第22部

 

「ああっ、うううっ、あうぅっ、あうんっ」

バージンの高校生が次第に脱がされて焦らされながら悶えている。こんな姿を見られる男はめったにいないと思うと、晃一は幸運に感謝した。そして菜摘の今だけの姿をしっかりと記憶に焼き付けていく。

菜摘は自然に声が大きくなったことに気がついたが、どうしようもなかった。抑えようと思っても声が出てしまうのだ。上半身、特に乳房の辺りが敏感になり、優しく指が動き回るだけで焦れったい快感が湧き上がってくる。

「パパぁ・・・・ふぅんっ・・・んあ・・・・っくぅっ・・・・・」

「感じてきた?」

「うん、パパ、だから、だからぁ・・・・ねぇ・・・早くぅ・・・・・この前みたいにしてぇ」

菜摘は何度目かのおねだりをした。晃一はそろそろ潮時だと思うと、

「お口でして欲しい?」

と言った。菜摘は恥ずかしそうに、

「うん」

と頷く。晃一は、

「そうだね」

と言うと、身体を菜摘の上に屈めて唇を使ってブラジャーの上から愛撫を始めた。菜摘は今度こそ、はっきりとした快感が得られると思って恥ずかしがりながらも喜んで胸を突き出した。しかし、晃一の唇の愛撫は前回よりも明らかに弱く、ほんの軽くしか愛撫してくれない。しかし、それでも唇がブラジャーの布地から直接肌の上に移り這い回る時はかなりはっきりとした快感が得られた。

「んんあぁっ、ああうっ、ううんっ、はあんっ・・・・あううぅ・・・んあぁっ」

菜摘は晃一の唇がブラジャーの際を愛撫する時が最も快感が強くなることに気がついた。そうなってくると、だんだんブラジャーが邪魔になってくる。しかし、もちろん恥ずかしさも強いので自分から脱ぎたいとはなかなか言えなかった。

晃一はまさにそこを狙っていた。ブラジャーの際を愛撫する時に最も快感が強くなるようにわざと愛撫の強さを調節していたのだ。次第にブラジャーの際を愛されたくて身体を捻って口にその部分を押し当てようとしてくる菜摘を、晃一は更に燃え上がらせていった。

そして今度は小さな胸の谷間からブラジャーの中に舌を差し込んでみる。効果は覿面だった。

「ああぁぁっ、あうぅぅっ」

菜摘の身体に今日一番大きい快感が走った。しかし、晃一は何度か繰り返すと、また布地の上と際の辺りを愛撫し始めた。

「感じすぎた?イヤだった?」

「ううん、大丈夫。大丈夫よ」

「それじゃ、もう一回」

「はぁっ、ああん」

菜摘は『もっとして』と言いそうになるのをかろうじて堪えてそう言った。ブラジャーの中がこれほど敏感になっているとは思わなかったが、与えられた快感は嫌なものではなく、とても素敵な感覚だった。

晃一は時折舌をブラジャーの中に差し込み、菜摘が声を上げるのを楽しみながらしばらく愛撫を続けた。

「パパぁ、ああん、あうっ、ううん・・・・・・ああぁぁぁ・・・・・」

菜摘はいつの間にか声を上げるのに慣れてきたようで、だんだん恥ずかしさも薄らいできたようだ。だから晃一がショルダーストラップに手をかけて、

「少しずらすけど良い?」

と聞いてきた時も、

「うん、大丈夫」

と直ぐに返事をした。そして晃一がショルダーストラップを肩からずらして引き下げ、新しく現れた肌に舌を這わせ始めた時、

「はぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・ああん、パパぁ・・・・あうぅぅぅ・・・」

と全く嫌がらずに愛撫をそのまま受け、与えられる喜びに夢中になっていった。晃一は左右のストラップを肩からずらし、更にカップの部分も引き下ろして乳首の3センチくらい近くまで乳房を露わにすると、丁寧に、しかし的確に敏感な肌を刺激してきた。

こうされれば菜摘としては、これ以上の快感を得るためにはブラジャーを脱ぐ以外に方法がないことくらい分かりきっている。菜摘は甘い声を上げながら、いつそれを言うか、にだけ抵抗を感じていた。気持ちは既に脱がされている。だから、言えるものなら直ぐにでも言いたいが、さすがに自分からは言えない。

しかし、晃一は菜摘から言わない限り脱がさないと言っている。さっきまでは安心できた言葉が晃一の作戦であることに菜摘が気づいた時には、もうどうしようもない所まで追い詰められていた。すでにブラジャーも半分近く脱がされていると言っても良い。菜摘は自分から言わなければいけないと言う状況がこんなにも不自由なことだとは思わなかった。優しく脱がせてくれれば恥ずかしがりながらも許すことができるのだが、自分から言うとなると・・・・。

「ああぁっ、パパぁ・・・・ああぁぁ・・・・ああああううっ、はう、あうぅっ・・・」

菜摘は晃一が乳房の肌を愛する時に、よりはっきりと声を上げることで晃一に乳房に感じていること、もっと望んでいることを伝えようとしたが、晃一の愛撫はそれ以上決してしようとはしない。

「ああん、パパぁ、はうぅぅん、ねぇ、ねえっ、パパぁ」

菜摘はとうとう我慢の限界に来たようだ。その菜摘の様子をじっくりと観察していた晃一は、いよいよ仕上げに取りかかることにした。もう一度ねっとりとキスをすると、菜摘は晃一が驚くくらい熱心に舌を絡めてきた。まるでそうすることで焦らされた身体の火照りを忘れたがっているかのようだ。晃一はここでカードを切った。

「菜摘ちゃん、どうする?もう少しこのままが良い?それとも、これを脱がしちゃおうか?」

「・・・・・・・・・」

晃一は指先でブラジャーから現れた部分を優しく愛撫した。

「ああうぅ・・・・あんっ・・・」

菜摘は的確に反応した。

「菜摘ちゃん、こんな事しても嫌じゃない?」

菜摘は素直に頷いた。

「それじゃ、もう少し冒険してみる?」

菜摘は今度もはっきりと頷いた。

今までだってさんざん待ったのだ。晃一はあきれるほど辛抱強く愛撫を繰り返す。ここで受け入れなければまた同じことの繰り返しになることははっきりしていた。

「それじゃ菜摘ちゃん、『ブラジャーを脱がして』って言ってごらん」

菜摘はその言葉にオヤジらしい嫌らしさを感じた。しかし、それでも今は良いと思えた。もともとその気になっていたんだし、それで二人の関係が新しい世界に進むのだから。

「うん・・・パパ、ブラを脱がせて」

「うん」

そう言うと晃一の手が菜摘の背中に回り、小さな衝撃があって菜摘の身体を締め付けていた小さな布地が緩くなった。ホックを外された時の小さな衝撃が敏感になっていた乳首に伝わり、菜摘の身体がピクンと震えた。菜摘は最初、それが何の感覚なのか分からなかった。人にブラジャーを脱がされたことなど無いのだから当たり前なのだが。しかし、直ぐにそれがブラジャーのホックを外された感覚だと言うことに気が付くと、慌てて脇を締めた。

「大丈夫。任せて」

そう言うと晃一は菜摘を見下ろしながらゆっくりと小さな布地に手をかけ、ゆっくりと取り去っていく。菜摘も何とか嫌がらずに脇の力を緩めることができた。ただ、どうしても胸を手で隠したくなり、自然に手を胸の前で交差させる。

「菜摘ちゃん、手をどけて」

晃一はそう言って菜摘の手を少し横にずらした。菜摘は何も言わず、ただ、晃一のするがままに任せている。もちろん、晃一に見られてしまうと言うことは分かっていたが、今は必死に恥ずかしさを我慢していた。

手を取り去ると、綺麗に円錐形に尖った乳房の先に、淡い色の周りが小さくて先端が綺麗に尖った菜摘の乳首が見えてきた。しっかりと尖ってはいるが、ピンク色の思わす口に入れたくなるような小さく儚い乳首だ。菜摘もじっと晃一を見つめている。晃一の視線を感じた菜摘がまたちょっと胸を隠そうとしたが、晃一が、

「だあめ、ちゃんと見せて」

と言ってその手をゆっくり左右に下ろすと、菜摘は少しおどおどした様子でゆっくりと完全に晃一に乳房を晒した。

今、菜摘の上半身が全て晃一の目の前に差し出された。胸から腰にかけてのラインは絶妙なラインを描いており、少女の乳房は美しいの一言だ。横になっていても菜摘の乳房はまっすぐ綺麗に盛り上がっており、少し円錐形に近く尖った膨らみの先の乳首は回りは小さいのに突起は少しだけ大きめだ。しかし、その色はとても淡く透き通るようで、菜摘がこれから新しい世界を探検していく身体であることを教えている。そして、綺麗な乳房の膨らみは胸から腰へのラインにぴったりと似合っており、悶える時の姿がとても楽しみだ。

「パパに裸にされたぁ・・・・・恥ずかしいよぉ」

菜摘は大きな目でじっと晃一を見つめながら小さな抗議を込めてそう言った。

「まだこれからだよ」

晃一は菜摘にそう言ってそっとキスをしながら、菜摘の両手を頭の上に上げさせた。これで乳房が無防備に晃一に差し出された。晃一はいよいよ乳房の裾野から円を描くように指先を使って愛し始めた。それは菜摘を焦らすためではなく、感じさせるための愛撫だった。

「ああんっ、あん、ううぅん、あぁぁ、パパ、パパぁ・・・やっぱりちょっと怖い・・ああああ」

「大丈夫、さぁ、感じてごらん。どれだけ感じても良いからね。思い切り感じるんだよ」

そう言いながら晃一は円の半径をだんだん小さくしていく。少しずつ指が乳首に近づいていくと菜摘の乳房の快感が大きく湧き上がり、菜摘にその先を予感させる。菜摘は少し身体を捻りながら乳房を晃一に向かって突き出した。

「あ、ああ・・・あうんっ・・あっ・・・・うっ・・・・」

菜摘の声が次第に期待を込めて切羽詰まったものになっていく。晃一の指の描く円が乳首の直ぐ近くまで来た時、菜摘は明らかに期待して最後の瞬間を待った。

そこで晃一はほんの少しだけ焦らした。しかし、その焦らしは菜摘の感覚を更に研ぎ澄ませるだけだった。菜摘の心の中に、まだ焦らされるのかという恐れが走る。しかし、

「パパっ」

菜摘がそう言った途端、晃一の指は菜摘の乳首をそっと転がし始めた。ゆっくりと晃一の指が菜摘の乳首を左右に優しく押し倒し、押し込み、ゆっくり優しく弾く。

「あああぁぁぁぁーーーーーーーーーっ、あうぅーーーっ、はう、はうぅーーーっ」

菜摘の透き通った声が部屋の中に響いた。菜摘はいきなり焦らしに焦らされて敏感になっているところに強烈な快感を与えられ、快感に上手く対応できずに身体を少し捻って快感から逃げだそうとした。しかし、晃一の指は菜摘の乳首をとらえて放さず、菜摘がそれを快感だと認識するまで徹底的に優しく可愛がり続けた。それは待ち続けた菜摘にとって受け止めるには大きすぎる刺激だった。

「ああぁぁぁぁっ、パパ、だめ、だめぇっ、はうぅっ、声が、声がぁっ」

菜摘は想像以上の快感に何度か身体を捻って逃げだそうとしたが、晃一の指は菜摘の乳首を追いかけていく。そして菜摘が少しずつ感覚に慣れてくると、とてつもない快感だと言うことが分かってきた。

「ああぁぁんっ、パパぁぁっ、そんなにしないでぇっ、いきなりはだめぇぇぇ」

菜摘は無意識に両手で胸を隠したが、

「菜摘ちゃん、大丈夫。優しくするから」

と晃一に直ぐにまた上に上げられてしまった。

「パパぁ、でも、ちょっと怖いの」

「菜摘ちゃん、がんばって。もっともっと感じて良いんだよ」

「でも、声が出ちゃう。隣に聞こえたりしない?」

「全然心配ないよ。思い切り声を出したって誰にも聞こえないさ」

そう言うと晃一は再び優しい愛撫を菜摘の乳首に施していく。

「ああああああぁぁぁ、凄すぎるぅぅぅぅ」

「菜摘ちゃんの乳首はとっても敏感なんだね」

「ああうぅぅっ、パパがそうした癖にぃっ、ああんっ、こんなになっちゃうなんてぇっ」

菜摘は仰け反って乳房を晃一に突き出しながら声を上げた。ただ、他人に声を聞かれる心配がないというのは少し安心だ。

「それなら、おっぱいを揉んでみたらどうなるかな?」

そう言うと、晃一は菜摘の乳房にがっしりと手を伸ばしていく。菜摘は晃一の手が乳房にゆっくりと被さっていくのをしっかりと見ていた。晃一の手は固い乳房をすっぽりと包み込み、ゆっくりと揉み始める。途端に菜摘の胸から快感がほとばしった。

「あーーーーーーっ、これもーーーっ」

菜摘はグッと身体を大きく仰け反らせ、晃一の膝の上でブリッジを造るほど身体を思い切り反らせて乳房を突き出した。そこを晃一の右手が弾力のある乳房を優しく何度も揉み込んでいく。明らかに乳首を指先で愛撫されるのとは違う快感が菜摘を飲み込んだ。

「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、パパっ、はうぅっ」

菜摘は晃一に突き出した乳房がこねられるように揉まれる感覚に陶然となった。この愛撫の弱いものは先週晃一が与えてくれたが、これほどしっかりと揉まれるのは初めてだった。今ははっきりとした快感が乳房を揉まれるたびに身体を走り抜ける。なぜ気持ち良いのか、どうしてこんなに感じるのか菜摘自身も不思議だが、とにかく猛烈に気持ち良い。

「ああんっ、パパ、声が、話ができないっ、ああぁうっ、はうっ」

菜摘は次第に声を上げることに慣れてきたようで、次々に襲ってくる快感の波に飲み込まれながらも必死に晃一の与える快感を受け止めながら声を上げていた。晃一は左右の乳房を交互に揉みながら、菜摘から声を搾り取っていった。強い快感は菜摘の幼い秘核も刺激するらしく、菜摘は自然に足を擦り合わせ始めた。それはゆっくりと菜摘の肉壁が潤いを滲み出して異物を受け入れる準備を始めた証拠だった。そのまま菜摘はしばらく乳房を揉まれる快感を楽しんでいたが、強い快感は体力も消耗する。

「ああぁぁぁん、パパぁ、はうぅ、あう、あぅぅっ、はうぅぅっ」

菜摘は思いきり声を上げて快感の海を彷徨っていく。晃一は菜摘の身体が満足するまで徹底的に乳房を揉んでいくと、菜摘は一気に最高の快感を与えられ、快感を思い切り貪った。

しかし、強い快感は菜摘の体力を更に消耗させていく。さすがに菜摘はだんだん疲れてきた。

「お願い、パパ、少し休ませて、声が」

とうとう菜摘は休憩を欲しがった。気が付くと喉がカラカラだった。

しかし、晃一は、

「それじゃ、後はお口でしてからね」

と言うと、可愛らしい乳首に口を近づけていった。

「ああっ、パパ、それは待って、今それをされたら、あああああーーーーーっ、だめえーーっ」

菜摘は目の前で自分の乳首が晃一の口の中に入るのを見た。その途端、鋭い快感が身体中を駆け巡っていった。菜摘の乳首に晃一の舌がねっとりとまとわりつくと、乳首から想像以上の快感が生まれた。

「はうーっ、待って、まってぇぇぇーーーっ、ああああうううーーっ、うーーっ、そんなにしたらだめぇーーっ」

菜摘はこれ以上の快感は本当に自分が変になってしまうのではないかと思った。それほど純粋で研ぎ澄まされた快感が菜摘を包んでいた。

「ああぁっ、パパぁっ、そんなぁぁっ、だめぇぇぇっ」

菜摘は自分でも意識せずに激しく両足を擦り合わせながら悶えている。あまりに晃一が次々と責め立てるので、菜摘は心臓が破れそうになり、身体を大きく捻って耐え難い快感から逃げようとしたが、晃一の口は菜摘の乳房を吸い込んで離さず、口の中で乳首を転がして菜摘に次々と新しい快感を送り込んでいった。

いつの間にか菜摘は快感に耐えるために両足を擦り合わせていたのでスカートは大きく捲れ上がっていたが、菜摘はそれどころではなく、声を上げて悶えることしかできなかった。

やっと晃一が菜摘の乳房を解放した時、菜摘は放心状態で無防備な姿のまま、晃一の膝の上に横たわっていた。

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・・・・・」

菜摘が激しく息を弾ませている間、晃一は優しく菜摘の髪を撫でていた。

「菜摘ちゃん、ちょっとかなり感じた?」

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、感じ過ぎ、はぁ、はぁ、はぁ・・・」

「いやだった?」

「ばか・・・」

「今、飲み物を持ってくるね」

「うん、ありがとう」

晃一は冷蔵庫にオレンジジュースを取りに行くと、菜摘は胸を隠しながらゆっくりと起き上がり、ソファに寄りかかった。晃一がジュースを片手に戻ってくるとそれを受け取り、美味しそうにごくごくとあっという間に飲み干したので、晃一はお代わりを取りに行った。

菜摘は横に脱ぎ捨ててあった制服を目に止めたが、それを着ようとはしなかった。ただ、軽く手で乳房を隠しているだけだ。それは、まだ愛して欲しいという気持ちの素直な現れだった。

ジュースを手に戻ってきた晃一は、グラスを菜摘に渡してその横に座ると、再び脇から手を回して菜摘を引き寄せ、自分に寄りかからせると菜摘の後ろから手を回して乳房を掌の中に入れた。小さめの硬い乳房が手の中で心地良く弾む。

「ああん」

ジュースを飲んでいた菜摘は胸をすぼめるように引いた。手の中で乳房が心地良く弾む度に菜摘がいやいやをしながら軽く身悶えする。

「ああん、だめだってばぁ、パパぁ、飲めないぃ」