第258部

「ねぇ、パパ」
「なんだい?」
「私を我慢できなくして」
「我慢できなく?」
「うん、パパがいつもするみたいに焦らして・・・」
「そうして欲しいの?」
「うん、だって、パパは私が我慢できなくなるのを見たいでしょ?」
「それはそうだけど、焦らされるのは嫌なんじゃ無いの?」
「ううん、良いの。パパが喜んでくれるなら」
そう言うと菜摘はニッコリと笑った。もちろん、晃一にじっくりと焦らされるとどうなるのかははっきりと身体に刷り込まれている。菜摘自身としてはそこまでしなくても良いのに、と思うのだが晃一はいつも焦らしすぎるくらい焦らしてくる。だから本当はそこまで焦らされたくないのだが、菜摘は晃一が焦らしているときの視線が熱くなることに気づいていた。だから、甘える代わりに晃一に焦らされてあげようと思ったのだ。
「もちろんいいけど、どうしたの?」
「ううん、変なこと言ったから、お詫びにと思って」
「それも変な話だよね」
「そう?でも、いいでしょ?」
「それなら、菜摘ちゃんがちゃんと我慢するならしてあげる」
「うん、して」
そう言うと菜摘は顔を少し上げて晃一とキスを楽しんだ。今の菜摘の舌はねっとりと晃一に絡んでくる。菜摘はキスをしながら『言いたいことを言ったからかな?キスってこんなに気持ち良いんだ。心まで溶けていきそう』と思った。
晃一も菜摘の小さな舌が可愛らしく絡んでくる様子をたっぷりと楽しんだ。先程までの情熱的な辛み方とは違ってゆっくりとねっとりと舌を差し出してくる。そっと菜摘を見ると目をつぶってうっとりとしているようだ。菜摘は目をつぶると少しだけ垂れ目になるが、晃一はその顔を見るのがお気に入りだった。少女が目をつぶっている顔など裸を見るよりも難しいのだから。
二人はたっぷりと長いキスを楽しんだ。菜摘は晃一に心から全てを許せるからこそキスがこんなにも気持ち良いのだと思った。今は服を着ているが、気持ちは既に全裸になったときのように全てをさらけ出している。それでも尚、晃一は安心できる相手であることに感謝した。
晃一はキスを少しずつ弱くしながら、どのように愛するか考えていた。そして、やはりあの方法が一番良いと思った。もちろん、今なら菜摘はどのようにしても受け入れてくれることははっきりしていた。だからこそ、菜摘が望むように焦らしてみたかったのだ。
晃一は膝の上の菜摘をそっと抱き上げると、ソファベッドに移して自分は一人用のソファに座った。
「それじゃ菜摘ちゃん、まず自分で想像しながら気持ち良くなってごらん。見ててあげるから」
と菜摘に言った。
「え、それってまさか・・・・」
「そうだよ」
「嫌ぁ、パパがしてくれなきゃ嫌ぁ」
菜摘は自然に身体を守るように膝を抱えて両手でガードした。
「ダメ、じっくりと焦らして欲しいんでしょ?それなら言うとおりにしなさい」
「だって、そんなこと、パパの前でなんて」
菜摘はできるはずが無いと思った。第一、そんなことをして本当に気持ち良くなれるかどうかすら分からない。
「さぁ、まずその格好のまま足を開いて」
「でもぉ・・・・感じないかも知れないし・・・・・・」
「それならそれで良いから。言うとおりにしてごらん」
晃一の口調はあくまで優しかったが、菜摘には厳しい言いつけと同じに響いた。
「パパ、ちゃんとどうすれば良いか言ってね?ね?」
「大丈夫。膝を立てて・・・・・そう・・・そのまま膝を開きなさい。・・・もう少し開いて」
「いやぁ、恥ずかしいぃ」
「右手はパンツの上、左手は服の上からおっぱいを撫でるんだよ」
「いやぁ、やっぱりできない。他のことにして」
「ダメ、続けてごらん」
菜摘は晃一の視線が燃え上がっていることに気がついた。表情はあくまで優しいままだが視線は射るように鋭く自分の股間を見つめている。『パパ、興奮してる。ガン見してる。見てみたいんだ』菜摘は晃一の視線だけで身体が少し熱くなってきたことに気がついた。すると『パパが喜んでくれるなら、少しくらいは・・・・。どうせいつも裸を見せてるんだし、優しくして貰ってるし』という想いが湧き上がってきた。
「右手はパンツの中に入れるんだよ」
そう言うと晃一はガウンを少しは抱けて肉棒が少しだけ見えるようにした。
「ほら、菜摘ちゃんが大好きなものが少しだけ見えるだろ?」
晃一がそう言うと、菜摘はこくんと可愛らしく頷いた。そして、おずおずと開いた足の間のパンツに右手を差し込んでいった。
「そのままおちんちんを見ながら自分で可愛がってごらん?」
晃一の言いつけ通り、菜摘は右手をパンツの中に滑り込ませ、秘核の近くまで指を差し込んでそっと動かし始めた。
「まだクリトリスに触っちゃダメだよ」
菜摘はコクンと頷いた。晃一が見ていると、パンツの中の菜摘の指がゆっくりと動き始めた。
「どう?気持ち良くなってきた?」
「ううん、まだ・・・・・・でもきっと・・・・・」
そう言うと菜摘の指は更に少しだけ奥に入っていった。
「指はゆっくりと動かしなさい。直ぐに気持ち良くなっちゃダメだよ」
「はい・・・・・・・」
菜摘はそう言ったが、既に快感は湧き上がり始めていた。第一、気持ち良くなれと言ったのは晃一なのだ。それを今になってダメとは変だと思った。
「ちゃんとおちんちんを見なさい。ちゃんとおっぱいも優しく撫でるんだよ」
「はい・・・・」
菜摘は晃一の肉棒がだんだん大きくなってきたことに気がついた。明らかにガウンから飛び出している部分が長くなってきた。
「パパ、おちんちんが長くなってきた」
「そうだよ。菜摘ちゃんが感じ始めると、自然におっきくなってくるんだ。離れていても一緒だよ」
その晃一の言葉に菜摘も反応した。自然に指を奥の感じる場所まで延ばしていく。
「んんっ・・・・・」
菜摘の口から吐息が漏れた。
「まだ感じちゃダメだよ」
「・・・・・・・・」
「何を想像してるの?言ってごらん?」
「それは・・・・・・・」
「言いなさい」
「ダメ、言えない」
「言いなさい」
「それは・・・・・・パパのおちんちんがさっきは此処にって・・・・・」
「どこ?」
「此処・・・・私が指で触ってるところ・・・・・・・」
「そこに、どうしたの?」
「ここに入ってて・・・・・・」
「それでどうしたの?」
「気持ち良くなったの・・・・、ああん、いやぁ」
「菜摘ちゃんが自分から動いてズボズボしてたこと?」
「そんな言い方・・・・・嫌」
菜摘は視線を逸らした。
「ダメ、ちゃんと見なさい」
「パパ、こんなの嫌、パパがして?ね?良いでしょ?」
「ダメ、後でいっぱいしてあげる。だから見なさい」
菜摘はおずおずと視線を戻した。実は、このままだともっと想像してしまいそうだと思ったのだ。そして、想像すると直ぐに我慢できなくなりそうだった。
「そのまま指をもっと奥まで差し込んでゆっくりと可愛がりなさい」
「そんな事したら・・・・・いや・・・・これ以上は・・・・」
「しなさい」
「はい・・・・・」
菜摘はもうダメだと思った。『そんな事したらきっと直ぐに我慢できなくなる』とは思ったが仕方ない。そして細い指を更に置くまで差し込んでクリトリスの下の部分まで延ばした。既にねっとりとなっているそこははっきりとした快感を生み出してくる。
「ううっ・・・・パパ・・・・・・」
「ゆっくりだよ。そっと動かしてごらん」
「してる・・・・・・でも・・・・ううっ・・・・」
「そう、ゆっくりと可愛がるんだよ」
「はい・・・・・」
菜摘は身体が熱くなってきたことに気がついた。完全に身体はその気になっている。指をそっと動かすだけでとても気持ち良い。自然に乳房を撫でている左手にも力がこもってきた。
「パパ・・・・気持ち良くなってきた・・・・・」
「そのままだよ、良いね?ゆっくりだよ」
「でも・・・・・・」
「これが欲しくなってきた?」
晃一が聞くと、菜摘はコクンと頷いた。
「良い子だ。これが入ると菜摘ちゃんは凄く気持ち良くなるものね」
「そんなこと言っちゃいやぁ。本当に我慢できなくなる」
「もう我慢できなくなってきたの?」
「だって・・・んんんっ」
「もっとおちんちんをよく見なさい」
「パパ・・・パンツを汚しちゃいそう」
「濡れてきたの?」
コクンと菜摘が頷いた。
「それじゃ、パンツを脱いでごらん」
晃一がそう言うと、菜摘はゆっくりだがためらいなくパンツを脱ぎ捨てた。しかし、さすがに足を開こうとはしない。
「さぁ、続けてごらん」
「パパ・・・・見えちゃう・・・・」
「そうだよ。見てあげるから」
「パパ・・・・・・見たい?」
「うん、見たいな。見せてくれる?」
「はい・・・。パパだけ」
そう言うと菜摘は再び足を開いた。今度は菜摘のぽってりとした秘唇が見えてきた。
「もっと足を大きく開いて」
晃一がそう言うと、菜摘は静かに足を大きく開いた。
「これでいい?」
「だめ、もっと」
「はい・・・・・・」
菜摘は秘部に晃一の視線が熱く注がれているのを感じながら、更に足を開いた。晃一の鋭い視線のせいで、何もしなくてもクリトリスから痒いような感覚が湧き上がってくる。
「そのまま菜摘ちゃんの見てるものが入るところを可愛がりなさい」
晃一の目の前で菜摘の右手の指が茂みを通り越して秘核の近くへと伸びていくのがよく見えた。そして秘核の近くをそっと可愛がり始める。膝を立てているので比較だけで無く、秘口の辺りまではっきりと見えている。少し上付きの菜摘ならではだった。
「あぁ・・・・・あっ・・・・パパ・・・・そんなに見ないで・・・・・」
「菜摘ちゃんはいつもそうやって触ってるんだね」
「そんなこと・・・・・・あっ・・・・やっぱり嫌、もう許して」
菜摘はあまりの恥ずかしさに思わず視線を逸らしてしまった。
「ダメ、許さない。もっとこっちを見なさい」
「いや・・・」
「いっぱい焦らして欲しいんでしょ?」
「でもあれは・・・・・ううっ・・・・あぁぁぁ・・・・」
恥ずかしがっていても菜摘の指は止まらなかった。染み出してきた液体でテラテラと光り始めた秘唇の中を菜摘の指がゆっくりと探っていく。
「気持ち良い?」
晃一が聞くと菜摘がコクコクと頷いた。その菜摘の視線の先には高々とガウンから突き出した肉棒がそびえ立っている。
「菜摘ちゃん、何を考えているの?想像していることを言ってごらん?」
「別に何も・・・・・」
「おちんちんを見ても何も思わないの?」
「別に・・・・・」
菜摘は再び視線を逸らした。晃一はその様子から菜摘が嘘をついていると分かった。
「さっきまでこれが菜摘ちゃんの中に入っていたでしょ?」
菜摘はこっくりと頷いた。その菜摘の表情はうっすらと上気しており、視線は肉棒を捉えて放さない。
「このおちんちんが入っていたところに指を入れてごらん?」
菜摘は嫌々をした。
「そっとで良いから入れなさい」
「・・・・・いや・・・・そんな事したら・・・・・」
「入れなさい」
「・・・・・・・はい・・・・」
菜摘の指が更に下へと延びていき、ゆっくりと細い中指が秘口へと埋まっていった。
「ううぅっ・・・・・だめ・・・・」
「もう少しだけ入れてごらん?」
晃一がそう言うと、菜摘の指が更に入り、第一関節が完全に中に入った。すると、乳房を撫でていた菜摘の左手がゆっくりとだがぎゅっと乳房を握るのが見えた。
「どう?気持ち良い?」
晃一が再び聞くと、菜摘は何度もコクコクと頷く。
「でも、まだ指を動かしちゃダメだよ、良いね?」
その言葉に菜摘は困ったような顔をした。その菜摘の目の前で晃一はガウンを完全にはだけ、そそり立った肉棒全体をはっきりと菜摘の視線に晒した。
「指を動かしたいの?」
晃一が聞くと菜摘は嫌々をした。
「動かしたくないの?」
「動かしたら、きっと我慢できなくなる・・・」
「我慢できなくなるとどうなるの?」
菜摘はまた視線を逸らした。しかし、晃一は菜摘が入れた指を少し動かし始めたのを見逃さなかった。
「これをどうしたら良いと思う?」
そう言いながら晃一は肉棒を軽く扱いて見せた。すると菜摘はその言葉に敏感に反応した。
「欲しい・・・・・・入れて・・・・・」
「まだだよ。我慢しなさい」
菜摘は大きく嫌々をした。もう指ははっきりと第一関節まで入れたり出したりを繰り返している。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・・お願い・・・・もう良いでしょ?」
「ダメ、まだダメ」
「そんな・・・・・・お願い、生殺しはいやぁ」
「もっと焦れなさい」
「パパ、指を出しても良い?」
菜摘はこれ以上続けたら晃一の目の前で一人上手のままいってしまいそうだと思ってそう言った。
「まだそのままだよ。指はもっと動かしても良いよ」
「そんな・・・・・・、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」
菜摘ははっきりと喘ぎ始めた。それは晃一から見ても菜摘にどんどん余裕が無くなっているのが分かるくらいだった。