第221部

「ああんっ、これはっ、ああぁっ、だめぇ、止められない、ああっ、気持ち良いっ」
菜摘は両手を突っ張って状態を完全に起こすと、右手で腰を掴んでいる晃一の手を胸に導いた。晃一はそれを受け入れながら、
「おねだりは?」
と催促すると、
「おっぱいも揉んでっ」
と菜摘が言った。
「良いおねだりだね」
晃一は両手を菜摘の腰から乳房へと移すと、
「はうっ」
と菜摘が思い切りグッと弓なりに仰け反り、更に片手で乳房を揉んでいる晃一の手を押さえて、
「素敵、ああっ、ああっ、このままパパも終わってぇっ」
と喜びの声を上げた。
「良いよ、菜摘ちゃん、気持ち良いよ」
晃一は菜摘の乳房を揉みながらも晃一の指は優しく菜摘の乳首を挟んでいる。晃一はそのままスパートを掛けた。立ちバックに近い姿勢なので肉棒の裏が強く擦られ、晃一の肉棒は最後の瞬間に向かって駆け上がっていった。もう少しで放出だ。
しかし、連続していき続けている菜摘の身体は晃一の想像以上に敏感だった。あまりの気持ち良さに菜摘が声を上げた。
「ああっ、パパっ、だめ、待って。いっちゃいそうっ」
このまま一気にフィニッシュへ行こうとしていた晃一は思わず腰を止めた。
「どうしたの?」
「お願い、ちょっとだけ待って。ちゃんとパパに終わって欲しいの、お願い」
しかし、動きを止めても菜摘の肉壁はギリギリと肉棒を締め上げており、菜摘が長持ちするとは思えない。動きを再開すればあっという間にいってしまうだろう。晃一の肉棒は菜摘の中でぎんぎんに猛り狂っており、晃一は早く動きたくて仕方ない。
「待っても良いけど、菜摘ちゃん、我慢できる?」
やわやわと乳房を揉みながら腰もゆるゆると動かし、晃一は快感が途切れないようにしながら菜摘に聞いた。
「お願い、おっぱいは許して。一緒にされたら絶対にいっちゃうから」
「うん、わかった。それなら・・・」
菜摘がそう言うので、晃一は名残惜しかったが乳房から手を離した。その代わり、菜摘の両手をしっかりと手綱のように持って菜摘の身体を引き寄せたままにする。
「あっ、ちょっと、怖い・・・」
両手を後ろ手に引きつけられた菜摘は、もし上体が前に倒れたら両手が使えないことに怖がった。
「大丈夫。絶対に離さないから。ほら?」
そう言って晃一は群と腰を押し込んだ。
「はうぅっ」
上体を引き寄せられたまま肉棒を奥まで押し込まれた菜摘は驚いた。今までで一番奥まで肉棒が入ってきたのだ。
「こうすると深くまで入るだろ?菜摘ちゃん、こうされるのはどう?」
晃一は更にぐりぐりと腰をグラインドさせて菜摘の置くに肉棒をねじ込んでいく。
「うあああああああああああ、こんなに深く入れたらだめぇ」
「いやなの?やめる?」
「このまましてぇ、パパがしてぇ」
取り敢えず倒れる心配が無いことが分かった菜摘は安心すると、晃一に任せた。
「いくよ」
晃一はそう言うと菜摘の奥を満喫するため、腰を大胆に送り込み始めた。
「はうっ、はうっ、はうっ、はうっ、はうっ、はうっ・・・・」
菜摘は肉棒が深くまで入ってくることで自分の声が変わったことに気が付いたが、今はどうしようも無い。気を抜くとあっという間にいってしまいそうなほど気持ち良いのだ。全く身動きのできない不自由な姿勢だが、肉棒の挿入感がもの凄い。身体の奥深くまで貫かれる喜びに菜摘は歯を食いしばって堪えた。
一方晃一は、菜摘の一番奥深くの新たな領域で肉棒が扱かれ、先端の裏の敏感な部分を強く締め上げられたために気持ち良さに夢中になっていた。
「良いよ、菜摘ちゃん、良いよ。すごく良いよっ」
「ああっ、パパっ、終わって、終わってぇっ、いっちゃいそうなのっ」
菜摘は限界ギリギリで必死に我慢している。晃一は最後のスパートを掛けた。
「良いよ、菜摘ちゃん、いくよ、出すよ、終わるよっ」
「ああっ、もうだめっ、いっちゃういっちゃうぅぅっ」
「菜摘ちゃんっ、ほうらぁっ」
晃一はとうとう引き金を絞った。スキンに包まれた肉棒が菜摘の中で一気に精を放つ。ドクドクッと白濁した液体が放たれ、晃一は当然とした快感に包まれた。
「ううっ」
「はうぅぅぅーーーーーっ」
二人は同時に絶頂を極め、動きを止めた。菜摘の身体がビクンッと大きく震えたのが菜摘の両手から伝わってきた。晃一はそっと引き寄せていた両手を緩めると、菜摘はグッタリとソファに崩れ落ちていった。
「はうっ・・・・・ううっ・・・・・・・うっ・・・・・・うっ・・・・・」
菜摘は崩れ落ちてもまだ痙攣を繰り返しており、その菜摘の中で肉棒も小さくなりながら精の滴を搾り取られている。素晴らしい放出感にまだ晃一は包まれていた。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、菜摘ちゃん、凄く、凄く良かったよ」
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、私も・・・・凄かった・・・はぁ、はぁ、はぁ・・」
二人は繋がったまま、それぞれの余韻に動けずにいた。
やがて晃一がゆっくりと肉棒を抜くと、精を全て放って小さくなったものがポンと抜けた。その途端、お尻を高々と上げていた菜摘がどさっと沈み込んだ。
「菜摘ちゃん、ありがとう。とっても気持ち良かった」
「私も・・・・・・・」
菜摘は少しだけそのままグッタリとしていたが、やがて重い身体を起こすと、
「もう、パパったら・・・・・凄すぎよ」
と言ってスキンを外し、晃一を見上げながら肉棒を口に含んでくれた。菜摘の目にはまだ妖しい光が残っているが、今はもう優しい微笑みの方が大きい。菜摘の小さな口の中で晃一の肉棒は小さなまま丁寧に最後の一滴まで舐め取られていった。菜摘の小さな舌が丁寧に肉棒に絡みつく。菜摘は目をつぶったまま肉棒を口の中で可愛がり、自分の身体で晃一を最後に導けた喜びに浸っていた。
その菜摘が目を開けてふと時計を見ると、もう門限が近づいている。慌てて菜摘は肉棒を出して言った。
「もうこんな時間。帰らなきゃ」
「今タクシーを呼ぶからね」
「うん、パパ、それまでこうしてても良い?」
菜摘はそう言うと、再び小さな肉棒を口に入れた。小さくなってしまった肉棒が何となく愛しいのだ。この小さなものがさっきまで猛々しく自分を貫いていたのが信じられない。『今は役目が終わったのね。お疲れ様。うふふ、可愛い』そんな思いが菜摘を満たしている。
晃一は後ろのコーヒーテーブルに置いてあった携帯を取ると、菜摘に肉棒を舐められながらタクシーを呼んだ。肉棒がくすぐったいのが不思議な感じだ。
タクシーのオペレーターは事務的な口調で15分少々かかると言う。菜摘の門限には微妙な時間だが、二人には更にギリギリまで一緒に居られる喜びを与えた。
「パパ、ごめんなさい、支度しなきゃ・・・・・」
菜摘はそう言うと、肉棒を名残惜しそうに出した。
「そうだね、菜摘ちゃん、楽しかった」
「私も」
二人はキスをした。短い時間だったがお互いの心がしっかりとこもっていた。
唇を離すと、晃一は全裸のままソファにどっかりと座り込み、目の前で菜摘が下着を着けていく様を見つめていた。
「いやぁ、そんな目で見ないで」
菜摘は笑いながらも手早くブラジャーを付け、パンツを履いていく。晃一は菜摘の身体が次々に服に包まれていくのを不思議なものでも見るように眺めていた。
菜摘は服を着ると、一度洗面所に行って身だしなみを整えた。しかし、高校生の身支度は時間がかからない。菜摘が全てを終えてもまだ数分しか経っていなかった。
「パパ・・・・座っても良い?」
菜摘は支度が終わると、そう言って晃一の膝の上に座ってきた。残りの時間はキスを楽しみたいのだ。
「いいよ、おいで」
「ありがと」
「んんん・・・・んんっ・・・・ん・・・・・」
二人はねっとりとしたキスを楽しんだ。ただ、菜摘は舌を絡める大人のキスを楽しんでいる間、晃一の手があちこちを触ってくるのに困った。嬉しいのだが、また身体が反応してくるのだ。
「だめ、もうだめ。帰るんだからぁ」
菜摘は膨らみを制服の上から撫でられながら優しく晃一の手を抑えた。
「それじゃ、こっちは?」
そう言うと晃一の手はスカートの中に移っていく。
「だめよぉ、またその気になっちゃったら帰れないでしょ?」
「少しくらい良いだろ?」
「だめぇ、パパは上手なんだから。ちょっとでもだめ」
「それじゃ、こっちは?」
今度は晃一の手が項と耳元を優しく刺激してくる。
「だめだってばぁ、ああん、もう・・・・だめよ・・・・・んんん・・・・」
菜摘の抵抗が少しずつ弱くなっていく。しかし、晃一だって菜摘を帰さなくてはいけないことくらい分かっていた。ただ、晃一も菜摘が愛おしくて堪らないのだ。
「ああん・・・・まだタクシー来ないの?」
「早く来て欲しいの?」
「ばかぁ。わかってるくせにぃ」
晃一が時計を見るとまだタクシーを呼んでから10分しか経っていない。
「でも、パパを感じられるの、好き」
菜摘はとろんとした目で晃一に寄りかかっている。明らかに晃一に任せているのだ。
「それじゃ、菜摘ちゃんが好きなことをタクシーが来るまでしてあげる。何が良い?」
「それは・・・・・・ばか・・・・・・。でも、上はだめよ。着直してる時間無いから」
菜摘はそう言うとそれ以上は言わなかった。しかし、晃一は何となく分かっていた。そのままスカートの中に手を入れると、
「ああん、油断も隙も無いんだからぁ」
と菜摘が首に手を回してきた。
「上はだめって、こういうことだろ?」
晃一は菜摘のパンツをするっと脱がしてしまう。もちろん、菜摘が腰を浮かせて協力したからスムースに脱がせられたのだ。
ただ、最初は指で可愛がろうと思って脱がしたのだが、晃一は考えを変えた。
「ここに座って」
と菜摘をソファに座らせ、少しだけ背もたれを倒すと自分は床に座って菜摘の足を広げた。スカートを捲り上げて菜摘の膝を持ち上げると、まだ潤いをたたえている秘部が丸見えになる。
「あぁっ、だめ、それをされたら」
「感じていて居たいんだろう?これが一番だよ」
そう言うと晃一は菜摘の秘部に顔を埋めた。優しく丁寧に心を込めて舐め回していく。
「ああぁぁぁぁ、ああぁぁんっ、こんな事したらぁ、ああん、パパぁ、ああああっ、だめ、好きよ。ああぁぁぁ、気持ち良い・・・・ああぁぁぁ・・・」
菜摘は戸惑いながらも晃一の頭を軽く抱え込み、自分から膝を引き上げて背を丸め、秘部を少しでも上に持ってこようとした。
「あ・あ・あ・あ・あぁぁぁぁぁぁ、だめぇ、これをされると動けなくなるのにぃ、あああん、嫌らしくて気持ち良い」
菜摘はほんの少しの時間だと分かっていても、大切な部分を晃一に舐められ喜びに包まれた。
「ああぁぁん、だめ、気持ち良くて・・・あああぁぁぁ、いっぱいして・・・・」
晃一の唇としたが菜摘のぷりぷりとした秘唇を優しく舐め回し、各パーツを丁寧に可愛がっていく。小さめの秘核は晃一の口の中で何度も可愛がられ、大きめの秘唇は晃一の顔にべったりと張り付いて菜摘が小刻みに腰を突き上げる度にずりずりっと晃一を味わった。
「ああああぁぁ、これされるの好き、パパぁ、ああん、こんな事好きになっちゃったぁ、あああっ、夢中になるぅッ」
菜摘はタクシーが来なければ良いと思った。そして本気で今日、このままここに泊まっていければどんなに素敵だろうと思った。しかし、時間は残酷だ。必ず過ぎ去っていく。二人が予想したよりは少し長かったが、二人だけの時間は貴う終わりを告げた。
ピンポーン、マンションのチャイムが鳴り、タクシーが来たことを告げた。晃一は菜摘の秘部から顔を上げると直ぐに出ることを伝えた。その間に菜摘はゆっくり起き上がってパンツを履いた。
「菜摘ちゃん、タクシー代、これだよ」
晃一が渡すと、
「パパ・・・・・・」
と菜摘は晃一の腕の中に飛び込んできた。
「パパ・・・・・・帰りたくない・・・・」
「菜摘ちゃん、頑張って。長崎、行こうね?」
「うん」
菜摘は顔を上げて数秒だけキスをすると帰って行った。
「あっという間だったな・・・・」
菜摘が閉めたドアを見つめながら晃一は思った。性格、容姿、全てが晃一のお気に入りだった。菜摘のためならできるだけのことをしてやりたいと思う。倍以上も離れた年なのにこんな風に思うのはおかしいと思ったが、これだけはどうしようも無かった。
菜摘はタクシーに乗って数分すると、一気に疲れが身体を襲った。猛烈に怠い。眠いのと違って目をつぶっても楽にならない。それでも菜摘は後悔しなかった。思い切り晃一に愛してもらったのだ。そして晃一も満足してくれた。もし、これが土曜とか日曜だったら、もっともっと二人で夢中になって愛し合ったことだろう。しかし、それでは今自分が目標にしていることがおろそかになってしまう。だから菜摘はこの身体の怠さを大切に感じていようと思った。
家に帰っても菜摘は夕食を食べなかった。身体が性的に十分以上に満足していたので食欲が湧かなかったのだ。菜摘は次に晃一に愛してもらう時に少しでもスリムな身体でいられると思い、無理に食べようとはしなかった。
翌日、菜摘は美菜に呼び止められた。
「ねぇ、ちょっと良い?」
「なに?またパパに会いたいの?」
菜摘は自分でもちょっと驚いたが、美菜に会っても冷静でいられた。
「ううん、そうじゃなくて・・・・・」
ちょっと美菜は言い淀んだが、直ぐに、
「友紀におじさまのこと聞いたんだ。おじさまに会った?」
と聞いてきた。菜摘は別にそんなこと美菜に言う必要は無いと思ったが、意外に平然と、
「うん、昨日、会ってきた」
と言えた。
「そう・・・・・。おじさまに会ったんだ・・・・・」
美菜はちょっと考え込んでいるようだった。しかし、
「うん、分かった。良かったね」
とだけ言うと去って行った。菜摘はその後ろ姿を見ながら、美菜が何を考えていたのか、何となく分かったような気がした。もちろん、菜摘は美菜が友紀と何を話したかなど知る由も無いが、晃一に対しては自分が一番強い立場にいることははっきりしているので特に心配はしなかった。ただ、昨日晃一にたっぷりと愛されたことで、美菜を見ても心配していない自分に安心した。自分が晃一に一言言えば、美菜は晃一にもう会うことは無いのだ。それだけははっきりしている。ちょっとずるいやり方だとは思ったが、美菜だってそれなりに楽しい思いをしたのだから、それくらいは許されるはずだと思った。
だが、その日の放課後、今度は友紀に呼び止められた。
「ねぇ菜摘、お願いがあるんだけど・・・・・」
「どうしたの?美菜とパパのこと話したんだって?」
「うん、そうだけど、それより・・あのね・・・・まず話さなきゃいけないのはね・・・・・・私、田中と別れることにしたんだ」
「え?別れるの?どうして?」
「あのね、田中には元々彼女が居たのよ」
「嘘、誰?」
「うちの学校じゃ無いのよ。中学の同級生なんだって。女子校に行ってるみたい」
「そうなの?いつから?」
「それがずっと前かららしいのよ」
「二股掛けられたって事?」
「そう。私は校内だけの彼女なんだってさ」
「そんな・・・・・・・」
「驚くでしょう?そうよね。誰だって驚くわよね」
「うん、・・・それで別れるの?」
「そう。だってばからしいじゃ無いの。私、まるで割り込んで取ろうとしたみたいでさ。これじゃ私の方が悪者になっちゃうもん」
「それはそうよね・・・・・」