第262部

晃一は菜摘の秘唇の外側から丁寧に舐めながら、中心部へと移っていくタイミングを図っていた。晃一は菜摘のこの大きめの秘唇が本人の清楚な外見と違って嫌らしく見えるのでお気に入りなのだ。友紀や美菜の秘唇はもっとずっと小さいが、この菜摘の秘唇は大ぶりで、両足を閉じていても後ろから見るとはっきりと秘唇と秘口が見える。しかし、前からの挿入が難しいほど下付では無いので前からも後ろからも自由に挿入できるのに、顔を秘唇に埋め込むように擦り付けると顔全体がべっとりと秘唇に埋まってしまう。
その秘唇が嫌らしく蠢く様は清楚でスレンダーな服を着た時の菜摘の姿とはあまりにも対照的で、この秘唇を目の前に見ながら菜摘が夢中で快感を貪る姿を楽しむのは無上の喜びだった。だから晃一は、声と口で秘核を徹底的に焦らして、我慢できなくなった菜摘に、両手で晃一の顔を掴んで夢中になって秘唇に擦り付けて声を上げさせるのが大好きだった。
もちろん、菜摘の可愛らしい秘核は晃一の舌を待ち侘びてテラテラと光っている。今もツツーッと秘核の近くを舐め上げると、菜摘可愛いうめき声と共にの身体に快感がチャージされていくのが良く分かる。
「んんんっ、んあぁっ、んんんっ、んんーーっ」
快感が強くなって口で上手く舐められなくなってきた菜摘は手で扱いてくれるが、それがどんどんおざなりになっていく。だから晃一は一直線に菜摘を押し上げるのでは無く、舐めて感じさせては息と声で焦らし、そしてまた舐めて快感を盛り上げると言うことを繰り返した。
「ああぁぁ、だめ、そんなにしたらぁ、ああああぁ、んんっ、んああぁっ、お口でできない、ああぁん、パパぁ」
「どうしたのかな?」
晃一は秘核にまだたっぷりと舌を這わせてくれない。菜摘の身体にどうしようも無い快感が溜まっていく。
「だめぇ、怠くなって・・・・あああぁぁ、我慢できなくなるぅ」
「気持ち良くないの?」
「気持ち良いけど・・・・分かってる癖にぃ・・・あああぁぁ、我慢はいやぁぁ」
「何を我慢してるのかな?」
晃一が余裕を見せながらチロチロと秘核の下の敏感な部分を刺激する。
「ああぁぁぁぁ、パパぁぁぁ、んんぁっ、いやぁぁっ、もう我慢できないぃ」
「我慢できないとどうなるの?」
「ああぁぁんっ・・・・お願い・・・・・お願いだからぁ・・・」
「ちゃんと言ってごらん?」
「こんなに我慢できなくしておいて、そんなの卑怯よぉぉ、ああぁぁ、早くぅぅぅ」
「菜摘ちゃん、手が止まってるよ」
「パパぁぁ、早くぅっ・・・・・早くぅっ、舐めてぇぇ」
「ちゃんとどこを舐めて欲しいのか言わないと分からないよ」
菜摘はそれを言ったらどうなるのか分かっていたが、もうどうしようも無い。余りに焦れったくてこれ以上の我慢など絶対に無理だ。仰向けになっていれば両手で晃一の頭を掴んで思い切り秘核に擦り付けられるのだが、この姿勢ではそれもできない。とうとう菜摘の腰が小刻みに晃一の目の前で上下に動き始めた。擦り付ける動きを身体が覚えていて腰が勝手に動いているのだ。ピンク色の秘核はぷっくりと膨らんでおり、簡単な刺激で快感を吹き上げるのは分かりきっていた。晃一は舌を引っ込めてその様をじっくりと見て楽しんだ。
「菜摘ちゃん、感じてきたね。可愛いよ。もっともっと感じてごらん?」
「いやぁぁ、止めないでぇ、ああぁぁっ、もう声はいやぁッ」
「ちゃんと言わないからだよ。はっきりと言いなさい。いっぱいしてあげるよ。どうなの?」
「くぅぅぅーーっ、お願いパパぁっ、早くクリトリスを舐めてぇっ、我慢できないぃっ」
その途端、晃一の顔がべったりと菜摘の秘唇に埋もれた。途端に菜摘の腰がごしごしと無意識に上下に動いて晃一の顔を貪る。
「はあぁぁーーーっ、いーーーーーーーっ」
菜摘の頭の中が真っ白になり快感だけが意識を支配した。同時に晃一の手が菜摘の上体を持ち上げ、反対向きの四つん這いの姿勢にすると下向きに尖った乳房をワシワシと揉み上げた。
「はうぅぅーーーーーっ、だめぇぇっ」
菜摘は突然欲しがっていた快感を遙かに超えるものを与えられた。気持ち良いなどと言うものでは無い。一気に高まっていく。菜摘は無意識に大きすぎる快感から逃げだそうと身体を前にずらそうとしたが、晃一ががっしりと腰を掴んで顔を擦り付けているので動けない。
「もっともっと気持ち良くなってごらん?」
「ああぁぁーーっ、こんなぁっ、だめぇっ、すぐにいっちゃうぅっ」
「いいよ。いきなさい」
「あああっ、いじわるぅっ、まだいやぁっ、ああああっ、だめぇぇっ、ああっ、許して、あああっ、いっちゃういっちゃうぅっ」
菜摘の身体は自然に大きく仰け反ると髪を大きく振り上げ、一気に絶頂に向かって駆け上がった。そして最後の瞬間には自分から腰をグッと後ろに下げ、強く秘部を晃一の顔に押し付けて晃一の顔を貪った。
「あうぅぅーーーっ、はうぅっ」
菜摘の身体が大きくビクンッと震えると、そのまま菜摘は晃一の上に突っ伏した。晃一が舐め始めてからほんの数十秒という短時間に全てが起こったので菜摘も何がどうなったのか良く分からないらしく、晃一の茂みに顔を擦り付けながらぼうっとしている。晃一が顔を離すと、目の前の秘口はぎゅっぎゅっと強く収縮を繰り返しながら白っぽい液体を吐き出していた。ただ、最初よりはだいぶ色が薄く透明感のある液体だった。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ・・・・・」
菜摘は激しく息を弾ませるだけで声も出せないようだ。目の前に無防備に晒された秘唇や秘核、そして秘口を眺めていると、晃一にも欲情が湧き上がってきた。もっと菜摘を激しく可愛がりたくなってきたのだ。
そこで晃一はグッタリとしている菜摘の身体をそっと下ろすと同じ向きに回した。菜摘はぼうっとした頭の中で『じょうずにいったから抱いてくれるんだ』と思った。
しかし晃一は菜摘を抱かずに菜摘の両足を大きく開くと、再び舐め上げる体勢に入った。
「パパ、はぁ、はぁ、はぁ、だめよ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、今は、はぁ、はぁ、はぁ、だめ」
菜摘は途切れ途切れに言ったが、晃一は構わずにまだ時折痙攣している秘口に熱い息をかけ始めた。
「あっという間にいっちゃったからまだ足りないだろう?」
そう言って何度もいったばかりの秘核に息を掛けてくる。
「だめよ・・・・今は感じないから・・・・・パパ・・・・ありがとう・・・・もうだいじょうぶ」
菜摘は晃一が諦めてくれるものと思っていた。先程の絶頂は、駆け上がるまでの時間は確かに短かったが、その頂は十分に高く、心と身体が痺れるほど気持ち良かった。だから菜摘はこれで十分だと思っていたのだ。しかしそれは晃一には分からない。
「大丈夫。直ぐにまた感じるようになるよ。ほら、まだ、こんなに動いてる」
「あん・・・・そんなに息を掛けてもまだ・・・・・・・・・・・・」
菜摘は『感じないから』と言いかけて止めた。身体の異変に気が付いたのだ。
「ほうら、また菜摘ちゃんのここ、動き始めてるよ」
晃一の息が秘核を熱くする。
「そんな・・・・あん・・・また・・・パパ、もう許して」
明らかに秘核が反応して焦れったくなり始めた菜摘は足を閉じようとしたが、既に開かれた股間に晃一の顔があって閉じることができない。
「今度はゆっくりとしてあげる。あんまり感じないかも知れないけど安心して感じてごらん」
晃一はそう言うと再び丁寧に舐め始めた。しかし、今度はゆっくりでも秘核も一緒に舌で可愛がる。但し、舌の先だけで顔全体を使ったりはしていない。
「ああん、パパぁ、ああんっ、またぁぁ、あんっ、いきなりするなんて、ああぁっ、だめ、また感じて、ああんっ」
「焦らしてからの方が良いの?」
「いやぁ、ああああ・・・、ああん、また始まったぁっ、あん、あああん」
晃一は秘核も舐めてくれているが、絶頂を極めたばかりの菜摘の身体にとって、じっくりと優しく舐めているだけでは身体が敏感なだけに感じるのだが、これだけでは明らかに全然足りない。だから菜摘の腰は自然に上下に動いて晃一の舌の動きを増幅し始めた。
「おやおや?また菜摘ちゃんの腰が動き始めたよ」
「ああん、パパぁ、ああん、今そっとされるのはいやぁ」
菜摘の腰は晃一の目の前でクイクイと上下し、お替わりのおねだりを繰り返している。
「良く動く腰だね。どこまで良く動くのかな?」
「あんっ、あんっ、あんっ、あんっ、あんっ、いやぁ、見ちゃいやぁぁ、あんっ」
菜摘は自然に腰が動くのを止められなかった。腰を動かすとどうしようもなく気持ち良くなるのだ。菜摘は晃一の頭を押しやろうと両手を添えたが、押し出しているつもりがいつの間にか両手で抱え込んで股間に押し付けてしまっていた。
「ああんっ、だめぇ、パパぁ、そんなに舐めないで。ああっ、だめっ、いやぁぁ」
菜摘は嫌がったが、いつの間にか両足は全開になっていて両手はしっかりと晃一の頭を股間に抱え込んでおり離そうとしない。晃一はズリズリとたっぷりと濡れた菜摘の秘唇が顔を包み込みながら上下に擦るのに合わせて小さく頭を動かすだけで菜摘に十分以上の快感を与えることができた。
一瞬だけ顔を上げて、
「こうされるのが好きだよね?」
と言うと、菜摘は抱え込んだ晃一の頭をべたっと再び股間に押し付け、
「言っちゃいやぁぁぁぁ」
と再び腰を大きく上下に動かし続けた。すると晃一の手が菜摘の乳房へと伸びていく。菜摘は最初『もうこれ以上いったら動けなくなっちゃうけど、これくらい気持ち良いだけならまだいかないな・・』と思っていたが、だんだんそれも妖しくなってきた。菜摘は乳房が両手で揉まれ始めると更に腰の動きを大きくした。そうしないと快感のバランスが取れないのだ。
「ああんっ、胸までされたら、ああっ、止まらないっ、ああんっ、だめっ、だめよ、ああっ、ああっ、ああっ、許して、ああっ、ああぁっ、パパっ」
菜摘の腰がズリッズリッと最大限に大きく上下に動き、晃一の顔全体を秘唇と秘核で味わっていく。
「好きなだけ自分で気持ち良くなりなさいっ」
再び一瞬だけ顔を離した晃一がそう言うと、
「いやぁぁっ、こんなのはいやぁ、ああっ、恥ずかしい、いやぁぁ、ああっ、あーっ、お願いっ」
菜摘は両足を限界まで大きく開いて秘部を思いっきり剥き出しにすると、夢中で大きく何度も腰を突き上げて晃一の顔を擦り付けて夢中で楽しみながら自分でもゆっくりと駆け上がっていくのを止められなかった。ズリッズリッと股間に晃一の顔を擦り付ける度に快感の電流が頭の芯まで走り抜け、どうしても気持ち良さから逃れられない。もちろんとても恥ずかしいのだが、一度始めてしまえば今止めても同じことだし、実は、正直に心の中を言えばやはり嬉しいのだ。
股間を全開にして晃一の顔を擦り付けて楽しんでいる自分の姿がどれだけ恥ずかしい姿なのかは分かっているが、その恥ずかしい姿をそのまま受け入れて優しく愛してくれる晃一と、それを受け入れて晃一の思い通りに楽しんでいる自分が嬉しい。世界中で晃一にだけは知られても良い恥ずかしい秘密の自分の姿なのだ。晃一の両手が菜摘の乳首をコロコロと転がし乳房を揉み寄せられると菜摘はいよいよフィニッシュへと駆け上がっていった。今度は我慢せずに一直線に駆け上がっていく。
「あああっ、またいっちゃいそうっ、ああぅぅっ、今いったばっかりなのにぃッ、またお口だけでぇッ、ああっ、いっちゃういっちゃうぅーーっ」
菜摘が絶頂の瞬間に最後に一度グッと大きく腰を突き上げ、秘唇を擦り上げて硬直すると晃一は固い乳房をぎゅっと揉み寄せて指の間に乳首を挟んだ。
「はうぅぅーっ・・・・・・・・」
ぐっと腰を突き上げて秘唇全体で包み込んだ晃一の顔が持ち上がるくらい最大限貪って硬直した菜摘は、どさっと沈み込んだ。
「はぁっ、はあぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」
菜摘の身体はソファベッドでグッタリとなり、両足を全開のまま無防備に晃一に晒した。今回の頂はさっきよりは高くないが、精神的な満足度がとても高い。菜摘はしばらくの間そのまま両手両足を大きく放り出したまま息を弾ませていた。
晃一が顔を上げると、目の前ではまだ秘口がいやらしく収縮して液体を吐き出している。横に置いてあるウェットティッシュで軽く顔を拭いた晃一は、今度こそ菜摘をそっと抱き寄せた。
「パパ・・・あん」
菜摘は静かに晃一に抱かれる幸せに満たされていた。しかし、もう夜だ。そろそろ帰る時間になっている。ここでこうしていたら何時間経っても帰れないかも知れない。早く思い切らないと本当に帰るのを忘れてしまいそうだ。
「パパ・・・・ごめんなさい・・・・・もう・・・そろそろ帰らないと・・・・」
「帰りたいの?」
「ごめんなさい・・・・」
「直ぐに帰る?」
「まだ少しくらいなら大丈夫だけど・・・・・・でも、まず電話しなきゃ」
そう言うと菜摘は裸のまま身体を起こしてソファベッドを下り、荷物から携帯を取りだした。晃一は背もたれを起こしてソファに戻すと全裸の菜摘を座らせて肩を抱いた。仰向けになって喘いでいる菜摘も綺麗だが、やはり身体を起こしている時の菜摘の方が綺麗だと思う。特に乳房の形はこうしている時の方がずっと綺麗だ。晃一は菜摘の後ろから手を回して菜摘の乳房を両手で軽く包み込んだ。しかし菜摘は全く嫌がらない。感じないのか気にしていないのか分からないが、菜摘は電話を掛ける方に意識を集中しており、乳房を晃一に自由にさせたままダイヤルすると携帯を耳に当てた。
「あ、私、ちょっと遅くなっちゃった。・・・・うん、ごめんなさい。・・・ご飯は後で食べるから・・・・うん・・・・もう少ししたら帰る」
菜摘は電話に出た母親にそう言っている。晃一は『お母さんはこうして話している菜摘ちゃんがまさか全裸だとは思っていないだろうな』と思った。晃一はまだギンギンにそそり立っている肉棒に空いている菜摘の左手を持って行ったが、菜摘は話を続けながらも嫌がらずにそっと握ってくれた。もちろん、母親との会話の最中なのでおざなりに軽く扱いてくれるだけだがそれは仕方ないと思う。
「え?友紀が?どうしたって?・・・・・・そう、分かった。で、連絡欲しいって言ってた?・・・・・うん、電話しとくけど・・・・・うん、そう、・・・・うん、分かってる。明日・・・・・・だいじょうぶ、そんな遅くならないから・・・・」
晃一は軽く菜摘の乳房を可愛がりながら、菜摘の左手で肉棒が扱かれる感覚を楽しんでいた。菜摘も特に嫌がっている雰囲気では無い。指先で軽く乳首を転がすと微かに菜摘の身体が反応するが、それだけだ。話す様子に特に変化は無い。
「うん・・・・・9時前には・・・・そう・・・うん・・・・ごめんなさい、先に食べてて・・・・それじゃ」
菜摘はそう言うと電話を切った。
「どうしたの?」
「友紀が電話してきたって」
菜摘は相変わらず乳首をそっと可愛がられながらそう言った。
「お母さんの携帯に?」
「ううん、これは家の電話。携帯じゃ無いの。うちはみんな女だから話が長くなると携帯は高いからって。妹は携帯持ってないし」
「そう言うことか」
晃一が感心している間に菜摘は友紀に電話をかけ始めた。
しかし、晃一としてはここで菜摘が友紀との会話に専念すると自分だけが置いてけぼりを喰ったような気になる。だからスキンを改めて付けると横に座っている菜摘の身体を持ち上げ、そのまま同じ向きで自分の上に座らせた。
「あっ、何するの?パパ、だめ、いやっ」
菜摘は嫌がったが、そのままなんなく晃一の上に座らされてしまった。
「いや、だめよぉ、いやあ、今は電話するのぉ、だめぇ、ああん、こんな事したら友紀に分かっちゃうからぁ」
菜摘は晃一のしたいことが直ぐに分かったようだ。
「わかっちゃうも何も、友紀ちゃんには最初から分かってるだろう?さっきここで別れたばっかりなんだから」
「それはそうだけど・・・・・ああんっ」
菜摘は肉棒が当たったのを感じた。もちろんまだ小さいし柔らかいので菜摘に入るほどでは無い。
「だから、ほら、ここかな?」
「だめだってぇ、いやぁ」
「電話は直ぐに終わるだろ?ほら、入り口を合わせてごらん?」
晃一はそう言うと、菜摘の身体を少しずらせて肉棒の上に菜摘の腰の位置を合わせた。
「ああん、ちょっとぉっ、だめだってばぁ」
「当たってるより入り口にある方が落ち着くでしょ?」
「そんなこと無いからぁ、ああんっ、だめよぉ」
既にダイヤルしてしまった菜摘はまだ嫌がっていたが、それでも少し足と腰を動かして入り口は合わせてくれた。まだ大きくなっていない肉棒は先端がほんの少しだけ菜摘の中に入った。ただ、予想通りまだ余り感じない。
「ああっ、本当にこんな事しちゃだめよぉ、あうぅっ、動かないで。絶対に動かないで」
「動かなければ良い?」
「動いちゃだめよ。それと終わるまで絶対に話しちゃだめ」
この時の菜摘は『さっき2回目を出したんだから、まだしばらくは大丈夫よね、きっと』と思っていた。
「わかったよ」
晃一は菜摘の条件を呑んだ。この時菜摘は『電話はそんなに長くならないから、これくらいの感じ方なら良いか』と思っていた。やっと友紀が電話に出たようだ。
「あ、友紀。家に電話くれた?どうしたの?」
菜摘は普通に話し始めた。
『ううん、さっきは言い忘れたことがあって・・・』
「どうしたの?」
『明日、ミーティングがあるでしょ?』
「そうね」
『なんか、麗華が妖しいのよ』
菜摘は話が長くなりそうだと思って身構えた。しかし、ここで無理に話を終わらせれば必ず友紀に気づかれてしまう。ただ、少しだけ入っている肉棒の先端が大きくなったような気がした。