第143部



「はぁ、はぁ、あうっ、はぁ、はぁ、はぁ、あうっ、はぁはぁはぁううっ・・・・」
凄い絶頂だった。菜摘は余りにも激しく立て続けに頂上を極めたので身体中が鉛のように重くなって身動きすることができなかった。
晃一はその様子を顔を持ち上げて見つめると、菜摘の服を脱がし始めた。ぐったりとなった菜摘は息を弾ませるだけで腰を持ち上げることすらできなかったが、晃一は上手にスカートを抜き取り、そのまま制服も脱がして菜摘を全裸にした。晃一が何度も思い焦がれた少女の身体の全てが今目の前に現れた。均整の取れた身体、小ぶりだが綺麗に膨らんだ乳房、腰のライン、そして控えめな茂みに隠された秘密の大きめの秘唇まで全てが晃一に差し出されたのだ。晃一の肉棒はぎんぎんに漲っており、これ以上待つのは不可能だった。晃一はガウンを脱いだ。
しかし、待ちきれなくなっていたのは晃一だけでは無い。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、パパ、お願い、もう待つのは嫌、おちんちんを入れて。私のおまんこにおちんちんを入れて、もう待てない。はぁ、はぁ、はぁはぁはぁはぁ・・・」
菜摘は体力を使い果たしたのにもかかわらず晃一に挿入をねだった。晃一は何も言わずに手早くスキンを付けると、菜摘の眼前に晃一の隆々とそそり立った肉棒を突き出した。
「パパ、私の中に入れて」
「だいじょうぶ?」
「もう待てないの。待つのは嫌」
菜摘は力の入らない身体のまま、何とか少し足を開いた。
その間に晃一が膝立ちで入り、膝を開いて持ち上げると先端を宛がう。肉棒が振れただけで菜摘の身体は反応した。
「あうっ・・・・あっ・・・・早く、早く・・・ぅうっ」
晃一は慎重に入り口を定めると、そのままゆっくりと先端を入れてみた。
「ああああああっ」
菜摘の声は明らかに喜びの声だ。しかし、晃一は直ぐに深くは入れなかった。菜摘の肉門をゆっくりと押し分けて入りたかったのだ。少し押してみただけで、相変わらず菜摘の入り口は狭くて固いことがよく分かる。
「パパッ、そのまま、そのままっ」
菜摘はもっと入れて欲しくて仕方が無い。あと少しであの身体の中を無理やり押し広げるような感覚が手に入る。それこそ晃一そのものの感覚だ。
「入るよ」
晃一はそれだけ言った。
「来て、来て、・・・入れて。もっと、お願い、早く・・・もっとっ」
菜摘は両手を伸ばして晃一を抱きしめようとした。そうすれば肉棒は身体の中にしっかり入るからだ。しかし、晃一はゆっくりとしか入れていかなかった。
「菜摘ちゃんの中、相変わらず狭いね。ほうら、いちばん狭いところを通るよ」
晃一は肉棒を少し進めて先端が肉門をグッと押し分け、通り抜けた。途端に菜摘の中に大きな快感が吹き上がった。それは菜摘が待ちに待った快感だった。
「ああああああああああああああああああーーーーーっ」
快感に菜摘の身体が仰け反った。晃一は更にゆっくりと肉棒を進めていく。菜摘の中は前とほとんど変わっていなかった。肉棒が入って行くと菜摘の中の襞が肉棒にしっかり絡みついてくる。そしてそれが肉棒を擦り上げるのだ。更に、入り口では先程見たヒクヒクと痙攣している秘唇の動きが肉棒に伝わってきた。時折ヒクヒク、と肉棒の左右が軽く締め付けられるのだ。
「菜摘ちゃん、凄いよ、気持ち良いよ」
晃一は半分程肉棒を入れただけで十分に気持ち良かった。しかし、菜摘はそれでは満足しなかった。
「もっと、もっと来て、もっと思いっきり奥まで入れて、ああああぁぁぁっ、もっとぉっ」
菜摘は胃まで届くかと思う程深い、あの挿入を早く欲しかった。身体の中から晃一を感じたかった。
「もっと入れるよ」
晃一はそう言うと、更に奥深くまでゆっくりと肉棒を差し込んでいった。
「ああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ」
菜摘は更に大きく仰け反り、声を上げた。それしかできなかった。余りの快感の強さに息も苦しくなってきた。とてつもなく気持ち良い。それでも菜摘はもっと欲しがった。
「もっと、もっと入れてぇっ、もっと奥まで、全部入れてぇっ、ああああああああああっ」
菜摘が余りに欲しがるので、晃一は肉棒を全て入れた。菜摘の一番奥は狭くなっており、最後は中を引き延ばすような感じだ。
「全部入ったよ」
「す、すごいっ・・・・、あああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁ」
菜摘が仰け反ったことで高々と差し出された乳房を膝立ちのまま両手で揉み回すと菜摘の声が更に高くなる。
「ああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・」
そのまま晃一は一番奥に入ったまま動きを止めた。菜摘の肉壁を楽しみたかったのだ。既に菜摘の肉壁は活発に動いており、晃一が動かなくても肉壁の動きだけで十分気持ち良い。
「菜摘ちゃんの中、とっても気持ち良いよ」
晃一はまず挿入だけで取り敢えず満足した。しかし、菜摘は、
「抱いて、パパ抱いて、しっかり抱いて」
と両手を伸ばしてきた。
「うん」
晃一は菜摘に覆い被さり、両手で優しく菜摘を抱きしめた。腕の中の細身の身体を実感する。
すると、菜摘も両手を晃一の首に巻き付け、しっかりと抱きついてきた。更に両足が晃一の腰に巻き付いてきた。これでは晃一は動けない。
「パパぁっ、パパぁぁっ、あああぁぁぁっ、いいいぃーーっ」
菜摘は喜びの声を上げると、自分から腰をクイクイと押し付け始めた。出没と言うには余りに小さい動きだが、挿入が深いだけに快感も強い。
「ああああっ、ああっ、ああっ、ああっ、ああっ、ああっ・・・・」
菜摘はそのまま一気に駆け上がっていく。今度の快感は今までとは本質的に異なっていた。菜摘は身体全体で晃一を愛していた。挿入により生み出された快感が髪の毛の先まで走り抜けていく。
「だめぇっ、止まらない、止まらないのぉっ、ああぁぁっ、ああっ、ああっ、ああっ・・」
菜摘の身体が晃一の舌で小刻みに動き続けた。菜摘は晃一にしかられるかと思い、挿入を抜かれないように更にしっかりと抱きついてきた。全く、この可憐な少女のどこにこれだけの力があるかと思う程だった。
しかし、菜摘の最高の時間は長くは続かなかった。喜びを貪ったために駆け上るのを我慢できなかった。そして、あっと言う間に菜摘は頂上を極めてしまった。
「あああああっ、いっちゃういっちゃうーーーーーーっ」
その声と同時に菜摘の身体は大きくビクン、ビクン、と震えた。それは、上になっている晃一が一緒に動く程の震えだった。晃一は初めて菜摘の絶頂の痙攣を体感した。
『凄い、こんなに強い力で痙攣するんだ』晃一は菜摘を抱きしめながら少女の身体の神秘に触れたような気がした。
「うううううう・・・・・あうっ・・・・・・・あうっ・・・・・あうっ・・・・」
菜摘は更に何度も痙攣し、それが少しずつ小さくなっていくと、初めて息を弾ませた。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、ううっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、うっ・・・」
晃一にしがみついていた両手両足がぐったりと解けてベッドに落ちた。
「だいじょうぶ?」
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、うっ、はぁっ、だいじょうぶ、はぁっ、はぁっ、はぁっ・・・」
しかし、晃一はまだ動いていない。
晃一は菜摘が少しだけ落ち着くのを待ってから動くことにした。
「菜摘ちゃん、凄かったね・・・・」
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・・・・」
「少し落ち着いた?」
「うん、パパ、凄かった。一気にいっちゃった・・」
うっすらと汗を浮かべて微笑む菜摘も驚いているようだ。。
「菜摘ちゃん、どうだった?疲れた?」
「ううん、だいじょうぶ・・・・・・でも・・・・・」
「どうしたの?」
「私、良く覚えてないの・・・、何か夢中で言ってたような気はするけど・・・覚えてないの・・・・」
「可愛かったよ」
「でもパパ、まだしっかり入ってる。おっきいまま・・・」
「うん、そうだね」
「動きたい?」
「うん」
「いいわよ。して」
「菜摘ちゃん、大丈夫なの?」
「うん。あのね・・・・私もまた・・・・感じてきてる・・・あ、あああ」
「それじゃ、菜摘ちゃんの好きなように動くね」
「パパの好きなようにして良いのよ、ああっ、ああっ、やっぱりすごいっ、あああああっ、あっ、ああぁぁっ」
晃一が動き始めると、菜摘は身体を晃一に預けて再び感じ始めた。身体の中を巨大なものが大きく出たり入ったりするのがよく分かった。ほんの今たっぷりと絶頂を味わったはずの少女の身体は、今度は無理やり快感を与えられて登り始めた。今度は菜摘自身の動きでは無い、完全に晃一の動きによる快感だ。
「ああっ、ああっ、あっ、あうっ、あうっ、あうっ・・・・・」
菜摘は両手で軽く晃一に抱きついたまま、晃一に全てを任せていた。晃一の腰の動きに合わせて菜摘の膝がクンクンと揺れた。
しかし、既に全ての体力を使って最高の絶頂を手に入れた菜摘にはほとんど力が残っていなかった。晃一が動き始めた途端に息が苦しくなる。そこに強烈な快感を与えられたので、快感も大きいが、息が苦しくて仕方なかった。
「パパぁっ、息が、いきがぁっ、ああっ、ああっ、ああっ、ああっ、苦しいっ、ああっ」
「止める?止めて欲しい?」
「いやっ、して、もっとしてっ、ああっ、ああっ、ああっ、あうっ、はうっ・・・」
晃一は最高の出没に一気に高まっていった。菜摘の締め付けは相変わらずだった。しっかりと肉棒全体を締め上げながら扱いてくる感覚は菜摘独特のものだ。結佳に入ったときは魔性のような肉壁だと思ったが、菜摘の肉壁は単に快感を与えるだけでは無く一体感がある。肉棒が気持ち良いと同時に菜摘の中にも快感が送り込まれていくのがよく分かる。晃一はこのまま終わるまで突っ走ることにした。
晃一は動きながら菜摘にキスをした。菜摘もそれに気付いて応じようとしたが、快感が強すぎてキスができない。
「んんんっ、んっ、んああぁぁぁ、ああっ、ああっ、ああっ、ああっ・・・・」
晃一はキスができなかったが、菜摘を抱きしめたまま一気に登っていった。
「菜摘ちゃん、もう直ぐだよ。もう直ぐ出すよ」
耳元で囁くと、
「ああっ、私もぉっ、もうだめ、もう持たないっ、ああっ、あああっ、早くぅっ」
菜摘も余裕がないようだった。そのまま晃一は一気に駆け抜けた。
「出すよ、出すよぉっ、ほうら、ほうらぁぁぁっ」
「あああぁぁぁっ、いっちゃういっちゃうぅぅーーーーっ」
晃一が腰に力を入れて菜摘の奥深くに放出すると、菜摘もほぼ同時に絶頂を迎えて晃一の下でグッと仰け反って硬直した。ドクッドクッと驚く程の量が放たれた。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ・・・・・」
菜摘は完全に体力を使い果たし、ただ息を弾ませることしかできなかった。晃一に話しかけることも、晃一の方に向くことも、指を動かすことさえできなかった。
晃一は大の字で息を弾ませる菜摘から肉棒を抜き取ると、起き上がってスキンを始末してから菜摘の横で菜摘を抱き寄せた。ぐったりとして安心した菜摘はしばらくの間、まるでゴム人形のようだった。
「菜摘ちゃん、大好きだよ」
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、パパ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・」
「良いよ、まだ話は無理だろ?このまま少しお休み」
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・・・・」
菜摘は晃一に優しく抱きしめられて髪を撫でられながら、心から幸せを感じていた。晃一は確かにセックスが強烈だが、今の菜摘はそれよりもこの優しさが好きなんだと思っていた。単にセックスの疲れを癒やすだけで無く、菜摘を心から慈しんでくれる優しさがたっぷりと伝わってくる。
晃一は更にしばらく菜摘を抱いて髪を撫で続けていた。すると、疲れたのか安心したからか、菜摘はすやすやと寝息を立て始めた。
晃一はそのままもう少し菜摘を抱いていてから、やがて起き上がってタバコに火を付けた。自分でも気付かなかったがかなり汗を掻いている。そう言えば抱きしめた菜摘の身体はかなり熱かった。今はその汗がひんやりと身体を冷やしていた。
晃一は菜摘が風邪を引かないようにエアコンを調整して菜摘の身体にきちんと大型のバスタオルを掛けてからシャワーを浴びに行った。
しばらくして晃一がリビングでシャワーの後のビールを楽しんでいると、ふと時計が目に入った。4時を回っている。菜摘は何時に帰らなくてはいけないのだろうか?それが気になってベッドルームを覗いてみると、まだ菜摘はすやすやと寝ていた。
晃一は起こそうかどうしようか迷った。たっぷりと放った割には肉棒はまだ力を残しており、まだ十分にできそうだったし、晃一自身にもその気はたっぷりとあった。しかし、これだけ深く寝ていると言うことは、よほど疲れが溜まっていたのだろう。晃一はもう少しだけ寝かせておくことにした。
そして、リビングで本を読んでいる間に、ビールが効いたのか晃一もウトウトしてしまった。
最初晃一が聞いたのは小走りに近づいてくる足音だった。ガチャッとドアが開くと、
「パパぁっ、寝ちゃったぁっ」
と菜摘が裸のまま制服を抱きしめた姿で立っていた。
「ん?あ、俺も寝ちゃったのかな?」
「ねぇ、今何時?わぁっ、もう7時」
「菜摘ちゃん、何時に帰らないといけないの?」
菜摘はその問いに答えず、
「シャワーを浴びてくる」
と言ってバスルームに飛んでいった。
15分程して菜摘が戻ってきたとき、その姿は普通の女子高生だった。
「パパ、帰らないといけないの」
「そうなの?送っていこうか?」
その言い方が事務的に聞こえたのか、菜摘は、
「帰った方が良いの?」
と俯き加減で少し悲しそうに聞いてきた。
「まさか、絶対帰って欲しくなんか無いよ」
「それじゃ、どうして起こしてくれなかったのよぉ」
「だって、菜摘ちゃんがあんまり疲れてるみたいでぐっすり寝てたから・・・」
「そんなこと言ったって、時間が無くなったら意味無いじゃ無いのぉ」
「帰る時間、伸ばせないの?」
「え?」
「家に電話するとか・・・」
「そうか、家に・・・・・・・・・・してみる」
菜摘はそう言うと、携帯を取りだして廊下に出て行った。
晃一が固唾を呑んで待っていると、数分で菜摘は戻ってきた。
「1時間だけ延びた」
菜摘はそう言った。
「何時までに帰らないといけないの?」
「9時」
「それじゃ、もう少し一緒に居られる?」
「そう。もう少しだけ・・・」
菜摘はまだ寝過ごしたことが残念で仕方ないようで、少し不機嫌のまま晃一の所に来た。そのまま自然に晃一の膝の上に横座りしてくる。そして二人はそのままキスを楽しんだ。やがて満足した菜摘が唇を離すと、晃一の耳元で囁いた。
「ねぇパパ、お願いしても良い?」
「ん?なんだい?」
「どこかに連れて行って欲しいの」
「どこか?この前みたいな水族館とか?」
「ううん、・・・・一泊で」
「菜摘ちゃん、大丈夫なの?」
「あのね、ずっと気になってたの。元々神戸に連れて行ってくれることになってたでしょ?」
「そうだね」
「あの時は私が逃げ出しちゃって、結局友紀が行ったけど・・・・」
「・・・・・・・・」
「ううん、それは良いの。私が悪いんだから。それで、私も・・・・やり直したいって言うか、元に戻りたいって言うか・・・、上手く言えないけど・・・・・そう言うこと」
「うん、いいよ」
「ほんとう?」
「もちろんさ。どこが良いの?神戸?」
「友紀と同じ所は嫌なの。それは許して。違うところが良いの」
「例えば?」
「わかんない」