第181部


「どう?」
しっかりと奥まで指を入れた晃一が、指を入れたまま美菜に聞いてきた。美菜は晃一が指を抜こうとしていると思った。
「いやっ、そのままっ、そのままにして、抜いちゃいや」
「大丈夫。直ぐに抜いたりしないから。でも、少しこのままだよ」
しかし、直ぐに美菜はせっかく入れて貰った指が全く動かないことに気づいた。これでは更に焦れったくなってしまう。こんな事を経験したのは初めてだった。今までの彼は例外なく指を入れると直ぐに中で動かし始めた。それは美菜の中が濡れていようと居まいと、いや、濡れていなければ更に強く指を出し入れしてきた。しかし、晃一の指は力強さを感じるものの、中に入って一切動かない。これでは自分が腰を動かせば直ぐにばれてしまう。ゆっくりと美菜の肉壁が中に入ってきた指にまとわりつき始めた。
「ああん、いやぁ、動かして、ねぇ、動かしてぇぇぇ」
じわりじわりと美菜の中で動かない指が快感を与え始めた。このままでは自分から腰を動かして声を上げそうだ。美菜は早く晃一に指を動かして欲しくて仕方なかった。
「美菜ちゃんがこのままって言ったでしょ?」
「いや、ねぇ、何とかしてぇ、お願いよぉ、ああん、いやぁぁぁ、早くしてぇぇぇ」
「それじゃ、美菜は指を入れてもらっただけじゃ我慢できません。指でズボズボして気持ち良くして下さい、って言ってごらん」
「ああん、そんなこと言うのはいやぁ、お願いだからぁ、早くぅ」
「言えないならこのままだよ」
「いやぁ、絶対いやぁぁ、早くしてぇぇぇ」
「だあめ」
実は晃一はここで美菜がおねだりをしなくても良いと思っていた。と言うか、おねだりをしないでいてくれた方が良いとさえ思っていた。その方が次に進みやすくなる。
「ああぁぁぁぁ、いじわるぅぅぅぅ」
美菜は晃一が指を動かしてくれないことに絶望した。晃一の指は既に美菜の中の肉壁によってゆっくりと締め上げられていたが、菜摘のようにバージンでは無いので既に中の肉壁の襞はだいぶ平らになっており、細かい襞が絡みつくと言うよりは全体がゆっくりと狭くなって指を包んでくる感じだった。そして締め付け自体は菜摘より弱い。これは今までの女の子の中では麗華に一番近い。
「言えないならここまでだよ」
そう言うと、晃一は容赦なく指を引き抜いていった。但し、ゆっくりとだ。思わず美菜が声を上げた。
「いやぁ、抜かないでぇぇぇ」
晃一は指を止めてもう一度聞いた。
「ちゃんと言える?」
「・・・・・・」
美菜は黙っている。
「それなら仕方ないね」
そう言うと指を完全に引き抜いてしまった。
そして、がっかりしている美菜の身体からミニスカートを脱がそうとした。ここまでしてしまっているのだから脱がせて当然、と言うのが晃一の考えだった。もちろんそれは美菜のとは違っていた。
「ああっ、ちょぉっとおっ」
美菜は慌ててスカートを抑えようとしたが、若干スカートを抑えることはできたものの、身体に力が入らないのか、直ぐに脱がされてしまった。
「あん、いや、見ないで、いやぁ、ああん、いやぁ」
美菜は下半身がすっぽんぽんになってしまい、慌てて手で隠そうとした。しかし、心のどこかでは自信のある足とお尻のラインについては、見られても良いと思っていた。
晃一は下半身が裸になった美菜の身体はスラリとしておりとても綺麗だと思った。
「きれいだね。さぁ、美菜ちゃん、可愛がってあげるから見せてごらん」
そう言うと晃一は美菜の身体を仰向けにした。
「あっ、前はイヤ」
美菜はそう言って慌てて右手で茂みを隠したが、左手では制服姿の胸を隠したままだ。しかし美菜もあまり真剣に隠していないようで茂みも完全には隠せずに半分くらい見えている。
「そんな目で見ないで、これ以上はいや」
美菜はそう言ったが、嫌がっていると言うよりは恥ずかしがっている。茂みはかなり小さく、密度も低かった。
「少し起こすね」
そう言うとベッドを半分近く起こした。美菜は慌てて茂みを隠そうと体育座りをしたが、抱え込んだ膝の下の両足の間からは可愛らしい秘唇が見えている。晃一はそんな美菜の前に悠々と座るとゆっくりと美菜の両足をM字に開いて秘唇を丸見えにし、自分は美菜の秘部の直ぐ近くに顔を持ってきた。
「ちょっとぉっ、いや、足を開かないで、だめだってば。もうだめ、終わりにする」
美菜は足をM時に開かれながらも何とか足を閉じようとしている。美菜は嫌がっているようだが、本気で身体を守ろうとしているわけでは無く、身体はほとんど晃一にされるがままになっている。
「こうした方が上手に優しくできるよ」
晃一は美菜の膝をもう一度ぐっと開いて足をM字にした。
「いや、見えちゃう・・・・、いやぁ」
「見せてごらん」
晃一は美菜の足をもっと大きく開こうとした。
「ダメ、そんなの見ないで。いや、いやぁ」
美菜は足を閉じようともがいているようだが、両足は開いたままだ。
「大丈夫だよ。安心して任せてごらん」
「そんなこと言ったって・・・」
実は美菜は嫌がっているのでは無かった。このまま晃一に任せると、美菜はこの先、自分のコントロールが効かなくなるのでは無いかと思った。そして、理性を失ったまま恥ずかしいことに夢中になるかも知れないと恐れていた。声を上げて快感をむさぼる自分は誰にも見せたくは無い。しかし、晃一は床に座り込んで顔を美菜の秘部に近づけ、美菜を膝を抱えて座る姿勢にしてから更に足を開いてきた。もはや、晃一が何をしようとしているのかは明らかだ。
「お口で・・・するの?」
美菜は両足を閉じるのが無理だと悟ると聞いてきた。ここで晃一は初めて美菜の秘部をじっくりと見ることができた。晃一の予想通り、美菜の秘唇は小ぶりで厚みもあまりないが、秘核は大きくて菜摘のより倍近い。秘口は周辺がはっきりくぼんでいるので経験はしっかりあると見て間違いない。しかし、全体的にはとても可愛らしく正に少女の秘部と言えた。
「そうだよ」
晃一がそう言うと、声と吐息で敏感になったまま放置されている秘核を刺激した。
「ああっ、そんなとこでしゃべらないで」
美菜はびっくりした。これが菜摘の言っていた声と息で焦らされると言うことなのだろう。舐められたことは何度もあるが、こんな風にされたことは無い。晃一がしゃべると焦れったいような痒いような刺激が秘核に走る。
「どうして?これも気持ち良いだろ?」
「あうぅっ、だから、そこは近すぎるからダメぇっ」
「そうなの?こうやって刺激するともっと敏感になるから、その後で舐められるととっても気持ち良いんだよ。感じてごらん、息と声でも気持ち良くなれるんだから」
晃一の声と息は的確に美菜の秘部を刺激していた。晃一が話す度にじぃんと秘核が痺れる。
「いやぁ、お願い、それは許して、ダメ、我慢できなくなるぅ」
「それじゃ、我慢できなくなったら言うんだよ」
そう言うと晃一はM字になっている美菜の両足首を持って更にぐっと開いて秘部を大きく剥き出しにした。
「ああん、まだ開くなんてぇ」
もはや完全に丸見えになっている。晃一が想像したとおり、美菜の秘唇はかなり小さめだが、その分平べったくなくて奥行きがあるようだ。そして秘核はやはり大きめだ。これなら足を閉じていても秘核の先端は秘唇にほんの少ししか隠れないだろう。そして全体的に色は薄く綺麗なピンク色で美菜の身体のように少女らしいと思った。
美菜は身体が柔らかいと見え、両膝は簡単に胸の横までぴったり引き寄せられた。
「いやぁ、見ないで。やっぱり恥ずかしい」
美菜は晃一のじっくりと観察する視線に耐えられなかった。
「だあめ」
「あうぅっ、だから、その声は・・・、お願い、見ちゃいや」
「もっともっと我慢してごらん。良いね?」
美菜は見られるのを嫌がっているように見えたが、実際は見られることより声と息で焦らされ続けるのに我慢できなくなってきていた。既に暖かい息と声の振動は直ぐにでも我慢できなくなりそうなほど刺激が強く感じる。そしてとうとう本音が溢れ出た。
「うううっ、そんなに我慢なんてできない・・・・・・」
元々美菜は舐められるのが余り好きでは無い。秘核が大きいこともあって強く舐められたり吸われたりすると痛みを伴うことが多いからだ。しかし、今日は違っていた。今の美菜には純粋に快感が得られるという確信に近いものがあったのでだんだん舐めるのならさっさと舐めてもらっても良いと思い始めていた。
「今日はギリギリまで我慢してみてごらん。きっと凄く気持ち良くなれるから」
「ああん、やっぱり響くぅ。そんなに我慢なんかしなくたって、きっと今だって・・・・ああっ、息だけでも感じる・・・」
「ふぅーっ、ふぅーっ、息の方が良い?」
「ああっ、そんなにわざとしないで」
美菜は首を振って悶えた。美菜の秘部からはとろりとした透明な液体が秘口がゆっくりと収縮する度に少しずつ吐き出されてくる。しかし、収縮自体が菜摘や友紀より小さいし、その量は少なめで秘部の大きさと同じくらい可愛らしいものだ。あれだけ焦らした後なのにこの程度と言うことは、美菜は濡れにくい体質なのかも知れない。
「お口でされるの好き?」
いきなり晃一に核心を突いた質問をされた美菜は驚いた。
「そんなこと、言えるはず無いでしょ」
「痛かったりする?」
「・・・そうなの、だからお口は許して・・・・・・。ああん離れてぇ」
美菜は本心では晃一に心をを許していたからこそ腰をもぞもぞ動かしながら正直に答えた。
「大丈夫。任せておいてごらん」
「ああっ、だめ、もう我慢できない、ああん、ねぇ、ねぇっ」
「もう我慢できないの?もっと我慢しなきゃだめだよ」
「ああぁぁん、お口は良いからって、ねぇ、ああぁぁん、指でそっとしてぇ、ねぇ、早くぅ」
「だあめ」
「あうっ、お、お願いだから・・・」
「まだだめだよ」
「いやぁぁぁ」
美菜はとうとうどうしようも無くなり、突然両手で晃一の頭を掴んで引き寄せようとした。しかし、晃一にその手を掴まれてしまう。
「まだだめって言ってるでしょ?自分からするの?」
「ああんっ、何とかしてぇっ、だってぇっ、このままはもういやぁッ」
そう言うと美菜は更に晃一の頭を引き寄せようとした。もともと晃一の口は秘部から2センチくらいしか離れていないのでほんの少し引き寄せるだけなのだが、晃一の頭は動こうとしなかった。
「ああっ、ああっいやぁ、早くして、何でも良いから早くぅっ」
「もう少しだけ待ってね」
「いやぁ、もう待つのも我慢するのも嫌。早く、早くしてぇっ」
「痛くなるんじゃ無いの?」
「痛くても何でも良いっ、とにかく早くぅっ」
「それじゃ、美菜はクリトリスを舐めて欲しくて我慢できません、って言ってごらん」
「そんなぁっ」
「言えないの?それなら・・・」
さすがにじっくりと限界まで焦らされた美菜にはプライドも何も関係なかった。とにかく何とかして欲しかったのだ。今までは彼にせがまれても決して口にしなかったが、美菜は生まれて初めて恥ずかしいおねだりを口にした。
「美菜は、ク・・リトリスを、舐めて欲しくて、我慢できません。早く舐めて」
すると、晃一の舌がそっと伸びてきて最初はほんの少しだけ秘核に触った。
「あっ」
美菜の身体に衝撃が走った。
そしてそれからゆっくりと秘核を舐め上げていった。
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ」
それは気が遠くなるほどの快感だった。美菜は思わずぐっと仰け反り、両手で晃一の頭を引き寄せると無意識に足を踏ん張って自分から秘部を晃一の口に差し出した。しかし、晃一は頭を近づけようとしなかったのでさほどしっかりと引き寄せられない。それでも美菜は秘部をクイクイと何度か持ち上げて晃一の口へと運び、自分から上下の運動を作り出して秘部をたっぷりと舐めて貰った。その度に快感は美菜の全身を貫いた。
「ああああっ、いいいぃぃぃぃぃーーーーーーっ、ああっ、ああっ、ああっ、ああっ・・・」
美菜はM字に足を開いた姿勢のまま快感に思わず軽く仰け反った。
ここで晃一は美菜の両手で引き寄せる力に抗して無理に頭を引き離した。美菜はここで中断されるのかと思い、
「いや、止めないで。続けて」
と言った。あれだけ我慢したのだ。最高の快感とはいえ一瞬だけではとても満足できない。
「もっと舐めて欲しい?」
晃一が聞くと、美菜は喘ぎながらうんうんと頷いた。
「それじゃ、もう力任せにしちゃだめ。美菜ちゃんのここはとっても敏感なんだからね。いい?上手にしてあげるから手はだめ、良いね?」
そう言うと再びゆっくりと舐め始めた。美菜は手を封じられたので仕方なく晃一に秘部を差し出すだけしかできなかったが、それでも気が遠くなるほど気持ち良いのは同じだった。晃一の舌はゆっくりと秘核を下から上へと舐め上げていく。
「あああぁぁぁぁぁぁーーーっ、いいぃぃぃーーーーっ、こんなの初めてぇぇぇぇ」
美菜は舌にゆっくりと舐め上げられていく感覚に夢中になった。舐められるのがこんなに気持ち良いとは知らなかった。今までのはなんだったのだろうと思うくらい、晃一に舐められるのは気持ち良かった。ぬめぬめとした舌の感覚が秘部をゆっくりと這っていくのがよく分かる。それはとても優しい舐め方だった。
「ほら、しっかりと見てごらん」
晃一はそう言うと、仰け反っていた美菜の上半身を丸く引き寄せ、同時に両足を更に胸の両脇まで押しやって秘部を舐めているところを美菜に見せた。美菜は身体が柔らかいので簡単に自分の秘部を見ることができる。美菜は自分の秘唇が晃一の舌にゆっくりと舐め上げられる様を目を大きく開けて見つめていた。
「どう?自分が舐められるのを見るのは?」
「そんなイヤらしいところ見せないで、ああぁぁぁぁぁぁ、でも素敵ぃっ」
美菜は背筋がぞくっとするほどの深い快感に夢中になっていた。自然に美菜は再び足を踏ん張って秘部を晃一の方へと差し出そうとする。目の前でゆっくりと揺れる秘部を晃一は上手に舐めていた。美菜が自分から腰をスイングさせるように軽く揺らすのだから晃一はほとんど舌を動かす必要が無い。舌を伸ばしているだけで良いのだ。
「あああぁん、あん、あんあんあんあんあんあんあんっ」
美菜は少しずつ自分の腰を動かし方を掴んできたようだ。これほど気持ち良く舐められたのは初めてだった。いつもは快感もあるが、痛みも伴うことが多く、直ぐに嫌になってしまうのだが、今日はいつまでも舐められていたいと思うほど気持ち良い。ゆっくりと舌が敏感な部分を舐め上げていく感覚は自分の指でそっと可愛がるよりも遙かに気持ち良かった。
すると、晃一の舌の動きが変わった。再び美菜の腰が動かないように両膝をぐっと美菜の方に押さえてM字の足を極限まで開かせ、秘部の下から上まで全体をゆっくりと舐め上げ始めた。
「ああぁぁぁーーーーーーっ、そんなにしないでぇぇぇーーーーっ、覚えちゃうからぁぁぁぁぁーーっ、だめぇぇぇーーっ、気持ち良すぎるぅぅぅぅッ」
あまりにも嫌らしく気持ちの良い舐め方に美菜は気が遠くなりそうだった。身体が柔らかいので背を丸めると自分の秘部の上を晃一の舌がゆっくりと舐め上げていくのがよく見える。
「ああぁぁんッ、そんなに舐めないで」
「大丈夫。そっとするから」
「そんなにされたらいっちゃうぅっ」
思わずそう言ったが、確かにこのまま続けられたらいってしまうかも知れないと思った。そしてその予感はだんだん強くなってくる。しかし晃一は気にしないかのように一定のリズムで美菜の秘部全体をしっかりと舐め上げ続けた。
「ああんっ、だめぇ、このままじゃ本当にいっちゃう」
実は美菜は舐められながらいったことは無かった。いや、本当のことを言えば挿入でもいったのはほんの2回だけだった。それでもいった経験がある友達自身、経験のある子の中でもそれほど多くなかったのでこっそりと自尊心を満たすことはできたからそれで十分と思っていた。しかし今は、本当にどんどん気持ち良くなってあの独特の感覚が近づいてくる。