第261部

「パパ、動けない・・・・はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、びっくりした、心臓が・・・、死ぬかと思った。はぁ、はぁ、はぁ、お口は・・・・・待って・・・はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、少しだけ・・・お願い・・・はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」
「大丈夫。そのままじっとしていてごらん。お口はしなくても良いから」
「はぁ、はぁ、はぁ、ううん、したいの。少しだけ待って、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・」
菜摘は晃一に抱きしめられながら、ぼうっとした頭の中で晃一に抱かれる幸せを噛み締めていた。身体は猛烈に怠いのに、とても心が軽い。ただ『これじゃ、夜はあんまり勉強できないな・・・』と思った。
しかし後悔はしていない。それどころか、心から抱かれて良かったと思った。そして『これでまたしばらくは勉強できそう』と思った。同時に『しばらくって、少ししたらまたこうして抱いて欲しくなっちゃうのかな?そうだろうな』とも思った。そして『きっとそうだ。パパに旅行に連れてってもらうまでは何度もそう思うだろうな。ううん、その後も』と気が付いた。
やがて身体が落ち着いてくると、菜摘は自分から身体をゆっくりと起こした。そして晃一小さくなった肉棒からスキンを外してティッシュにくるんだ。『わ、パパ、こんなに出したんだ。でも、なんか嬉しい』と思い、自分からシックスナインの体勢に入って小さな肉棒をしゃぶる。精にまみれた肉棒に舌を絡めていると、まだ中からじわじわと精が染み出してきた。
晃一は菜摘が肉棒をゆっくりとしゃぶり始めると、目の前で開いている秘唇にそっと舌を這わせ始めた。
「菜摘ちゃん、疲れてるだろう?ありがとう。もう良いよ」
晃一はそう言ったが、菜摘は静かに肉棒をしゃぶり続けている。晃一は嬉しくなって心を込めて目の前の秘唇に舌を這わせ始めた。
菜摘は晃一に愛情のお礼の意味で肉棒をしゃぶっていたのだが、実はもう一つ理由があった。これでさっきと合わせて晃一は二度放出したが、これだけの量を出していると言うことは先程の友紀と一緒に居た時には出していないと言うことだと気が付いたのだ。菜摘がここに来た時の友紀の様子が何となくよそよそしかったので『もしかしたら?』と思ったのだが、チャイムを押して直ぐに出てきた友紀はしっかりと服を着ていたし、晃一の身体の臭いもいつもの通りだった。そして今、晃一がこれだけ出したと言うことで心から安心できたのだ。
もしかしたら晃一と友紀は菜摘の知らない方法で何かしたのかも知れないが、自分が安心できればそれで良い、と思っていた。はっきり言えば、友紀に出していないならちょっと触るくらいは許してあげられると思っていた。菜摘は晃一の舌が秘部を丁寧に舐めてくれる快感をじわじわと感じながら、ゆっくりと口の中の小さくなった肉棒をしゃぶって安心していた。
すると、更にじわじわと腰から快感が湧き上がってくる。このまま続けていればどうなるかは火を見るより明らかだった。もちろん菜摘は気持ち良くなりたかったが、今はこれ以上身体が怠くなるのは考えたくなかった。だから菜摘はしゃぶり尽くして小さくなった肉棒から口を離すと、ゆっくりと身体を越した。
「菜摘ちゃん、ありがとう。気持ち良かったよ」
晃一は深追いせずに菜摘を起こすと、横になったまま再び抱き寄せた。
「ううん、私こそ」
菜摘はしゃぶるのを止めると嬉しそうに身体を擦り寄せてきた。身体の中で育ちつつあった気怠い甘い焦れったさがゆっくりと引いていった。
「さっきは身体に火が付くのが早かったね」
「うん・・・・あっという間だった・・・」
「やっぱり最初に焦らしすぎた?嫌だった?」
「ううん、大丈夫。私から言ったんだもの。でも・・・・」
「なあに?」
「やっぱり恥ずかしかった」
「でも、可愛かったよ」
「恥ずかしくて顔から火が出るかと思った。パパ、私のあんな格好見て楽しい?」
「怒ったの?」
「ううん、そうじゃ無いの。本当にそう思っただけ。女の子のあんな格好見て楽しいのかなって」
「そりゃ嬉しいよ。だって、誰にも見せたことの無い姿だろ?」
「もちろん。絶対誰にも見せない。それに・・・・」
「ん?」
「そんなにしないし・・・・、パパが居るから」
「誰にも見せたことの無い格好を見られたのが嬉しいんだよ。特別なんだって思えるから」
「そうなんだ・・・・。でも、悪趣味よね。パパだから偶には良いけど」
「偶には、なの?」
「もちろん、いつもなんて絶対無理。嫌いになっちゃうから」
「危ない危ない。ごめんね」
「ううん、良いの。今日だけは、ね?」
そう言うと菜摘は晃一に身体を擦り寄せた。
その菜摘を抱き直した晃一は、菜摘の身体を撫でながら、
「菜摘ちゃん、上手に腰を動かせるようになったね」
と言った。
「夢中で良く覚えてないけど・・・・・」
「そうだったんだ」
「でも・・・・・、パパ、何にも知らない女の子の方が好き?」
「え?どうしたの?突然」
「ううん、いろいろ覚えちゃうと嫌われちゃうかなって思って・・・」
「俺は菜摘ちゃんが好きなんだよ?分かってるでしょ?」
「うん、だけど・・・・・、男の人って、やっぱりいろいろ教えたいんでしょ?パパだって教えてくれるし・・・」
「うん、菜摘ちゃんにいろいろ教えて、菜摘ちゃんが覚えてくれるのが嬉しいな。そうすれば菜摘ちゃんの腰が動くのを見る度に『これは俺が教えたんだ』って思えるだろ?それって、とっても幸せに思えることだよ」
「じゃぁ、全部覚えちゃったら?」
「いろいろ見る度に教えたことが確認できて嬉しいよ」
「それなら・・・・・・・・・・、ううん、やっぱりいい」
「どうしたの?」
「なんでもない」
「そう・・・・」
晃一はそれ以上追求しなかったが、菜摘はこの時『それじゃ、もし私が最初から全部知ってたらどう思った?』と聞こうとして止めたのだった。それは晃一に聞いても仕方の無いことだと思ったのだ。
「ねえ、今何時?」
「ん?えーと、もう直ぐ7時半だね」
「もうそんな時間なんだ・・・・。あっという間」
「帰らなきゃいけない?」
「もちろんそうだけど・・・・・もう少しだけここに居たいの・・・・。いい?」
「もちろんいいよ」
「こうしているだけで良いの。パパだってもう疲れたでしょ?」
「菜摘ちゃんほどじゃないよ」
「だって、今日は凄かったから・・・・・」
「凄かった?」
「うん、いつも凄いけど、今日は特に」
「菜摘ちゃんが感じ易かったんじゃ無いの?」
「そうなのかな・・・・・」
「きっとそうだよ」
「でも、パパの先っぽ。とっても固かったし・・・・」
「そんなこと無いと思うけどなぁ」
「ううん、絶対そう。特にさっきは・・・固かった・・・」
菜摘は恥ずかしそうに横を向いた。
「わかったの?」
「もちろん。奥の方が・・・・なんて言うかぎゅうぎゅう押される感じって言うか・・・・」
「それは菜摘ちゃんの方が感じてて狭くなってたからだと思ったけど」
「そう?私はパパが・・・・」
「きっと、両方なんじゃないの?」
「そうね・・・・」
「気持ち良かった?」
「もちろん。・・・とっても・・・」
「それじゃ、また今度しようか?」
「それは・・・・・・またいつか・・・」
「いつか?」
「そう、直ぐはだめ・・・・あんなの・・・・」
どうやら菜摘にはさっきのは刺激が強すぎたらしい。もちろん晃一にとっては菜摘を抱ければやり方などはどうでも良かったのだが。
「でもね・・・」
「ん?なんだい?」
「一つ気が付いたの。私、あんなことされたら、きっと前の私だったらまたパパから離れたくなったと思うの。こんなの絶対私じゃ無いって。でも今はこれでも良いかなって・・・。良いかも知れないって思えるの」
「どういうこと?」
「前の私は、こんなにエッチな気分で恥ずかしいことを言ったり、したりするのは私らしくないって思ってたの。前にパパから離れたのはそう。でも、今はこれでも良いって思えるの」
晃一は初めてあの時、菜摘が晃一から離れた理由を本人の口から聞いた。そして、菜摘が離れていった理由はとても女の子らしいナイーブなものだと思った。
「ねえ菜摘ちゃん」
「え?」
「恥ずかしいことを言わされたり、したりを何度も繰り返すと、恥ずかしくなくなると思う?」
「絶対無い」
「そうだろ?」
「うん」
「って事は、何度したって菜摘ちゃんは変わらないって言うことじゃないの?」
「そうなのかなぁ・・・・・」
「そう思うけど」
「うん・・・・・・そうかも・・・・」
菜摘はちょっと違うと思った。確かに恥ずかしさは絶対に変わらないと思うし、それには自信があるが、恥ずかしいことをしたりさせられたりするのは『慣れ』があるような気がしていた。慣れてくると、最初ほど抵抗感無くできてしまうような気がするのだ。最初の時は恥ずかしいおねだりをするのにはもの凄い抵抗感があった。しかし、今はそれほどでは無いような気がする。さっきだって『パパが喜ぶなら』と自分を納得させてしたばかりだったからだ。
「それに、菜摘ちゃんがいろいろ覚えていくなら、それも菜摘ちゃんだろ?」
「うん・・・・・」
「その菜摘ちゃんが好きなんだから、それで良いんじゃ無いの?」
「そうか・・・・・」
二人は身体を合わせたまま、気怠く甘い会話を楽しんでいた。セックスの後だからこそ楽しめる会話だった。
晃一はふと思って菜摘の手を肉棒へと導いた。
「どうしたの?」
「ううん、触っていて。良いだろ?」
「・・・・うん」
菜摘の細い指が優しく肉棒を弄り始めた。晃一は菜摘の髪を撫で、項をそっと刺激したり背中を撫でたりしている。
「面白い・・・。可愛い・・・・」
菜摘がポツッと言った。
「おちんちんが?」
「こうしてるとこんなに小さくて柔らかいのに・・・・・・・でも、少しおっきくなった・・・・・・長さも・・・・・」
菜摘が肉棒を可愛がるのは初めてでは無いが、何度触っても大きさの変化に驚く。女の子だからそう思うのだろうが、身体の中にこんなにおっきくなったり小さくなったりする部分があるというのが不思議で仕方ないのだ。
「そう?」
「でも小さくなった・・・・・かな?」
「そんなに直ぐにおっきくなったり小さくなったりしないよ」
「そうなの?でも・・・・・やっぱりおっきくなった・・・・・ふふふ、可愛い・・・」
菜摘はそう言いながら細い指を肉棒に絡めて遊んでいた。
「菜摘ちゃんに触って貰うと嬉しいよ」
「ねぇ、またお口でしてあげよっか?」
菜摘はふと思って言ってみた。晃一は口で奉仕されるのが好きなことを分かっているのだ。
「疲れてるだろ?大丈夫だから・・・・」
「お口でしてあげても良いのに・・・」
「もちろん菜摘ちゃんがしたいなら・・・・・でも、良いの?」
晃一がそう言うと、菜摘は身体を起こして晃一の上で反対になり、自分からシックスナインの姿勢に入ると晃一の顔の前で足を開いてから肉棒を手に取ってそっと口に入れて舌でしゃぶり始めた。先程も直ぐに菜摘はこうしたが、肉棒に奉仕する時はこの体勢だと教えられたとおりにしているのだ。晃一はそんな菜摘がとても可愛かった。
目の前に菜摘の大きめの秘唇がぱくっと開かれると、晃一は肉棒が温かい菜摘の口に包まれたのを感じた。やはり何度されても気持ち良い。最初はチュパチュパと口の中で転がしている。まださっきの残滓が少しだけ残っていた。晃一も目の前の秘唇に顔を埋めて優しく秘核の回りから舐め始めた。
最初、晃一は菜摘の奉仕を受けるだけで、秘核に息を掛けるだけだった。だから菜摘は甘い感覚が秘核から湧き上がってくるのを感じながらも肉棒への奉仕に集中できた。最初はこの体勢で奉仕させられるのが恥ずかしくて仕方なかったが、何度かやって慣れてくると口で奉仕しながら秘部が気持ち良くなってくるのは嫌では無い。なんと言うか、奉仕していても前後から晃一に包まれているような感じがするのだ。そしてこの体勢でいく時には更に乳房も揉んでもらえる。肉棒を握り締めながら乳房と秘部からの快感で絶頂する感覚は独特の充実感があった。
もちろん、菜摘は口での奉仕の場合、自分が美菜ほど晃一に満足感を与えていないことは知らない。しかし、菜摘なりに精一杯奉仕することで晃一が喜んでくれているのははっきりと感じていた。だから大きくなってきた太くて長い肉棒を口を思い切り開けてやっと入れると、できるだけ口の奥まで入れたり出したりして、心を込めて肉棒をしゃぶっていた。
すると、少しずつ肉棒が大きくなってくる。口の中で肉棒がどんどん大きくなってくるのは、自分が晃一に快感を与えている明確な証拠だ。それが菜摘には嬉しかった。
「おっきくなってきた・・・・・」
「うん、気持ち良いよ。辛くなったら止めて良いからね」
「あん、そんなところで声を出しちゃいや・・・」
「菜摘ちゃんも感じてきた?」
「感じてきたって言うより・・・・あん・・・・んんんっ・・・んぐっ・・・・んんーっ」
菜摘は湧き上がり始めた甘く焦れったい感覚を忘れようとするかのように、肉棒への奉仕に意識を集中した。しかし、口の中で肉棒はどんどん大きくなっており、そろそろ全てを口に入れるのは不可能になってきた。どうしても長さが余ってしまう。それに固さもかなりになってきたので口を無理やりこじ開けられる感覚で顎の辺りが辛くなってきた。それに、どうしてもしっかり口の奥まで入れようとするとえずいてしまう。だから菜摘は口で十分にできない分だけ手で肉棒を扱き始めた。
「んげっ・・・・んぼっ・・・・んあぁぁ、どうしても上手にできないぃ・・・んんっ・・・んぐっ・・・・・ん・・・」
菜摘は肉棒を吐き出すと手で肉棒を一生懸命扱いてくれる。晃一はその菜摘の気持ちが嬉しかった。このまま菜摘の口と手での奉仕で放出しても良いのだが、さっき二度目を出した後なので、それだと放出までかなり菜摘に奉仕を強要することになる。だから晃一は目の前で妖しく蠢いている菜摘の秘唇と秘核に舌を這わせ始めた。最初は丁寧にゆっくりと舌を這わせる。
「んあっ、んんっ、んぐぅっ・・・・だめパパ、まだだめぇ・・・んんぐっ・・・んぷっ・・・んんんんっ・・・パパ、気持ち良くて・・・・んあっ、力が抜けちゃう・・・・ああああ・・・・んんっ・・・んんーっ、んんぁっ・・・・」
晃一は菜摘の細い腰をしっかりと両手で抱え込み、丁寧に秘唇に舌を這わせていった。最初は秘核はわざと避けている。菜摘は晃一が何をしたいのかはっきりと分かっていた。このまま感覚が盛り上がってきてから秘核を可愛がってくれるのだ。そうされると自分がどうなるのか、はっきりと分かっていた。
残されている時間は長くない。菜摘は更に奉仕に集中した。