第159部



「うん、ありがとう。それじゃ、反対を向いてごらん」
晃一がスキンを外してそう言うと、菜摘は晃一の上でゆっくりと身体を反転させた。直ぐに肉棒に菜摘の細い指が絡みついて先端が温かい口の中に包まれ、晃一の目の前で菜摘が足を開いて秘部が差し出された。既にかなり外の日差しが強くなってきているので部屋の中には日の光が溢れている。部屋の床から天井までガラス窓が突き通しになっているせいか、晃一はこんな明るい部屋で菜摘の秘部を見たのは初めてだと思った。目の前で怪しくゆっくりと収縮を繰り返す秘口からはとろりとした液体がゆっくりと吐き出され、それが輝いて見えた。
菜摘は身体が少し怠かったが肉棒を銜え込んだ頭を上下させ、同時に指でも肉棒を扱き始めた。晃一の肉棒を口に入れたのは久しぶりだが、相変わらず顎が痛くなるほど太い。それに今は朝立ちで根元が固いので、口の中に入れてしゃぶるのも余計顎が疲れて大変だった。しかし、菜摘はけなげに頭を上下させ続けた。実は、この旅行に来る前から、もし身体で晃一を満足させられなかったら手と口でしてあげようと思って頭の中でシミュレーションを繰り返してきたのだ。大きさ自体は既に知っていたが、これほど根元が固いとは思わなかった。精一杯頬張った顎が肉棒でグイグイと下に引っ張られる。
「菜摘ちゃん、気持ち良いよ。凄く良いよ」
晃一がそう言うと、菜摘は喜んだのか更にストロークを大きくしてきた。菜摘が良いペースで肉棒を扱き始めたのを確認した晃一は、目の前の菜摘の腰をぐっと引き寄せるとじっくりと舌を這わせ始めた。
途端に菜摘のペースが鈍る。
晃一は菜摘のペースが鈍りすぎないように舌の使い方を加減しながらそっと舐め続けた。もちろん菜摘には晃一が何を始めたのかよく分かっていた。そして、晃一が舐め方を加減していることも分かっていたので、それが自分の頭の動きが鈍らないようにとの配慮だと言うことにも気づいていた。だから菜摘は、晃一が放出したいのだと思った。そして、その思いに応えようと疲れた身体の力を振り絞って頭を上下させ続けた。すると、菜摘の待ちに待った言葉が聞こえてきた。
「菜摘ちゃん、気持ち良いよ。もうすぐ出ちゃうよ」
さっき中途半端で中断したからか、菜摘の手と口はとても気持ち良かった。口の中は肉壁とは違う狭さと感触で晃一を楽しませている。菜摘は更に口の中を心持ち締めると頭を必死に上下させた。
すると、晃一は菜摘にも感じて欲しいと思ったのか、舌の動きを大きくして、更に乳房へと手を伸ばしてきた。両手と口を使っている菜摘にはそれを払いのけることも逃げることもできない。菜摘の中で急激に快感が盛り上がってきた。
それでも何とか菜摘は晃一を放出に導きたいと、感じようとする身体に鞭打って口での奉仕を続けた。しかし、乳房を揉まれて秘核の周りを舐められると気が遠くなるほど気持ち良い。菜摘の中で抑えようのない快感が盛り上がって行くにつれ、菜摘の奉仕が急激に弱くなっていった。
晃一は菜摘の秘部をじっくりと眺めたり舐めたりを繰り返していた。菜摘の秘部は舐めれば舐めるほど活発に動くようになった。それに併せて菜摘の動きが鈍くなるが、もうここまで来れば放出するのは目の前なので肉棒の快感を楽しみながら秘部を舐め続けた。
菜摘は必死に奉仕を続けていたが、身体がどんどん動かなくなってくる。そして、もうこれ以上は動けないという限界まで来て『もうだめ、できない。ごめんなさい。動けない』菜摘がそう思った時、
「菜摘ちゃんっ、出るっ」
と晃一の声が聞こえ、晃一の腰がぶるっと震えて口の中にドロッとした液体が飛び込んできた。たちまち変な臭いが口の中いっぱいに広がった。しかし菜摘にはそれに驚いている余裕は無かった。途端に、菜摘の身体にも絶頂の感覚が走った。晃一は肉棒の放出感を楽しみながら、目の前で菜摘の秘口がぎゅっと収縮して液体を吐き出すのを見た。特に秘口と秘核の間の平らな部分がぎゅっと奥に凹んだのが印象的だった。『こんなになるからきつく締め付けられるんだ』晃一は納得した。
「んあぁぁっ、うぅーーーっ」
肉棒を口に入れたまま絶頂した菜摘は慌てて肉棒を吐き出したが、精を飲み込もうとした時に身体がビクンと痙攣したので食いしばった歯の間から少しこぼしてしまった。とろりとした液体が口から流れ出すのは分かったがどうにもできない。
「ううううっ・・・ううっ・・・うううっ・・・・・・うっ・・・」
菜摘はビクンビクンと身体を震わせながら必死に快感に耐えた。晃一の目の前では菜摘の身体が震える度に秘口が強く収縮して液体を吐き出しており、菜摘の口からは飲み込めなかった残滓が頬を伝わって流れ落ちた。そのまま菜摘はぐったりと晃一の上に俯せになり、晃一の茂みに頬を擦り付けた。
『お口の中で終わってくれた・・・・・・・これがパパの・・・精子・・・・』菜摘にとって、口の中で精を受け止めたのは初めてだった。恐る恐るゆっくりと飲み込む。すると、これで本当に二人が一つになれたような気がした。
しかし、身体が疲れ切って全然動けない。
「パパ・・・・・」
菜摘が何か言おうとした瞬間、ピンポーン、とチャイムが鳴り、ドアをノックする音が聞こえた。
「ルームサービスでございます。朝食をお持ちいたしました」
そう言っている。
「あ、昨日、朝食を9時半に頼んだんだった」
そういうと晃一は菜摘を下ろし、ガウンを羽織ってドアへと向かった。菜摘は素早く頭からベッドカバーを被って外から見えなくした。
ルームサービスは晃一がドアを開けると、注文を確認してから素早く折りたたみのテーブルを持ち込んでセットアップし、焼きたてのパン、ジュース、コーヒーにオムレツや目玉焼きを並べて去って行った。部屋に入ってから出ていくまで5分もかからなかった。
「菜摘ちゃん、朝ご飯が来たよ。出ておいで、一緒に食べようよ」
晃一がそう声をかけると、菜摘がニュッと頭を出した。どうやらガウンを探しているらしい。しかし、菜摘は昨夜シャワーを浴びた時は制服で出てきたし、朝シャワーを浴びた時にはバスタオルにくるまれてベッドに来たのでガウンを使っていない。菜摘のガウンはクローゼットの中だ。
それに気がついた菜摘は、一度バスタオルを纏うと、
「パパ、ちょっと待ってて、直ぐに来るから」
と言ってバッグを持って洗面台に消えた。
晃一がせっかくの朝食が冷めないかと心配したが、考えてみれば自分で頼んだ時間まで愛し合っていたのだから、こうなったのは晃一の責任と言っても良い。晃一は大人しく菜摘を待つことにした。
すると、菜摘は直ぐに出てきた。Tシャツにミニスカートという簡単な服装だ。ふと見ると、胸の膨らみの先端がはっきりと尖っており、ブラジャーのラインが見当たらない。どうやらノーブラのようだ。
「菜摘ちゃん、ブラジャーしてないの?」
と晃一が聞くと、晃一の向かいに座った菜摘は、
「だって、どうせ・・・・・・・。付けた方が良い?」
と聞いてきた。晃一は慌てて応えた。
「ううん、そのままが良いよ」
「よかった」
「お腹、空いたでしょ?」
「うん、たぶん・・・・」
「それじゃ、まずオレンジジュースからどうぞ」
「ありがとう。いただきます。うわぁ、これがルームサービスって言うんだ」
菜摘はテーブルにセットアップされた朝食を見て大喜びした。もちろんまだ身体は怠いが、気分は一気にリフレッシュできた。
「うん、このホテルは朝食にルームサービスを入れたプランもあるし、部屋で食べる人が多いみたいだよ。菜摘ちゃんには足りなかったかな?」
「ううん、だいじょうぶ」
「でも、お腹、減ってるだろ?」
「うん・・・・、でも、これだけあれば・・・」
「何か追加しようか?」
「ううん、今は良いの。もし、我慢できなくなったら何か買って?」
実は、菜摘はせっかくの朝食だが、少しでも晃一とベッドに入りたくなっていた。自分でもこんな気持ちになるのは不思議だが、正直に言うと早くさっきの続きがしたい。もっと正確に言うと、晃一と肌を合わせていたい、肌と肌が触れあっている感覚がもっと欲しい。セックスがしたいと言えばそうなのかも知れないが、今は二人きりでベッドにいる時間がとても貴重なのだ。正直に言えば、さっきのカチカチの肉棒を入れて貰った時の感覚も新鮮な魅力だった。
「うん、わかった」
晃一が微笑んで応えるのを見て、菜摘は『今まではパパとこうして二人で近くにいるだけで幸せだったのにな・・・・。欲張りになったのかな?』と思った。
朝食自体はとても簡単なメニューで、パンとコーヒーと目玉焼きに小さなサラダとジュース、それだけだった。菜摘はバスケットに入っていたパンを全部平らげてしまった。ただ、量は少なかったがどれもおいしいのは確かだ。
ふと菜摘の胸を見てみると、Tシャツの上にポツッと明らかに突起が分かる。
「いやぁ、見ちゃだめ」
晃一の視線に気づいた菜摘が晃一を優しく睨む。実はさっき、ちゃんとブラジャーを付けようか迷ったのだが、どうせ直ぐにまた脱ぐことになるのは明らかだし、菜摘自身は最低限の服装にしたかった。裸にガウン姿でも良かったのだが、さすがにそれでは夜を引きずってるみたいだと思ったのでこの服装にしたのだ。家には男性がいないからか、菜摘は今でも時々家の中で短時間だけならブラジャーを付けないことがある。
「このパンもおいしい」
菜摘は次々にパンに手を伸ばしていく。
「焼きたてだろ?全部このホテルで焼いてるみたいだよ」
「そうかぁ、ここじゃ近くにパン屋さんなんてないものね」
「そういうこと」
晃一は神戸で食べたパンと同じくらいのおいしさだと思ったが、気に入ったのは確かだった。
「菜摘ちゃん、早起きだったけどよく眠れた?」
「うん・・・・でもちょっと眠いかな?だから帰りの電車でねちゃうかも知れないけどいい?」
「もちろん」
「ねぇ、何時にここを出るの?」
「お昼前だね」
「ええっ?それじゃ、もう直ぐ?」
「そう言えばそうだけど・・・・まだ2時間近くあるけど・・・・」
「2時間・・・・・もう、2時間しか無いんだ・・・・」
菜摘は出発が意外に直ぐであることを知ってショックだった。分かってはいたものの、いざ本当にここを去る時間を知ってしまうと一秒でももったいない気がしてくる。
「どうする?このあと少し外に出てみる?それともここにいる?」
「ここにいる」
菜摘は少し強い調子で言った。ホテルの部屋から全然出ないというのは少し変かも知れないが、そんなことより晃一と二人きりの時間を過ごす方が大切だった。
「うん、よかった。それじゃ、そうしよう」
晃一もあっさりと同意した。
「私って・・はしたない?」
菜摘は自分で言ってから少し気が引けたのでそう言ってみた。
「ううん、菜摘ちゃんがそう言ってくれて嬉しいよ」
「よかった」
「菜摘ちゃん、誰かにお土産とか買っていく?」
「ううん・・・・だけど・・・・・」
菜摘は家族にお土産を買っていけないのが残念だったが、それよりも友紀には何かお礼をする必要があることを思い出した。
「友紀にはね・・・・アリバイを頼んだし・・・・・」
「そうか、それじゃ、空港で買うことにしようか。ここのお土産じゃ無くたって良いんだろ?」
「うん。それと・・・・・みんなにも・・・・かな?」
「グループの?」
「そう・・・・でもいいや、そっちは無し」
二人はコーヒーを飲みながらそんな話をした。菜摘はコーヒーは普段余り飲まないのだが、今は眠気が来るのを防ぎたいと思ってコーヒーを飲んでいた。
晃一はガウン姿のままだが菜摘は白のミニスカートに薄いブルーのTシャツだ。白のスカートなんて汚れが気になるので滅多に使うことは無いのだが、菜摘自身はこのTシャツとのコーデがお気に入りだったので思い切って持ってきたものだった。
食事が終わると晃一は菜摘をソファに誘った。菜摘も何も言わずに晃一の膝の上に横に座ると晃一の肩に手をかけた。菜摘はいつも通りに座ったのだが、その向きで座ると菜摘の眼前に湖の雄大な景色が見える。床から天井まで一枚の巨大な窓は湖の雄大な景色が菜摘の目の前に広がっている。
「パパ・・・・・」
「ん?なんだい?」
「私たち、こんなことするんだったら、何も北海道まで来なくても良かったんじゃ無い?」
菜摘はちょっと小悪魔っぽく笑った。
「でも、こういう場所に来たからこそ、思いっきり二人だけになれるんじゃ無いのかな?」
「それはそうかも・・・・・。家の近くだと便利だけど、やっぱりみんなが近くにいるって何となく分かるもの」
「そうだろ?旅行するって、やっぱり意味はあるんだよ」
「でも、この景色・・・・凄い・・・・でも何もここまで来なくたって・・・・って思ったらダメ?」
「そうだね、ここは俺が来たかったから来ただけで、もっと東京の近くって言うか、往復の時間が短いところでも良かったかも知れないね」
そう言いながら晃一の右手は、ゆっくり菜摘のお腹を撫で上げていた。菜摘はもちろん気がついていたが何も言わずにじっとしている。
「このままだと東京に着くのは5時半頃で、部屋に着いたら7時過ぎだから、確かに移動には時間がかかってるね」
晃一の手は菜摘のミニスカートからTシャツの裾をゆっくり引き出した。菜摘は晃一が何をしたいのか分からず少し困ったような表情を浮かべながらも会話に付いてきた。
「ねぇ、もっと東京に近かったら、もっと二人だけでいられた?」
「う〜ん、それは・・・・、だって、ホテルのチェックアウトは変わらないから・・・でも、チェックインが早くできるから着いてから夕食までの時間は長く取れるね」
晃一の手はTシャツを裾から3センチくらいの幅で丁寧に折り返し始めた。前だけで無く背中も含めたシャツ全体を上に向かって折り返しているのだ。菜摘はTシャツを脱がす代わりにそうしているのだと思った。
「パパ・・・」
菜摘はTシャツを脱がすつもりなら自分で脱ごうかと思ってそう言おうとしたのだが、やはりしたいようにさせてあげようと思って思いとどまった。ただ、じわりじわりとお腹が見えてくるのは気になる。
「なんだい?」
「ううん、なんでもないの」
「本当は北海道じゃ無くて九州にしようかとも思ったんだけどね」
「九州にも行きたいところがあるの?」
「そりゃあるさ。菜摘ちゃんと行きたいところならいっぱいあるよ」
「例えば?」
「長崎とか別府や湯布院とか」
「長崎は有名だけど・・・後はよくわかんない・・・・」
晃一の手は菜摘のTシャツを折り返し、とうとう胸の下まで来た。これ以上折り返せば乳房が露わになってしまう。そこで菜摘は思いきって聞いてみた。
「パパ・・・・脱がせたいの?」
しかし、晃一の答えは菜摘の予想とは違っていた。
「ううん、このままもっと折り返すからね」
「でも・・・触りたいなら脱がせばいいのに・・・・・」
「このミニスカートとTシャツがとっても菜摘ちゃんに似合ってるから、単に脱がしちゃうのはもったいないからね」
「でも・・・・・・・」
菜摘は困ってしまった。お気に入りを褒めてくれるのは嬉しいのだが、愛される時は裸になって思い切り愛された方が夢中になれるし、肌も感じられる。
「だから、もう少しこうして・・・」
そう言うと晃一は更に裾を折り返して菜摘の乳房をすっかり露出させてしまった。そしてギリギリ上まで折り返すと、
「こんな菜摘ちゃんも可愛いよ」
と言った。
「いやぁ、こんな格好・・・・いや、やっぱりいや」
菜摘は服を着たまま乳房をむき出しにした姿を恥ずかしがった。この格好だと感じて良いのかどうか気持ちがはっきりしない。しかし、晃一はそんなことにはお構いなく、ゆっくりと菜摘の乳房の舌に指を這わせ始めた。
「パパぁ、こんなのはいやぁ、ベッドに行きましょう?ね?ちゃんと脱がせて、して?」
菜摘はゆっくりと乳房から湧き上がり始めた感覚に戸惑いながらも晃一を諭そうとした。
「でも、こんな格好の菜摘ちゃんを愛せるなんてなかなか無いだろ?」
「それはそうだけど・・・・・」
いつものように学校のある日なら菜摘は制服姿だ。
「だから、もう少しだけ見ていていいだろ?」
「でもぉ・・・、こんな格好は・・・・」
菜摘は逆に説得されてしまった。
晃一の指は乳房の膨らみはじめの部分をゆっくりとなぞっていき、そこから少しずつ乳首へと這い上がったり裾野へと下りていったりする。菜摘はこの愛撫の仕方にはもう慣れていた。ただ、こうされると途中で我慢できなくなってしまうのは明らかだ。