第164部



菜摘が了承したので晃一は菜摘と上下を入れ替え、晃一の上で菜摘に手を突かせた。
「最初はおっぱいも可愛がりたいんだ」
そう言って少し下向きに尖って三角になっている乳房を両手に収めた。
「私も嬉しい」
「じゃ、もう一回キスしてから」
そういうと晃一は菜摘を引き寄せてたっぷりとキスを楽しんだ。菜摘も上になってキスをするのが実は好きだった。何というか、自分から愛しているという実感が得られる。二人がたっぷりとキスを楽しんでいると、晃一の腰がゆっくりと動き始め、菜摘が口を離すと両方の乳房が下から晃一の手に包まれて優しく揉まれる。
菜摘は晃一に跨がった形だが、膝を使って位置を微妙に調整し、晃一の動きを一番受け止められる位置に腰を持って行った。そのまま腰はうねうねと動いている。既に味わい始めているのだ。
「あん、あん、あん・・・なんかすてき・・あん、あん、あん・・・」
菜摘はこれがもしかしたら二人で一番愛情を確かめられる形なのかも知れないと思った。女の子としては自分が下になってして貰うのが一番安心できるし包まれているという実感が強いのだが、女の子が上なら乳房も同時にたっぷりと可愛がってもらえる。もちろん、この格好は恥ずかしいのは間違いないが、何となく母性のようなものを感じることも確かだ。
晃一も腰を使いながら、菜摘がこの体勢に慣れて気に入っていることを感じていた。その証拠に今はわざと腰を少しだけ持ち上げて肉棒が出入りする十分な空間を作っている。先程は菜摘が上になってべったりと座り込み、肉棒を一番奥まで収めて腰を振っていたが、男の下からの出没を楽しむなら今のように少し腰を上げた方がずっと大きな出没を受け入れられる。同じ体勢でもどちらか主導権を握るかでちゃんと使い分けができるようになったのだ。
晃一は菜摘の乳房を優しく揉みながら次第にペースを上げていった。
「菜摘ちゃん、これ、良いよ。すごく良い」
「私も、ああんっ、どんどん良くなって、あああんっ、ダメ、止まらなくなって・・・、あああっ、本当に、だめぇっ、ああっ、腰がぁっ、ああんっ、あんっ、あんっあんっあんっ、だめ、いっちゃうっ」
菜摘はいつの間にか夢中になって腰をわずかに動かし始めた。晃一の出没を最大限楽しめる程度に腰を少し振っているのだ。そのおかげで晃一の肉棒は長さ全体を余すこと無く使って出入りしている。
「おおおおっ、菜摘ちゃん、良いよ、良いっ、もう少し、もう少しだよっ」
晃一は今度は菜摘の中で追われると思って思い切り腰を使った。どんどん良くなっていく。もう少しで菜摘の中で果てられる。
「ああぁぁっ、だめぇぇぇっ、ああっ、いっちゃういっちゃうーーっ」
しかし菜摘の方が早かった。晃一が夢中になって腰を使ったことで菜摘は限界を超えてしまったのだ。菜摘は乳房を握り締められたままビクンッと身体を大きく痙攣させた。菜摘の動きが止まり、ゆっくりと晃一の方へと倒れてくる。晃一も仕方なく腰を止めた。
「ごめんなさい・・・・・・また私・・・・」
そう言うと菜摘は晃一の上で息を弾ませた。しかし、晃一はもうここで終わりにするつもりは無かった。菜摘をしっかりと抱きしめて上下を入れ替える。菜摘はぐったりと抱かれていたが、その意味は理解し、受け止めていた。
「して・・・・パパ・・・・思い切りして良いのよ」
「うん」
晃一はそれだけ返事をすると、再び腰を使い始めた。菜摘がいったことで肉壁はゆっくりと緩くなったが、菜摘が再び声を上げ始めると再度肉棒に絡みつき始めた。
「ああぁぁっ、そんなにしたらぁっ、ああぁぁっ、だめぇぇっ、すぐにいっちゃうーっ、ああっ、だめぇぇっ、あああんっ」
菜摘は両足を思いきり開いて肉棒を少しでも深く受け入れようとしながらも足の裏はしっかりと晃一の腰を挟んでいたし、両手は晃一の首に回されてグイグイと引っ張っていた。しかし菜摘は抱きついているはずなのに強い出没に耐えなければいけなかったので自然に頭は左右に激しく振られて嫌がった。
いった直後の敏感な少女の身体はいくらも持ちそうに無い。しかし、今の晃一はそれどころでは無かった。一心に最後を目指して突っ走る。
「菜摘ちゃん、良いよ、良いよぉっ、もう少しだっ」
「ああぁぁっ、またいっちゃうぅぅーっ」
菜摘は晃一の激しい出没を受けながら再び絶頂した。菜摘の身体が再び震えたが、菜摘を抱きしめて腰を使っていた晃一は気づかなかった。今までのように菜摘を主体として感じ方を見ながら出没を調整していたセックスとは異なり、今は完全に男本位のセックスだ。
「そうら、もう直ぐだ。もう直ぐ出すよぉっ」
晃一は完全にスパートに入った。
「ああぁぁーっ、止めて、止まってぇーーっ、ああぁぁ、いあーーーっ」
菜摘は更に声を上げ、敏感な肉壁に思い切り肉棒を使われた痛みに身体を捻って逃げだそうとした。
「だめ、逃がさない」
晃一はそう言って菜摘をしっかりと抱きしめ直すと、更に腰を使った。もうゴールは目の前だ。
「ああああぁーーーっ、またぁぁぁーーーーーーっ」
菜摘は痛みが引いた途端、再び絶頂へと押し上げられていく。
「よおし、いくよぉーーっ、ほうらぁぁっ・・うっ・・・どうだっ・・・」
晃一が腰をぐっと突き出すと肉棒が白濁した液をどっと吐き出した。何度も良くなっては菜摘のために止まっていたので、先程の放出よりも却って多いくらいだった。どくっどくっと肉棒から液体が吐き出されると痺れるような快感が晃一の全身を走り、それに併せて菜摘の身体がビクッビクッと震える。
晃一は肉棒を差し込んだまま身体を起こして菜摘を見下ろした。汗ばんだ綺麗な身体が時折ビクンと痙攣している。菜摘は胸を激しく上下させて息を弾ませていた。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・・」
余りに激しい立て続けの絶頂に、菜摘は何も話せないようだった。『終わった・・・・パパが私の中で終わった・・・一緒にいった・・・・』頭の中で自分の言葉が繰り返し響いている。
晃一が吸い寄せられるように菜摘の乳房をぐっと掴み、肉棒をぐっと押し込むと、
「はうぅーっ」
と菜摘が仰け反った。更に何度乳房を揉みながら肉棒を押し込んで菜摘の絶頂を確かなものにしてやる。
「うう・・・・・うっ・・・・・う・・・・・・う・・・」
しかし、放出を終わった肉棒はゆっくりと固さを失っていき、やがて菜摘の身体が反応しなくなると、晃一はゆっくりと肉棒を抜き去った。菜摘は晃一のあまりの激しさに驚いていた。先程までとは全然違う荒々しく力強い出没だった。今まで菜摘が何度もいったのがいかに晃一が気を遣ってくれていたのかがよく分かった。だからこそ、最後にそれを受け止められて幸せだと思った。
「パパ・・・・・」
「菜摘ちゃん、気持ち良かったよ。ありがとう」
「うれしい・・・・・」
晃一はスキンを始末して時計を見た。それにつられて菜摘も時計を見た。そろそろ支度を始めなければならない時間になっている。菜摘はもう少し、あと1分でも晃一と一緒にベッドにいたかったが、重そうにゆっくりと身体を起こすと荷物の整理にかかった。自分のバッグからブラジャーを取り、ベッドのTシャツとミニスカートを持ってソファからパンツを回収すると軽くシャワーを浴びに行った。本当はもっとたくさん替えの下着を持ってくれば良かったのだが、余り換えをたくさん持って出ると親に見られた時に言い訳できない。だから換えは普通通り1組だけだ。
全裸のまま髪をタオルでカバーしてシャワーブースに入ると、髪の毛が濡れないようにシャワーを浴びた。時間が無いので首から下だけだ。身体が疲れているはずなのにまだ身体が興奮しているせいか、あまり疲れを感じない。とりあえず汗だけはしっかり流しておいたが、股間に感じる痛みはよく分からなかった。ただ、シャワーを浴びながらそっと指を充てるとはっきりとピリッと痛む場所がある。しかし血は出ていないようた。『おちんちんで擦れちゃったのかな?』と思ったが、今更晃一に確認するのも変なのでそのままにとどめた。ただ、肌の様子から思った以上に汗を掻いていたのだと分かった。そして夢中になっていたさっきを思い出し、ちょっと嬉しくなった。
晃一も支度を始めたが、ものの数分で終わってしまう。菜摘が大急ぎでシャワーを浴びて出てきた時には、既に晃一は支度を終えて窓際のソファに座っていた。
「パパ、もう終わったの?」
「うん」
「待ってて、急いで支度するから」
「まだ少しだけは大丈夫だよ」
晃一の言葉を背中に受けて菜摘は支度を始めていた。もともと今日は一泊だし身軽ではあるが、女の子の準備は男と根本的に違う。菜摘が服を整理して荷物をまとめるのに数分かかった。
「パパ、終わった」
「もう直ぐに出られる?」
「うん。でも、もう出発の時間?」
「そうだね。正確に言うと、あと10分ほどかな?」
「それじゃ・・・・」
そう言うと菜摘は晃一の膝の上に横向きに乗ってきた。
「いいでしょ?」
そう言って晃一にキスをしてくる。しかし、菜摘は甘えてキスをしたいだけなのかも知れないが男はそういうわけにはいかない。ねっとりと舌を絡めてキスをしていると、晃一の肉棒が再び反応を始めた。キスをしながら菜摘の胸を優しくまさぐると菜摘の息が荒くなっていく。
「ああん・・なんかまた変な気持ちになってきたぁ。いまして貰ったばっかりなのにぃ」
菜摘はそう言うと更に舌を深く差し込んでくる。そして晃一がスカートの中に手を入れても拒まず、逆に軽く足を開いてきた。高校生の菜摘はストッキングを履いていないので直ぐに晃一の指は菜摘の敏感な場所を探り当てる。
「あっ」
キスに夢中で晃一の手を気にしていなかった菜摘が気がついて声を出した。
「どうしたの?」
「まだするの?」
「いや?」
「そうじゃないけど・・・・・・」
本当はしたいのだが、そう言われると素直には認められない。
「このまま後数分じっとしてても良いよ」
「そんな・・あ・・・・そんなとこ触りながら言うなんて・・・・・だめよ・・あ・・・するならして」
「してもいいの?」
「パパ、できるの?」
「できるんだったらしてもいいの?」
「う・・ん・・・・・」
「どうしたの?」
「なんか・・・・・・・あのね、さっきシャワーを浴びた時にちょっと痛くなってて・・・」
「痛い?あそこが?」
「・・うん・・・・」
「どんな感じだった?鈍い痛み?傷みたいな痛み?」
「ぴりって痛いの・・・・」
「激しくしすぎちゃったかな・・・?ごめんね」
「ううん、それはいいの」
「それじゃ、入れるのは無理だね」
「だめなの?」
「だって痛いんでしょ?」
「痛いけどちょっとだけだし・・・・ああん、そんなこと言ってる時間がもったいないぃ」
菜摘は晃一の膝の上から立ち上がると、
「パパ、脱がせて」
と言って晃一の手をスカートに導いた。晃一は何も言わずにミニスカートに手を入れるとパンツを引き下ろす。菜摘は直ぐに足を抜くと、跪いて晃一のスラックスのジッパーに手をかけた。
「これ・・・・これを・・・・ああん、焦れったいぃ」
男のジッパーに慣れていない菜摘はジッパーを下ろすのもつっかえつっかえだ。
「うまくできないぃ」
「焦らないで」
「焦るぅっ」
ジッパーを下ろすとその下のトランクスにたどり着き、トランクスの前立てのホックを外すと肉棒へとたどり着いた。
「どう?」
「うん・・・よいしょ・・・・・」
菜摘は肉棒を何とかそっとトランクスから取り出すと、いきなり口の中に入れて扱き始めた。
「あ、菜摘ちゃん」
菜摘は何も言わずに頭を上下に動かし、肉棒をできるだけ深く口の中に入れた。もともとさっき取り出した時に中途半端な固さだったので思わず口の中に入れてみたのだが、口の中に入れて頭を前後に許すと肉棒が口の中でどんどん大きくなってくるのが不思議だった。あっという間に顎が外れるくらいの太さになっていく。
晃一は、菜摘が自分からどんどん段取りを進めていくのをじっとソファに座ったまま菜摘の言う通りにしていただけで自分からは何もしていない。
菜摘はやがて、肉棒の大きさと固さに満足したのか肉棒を吐き出すと、
「このままして」
と言って晃一の上に跨がってきた。慌てて晃一はスキンを付け直す。
菜摘は時間が無いことを知っていたので、最初から一気に肉棒を収めようとした。ちゃんとミニスカートを捲り上げてから肉棒を自分の秘口に持ってくる。そしえ腰を上手にあわせて入り口に肉棒を押し当ててからぐっと腰を下した。
しかし、シャワーまで浴びて潤いを全て流してしまったので肉棒はスムースに入らなかった。力を入れるとぷるんと外れてしまう。
「ああん、いやぁぁ、早く入ってぇ」
菜摘は上手くできないことに文句を言った。
「おちんちんを自分で入り口に当ててごらん」
晃一がそう言うと、菜摘は挿入の体勢のまま肉棒を掴んで自分の入り口に当てた。
「ああん、自分でこんな事する何てぇ、いやぁぁ、見ちゃいやぁぁ」
菜摘は恥ずかしがりながら肉棒を入り口に当てたが、それでもなかなか上手く入れることができない。
「ああん、もういやぁッ、パパ、こっちでして」
菜摘はそういうと晃一の上から下りて、先程と同じようにソファに反対向きに上がり、お尻を突き出した。宏一は直ぐに菜摘のスカートを捲り上げると肉棒を宛がう。さすがに肉棒の硬度は菜摘の口から出して直ぐなのに柔らかくなり始めていたが、何とか菜摘の入り口に当てて押し込むと先端が肉門を越した。
「あうっ」
菜摘は痛みが走るかも知れないと恐れていたが、今回は大丈夫だった。
「入ったよ」
「もっと入る?」
「こう?」
「ああぁぁぁっ、あれだけしたのにまだできるなんてぇっ、ああんっ、パパは凄すぎぃっ」
菜摘は背もたれをぎゅっと掴んで声を上げた。菜摘の中はまだ潤っており、肉棒がゆっくりと入っていくと何の苦も無く肉棒を受け入れる。
「動いて、して、ズボズボぉっ、ああんっ、時間が無いからぁッ、早くぅっ」
菜摘は自分から少し腰を振って肉棒を確かめながらおねだりした。
「うん、最初は少しずつね」
そう言うと宏一はゆっくりと腰を使い始めた。
「あっ、ああっ、ああっ、ああっ、ああっ、ああっ・・・・」
菜摘は声を上げながら、晃一に愛される喜びに満たされていく。晃一はペースを上げるよりもストロークを大きくして限界まで菜摘の中を楽しもうとした。
「ああぁぁっ、凄いぃっ、こんなに奥まで来てるぅッ」
「さっきもしたでしょ?」
「さっきはさっきぃ、今だって凄いのぉッ」
晃一がだんだんペースを上げていくと菜摘はひたすら快感を味わうことに意識を集中しようとした。晃一は菜摘の細い腰を掴んで肉棒を打ち込み続ける。
「ああっ、ああっ、ああっ、ああっ、ああっ・・・・・」
菜摘の高い声が部屋に響き、その声は喜びに満ちていることがはっきりと分かった。しかし、菜摘はもっと愛して欲しかった。そして晃一ももっと愛したかった。時間が無いだけにゆっくりと愛している暇は無いのだ。
「ああっ、ああっ、ねぇっ。パパぁっ、やっぱり前からしてくれるぅッ???」
菜摘がそう言うと、晃一は直ぐに肉棒を抜き去り菜摘のとなりにどっかりと座って肉棒をそそり上げ、
「おいで」
と言った。