第158部



「菜摘ちゃん、ちょっと身体を起こしてごらん」
そう言って上に被さったままの菜摘に手を付かせて晃一の上で繋がったまま四つん這いの姿勢にした。こうすれば晃一の身体の上に乗っているわけでは無いので、菜摘はもう自由に身体を動かせる。朝の光の中で見る菜摘の裸はとてもきれいだった。
「好きに動いて良いんだよ」
そう言うと晃一は半分下向きで三角に尖っている乳房を両手で可愛がり始めた。
「あっ、それはしないで。早く動いてぇ」
菜摘はただでさえ我慢しているのに乳房を可愛がられたらもっと我慢できなくなると思って晃一におねだりをした。しかし、晃一は菜摘が我慢できなくなるまで焦らすつもりだった。乳房の周りを丁寧に指でなぞり回し、乳首ぎりぎりを可愛がる。
「ああんっ、いやぁ、それを朝しちゃいやぁ、ああんっ、だめぇぇ、ああぁぁっ、そこ、そこぉっ」
菜摘は乳首ぎりぎりを可愛がられ、乳首がどんどん敏感になってきた。
「ああん、お願いよぉ、早くぅ」
菜摘はシーツを握りしめて必死に我慢した。ここで乳首を可愛がって貰えばたっぷりと気持ち良くなれるが、それだと秘核が疼いて腰を動かしてしまいそうだ。菜摘は分かってはいたがまず乳首を可愛がって欲しがった。
「ちゃんと乳首をしてぇ」
「良い子だ。ご褒美だよ」
晃一は両手で乳房を包むと人差し指と中指の間に乳首を挟んで揉み回した。
「ああああぁぁぁーーーーーーーーっ」
菜摘は軽く仰け反って声をあげた。乳房と乳首を可愛がられるのはやはり気持ち良い。だが思った通り、同時に秘核が疼いてどうしようも無くなってきた。
「あああぁぁんっ、だめぇぇっ、やっぱり我慢できないぃっ」
そう言うと菜摘は不器用に腰を動かし始めた。しかし、肉棒がしっかりと刺さっており根元が固くて角度が変わらないので菜摘は自然に身体を前後に動かすようになっていった。
「ああん、ああんっ、ああんっ、固いっ、固くて動けないぃっ」
菜摘はそう言いながら身体を前後に揺すり続けた。菜摘の動きは余りストロークが大きくないが、それでも肉棒は数センチずつ出たり入ったりした。
「あーーー、凄いぃぃっ、こんなに固くなるなんてぇッ。私、自分からこんな事してるぅッ」
菜摘は朝立ちの肉棒に夢中になっていた。晃一は菜摘の身体の動きに合わせて硬い乳房を優しく揉み回しながら、
「菜摘ちゃんは上手に感じられるようになったね」
と菜摘が夢中になって身体を揺する姿に見入っていた。
「私ばっかりはいやぁ、パパも、パパもしてぇ、そんなに見ちゃいやぁ」
菜摘は自分ばかりが肉棒をむさぼっている姿を恥ずかしがった。晃一の視線が身体中を舐め回しているようだ。それに、肉棒がしっかりと刺さって肉壁が絡みついている状態での出没は楽では無い。
「それじゃ、菜摘ちゃんにこうしてあげるね」
そう言うと晃一は、自分の腰の両側の菜摘の膝をゆっくりと持ち上げ、足を突いて膝を立てた形に持って行く。
「え?どうするの?」
言った途端に菜摘は理解した。これは友紀が晃一の上でしていた姿勢と同じだ。
「こうすれば、自分で腰を上下に動かしやすくなるよ。やってごらん?」
しかし、菜摘にはどう動けば良いのか分からない。それに、両足を突いて足を開いているので秘部は晃一に丸見えだ。
「いやぁ、この格好、丸見えぇ」
「そうだよ。ほら、俺の胸に手を突いて。菜摘ちゃん、のぞき込んでごらん。おちんちんが刺さっているのがよく見えるよ」
「え?・・・・・」
菜摘はおそるおそる覗き込んでみた。それは衝撃的な光景だった。自分の中に晃一の肉棒が根元まで刺さり、その周りがなにやらゆっくりとうごめいている。
「いやぁぁ、嫌らしく動いてるぅ」
「そうだよ。だから菜摘ちゃんの中はとっても気持ち良いんだ」
そう言いながら晃一は繋がっている一点を凝視している。
「いや、見ないで、見ちゃいやぁ」
「ほうら、ゆっくりと腰を持ち上げてごらん」
そう言って晃一はゆっくりと菜摘ごと腰を持ち上げた。
「なにするの?なんなの?」
「こうするのさ。見ていてごらん」
そう言うと晃一は腰をぐっと下ろし、肉棒を半分近く抜いてからまた腰を持ち上げて菜摘の中に戻した。菜摘の中で強く肉壁が擦られた。
「はうっ、あーーーーっ」
菜摘は突然の快感に声をあげたが、なんとか出没の瞬間は見ていた。肉棒の太い幹が自分の身体の中から現れ、また身体の中に戻っていくのは衝撃的な光景だった。しかし、晃一は一往復で止めてしまった。
「どうだい?」
「す、凄い・・・・・・・お願い・・・・動いて」
「ちゃんとおちんちんが出入りするのを見た?」
「見た、見たからもう良いでしょ?ね?早く、お願い、して?」
菜摘は早く次が欲しくて仕方が無かった。固い肉棒の出没は格別だった。
「それじゃ、菜摘ちゃんも一緒にがんばるんだよ?ほら、もっとしっかり胸に手を突いて身体を前に倒し気味にするんだ。そうするとうまく動けるよ」
そう言うと晃一は再び腰を突き上げ始めた。
「ああぁぁっ、ああぁぁっ、あぁぁっ、ああぁぁっ」
菜摘は晃一の胸に両手を置いてゆっくりと腰を上下させながら、頭の中で友紀の動きを思い出しながら必死にそれを再現していた。
しかし、元々菜摘の方が友紀よりも肉棒を強く締め付けているので友紀と同じように腰を上下させるのは容易ではない。それに、思い切り足を晃一の目の前で全開にする姿勢にも心理的な抵抗があった。自分で覗いてみて分かったのだが、本当に秘唇から秘核や秘口まで丸見えになるのだ。いくら全てを何度も許したとは言え、恥ずかしいことに変わりは無かった。ただ、快感はすさまじい勢いで身体中を駆け巡っている。
「いぁぁぁぁ、凄すぎるぅッ、ああぁぁぁっ、中が掻き回されるぅッ、凄すぎぃぃっ、ああぁぁっ、この格好はいやぁぁっ、見ちゃいやぁぁぁッ」
菜摘は乳房を揉まれながら夢中になって腰を上下させた。しかし、大きくストロークをとろうとすると、どうしても時間がかかってゆっくりになってしまう。既に菜摘の中はたっぷりと潤っているのだが、締め付けが強いことに変わりは無い。
「あぁぁぁっ、凄いけどうまく動けないぃっ、ああぁぁっ、パパぁぁっ、何とかしてぇぇっ」
菜摘は自分が友紀のように肉棒を思い切り楽しめないのが残念だった。このまま続けられれば直ぐにいってしまうのは明らかなのに、直ぐに快感に負けて身体が動かなくなるのだ。
晃一は菜摘にはこの体位は合わないのだと思った。
「それじゃ、ちょっとだけ形を変えてみるね。そのままゆっくりと膝を閉じてごらん」
「え?膝を閉じるの?」
「できる?」
「うん・・・・・・・・あ・・・あぁ・・・パパに当たっちゃう・・・・」
「良いよ。膝を俺の胸に突けてごらん」
「こ・・・・・こう???」
菜摘はまるで晃一の上に正座しているような格好だと思いながらも言われた通りにした。膝を突いているのでほとんど手で身体を支える必要が無い。さっきに比べて身体はかなり安定する。ただ、何となく肉棒を少し強く締め付けたような気がした。
「そうだよ。上手。これでさっきみたいに身体を少し前に倒してお尻を上下させてごらん」
晃一がそう言うので、菜摘はおそるおそる言われた通りにしてみた。
「ああぁぁっ、・・・・う・・・動けない・・・・・」
「いっぱい動く必要は無いよ。身体を少し前に倒して。動けるだけで良いから。いいかい?いくよ?」
そう言うと晃一は腰を上下させ始めた。いきなり予告無しに菜摘の身体の中でとてつもない快感が吹き上がった。
「ああぁぁーーーーっ、さっきより凄いーーーっ、だめぇーーーっ、これはだめーーーっ」
菜摘は膝を閉じただけなのに余りに感覚が違うので驚いた。さっきより出没は小さいのに快感は段違いに大きい。それに晃一がストロークのほとんどを作り出してくれるので菜摘は小さくお尻を上下させるだけで十分だった。これなら晃一に全開の秘部を見られることも無い。
「どう?感じる?」
「感じるぅッ、素敵ぃっ、こんなやり方がある何てぇッ、ああぁぁっ、最高ぅーーっ、ああぁぁーーっ、いいっ、いいぃーーっ」
菜摘はこのやり方を一度で気に入った。最高だった。足を閉じるとこんなにも感じるとは思っていなかった。友紀のやり方を教えて貰った後なので、その改良版と言うこのやり方が好きになった。
晃一にとっても菜摘が身体を前に倒してくれるので乳房を可愛がるのに都合が良い。
「上手にできたご褒美だよ」
そう言って晃一は菜摘の乳房を下から揉み上げた。
「ああぁぁっ、いいっ、それいいーっ、ああぁーーーっ、いっちゃいそうっ」
菜摘は乳房を揉まれながら出没されるのは既に大好きになっている。
「もういっちゃうの?もう終わっちゃうの?」
「だってぇっ、ああぁぁっ、こんなに良いなんて我慢できないっ」
菜摘はいきなり来た突然の最高の快感に身体の隅々まで快感が吹き抜けていくような気がした。
「だめぇぇっ、パパぁっ、だめぇっ、いっちゃうぅっ、何とかしてぇっ」
菜摘がいくのを嫌がったので晃一は出没を緩く浅くした。しかし、それをしても駆け上っていくのを途中で止めるだけで、却って菜摘には焦れったくなる。
「ああん、こんなのぉ、ああぁぁぁ、これはぁ、ああん、気持ち良いのにぃ」
菜摘は軽く自分でお尻を上下させながら物足りない出没を何とか受け入れようとした。
「動くのをやめてごらん?」
晃一がそう言うので菜摘はお尻を止めた。
「そのまま、グッて押し付けてごらん?」
菜摘は言われた通りに自分から腰を肉棒の根元に押し付けてみた。最初はそっとだったが、更にお尻を左右に軽く振ってぐりぐりと押し付けてくる。
「ああぁぁぁぁっ、ふ、深いっ、うグッ、喉までせり上がってくるみたい、こんなに深いなんて。突き抜けちゃいそう」
「菜摘ちゃんも全部しっかり入れられるようになったね」
「入ってる・・・とっても長くて太くて・・・固いの・・・根っこが凄いの・・・」
「気持ち良い?」
「凄く良い・・・ア・ア・ア・・・・だめ・・また・・・・ああぁぁぁぁ、我慢できなくなってきたぁ」
「我慢できなくなるとどうなるの?」
「そんなに胸をしながら言わないでぇ」
「胸じゃ無いでしょ?言い直して?」
「おっぱいを触りながら言っちゃいやぁぁ、ああぁぁっ」
「おっぱいを揉みながら、でしょ?」
「おっぱいを揉みながら言わないでぇぇ、ああぁぁんっ、それをされると我慢できなくなるぅ」
「だって、菜摘ちゃんのおっぱいはとっても可愛いし、固くて揉み心地も良いし、乳首だって、ほら、とっても敏感でしょ?」
「ああんっ、だからそれをされたらぁッ、だめぇぇ、もう我慢できないぃっ、あああぁぁっ、ああっ、ああっ、ああっ、ああっ・・」
菜摘は我慢できなくなって自分からお尻を上下させ始めた。両足を閉じたことでしっかりと秘唇に挟まれた肉棒がズリッズリッと菜摘の中に出入りする。菜摘の頭の中で電流がバチバチッと弾けた。
「ああぁぁぁっ、凄いいぃぃぃっ、だめぇぇぇっ、もう持たないぃっ」
晃一もこの体位での出没は気に入った。おっぱいを可愛がられるし、何より気持ち良い。今は菜摘が動いているので晃一が何もしなくても肉棒がたっぷりと肉壁に扱かれる。乳房をたっぷりと可愛がりながらも肉壁のぶつぶつがとても気持ち良かった。晃一はこのまま菜摘が動けなくなるまでこうしていることにした。
菜摘はもう完全に夢中だった。身体を前に倒せば自分から出没するのもさほど辛くは無いので好きなだけ楽しむことができる。晃一にいちいちおねだりしなくても最高の快感が手に入るこの体位は最高だった。それに、さっきと違って膝を開いていないので秘部の奥深くまで見つめられることも無い。
「あああぁぁーーっ、どうして、どうしてこんなに気持ち良いの?ああぁぁっ、もうだめ、いっちゃう、いっちゃういっちゃうぅぅーーーーっ」
「いいよ、いってごらん」
「いやぁっ、パパもいってぇっ、ああぁぁっ、だめぇぇぇーーーーっ、っくぅぅーーーっ」
晃一の上で腰を上下させていた菜摘の身体がビクンッと大きく震えた。
「ああんっ」
その動きで肉棒が更に肉壁を擦ったので更にもう一度菜摘の身体が震えた。
「あうぅっ」
またしても晃一はいきそびれた。どうも今日は菜摘がいきやすく、晃一の最後まで持たないようだ。晃一はこのまま菜摘を下にして放出するまで動こうかと思ったが、まだ朝の一度目だ。焦ることは無いと思ってゆっくりと倒れてくる菜摘を下から抱きしめた。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・・」
菜摘は肉棒を納めたまま激しく息を弾ませ、晃一の上にべたっと被さってきた。
「菜摘ちゃん、自分でいっちゃったね」
「私・・・勝手にいっちゃった・・・凄かったの・・・」
「俺が動かないのに菜摘ちゃんが自分で動いていっちゃったのって、初めてだよね?」
「・・・・・・そう・・・・初めて・・・・かも・・・・」
「そうだよ。初めてだよ」
晃一がそう言ったのを聞いて、菜摘は自分と晃一で違うことを考えていることに気がついた。晃一は菜摘が自分の上で初めて菜摘が自分から動いて終わったことを言っているのだろうが、菜摘は晃一と高木の二人のセックスを合わせて『初めて』であることに気がついたのだ。晃一はわざとそれを無視しているのかも知れないが、なぜかその晃一の言葉が心地よく菜摘の心に響いた。
「うん・・・・・嬉しい・・・・・」
そう言うと菜摘は晃一の頬に自分の頬を擦り付けた。
「菜摘ちゃん、嬉しいよ。それじゃ、ご褒美をしてあげる」
そう言うと晃一はそのまま下から肉棒を突き上げ始めた。角度の関係なのか、菜摘の肉門のリング状の締め付けがよく分かる。狭い輪っかを通り抜けて中の暖かいぶつぶつの狭い空間に肉棒を押し込む感触が気持ち良い。晃一はグイグイと肉棒を押し込んで菜摘を楽しんだ。
「ああっ、ああっ、ああっ、またぁっ、ああっ、ああっ、そんなにされたらぁっ」
菜摘はぐったりと晃一の上に乗ったまま下からの突き上げを受けているので、今度は菜摘が一切動いていないのに肉棒が大きく出入りしている。
晃一は、菜摘が動くのも気持ち良いが、自分から動くのも別の気持ち良さがあると思った。自分で動くので気持ち良さを調節できるし、菜摘を感じさせているという実感も得られる。それに、このまま中途半端な肉棒を放出に導けるのでは無いかと思った。
「ああっ、ああぁ、あうっあうっ、ああぁっ、あうぅんっ・・・」
菜摘は晃一の肩にしがみつくようにして快感に耐えていた。『やっぱりパパがするのは凄いっ』と心の中で思った。菜摘がさっき自分で動いたのとは肉棒が出入りする力強さが比較にならない。菜摘の頭の中でバチバチッと火花が散った。
「はうっ、はうっ、あうっ、ああっ、ああっ・・・・・」
菜摘は次々に与えられる力強い快感に、どうしようも無いほど感じている自分をどうすれば良いのか分からなくなってきた。
「ああぁぁっ、もうっ、もうだめぇぇっ」
なぜ自分でそう言ったのか自分でも分からなかったが、菜摘はそう言うと思い切り手を突いて上体を起こして仰け反らせた。そうでもしないと快感に耐えられないと思ったのだ。すかさず晃一の手が菜摘の乳房を揉み上げ始める。
「おっぱいもこうして欲しいのかな?」
「あうぅぅっ、だめぇっ、やっぱり我慢できないっ」
「またいっちゃうの?」
乳房を揉みながら肉棒を押し込む感触を楽しんでいる晃一がそう言うと、
「いっちゃういっちゃうぅーーっ」
と言って、
「あうーーーーーっ」
と身体をビクンビクンと大きく波打たせた。そして、再びぐったりと晃一の上に倒れてくると、
「お願い、一度抜いて・・・・・もうだめ・・・・・・・本当に・・・・・」
と休憩を懇願した。もう少しで終わりそうだった晃一は残念そうに肉棒を抜き去る。本当にもう少しだったのだ。寸止め状態の肉棒は抜き去ってもビクンビクンと脈打っている。
菜摘は晃一の最後まで受け止められなかったことを申し訳なく思っていた。ぐったりとした身体を何とか起こすと、
「パパ、ごめんなさい。良すぎて我慢できなかったの。お口に・・・だったら・・・出しても・・・良いよ?」
と言った。まだしたことが無かったが、それ以外に晃一を満足させる方法を思いつかなかったのだ。