第201部

「おじさま、もう嫌になった?」
立ち上がった思わず美菜は晃一を制した。
「え?」
「私とするの、嫌になった?」
「まさか」
美菜が見ると、晃一の肉棒は隆々とそり上がっている。
「ほら、分かるだろ?これを見れば。美菜ちゃんの中、とっても気持ち良くて我慢するの大変だったんだよ」
「だったら・・・・・・」
美菜は立ち上がると、そのまま晃一の方に来た。
「美菜ちゃん?」
晃一は美菜が完全にその気になっていることに少し驚いた。途中で邪魔をされたのでその気が無くなってしまったとばかり思っていたのだ。しかし、美菜はこのまま続けるつもりのようだ。
「おじさま、いいでしょ?」
「でも・・・・」
「声は聞こえないんでしょ?」
「それはそう・・だけど・・・」
「それなら気にしない。だから・・・・」
そう言うと美菜は晃一に近づいてきた。
「わかった。そのままおいで」
晃一は美菜を受け入れることにした。美菜は自分で晃一の上に上がると自分から跨いで入り口を合わせてきた。
もちろん美菜だって友紀に見られたことはもの凄いショックだった。最初は直ぐにでもここから逃げ出したいと思った。しかし、はっきりと友紀に知られてしまったので逃げ出しても何も変わらない。それに、友紀に見られたからと言ってここで逃げ出したら絶対友紀の勝ちになってしまうと思った。だからこそ、まるで友紀に見られたことなど何の影響も無かったかのように、このまま逃げ出さずに最後までするべきだと思ったのだ。
それに、あれだけ感じていた後で晃一の肉棒を入れたままじっとしているのは本当に辛かった。あの肉棒を受け入れたまま下を向いてじっとしていた時、じわじわと身を焦がされるような時間の間、美菜は歯を食いしばって耐えていたのだ。だからこそ、もう一秒だって我慢したくない。
 一方、寝室に入った友紀は迷っていた。『もしかして、美菜が出てこないって事は、あのまままた始めたって事?私に現場を押さえられたのに?ホント?嘘でしょ?』ベッドの上に座っては見たものの、友紀は気持ちが落ち着かずにイライラしていた。
そして、そっと廊下へのドアを開けてみた。微かに声のようなものがするが、全然聞き取れない。リビングの入り口は寝室の直ぐ近くにあり、ガラスの入ったドアからリビングの中が見えている。その途端、友紀の中に恐ろしい考えが浮かんだ。『あそこに近づけば中が見えるわ・・・・』
途端にいろんな考えが渦巻いた。『あそこに行けばのぞきよ。菜摘に覗かれたって言って思い切りぶったくせに、自分から覗くつもりなの?』『だって、ここで待ってろって言ったのはおじさまよ。だったら、リビングでしてることが私に分かるのは承知の上って事でしょ?それなら問題ないじゃ無いの』『おじさまはこの部屋にいろって言ったの。覗けなんて言ってないわ』『第一、美菜とのことだって確認してないじゃないの』『何言ってるの。肩を押してみて分かったでしょう?間違いないわよ』
友紀の中ではいろんな思いが乱れ飛んでいたが好奇心には勝てず、そっとリビングの入り口に来てしまった。そしてドアに嵌めてあるガラスから中を見て、そして視線が釘付けになった。
友紀の目の前で美菜が晃一の上に跨がっていた。ゆっくりと腰を下ろしている。『またするんだ。今度は前からするんだ』友紀は正確に状況を理解したが、動こうとしはしなかった。
美菜は自分出入り口を合わせようとしたが上手くいかないので晃一に教えられたように手を後ろに回して肉棒を掴もうとした。しかし、スカートが邪魔になって掴めない。
「おじさま、お願い。手伝って」
美菜の言い方が切羽詰まっていたので晃一は自分で肉棒を掴んで上に向けた。
「おいで」
美菜はすかさず位置を合わせて腰を落としてきた。先程まで肉棒が入っていたので今度の美菜は簡単に肉棒の先端を合わせることができた。そして入り口を合わせて腰を動かすとずずっと肉棒が美菜の中に入ってくる。
「あぁぁぁっ、ああっ、ううううっ、くぅぅっ、す、すごいっ」
美菜は自然に仰け反りながらゆっくりと腰を下ろしていった。時々腰を前後に動かして位置を調整している。晃一の肉棒が美菜の肉門を通り抜け、肉壁をかき分け始めた。
「ううぅぅっ、かたい・・・・・、だめ・・・」
今度は前からなので美菜の中は途中から抵抗感が変わった。美菜はその抵抗感が生み出すあまりの快感の強さにくじけそうになった。奥まで受け入れたいのだが直ぐにでも腰を動かしたくて仕方ない。
「美菜ちゃん、今日は狭いね・・・もう少し入れてごらん。頑張って」
晃一は美菜の中が気持ち良いことに喜んだ。
「ううぅっくっ、くぅぅぅぅっ、凄く固いの・・・・先っぽが・・・・ああっ」
「美菜ちゃんの中が前より狭くなってるんだよ。だから入れ難いんだ。がんばって」
「そ、そんなこと・・・、あっ、あぁぁっ・・・・だいぶ来た・・・・」
「そう、もう少しだよ。欲しかったんだろう?全部入れなさい」
「あああぁぁぁぁーーーーっ」
美菜は最後にはぐっと腰を下ろして肉棒をぐいぐい奥まで入れていった。
「急がないで。そっと、そっとだよ」
「ああぁぁぁっ、まだはいるぅっ、こんなにおっきいのにぃッ」
美菜は肉棒が肉門を押し広げ、肉壁をかき分けて入ってくる感覚に夢中になっていた。特に今回は快感が大きく、自分でグイグイ押し付けてしまう。そして、肉棒が身体の奥深くまで入ってくる感覚を楽しんだ。美菜は快感に流されながらも『今、私は女なんだ・・・愛されてる女・・・・』と思った。そして、肉棒を収めると気持ち良いのはもちろんだが、同時にとても安心することを知った。
友紀の目は釘付けになっていた。もちろん、しっかりと耳ダンボで全神経をリビングの中に集中している。微かに美菜の声が聞こえる。どうやら肉棒を納めた直後のようで体勢を整えているらしくほとんど動いていないし、晃一もじっと美菜を見上げているようだ。ただ美菜を斜め後ろから見ているので美菜の肩に隠れて晃一の表情はほとんど分からない。
「ああああああああああ・・・ああ、ああぁぁ、ああっ、ああっ、ああぁっ、ああんっ・・、深いっ、あ・・あ・・あ・・・すごく・・・・奥に・・・当たる・・・・あっ、ああっ、来たっ」
友紀の視線が美菜の小さなお尻に釘付けになった。それまで小刻みに動いて肉棒を飲み込んでいた美菜の腰が前後に動き始めたようだ。スカートを履いているので良くは分からないが美菜の腰が動いているのは間違いない。
『おじさま、美菜が腰を動かしても何も言わないんだ。私には許してくれなかったくせに・・・』友紀は自分の時との違いを不思議に思った。晃一がソファに座ったまま友紀を正面から貫いたときは、友紀が全部自分で脱ぐまで腰を動かすことを許してくれなかった。だから友紀は恥ずかしいのを我慢して晃一の目の前で全て脱いだのだ。しかし、美菜は制服姿のまま腰を細かく前後に動かしている。
『これから美菜が脱ぐのね』と思った時、晃一の手が美菜の肩の上を通り過ぎ、美菜の制服を肩から滑り落とした。
『美菜、脱がせてもらってるの?おじさま、私はおねだりしたって脱がせてくれなかったのに』友紀は驚いた。そして、美菜が特別待遇されているかのように思った。制服を脱がされた美菜の背中を見た友紀は、ブラが既に外されていることに気がついた。『もう脱がされてたんだ・・・・・美菜・・・あんなに細い・・・』
晃一は美菜の制服を脱がせた後、ゆっくりと既にバックストラップは外れていたブラジャーもストンと落とした。
「おじさまぁ、ああん、早くぅ、ねぇ、焦らさないで、ああぁぁん」
美菜は腰を前後に軽く振りながら晃一が脱がし終わるのを待っている。しかし、晃一はスカートに手を掛けようとはしなかった。
「美菜ちゃん、綺麗だよ。今日はおっぱいも敏感だしね。それに、おちんちんも凄く気持ち良い」
晃一は指先をたっぷり使って美菜の乳房を可愛がり始めた。
「ああんっ、もうそれはいいからぁっ、ああぁぁっ、だめよぉっ」
美菜は晃一に乳房を可愛がられ、軽く仰け反ったり軽く身体をねじったりして喜んだ。
友紀はその美菜を斜め後ろから見ていた。『うわ、美菜、細くて綺麗。すごい・・・マネキンみたい・・・・。でも、おっぱいは私の方がずっとある。美菜はまだほとんど三角に尖ってて膨らんでないもの。でも美菜、私達にも絶対おっぱいは見せないくせに、おじさまには丸出し・・・。ずっと前に服着たままパンツだけ脱いでしたって言ってなかったっけ?それなのにおじさまには恥ずかしくないってこと?それに感じ方が可愛い・・・・あんな風に感じる子だったんだ・・・おじさまに開発されたのかな?・・・でも、美菜は元々経験あったし・・・・慣れてるのかな?』友紀は美菜の愛され方を夢中になってガン見していた。そしてちょっとだけ、菜摘が覗き見していた理由が分かったような気がした。恥ずべき事をしていると分かってはいるが視線を外せないのだ。
たっぷりと美菜の乳房を指先でそっと可愛がって十分に焦らし敏感にした晃一は、いよいよ両手で一気に美菜の小柄で固い乳房を包み込んだ。
「はぁぁぁぁぁーーーーーーっ」
美菜がそのままグッと顎を突き上げて仰け反り、同時に腰をくいっと前に出して肉棒を深々と収めた。晃一は可愛らしく固い乳房を手で包み込んだまま、やわやわと揉みながら指の動きだけで乳首を可愛がり始めた。そして上半身裸で感じている美菜を見つめている。
「あんっ、あんっ、ああっ、あっ、そんなに見ないで・・・、あんっ、ああぁぁっ」
晃一は美菜の感じ方が可愛らしく、もっとしっかりと楽しみたいと思った。そこで、一度手を乳房から離すと、スカートを脱がし始めた。
「ああぁんっ、こんなの、すごすぎるぅっ」
美菜がやわやわと腰を動かしながら声を上げた。肉棒の長さと太さをたっぷりと味わっている。とにかく腰を動かすと気持ち良い。
「ああん、やっぱり脱ぐのぉ?」
「もちろん。美菜ちゃんの良く動く腰をしっかり見たいからね」
「いやぁ、脱ぎたく無いのにぃ」
「だめ、しっかりと見せて貰うからね」
「ああぁぁん、おっきくて、ああぁぁん、だめ、やっぱり我慢できない、ああああぁぁ」
美菜はスカートを脱がされている間も小刻みに腰を動かし続けた。
「ほんとに良く動く腰だね」
「いやぁ、見ないで」
「だあめ、しっかり見ちゃうよ」
晃一はスカートを美菜の身体から上に抜き取りながらも美菜の腰がクイクイと動くのを見ていた。美菜が腰を動かす度に肉棒が擦られて気持ち良い。
二人の様子を見ていた友紀は『あんなに動かしてる。きっとすっごく気持ち良くて我慢できないんだ。美菜、あそこが気持ち良くておっぱいを見られることなんか気にしてないんだ、きっと』と思った。そして、自分が何となく変な気分になってきたのが分かった。何となくあそこが熱く、変な気持ちになってくる。
「さぁ、もう一度だよ」
そう言って晃一は全裸になった美菜の身体を上から下までじっと見つめた。
「いやぁ、そんなに見ないでぇ」
全裸になった美菜は手で胸を隠そうとした。
「だめ、両手は後ろに回して俺の膝の上、良いね?」
晃一は優しく美菜の手を外した。
「・・・・・はい・・・」
美菜は両手を後ろに回して晃一の膝を掴みつんと尖った乳房を晃一の目の前に突き出した。恥ずかしいが、直ぐに愛してもらえると思えば視線は我慢できる。
「うん、可愛いよ」
そう言うと晃一は再び軽く指先で乳房を何度もかわいがり、美菜が我慢できなくなって腰を動かし始めてから乳房を包み込んで再び指先で乳首を可愛がり始めた。
「ああぁぁっ、ああんっ、ああぁぁっ、ああぁぁっ、ああぁぁぁぁぁーーーっ」
美菜はおっぱいを突き出した格好で可愛がられながら腰を動かして声を上げていた。『凄い、美菜、とっても綺麗。美菜は見られるのが感じるんだ。だからあんなに綺麗な姿で感じてるんだ。おじさまの視線をいつも感じてるからなんだ』
しかし、同じ感じ方のまま止まっているのは美菜にとって辛くなってきた。だんだん腰の動きが大きくなって少しでも快感を大きくしようとする。
「美菜ちゃん、我慢できなくなってきたのかな?入れただけじゃいや?」
「違うの、気持ち良すぎて・・・、ああん、身体がもっともっとって欲しがるの」
「それじゃ、おねだりしてごらん?」
「おじさま・・・・このままはいや、私だけはいやなの、はやくして、最後までいきたいの。良いでしょ?ね?お願い。もう我慢できない」
美菜は肉棒を収めている秘部から湧き上がる快感が強いので夢中になりたくて仕方なかった。腰を動かしていると、秘部が液体で十分に濡れていてぐちゃぐちゃになっているのが良く分かる。このまま晃一に愛されるのも嬉しいのだが、今はとにかく焦れったいのを何とかした。そして、思い切り感じていきたい。美菜は腰を前後に動かしながら晃一におねだりした。
「良い子だ」
晃一はそう言うと、美菜の身体を引き寄せて右の乳首を口に入れ、右手で左の乳房を揉みながら左手で美菜の腰をグイグイ押し付け始めた。『あっ、始まった。いかせるつもりなんだ』友紀は直ぐに二人が駆け上がろうとしているのが分かった。
「ああぁぁぁーーっ、ああっ、そのままぁぁっ、ああぁぁっ、してぇぇっ」
美菜も声を上げると、自分もグイグイと腰を力強く動かし始めた。同時に晃一の頭を抱きしめて乳房に押し付けている。『わ、美菜の腰、あんなにくねくね動いて・・・いやらしい・・・』友紀の視線は美菜に釘付けになった。
「ああっ、良いっ、凄いっ、ああぁぁっ、だめぇっ、我慢できないっ、ああぁぁっ、おじさまっ、少し弱くしてっ、ああぁっ、だめぇぇっ、いっちゃうからぁぁぁっ」
「だめ、我慢しなさい」
「ああぁぁっ、ああっ、ああっ、ああっ、ああっ、だめぇっ、我慢できないっ」
美菜はいきなりもの凄い快感が襲ってきたので何とか耐えようとしたが、余りに快感が強すぎて我慢できなかった。それでも美菜も晃一も動きを止めない。
「お願いっ、いきそうなのぉっ、ああぁぁっ、おじさまぁぁっ」
美菜は我慢する間もなく、あっという間に駆け上がってしまった。
「あああぁぁぁぁぁーーーーーーーーーっ、はうぅっ、ううっ」
美菜の身体が大きくビクッと震えると、一気に力が抜けてグッタリと晃一に寄りかかってきた。晃一は美菜の身体を優しく受け止めながら、ふと友紀のことを思った。さっきは追い返すつもりは無いと言う意味でベッドルームで待つように言ったが、考えてみればこんな事をしているのに友紀が待つはずも無い。ドアロックの音は聞こえなかったが、たぶん聞き逃したのだろうと思い、友紀は帰ったはずだと考えた。
そこで晃一はぐったりした美菜を貫いて抱いたまま、ソファをフラットにした。美菜が一番好きな時間を与えようと思ったのだ。跨がっていた美菜は晃一の上から崩れ落ちるように滑り落ちて肉棒を抜くと、晃一に抱き寄せられて髪を撫でられた。
『おじさま、まだ終わってないんだ』友紀は晃一のそそり立ったままの肉棒を見て果てたのは美菜だけだったことを知った。その美菜は晃一に抱かれながら身体を小さく動かしている。どうやら甘えているらしい。
『美菜ったら、あんなに甘えて・・・、今、終わったんでしょ?今して貰ったばっかりなのに、またおねだり?』友紀は美菜の細い身体がくねくねと晃一に擦り付けられるのを見て何となく嫌悪感を覚えた。それは女としての本能的なものだったのかも知れない。友紀は晃一に抱かれた時、いった後には静かに大人しく晃一に寄り添っていた。そうやって抱かれているのが幸せだと思っていた。友紀はあんなにくねくねと身体を擦り付けたりはしない。
「あぁ、おじさま、あん、気持ち良い・・・、あぁぁ、ああ・・・おじさま・・・」
美菜は果てたばかりなのに休憩無しで愛撫されたため、直ぐにまた身体が感じ始めてしまい、どうしようも無く身体を擦り付けていた。このままだと疲れでグッタリしてしまうと分かってはいても止められないのだ。
友紀は晃一よりも美菜を凝視していた。『美菜ったら、あんなに甘えて・・・そんなに気持ちいいの?なんか本当に幸せそう・・・・。でも、あんなに甘えなくたって・・・・。あんな子だったなんて知らなかった』友紀は美菜が晃一に身体をくねらせながらくっついている様子が羨ましいというかやり過ぎというか、とにかく自分とは余りに違うことに驚いた。それを当然のように受け入れている晃一にも違和感を覚えた。
「美菜ちゃん、どうしたのかな?また欲しくなった?」
晃一は美菜が大人しく抱かれていないのでもっと欲しいのだと気がついた。
「ああん、そんなこと言っちゃいやぁ、おじさま、良いでしょ?ね?良いでしょ?」
そう言いながら美菜はゆっくりと身体を起こすと、いつものように晃一の顔の上に被さって乳房を晃一の口の上に持ってきた。
「おじさまぁ、食べて・・・・」
「おねだりが上手になってきたね。良い子だ」
晃一は尖った乳首を三角の乳房ごと口に入れて転がし始めた。
「ああぁぁぁぁ、やっぱりきもちいい、ああぁぁん、そっとしてぇ、あああああ・・」
美菜は乳首に晃一の下がヌメヌメと絡まる快感に酔いしれ、何度も乳首を交互に食べてもらった。
友紀は美菜が晃一の上に馬乗りになったので『あ、おっぱいを食べて貰ってるんだ。美菜ったら、あんなに胸を見られるのを嫌がってたのに、おじさまには凄く積極的、すごい・・・自分からあんなこと・・・』と思った。友紀も同じ事をして貰った経験はあるが、その時は明らかに晃一に導かれてだった。しかし、今の美菜は自分から身体を起こして被さっている。『どうしてそんなに自分から・・???そんなに気持ち良いの??』友紀には美菜の気持ちが分からなかった。
更に、美菜はしばらく晃一に乳房を愛して貰うと、友紀が驚くことをした。晃一が導いた訳でも無いのに自分から起き上がると更に前に進んで晃一の顔を跨ぎ、秘部を晃一の口の上に擦り付けて腰を動かし声を上げ始めた。
『うわっ、なんて事してるの?美菜ったら自分からおじさまの顔を跨いで擦り付けてる。なんて嫌らしいこと・・・・』友紀は余りに嫌らしい光景に真っ赤になった。すると、晃一はそれを受け入れたのか、美菜のお尻を両手で抱え込んた。『わっ、おじさま、美菜のあそこを食べてる。なんてこと・・・・、美菜もすごく喜んであんなに動かして・・・・』
すると、美菜は少しするとお尻を抱え込んでいる晃一の両手を持ち上げて胸へと導き、乳房を揉み上げられながら声を上げ始めた。美菜ははっきりと声を上げて喜びながらクイクイと秘部を晃一の口に擦り付けている。友紀は真っ赤になってそれを見つめていた。『信じらんない。あんな事自分からするなんて。あれって女の子からすることなの?』友紀は晃一に導かれて同じ事をしたことがあるが、あの時は全裸を何度も見せた後だったが恥ずかしくて仕方なかった。確かに気持ち良かったが心から夢中にはなれなかったし、少なくとも友紀の中では自分からすることでは無かった。
「ああぁぁっ、いいっ、おじさまぁぁ、ああぁぁんっ、気持ち良いっ、ああぁぁぁっ、いい、いいっ、このままもう一回、ああぁぁんっ、やめちゃいやぁ、このままぁぁっ、ああぁぁっ、お願い、良いでしょ?良いでしょぉっ?あああぁぁ、またいっちゃうぅぅっ」
美菜が軽く仰け反りながら腰をクイクイと動かしている。それをじっと見ていた友紀の気持ちはだんだんと変わり始めた。『嫌らしい・・・・でも、凄く綺麗・・・』友紀は何もかも忘れてあんな事ができる美菜が羨ましかった。そして『あんな事したら、きっと凄く気持ち良いんだろうな・・・・・』と思った。
やがて、美菜の身体がビクッと震えて硬直すると、そのままグッタリと晃一の上に崩れ落ちた。『美菜、またいったんだ・・・。これで終わりにするのかな?でも、おじさま、終わってないはずだけど・・・・』友紀はまだ肉棒が隆々とそそり立っているのを見ながら思った。
すると、美菜は重そうに身体を動かしながら身体を反転させ、美菜が自分からシックスナインの体勢に入った。そして、晃一の肉棒のスキンを慣れた様子で外すと肉棒を口の中に入れてゆっくりと頭を前後させ始めた。『うわっ、美菜ったらまたこんどはあんな事。すごく大胆。全部自分からしてる。それに、あんなに頭を動かしておじさまの・・・。それに、あんなに口の中に入れられるなんて。足だって思いっきり開いてるからきっとおじさまに・・・・』美菜の後ろに隠れて晃一の顔は見えないが、何をしているかは明らかだ。友紀にとっては刺激的な光景だった。美菜は慣れた調子で頭を上下に動かし、それに連れて三角形に尖っている乳房が少し揺れている。
もちろん友紀だって何回かしたことはあるが、晃一のあの大きな肉棒はとても全部口に入るはずが無い。それを易々と深くまで入れてしまう美菜が驚きだった。『どうやったらあんなに入れられるの?おじさまのなんて、全部口の中に入りきるはず無いじゃ無いの』そう思っていると、だんだん美菜の表情が変わってきた。晃一の手が美菜の三角の乳房を優しく揉み回していると、身体を捻るようにして逃げだそうとしているかのようだ。それに時折肉棒を扱く動作が止まって表情が快感に包まれている。『おっぱいを揉まれて・・・舐められて・・・感じて・・・できなくなってるんだ・・・・・美菜ったら感じっぱなしじゃないの・・・』友紀は美菜が太い肉棒を奥まで入れたり出したりしながら恍惚とした表情で頭を動かしているのを見ながら、だんだん美菜のしていることが受け入れがたくなってきた。
そのうちに、晃一の腰が何回か小さく上下し始め、そして最後にくっと持ち上がって動きが止まった。美菜は動きを止めて肉棒を深々と銜え込んだままもぐもぐしている。『え?終わった?え?おじさま??・・・もしかして美菜の口に出した?うそ・・・・口の中に出すなんて・・・・・。二人で口で・・・したんだ・・・』
美菜はしばらく肉棒を咥えてじっとしていたが、やがて美菜がゆっくりとしゃぶりながら肉棒を出すと、明らかにそれは小さくなっており、肉棒の先端から美菜の口には糸を引いていた。美菜は満たされた表情で肉棒をしゃぶっており、その光景が友紀の脳裏に焼き付く。『うわっ、もう無理ッ』友紀はドアを離れると、ベッドルームに入ってそっとドアを閉めた。
心臓が破れるかと思った。特に最後の口での奉仕は自分でもしたことがあるが、あんなに嫌らしいことだとは思っても見なかった。友紀の頭の中では美菜の表情と口から肉棒に白っぽい液体の糸を引いている光景が焼き付いている。それに友紀はまだ男の精を口で受けたことが無いので衝撃的な光景なのは当たり前だが、特にそれが友達の美菜がしたことだと言う事実が刺激的だった。『あんな事する子だったなんて・・・・』友紀は美菜の印象が変わった。
友紀の知っている美菜は、どちらかと言うとクールな感じで男子の話題でも友紀たちと一緒にキャーキャー騒ぐ方では無い。それに友紀は美菜が誰々が良いとか好きだとか言う話を聞いたことが無かった。たぶん中学の時に既に経験していたのだろうと思うが、好きになった男子とは直ぐにはっきりとしたカップルとして一緒に歩いていたし、時には他の学校の男子とも付き合っているようだった。そして、別れた後、次に好きな男子ができると直ぐにまたその男子と歩いていた。周りの視線を気にしない態度は他の女子には理解できないことが多く、グループの中でも少し変わった存在だった。その美菜が今、友紀の前で晃一とあまりにも嫌らしいやり方でエッチしていたのだ。覗いたのは自分だとは言え、友紀にはかなりショックが大きかった。
少しすると、廊下でドアが開く音がして小さな足音が部屋の前を通り過ぎ、やがてシャワーの音がし始めた。
友紀はどうするべきか迷った。このまま帰るべきだと頭の中で誰かが言っている。しかし、別の声はここで帰ったら負けだと言っている。見せつけられた後にすごすごと帰ってしまえば菜摘のように土下座して謝らなくてはいけなくなる、と。それは友紀にとって余りに理不尽なことだった。
しかし、どちらも選べない。どっちもおかしいと思うのだ。まだ頭の中は今見た光景がはっきりと焼き付いている。
友紀が迷いに迷っていると、ドアがノックされて晃一が顔を覗かせた。
「友紀ちゃん・・・・・」
友紀がいるかどうかを確認に来た晃一は友紀の顔を見て、美菜との行為を知られたと確信した。明らかに落ち着きが無いし、全く目を合わせようとしない。聞かれたのか、覗かれたのか、それは分からないが、していたことが知られたのは間違いない。
「友紀ちゃん?」
「はい」
友紀は弾かれたように立ち上がった。晃一は腹をくくった。
「おいで」
そう言ってリビングに戻った。
友紀は立ち上がろうとして迷った。このままリビングに行ったら怒られるのでは無いか?それに、もしかしたら、晃一は友紀を共犯にするために抱こうとするかも知れない。今日はそんなつもりでここに来たのでは無い。しかし、考えてみれば先程の美菜を羨ましいと思ったのも事実だ。もし、そう言うことになるのなら美菜に引け目を感じる理由も無くなる。それならそれでも良いのかも知れない。しかし今は頭が混乱している。リビングに行ったら後で後悔するかも知れない。友紀の心は乱れていた。しかし、じっとしていても仕方が無い。
晃一はリビングに戻ったが友紀は直ぐには来なかった。やはり帰るのだろうか?それなら仕方ない、と思っていると、少しして友紀がそっと入ってきた。
友紀は部屋に入った途端、自分のでは無い匂いに気が付いた。最初の時より明らかに濃い匂いになっている。『これが・・・美菜の匂いなんだ・・・・』そう思うとこの部屋自体が友紀を拒絶しているような気になった。なにか、このまま得体の知れない雰囲気に飲み込まれそうだ。友紀はソファに座った晃一の前に立った。正直、どうしていいか分からない。
「どうしたの?座って?」
晃一は友紀が一人用のソファに座るものだと思った。しかし、友紀は晃一の隣に座った。友紀にとって今までとは違う雰囲気の部屋で頼れるのは晃一だけだった。だから一人でぽつんと座るのは心細かった。しかし、友紀は晃一の横に座ったと言っても少し背中を向ける形で晃一からは向こうを向いて座った。
晃一の隣に座っても、友紀はかなり緊張していた。どちらかと言うと我慢していた、と言うべきかも知れない。晃一はさっきまで美菜と愛し合っていたのだ。友紀の頭の中は美菜が晃一の肉棒を深々と咥えて扱き、動きを止めて晃一の肉棒から目を細めて精を飲み込んでいる光景が焼き付いている。あの時の何とも言えない美菜の表情が忘れられない。喜んでいるような安心しているような、安らかな表情としていたことのギャップが強烈な印象を残している。
「ごめんね・・・・・・・」
晃一はポツリと言ったが友紀は何も言わない。
「待っててくれたんだね。ごめん・・・・」
「・・・・・・・・・別に・・・・・」
友紀はつっけんどんに言いながらも晃一の右肩に寄りかかるように座っていた。だが突然思い出した。ここに来た理由をなんと説明すればいいのか?まさか一人上手をしたいから等と言えるはずも無い。
「友紀ちゃん・・・・・・・恥ずかしいとこ、見られちゃったね・・・・・」
「・・・・・・いいけど・・・・・」
友紀はなんと言っていいのか分からなかった。晃一はガウン姿で、ほんのさっきまで友紀と絡んでいた時の姿のままなのだ。やっぱり、とにかく一度帰ろうと思った。
「おじさま、私・・・」
「今日は何をしにここに来たの?」
友紀は突然、一番聞かれたくないことを聞かれてしまった。
「あの・・・・・それは・・・・」
立ち上がろうとした友紀が止まった。本当なら晃一の言うことなど無視して立ち上がるべきだったのかも知れない。しかし、友紀はそうしなかった。友紀の心の奥に残っていた晃一への未練がそうさせたのかも知れない。
「俺が来るって知らなかっただろ?この部屋で一人でいたかったの?」
「うん・・・」
友紀はとっさにそう答えた。そして、答えてからそういうことにしようと思った。
「この部屋で、ちょっと一人で考え事したかったの。それで菜摘に鍵を借りたの」
「それなら、俺に何か相談事があるんじゃ無い?」
「それは・・・・・・そう・・・・・かも・・・・・だけど・・・・ちょっと違うかも・・・」
晃一は友紀が今まで帰らずにいた理由が分かったような気がした。それなら罪滅ぼしのつもりで話を聞くべきでは無いだろうか?
「俺に話してみる?こんな時にごめん・・・だけど・・・・・もし良かったら・・・」
だんだん雰囲気が変わってきた。友紀は次第に晃一になら話してもいいのでは無いか、と言う気になってきた。今なら美菜はシャワーを浴びているから二人きりだ。それに、一人で考え込んでいてもどうにもならないことは友紀が一番よく知っている。美菜はもうシャワーに行ったのだからしばらくは戻ってこないだろう。友紀は何回かゆっくりと深呼吸すると話し始めた。
「おじさま・・・・聞いてくれるの?・・・・」
そう言うと友紀は思い切って晃一の右手を自分の後ろから回して腰の所に持ってきた。抱いて欲しいというのでは無い、自分の気持ちを話すには守られている感じ、晃一に軽く引き寄せられる感じ、それが欲しかったのだ。
その時、美菜はシャワーを浴びながら考えていた。先程晃一は美菜を座ったまま貫き、たぶん美菜の中に入って初めて自分から気持ち良いと言った。それは美菜が自分で心の奥で気にしていながらも無視していた事実、晃一は今まで何度も自分に入れたのにあまり快感を感じていなかった、と言うことを改めて突きつけていた。
ただ、快感というものは美菜にとってゼロか百かでは無くいろいろなレベルが存在するものなので、ある程度は感じているのだとは分かっていた。しかし、今までのそれは晃一が自分から気持ち良いと言うレベルでは無かったと言うことだ。『今日は狭い』と言った晃一の声が頭の中でこだましている。
それに、今日は晃一が美菜の口の中に入れた時、前よりも固かった気がするし、終わるまでの時間は前よりも短かった気がするし、飲み込んだ時の感覚からして出てきた量は多かったみたいだ。美菜はそれらの事実を一つずつ確認しながら、今まで何度もおねだりして挿入して貰い、その快感に夢中になっていた自分が申し訳なく思えた。セックスがお互いを慈しむ気持ちの表れなら、自分が感じるだけでは無くもっと晃一にも気持ち良くなって貰うべきだったのでは無いだろうか?
それを自分は気持ち良いからと自分勝手に何度もおねだりしてしまった。この前、晃一が口の中に出した後、自分はシャワーを浴びに行ったが、戻ってきても晃一は裸のまま気持ちよさそうにしていた。あの時、もっと晃一のことを考えるべきだったと思った。
同時に、自分の中は晃一にとって気持ち良くないという事実にも直面していた。女の子にとって、男が自分の中に入っても終わってもらえないというのは女の性として根本的な問題だった。まるで女として機能不全を宣告されたような気がした。『おじさまはそれを悟られないように優しくしてくれていたのね・・・・優しいんだから・・・・』と思った。
今まで付き合ってきた男子は美菜に入った後だいたい放出まで行ったが、『あれは経験の少ない男の子だったからなんだ。きっと誰に入れても直ぐに終わっちゃう子供なんだ。私の中に入れたのは若い男の子だったからか・・・・。直ぐに出しちゃう子供だったからなんだ・・・・』と思って落ち込んだ。『大人の男の人には、きっと私、緩いんだ・・・・気持ち良くなって欲しいのに・・・・』美菜はそう思うとかなり落ち込んだ。ただ、晃一とは違う相手だったらまた違う結果になるかも知れないとは思った。相手が違えば美菜の感じ方が違うのと同じで男だって違うはずだと思ったからだ。
女性誌で以前に大きさと感度は人それぞれというのを読んだことを思い出した。大きさ、固さ、形、感度、肉棒も女性と同じくらい千差万別らしい。
ただ、その晃一も美菜の口では喜んでくれたという事実が美菜の気持ちをだいぶ楽にしていた。大きな肉棒を奥深くまで飲み込むのはかなり辛いが、その分、あれだけ晃一が喜んでくれるのだと思うと我慢もできる。それに、少し刺激的な姿勢ではあるがお互いを愛し合いながらと言うのも嫌では無い。さっき晃一が出した時、美菜ははっきりとうれしさを感じていた。そして、あそこだろう各地だろうが、気持ち良くなってくれるのなら嬉しいとも思う。美菜は自分でも気がついていなかったが、本気になり始めていた。
そのまましばらく美菜は気持ちの整理ができずにシャワーを浴び続けていたが、やがて『あんまりシャワーばっかり浴びてるとおじさま、心配するかな?』と思いシャワーを出る準備を始めた。そしてその途端、友紀がまだ居ると言うことに気がついた。『友紀、帰った?・・・そうだよね?帰ったよね?いる理由なんて無いものね・・・・でも・・・・・わかんない・・・・まだいるかも・・・・・・・帰るなんて聞いてないし、さっきおじさまは隣の部屋に居ろって言ってたし・・・・ドアの音したっけ?玄関の音は?・・わかんない・・・・玄関に靴、あったっけ?あったような・・・・もしかして、声とか聞かれた?うそ・・・・・・夢中になってて全然気がつかなかった。おじさまは声は聞こえないって言ってたけど・・・・でも、かなり声出したかも・・・・・どのくらいまで聞こえないんだろう?・・・・・聞かれてたとしたら・・・・・でも、もともと友紀はどうして今日ここにきたの?何しに来たの??菜摘に頼まれた?ううん、そうじゃなかった・・・・鍵を借りてきたって・・・・何で友紀が持ってるの?・・・・』美菜の気持ちは再び乱れた。
美菜がシャワーを止めても出てこない間に、友紀は晃一にぽつぽつと話していた。
「あのね・・・・・・まず、言わなきゃいけないのは・・・おじさまから急に離れてごめんなさい・・・・」
「何のことだい?」
「おじさまにはっきりと言わなかったのに・・・・急に行っちゃったから・・・」
「それは仕方ないんじゃ無いの?友紀ちゃんがどんな子か分かってるから、ちょっとは残念だったけど、あの時の友紀ちゃんはたぶん、そうするしか無かったんだろうし・・・」
友紀は、まるで菜摘との話を晃一が知っていたかのような言葉に、自分を信じてくれたんだとうれしさを感じた。
「ありがとう・・・」
「それで、何か問題が起きたの?」
「うん、私ね、付き合って欲しいって告られたから彼の所に行ったの」
「それで?」
「最初は良かったのよ。楽しかったし、嬉しかったし、大事にしてくれたし・・・・それがね・・・」
「どうしたの?」
「何でかわかんないけど、ある程度以上に近づこうとしないような気がして、おかしいなって思ってたの。私が聞いても何してるか教えてくれない時があって。でね・・・・他の高校に行った友達が教えてくれたの・・・・彼ね・・・・他に彼女がいたの、中学の同級生らしいって」
「彼に彼女??それって友紀ちゃんに告る前から?」
「そうみたい。でね、彼に聞いたの。どうして告ったのって。・・・・・・そうでしょ?彼女、いるんだよ?・・・・・・・・そうしたら・・・・学校では私だって言うの」
「学校専用の彼女って事?」
「うん・・・・そうらしいの・・・・・・・・」
「それで、友紀ちゃんはそれじゃ嫌だって思うんだ」
「それはそう・・・・・・すごく嫌、ぜったい。・・・・だけどね・・・最近わかんなくなってきて・・・・」
「話してごらんよ。言いたいことを全部」
「最初は彼のこと許せないと思ったし、私以外に彼女がいるなんて認められなかったの。でも・・・・最近、もしかして私は寂しいだけじゃないのかなって・・・・・彼が私を見てくれないのが不満なだけで、もしかしたらもう彼のこと好きじゃ無いのかなって・・・・。だって、彼が他に好きな子がいるって言えば普通悲しくなるものでしょ?でも、悲しくないの。なんて言うか残念なだけ・・・・、とってもだけど・・・・。上手く言えないけど、好きなんじゃ無くて寂しいだけかも・・・、こう言う時ってどうすればいいの?」
「でも、彼のこと好きなんだろう?」
「うん・・・・・そうだったんだけど・・・・昨日ね・・・行ったの。彼の部屋に。でも、一緒にいてもそんな気持ちは見つけられなかった・・・・。彼に帰るって言っても、玄関にだって見送りにこなかった・・・」
「寂しかったんだ。・・・だからこの部屋に来て考え事しようと思ったの?」
「うん、そう・・・・・ごめんなさい・・・・・」
「いいよ。こうやって話すだけでも少しは違うだろうから」
「・・うん、そうなの。何か不思議。おじさまに話したら気持ちがすっきりしてきた・・・・」
「良かったね」
友紀はどうしてだろうと思った。晃一に話しただけで気持ちが楽になるのはどう考えても不思議だ。しかし、こうして晃一と話していると、本当に心が楽になる。今までずっと重苦しい気持ちのまま悩んでいたのが嘘のようだ。今まで心の中にわだかまっていた重い気持ちが素直に言葉になってすらすら出てくる。自分一人で悩んでいた時には言葉にできなかったのに。