第212部

「美菜だって凄かったじゃない、あんなこと・・・・」
「あんなこと?」
「そうよ。だって・・・・・良い?言うよ?あのさ・・」
友紀は美菜の耳元で囁いた。いくらカラオケルームだといっても面と向かっては言えない。
「口・・・口の中に出させるなんて嫌じゃ無かった?それに自分から上に乗ってあそこをおじさまの口に・・・・・・擦り付けたでしょ?」
「わっ、待って。ここでそれを言う訳?」
美菜は一瞬で耳まで真っ赤になった。
「だから言うよって言ったの。ごめん・・・・・でも、私のだって、言って良いから・・・」
「友紀のしてたこと?・・良いの?」
いつの間にか二人は交互に耳元で囁き始めた。
「今更逃げたりは無し。だからお互い様、良いわね?私だって全部言うんだから。だから私にも言わせて。まず口のこと。あれって変な臭いだし嫌な味がするでしょ?でも、美菜、とっても幸せそうだった。嫌じゃ無かったの?良く飲み込めたね」
「うん、なんか、全然そんな気がしなかった。だって自然に飲んじゃったし・・・・、味なんてぜんぜん覚えてないし・・・・」
「その前におじさまにあそこを口でされて感じてたから?」
「そうかも知れないけど、私が口でしてあげるとおじさま、とっても喜ぶの、気持ち良いって。それに・・・・・」
美菜は迷った。友紀と言えども言って良いものだろうか?晃一がなかなか中で終わってくれないというのは最高のプライベートだ。
「なによ?」
「あのね・・・・ううん、私もおじさまが口で終わってくれて嬉しかったし・・・・あれをされたとかじゃなくて・・・上手く言えないけど・・」
さすがに美菜はあれだけは言えなかった。取り敢えずそこだけは誤魔化した。
「そうなんだ・・・・美菜って優しいんだね。私、口でするのってたぶん美菜みたいに上手にできないし、まだ口の中に出されたこと無いからわかんないけど、本当に好きなのね。自信無いなぁ、私、いくら好きでも。出した後に口で舐めるくらいなら何とかできるけど・・・・。それだったらおじさまにしたことあるし、だって、やっぱり嫌じゃない?」
「そうでも無いよ。私、あれはおじさまにしかしてあげたこと無いの。あれ、結構してる時は辛いけど、喜んでくれるのが嬉しいしさ。してあげるとお返しにもっといっぱいしてくれるし・・・」
「そうよね、なんか、美菜の方が一生懸命にしてあげてるみたいだった。甘えてるうちに自分から上になったでしょ?そしてそのままあそこをおじさまの口にくっつけてさ、いっぱい擦り付けてたし」
「そんなに力説しなくて良い。それには深い訳があるんだ」
「深い訳って・・・・・、どう言うこと?」
「私ね・・・・あれのやり方、教えられちゃったの。だから身体が覚えちゃったみたいで、ああしてると身体が勝手に動いてね・・・・。甘えてると自然にああなっちゃうの」
「おじさまに?ははん、そう言うことか・・・・もしかして、丁寧にゆっくり、でしょ?」
友紀が指摘すると、
「そう、凄く丁寧にゆっくり教えられたの、ふふふっ」
と美菜も笑って答えた。
「そうね、おじさまって、女の子の反応を見ながらリードしていくから自然に身体が覚えちゃうのよね。私もいっぱい教えてもらったもん」
そこは友紀も完全に同意しているようだ。
「そうでしょ?友紀だって、あんな風にするなんて・・・」
美菜が具体的なところまで踏み込んできたが、友紀はもう嫌な気はしなかった。美菜が自分と同じだと分かったからだ。
「やっぱり言うんだ。いいわ、私も覚悟決めたから。なに?あんな風って?」
「最後さ・・・・・・上になって・・・おじさまのが入ったままお尻を思いっきり持ち上げたり下ろしたり・・・・。凄かったわよ、あれ」
「あぁ、あれね。あれもそう、美菜と同じ。あれは私もおじさまに丁寧に教えられたの。前にしてもらった時にね。だって、あれをすると凄いんだもん。バチバチッて頭の中に電気が走るみたいで。それで入れてもらったら身体が覚えてたみたいで最後には私も身体が勝手に動いちゃって自然にあんなことに・・・ね」
「ねぇ、あんなに激しく動いて疲れない?」
「ううん、全然。だってあれ、おじさまが下から来るのに合わせてるだけだから。私はそんなに動いてないよ」
「やっぱりか・・・・・・・・・。それじゃ、最初、ソファでおじさまの上に乗ってから・・・自分で脱いだのも自然に?」
「最初?もちろん。おじさまは膝の上で優しく触ってきて、私がその気になってもまだしてくるの。それでああやっていっぱい焦らした後にね・・・・我慢できなくなった私のパンツを脱がして上にするの。だから上になった時は凄く欲しくなってて・・・・・だから私から・・・・」
さすがに友紀も顔を真っ赤にしている。
「それに、あれを入れてからは、おじさま、何もしてくれないのよ。私が全部脱ぐまで絶対に動いてくれないし、先に私から動いてもだめなの。おじさま、ああするの、好きなのよ。私に入ってから私が恥ずかしがりながら脱ぐのを見るのが」
「だから自分から脱いだの?」
「だって、そうしないとあれしてくれないんだもん」
「上になって入れてから服を脱ぐのって、友紀が考えたの?」
「まさか。だから言ったでしょ?おじさまに教えられたって。身体が覚えたって」
「そうなんだ。友紀はそう言うこと教えられたんだ」
「最初は制服を着たままパンツだけ脱がされて上にされたの。そして脱ぎなさいって言われたの。さすがに最初は抵抗合ったけど、何度もした後だったから・・・・・」
「それで自分から脱ぐんだ」
「もう中に入ってるのよ?それで動かないなんてずるいわよ。焦れったいから我慢なんて絶対できないし」
「それで、脱いでからはどうなるの?」
「もちろん、いっぱいしてくれるよ。とっても優しいし。私なんか簡単にいっちゃうもん」
「そう、友紀、簡単にいっちゃうんだ・・・・」
「そうでしょ?美菜は違うの?」
「そんなこと無い。それは私だって・・・・簡単にいっちゃうけど・・・・」
「それならいいじゃないの。それとも、あんな風に焦らされるのいや?恥ずかしいけど、結構気持ち良いよ?」
「それで、あんなに一生懸命するんだ・・・」
「あれね、おじさまが下からずんずんて突き上げてくるのは本当に凄いの。だから自然にああなっちゃうのよ」
「・・・・・そうなんだ」
美菜は何となく、だが、一気に夢中になれる友紀が羨ましい気がした。
「それに、おっぱいだってしてもらってるから、どうしようも無いって感じ」
「良いわよね、友紀は胸があって・・・。私なんて自分の胸、おっぱいなんて言えないもん」
「おじさま、おっぱいって言いなさいって言わなかった?」
「・・・・うん・・・・」
友紀は美菜の様子から、胸をこれ以上話題にするのは拙いと思った。
「だから・・・・最初に上になった時にもうああなるのは・・・・自分から脱いであれをしてもらうのは・・・わかってた・・・かな?」
「やっぱり」
「やっぱり?・・・って事は美菜も?でもさ、あなたは上になった時、おじさまに丁寧に脱がせてもらってたじゃないの?」
「うん、だからね。あのね、あの後、友紀が帰ってから、おじさまにお願いしてもう一度してもらったの。その時分かった。自分で脱がないと焦れったくて堪らないって」
二人は顔を真っ赤にしながらお互いの耳元で囁き声で話し続けている。
「そうでしょ?ああされたら誰だって・・・・よね?あれをされて我慢できる女の子なんて居ないわよね?」
「でもさ友紀、友紀だってそうやって恥ずかしがってたって、結局は脱ぐのを見られるのが好きなんじゃないの?」
美菜はあけっぴろげに自分のセックスを話せる友紀が何となく羨ましくて、少しだけ意地の悪い質問をしてみた。しかし、友紀は気にしていないらしく、
「好き?見られるのが?まさか、おじさまにされると確かに気持ち良いけど・・・・焦れったくて堪らないから脱いだだけ。もちろん恥ずかしいけど、だってその前に裸になっていっぱいしてもらってるんだし」
と簡単に言った。
「もちろんそうだけど、その時、おじさまの視線、凄いでしょ?身体中をじっくりとさ・・・」
そう言われて友紀は気が付いた。やはり美菜の身体は綺麗なのだ。晃一は友紀の身体を確かにじっくりと見るが、そのまなざしは優しさに溢れていて全然不安は無い。しかし、きっと美菜の身体を見る晃一の視線は男の視線なのだろう。それは友紀にとっては羨ましいことだ。だから友紀は美菜に話を合わせながらも指摘した。
「そう・・・・・そうかも・・・・そうね・・・私・・・・焦れったくて我慢できなくて、恥ずかしいけど・・・もしかしたらどこか嬉しいのかも・・・おじさまがじっと見てくれてるって思って・・・・。でも、私を見るおじさまってそんなに視線、凄くないよ。優しいけど。だからきっとおじさまの視線が凄いのは美菜が綺麗だからだよ」
「そうなの?友紀の時はそんなに視線凄くない?」
「うん、優しいけど凄くは無いよ。だから簡単に脱げるんだもん」
「私、あの後、もう一回してもらった時に同じことされて、分かった。焦れったくて堪らなかったから自分から・・・・・でも、脱ぐのを見られるの、嫌じゃなかったし・・・」
「ちょっと待って、あの後?だって、私とした時おじさま、ちゃんと終わったから最初の美菜の口と合わせて2回出してたはずなのに・・・・。それからまだできたんだ。凄い。それって本当に美菜が素敵なのね。おじさまがそんなにできるなんて、さ」
「そう、おじさまもちょっと意外だったみたい」
美菜は友紀の巧みな話題のコントロールでだいぶ気が楽になった。そこでもう一度話題を引っかかっていたところに戻した。
「でもさ、あれをされて友紀も・・・それで自分から脱ぐようになったんだ」
「それはそうよ。あんな状態でおじさまに脱がされるのをじっと待つなんて絶対無理。だから、私、美菜が脱がせてもらってるの見て、ちょっと羨ましかったよ。おじさま、私にはしてくれないもの。やっぱり女の子は脱がせて欲しいものなんだから」
「何言ってるの、私だってされたんだから、あの後。だから良く分かったの。友紀の焦れったさが。それに友紀だって自分から脱げば直ぐにしてもらえるでしょ?脱がせてもらうのは嬉しいけど、動かずにじっと待つのって本当に辛いもの。動いても良いなら別だけど・・・」
「そうよね。あんなおっきいの入れられて、じっと我慢しろなんて絶対無理」
「無理よ。だから、どうしても言わされちゃうの」
「言わされちゃう?って?」
「え?恥ずかしいこと・・・・・、言わされないの?」
「私は・・・・・・」
「そう・・、おねだりしなさいって・・・・友紀、言われないの?」
「うん・・・・・あんまりないかも・・・・・」
「すっごく恥ずかしいこと言わされない?」
「ない・・・・・たぶん・・・・」
美菜はここでも友紀と自分に違いがあることに気がついた。友紀も気がついたらしい。
「そうなんだ・・・・そんなこと言わされてるんだ・・・」
「そうなんだ・・・って、友紀、本当に言わされないの?」
「うん・・・・どっちかって言うと私から・・・かな?」
「そうなの?友紀から先に言っちゃうの?・・おねだり・・・」
「うん・・・たぶん・・・・・・・・」
美菜は驚いた。たっぷりと焦らして恥ずかしいことを言わせるのが晃一のやり方だと思っていたのだ。美菜が言葉に詰まっていると友紀が続けた。
「きっと、美菜が恥ずかしがるのがとっても可愛いんだよ。だから言わせるんじゃ無いかな?」
「・・・・・・・・・・・」
美菜は友紀の言うことも分かっていたが、何より自分が友紀と違う方法で優しくされていたことに驚いた。
「そうなんだ・・・・友紀は言わされてないんだ・・・・私だけなんだ・・・・」
正直に言って、美菜にはちょっとショックだった。何度も同じ事を呟く。その美菜の様子に友紀はすかさずフォローに移った。
「きっと私、そう言うの、向いてないんだよ。・・・・だってさ、その、言わされた後、どうだったの?」
「どうだったって?」
「言わされた後はどうなるの?」
「それは・・・・・・いっぱいしてくれる・・・・」
「だったら良いじゃないの。他人に聞かれる訳じゃ無し。している時だけでしょ?それなら余計に盛り上がって良いんじゃないの?」
「それは・・・そうかも知れないけど・・・・・」
「何落ち込んでんのよ、もう」
「落ち込んでないけど・・・・・そうだったんだ・・・・。それじゃ、いつも友紀は自分からおねだりしてるの?」
「おねだりって・・・・・・・・まぁ、焦らされると私から・・・そういう感じかな・・・・」
「自分から、ちゃんと言えるんだ・・・・」
「それは・・・・だって・・・・焦れったくなるし・・・・」
「やっぱり焦らされるんだ」
「それはそうよ、きっと焦れったくなるのは同じなんだと思うの。その後よ、違うのは」
「友紀は自分から言うけど、私は直ぐに言わないからもっともっと焦らされて無理に言わされるって事?」
「そうなんじゃないの?だっておじさまだけじゃないでしょ?男って、女の子がおねだりするのを聞きたいのよ」
「それって、悪趣味よね」
「女の子にしてみればそうだけど・・・男はそう言うもんなんじゃないの?だいたいあの時はさ。女の子に言わせるの、おじさまだけって事はないんだしさ。でも、美菜の場合はもともと、男子からがっついてこられることが多いからあんまり経験無かったのかも知れないけど・・・・・」
「それは・・・そうかも・・・・・」
「なんだやっぱり。それなら美菜が羨ましがられる方ってことじゃ無いの。それにただ、おじさまのはちょっと徹底してるってだけの話よ」
「そう、凄く、徹底してる・・・・」
「ねぇ、それじゃ、どんなこと言わされたの?」
「えっ、それは・・・・・・・」
「教えてよ」
「・・・だめ・・・・それはさすがに・・・・・」
美菜は友紀であってもさすがにそれは言えなかった。もちろん、言わされた言葉は脳裏にはっきりと焼き付いている。しかし、さすがにこんな所で言えるような言葉ではない。
「そうか・・・・ちょっとって言うか、とっても興味あるんだけどな」
「それじゃ、おじさまに言ってみれば?おねだりしたいって。そうすれば友紀にも分かるよ」
「そんなこと・・・・・・・。分かったわよ、もう言わない」
「そう、やっぱりそれはあの時だけの秘密の会話だから」
「はいはい」
「それより、今度は私からね。友紀はおじさまに旅行に連れて行ってもらったんでしょ?泊まりで」
「うん」
「どこに行ったんだっけ?」
「神戸。言わなかったっけ?」
「私、その時ミーティングに出てなかったから」
「そうなんだ。新幹線のグリーンで神戸に連れてってもらったんだ」
「うわ、凄い。どんなところに泊まったの?」
「港の近くの綺麗なホテル」
「ホテルの部屋って・・・・・よくわかんないんだけど、エッチな感じの?」
「ううん、ちゃんとしたホテルのスイートって言うのかなぁ?普通の家のリビングみたいなのもあって、ドラマみたいな感じだった。リビングみたいって言ってもウチよりずっと豪華だったけど。広かったし。外に小さな庭もあったよ」
「ね、それってもしかして、ベッドだけじゃ無くてあちこちでしてもらった?ほら、外国の映画とかにあるじゃ無いの。あっちこっちでされてさ。友紀もしてもらった?」
「うん・・・・。ソファと・・・ベッドと・・・庭と・・・・」
「庭?外ってこと?他の人に聞こえたりしないの?」
「うん、だいじょうぶみたい・・・だった・・・・でも・・・・・」
「でも?」