第162部



菜摘は乳房を可愛がられながら、初めて晃一の部屋で乳房を許した時のことを思い出した。あの時は緊張ばかりしていて余り感じる余裕など無かった。どれくらい感じたかと言われれば、今から考えるとほんの少しだったと思う。しかし、初めてだった菜摘はそれで十分感じたと思ったし、感じたこと自体が嬉しかった。そして、それから紆余曲折はあったが晃一にどんどん心と身体を許すようになっていったのだ。
「そうなんだ。最初から菜摘ちゃんは上手に感じるのを覚えているなって思ってたけど・・・・」
「その時はそう思ってたけど、それから会う度にパパがもっと・・・教えてくれたから・・・」
そう言った菜摘は、自分が感じることを途中で怖がって晃一から逃げ出したことを思い出し、途端に気持ちが暗くなった。
「どうしたの?」
晃一が菜摘の様子が変わったことに気がつき、乳首から顔を上げて聞いてきた。菜摘の大きな目には涙がいっぱいたまり、あっという間に一筋流れ落ちた。
「ごめんなさい・・・・・・あの時は怖くて・・・・・逃げ出したくて・・・ごめんなさい」
「なんのこと?」
「だって、私が勝手にパパから逃げ出しちゃって、パパの気持ち、うぐっ」
菜摘が話し始めた途端、その口を晃一の唇が塞いだ。そして再び舌を絡め合う。
「んんん・・・・パパ・・・私・・・んんんっ・・・・話が・・・・」
「んん・・・・・・黙って・・・・何も言わなくて良いから・・・んんんんんんんん・・・」
「んんんん・・・・・パパ・・・・・んんんんんん・・・・好き・・・・・・」
菜摘は晃一が遮ってくれたことで悲しくならずに済んだと思った。実際には既に菜摘はいく筋も涙を流していたのだが、菜摘自身気づいていなかったのだ。
やがて口を離した菜摘は再び乳房を晃一に与え、
「パパ・・・ああぁぁぁぁ・・・・もっとして・・・・好きなだけして・・・・ああぁぁん、素敵・・・もっともっとして」
と喜びの声を上げ始めた。話ができないなら快感の中に逃げ込もうと思ったのかも知れなかった。
「どっちが感じやすいの?」
晃一が再び聞いてきた。そして左右の乳首を交互に舐め、転がし、唇で挟む。
「ああぁぁっ、どっちも感じるけど・・・・ああぁぁんっ、やっぱり左の方が少しだけ、あうっ、それっ、あうぅっ、それが良いっ、ああぁぁぁっ、素敵ぃっ」
菜摘は晃一に乳首を舐められ、乳房ごと優しく吸い込まれてから乳首を転がされ、口の中で乳房をもぐもぐされ、どれもとても気持ち良かった。
次に晃一は乳首から口を離すと両手で乳房をわしっと掴んだ。そして、唾液に濡れた乳首を掴んだ手の人差し指、中指、薬指で順にポツッポツッと優しく弾いていく。
「あんっ、あっ・・あっ・・・」
乳首が優しく弾かれる度に菜摘の身体はピクッと震え、声が出た。
「ほうら、そっとしてるだけなのに、こういうのもいいだろ?」
晃一は菜摘の表情が快感に流されていくのを乳首を可愛がりながら優しいまなざしで眺めていた。
「あん、あん、あん、あっ、あっ、あう、、あん、身体がかってにぃ、ピクって動くぅ」
「そうだよ。これだけ感じやすっくなったんだね」
「あんっ、あっ、あっ、あっ、なんかはずかしぃ、あっ、あっ・・・」
「時々は舐めてあげるね?」
晃一は固く尖った小さな乳首を口に含んで舌で転がした。
「あうぅっ、やっぱりこっちの方が良いっ、ああああぁぁぁ」
菜摘はいつの間にか両足を何度も擦り合わせていた。しかし、晃一は菜摘の乳房から離れようとせず、ひたすら乳首を優しく可愛がり、舐め、乳房を揉んで菜摘を喜ばせた。
「ああぁぁん、こんなにいっぱいされたらぁぁぁ」
「どうなの?」
「わかってるくせにぃ」
「わかんないよ。言ってごらん?」
「ああん、私の身体をこんなにした癖にぃ」
「ちゃんといってごらん?」
「パパが欲しくなっちゃうぅ」
「どういうこと?」
「だからぁ、ああぁぁん、そんなに丁寧にしないでぇ」
「乱暴にして欲しいの?」
「そうじゃないのぉ、ああぁぁん、もう、いじわるぅ」
「いじわるなの?」
「ねぇ、やっぱり入れてぇ」
菜摘はとうとう自分から挿入をおねだりした。
「おちんちんが欲しくなっちゃったの?」
そう言いながら晃一は再び乳首を舐め回し、硬い乳房を軽く吸い込んでもぐもぐした。
「ああぁぁぁぁぁ、だって、こんな事ばっかりされたら誰だって・・あああん、ねぇぇ」
「もう我慢できないの?」
「こんな事されて我慢できる人なんているのぉ?ねぇ、いるのぉ?」
菜摘は両足をくねくねと擦り合わせ、乳房を愛されながら晃一に聞いた。
「どうかな?でも、菜摘ちゃんは感じやすいから我慢できないのかも知れないね」
そう言いながらも晃一はまだ乳房から離れようとしない。
「そうなのぉ?あああぁん、とっても気持ち良いの。それに・・・焦れったい」
「クリトリスが焦れったいの?」
「ああん、それはぁ・・・ああぁぁぁ、直接言っちゃ嫌ぁぁぁ」
「それじゃ、お口で可愛がってあげようか?」
「お口はもう良いからぁ、そっと入れてぇ、ね?そっと、お願いよぉ」
「そっと?」
その晃一の言葉に菜摘は反応した。菜摘は優しく、と言う意味で言ったのだが、晃一は焦らしながら、と言う意味で言っているのだと気が付いたのだ。
「違うの、私が上でも良いからぁ」
「上になりたいの?」
「ああん、そんなことばっかり言って引き延ばさないでぇ」
菜摘は禅問答のように延々と会話を引き延ばす晃一のやり方にこれ以上待てなくなった。自分から起き上がって晃一をベッドへと寝かせようとする。晃一はそれほど菜摘がじれているとは思っていなかったので、実力行使に少し驚いた。それでは、と交換条件を出す。
「それじゃ、少しだけお口でおちんちんをおっきくしてちょうだい。さっき抜いてからまだ完全に戻ってないから」
そう言って仰向けになった。菜摘は頷いて起き上がり、大人しく身体を反転させると、肉棒を掴んで晃一の顔を跨いで晃一の前に秘部を差し出した。菜摘にとってはベッドで肉棒を口に入れると言うことはシックスナインをすると言うことなのだ。
晃一の目の前に菜摘の秘部が現れた。先ほどソファで入れた時よりも更に濡れており、回りの毛の生えている外側までびっしょりになっている。
「あんまりしないで、入れてもらっていきたいの、お願い。お口でされると直ぐに気持ち良くなっちゃうから・・・」
菜摘はそう言うとくっと腰を晃一の顔へと突き出し、肉棒を握りしめて扱きながら口の中に入れた。肉棒は既にだいぶ固くはなっていたが確かに完全では無い。菜摘は焦れったい気持ちをぶつけるかのようにぱくっと肉棒を口に入れると、いきなり大胆に頭を上下させ始めた。
「おぉ、気持ち良いよ」
そう言って晃一はお返しにそっと秘核の回りに舌を這わせ始めた。
「んんんんっ、んあああぁぁーーっ」
途端に菜摘は我慢できなくなって肉棒を吐き出した。菜摘の身体は晃一の焦らしで本人の想像以上に感じやすくなっていたのだ。
「待って、お口は待って、されたら本当に我慢できなくなるから。私にさせて、私がするから」
菜摘はそう晃一の肉棒を吐き出してから言うと、再び口いっぱいに頬張って手と口での奉仕に専念した。
しかし、目の前にたっぷり濡れて嫌らしく収縮を繰り返す秘口とピンク色に小さく顔を出している秘核を目の前にして何もしないのも変だ。
そこで晃一は秘核には息を掛けるだけにして、両手を伸ばして菜摘の乳房を掌に入れると、やわやわと揉み込み始めた。もちろん、菜摘の身体は敏感に反応したが、秘部を舐められるほどでは無いらしく小刻みにくねくねと動きながら晃一の愛撫を受け入れている。
「んっ、んんんんんんー、んっ、ちゅばっ・・・んんんん・・・」
菜摘は心を込めて奉仕した。菜摘の小さな口の中はいつ入れても気持ち良い。そして、菜摘は自分から少しずついろいろな舐め方を試してくるので最初に比べるとずいぶん舐め方にもバリエーションが出てきたし、口の中にも深く入るようになってきた。
晃一は肉棒だけでなく両手でも菜摘を楽しんでいる。下向きに尖った菜摘の乳房の揉み心地はまた格別なのだ。少し手を下げて乳首だけが掌に触るようにしてころころと動かすと目の前の秘口がきゅっと萎むのが楽しい。美しいピンク色の秘核が濡れて輝き、それより少し色の濃いピンクの秘口が怪しく蠢く様は晃一にのみ許された光景なのだ。
晃一はもっと楽しんでいたかったが、晃一が菜摘の秘口を眺めながら乳房の揉み心地をを楽しみ、更に手と口での菜摘の奉仕を受けたことで晃一の肉棒は一気に力強くそそり立ち、菜摘が口に入れると手で握っていてもどんどん下に引っ張られて顎が痛くなってきた。
「こんなに固くなったぁ」
菜摘はそう言って肉棒を吐き出すと、晃一の上に跨がってきた。
「このまま上になる?それとも下が良い?」
晃一が聞くと、菜摘は四つん這いで擦り寄ってきて、
「最初は上になる」
と言った。どうやら相当焦れているらしい。
そして菜摘はそのまま晃一の上に跨がると、秘口の位置を調節して肉棒の先端に当てた。実は、晃一に乳房を揉まれていた間も晃一の息は秘口にかかり続けていたために菜摘は今直ぐ自分で思い切り動いてみたくて堪らなかった。
「それじゃ、菜摘ちゃん、これお願い」
晃一がベッドサイドのスキンを渡すと、
「そうそう、これをして・・・と」
と慣れない手つきでシールを切って肉棒に被せてくれた。そこで晃一は菜摘に自分で入れるように促した。
「それじゃ、入れてごらん」
菜摘は慎重に位置を合わせ、四つん這いの姿勢を調整してからそっと後ろに下がり始めた。
「んんんっ・・・・・」
菜摘が秘口に肉棒を充てて少しだけ後ろに下がると、秘口はぱくっと口を開けて先端を飲み込んだ。
その時、菜摘は秘部に今まで感じたことの無いピリッとした痛みを感じた。
「あっ」
菜摘の動きが止まった。
「どうしたの?」
「ううん・・・・なんでもない・・・・・」
菜摘はもう一度同じ動作を繰り返して慎重に肉棒を入り口に導いていく。今度は先程よりも小さな痛みが走ったが、これくらいなら我慢できると思った。
「あうっ・・・・う、ううぅぅ・・・・来た・・・・」
菜摘は更に慎重に少しずつ身体を下げて肉棒を身体の中に納めていった。それは晃一の感覚ではかなりゆっくりだったが、菜摘は何度も失敗するのが嫌だったので慎重にしたのだ。そして、肉棒が1/3ほど入ると、後は簡単だった。ナツミが具合を確認して腰を上下させながら後ろに下がると、それまでの倍以上の速度で肉棒がずぶずぶと菜摘の中に入っていく。
「菜摘ちゃん、上手になったね」
「あああああああ・・・入ってる・・・いっぱい来た・・・・ああぁぁぁぁぁ」
菜摘は更に下がってしっかりと肉棒を入れたところで動きを止めた。入れてしまえば先程の痛みは嘘のように消えてしまっている。それに代わって身体の中から快感が湧き上がってきた。それはあっという間に菜摘の身体を満たしていく。
「どう?自分でおちんちんを入れた気分は?」
「ああぁぁぁ、とってもきもちいいぃーーっ、いっぱい入ってる」
「もう自分だけで入れられるようになったんだね」
「私、自分で入れたぁ、ああぁぁぁぁぁぁぁ、こんなにぃ」
「ちゃんと奥まで入ってる?」
「入ってる・・・こんなに・・・あぁぁぁ、深い・・」
晃一が上で四つん這いになっている菜摘の乳房に手を伸ばそうとすると、菜摘は乳房を触らせまいとするかのように自分から身体を起こして帆掛け船になった。晃一に跨がった菜摘の姿は外から入ってくる日の光の反射を受けてとても綺麗だった。最初下を向いていた菜摘は、
「ぐうぅぅぅ・・・あーーーーーっ、最高ッ」
と腰の位置を決めると仰け反った。綺麗に半球型に膨らんだ乳房と色の薄い乳首が日の光に透き通るようだ。乳房や胸から腰へのラインはは官能的な微妙なカーブを描いている。そしてしっかりと跨がって肉棒をしっかりと根元まで飲み込んだ菜摘の秘唇は晃一にぴったりとくっついている。
「さぁ、好きなように動いて良いよ」
「あああぁぁぁ、ああんっ、あんあんあんあんあんあん」
菜摘はくねくねと腰を前後に揺らして肉棒を楽しみ始めた。動き自体は小さいがくねくねと動かすだけで今の菜摘には十分な快感が得られる。晃一は菜摘が腰を揺らして悶える姿をたっぷりと楽しむことにした。
「あんっ、あんっ、あんっ、あんっ、あんっ・・・・」
菜摘が規則正しいリズムで腰を動かすと、肉壁に扱かれながら肉棒が小さく出没を始める。晃一は両手を差し出して菜摘と指を絡め、菜摘の身体を安定させた。
「ああんっ、良いのっ、あんっ、こんなに奥まで来てるのにぃッ、あんっ、あんっ」
菜摘は良い調子で腰を振りながら今まで焦れていた分を取り返すかのようにくねくねと腰を使った。
「菜摘ちゃんの腰、とっても嫌らしく動いてるね」
「分かってる、分かってるのぉ、でも止まらないの、ああぁぁっ、だって最高ッ、これいいのぉっ」
菜摘は快感の程度が強いので、このまま絶頂に駆け上がれるのでは無いかと思った。それほど気持ち良かった。今日は何かがいつもと違う。晃一の肉棒も太くて固いし、入れられている自分の感じ方もいつもより強いのだ。
クンクンと腰を前後に動かすと、快感がバシバシ吹き上がる。もちろん同時に晃一には肉壁がしっかりと絡んでゴシゴシと扱く快感が与えられた。
「パパぁっ、ああんっ、気持ち良いっ、ああぁぁっ、あんっあんっあんっあんっ・・」
「良いよ、気持ち良いよ。もっと動かしてごらん、夢中になってごらん」
菜摘は腰の動かし方を覚えたのか、リズミカルに腰を動かして声を上げている。ただ菜摘の硬い乳房はその程度の動きでは余り揺れることは無い。しかし、それはそれで綺麗だと思った。
「ああぁぁぁぁっ、このまましたらぁぁぁ、ああああんっ、パパぁぁぁ」
「気持ち良いの?」
「すごく良いの、あああぁぁぁぁ、このままだと直ぐにいっちゃうかもぉ」
「いって良いんだよ」
「いやぁ、このままいくのはいやぁぁぁ、あああぁぁっ、でも止まらない、気持ち良すぎるぅ」
たぶん、もうしばらく続けていればこのままでも駆け上がれたことだろう。しかし、菜摘は足を開いて晃一に跨がったままのこの格好ではいきたくなかった。菜摘がそう言うので晃一は菜摘に体位を変える機会を与えることにした。絡めていた指を離すと、菜摘の状態を支えるものがなくなったので自然に菜摘の腰の動きが次第に止まった。
「あああああ・・ああ・あ・あ・・・あん・・」
菜摘は焦れったかった分を思い切り楽しんだので、いったん動きを止めてから先程と同じように晃一のお腹の上で両膝を揃えた。
「パパも手伝って」
そう言うと身体を少し前に倒してきた。これは明らかに乳房を揉んで欲しいというサインだ。
「それじゃ、おねだりだね?」
晃一がおねだりを求めると、菜摘は素直に応じた。
「菜摘はおちんちんで下からズボズボして欲しくて我慢できません。おっぱいも揉みながらいっぱいいかせてください」
「いっぱいなの?」
晃一が菜摘を乗せたまま腰をゆるゆると上下させながら言うと、
「あんっ、ああんっ、あんっ、やっぱりこれ、いいっ」
と早くも夢中になり始めている。足を閉じているので晃一には秘部が見えないが、菜摘が喜ぶのだから仕方が無い。晃一は腰の上下運動を少しずつ大きくしながら菜摘の乳房に手を伸ばした。
「ああぁんっ、ああっ、ああっ、ああっ、ああっ、これ素敵ぃっ、どうして、どうしてこんなに、あああっ、もうっ、最高っ、良すぎるぅッ」
菜摘は晃一に乳房を揉まれながら腰を上手に上下させて出没を楽しんだ。晃一は軽く腰を上下させているだけだが、菜摘が半分以上動きを作り出しているので肉棒は半分くらい出たり入ったりを繰り返している。それは今の菜摘に十分以上の快感を与えていた。