第227部

「ああっ、おじさま、まだするの?」
友紀は少しだけ起き上がった背もたれに掴まりながら晃一の体位変換に驚いていた。
「友紀ちゃんの中、とっても気持ち良いんだ」
晃一は後ろから友紀を貫いたまま動かずにそう言った。
「ああん、でもぉ、あああぁぁ、まだ深くまで入ってるぅ」
友紀は怠そうで余り乗り気ではないようだったが、それでも自分から四つん這いの姿勢を整えて効率よく動けるようにした。しかし、いつものことだが晃一は直ぐには動かない。
「ああん、おじさまぁ、するんでしょ?ねぇ、しないのぉ?ねぇ・・・」
晃一はそう言って後ろを振り返った。
「うん、今動くからね」
しかし晃一はまだ動かない。友紀はこの体勢のままじっとしているのが焦れったくて辛くなってきた。身体は疲れているのに快感を欲しがり動きたくて仕方ないのだ。
「ああぁ、お願い、するならして、早くぅ、ああぁぁ、ねぇ、しないの?ああん」
その友紀に晃一はふと違和感を感じた。友紀は動きたがっているが、こんなにバックが好きな子だったろうか?晃一は更に様子を見ることにした。友紀の締め付けは少し緩くなってきたのでこれなら楽に動くことができるが、このまま友紀の様子を観察する。
「あああああ、このまま動かないのは嫌、ねぇ、動いて、ねぇ、早くぅ」
友紀はそう言いながら、自然に自分で身体を前後に動かし始めた。晃一は『ほう?』と思った。バックで友紀が自分から動き始めたのは今までになかったからだ。
「ああん、ああっ、ああっ、いや、身体が勝手に、ああっ、ああっ、だめ、見ないで、ああっ、いいっ、ああぁっ」
友紀は見られるのを嫌がったが自分からどんどん動き始めた。直ぐに晃一の肉棒を最大限に楽しめるストロークで身体を前後に動かし、次第に夢中になっていく。
「ああ、ああっ、ああんっ、だめ、止まらない、ああっ、凄いっ」
友紀は自分から勝手に動き始めたのを知られてしまったと思ったが、どうしようもない。今の自分の身体はどうしようもなくこの体勢が好きなのだ。
「ああっ、おじさまもして、ああっ、ああっ、私だけはいやっ、ああっ、して、もっとぉッ」
友紀が夢中になっているので晃一も動くことにした。晃一だって最大限に楽しみたい。
「ようし、いくよ、友紀ちゃんいくよ、良いかい?ほうら、ほうらぁっ」
晃一も腰を使い始めた。友紀の動きに合わせてグッグッと肉棒を友紀の奥深くに突っ込んでいく。
「あーっ、ああっ、ああーっ、すごいっ、ああーっ、はうっ、はうっ、はうぅっ・・」
友紀も力強い出没を受け止めて声のトーンが上がった。そのまま一気に駆け上がっていく。晃一は両手を友紀の胸に回して乳房も揉み始めた。
「はうっ、はうっ、それもされたらぁっ、ああっ、ああっ、いいっ、いいっ、はうっ、はうっ・・」
友紀は一瞬嫌がるように乳房を左右に振ったが、晃一の両手の中に乳房が収まると乳房を揉まれながら出没される喜びに夢中になった。
「ああっ、おじさまぁっ、ああっ、ああっ、またいっちゃうっ、またいっくぅーっ」
「そうだよ。友紀ちゃんはまたいっちゃうんだ」
「おじさまもいってぇっ、終わってぇぇっ」
「もう少しだよ。もう少しで終わるよっ、ほら、ほうらぁっ、最高だよっ」
晃一も夢中になって腰を使った。最大限になった肉棒が友紀の中を大きく出入りし、二人に最高の瞬間を約束する。
「ああっ、あぁーっ、だめぇっ、早くぅっ、もう持たないぃーっ、ああっ、いっちゃうぅぅっ」
友紀は晃一に終わって欲しかったが、立て続けに絶頂したばかりの身体は敏感すぎていくらも持たなかった。
「ああぁぁっ、だめぇぇぇっ、いくっ・・・・・・はうーっ・・・・ああっ・・・ああっ・・・」
友紀は晃一が果てるまで持たなかった。グッと仰け反ったまま身体を硬直させる。しかし、今回は晃一は動きを止めなかった。
「俺ももう直ぐッ、ほうら、ほうらぁぁっ、友紀ちゃんは最高だっ、出るよ、出るよぉっ」
「ああああああああああああああっ」
友紀がいった直後の敏感な身体に肉棒を激しく打ち込まれて変な声を出している間に、晃一は友紀の中で性を放った。ちょうど友紀の中が一番締まった時だったので放出感が凄かった。ドクドクッとスキンの中で晃一の肉棒が精を放出していく。
「う・・・うぐ・・・・ううう・・・・うう・・・・」
友紀は既にグッタリとしている。その友紀の腰を掴んで晃一は一番奥でたっぷりと精を放った。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・・・」
友紀は激しく息を弾ませていたが、やがて晃一が肉棒を抜き去ると重そうに身体を動かして起き上がり、どさっと友紀の横に横たわった晃一のスキンを外して肉棒を口に入れてくれた。そのままもぐもぐして肉棒から残滓を吸い取ってくれる。それはとても気持ち良かった。
「ありがとう、友紀ちゃん」
晃一がティッシュを渡すとそっとスキンを包んでくれた。
「友紀ちゃん、最高だよ」
「もう、おじさまったら・・・・・」
友紀は小さくなっていく肉棒を口から出してニッコリと笑い、また口に含む。友紀は肉棒を口に入れるといつもちゅぱちゅぱと舐めてくれる。晃一は友紀の奉仕を受けながら友紀の髪を優しく撫でていた。
「おじさまったら、あんなことするんだもの」
「いやだった?」
「まさか。でも、ちょっとびっくりだったかな・・・・」
「感じてたよね」
「もちろん。おじさまにしてもらったんだから・・・・」
友紀はリラックスして話をすることができた。立て続けに極めたので身体は怠いのだが、その分心は軽くなった気がする。今なら何でも話せそうだ。
本当を言えば友紀は果てた後の肉棒を口に入れるのが好きという訳ではないが、これをしてあげると晃一がとても喜んでくれる。少し変な臭いがするが嫌と言うほどでは無いし、口の中でどんどん小さくなっていく肉棒を可愛いとも思う。友紀はふとさっき気になったことを確かめてみることにした。
「おじさま・・・???気が付いた?」
「うん?なんのこと?」
「後ろからの時・・・」
「友紀ちゃん、我慢できなくて動き始めたよね」
「そう・・・身体が覚えてたみたい・・・・」
晃一は友紀が何を言いたいのか分かった。晃一とはそれほどバックで楽しんだことはない。あの時友紀が『見ないで』と言ったのは彼に教え込まれた身体の癖を見られるのを恥ずかしがったのだ。
「そうなんだ。友紀ちゃんは後ろからが好きなんだね」
「自分でも気が付かなかったの。でも身体が勝手に・・・・」
「女の子はそう言うもんだよ。男よりずっと感じるんだから」
「でも・・・・・・何かいや・・・・・」
「どうして?」
「だって、別れたのに・・・・・身体だけまだ覚えてるなんて・・・・」
「そうか・・・・・。でも、それだけ友紀ちゃんが真剣に好きだったって事だと思うよ」
「でも、こんな事しながら、それを他の男の人に言うなんて、私って悪い女かも・・・」
そう言うと友紀はほとんど元の大きさに戻った肉棒をまた口に入れた。
「でもね、俺は嬉しいよ。だって、友紀ちゃんの本心を聞かせてもらえたんだから」
「そう?」
「うん、ねえ、お口はもう良いからこっちにおいで」
晃一はそう言って友紀を引き寄せた。友紀は大人しく晃一に身体を擦り寄せてくる。晃一は友紀の身体を左手で抱き寄せて優しく髪を撫でながら、右手で少し友紀の乳房を可愛がり始めた。ただ、感じさせようという愛撫ではなく、からかう感じのごく軽い愛撫だ。
「ねぇおじさま・・・・・・・」
友紀が更に身体を擦り寄せて甘えてきた。
「うん?」
「もう一回してもらっても良い?できる?」
「もちろんそのつもりだけど・・・」
「後ろからして・・・・」
「いいよ。それってもしかして・・・・」
「もう一度確かめてみたいの。私の身体がどれくらい覚えてるのか・・・・・」
「うん、もちろんいいけど・・・・・・・・」
「いやなの?それなら・・・」
「ううん、そうじゃなくて、あんまり気にしなくても良いんじゃないかなぁって思ったりして・・・」
「そう?」
「うん、友紀ちゃんだってまだこれから他の人を好きになる訳だし、身体が覚えてるって言っても少しすれば忘れてしまうことだってあるだろうし、また新しく覚えたりもするだろうし・・・・・」
「そう?」
「だから、あんまり気にしない方が良いと思うけどなぁ・・・・」
「そうかも知れないけど、やっぱり私は嫌なの。だって、別れたばっかりなのよ。それでやっと頭の整理を付けたのに、身体だけまだ覚えてるなんて私は嫌」
「そうか。それもそうだよね」
「だからお願い、私の身体から覚えちゃった癖を消して」
「そんなこと言われても・・・・・」
「だめ?できない?」
「ううん、自信が無いだけ・・・・・。きっと、それはどれだけ友紀ちゃんが俺のことを好きかって事で決まると思うんだ」
「それなら心配ないから」
「そう?・・・なの?」
「うん、たぶん・・・・だけど・・・・」
オウム返しに返事をした友紀も口ごもった。何気なく言ってしまって自分でもちょっと驚いたが、もしかしたら告白したに等しいかも知れないと思った。慌てて言葉を繕う。
「だって、そうじゃなきゃ、こんな事しないよ。女の子が裸になるってとっても勇気が要るんだから。男の人とは違うのよ」
「それもそうだね・・・・・」
「だからおじさま、優しくて、いっぱい」
「うん、もちろん」
友紀は首を伸ばして晃一にキスをせがんできた。晃一はそれを受けながらゆっくりと友紀の身体を抱きしめて友紀を仰向けの体勢に持って行く。そして友紀の首筋を可愛がりながら囁いた。
「ちょっとだけおっぱいを可愛がってからね」
そう言って友紀の胸へと下がっていくと、友紀は大人しく両手を挙げて乳房を晃一に差し出した。目をつぶって静かに愛されるのを待っている。
晃一は友紀の乳房を両手で優しく包み、ゆっくりと揉みながら乳首に舌を這わせていく。
「あ・・・あぁぁ・・・・・あんっ・・・・」
友紀は声が出始めたのを喜び、このまま夢中になりたいと願った。晃一は友紀の乳首を指でそっと転がしたり舌の先で弾いたりして可愛がる。
「あぁぁぁ、あうぅぅぅ、ああんっ、あっ、ああぁっ・・・」
友紀は晃一に抱かれている時が一番胸で感じると思った。
「気持ち良い?」
晃一が顔を上げて聞いてきた。
「うん、とっても」
余り普通は晃一は聞いてこないことなので、友紀はちょっと不思議に思った。しかし、こうされるのはとても嬉しいし気持ち良い。
「私、おじさまに教えてもらったの。ああぁぁ、これ・・・あああぁぁ、胸がこんなに気持ち良いって」
「そう?」
晃一は両手で乳房を揉み上げたまま、そっと両方の乳首をつまんだ。
「あぅっ」
友紀は軽く仰け反って喜んだ。そして軽く声を上げながら、こんなにも胸が感じるのに、一昨日別れるまで彼には何回も抱かれたのに、どうして彼は少ししか可愛がってくれなかったのだろうと思った。そして、晃一に抱かれている最中にそんなことを考えている自分が悲しかった。
晃一は友紀の声の調子が少しさっきと違うことに気が付いた。何とも言えない哀愁が漂っている。
「大丈夫。任せてごらん。感じていて良いんだよ」
そう言うと友紀は、
「うん、ああぁぁ、おじさま・・・・、あああぁっ、好き・・・・」
とだけ言った。
晃一は何度も友紀の乳房を揉み上げ、舌で可愛がって指で優しく捏ねる。
「ああぁぁぁ、これ、好きぃ、ああぁん、いっぱいして・・・・ああぁっ」
友紀はこのまま夢中になりたい思った。だから両足を擦り合わせたくなってきたが我慢した。あまり足を擦り合わせると晃一が下に下りてしまうと思ったからだ。もっと乳房を可愛がって夢中にして欲しかった。
「大丈夫。いっぱいしてあげる。もっともっと感じてごらん」
晃一は友紀の乳房を揉みながら、こんな良い子に別れ話をさせる男の気持ちが分からなかった。
友紀はたっぷりと乳房を可愛がってもらった。何度も声を上げたし、晃一が口の中に乳房を吸い込んでもぐもぐすると自然に身体が仰け反って声が出た。
「ああぁぁぁぁーーーーーっ、ああっ、いいっ」
晃一はつんつんに尖った友紀の小さくて敏感な乳首をたっぷりと可愛がった。友紀が満足するまで続けるつもりだったが、ふと見上げると声を上げている友紀の目に涙の筋があった。驚いたが何も言わずに更に乳首を可愛がる。
友紀はいつの間にか涙が流れていることに気が付いたが、絶対に分かっているはずの晃一が何も言わずに丁寧に乳房と乳首を可愛がり続けてくれるのが嬉しかった。そして心の中で『おじさま、ごめんなさい』と繰り返した。
やがて友紀の様子が落ち着いてくると、晃一は友紀を俯せにした。友紀は緊張した。いよいよ自分の身体を確かめるのだ。晃一は友紀の耳元で囁いた。
「じっとしているんだよ。いいね?」
そう言うと首筋の裏側から丁寧に舌を這わせ始めた。
友紀は何も言わなかったが、小さく頷いた。ただ、後ろから愛されると言っても首筋や肩から腰まではあまりされたことがないのでここを舐められても大したことはないだろうと思っていた。
晃一は首筋から肩、そして肩甲骨へと舌を這わせ、友紀が少しでも感じると同じ場所を丁寧に繰り返して舐め上げていった。
「あう・・・あん・・・・あ・・・・あぁぁぁ・・・・ああん・・・ああっ・・・」
友紀は少し声が出たが、ごく普通の反応だと思って安心した。まだここはそれほど感じない。
晃一は友紀の背中を愛しながら、今まで友紀の後ろ側をこれほど丁寧に愛したことがなかったことに気が付いた。友紀の背中はとても綺麗だった。もともと菜摘よりもふっくらとした印象だし、くびれはきっちりと出ている。高校生らしい大人と子供の入り交じったラインではあるが、これはこれでとても綺麗だ。
しかし、晃一が肩甲骨の辺りを丁寧に愛したあと、俯せのため上体に押しつぶされた乳房の端っこを指で可愛がり始めた当たりから友紀の反応が少し強くなった。
「あっ、ああっ・・・あうぅっ・・・・・・はんっ・・・・」
「ここが感じるの?」
そう言って晃一が顔をソファに押し付けられている乳房のほうへと差し込んでいこうとすると、友紀が上体を起こそうとした。もっとはっきりと乳房を可愛がって欲しいのだ。
「だめ、じっとしていて」
晃一はそう言って友紀に身体を起こさせず、舌を伸ばして乳房の横を可愛がる。
「あ、ああぁぁ、あん・・・・・・ああ・・・・」
友紀の口から声が漏れ始め、身体がピクッと反応する。
「友紀ちゃんは、やっぱりおっぱいが敏感なんだね」
晃一はそう囁いてから、乳房の端を指でスッと撫でてから背中の下側を唇で可愛がった。
「ああああああ・・・・」
乳房で感じた余韻が残っているうちに背中を愛された友紀は、どうして感じてしまうのか分からずに声を上げた。しかし、何度晃一が同じ事を繰り返しても声が出てしまう。
「どうして、こんなところ・・・・はああぁぁぁ・・」
友紀は自分でも感じる理由が分からなかったが、気持ち良いことに変わりはない。
晃一は友紀が感じる部分については、何度も何度も同じ愛撫を繰り返した。そして感度が上がる間は丁寧に繰り返し、感度が下がるまで繰り返した。そして何度も乳房の横を指でなぞりながら少しずつ腰のほうへと下がっていった。
友紀にしてみれば、少しずつ敏感なところへと愛撫が近づいていくし、少しでも感じれば何度でも晃一は同じ愛撫を繰り返すので、最初は何も感じなかった秘核がじわじわと熱くなっていくのは仕方なかった。
「おじさま・・・・ああん・・・・・・」
「どうしたの?飽きてきた?」
「ううん、恥ずかしい・・・・・」
「恥ずかしいの?」
晃一が友紀の右脇腹を下でつぅーっと舐め上げた。
「ああぁぁぁぁ・・・・だって、こんなに丁寧にされたことなんてないから」
「そう?でも感じてるじゃない」
「だって、こんなに何度もされたら・・・ああああぁぁぁ・・・どうしても声が・・・」
「楽にしていて良いよ」
「あああああぁ・・・・・・恥ずかしいのに・・・・」