第２１８部

「あああぁぁぁぁっ、いっちゃういっちゃうぅぅぅぅぅーーーーっ、はうぅっ」
菜摘は晃一に抱きしめられたまま、ビクンッと大きく身体を痙攣させた。続いて何度も小さく身体がビクンッ、ビクンッ、と痙攣する。
「ううっ・・・・ううっ・・・・ううっ・・・・」
余りに強い快感に菜摘は一言も発することができなかった。凄まじい快感が菜摘の身体の隅々まで走り抜け、指先まで満たし尽くした。身体中の感覚が一瞬麻痺した感じで何も分からなくなった。身体中の力が一気に抜けてしまったが、それでも菜摘は何とか晃一にしがみついて息を弾ませていた。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・・」
晃一は菜摘の身体の痙攣が治まるまでしっかりと菜摘を抱いていたが、やがてゆっくりと肉棒を抜き始めた。
「はぁ、はぁ、だめ、抜かないで」
「どうしたの？」
「パパも最後までして」
「だって、今いったばかりだよ？」
「パパも最後までして」
「でも・・・・・・・・」
晃一は躊躇った。確かに肉棒は疼く程度まで来ているが、更にこのまま動けば菜摘をまた消耗させてしまう。少し休憩を入れてから再開した方が良いのではと思った。
「お願い、このまま続けて」
「いいの？」
「パパにも最後までいって欲しいの。いや？疲れてる？」
「そんなこと無いよ。菜摘ちゃんの中は本当に最高で、もう少しで出しちゃいそうだったから」
「それならして。私は大丈夫だから」
菜摘は身体の奥深くまで入ったままの肉棒から再び快感が湧き上がり始めるのを感じながらそう言った。
「それじゃ、いくよ？」
「うん」
菜摘が頷いたので晃一は再び腰を動かし始めた。今度は菜摘がやったような小さなストロークでは無く、肉棒の長さ全体を使った大きなストロークだ。菜摘の肉壁のぶつぶつを全て楽しむつもりなのだ。ズリッズリッと肉棒が肉壁で扱かれ始めた。
「ああっ、ああっ、ああっ、ああっ、すごいっ、ああっ、ああっ、ああっ・・・」
菜摘は最初、さっきと同じようにしっかりと晃一に掴まっていたが、大胆な肉棒の出没が生み出す強力な快感から自然に逃れようとするかのように、やがて両手も両足も広げて晃一との接点は結合部だけになってしまった。
「ああっ、ああっ、良いっ、良いっ、だめっ、また直ぐにっ、ああっ、ああっ・・・・」
菜摘は更に仰け反って快感に耐え始めた。菜摘の横になっても高さが変わらない半球型の乳房が突き出され、先端の乳首がふるふると震えている。晃一もそれに合わせて次第に膝立ちになり、膝で身体を支えて腰をクイクイと押し出してピストン運動をしながら両手で菜摘の乳房を可愛がった。もちろん人差し指と中指の間に乳首を挟んで揉み回している。もちろん菜摘の膝は胸の両側まで引き寄せられ、肉棒を１ミリでも深く収める体勢だ。
「あうぅっ、はうっ、そんなっ、ああっ、だめ、もたないっ、いや、あうぅっ・・・」
菜摘は首を振っていくのを嫌がった。しかし、強い締め付けと晃一の肉棒が生み出す凄まじい快感は菜摘を無理やり頂上に押し上げていく。
「早くっ、早く終わってっ、ああっ、もう持たないっ、ああっ、ああっ、いっちゃうぅっ」
「もう少しだよ。もう少し頑張って」
晃一は放出点が見えてきたので更にピッチを上げた。しかしそれが菜摘には耐えられなかった。
「ああぁっ、だめぇぇっ、いっちゃういっちゃうぅぅぅーーーっ、はうぅーーっ」
菜摘はグッとブリッジを作って仰け反り、一瞬、身体がが硬直した。そしてその美しい身体を晃一の目に焼き付けた後、グッタリとベッドに沈み込んだ。
しかし、晃一は菜摘がいく瞬間だけは出没を止めたものの、直ぐにまた動き始めた。早く終わって菜摘を楽にしてあげたかったのだ。それは晃一の思いやりではあったが、菜摘には酷なことだった。
「ああぁっ、またするぅっ、ああっ、ああっ、うあぁっ、あうぅっ・・・」
菜摘は嫌がりはしなかったが、いった直後の敏感な身体に肉棒を激しく押し込まれ、少しでも快感から逃れようと乳房を揉み回している晃一の両手を掴んで引き離そうとした。しかし、菜摘の手には力が入らず晃一の手は離れない。
「ああっ、ああっ、だめぇっ、それはだめぇっ、ああっ、ああっ、またいっちゃうぅっ」
目の前で激しく悶えている菜摘があまりにも可愛く、晃一は一気に肉棒の引き金を絞った。
「菜摘ちゃん、出すよ、終わるよ」
「だしてぇっ、はやくぅっ、またいっちゃうぅぅっ」
晃一が放出するのと菜摘が二度目を極めるのはほぼ同時だった。晃一が肉棒を一番奥まで押し込んで製をどっと放つのと同時に菜摘の身体が再び硬直した。
「ううーーーーーーっ」
ブリッジを作って仰け反った菜摘の一番奥に肉棒をぐっぐっと押し込み、二人は最高の瞬間をもぎ取った。同時に仰け反って硬直した菜摘の肌に一気に汗が浮き上がった。
「ううううううううう・・・・・はうっ・・・・・はうっ・・・・うっ・・・うっ・・・」
菜摘は何が何だか良く分からなかった。とにかく気持ち良い、それだけだった。二人は全く動かなかったが、菜摘の肉壁は容赦なく絡みつきながらゆっくりと小さくなっていく肉棒から精を搾り取っていく。
「菜摘ちゃん、最高だったよ」
やがて晃一は菜摘の上に覆い被さり、菜摘の髪をそっと撫でながら耳元で囁いた。
「あ・あ・あ・あ・・・パパ・・・・終わってくれた・・・・・」
菜摘は自分の中で小さくなっていく肉棒を感じながら心から満足感に満たされていた。やがて晃一が起き上がり肉棒を抜き去ると、菜摘は鉛のように重い身体をゆっくりと起こし、晃一のスキンを外し精にまみれた肉棒を口に入れてくれた。
「菜摘ちゃん・・・・」
晃一は菜摘が口で綺麗にしてくれたことを喜んだが、菜摘にとっては晃一が自分の中で終わった証を口の中で実感できる愛の儀式の一つだった。
菜摘は口の中で小さくなっている肉棒に舌をそっと絡め青臭い粘る液体が口の中に広がることで晃一と同時に終われた喜びを実感していた。
「ありがとう。おいで・・・」
晃一がそう言うと、菜摘は晃一の腕の中に抱かれた。優しく身体と髪を撫でてもらい晃一に寄り添う。
「最高だったよ」
「私も。嬉しかった・・・・」
「菜摘ちゃん、もしかして少し嫌がってた？妬いてたのかな？」
「そんなこと言えない」
菜摘は身体全体を優しく愛撫され、心から幸せだと思った。その感覚の前では美菜のことなどどうでも良い気がした。
「今日はギリギリまでいてくれる？」
「もちろん」
部屋の時計を見るともう直ぐ８時近くなる。
「え？私達、２時間もあんな事してたの？」
「そうだね。なかなか菜摘ちゃんがその気になってくれなかったから・・・・。俺がその気にさせるのが下手だったのかな？」
「そんなこと無い。私、最初はその気無かったもの」
「やっぱり・・・・・」
「そうじゃないの。ただパパを少し困らせたかっただけ」
「どうして？」
「だから・・・・・・もう、いいの・・・」
菜摘は晃一の胸に頭を乗せて甘えてきた。そのまま二人は再びキスをした。今度は優しくゆっくりと舌を絡め合い、二人だけの時間をたっぷりと楽しんだ。
そしてお互いが満足した頃、菜摘は起き上がって、
「汗掻いちゃった。ちょっと流してくる」
と言ってシャワーを浴びに行った。
晃一は起き上がってガウンを羽織ってリビングに向かう時、菜摘が脱いだものを全て持って行ったことに気が付いた。
そのまま晃一はリビングでソファに座ると、タバコに手を伸ばして一服した。直ぐに空気清浄機がフル運転し始め、エアコンは外と空気を入れ換え始めた。晃一は久しぶり、と言っても十日だが、脳裏に焼き付いた菜摘の身体を思い出しながら、やはり美菜や友紀とは根本的に何かが違うと思った。
やはりバージンから大切に開発したからだろうか？それとも菜摘のプロポーションが抜群だからだろうか？それとも一途に慕ってくれるからだろうか？とにかく菜摘を抱いているとどんどん夢中になっていくのが自分でも良く分かる。もっともっと感じさせたい、喜ばせたい、声を上げさせたい、絶頂を極めさせたい、そんな想いが湧き上がってくるのだ。
一方菜摘はシャワーを浴びながら、あの短い時間で想像以上に身体が汗を掻いていたことに気が付き、汗でぬめる肌を洗い流しながら先程の凄まじい絶頂を思い出した。あの時は本当に何も分からなかった。身体の奥深くに入った肉棒から一気に快感が吹き出したみたいで、息をすることもできなかった。
「やっぱり、パパに抱いてもらうのってこんなに凄いことなんだ。こんなに素敵で夢中になれて気持ち良いんだ。あれだけ気が進まなかったのに、感じ始めたら一気に最後までいっちゃうんだ。止まらないの。拒むなんて絶対に無理。あんなに嬉しくて、安心できて、甘えられて・・・夢中になれる・・・。やっぱりパパは今の私に絶対必要なんだ・・・」
抱かれるまでは、もしかしたら晃一に抱かれなくても頭を優しく撫でてもらうだけで辛い勉強に耐える気持ちをキープできるかも知れないと思っていたが、やはりそんなことは絶対に無理だと悟った。
髪を濡らさないように首から下だけを丁寧に洗った菜摘は身体を丁寧に拭くと身支度をし始めた。直ぐにまた脱ぐのは分かっていたが、それでも晃一にもう一度丁寧に脱がせて欲しいと思ったからだ。
やがて菜摘が制服姿に戻ってリビングに入ると、晃一はいつものようにソファに座って迎えてくれた。そのままガウン姿の晃一の膝の上に横座りで身体を寄せる。
「おかえり」
「ただいま」
二人はそのまま再びキスを楽しんだ。ゆっくりと舌を絡めていると晃一の手が胸の膨らみを優しく撫で始める。今度の菜摘はもちろんされるがままだった。
「ねぇ、パパ、おねだりしてもいい？」
「ん？どうしたの？」
「あのね、次のテストでがんばれたら、ご褒美が欲しいの」
「がんばれたら？」
「そう、成績が上がったら」
「それって、友紀ちゃんと英語で競争してるって言ってたこと？」
「ううん、そうじゃなくて、もっと成績が上がったら・・・・」
「もっとってどれくらい？」
「う〜ん、英語だけじゃ無くて、総合で友紀を抜けたら、かな？」
「凄いね、それって５０番くらい成績が上がるってことじゃ無い？」
「うん、でも、今それくらい上げておかないと国公立なんて絶対無理だから」
「もちろん良いけど、何が欲しいの？バッグとか？」
「ううん、やっぱり旅行が良い」
「大丈夫？お母さんが心配しない？」
「成績が上がれば大丈夫。きっとOKしてくれる。大丈夫。信用あるもん」
「それなら、どこに行きたいの？」
菜摘は晃一の手が制服のジッパーにかかり、ゆっくりと引き下ろされていくのを感じながら考えた。今回の結果は確かに良かった。以前は明確に５０番以上違っていた友紀との差はだいぶ小さくなった。しかし、もともと国公立レベルの少し下、学年順位で１２０位くらいの友紀を抜くためにはさらに５０位くらい成績を上げなくてはいけない。以前の２００位から見れば今回の１４７位と言うのははっきりと成績が上がったと言える順位だが、１００位ちょっとまで上げることなどできるのだろうかと思ってしまう。
それなら、もし達成できた時にはうんとご褒美が欲しい。この前連れて行ってもらった北海道のリゾートホテルよりももっと素敵なところ、そんなところに行きたいのだ。それを目標にすれば、きっと辛い勉強だって我慢できる。
「この前、北海道に連れて行ってもらったでしょ？」
「そうだね、どうだった？」
「とっても素敵だった。ホテルからの景色がとっても綺麗だったし、お部屋も素敵で、私、北海道は初めてだったし・・・」
「それじゃ、次は？九州？」
「そう・・それも素敵・・・・九州か・・・」
晃一の手がブラジャーの周りを優しく撫で始め、身体にあの感覚が湧き上がり始めた。晃一の愛撫は焦らないとても優しい愛撫だ。タッチの感覚が絶妙で全然強くないのに自然に感じてしまう。
「それとも、思い切って海外？」
「海外？だって、土日でいくなんて・・・・そんなことできるの？」
「できるよ。ちょっと慌ただしいけど土曜日の夕方前の飛行機に乗れば」
「でも、それじゃゆっくりできないでしょ？」
「それは・・・・まぁ、そうだね」
「でも素敵。そう言ってもらえて嬉しい、ありがと、パパ・・・・あん」
菜摘の項に伸び上がった晃一の唇が優しく愛撫を始めた。ぞくっとした快感が菜摘の身体を走る。菜摘は首を伸ばして晃一の愛撫を積極的に受け始めた。
そのまま晃一は菜摘の制服を脱がしていく。菜摘は制服を着たまま２回目を受け入れることになると思っていたので意外だったが、大人しく袖から手を抜いた。
「でも、それだけ時間を掛けるなら国内だってもっと別の所に行ける？」
「もちろん、たいていの所には行けると思うよ」
「沖縄とか？」
「うん、沖縄に行く気なら韓国とか中国に行くのと時間的には余り代わらない、って言うか同じだけどね」
「そうか・・・・」
「第一、この前の北海道だって向こうに着いてから特急で移動したろ？トータルでの移動時間は海外に行くのと同じくらいだと思うよ」
「そうなんだ。海外って結構近い感じなんだ・・・」
菜摘は上半身がブラジャー一枚になったので、先程のように晃一に愛されたいと思った。晃一の膝の上に横向きに座っている姿勢で話をしながら、少しずつ背中を晃一に押し付けるようにゆっくりと向きを変えていく。晃一も気が付いたらしく、菜摘の背中に手を回してブラジャーのホックを外してから菜摘を後ろ向きにそっと引き寄せた。そして、更にソファに深く座り、両足を開いてその間に菜摘を下ろしていく。これで晃一は菜摘の後ろから包み込む形になったので、項に伸び上がらなくても唇を這わせることができるようになった。どうやら菜摘は先程の復習をしたいらしい。
「だから、本当に菜摘ちゃんの好きなところに行けるよ。もちろん、土曜日に学校を休めばもっとゆっくりできるけど」
「それはだめ」
「だめ？無理？」
「無理じゃ無いかも知れないけど、それはしたらだめ。だって、学校を休むなんてご褒美としてはおかしいもの」
「そうかなぁ？」
晃一は少しだけ拘った。丸二日間菜摘と一緒にいられるとしたら、こんな素晴らしいことは無い。ゆっくりとあちこちを見学した後にベッドで菜摘をたっぷりと可愛がっても夕食前なのだ。
「そう、だからそれはだめ・・・・・・」
「どうしても？」
「だって、それをしたらもっと長く休んで一緒に居たくなりそうだから」
菜摘はブラジャーのショルダーストラップがスルリと落ちていくのを感じながら、だんだん会話に集中できなくなってきたことを心配した。もちろん、晃一の手は無防備になった乳房へとゆっくりと伸びてくる。
「あん・・・だめ、パパ、まだ話が終わってない・・・集中できなくなる・・・・んっ」
菜摘はずり落ちてしまったブラジャーの代わりに両方の乳房が晃一の手に包まれていくのを感じながら、もう少し晃一との会話を楽しみたいと思った。
「そう？大丈夫。まだそんなに強くしないから」
晃一はそう言ったが、半球型に突き出した菜摘の乳房が下から支え上げられるように晃一の手の中に包まれると一気に快感が増してくる。
「ああん、まだ話をしたいのにぃ、あぁ・・・・だめ・・・・欲しくなっちゃう・・・」
晃一の指が乳首にそっと触れた瞬間に菜摘の両足が反応してクッと擦り合わされた。
「どうして欲しいの？」
「だめ、まだご褒美の話が終わってない。ああん、だめ、手を動かさないで」
乳房を包んでいる晃一の指がゆっくりと動き始めて乳房全体を包み込んできたことに気がついた菜摘は、このままなし崩しに始まるのを少しだけ嫌がった。
「わかったよ」
晃一の中指と薬指が乳首を挟み込むギリギリの位置で止まった。もちろん既に乳首は尖ったままだ。
「ああん、ねぇ、どこに連れてってくれるのぉ？早く決めてぇ、あ、指、動かしちゃいやぁ」
「動かしてないよ。菜摘ちゃんが敏感だからだよ。じっとしていてごらん。あんまり身体を動かすと直ぐに感じちゃうよ」
「そんなぁ、ああん、意地悪しないでぇ」
だんだん会話がご褒美の旅行から離れていくのを菜摘はどうしようも無く受け入れるしか無かった。しかし、もう少しだけご褒美のことははっきりとさせたい。そうしてから晃一に愛されることに夢中になりたい。