第255部

菜摘の身体を息もできない鋭い快感が指先まで走り抜け、菜摘は最高の瞬間をたっぷりと味わった。『やっぱりおっぱいを一緒に揉んで貰うの、好き、最高』と思った。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、はあっ、はぁっ、はぁっ・・・・・」
菜摘は晃一の上でぐったりとなると、顔を精が流れ落ちていくのを感じながら『手と口でするのがこんなに大変なら、もう一回入れてもらえば良かった』と思った。もちろん、まだ身体に力が入らないので晃一の顔の前で足を全開にしたままなのは恥ずかしいが、それでも自分が放出に導いた肉棒が愛おしく、絶頂の余韻で痺れている手を使ってなんとか肉棒を口に入れ、丁寧に少しずつ小さくなっていく肉棒から精を舐め取ってくれる。変な臭いがしたが余り気にならなかった。
それは自分が晃一を満足させた証だからだ。そして、自分の口の中で少しずつ精を吐き出しながら小さくなっていく肉棒がとても可愛いと思った。そして肉棒が全て口の中に入るくらいの大きさになると、何度も何度も丁寧に舌を絡めて精を最後まで搾り取ってくれた。
晃一は菜摘の奉仕が終わると、菜摘を反対にして抱き寄せた。菜摘の端正な顔は精でべっとりと汚れており、上気した顔がとても可愛らしく嫌らしい。
「おやおや、お顔が汚れちゃったね」
そう言うと枕の横に置いてあるウェットティッシュで拭いてやる。喘ぎながら菜摘が微笑んだ。
「パパ、気持ち良かった?」
「うん、取っても良かったよ。でも、大変だったろう?」
「ちょっとね。でも、パパが気持ち良くなってくれて嬉しい・・・」
「俺も嬉しいよ。さぁ、こっちにおいで」
菜摘はグッタリした身体を抱き寄せられてぴったりと身体を密着させると、晃一の丁寧なキスを受け入れながらうっとりとしていた。こうして全身で晃一の肌に触れているだけで気持ちが良い。そして『これが男と女の愛し合い方なんだ』と思った。絶頂の余韻から、晃一の肌が触れている部分全てが気持ち良い。
「このまま少し休みなさい」
晃一はそう言うと、菜摘を抱き寄せて優しく身体を撫でながら菜摘を抱きしめていた。菜摘はちょっとまたキスをしてから晃一の胸の上に頭を乗せ、晃一の心音を聞いていた。裸でこうしていると本当に心が安らぐ。菜摘は少しの間、晃一に抱かれている幸せに浸っていた。
しばらくして身体が落ち着いてくると、菜摘は少しずつ現実に引き戻されてきた。友紀を追い出して晃一に愛されたことで、それまで気にしていたことが満たされたからだ。すると今度は、だんだん勉強を中断してここに来たことが後ろめたくなってきた。だから、こうして幸せに浸っているのが何となく心苦しくなってきた。勉強しなくてはいけないという強迫観念が再び頭をもたげてきたのだ。
「ねぇ、パパ・・・・」
「なんだい?」
「怒らない?」
「なんのこと?」
「さっきのを終わらせたいんだけど」
「さっきの?」
「そう・・・・数列・・・いい?」
菜摘はそう言って頭を乗せている晃一の胸から顔を起こした。既に息も整っており、可愛らしい瞳で晃一を見つめてくる。
「勉強したいの?」
「うん・・・・・・・だめ?」
「そんなことないよ」
晃一はそう言ったが、ちょっと意外というか、寂しそうな顔をした。
「もう少しで終わるでしょ?だからあと、ちょっとだけ」
菜摘にそう言われては晃一は何も言えない。
「わかったよ。それじゃ、やっちゃおうか」
晃一がそう言うと菜摘はそっと身体を起こし、全裸の上に手早くブラウスだけを羽織った。それはスラリとした足が強調されて全裸とはまた違った美しさだ。それを見た晃一は素早く起き上がると、やっとスキンを被せられるくらいの大きさと固さしか無い肉棒に何とかスキンを被せ、机の椅子に座ってレバーを押して椅子を一番下まで下げた。
「え?どうしたの?」
晃一が肉棒の準備をして先に椅子に座ってしまったので菜摘は戸惑っている。菜摘は横にぽつんと立ったままだ。『え?このままするの?勉強させてくれるんじゃないの?』
「おいで」
「ええっ?だめよ」
晃一のしたいことが一瞬で分かった菜摘は嫌がった。
「いいから、おいで」
「だって、私、重いし・・・・それにそんなところに座ったら・・・・」
菜摘の視線は明らかに断続的に晃一の股間に注がれている。しかし、今はまだ肉棒は半分以下の大きさしか無い。
「いいから。早くおいで」
「でもぉ・・・・・それだと勉強が・・・・」
「おいで」
晃一が余りに言うので、菜摘は恐る恐る晃一の上に座ってきた。
「重いわよ」
「何言ってるの。そんなわけ無いだろ?菜摘ちゃんの身体は良く分かってるよ」
「ごめんなさい・・・・」
菜摘がそっと体重をかけると、晃一は菜摘を乗せたまま椅子の位置を調整して菜摘を机に向かわせた。晃一は菜摘の足と背中の肌の感触がとてもきめ細かいと思った。すると、晃一の肉棒がゆっくりと反応を始めた。少しずつ大きくなっていく。
菜摘は先程解きかけの数式の整理を始めた。数列を規則に従って一般方程式に変換してしまえば、後は順にそれぞれの項を整理していくだけだ。数列が正しいことは先程確認してあるので、言ってみれば単純に手間だけと言えた。ただ、それをきちんとやっておかないと後で困ることになる。
「どう?」
「うん、大丈夫」
晃一には菜摘の身体が邪魔をして机の上の問題の数式は見えないが、さきほど菜摘が解いていたときにざっと暗算でだいたいの答えを出してあるので、菜摘が答えを出せばだいたい合っているかどうかは分かる。すると、自分の上に座っている菜摘のブラウス姿が晃一の欲望を再び刺激し始めた。
「あっ」
「どうしたの?」
「パパ・・・・当たってる・・・おっきくなってきた・・・・」
菜摘は秘部に肉棒が頭をもたげて触り始めたのを感じると、どうしていいか戸惑った。
「パパ、やっぱり少しベッドで待っててくれる?」
「このままじゃ嫌?」
「嫌とかじゃ無くて・・・・・あ・・・・・」
だんだん肉棒の先端がしっかりと菜摘の秘核に当たり始めた。菜摘はどうして良いか分からずに、ごく少しだけ腰を左右に捻ったが、途端にため息が出るほどじわっとした快感が腰から湧き上がる。
「んん・・・・・・・だめ・・・・・・・」
晃一は肉棒の先端が菜摘の秘唇の中に分け入っていくのを感じた。何となくねっとりとした中に先端が入っているのだ。
「早く解いてしまいなさい」
「はい・・・・あ・・・・」
菜摘は時間と戦い始めた。このままではあと少しで我慢できなくなってしまう。その前に方程式を解いてしまわなくてはならない。
「ここは・・・・・こうだから・・・・・こうやって・・・・・・ええっと・・・・んん・・・」
菜摘は自然に腰を何度かクイクイと捻ったが、その度に肉棒は菜摘の秘唇をじわじわと掻き分けて秘核にしっかりと当たっていく。気合いを入れて意識を方程式に集中していないと直ぐに肉棒の位置ばかりに意識が向いてしまう。
「んんっ・・・・ああ・・・・パパ・・・・・」
「気持ち良くなってきた?」
「ああん、気になって問題が解けないぃ」
「もう少しだろ?」
「それは・・・そうだけど・・・・・ああんっ、やっぱり我慢できない」
菜摘はだんだん問題などどうでも良くなってきた。考えてみれば、手間だけなら後で家でやればいいだけの話なのだ。身体は再び愛されたがっている。菜摘は諦めることにした。
「ああん、後で家でやる。パパ、ベッドに連れてって」
菜摘はとうとう観念した。しかし、晃一はそれを許さない。同時に肉棒はどんどん菜摘の秘核を押してくる。
「ダメ、全部解きなさい」
「ああん、こんな事しておいて言うなんてぇ、ねぇパパぁ、パパだって続きをしたいでしょ?だからぁ」
「ダメ、菜摘ちゃんは解くって言ったんだから、ちゃんと解きなさい」
晃一は上に乗せた菜摘の身体が熱くなっていくのを感じながら、もう少し焦らしたくなっていた。
「でも、あそこに当たってて・・・・」
「それなら、もう少し身体を前に動かしてごらん?」
晃一に言われたとおり、菜摘は腰をもじもじ動かして身体を少しだけ前に移動させた。すると、秘核に当たっていた肉棒の先端が、今度は秘核と秘口の入り口の間に当たった。
「んんぁぁぁぁ、ここはもっとだめぇ、ああん、パパ・・・お願い、当たってるぅ・・・、パパの、しっかりと固くなってきてる、あああ、そんなに当てちゃいやぁ・・」
菜摘のその言葉がどんどん肉棒に力を与えていく。
「もう少しでしょ?頑張りなさい」
「そんなこと言って、困らせないで・・・・・ああああっ・・・・・そこは・・・・んんっ・・・身体が・・・・ダメ、我慢できない・・・」
「ダメ、ちゃんと我慢して解きなさい」
晃一は菜摘がベッドに行きたがっていると思ってそう言ったのだが、菜摘の言った意味は違っていた。
「ごめんなさい、我慢できないの」
そう言った菜摘が更に腰を左右に軽く捻ってじわりと身体を前にずらすと、肉棒の先端は潤いを吐き出し始めた秘口に当たった。
「あ・あ・あ・あ・あ・あ・あそこに・・・・ああぁぁぁぁぁっ」
菜摘は無意識に腰をクイクイと捻って肉棒を飲み込もうとしたが、この体勢と角度では先端が当たっているだけで中に入っては行かない。
「さぁ、早く解きなさい。どう?解けたかな?」
「も、もう少し・・・・・ああぁぁぁ・・・・・」
菜摘の手が震え始めた。肉棒の先端は秘口をこじ開けようとしている。快感と焦れったさで数式が上手く書けない。最早菜摘にも腰が動くのを止めることなどできなかった。菜摘の腰は何とか肉棒を収めようと蠢いているが、ほんの少し先端が肉門に当たるだけでそれ以上はどうにもならない。角度が合っていないので肉棒の先端で肉門を撫でられているだけなのだ。
「解けたら素敵なご褒美があるよ」
そう言うと晃一は両手を菜摘のブラウスの中に差し込むと、腰の少し上、乳房の始まる辺りに当てた。先程と同じで、このまま手を上に滑らせれば素晴らしいことが起こる。
「ああっ、パパ、それはまだ・・・待って・・・・お願い・・・・」
「うん、がんばってごらん?」
「ああぁぁ・・・・はああぁぁぁっ・・・・んんーーーっ・・・・うう・・・・」
菜摘は必死に押し寄せる快感と戦い、何とか数式を解こうとした。時折、菜摘の身体に快感の波が湧き上がってくると、ただ必死に快感の波が引いていくのを待つしか無い。
「んんんーーーーーっ、あああぁぁぁぁぁっ、いやぁぁぁぁ、はあぁぁぁぁーーーっ」
菜摘は少しでも腰を動かすと大きな快感が湧き上がってくるので何とかじっとしていようとするのだが、快感の波が襲ってくるとどうしても腰が動いてしまって我慢できず、もう少しで解けるのに最後の計算ができなかった。
「良い子だ。頑張ってるね。それじゃ、もう少しで終わるね」
晃一はそう言うと、菜摘のブラウスのボタンを下から外し始めた。
「お願い、動かないで」
「動いてないよ。菜摘ちゃんの腰が動いてるんだろ?」
「そんなことわかってるぅっ、あうぅぅぅっ・・・・ううううっ・・・・・」
菜摘は全力で気合いを入れると、一気に最後の計算を終えた。
「で、できたぁっ」
「何回になった?」
「753回っ」
「良い子だ。正解だよ。それくらいだね。検算する?」
「まだそんな、ど、どうすれば・・・・ううっ・・・・・」
「芯の直径が分かってるんだし、巻いた回数も分かってるし、長さも分かってるんだろ?」
「分かった。ちょっとだけ・・・待って・・・・」
菜摘はテープを巻いた回数に直径から求めた円周を掛け、それに増えていく円周の合計を足した。
「はあっ、はぁッ、うううううっ、パパ、合ってる、みたい・・」
「それじゃ、その次の質問を見てごらん?できる?」
それは、もしテープの幅が一定にだんだん細くなっていくとしたら、巻いたテープを横から見ると回転コマのように見えるはずだが、それは上に凸か、下に凸か、直線か、どう見えるか?と言うものだった。計算問題では無いように見えるが、実は先程の計算方法が関係している、と言う意地悪な問題だった。
「わかる?」
既にその問題の答えを知っている晃一は余裕で肉棒を菜摘の秘口に当てている。入っていなくても秘口は蠢いていてゆっくりと肉棒の先端を飲み込もうとしている。そしてその度に液体を吐き出しているので肉棒は既に菜摘の液体でどろどろになっていた。
「パパ・・・・あああぁぁぁぁっ・・・・うううううーーーーっ」
菜摘は再び襲ってきた快感の波に必死に耐えた。その波が過ぎ去るまでは何もできない。
「わかるかな?」
「わ・・・わかんないっ」
やっと波が去って行った。快感のレベルが下がって菜摘の意識が思考へと戻ってくる。
「それじゃ、ヒントをあげよう。テープの円周が長くなっていく程度は、巻いていく最初と最後では同じなの?」
「そ、それはっ・・・・・・・・あああああぁぁぁ・・・・・・・・・・・同じ」
「だったら分かるだろう?」
「・・・・・・・分かった・・・・円周が長くなる長さはいつも一定だから、ううっ・・・・・・・直線に見える」
「正解。よく頑張ったね」
「パパっ、お願いっ、もう我慢できないぃーーっ、早くぅー−ーっ」
「そうら、ご褒美だよ」
晃一はそう言うと、菜摘を乗せたまま椅子を下げて机の下から出ると、身体を反らしながら大きく足を開いて腰を突き出した。晃一の上の菜摘の足もそれにつれて開かれ、菜摘の肉門にぴったりと当たっていた肉棒がそのまま菜摘の中に入っていく。同時に晃一の両手は菜摘のブラウスの中に滑り込むと半球型の乳房をワシワシと揉みながら指先で乳首を転がし始めた。
「はあぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーっ、いいーーーーーーっ」
菜摘は一気に待ちに待った快楽を与えられ、大きく仰け反って喜びの声を上げた。
「ああぁぁっ、ああっ、こんなことぉっ、ああぁぁぁぁぁっ、はうぅぅぅぅっ・・・」
菜摘は自然に腰をぐりぐりと動かして更に少しでも肉棒を飲み込もうとした。勉強の間全く触られていなかった乳房からの快感も素晴らしい。『こんなことされたら、またここで勉強したくなっちゃうっ、気持ち良すぎっ、むちゃくちゃいいっ』菜摘は快感に悶えて声を上げながらも同時に『パパに教えて貰ったからあの問題を解けたんだ』とも思った。
しかし、最初の挿入の喜びの瞬間を過ぎると、この体勢では今一歩挿入の深さが足りない。もともとソファベッドと違って座面の奥行きが十分ではないチェアーは晃一が肉棒を突き出す体勢にも限界がある。それでも菜摘は腰を左右にぐりぐりと押し付けながら少しでも肉棒を味わおうとした。
晃一は菜摘の乳房を揉みながら、このまま菜摘が一度いくと思っていた。出没をしていないが肉棒は菜摘が腰をぐりぐりと動かしているおかげで活発に肉壁に擦られており、菜摘の中で肉棒は既にギンギンに大きく固くなっている。
しかし、菜摘は気持ち良いものの今一歩満足できなかった。中途半端な体勢で挿入されているのでしっかりと入っていないのだ。
「ああんっ、あああぁっ、パパ、やっぱりベッドに行くっ、ああぁぁ、このままはいやぁ、お願い、いいでしょ?ベッドでして?」
「いいよ」
晃一はそう言うと、腰を引いて菜摘の身体を前にそっと倒し、肉棒を抜き去った。菜摘は少しフラフラしていたが、そのままベッドに倒れ込むように移動すると、四つん這いになって足を開いて腰を突き上げた。
「パパ、このままして。後ろから欲しいの」
菜摘にしては大胆なおねだりだった。それだけ我慢できなかったのだ。高々と差し上げられた秘部が嫌らしく光って晃一を挑発している。
「ほう、大胆なおねだりだね」
晃一はそう言うと、ベッドに上がって菜摘の後ろに回った。覗き込むと菜摘の秘部はべとべとになっており、嫌らしく動いて肉棒を欲しがっている。
「菜摘ちゃんのあそこ、とっても嫌らしく動いてるよ」
「いやぁ、見なくていいから早く入れてぇ」
「ちょっとだけ、お口で・・・」
晃一は我慢できずに四つん這いの菜摘の秘部に顔を埋めて口と舌を使った。菜摘の秘部がべとっと晃一の顔を包む。