第210部

「美菜ちゃんがブラだけって言うのを見るのは初めてだよね?」
晃一はそう言いながら美菜の肩に手を掛けたが、ブラジャーのショルダーストラップを下ろす仕草はとても遅い。
「お願い、そのまま脱がせてぇ」
美菜はあまりにも我慢するのが辛くて、そう言うと晃一の首に手を回し、晃一の手が美菜の背中に回りやすくした。軽く抱く形になった美菜の身体は驚くほど熱くなっていた。
「お願い、もう限界、早くッ」
美菜は喘ぎながら晃一がブラを脱がせてくれるのをじっと待った。
「さぁ、全部見せてご覧」
晃一がブラのホックを外してブラを取り去った。そして貫いたままの美菜の身体をそっと起こして全てをじっくりと眺める。乳房が小さめなので少し身体のラインが子供っぽくも見えるが、スラリとした身体は美菜の魅力を十分に引き出している。
「まだなの?お願い、もう良いでしょ?ね?ね?」
美菜は本当に我慢の限界だった。もう、いつ身体が暴走してもおかしくない。美菜の乳首は既につんと尖ったまま晃一を待っており、中はしっかりと締まって肉棒の先端がかなりしっかり行き止まりに当たっている。
晃一は目の前の全裸の少女の姿を改めてじっくりと眺めた。美しい、と心から思う。そっと両手で美菜の上体を支え、脇腹から乳房に向かってそのまま両手で包みながら撫で上げていく。
「あぁ・・あ・・あ・・・あああああああーーーーーっ」
美菜は晃一の両手が軽く乳房を包んだ瞬間、我慢の限界を超した。
「ああああ、いいぃっ、いっちゃうぅぅぅーーーーーーっ」
必死になって我慢し続けたが、晃一の優しい愛撫がついに我慢の一線を越えさせた。全く出没していないのに肉壁がしっかりと締まって感じるポイントを刺激し続け、更に肉壁の動きが快感を増幅したため、快感が一気に美菜の身体を包み込んだ。
「ああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ、もうだめぇぇぇぇぇーーーーっ」
美菜は無意識に激しく腰を前後に動かして快感を貪り、暴走した身体に快感を送り込んだ。しかしほんの数秒で身体は限界に達してしまい。伸び上がった姿勢のまま、ほとんど腰も動かさずに絶頂を迎えた。
晃一はその美菜の身体をそっと抱きしめ、つんと尖った右の乳首を口の中に入れて右手で左の乳房を優しく揉み回した。
「うあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーっ、はうーーっ」
美菜の身体が晃一の腕の中でビクンビクンと跳ねた。凄まじい絶頂が美菜の頭の中を真っ白にした。しかし、何度も登り詰めて癖が付いた少女の身体にあまりにも我慢を続けた結果、少女の身体は一度の絶頂では満足しなかった。無意識に腰を動かし始めた美菜の身体は直ぐに再度高みに駆け上がった。
「ああああぁぁぁーーっ、また来るぅぅーーーーーっ、はうぅーっ」
再び美菜の身体が大きく震えた。もう美菜は気持ち良いのかどうかさえ分からなかった。とにかく凄まじい感覚が電流のように身体を駆け巡る。しかし、立て続けに登り詰めた二度の絶頂の後、身体中の力は一気に抜けていった。
「はう・・・・・ううっ・・・・・・うっ・・・・・うっ・・・・・」
小刻みに痙攣を繰り返しながら美菜の身体はゆっくりと晃一によりかかってきた。
「美菜ちゃん、すごかったよ。とっても綺麗だった。素敵だったよ」
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・・・・」
美菜はこれで終わったと思った。二度の絶頂は猛烈に気持ち良かったが、もう体力が残っていない。
しかし、この頃になって晃一の肉棒は完全に復活してきた。美菜の肉壁に丁寧に締め付けられ、絡みつかれた結果だった。
もちろん、美菜には晃一の肉棒が最大限の固さと長さを保っているのは分かっていた。しかし、もうそれを放出に導くことなど自分には無理だと分かっていた。今の敏感になっている身体だと、少し動かしただけでまたいってしまいそうなのだ。
「ごめんね、我慢させ過ぎちゃったんだね。2回もいっちゃったね」
「させすぎ・・・・はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・・」
「がんばったね。良い子だ。気持ち良かった?」
「わかんなかった・・・・・けど・・・・・うん、きもち良かった・・・とっても・・・」
美菜は軽く晃一に寄りかかっていたが、晃一はその美菜の上体を両手で支えて再び目の前で見つめた。
「おじさま・・・?????」
美菜は晃一の目を見て不安を覚えた。この目はまだ終わりを告げていない。優しい目つきのようだがその直ぐ後ろには妖しい光がある。
「まさか・・・・・おじさま・・???まだ・・するの???・・・」
「ううん、そんなにしたくは無いんだけど・・・でも、美菜ちゃんの中は気持ち良くて、ほら」
晃一は美菜の腰を両手で掴むと、クンと腰を突き上げた。
「あうぅっ、待ってっ」
美菜は突き上げられた肉棒の先端に感じるポイントを刺激されてクッと仰け反った。
「奥まで来てるのにぃッ」
美菜は慌てて晃一の肩に掴まった。
「気持ち良い?」
「だめよ、もうだめ、許して」
「でも、ほら、こうすると」
晃一は再び肉棒を突き上げた。
「あうぅぅっ、だめ、お願い、待って」
美菜はまた快感に仰け反った。小ぶりな膨らみの先の尖った乳首が晃一に突き出される。晃一はそれを指で挟んできた。
「可愛いよ」
「はうぅぅっ・・・・・だめ、待って、もうだめ、敏感になってるの」
美菜はべったりと晃一の上に座り込んだ姿勢から膝立ちになって肉棒を抜こうと腰を少し持ち上げた。しかし、それは晃一に出没のためのスペースを作ることになった。当然、晃一は美菜の作ったスペースを使って更に大胆に肉棒をグイグイ何度も突き上げてきた。
「美菜ちゃんはいっても中がそのまんまなんだね。ほら、とっても気持ち良いよ」
「あうっ、あうっ、あうっ、あうぅっ、そんなにしないで。まだ身体が敏感で・・・・ああぁっ」
美菜の細い身体が再び仰け反り、小ぶりの乳房の先端の乳首がつんと晃一の前に差し出される。
「美菜ちゃんも感じてくれてるんだね。嬉しいよ」
「はうぅっ、お願い、少しだけ、待って、はぅぅッ、お願い、許して、はうぅぅぅっ、だめぇ、また感じてきたぁ、あうぅぅっ、いあああぁ、あうぅっ、あうぅっ」
美菜は敏感なままの身体に肉棒を力強く出没されて強制的に感じさせられた。それは、今まで余り感じることが無く、感じないことを心配することの方が多かった美菜にとって、感じすぎると言う初めての経験だった。
「さっきまでは無理だって言ってた癖にぃッ、どうしてこんなにっ、ああぁぁっ、すごいっ、はうっ、はうっ、待ってッ」
美菜はさっき、自分から我慢できないと言っておねだりしたことを後悔した。まさかこんな事になるとは思いもしなかった。それどころか、正直に言えば美菜自身、手と口だけでもしてもらえればそれで十分と思っていたのだ。しかし、予想に反して晃一はどんどん力強くなってきて、美菜を貫くことになんの問題も無くなってしまった。今の美菜の中の肉棒は最大限の長さと固さを誇っており、先端は力強く美菜の奥の感じるポイントに当たっている。感じすぎて疲れてしまった美菜の身体では持て余してしまうのだ。
晃一がこうなったのは自分が魅力的なのだろうと思えばこれほど嬉しいことは無いのだが、今はどれどころでは無い。身体が敏感になって感じるのを止められないのに肉棒は更に力強く美菜を貫いてくる。
「はうぅぅっ、そんなにっ、ああっ、あうぅぅっ、もう許して、あうっ、お願い」
美菜の身体は晃一の上で晃一の突き上げに合わせてゆらゆらと揺れていた。それは美しいのと妖しいのと、そして可愛らしいのと、それらが全て合わさった不思議な光景だった。
「ああんっ、抜けないぃっ、ああぁぁっ、だめ、これ以上は許してぇっ」
「美菜ちゃん、すごく良いよ。ほら、こんなにしっかり締め付けてる」
「はうっ、はうっ、あああぁぁぁっ、だめぇっ、また来たぁっ」
「こんなに感じてくれるなんて。ほら、おっぱいも」
美菜はつんつんに尖った乳房と乳首を揉み上げられて大きく仰け反った。
「ひゃうぅぅーーっ」
更に美菜の中が締まってきた。晃一はグイグイと出没しながら目の前で揺れる美菜の身体を楽しんでいた。
「こんなにすごいなんて、美菜ちゃんの身体、すごいよ。すごく気持ち良い」
「お願いぃっ、ああぁぁっ、だめぇっ、またいっちゃうぅっ」
「何度でもいってごらん、好きなだけいって良いんだよ」
「いやぁ、もうこれ以上はいやぁ、ああっ、だめぇぇぇぇぇっ、またぁっ、くぅぅっ、うぐぅぅぅーーっ」
美菜はそう言うとがくんがくんと身体を震わせた。
「あうっ・・・はうっ・・・・・・・・・・・ううっ・・・・・・うっ」
そのままグッタリと晃一によりかかると、晃一の肉棒に全く反応しなくなった。
「もう・・・だめ・・・・下ろして・・・・だめ・・・」
晃一は息も絶え絶えにグッタリと寄りかかってきた美菜の身体をそっと抱きしめて軽く持ち上げて肉棒を抜き、そっと膝の上で横抱きにした。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、お願い、もう止めて、お願い、許して、少し休ませて、抜いて・・・」
美菜は息も絶え絶えになって晃一に寄りかかってきた。
「ちょっとやり過ぎちゃったね・・・ごめんね」
そう言って髪を撫でる。
美菜はしばらくグッタリと抱かれていたが、やがて少しずつ反応するようになってきた。
「もう・・・・びっくりしたんだからぁ」
やっと話せるようになった美菜は晃一の胸に甘えてきた。
「ごめんね」
晃一が美菜の髪を優しくなでなでしてやると安心したように身体を預けてくる。
「おじさまったら・・・・・・」
「なんか、急におちんちんが元気になっちゃって・・・・・」
「我慢できなかったの?あれだけ嫌って言ったのに」
「だって、美菜ちゃんに入れてたんだよ。もっとしたくなるよ」
「そんなこと言って・・・・」
美菜は疲れがどっと襲ってきたが、精神的には満足した。何となくだが自分の『女性としての機能』をたっぷり確認できた気がしたのだ。そのまましばらく晃一に抱かれていた美菜は、息が整って汗が冷え始めると、
「もう、こんなにされるなんて思わなかったんだからぁ。おじさま、凄すぎよ。いっぱい汗を掻いちゃった。ちょっとシャワーを浴びてくる」
と言って重い身体を引きずるようにしてもう一度シャワーへと向かった。
やがて美菜はバスルームで身体が落ち着くと、軽くシャワーを浴びてからと支度を調えて戻ってきた。もちろん、既にきっちりと制服姿になっている。長居しすぎた、もう帰らねばならない。それは美菜の様子から明らかだった。
「そろそろ時間?」
「うん、もうさすがに帰らないと」
「今日はありがとう。なんか、もっと美菜ちゃんと一緒にいたい気がするけど・・」
「そんな事したら死んじゃうからダメよ」
「ごめん。本当に楽しかった」
「私も、来てみて良かった。おじさま、それじゃ、またね?」
「うん、ありがとう」
美菜は忘れ物の無いように確認すると、晃一のマンションから帰っていった。
怒濤のように過ぎた一日だった。美菜、友紀、そしてまた美菜、ほんの数時間の間に少女を入れ替えて何度もしてしまった。スレンダーな美菜は素直で恥ずかしがり屋だが甘えんぼで口にも出させてくれる優しい子だし、小柄でグラマーな友紀ははっきりした性格だが素直に晃一を頼ってくれる。どちらも晃一には魅力的な女子高生だ。しかし、こうなったことで晃一はなんとなく、だが、きっとこれから何かが変わるだろうと思った。
麗華や結佳を抱いた時は、何となく一度か二度という予感があったので、次に会えなくてもなんの未練も無かったが、美菜や友紀はもっと会いたいと思う。それは菜摘に会えないからと言えば確かにそうなのだが、二人には何となくもっと長続きさせたいと思わせる何かがあった。それは、もしかしたら恋愛感情なのかも知れないが、どちらかと言うと、二人の人生に近寄っていたいという親近感のようなものでもあった。
ただ、さすがに疲れた。晃一の年で三度はきつい。菜摘とはもっとしたが、あの時は気持ちも入っていたし、あくまで例外だと思っている。それに、ほんの1日にも満たない時間当たりでは今回が一番きつかったような気がした。ただ、身体や肉棒にはきつかったが精神的には十分に満足できた。
翌日の月曜日、美菜と友紀は待ち合わせると一緒に下校した。さすがに今日の授業は二人ともいろいろな想いが交錯して完全に集中できなかったのだが、それはもともと成績の良い美菜の方に強く出ていた。美菜にしてもあれだけ激しくしたのは初めてだったので、家に帰ってから全然勉強に集中できず、身体はグッタリとしているのに激しく求めた時のことばかりが思い出されて全然勉強が頭に入らなかったのだ。家に帰ってぐったりしていてもテストが終わった日だったので家族は誰も不思議に思わなかったが、いつもマイペースで勉強している美菜にとってはかなりいつもとは違った一日だった。そして今日はその昨日の出来事についてけじめを付けなくてはいけない。
二人は最初、お互いに口も聞かずに校門を出てしばらく歩いていたが、明らかに雰囲気は悪い。とうとう友紀の方から話しかけた。
「どこに行く?」
友紀が聞いた。
「そうね・・・・・いつものって訳にはいかないから・・・・ちょっと待って・・・・。そうだ、付いてきて」
美菜はそう言って友紀をカラオケ店に連れて行き、中に入ると部屋のテーブルでドリンクを注文した。ここならBGMで話し声を他に聞かれる心配はない。マックや喫茶店に比べればお金はかかるが、ここは7時前なら基本的に3割引だし、何とかなる額ではある。ただ、それを二人で割り勘にするにしても高校生には馬鹿にならない出費であることにはかわりない。それを今日は覚悟の上だった。つまり、きっちりと話す気だ、と言うことだ。それは既に何となく二人の間の雰囲気にできあがっている。そして、美菜は気になっていたことを最初に言った。
「友紀、最初に言っておくけど、私、けんかするつもりも独り占めしたいとも思ってないからね」
それを聞いて友紀も即座に答えた。
「私だって」
「良かった。それなら良いの」
「私も。ねぇ美菜、あんた、どうしてあそこにいたの?」
友紀は早速美菜に聞いてきた。それが友紀のやり方だ。普段なら答えたくない質問には全く答えない美菜だが、今日は違っていた。お互いのことをはっきりさせたいからだ。
「土曜に菜摘に連絡したから・・・・」
そうは言ってみたが、美菜は自分でもはっきりしない答えだと思った。
「それそれ、元々菜摘におじさまに会うのをOKしてもらったのっていつ?」
「それは・・・・・その前の週の・・・・・・」
「カラオケでおじさまの所に行くって言った後のこと?」
「そう、行った後の水曜・・」
「でも、あの時は何も無かったんでしょ?」
「土曜日はね。話したのは全部本当。本当にあの日は何にも無かった・・・・」
「それなのに会いに行きたくなって菜摘に話したの?あの日?」
「あのね、あれには後日談があって、確かに土曜日は何にも無かったんだけど、日曜日に偶然おじさまに会って・・・・それで部屋に行って・・・・・・」
「後日談て・・・、だって日曜日って次の日じゃないの」
「そう・・・・・」
「それじゃ、ミーティングでは半分しか言わなかったって事?」
「うん・・・そうなるかな・・・・」
「そうなるかなって、あんた、麗華に知れたら・・・・」
「それがね、菜摘が麗華に話したみたいなの。それで麗華もOKしたみたい」
「菜摘が麗華に?・・・・・あの子、結構やるわね・・・・そう言うことか・・・」
友紀は菜摘が考えていたことを何となく理解した。菜摘は美菜の存在を隠したかったのだ。それを麗華が許したと言うことは、きっとその方が良い理由を麗華が納得したと言うことだ。たぶん、菜摘は自分が会いに行かない代わりに美菜を使って晃一を引き留めておこうと思ったのだろう。もちろん美菜が晃一に抱かれることを我慢しなければいけないが、そうしておけば、晃一の情報はいつでも入るし自分は会いに行きたい時に美菜を止めて会いに行けると考えたのだろうと思った。それでなくとも晃一には結佳や麗華の影がつきまとっていた。だから、美菜に口止めを条件に晃一に会うことを許しておけば、『公式には』菜摘は晃一の彼女であり、いつでも自分の好きな時に美菜と入れ替われる。美菜は一時的な自分の代わり。つまり晃一を繋ぎ止めておくためのめの道具と言うことだ。そして、美菜もそれは納得ずくと言うことなのだろう。いつも自由で居たがる美菜ならではの使い方だと思った。
そして、それを麗華がOKしたと言うことは・・・・たぶん、おじさまがフリーになると他の子がアプローチする可能性があるから、菜摘が彼女、と言うこのままの状態が良いと思ったのだろう。
「でもそれって、おじさまは納得してるの?」
「うん、菜摘と話したって言ってた。菜摘に言われたって」
「そう言うことか・・・・。おじさまにしても、いつ合ってくれるか分からない菜摘をじっと待つのは辛いもんね」
「わかった?」
「うん」
「私、何にも悪いこと、してないよね?」
「そうみたいね」
美菜はホッとした。自分は悪いことはしていないと分かってもらえたようだ。これで少なくとも、友紀から問題を起こされることは無さそうだ。