳首が今再び晃一の目の前に差し出された。
「菜摘ちゃん、可愛いよ。まだ我慢するの?」
「ああぁぁん、いやぁぁぁ・・・ああうっ」
「おねだりはしないの?」
「しない。絶対にしないっ、私からはしないのぉっあうぅぅっ」
菜摘は余りの焦れったさに身体を軽く捻って悶えていたが、それでもおねだりをしたいとは言わなかった。そして更に何回か焦らされたとき、とうとう菜摘の身体は意思の力を上回って暴走を始めた。
「ああっ、あっ、あっ、あっ、はっはっはっはっ・・・」
菜摘の呼吸が急激に速くなり、指をなぞられる刺激だけでどんどん高みへと登っていく。しかしこれでいけるわけでは無いので直ぐにこの中途半端な高まりは遠のいていくだろう。
「ああぁぁぁぁぁぁ、ああぁぁんっ、あああああああ・・・・あぁぁぁ・・・ああん・・・」
菜摘は何度も晃一の焦らしに耐えた。その度に身体はどんどん敏感になって行った。しかし、最早限界に近いのは菜摘自身がよく分かっていた。
「パパ・・・」
思わずおねだりを思想になるが意思の力でグッと堪える。しかし、その唇はわなわなと震え、おねだりの言葉を抑えるのも限界に来ていた。おねだりしなくてもいってしまうだろうという予感がはっきりしてきたのだ。
「パパ・・・・・」
もう一度菜摘が言った。
「菜摘ちゃん、おねだりしたくなった?」
菜摘は思わず頷いてしまった。そうせざるをえなかったのだ。しかし、直ぐに、
「大丈夫。パパのしたいようにして」
と慌てて言葉を繋ぐ。どうしても自分からはおねだりしたくないのだ。
しかし、それでは菜摘がかわいそうすぎると思った晃一は、まずここは晃一から仕掛けることにした。
菜摘が喘ぎながらどうしようも無いという感じでグッと仰け反って乳房を差し出すと、乳房をなぞっていた右手で左の乳房の先端に小さく尖っている乳首を親指と中指で挟み、クリクリと乳首を捻りながら人差し指で先端を押し込んだ。それは完全に限界まで我慢していた菜摘には刺激が強すぎた。
「ああいいいーーーっ、ううううううぅぅぅぅーーーーーーっ」
限界を一気に超した菜摘は激しく両足を擦り合わせながら思い切り仰け反った。乳首を可愛がられた快感が秘核を経て菜摘をふわっと包み込む。
「はうぅぅぅぅーーーーーーっ、ううっ、ううっ、ううっ・・・」
菜摘は乳首を愛された刺激で身体を小さくピクッピクッと震わせた。それを見た晃一は驚いた。
「ああぁぁぁん、ああっ、はぁぁぁぁぁぁ」
菜摘は激しく息を弾ませている。
「もしかして菜摘ちゃん、いっちゃったの?」
「わかんないの。でも、そんな感じ・・・・ああああぁぁん、また・・」
菜摘は中途半端にいったらしく、身体は軽く痙攣はさせていたがまだ感じていた。完全にいってしまえば無反応期が現れるはずだが、そこまでしっかりいかなかったらしい。
「おねだりしてもいいんだよ?」
晃一が優しく言いながら、今度は右の乳房を可愛がり始めた。
「はぁっ、ああっ、あっ、あうぅっ・・・・」
菜摘は迷った。もう一度同じ事を右の乳房でされれば、きっとまた同じ事になる。しかし、これは本当に限界まで我慢しなくてはいけないので体力の消耗も激しい。
「パパ、私がおねだりしても嫌らしい子だって思わない?」
「まさか?思うわけ無いだろ?菜摘ちゃんはそんな子じゃ無いよ」
「嫌らしいこと言っても?」
「もちろん、こっちが言いなさいって言ってるんだから」
「いっぱいおねだりしても?」
「そうだよ。絶対に思わない。だからおねだりしてごらん?聞かせて?」
晃一はそう言いながら指を右の乳房に這わせ続けた。
「あああぁぁぁ・・・・もうだめ、限界、もう我慢できない」
「良いんだよ。言ってごらん?」
「パパ・・・・・・」
それでも菜摘は少し躊躇った。久しぶりに口にするおねだりは恥ずかしすぎる言葉だ。何を言えば良いかは十分わかっている。それを言えばしてくれることも。菜摘はその時、こうやって焦らされて恥ずかしい言葉を言うことが晃一との関係を改めて感じられるような気がした。そして、とうとう菜摘はそれを口にした。
「パパ、菜摘はおっぱいを揉んで欲しくて我慢できません。早く私のおっぱいを揉んでお口もして下さい」
菜摘がそう言うと、晃一は身体を屈めて菜摘の右の乳房を舌で可愛がりながら左の乳房を右手で揉み始めた。それは菜摘には待ちに待った愛撫だった。
「こうかな?」
晃一は片手にちょうどすっぽりと入る左の半球形の膨らみを右手で揉み上げた。
「あああぁぁぁーーーっ、いいーーーーっ」
菜摘は待っていたものを与えられ、晃一の膝の上でどうしようも無いといった感じで激しく仰け反りながら両足を擦り合わせたので、晃一は菜摘の上体を支えている左手で菜摘の首の後ろを支え直さなくてはいけなかったが、菜摘はそんなことお構いなしに声を上げて悶え続けた。
そして晃一は少し菜摘の身体を外にずらしてから身体を屈め、右の膨らみの先端を口の中に入れて舌で転がし始めた。