第160部



「お口もして?」
菜摘は早く焦らされるのを終わりにしたくてそう言った。
「ちゃんとおねだりできる?」
当然のように晃一はおねだりを求めてきた。ここで黙ってしまえば我慢できなくなるまで焦れるしか無くなる。菜摘は思いきって恥ずかしい言葉を口にした。
「菜摘はおっぱいをお口で食べて欲しいです。早くお口でして?」
「上手に言えたね。それじゃ、ご褒美だよ」
そう言うと晃一は少し身体を屈めて菜摘の乳房に軽く舌を這わせ始めた。それに併せて菜摘は軽く伸び上がった姿勢になって晃一をサポートする。これで感じられる、その安心が快感に繋がる。
「あ・・・あん・・・あ・・・・あぁ・・・・」
菜摘の口から声が漏れ始めた。しかし、与えられた快感はなかなか強くならない。早く思い切り感じたいのに身体の芯まで響くあの快感が来ない。直ぐに菜摘はおねだりに欠点があったことに気がついた。晃一は乳房には舌を這わせてくるが、乳首には近づくだけで舐めようとしない。『しまった』と思った。おっぱいとは言ったが乳首とは言っていない。
「ああん、パパぁ、ちゃんと全部ぅ、そこで離れちゃいやぁ」
菜摘は身体を少し捻って晃一の口の中に乳首を入れようとしたが、晃一の口はギリギリの所でスルリと交わしてしまう。菜摘は早く夢中になろうとするが、晃一の与える乳首の周りをねっとりと舐めるだけの愛撫では焦れったさの方が増してしまう。
「ああん、いやぁ、早くちゃんとしてぇ」
菜摘は身体をねじって嫌々をした。しかし晃一は冷静だ。
「ちゃんとおっぱいを舐めてるでしょ?」
「意地悪はいやぁ、ねぇ、早くぅ」
菜摘は晃一の口に乳首を押し付けようと何度も身体を捻るが、どうしてもぎりぎりのところで逃げて行ってしまう。それでも菜摘の身体は少しずつ準備を始めたようで、焦れったい時に軽く足を擦り合わせるような仕草を見せ始めた。
「それじゃ、まず指で菜摘ちゃんの可愛がって欲しいところをしてあげる」
晃一はそう言うといったん顔を菜摘の乳房から離した。
「どうするの?」
菜摘は愛撫を取り去られて怪訝な顔をしている。
「こうしてみたらどうかな?」
そう言うと晃一は指の先でちょんと右の乳首の先をつついた。
「あんっ」
菜摘の身体がピクンと震えた。
「可愛いね。もう一回」
晃一は菜摘の身体の反応が気に入ったようだ。菜摘自身、自分の身体がこんな風に敏感になっているとは思っていなかった。晃一の指先が乳首に触るだけで身体が自然にぴくんと反応してしまう。
「あんっ・・・・・はんっ・・・・・あぁっ・・・・・」
晃一は右の乳首の反応が鈍くなってきたとみると、左の乳首へと移った。
「こっちはどうかな?」
「あんっ」
ビクッと菜摘の身体が大きく震えた。
「こっちの方が敏感なの?」
「あんっ・・・・わかんない・・・あんっ・・・・」
菜摘は今まで左右の乳首のどちらが敏感かなど考えたことは無かった。しかし、こうやって左右交互に可愛がられてみると確かに左の方が敏感なような気がする。
「ほうら、こっちの方が感じるんじゃ無い?」
「あんっ・・・・そんなに何度もしないで・・・・あんっ・・・」
「どうしてなの?言ってごらん?」
「わかんない・・・・あんっ・・・・・・・はうぅっ・・・」
菜摘の身体が晃一の膝の上で何度もビクンビクンと震えた。菜摘は恥ずかしいのと気持ち良いのとでどうして良いのか分からなくなってきた。
晃一はミニスカートにTシャツ姿で半球型の乳房をむき出しにして感じている菜摘の姿に、肉棒に力が入ってきたことを感じた。晃一自身、実は菜摘の乳首に吸い付いて菜摘を仰け反らせたくて仕方ないのだ。色白の菜摘の肌の色を更に水色っぽいブルー系のTシャツの色が引き立てている。
「あんっ・・・・あんっ・・・・あっ・・・・・くぅっ・・・・」
菜摘は声を上げながらだんだん同じことの繰り返しに満足できなくなってきた。
「ねぇ、いつまで続けるの?・・・・あんっ・・・あっ・・・・」
「どうして欲しいの?」
「早くベッドに行きましょう?」
「せっかくこんなきれいなところに来たんだし、もっとこの部屋を楽しまなきゃ」
「ああん、今になってそんなこと言うなんてぇ・・・・・あんっ・・・・・」
「だって、昨日着いた時は夜だったから外の景色なんて見えなかったろう?」
「それはそうだけどぉ・・・・あっ・・・・でも、こればっかりはいやぁ」
「ほら、外の景色を見てごらん。凄く綺麗だろ?」
晃一はそう言って菜摘の身体を外に向けて景色を見せようとした。
「それはそうだけど、そっちよりもこっちぃ」
しかし今の菜摘にはもっと気になることがあるのだ。
「それじゃ、今度はお口でしてあげる。ちゃんとおねだりしてごらん?きっと素敵なことが起こるよ?」
「パパぁ・・・ああん、菜摘は乳首を食べて欲しくて我慢できません。早くお口で食べて・・・ああぁぁーーーっ」
菜摘がそう言った途端、菜摘の右の乳首が晃一の口の中に入り、ねっとりと舐め回されると菜摘はぐぐっと身体を仰け反らせた。気持ち良かった。今までの乳首を指で優しくつつく愛撫が余計に乳首を敏感にしたようだ。
「ああぁぁぁっ、そんなにされたらぁっ・・・・ああぁぁぁぁん、いいっ、いいぃぃーっ」
菜摘は思わず大きく仰け反りそうになったが、晃一の首に手を回していたのでかろうじてこらえた。しかし、感じる時に足を擦り合わせているので晃一の膝の上では身体がどんどん不安定になってくる。
「今度は左の乳首だね?」
晃一が左の乳首へと口を移すのを菜摘はどきどきしながら見下ろしていた。そして、乳首が晃一の口の中に入った途端、素晴らしい感覚が身体を突き抜けた。
「あああああぁぁぁぁあああぁぁあぁーーっ」
晃一の首に掴まっているのが精一杯だった。どうしようも無く足が小刻みに擦り合わされると菜摘の身体が晃一の膝の上で揺れる。晃一の左手が菜摘の背中を支えていなければ後ろに倒れてしまっていただろう。
「やっぱり左の乳首の方が敏感なんだね。どうして?」
「わかんないっ、そんなのどうでも良いっ、ねぇ、もっとしてぇ、ね?」
「ダメ、ちゃんと答えなさい。どうして?」
晃一の口は左の乳首の直ぐ横でスタンバっているが、そこから進まない。仕方なく菜摘は考えてみた。良くは分からないが、思い当たる節が一つだけあった。
「わかんないけどぉっ、たぶん、パパがいつも私の右にいて、左の方をいっぱいしてくれたからぁ、ねぇ、ちゃんと答えたよ?ああぁぁぁぁあああーーーーーっ、くうぅぅぅぅんっ、あううぅぅぅんっ、素敵ぃっ」
晃一は菜摘の答えに満足した。確かに、こうやって膝の上にいる時でもベッドの上でも左の乳房の方が可愛がりやすいので左から先に可愛がることが多いような気がする。晃一は菜摘の身体にしっかりと自分で開発したという証を見つけたことでよりいっそう菜摘を可愛らしく思った。
しかし、たっぷりと乳首を可愛がられた菜摘は、この体勢だけは何とかしたいと思った。膝の上にいると晃一の顔が近いのは良いが、完全に後ろに倒れることができないので身体を十分に伸ばすことができない。だから菜摘は自分から体勢を変えることをおねだりしてみることにした。
「ねぇ、ベッドがダメならソファでして、ね?ね?それならパパも景色が見えるでしょ?」
「そうだね。それじゃ、まずお口でして貰おうかな?」
晃一が菜摘をそっと下ろすと、菜摘は床にぺたんと跪いた。そして晃一が誘うとガウンへと手を伸ばしてきた。更に晃一が足を開くと細い指がガウンの中から顔を出している肉棒を探り当て、そっと肉棒に絡んでくる。
「さぁ、おっきくしてごらん?」
そう言って菜摘の頭を引き寄せると、菜摘は素直に肉棒を掴んで軽く扱きながら先端を口の中に入れた。
『やっぱり固い。絶対いつもより根元が太くなってる』菜摘は肉棒を注意深く奥に入れながらそう感じた。それに今日は顎が痛くなるほどだ。もちろん、菜摘は肉棒を半分くらいしか口に入れることはできないが、それでも今日の肉棒は違うと思った。
『今日のパパ、凄い。こんなに固くなるなんて。私、こんなに固くしちゃった・・・』菜摘は肉棒の太さと堅さに思い切り口を開きながら自分でも興奮していた。菜摘が指で肉棒の根元の方を扱きながら頭を前後に動かすととても気持ち良い。菜摘の狭い口の中は肉壁とはまた違った気持ち良さがある。晃一は口での奉仕は菜摘が一番だと思った。狭い口をけなげに使いながら一生懸命奉仕してくれる菜摘の気持ちが嬉しかった。
「んんん・・・んぐ・・・・んんんっ・・・・」
菜摘は頭を何度も前後に動かしながら、上目遣いに晃一を見上げている。Tシャツをまくり上げているので可愛らしい乳房はまる見えだ。ツンと上を向いた可愛らしい乳房を横から回した手で軽く可愛がると、菜摘は喘ぎながら肉棒を咥えたまま頭を左右に振って嫌々をした。
「菜摘ちゃん、気持ち良いよ」
そう言うと菜摘は喜んで更に頭を大きく動かしてくる。
「このままさっきみたいに出しても良い?」
晃一がそう言った途端、菜摘は頭を動かすのを止めた。そして、またゆっくりと動きを再開する。
「出しちゃダメなの?」
晃一が再び聞くと、菜摘は肉棒を咥えたまま小さくうんうんと頷いた。
「それじゃ、どうすればいいの?」
晃一が聞くと、菜摘は少しの間動きを止めてから肉棒をゆっくり吐き出し、肉棒の先端が唇に付いているくらいの距離で、
「私の中に入れて下さい・・・・」
と言ってまた肉棒を咥えて頭を動かし始めた。
「うん、わかったよ」
晃一は菜摘の奉仕に満足すると、菜摘の頭を後ろにずらして肉棒を抜き去った。菜摘の口から細い唾液の糸がつーっと伸びた。
「さぁ、立ち上がって」
晃一は菜摘をゆっくりと発たせた。菜摘はまだ捲り上げられたTシャツから突き出している乳房が恥ずかしかったので、何となく手で隠している。
「菜摘ちゃん、準備ができているかどうか確かめてみるね。それと、手を下ろして」
晃一はそう言って菜摘を引き寄せ、左手を菜摘の背中に回して後ろに行かないようにしてから右手をスカートの中に入れてパンツの中にゆっくりと差し込んだ。
「あっ、ちょっと、あんっ、脱がすの?」
菜摘はそう言って戸惑ったが、晃一が菜摘の身体を引き寄せて再び乳首を口の中に含んだので、
「ああっ、立ったままなんてっ」
と抵抗する力が抜けてしまった。そのまま晃一の右手の指は菜摘の茂みを通り越して更に奥へと入っていく。
「そんなことしなくても脱がせば良いのにぃ」
菜摘はそう言ったが晃一は気にしないようだ。そして晃一の指が菜摘の秘唇の中へと潜り込んでいった。
「ああぁっ・・・・ちょ・・・ちょっとああぁんっ・・・まだ脱いで無いっ」
菜摘はそう言ったが、元々濡れているかどうかを確かめるためのものなので、
「う〜ん、一応濡れてはいるけど、もう少しかなぁ?」
と晃一が言った。そうして乳首を更に舌で転がしながらゆっくりと秘唇の中を掻き回す。菜摘は立ったまま感じさせられ、
「ああん、いやぁ、早くソファで、ベッドでも良いから、ああんっ、いやぁ、ああぁぁっ」
と立ったまま感じさせられるのを嫌がった。
「それじゃ、脱がすよ」
晃一はそう言うと菜摘のミニスカートの中に手を入れ、一気にパンツを引き下ろした。もちろん菜摘は素直に足を抜いて協力した。
「さぁ、前に立って」
晃一はパンツを脱がせた菜摘を自分の前に立たせた。晃一は足を開いているので肉棒が大きくそそり上がっており、菜摘の視線を釘付けにする。菜摘はこのまま正面から受け入れるのだと思った。
しかし晃一は乳房をむき出しにしてまっすぐ立っている菜摘のミニスカートに手を入れると、掌を上に向けて指の腹の部分で菜摘の秘唇をゆっくりと探り始めた。
「あっ・・合うっ、あっ、待って、それは待って、ああぁぁっ、いやぁぁぁ、ああんっ」
菜摘はまっすぐに立ったまま感じさせられた。立っているだけなのでむき出しの乳房に晃一の視線を痛いほど感じる。
「ほうら、少しずつ濡れてきたかな?菜摘ちゃんのここが濡れてきたかな?」
「ああんっ、もう、もう最初からぁっ、あああんっ、いやぁ、ここで指はいやぁ、見ないでぇ」
菜摘はまっすぐ立ったまま軽く身体をくねらせて悶え続けた。綺麗に晃一の方を向いて少し上向きの乳首が小刻みに揺れる。
「お願い、時間がもったいないぃ、早く、早くぅっ」
菜摘は早くこの中途半端な時間を終わりにしたくて必死に晃一に懇願した。気持ち良いより恥ずかしくて焦れったい方が強かった。しかし、晃一はこうやって菜摘が悶える姿をたっぷりと楽しんでいた。乳房を剥き出しにした美少女が肉棒を欲しがりながらまっすぐに立って喘いでいる、こんな貴重な時間は滅多に無い。
「お願い、このままじゃ、ああっ、待って、このままじゃぁっ」
菜摘の声が切羽詰まってきた。どうやら焦らしすぎたようだ。晃一は菜摘の願いを叶えてやることにした。
「それじゃ、そっちの一人用ソファに膝で上がって背もたれを掴みなさい」
晃一がそう言って指を抜くと、菜摘は隣のソファに飛んでいき、背もたれを掴んでお尻を突き出した。もちろんミニスカートからは菜摘の濡れた秘唇が顔を出している。
晃一はソファの前に膝を突いて顔の位置を合わせると、
「凄いよ。菜摘ちゃんのおまんこが動いて中からどんどん白っぽいのを吐き出してる」
と言ってそっと舌を這わせ始めた。
「ああぁぁぁぁぁぁぁーーーーーいやあぁぁぁぁぁぁーーーーー」
菜摘は頭をかき回されるような快感に、必死に背もたれを掴んで声を上げた。ゆっくりとしか舐めてくれないので気持ち良いのに焦れったい。菜摘はお尻を左右に動かしたり上下に動かしたりしたが、晃一の舌は正確に菜摘の秘唇と秘核を舐め回してきた。
「いやぁぁぁ、これは嫌ぁぁぁ、早く、早く入れてぇぇぇぇ」
菜摘は思わず声を上げた。そして、晃一に言われないのに更に正確におねだりをしてきた。
「舐められるのはもう嫌ぁぁ、早くぅ、菜摘はもうパパのおちんちんが欲しくて我慢できませんっ。おちんちんを私のおまんこに入れて下さいぃっ」
背もたれをグッと掴んで伸び上がるようにしながら晃一に舐められている菜摘は、ほとんど自分が何を言ったのか覚えていなかった。しかし、それを聞いた晃一は違った。
「わかったよ」
菜摘にはそれだけが聞こえ、背後で晃一が立ち上がるのが分かった。そして菜摘は秘部に固い物が押し当てられたことに気が付いた。期待で一気に緊張する。菜摘は腰を一切動かさず、晃一が入ってくるのを待った。
「ほうら菜摘ちゃん、大好きなものだよ」
晃一は肉棒を掴んで秘唇に押し当て、ゆっくりと秘唇の上を上下させた。
「あっ・・ああっ、いや、早く、早く入れて・・・あうっ・・・」
菜摘は肉棒の先端が敏感な部分をゆっくりと這い回るのを感じた。
「あっ、そこ、そこぉっ」
菜摘は肉棒が秘口の入り口に来た時、それを伝えて入れて貰おうと身構えた。しかし、肉棒はその上を通り過ぎて行ってしまった。
「ああぁぁ、いやぁぁ、そっちはいやぁぁぁ」
菜摘はここまで来て更に焦らす晃一の気持ちが分からなかった。精一杯おねだりしているのに入れて貰えないのだ。そこで菜摘は実力行使に出た。
晃一の肉棒の先端が秘口に来るまで待ち、先端がしっかりと入り口に当たった瞬間、菜摘は自分から身体を後ろにずらした。
「ああっ」
菜摘は先端が入ったことを悟ると、更に身体を後ろにずらした。すると、ずぶずぶと肉棒が菜摘の中に埋まっていく。
「ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ、来たぁっ」
菜摘は更に肉棒を納めようと、ゆっくりと身体を後ろにずらしていった。肉棒が肉壁をかき分けて中に入ってくるのがよく分かる。気が遠くなるほど気持ち良いと思った。
晃一は菜摘が自分から肉棒を納めていくのをじっと立ったまま見下ろしていた。既に菜摘の身体は熱く火照っており、菜摘の中はぐっしょりと濡れている。そして先端が肉門をくぐった途端、肉壁が活発に絡みついてきた。