第200部

やがて美菜の息が落ち着いてくると、晃一は美菜のスカートの中に手を伸ばし、茂みの奥に指を進めた。
「あん・・・ダメ・・・おじさま・・・待って・・・・」
美菜は突き上げた腰を軽く振った。嫌がっているという訳ではなさそうだが。
「どうしたの?もう少し休む?」
「私ばっかりしてもらって・・・。でも嬉しい」
「このまま少し休む?」
晃一にそう言われて、美菜は本当にこのまま抱かれていようかと思った。思い切り感じた後なので身体が怠いし、こうしているととても心が安らぐ。
「でも、おじさまだって気持ち良くなりたいでしょ?」
「大丈夫。美菜ちゃんの顔をこうして見ながら抱いているだけで嬉しいよ」
晃一は美菜の髪を優しく撫でながらそう言った。美菜は目をつぶって聞いていたが、このままだと安心して寝てしまいそうなほど気持ちが良い。しかし、それではこれで終わりになってしまう。そのことに気がついた美菜は顔を上げて晃一を見上げた。自分でもしてあげたいのだ。
「ううん、私がお口でしてあげる。良いでしょ?」
美菜はそう言うとそっと起こしてもらった。
「私ばっかりじゃ嫌なの・・・・おじさまも気持ち良くなって・・・」
美菜は起き上がってからカーペットの上に降りると、晃一の股間に顔を寄せてきた。しかし、晃一が座ったままでは上手くできない。そこで晃一はゆっくりと立ち上がり、スラックスのベルトを外してジッパーを下ろした。
「おちんちんを出してお口に入れてちょうだい」
そう言いって美菜の前にジッパーを下ろしたままのスラックスを差し出し、自分はワイシャツとTシャツを脱いでいく。実は美菜は晃一に気持ち良くなって欲しい以上に自分の中に入れて欲しかった。だから口で肉棒を可愛がれば晃一が入れてくれると思ったのだ。美菜はどうすれば良いのか良く分からなかったが、取り敢えず恐る恐るだがジッパーの中に手を入れてトランクスのスリットの中に手を入れ、そっと肉棒をつまんで取り出した。まだ肉棒は中途半端な大きさだが、もちろん大きくはなっている。
美菜は肉棒をつまんだまま晃一を見上げたが、晃一はシャツを脱いでいるところで美菜を見てはくれない。仕方なく美菜はその肉棒を口の中に入れた。すると、みるみる口の中で肉棒が固く膨らんでいき、あっという間に口は無理矢理めいっぱい開かれた。美菜は口の中で起こった変化に目を丸くした。美菜の口の中で肉棒は直ぐにカチカチになった。
その間に晃一は上半身を全て脱ぎ終えると、美菜の口から一度肉棒を抜き去ってからトランクスを脱いで再び美菜に肉棒を与えた。美菜は肉棒を口に入れたまま直ぐに頭を前後に振り始めた。美菜が奉仕を始めたので晃一はしばらくそれを楽しくことにしてソファの横に畳んであったガウンを軽く纏った。日曜日にここで脱いでいった物をクリーニングサービスの人が洗濯後に同じ場所に置いていったらしい。
美菜は肉棒をかなり奥まで入れられるようになり、しっかりと頭を前後させて肉棒を扱いている。少し乱れているとは言え、制服姿の女子高生に奉仕されて我慢できる男は少ない。晃一はどんどんその気になってきた。このままだと放出まで行ってしまうかも知れないくらい気持ち良い。もちろん晃一にそのつもりは無かった。
「美菜ちゃん、それじゃ、おちんちんを入れてあげるね?」
晃一がそう言ったので美菜は心の中で狙い通りになったと喜んで肉棒を咥えたまま晃一を見上げた。その表情は可愛らしいし嫌らしい。美菜の心の中ではこのまま晃一の正面から跨がって声を上げている自分の姿がはっきりと写っている。晃一はゆっくりと美菜の口から肉棒を抜き去ると、スキンの包みを破って装着した。美菜は既にその気十分で自分から立ち上がった。
しかし、スキンを付けた晃一は最初からスパートは掛けなかった。
「向こうを向いてお尻をそっとこっちに下ろしてごらん。俺を椅子だと思って座れば良いよ」
「え?向こうを向くの?」
「そう、最初はそっち向き」
「こ、こう?」
「上体を思い切り前に倒して、そのままもっと後ろに下がって・・・」
身体を倒した美菜は、ぱたぱたと小刻みに後ろに下がって晃一にお尻を近づけてきた。その細い腰を手で支えた晃一はゆっくりと位置を合わせていく。
「もっとこっちに来て、それからもう少し身体を前にかがめて・・・、そう、そのままゆっくりお尻を下ろしてごらん」
晃一は肉棒を上に向けて先端だけ出して足を閉じ、スカートを捲って美菜の位置をだいたい合わせながら美菜を上に座らせた。
「あんっ」
美菜が声を上げた。
「どう?入り口は合ってる?」
「少し後ろみたい・・・・・」
「ゆっくりと足を開いて・・・・そうすれば身体は少し前に出るから・・・」
「あっ・・・・ううっ・・・・・あっ・・・・・・きた・・・・・あああぁーっ」
美菜が位置を合わせたことで、肉棒の先端が美菜の中に入った。美菜は肉棒の先端が肉門をグッと大きく押し広げて入ってくる感覚に声を上げた。後はゆっくりと美菜の身体を引きながら晃一が足を開いていけば美菜の体重がかかっている肉棒はどんどん入っていく。
「ああぁぁっ、ゆっくりっ、あうぅぅぅぅ、だめ、そんなにっ、あうっ、後ろからなのにぃっ、あああぁぁっ、いきなりこんなに奥まで、ああぁぁっ、あうぅぅぅっ、だめ、動けない、動けないのに深いっ、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
美菜は後ろから深々と貫かれて声を上げた。
晃一の手が美菜の前に回ってくる。
「もっと身体を起こしてごらん。そうすればもっと深く入るよ」
晃一の手は制服の中に滑り込み、美菜の乳房を包み込んだ。そしてゆっくりと美菜の状態を引き起こしていく。
「あ、あぁぁぁ、あぁぁぁぁ、そんなに直ぐに入れないで、ああぁぁぁ、いきなりそんなに入れないで、ああっ」
美菜は元はと言えば自分から仕掛けたことだと言うことなど忘れて肉棒に貫かれる感覚に陶酔した。とにかく深くまで入っているので動いていないのに感じ始めている。どう動けば良いのか分からないのに気持ち良くなってしまった。
「どうすればいいのぉっ?ああんっ、ああぁぁぁぁ、動けないぃぃ、ああぁぁぁっ」
たっぷりと準備をしたので美菜の中の潤いは十分だ。晃一は美菜の中が前回よりも狭い気がした。肉棒を美菜の肉壁がしっかりと包み込んでくるのだ。それに、今までは美菜の肉壁の動きはほとんど分からなかったが、今は根元の方がねっとりと扱かれているのが分かる。ただ、美菜の肉壁はそれほどぶつぶつしてないし皺も少ないので扱かれると言うより握られるというか包まれる感覚に近い。
「美菜ちゃん、美菜ちゃんの中がおちんちんを扱いてるよ。分かる?」
「あっ、わかん・・・ない・・・・・・けど・・ああんっ・・なんか変・・・あああぁ、どうすればいいのぉぉ?」
美菜も今回の挿入の感覚が違っていることに気が付いていた。そして、その変な感覚がどんどん膨れ上がってくる。
「あぁぁ・・・動いて・・・・・お願い・・・・ああぁぁんっ、我慢できないぃ」
美菜は晃一におねだりを始めた。
「もう少し待ってごらん、良いね?」
既に可愛らしい固く膨らんだ乳房は両手の中だ。なんとでもできる。晃一はもう少し焦らすつもりだった。
この時、二人が全く予想もしないことが起こった。美菜と晃一ががソファに座った晃一の上で一つになったとき、玄関の外に一人の女の子が来ていたのだ。
『えーと、鍵は・・・・これ。これをここに・・・・これで良かったよね???』
女の子はカードキーをユニットに翳した。
「ああん、おじさま、早く、早くぅ」
美菜は微妙に位置が気に入らないらしい。
「まだだよ。もう少し前かな・・・」
晃一は美菜の腰を掴んで微妙に位置を調整した。途端に更にずいっと肉棒が入った。
「あうぅぅーーーっ」
美菜が声を上げ、更に肉棒が肉壁に包まれた。
「いっぱい入ったね」
晃一がそう言った時、ピッと玄関で音がした。
二人ともじっとしていたのでその音は小さかったがはっきり聞こえた。
『えっ!まさか!』晃一は心底驚いた。この解錠音を鳴らすことができるのは晃一の他には一人しか居ない。『菜摘ちゃんが?まさか?』晃一は信じられなかった。膝の上には美菜がいる。何となく伝えていたと言うこともあり、まさか美菜が来ている時に菜摘が来るとは思っても見なかった。そして、この美菜とのエッチを見られるとは完全に予想外だ。『どうして?』晃一には何故菜摘が来たのかが理解できず、思考が止まってしまった。
玄関ではドアが閉まる音とピコッと言う施錠音がした。誰かが玄関に入ったと言うことだ。もう疑う余地は無い。玄関に人が入ってきたことだけは間違いないのだ。菜摘はあと数秒でここに来る。
「おじさま、誰か来たの?」
美菜はまだ事情が良く飲み込めていないらしい。それはそうだろう。まさか自分たち以外の人間が玄関を開けて入ってくるなどとは想像もできないはずだ。
「美菜ちゃん、菜摘ちゃんが・・・」
晃一がそう言った途端、
「いやっ」
と言って美菜はぎゅっと両手で制服をかき合わせて抱きしめ、身体を前に倒した。
「美菜ちゃん、降りないと・・・」
晃一は美菜を下ろそうとしたが、如何に晃一とは言え、肉棒で繋がったままの動く意思のない子を自分の上からどかすことは不可能だった。
リビングのドアがゆっくりと開いた。美菜を何とかどかそうとしていた晃一の視線はドアに釘付けになった。菜摘になんて言えば良いんだろう?でも菜摘ちゃんも同意したはずだ。そればかりが頭の中をぐるぐる回っている。
そしてドアの後ろから少女がそっとのぞき込んできた。
「友紀ちゃん!」
部屋に人の気配がしたためにドアを開けてのぞき込んだ友紀がそのまま硬直している。
最初、友紀の目に飛び込んできたのはかがみ込んだ少女と、その後ろのガウン姿の晃一だった。それが何を意味するのか良く分からなかった。
「おじさま・・・????」
「友紀ちゃん・・・・・どうして・・・????」
その言葉に誘われるように、部屋の中に入った途端、何とも言えない微かな少女の匂いが友紀を包んだ。途端に友紀は全てを理解した。今までこの部屋で行われていたことを。晃一の上に少女が座っている位置関係の理由を。
「おじさまっ!」
驚愕した友紀が一歩後ずさった。
同時に、晃一の膝の上にいる少女が誰なのか気になった。どうやら菜摘ではなさそうだ。先週の会話からそれは明らかだし、菜摘が晃一と会うのなら友紀に鍵を渡すはずが無い。
晃一は美菜を乗せているので身動きできなかった。更に晃一の肉棒は美菜の中だ。今の驚きでか、美菜の中は更にぎゅっと締まった。
「おじさま・・・・・・この子・・・・・・美菜?」
友紀の声はうわずっていたが、はっきりと言った。
「友紀ちゃん・・・・・・どうして鍵を持ってるの?」
晃一は同じ事を繰り返した。
「これはね、菜摘から借りたの」
「どうして?」
「それは・・・・・・・・・」
とんでもない光景を見て頭がパニクっている友紀に晃一の質問は厳しかった。
「この部屋に忘れ物でもしたの?」
「そうじゃなくて・・・・・・」
さすがに『そう』などと見え透いた嘘はつけなかった。その代わり、
「日曜なら誰もいないと思って。ちょっと懐かしくって菜摘に鍵を借りたの」
とほぼ正確だが真実では無い答えを返した。そして、だんだん分かってきた。『そう言うことか・・・』そう思うと度胸がついてくる。
友紀は晃一に嘘は言っていない。嘘に真実味を持たせるなら回りを真実で覆うことだと本能的に気づいている。事実、友紀は本当に誰もいないと思ってこの部屋に入ってきた。実はもう一度ここで木曜のように一人上手をしようと思っていたのだ。あの時の包まれた幸福感が忘れられなかったのだ。しかし、今となってはそんなことはどうでも良い。この状況でどうするか、だ。
晃一がそれ以上何も言わなくなったので、友紀は反攻に転じた。
「この子・・・・・美菜でしょ?」
友紀がそう言うと、晃一は仕方なく、
「そうだよ」
と言った。この頃になって友紀はやっと気持ちが落ち着いてきたのか、しっかりと観察できるようになってきた。晃一の上に友紀が座っており、スカートがしっかりと開いている、と言うことは友紀と晃一との間には・・・・。友紀はそっと美菜の肩を押した。
「ううっ」
くぐもった声を少女が上げた。
「やっぱりね。美菜。そう言うことか。おじさま、美菜と・・・・」
「あっち行って」
美菜が顔を伏せたまま言った。
「え?」
「あっち行って、早く」
「美菜、そんな言い方して良いの?」
友紀はむかっとした。
「どうして友紀がここに入ってこれるのよ。出て行って」
「あのね、私はこの部屋の鍵を持ってるから入ってきたの。何か問題でもあるわけ?」
友紀はどうして美菜に責められなければいけないかと憤った。
「美菜ちゃん、とにかく顔を起こして・・・」
晃一はそう言って美菜の上体を起こそうとした。実は晃一の両手は美菜の制服の下で乳房を包んだままだった。その上から美菜がぎゅっと両手で制服ごと晃一の両手を抱きしめてきたので手を抜けなかったのだ。だから美菜の身体を起こすのは簡単だった。
「いやぁぁぁぁっううううっ」
美菜は激しく嫌々をして上体を起こそうとしなかった。しかし、その動きは美菜の中に入っている晃一の肉棒を扱き上げた。そのおかげで美菜も声を出してしまった。本人たちの意思とは別に、晃一は肉棒が美菜の中で扱かれていたし、美菜は晃一よりももっと感じていた。まともに冷静な会話など無理だった。そこで晃一が話し始めた。
「友紀ちゃん、菜摘ちゃんから鍵を借りたの?」
「そうよ」
「菜摘ちゃんには今日ここに来るって言った?」
「それは・・・・・・言ってない・・」
晃一はそうだろうと思った。美菜が連絡してあるのだから菜摘は美菜がここに来ることは知っているはずだ。
「それなら、例え鍵を持っていたとしても、今日ここに来ることは鍵の持ち主の菜摘ちゃんの許可を取ったわけじゃ無いんだね?」
友紀はじっと黙り込んだままだ。
「それなら、ここの部屋でのこと、鍵を持ってるからって自由に入ったり見て良いわけじゃ無いだろう?」
「・・・・・・はい・・・・・・・でも、美菜だって、菜摘に内緒でおじさまとこんな事してる」
「ううん、菜摘ちゃんは知ってるんだ・・・」
「え?どうしておじさまがそれを・・・・??」
「美菜ちゃんがこの部屋に来たいって言ったとき、美菜ちゃんと相談したんだ。もし菜摘ちゃんがOKしてくれたら来ても良いよって言うことになったの。そして美菜ちゃんは菜摘ちゃんからOKをもらったんだ」
「え?本当?美菜?」
友紀が聞くと、美菜は返事こそしなかったが、小さく頭を上下に振った。まだ美菜の中で晃一の肉棒はしっかりと最大硬度で肉壁に包まれており、美菜の肉壁は本人の意思と関係なく肉棒に絡みつき快感を次々に美菜に送り込んでいる。だから美菜はじっと我慢するだけで精一杯なのだ。できることなら思い切り腰を動かしたい。肉棒を入れられたままじっと我慢したことの無い美菜にとっては我慢するのが辛くて仕方ない。そして思い切り腰を動かして肉棒を感じるのは美菜が今、晃一に愛されているという何よりの証拠だと思っていた。
しかし、友紀と晃一の会話は続いている。
「菜摘がOKしたからおじさまは美菜とこうなったってこと?」
「そうだよ」
「菜摘は知ってたんだ・・・・・・。そうか・・・・そう言うことか・・・」
友紀は美菜のことについて、菜摘の話の歯切れが悪かった理由を納得した。多分、友紀には言えなかったのだろう。もともと菜摘が晃一に戻る前は友紀と付き合っていたのだし、友紀は菜摘のために何の問題も無かった晃一とを諦めて自分から身を引いたような雰囲気だってある。だから菜摘にとっては、友紀からの鍵を借りたいという頼みを拒絶して美菜が晃一の所に行くことだけを認めてしまえば、美菜を友紀よりも優先するように思われてしまうと心配したのかも知れない。そして、その罪滅ぼしのつもりでか、普通は絶対貸すとは思えない鍵を貸してくれたのだろう。
「わかってくれた?」
「まぁ・・はい・・・」
友紀は素直にそう言った。相手が晃一だからなのかも知れないが、事情を理解してしまえば、実は友紀だってこんな所で鉢合わせしたくなかったのだ。しかし、晃一だって気が動転しているし、友紀だって混乱している。晃一は取り敢えず友紀を引き離すことにした。上に乗っている美菜を何とかしないとどうにも動けない。
「それじゃぁ、あっちの部屋にいてくれる?」
「はい・・」
友紀は特に考えることもなくそう言うと、部屋を出た。そしてベッドのある部屋の前まで来て『あっ』と思った。
晃一に言われてそのままベッドルームに来たが、考えてみればもうここにいる理由など無いのだ。帰ろうと思った。しかし、一言言おうと思ってリビングの前まで戻ると、ゆっくりと美菜が身体を起こしているところだった。『もう部屋には入れない』そう思うと、仕方なくベッドルームに戻ってきた。
『何よ?帰っちゃだめなの?美菜が服を直すまで待ってろって事?それとも美菜を帰してくれるの?それとも、私をここに移したって事は、二人のコトが終わるのを待ってろって事?おじさま、何のつもりなのよ。二人がやりたいことをして気持ち良くなるまで待てって事?』友紀はそう怒ったが、それでも、そのまま帰ろうとはしなかった。
もちろん、晃一に断りなしに帰ることだってできたし、この経緯からは例え一言も無しに帰ったとしても美菜も晃一も怒るとは思えなかった。それでも、友紀は残った。そして『この部屋にいろって言ったのはおじさまだから・・・・』とぶつぶつ言っていた。
「美菜ちゃん、大丈夫。ゆっくり身体を起こしてごらん。ゆっくりだよ、そっと・・・」
「・・ぁ・・・・・ぁ・・・・・ぁ・・・・ぁぁぁ・・・・・・」
美菜がゆっくりと身体を起こした。そして晃一がそっと胸から手を抜く。それまでずっと包み込まれていた乳房から晃一の手が抜けたとき、美菜は、
「あう」
と声を出した。
「大丈夫。ここは防音がしっかりしているから他の部屋に声は聞こえないよ。そっと、そっと起きて・・・・そのまま足を閉じて・・・・できる?大丈夫?・・・・そっとだよ・・・」
晃一は美菜の腰に手を当てると、そっと美菜の身体を前に押しだして肉棒を抜いた。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、・・・・・」
美菜はしばらくカーペットの上で息を弾ませていた。本当に驚いた。まさか友紀に見られるとは予想すらしていなかったのだ。ただ、制服はしっかり着ていたから裸を見られたわけでは無い。しかし、友紀が肩を押したと言うことは、しっかり入ってたという事がバレたと言うことだ。しかし、こうなっても美菜自身、菜摘に連絡をした上で来ているのだから友紀には何の後ろめたさも持っていなかった。それどころか、はっきり言えば邪魔をされたと思っている。
「さぁ、そっと立ち上がって・・・・」
晃一は美菜を立ち上がらせた。そして、ソファに載っていたパンツに手を伸ばした。美菜は思わず言った。美菜に履かせて終わりにするつもりらしい。