第260部

「菜摘ちゃん、頑張ったね。ありがとう。とっても綺麗だったよ」
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・・うん・・・」
晃一の上にグッタリと覆い被さった菜摘は、優しく髪を撫でられ更に身体中を優しく愛撫されて疲れと心地よさでうっとりと目をつぶった。晃一の肌を全身で感じているのがとても心地良く安心できる。
「少し休みなさい。疲れたよね?」
「・・うん・・・・・」
甘い口調で返事をした菜摘は『パパが喜んでくれた』という思いと『恥ずかしい格好を見せちゃった』という思いが甘美なけだるさに混じって複雑な思いに包まれていた。『どうしてあんな事したんだろう?誰にも絶対に見せちゃいけなかったのに・・・・』と言う後悔にも似た感情もわき上がってくる。しかし、『パパだからだ。パパになら見せても良いって思ったんだ、きっと私。ううん、もしかしたら見て欲しい気持ちだって少しくらいあったのかも・・・・。競争心かな・・・嫉妬かな・・・これが女なのかな・・・。こんなこと、前だったら絶対にもの凄く落ち込んでパパから離れたくなったと思うけど、今はこのままでいたいな。もうもっとパパに抱いてて欲しい。あん、まだパパの、おっきいままだ。まだこんな奥まで入ってる。今日のパパ、凄い・・・。溜まってたのかな?ふふふ・・来て良かった』
菜摘はいろいろな想いが湧き上がっては流れていく中で晃一の上にべたっと被さったまま、晃一の胸に頭を乗せて晃一の心音を聞いていた。
しかし、全力で頑張って絶頂して達成感十分の菜摘とは異なり、晃一の方はまだまだその気十分だった。もともと菜摘が駆け上がる間、晃一は見ているだけで何もしていなかった。だから疲れてグッタリしている菜摘の身体の中にじわじわと腰を絞り上げて肉棒を弱く出没させ、次の機会を伺っていた。
「あん・・・まだ出たり入ったりしてるぅ・・・・」
「そうだよ。菜摘ちゃんの中はとっても気持ち良いからね。どうしても動いちゃうよ」
「ああん、まだよぉ、少し休ませて・・・・・」
「このままじゃだめ?」
「このままなら良いけど・・・・・あん、いやらしく出たり入ったりしてるぅ」
菜摘はグッタリと晃一の上に載ったまま、肉棒がゆっくりと出入りする感覚に戸惑っていた。このままだとまた直ぐに始まってしまいそうだ。しかし、抜き去られるのは嫌だ。こうして身体の外も中も晃一を感じていたいのだ。こうしていると晃一に愛されているという実感に心が満たされているのが良く分かる。偶然とは言え、せっかく二人だけの時間を手に入れたのだから二人だけの世界を楽しみたい。
「それじゃ、もう少しそっとするからね」
そう言うと晃一は肉棒を更にゆっくりと動かし、その分ストロークを少し大きくした。
「ああぁぁぁ・・・・幸せ・・・・・。これが女の幸せなのぉ?」
「そうかも知れないね。何が幸せなのかは女性が決めるものだけどね」
晃一の言葉を胸に頭を押し当てたまま聞いていた菜摘は、小さな声で気になっていたことを聞いてみた。
「ねぇ・・・・・私に入れて気持ち良い?」
「うん、とっても気持ち良いよ」
「私の中、緩くなったりしてない?」
「全然。絶対そんなこと無いよ」
「今も?」
「今も気持ち良いよ。菜摘ちゃんは?」
「気持ち良い。パパの、奥までしっかりと入ってくるし、先っぽがすっごく固いの」
「それって気持ち良いってこと?」
「そうか、男の人には分からないのね」
「そりゃそうだよ。でも菜摘ちゃんの中はさっき入れた時、ずっと狭かったよ」
「ベッドでした時よりも?」
「うん、あの時も狭かったけど、今度の方がずっと狭かった」
「あんなに焦らしたから?」
「そうかも知れないね」
「もう、あんなに恥ずかしいことさせられて焦らされたから身体が壊れたかと思ったのよ。ねぇ、女の子を焦らすと狭くなるの?だから気持ち良くなるの?男の人が焦らしたがるのはそういう訳なの?」
「う〜ん、別におちんちんを入れて気持ち良くなりたいから焦らすわけじゃ無いと思うよ。焦らすと女の子は感じるようになるから、女の子がいっぱい感じるようにしてあげたいからだと思うけどな」
「それって、女の子の身体を開発するってこと?」
「そうとも言えるね」
「パパ、女の子の身体を開発して感じるようにするのって楽しい?」
「楽しいよ。どうして?」
「だって、それって男の人が気持ち良くなるわけじゃ無いでしょ?」
「それはそうだね。でも、女の子が思い通りに感じるように身体を開発できれば、なんて言うか達成感て言うか、支配欲を満たされるって言うか、女の子の身体に自分のしたことを確認できるって言うか、そう言うのが発見できて嬉しいよ。菜摘ちゃんだってよく言うでしょ?感じる身体にされたって」
「そう・・・・・。最初は恥ずかしくてぼうっとなってるだけで全然感じなかったもの。不思議な感覚だった・・・そう・・・最初は少しだけぼうっとするって言うか熱くなるって言うか、そんな感じしかしなかったの」
「それじゃ、菜摘ちゃんは俺に身体を開発されて嬉しい?」
「うん、とっても・・・・・嬉しい・・・・」
菜摘はゆっくりと出入りする肉棒の感覚がだんだん快感を湧き上がらせてきたことに気が付いたが、その感覚をもう少し我慢することにした。
「気持ち良くなれるようになったから?」
「それだけじゃ無くて・・・・・やっぱりパパに気持ち良くなれるように教えてもらったから、だと思う」
「それじゃ、菜摘ちゃんも同じことを思ってるんだ」
「でも・・・・支配されてるとは思わないけど・・・」
「そうか、それは男の人独特の考え方かも知れないね」
「だって私、かなり好きなだけいっぱい感じてるし・・・・」
「うん、そうだね」
「でもそれって、パパに感じるようにして貰ったからか・・。私が気が付いてないだけで、やっぱりパパに支配されてるのかも・・・」
「いや?」
「ううん、全然。嬉しい・・・・」
「ねぇ、キスしようか」
晃一がそう言うと、菜摘は身体を少しだけ起こして晃一にキスをしてきた。その身体を軽く抱きしめ、今度はゆっくりとだが最大ストロークで菜摘の入り口から奥まで肉棒を出入りさせる。すると、最初はねっとりと舌を絡めていた菜摘はだんだんキスがいい加減になってきた。
「んあああああ、だめぇ、そんなにされたら我慢できなくなるぅ」
「気持ち良くなってきた?」
なってきたどころでは無かった。既に晃一と話している間に菜摘の身体は完全に準備を終えており、早く再びスパートを掛けたくて仕方なくなっていたのだ。腰が勝手に動き始めそうで、我慢するだけでも大変だ。
「だめぇ、気持ち良いけどこんな事してたら切りがないぃ。身体がまだ怠いから・・あああっ、そんなにしないで」
「ごめんよ」
晃一はそう言うと、肉棒を一番奥に入れたまま動きを止めた。
「これならいいでしょ?」
「あ、あ、あ・・・・」
菜摘の反応が緩やかになった。そして再びキスをしてくる。少し息を弾ませているが、菜摘の小さな舌は熱心に晃一の舌に絡みついてきた。晃一も舌を絡めながら菜摘の肉壁が絡みついてくる感じを楽しんでいた。ただ、早くも菜摘の中が少し狭くなってきたような気がする。一番奥の肉壁が少し強く肉棒の先端に絡むような気がするのだ。
「パパ・・・・・なんか我慢できない。やっぱり少し動いて」
菜摘は感じ始めてから肉棒を止められたので身体が欲しがるのを止められなかった。
「うん」
晃一は再びゆっくりと動き始めた。
「はあぁぁぁぁっ、ああああああ、さっきより気持ち良いっ、うそぉっ、ああああぁぁ、だめぇ、これじゃもっと我慢できなくなるぅッ」
「止めた方が良い?」
晃一が腰を止めると、今度は菜摘の腰がゆっくりと上下し始めた。
「だめ、やっぱり我慢できない。はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、止めちゃいやぁ、あああああ、やっぱり気持ち良くなりたい・・・・」
「抜いた方が良い?」
「いやっ、絶対だめっ、抜いちゃいやッ」
「それじゃ、どうすれば良い?」
「はぁ、はぁ、はぁ、わかんない。パパに任せる。パパがして・・・ねぇ、して」
菜摘は腰を動かして肉棒を楽しみながら、どうしようも無くなってきたことを認めた。
「それじゃ、してあげるからおねだりしてごらん。ちゃんとしっかりおねだりするんだよ」
「ああん、こんなにしておいてまだおねだりさせるなんて卑怯よぉ。こんな風にされたら誰だって恥ずかしいこと言っちゃうのにぃ」
「だから聞かせて?良いでしょ?」
「ああん、どんどん恥ずかしい言葉を覚えちゃうぅ」
「うん、菜摘ちゃんの恥ずかしいおねだりを聞かせて欲しいな」
「ああああ、もうだめ、言いたくないのにぃ、我慢なんて絶対無理ッ」
菜摘は二人だけの甘い時間に自分からおねだりなどしたくなかったがもうどうしようも無い。素早く頭の中でおねだりの言葉を考えると小さな声で囁いた。
「パパ、菜摘はパパにズボズボして貰いたくて我慢できません。早くおちんちんをいっぱい入れたり出したりして下さい」
「良い子だ。上手におねだりできるようになったね」
晃一はそう言って菜摘の髪を優しく撫でた。しかし菜摘はそんな愛撫は欲しくなかった。もう一秒でも我慢できないのだ。
「ああん、はやくぅっ」
菜摘がそう言うので、晃一は菜摘が動かずに楽しめるように、菜摘の上体を起こして帆掛け船にすると、菜摘の膝を自分の腹の上で合わせた。こうすると秘唇がぴったりと閉じるので菜摘にはより強い快感が手に入る。
「菜摘ちゃん、少しだけ身体を前に倒して・・・・そう、そのままじっとしていて良いからね」
そう言うと晃一は腰を上下させ始めた。
「ああっ。ああっ、いいっ、ああっ、ああっ、あっ、あっ、あっ・・・」
菜摘は晃一の胸に手を置いて身体を安定させると自然に身体を少し前に倒して腰を少し浮き気味にし、肉棒が出没するスペースを作った。晃一の目の前で三角に下向きに尖った可愛らしい乳房が揺れ始めた。そこに晃一が下から肉棒を突き上げ始めた。
「下から、凄いっ、ああっ、ああっ、ああっ、ああっ、良いっ、とっても良いっ」
「そうだろ?前にもしてあげたでしょ?覚えてる?」
「覚えてるっ、ああっ、ああっ、ああっ、ああっ・・・・」
菜摘は見下ろした晃一が肉棒を突き上げてくるこの体勢を良く覚えていた。しかし、今はその時よりももっと気持ち良い。
「パパ、胸もぉっ」
「胸じゃ無いでしょ?」
「おっぱいもぉっ」
菜摘は更に身体を前に倒し、お尻を大きく上下に動かして肉棒に夢中になっている。もう晃一が余り腰を突き上げなくても菜摘の動きだけで十分な出没を作り出している。形良く三角に尖った乳房を両手で包み込もうとした晃一の手が乳房を掴むかどうかギリギリのところで止まった。そして晃一はじっと菜摘を見つめる。
「早くぅっ、おっぱいも、揉んでぇっ」
「良い子だ」
晃一の手が乳房を下からすっぽりと包んで揉み上げた。もちろん乳首は指の間に挟んでいる。
「ああうぅぅっ、ああっ、あっあっあっあっあっ、いいっ、これじゃ直ぐにいっちゃうっ」
「もういっちゃうのかな?」
更に晃一はズンズンと突き上げる。その快感は圧倒的だった。菜摘は一気に駆け抜けるつもりなのか、自分からもタイミングを合わせて腰を落とし始めた。おっぱいを揉まれながら絶頂するのは最高だ。
「だめぇぇっ、我慢できないーっ、いっちゃういっちゃうーっ」
ワシワシと乳房を揉み上げていた晃一の手が止まった。同時に突き上げていた腰も止まった。しかし、菜摘は駆け抜けようとした。
「いやぁぁぁぁっ、だめぇぇっ」
菜摘の両手が晃一の手をしっかりと抱きしめ、手を抜かれないようにすると自分から強く大きく何度も腰を打ち付けた。
「あああぁぁっ、いくぅぅぅぅっ」
もう引き返せないところまで来たようだ。それなら、と晃一が乳房を再びぎゅっと揉み上げて菜摘の身体を起こすと、菜摘は晃一の手を抱きしめたまま仰け反りながら秘部を晃一に強く押し付けた。
「はうぅぅぅーーーーーーっ」
菜摘の身体が硬直し、ビクンと大きく震えた。晃一は乳房を押し上げるように揉み上げ、乳首もしっかりと指で挟んで菜摘の絶頂を確かなものにする。
「うううぅぅーっ・・・・・・はうっ・・・・・・ううっ・・・・・・・うっ・・・・・」
乳房を揉まれながら仰け反った菜摘の姿は美しかった。菜摘の中がぎゅうっと狭くなり肉棒を締め上げてくる。その、あまりにも刺激的な姿と肉壁の快感に晃一も我慢できなくなってきた。ゆっくりと倒れてくる菜摘の身体をそっと抱きしめると、晃一は上下を入れ替えた。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、パパ・・・・・」
菜摘はぼうっとした意識の中で晃一が何をしたいのか理解したようだ。両足を全開にして晃一を受け入れながらも懇願する。
「ま、待って、少しだけ、ああっ、だめ、今はだめ」
菜摘は嫌がったが、晃一はもう止まらない。菜摘を抱きしめたまま正常位で思い切り腰を使い始めた。
「ああっ、だめっ、いやっ、ああっ、待って、ああっ、だめぇっ、ああぁっ、ああっ、ああっ、また、ああっ、またぁっ、パパぁっ」
菜摘は嫌がっているのか受け入れているのか自分でも分からなかった。菜摘の細い手が晃一の首に巻き付いて引き寄せているのに、両足は晃一の腰にグッと絡みついて腰の動きを制限しようとする。
「ああっ、だめぇっ、ああぁぁっ、また変になるぅッ、許して、お願いよぉっ」
晃一は菜摘の細い首を夢中で舐めながら思い切り腰を使った。
「菜摘ちゃん、可愛いよ。とっても気持ち良いよ。菜摘ちゃん、最高だよ」
菜摘の耳元で囁きながら耳元をべろべろと舐め上げる。しかし、菜摘の足は晃一の腰が動くのを更に制するかのようにぎゅっと腰に絡み付き、自由に出没させない。それでも晃一は腰を使ったので、菜摘の腰は晃一の腰に合わせて一緒に上下するほどだった。
「ああっ、だめぇっ、いやぁっ、またいっちゃうぅっ、だめぇっ、もうだめぇっ、パパぁっ、許してぇっ」
「もう少しだよ。もう少し我慢してね、菜摘ちゃん、ごめんね」
「ああぁぁっ、壊れちゃうぅっ、だめぇぇっ、いやぁぁぁっ、ああああっ、いっくうぅっ」
菜摘は晃一が果てる前に再び絶頂に駆け上がった。それでも晃一は腰を使い続ける。肉棒は最後のサインを伝えてきた。先端の傘がグッと開き、しっかりと締まっている菜摘の肉壁を更に強く擦り上げる。
「んああぁぁっ、いやぁぁぁぁっ、やめてぇぇっ、いやあぁぁぁっ」
絶頂に駆け上がっても出没を止めない晃一に、とうとう菜摘は激しく嫌がりだした。それでも晃一は大きく強く肉棒を打ち込み続けた。そしていよいよ最後の瞬間が来た。
「菜摘ちゃん、いくよ。出すよ。出しちゃうよ」
「いあああぁぁっ、もういやあぁぁっ、やめてぇぇぇっ、出してぇぇっ、終わってぇぇっ、だめぇぇぇっ」
最後の最後に晃一は肉棒を菜摘の一番奥に差し込んだまま、何度か軽く押し込むだけで菜摘の肉壁全体を味わった。グッと開いた先端の傘が菜摘の一番奥の部分を強く刺激し菜摘の頭の中に強い電流が走り抜けた。菜摘はもう、何が何だか分からなかった。しかし、晃一のフィニッシュで身体の中に再び電流が走り抜け、息もできない絶頂が再び襲ってきた。
「菜摘ちゃんっ」
「んあああああああっ、あああぁぁっ、はうぅーっ」
菜摘自身の意思とは別にガクンガクンと身体が大きく痙攣し、バチバチバチッと火花が飛んで菜摘の頭の中は真っ白になった。同時に晃一はドクドクドクッと精を菜摘の中に放ち続ける。それは二回目にしては圧倒的な量だった。晃一はグッと肉棒を一番奥に差し込んで肉棒全体で放出感に陶然となった。その肉棒に達した後の菜摘の肉壁が更にゆっくりと絡みつき、じわじわと精を搾り取っていく。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ」
菜摘は晃一の下で激しく息を弾ませていた。晃一はしばらくそのまま、肉棒が小さくなるまで菜摘の中で精が搾り取られていく感覚を楽しんだ。菜摘の肉壁はまだじわじわとゆっくり絡みついてくる。しかし、菜摘本人は両手両足を大の字に放り出したまま、激しく息を弾ませるだけで目の焦点も定まっていなかった。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、はあっ、はぁっ・・・」
「菜摘ちゃん、ありがとう。最高だったよ」
晃一はそう言って菜摘の項に軽くキスをしたが、菜摘は敏感になったままの身体が反応するのを嫌がった。
「んあぁっ、いやっ、はぁっ、はぁっ、はあっ、はぁっ、はぁっ・・・」
晃一は仕方なく菜摘の中からだいぶ小さくなった肉棒を抜き去り、改めてそっと菜摘を抱き寄せた。
「うううぅっ、まだだめ、ああんっ・・・」
まだ菜摘は少し嫌がったが、大人しく晃一に身体を預けてきた。しかし、まだ身体はうまく動かないようだ。