第19部

 

「少しずつ感じやすくなってきたのかな?」

晃一が右手の中で菜摘の堅くて小さめの乳房を軽く揉んだり小さな突起を可愛がったりすると菜摘は、

「これがぁ?ふふふ、そうなのぉ?」

と少し身体をくねらせて喜ぶ。

「パパぁ、いい加減許してぇ、くすぐったくて飲めないぃ」

「ごめんね。菜摘ちゃんが可愛くて止められないんだ」

そう言って一足先にジュースを飲み干した晃一が菜摘の身体を更に引き寄せ、両手を菜摘の脇から回して左右の乳房を同時に可愛がり始め、ついでに菜摘の綺麗な項から肩にかけて唇を這わせ始める。

「ああっ、冷たいっ」

菜摘はジュースで冷えた晃一の唇に驚いたが、慌ててジュースを飲み干すとヘッドボードにコップを置いて、

「待ってぇ、あうぅん、ちょっとぉ、いきなりそんなにしちゃいやぁ」

と晃一の手から逃げだそうとする。

「ダメ、逃がさない」

晃一は更に両手と唇で菜摘を可愛がっていく。両手の中では乳房が心地良く弾み、菜摘はどんどん湧き上がる感覚に飲み込まれていく。

「ダメだってばぁ、そんなに一度は無理ぃ」

とうとう我慢できなくなった菜摘は、思いきり身体を横に倒すと、晃一の膝の上に横たわった。

「これでして、ね?」

晃一の膝の上でブラジャー一枚にプリーツスカート姿の高校生が可愛らしく愛撫を待っている。菜摘を見下ろした晃一は、改めて菜摘のプロポーションが素晴らしいことに喜んだ。スカートから上だけだが腰が綺麗に細くなって胸へとつながる官能的なラインが晃一をそそる。

「それじゃぁ、今度はおっぱいだけじゃなくて、もっと広く可愛がってあげるね」

そう言うと晃一は右手の指先で腰から胸、そして項へとゆっくりと何度も撫で上げ始めた。菜摘のプロポーションを指先でも確かめるつもりなのだ。

「んんん・・・んんっ、やっぱりくすぐったいぃ」

菜摘はそう言いながらも目をつぶってスカートを直し、晃一の愛撫を素直に受け始めた。

「菜摘ちゃん、可愛いよ」

そう言って身体を屈めて菜摘にキスをすると、菜摘の細い手が晃一の首に絡みつく。ねっとりと舌を絡め合い、そのまま晃一の唇が項へと降りていくと、

「ううっ、あんっ、パパぁ、好き、好きよ」

と菜摘も少し喜びの声を上げ、晃一に安心して身体を任せている。

たっぷりと項を愛して菜摘の甘い声を楽しんだ晃一は、そのまま唇を胸へと移しながら右手も使って菜摘の上半身全てを愛し始めた。

「あうぅん、パパぁ、上手ぅ、こんなにされたら抵抗できないぃ、あん、あうん、うぅっ」

「まだ抵抗するつもりだったの?」

晃一はそう言いながら布地の上から乳首を唇で可愛がると、

「あぁっ、そこわぁんっ、だってぇ、女の子はもっと嫌がらないとぉっ、ううぅん、嫌われちゃうぅ、遊んでるって思われるぅ」

「そんなこと思わないよ。菜摘ちゃんの全部が好きなんだから」

「だめぇ、そんな事言われたら全部許したくなるぅ」

「大丈夫。約束したでしょ?菜摘ちゃんがおねだりしない限りここから先には行かないって。でも、菜摘ちゃんがもっと脱がして欲しければそうするよ」

「ああん、そう言って誘惑するぅ。今日はだめぇ、準備してないからぁ」

「分かってるよ。だから今日はこれ以上しないって言ってるでしょ?だから安心して感じて良いよ」

「パパぁ、ごめんなさい。我慢してるんでしょ?ああん、気持ち良い、恥ずかしいのにぃ、パパぁ、いっぱい優しくしてぇ、あん、そこばっかりしちゃだめぇ」

菜摘は身体を軽く捻ったり、のけぞらせたりしながら甘い時間を楽しんでいた。菜摘にとって、これ以上脱ぐ心配をせずに安心して感じられるこの愛撫は最高の愛情だと思った。今の自分に合わせて優しくしてくれる、そんな晃一が大好きだった。『パパならもっと許しても良いな。パパなら優しくしてくれる。きっと上手に教えてくれる』そう思うと、今のこの姿で感じられるだけ感じてみたいと思った。

晃一は唇で乳房を十分に可愛がると、身体を起こして再び菜摘を見下ろしながら指で愛撫を続けた。

「ああん、パパぁ、そんなに見ちゃいやぁ、ああん、恥ずかしいからぁ、ああっ、パパぁ・・・」

菜摘は目を閉じたまま、晃一の膝の上で身体を仰け反らせて喜んでいる。晃一に小さな乳房を差し出すような仕草に、晃一は思わず我慢できなくなり、ブラジャーの上からぱくっと乳房を口の中に入れた。

「あうぅっ、いきなりそんなことしちゃだめぇぇ」

菜摘が甘い声で抗議する。そのまま口をもぐもぐすると、

「ああん、そんなことぉ、あうぅん、パパぁ、あうぅん、パパのいじわるぅ、ああん、いやぁ」

と言いながら菜摘はグッと身体を仰け反らせた。そのまま身体を起こして突き出された乳房を右手で何度も軽くこねるように可愛がる。

「ああん、それはダメだってぇ」

菜摘がどれくらい感じているのかは分からなかったが、可愛らしい少女が見せる秘密の姿はすっかり晃一を夢中にした。今まで晃一はあまり気をつけて見ていなかったが、菜摘の肌の色は少し小麦色がかっており、紺色のブラジャーがとてもよく似合っている。晃一は左右それぞれの乳房をすっぽりと掌の中に入れ、乳房全体を優しくこね回したり、先端の突起を可愛がったり、時折唇で挟んでみたりして菜摘を夢中にしていった。

菜摘は晃一の与えてくれる愛撫がとても優しく、そして受け入れられる程度の強さの快感なのがとても嬉しく、晃一がそっと見下ろす眼差しの中で身体を軽く捻ったり、大胆に仰け反ったり、そして甘えた声を出したりして晃一の膝の上で愛されることを楽しんでいた。

「パパぁ、ああん、もう許してぇ、こんな事ばっかりしてたら帰りたくなくなるぅ。ああん、そこは感じるからだめぇ。ああぁぁっ、だめだってばぁ」

どれだけの時間が経ったのだろうか、二人が愛情を確認する遊びに十分に満足した時、菜摘が、

「パパ、ちょっと疲れちゃった」

と休憩をねだった。今度は晃一も素直に菜摘を解放すると、素早く乱れたスカートを直した菜摘は身体を起こしてにっこりと微笑んだ。

「菜摘ちゃん、時間、大丈夫?」

「え?あ、もうこんな時間なんだ・・・・・・。帰らなきゃ・・・・・」

菜摘は脱ぎ捨ててあった制服を手に取ると、立ち上がって服を着た。

「パパ、今度はいつ・・・・会えるの?」

思わず『いつ教えてくれるの?』と言いそうになった菜摘がちょっとどぎまぎして聞くと、

「土曜日でどう?」

と晃一が言った。

「うん、約束よ」

「そうだね。約束だね。ちょっと菜摘ちゃんを驚かしてみたいから、時間と場所はまた連絡するから」

「え?どこかに行くの?・・・・でもぉ・・・・・・」

菜摘は晃一がどこかに菜摘を連れて行きたがっていることにちょっと驚き、少しがっかりした。まだ身体に甘い感覚が残っている。次にはもっといっぱい教えてくれるものだと思った菜摘にしてみれば、がっかりしても当たり前だった。

「大丈夫。きっと気に入ってくれると思うから」

「そうかなぁ、ここでも良いのに・・・・・」

「だって菜摘ちゃんも、社宅の人の目が、気になるだろう?」

「それはそうだけど・・・・・・もしかして・・・」

菜摘は晃一の言葉から、ラブホにでも行こうとしているのかと思った。晃一が連れて行ってくれるのならそれならそれで構わないのだが、ちょっと菜摘の思っている雰囲気とは違ってしまう。

「え?なあに?」

「ううん、何でもない。パパ、楽しみにしてるからね」

「楽しみにしてて良いよ」

晃一がそう言うと、制服をしっかりと着終わった菜摘が大きく手を伸ばして晃一の首に回すと、軽く背伸びをしながらキスをせがんできた。細い身体を抱きしめて晃一がねっとりとしたキスを与えると、菜摘も夢中になって舌を絡めてくる。小さな菜摘の舌は一生懸命晃一の舌に絡んで菜摘の気持ちを正直に表していた。小さな舌がいろんな方向から舌に絡んでくるのはとても気持ち良い。お互いが満足するまで楽しんだ後、晃一が言った。

「キスが上手になったね」

「パパが教えてくれたんだもん」

そう言うと菜摘はもう一度キスをせがんできた。そして今度は晃一の唇と舌が菜摘の項を這い回り始めると、

「ああん、パパぁ、キリがないぃ。だめよぉ、そんなにしたらまたしたくなっちゃうぅ」

と言って少し嫌々をしながら甘い声を上げた。晃一も菜摘を放したくなかったし、菜摘も帰りたくなかった。もし、晃一が菜摘の制服に手をかけたら、菜摘は何も言わずに脱がされただろう。しかし、晃一は年を取っているだけに分別があった。

「さぁ、それじゃ、気をつけて帰るんだよ」

と言うと菜摘をリビングに連れて行き、荷物を持たせると玄関まで見送る。

「送っていきたいけど、また誰かに見られるとイヤだからここで送るね」

「うん、パパ、土曜日ね」

「それまでしっかりと勉強するんだぞ」

「もちろん。パパに褒めてもらえるようにがんばる」

そう言うと菜摘もう一度キスをして帰っていった。

翌週、学校が始まると菜摘は途端に麗華の洗礼を受けた。昼休みに麗華のところに来ると、どっかりと前の席に陣取った。

「どれどれ?」

菜摘をじろじろと見てから、

「いよいよだね」

と言った。ドキッとしたが一応、

「え?何が?」

と、とぼけて見せた。

「私にここで言わせたいの?みんなに聞かれるかもよ?良いの?」

と言ってじっと菜摘の目を見る。菜摘は気づかれたと直感した。慌てて小さな声で、

「どうしてわかったのよ」

と言うと、

「とろんとした目で窓の外を見て、おまけに昼に全然食べない、つまりダイエットしてるとなれば目的は一つでしょう」

と言われた。確かに菜摘は今度の週末にロストすると決め、ダイエットに入っているのだ。

「それで、いつなの?」

「土曜日・・・・・・かな・・・」

「そうか、菜摘もいよいよだね」

「うん、応援してくれる?」

「何を?私にどうしろと?????いや冗談だよ。がんばりな、心で応援してるから」

「ありがと」

「ただ、報告はするんだよ。みんな集まるからね」

「・・・やっぱり・・・・・」

「この前の花梨の時だってしたでしょ?今度はあんた」

「そうね・・・・短くしてよね」

「それはどうかな?なんたって渋いオジサマだろ?みんなが簡単な報告で納得するかなぁ???」

「そんなぁ、あんまりいじめるとフケるよ」

「ほう、そんな事してみな。凄いことになるのは知ってんだよね。後悔するのはあんただよ」

「あ、ごめん。今の無し」

「それで、場所は?」

「うん、それがね、わかんないの。連絡が来ることになってるんだけどさぁ」

「え?決まってないの?オジサマの家じゃないの?」

「社宅だし、周りの目とかあるから・・・・・」

「ホテル?ラブホ?」

「だからわかんないんだってば」

「それは困ったね。用意もあるし・・・・・」

「後で持って行くもの、教えてよね」

「着替えとシャワーセットをどうするかだね。ナプキンは当然として」

「うん」

「場所がどうしても気になるな。聞いてみればいいじゃないの。秘密にするようなことじゃないんだから」

「でも、驚かせたいみたいなの」

「豪華なラブホにでも行くつもりかな?」

「うん・・・・パパはそんな感じの人じゃないんだけど」

「パパねぇ・・・・・。完全にいっちゃってるな、こりゃ」

「だって、素敵なパパなんだもん」

「今そんな話聞きたくないけど。まぁ、菜摘が夢中になるんだからねぇ。この奥手の子が。ここはオジサマのお手並み拝見と言ったところか」

「ねぇ、レイはどんな下着にしたの?」

「ごく普通のいつもの白のやつ。だって、そんな見せるようなの持ってないもん」

「え?あのレースの付いたハーフカップの凄いやつは?」

「あんなの着ていって、焦って引っ張られて破かれでもしたら別れるわよ。実際、考えもしなかったよ」

「そうなんだ・・・・・」

「相変わらずお姫様気分が抜けないんだから。もっと実際はあっさりしたものだよ」

「そう????」

「ははぁん、もう何か楽しんだな?」

「え?いや・・・そんな・・・・・」

「よし、緊急ミーティングを招集する」

「イヤよぉ、そんなに何度も楽しまれちゃ堪ったもんじゃないわ」

「その代わり、本番の報告は短くて良いよ」

「どれくらい?」

「まぁ、全部で30分てとこかな?」

「2回分で?」

「そうだね。それならいいだろ?」

「まぁ・・・・・」

「決まりだね。4時に校門前、良いね?」

そう言うと麗華は去っていった。

そして4時に菜摘が校門に行くと、すでにいつものメンバーが集まっていた。ただし、塾などで二人ほど欠けている。

「さぁ、さっさとやっちゃおう。私だって塾に行くんだからね」

そう言って麗華がみんなを引き連れて歩き出す。

「なんだ、あんたもなの?」

「私だって受験生なんだよ。当たり前すぎない?」

「それなら何も今日やらなくたって」

「あんたの純情体験を聞かずに行けるわけ無いだろ?さっさと手短にね」

「そんなに無理して聞き出さなくたって」

菜摘はちょっとむくれたが、その分、本番の報告が短くなるのならこっちの方が良い思った。実際、

前回の花梨の時はキスに始まって脱がされ方、触られ方と順番、体勢、挿入の時間、体位の種類、そして回数まで事細かに白状することになったのだ。それなら、社宅での出来事を洗いざらい話した方が気が楽だ。

そしていつもの店に着くと、一番奥のブースに陣取って顔を寄せ合い菜摘の話をみんな真剣に聞いた。麗華を始め友人達が驚いたのは、こういうことは未経験で最初全然感じなかった菜摘が、ほんの数時間で声を上げるほどに開発されたこと、それなのに全裸になるどころか制服を脱いだだけだったことだ。

「はい、私の話はここまで。13分だからね」

「何?その時間」

「あ、私が菜摘と約束したんだ。今回と次を入れて30分だって」

「そんなの、次の話聞いて見なきゃわかんないよ」

「だめよ、もう時間は決まってるの。良いね?」

菜摘がそうやって無理矢理話を終わらせると、みんなが勝手に感想を言い始めた。

「凄いね・・・、やっぱりオジサマは違うわ・・・・」

「バージンでも何でも全然問題にしないんだね。全然感じなかったのに、ほんの2,3時間で夢中になって声を出すまでにするんだから」

「これで全部脱がされてしちゃったら菜摘はどうなっちゃうんだろう?」

「ふふふ、きっと凄いよ。猛烈に感じちゃうんじゃない?」

「それどころか、あっという間に入れられて、直ぐに感じるようになってさ、最後は自分から上に乗っかって声を上げながら夢中で腰を振るかもね?」