第280部

「ああん、いや、もっと、もう少し」
美菜はそう言って腰を軽く突き上げたが、晃一の指は美菜の腰と一緒に動くだけで位置は変わらない。もう少し、あと数ミリ位置を変えるだけ快感が吹き上がるのが分かっているだけに美菜はさらに強く焦らされることになった。
「あああぁぁ、これは嫌ぁぁ、もう少しぃ」
晃一の膝の上で美菜の腰がクイクイと上下した。しかし晃一の指は美菜の腰と一緒に動くので何の効果も無い。しかし、このままでは可愛そうと思ったようだ。
「ゆっくりだよ。ほうら、そっと感じてごらん」
晃一はそういうと、その位置のまま中指を細かく断続的に振動させ始めた。中指のすぐ近くの秘核に振動が伝わる。
「ああっ、そ、そのままっ、ああっ・・・ああっ、そ、そんなっ、ああっ、それはいや、ああっ」
美菜は気持ちいいのとじれったいのが交互に与えられる愛撫にどうしようもなく翻弄されていく。もちろん、美菜の身体は間接的でも秘核への愛撫に正直に反応した。
「あっ、ああっ、ああん、ああぁぁっ」
「おや?これくらいでも美菜ちゃんのここは濡れてきたね」
晃一は指先に微かな潤いを感じてそう言った。もともと美菜は濡れやすい方ではないが、これだけ焦らされてからの愛撫なので身体の反応は早かった。もう指先に潤いが感じられる。中指で断続的に愛撫を施すだけで美菜の足は少しでも愛撫を受けようと足がどんどん開いていき、秘唇に潤いが溢れていく。
「お願い、もっと、もっと触ってください。もう少し奥まで可愛がって欲しくて我慢できません。おじさまぁ」
ワンピースを上半身だけ脱がされた上に足を大きく開いた美菜の姿はほとんど裸になったようなものだ。その姿はスレンダーな美菜の妖艶な美しさをたっぷりと現しており、瞳には性の欲望の炎がはっきりと見て取れる。晃一はここでもう少し美菜に愛撫を与えることにした。
「いい子だ。おねだりすればちゃんとしてあげるんだよ」
そういうと指先をゆっくりと下に降ろしていき、秘核から秘口までそっと指先でなぞる様に可愛がっていく。
「はあぁぁーーーーーーっ、いーーーーーっ」
美菜は足を45度に開いてピンと足を伸ばしたまま大きく仰け反った。晃一が何度も指先を上下させると美菜の秘部はたっぷりと潤いに満たされていく。
「おやおや、もうこんなに濡れてきちゃったね」
その言葉に美菜は敏感に反応した。晃一が何かを始めると気付いたのだ。
「あっ、やめないで。そのままもっと、ああぁぁ、そのままぁっ」
美菜はそのまま愛撫が強くなっていくことを望んだ。このまま秘核の周りを可愛がられても、指を中に入れられても、どっちでも良かった。ただ、このまま焦らされ続けるのだけは嫌だった。
しかし今夜の晃一はこのまま美菜を満足させる気はなかった。何と言っても今日は『何でも言うことを聞く』と言うジョーカーを持っているのだ。目の前の美しい少女の身体にむしゃぶりつきたい欲望は強いが、それだけではこれまでと変わりないではないか。今夜は特別な夜なのだ。
晃一はそのまま少しの間美菜を指先の愛撫で翻弄してから、愛撫を止めて美菜を膝から降ろした。美菜はぼうっとしたまま床の上にペタンを座り込んだ。ツンと小さく尖った胸の小さなふくらみが可愛らしい。
「さぁ、お口で大きくしてちょうだい」
そう言って晃一が立ち上がってベルトを外すと、美菜は直ぐに肉棒を取り出して口に頬張り、頭を前後させ始めた。美菜の小さな口の中で肉棒がずりっずりっと扱かれる。全く美菜の口は気持ちいい。こんなに深々と口に入れてくれるのは美菜だけだ。もともと大きくなっていた肉棒は、ほんの数回美菜の口で扱かれただけで最大限に力強く怒張した。肉棒に快感を感じながら全裸になってからガウンを纏った晃一はガウンのポケットにスキンを入れると、
「ありがとう。気持ちいいよ」
と言って美菜を立ち上がらせた。このままベッドに入れると思っていた美菜は軽く胸を抑えたまま晃一に抱きしめられて押し倒されるのを待っている。
しかし、晃一は半分脱がせたワンピースを持ちあげると、美菜に腕を通させた。
「え?どうするの?」
美菜は怪訝な表情で晃一をいぶかった。晃一は何も言わず、ワンピースに腕を通した美菜をお姫様抱っこで持ち上げると、窓際まで抱いて行った。
「え?おじさま?なにするの?」
「すっかり夜になったね。このままベッドに行くのはもったいないだろ?もう一度だけ夜景を見ておこうか?」
そう言うと晃一は美菜を降ろしてベランダに美菜を連れて行った。外に出るとムッとした熱気が二人を包む。美菜は不思議そうな表情でベランダに立った。今の美菜の頭の中はもうベッドで夢中になることしか考えられない。
「本当にきれいだね。夜景も、美菜ちゃんも」
「・・・???・・夜景は・・・・・」
「さぁ、ここに掴まって」
そういうと晃一は美菜にベランダの手すりを掴ませた。
「え?なに?・・・・ま、まさか・・・・」
美菜は嫌な予感がした。晃一は美菜を後ろからそっと抱きしめると、美菜の耳元で項に唇を這わせながら言った。
「少しだけ足を開いて」
「いや、だめ、こんなところは、だめ」
美菜は項から湧き上がる快感を無視して嫌がった。こんなところでされるとは思ってもみなかった。しかし、同時に友紀から話を聞いた時のことを思い出した。友紀が神戸のホテルでされたときは外でもしたと言っていたが、友紀が嫌がっていた雰囲気はなかった。どちらかと言うと楽しんだらしいのだ。それを自分もするのだろうかと思うと、いやだと言う気持ちと同時に試してみたいという気持ちも湧き上がってくる。
「今日の美菜ちゃんは言うことを聞くんだよ」
さらに晃一は何度も細い項を舐めていく。
「だめ、ここは・・・おじさま、やっぱりベッドで・・・」
美菜はそう嫌がったが、友紀がしたのなら、こうやって友紀も嫌がったはずなのに晃一に教えてもらった、と言う気持ちも大きくなっていく。やはり友紀だけされて自分がしていないというのはちょっと残念なのだ。それは、対抗心と言うよりは興味に近かった。
「だめ、じっとしていてごらん。もう少し足を開いて」
「おじさま、ここは嫌ぁ、ねぇ、もう夜景は見たから、お願い、ベッドに行きましょう?」
それでも美菜はまだ一応嫌がっている。なんとなくここは嫌がるべき、と言う感じだ。
「だあめ、じっとしていなさい。おねだりも禁止だよ」
晃一はそういうと、更に美菜の項をたっぷりと舐めながら言った。
「あんっ」
「ほうら、夜景がきれいだろ?」
「あぁぁぁ、うううぅぅぅ、いや・・・・おねがい・・・・」
「おねだりはダメって言ったろ?」
「でも・・・・・もう夜景は・・・・・」
「だめ、ちゃんと見ていなさい」
そう言うと晃一はガウンから肉棒を取り出すと美菜のお尻から股間に差し込んでいった。美菜は晃一よりも10センチ以上も身長が低いのに、股間の位置はあまり変わらない。
「ああぁっ」
美菜は足を閉じても菜摘のように股間に三角の隙間ができるが、もともと美菜の隙間は菜摘より大きいから肉棒を挟む隙間は十分にあるが秘核は少しだけ秘唇から頭を出している。そこに差し込まれた肉棒の先端が秘核を擦り上げ、美菜は少し大きな声を上げた。肉棒がそそり立っているので下から擦り上げたのだ。
「んんんっ」
「声を出しちゃだめだよ」
美菜は慌てて口を抑えた。
「そう、このまま少しこうして居ようね」
そういうと晃一は腰を何回か微妙に小さく前後させた。
「んっ、んんんーーっ、んんんんっ・・・・・」
美菜の股間に差し込まれた肉棒がほんの少し動くだけで美菜の秘核は肉棒の先端に押し倒され、圧倒的な快感を美菜に与えていく。さっきまでの愛撫は全て美菜の身体の感度を上げるためのものだったので、今の美菜の身体は何をされても素晴らしい快感を湧きあがらせる。そして、声を必死に堪えながらも自然に美菜の腰は少し後ろに突き出された。美菜のくりくりとした目が肉棒の刺激で真ん丸に見開かれると、直ぐに霞がかかったように細くなった。
「んんんんーーーっ、んんんん、んんんぅーーっ、だめ、これ以上されたら我慢できない、んんんんーーーっ、んううぅーーーーっ」
「そっとするから、外の夜景を眺めてごらん?」
晃一はそう言いながらも美菜の項に熱い息をかけ、舌でねっとりと舐め上げてくる。
「う、動いちゃダメ。抜いて・・・やっぱりだめ」
美菜がそう言うと晃一は動きを止めた。じっとしていても同じことなのは二人ともわかっている。
「これでいい?」
「だめ、抜いて」
「だあめ、美菜ちゃんには感じて欲しいんだ。ちゃんと感じて我慢するんだよ」
そう言うと晃一は開いたままのワンピースのジッパーから露わになっている美菜の背中をツツーッと指でなぞった。途端に美菜の身体がぐっと仰け反った。
「はうぅぅーーーっ、んんーーっ、んぁっ」
思いがけない声が出て慌てて両手で覆った口から抑えきれない声が漏れる。さらに何度か背中を指でなぞられると美菜は、
「くぅぅーーーっ、ううぅぅーーーーっ、んんーーーーっ」
と声にならない声を上げて喜んでしまう。美菜はどうして今日はこんなにも感じるのか分からなかったが、今はとにかく声を抑えないと誰に聞かれるかわからない。美菜は声を抑えることだけに集中した。前から見れば美菜はちゃんとワンピースを着ているが、背中のジッパーを腰まで下げたままなので後ろから見ればほとんど裸みたいなものだ。
「おじさまっ、だめ、声が、声が出ちゃう。やっぱり部屋に」
「美菜ちゃんにこの夜景をプレゼントしたくてここに来たんだ。よおく見ておくんだよ」
そう言うと晃一はワンピースの開いた背中へと手を伸ばし、開いた背中から両手を美菜の脇へと差し込んで美菜の乳房をそっと包み込む態勢に入った。しかし、まだ乳房のほんの下側に両手を宛がっただけだ。
「ああっ、だめ、だめ、それをされたら絶対に声が出るから、だめ、だめ」
美菜は押し殺した小さな声で必死に抗議した。あれだけ焦らされたのだから、今、ほんの少し触っているだけの乳房からじわじわ沸き上がり始めている感覚が鋭く身体を走り抜けている。晃一の両手が上に上がって乳房を完全に包んで揉み上げられたらどうなるのかくらい美菜にはわかりきったことだ。どうせならベッドで思い切り楽しみたい。しかし、晃一はやんわりと否定した。
「大丈夫。ほら、特別な夜が始まるよ。長崎の夜景を見ていてごらん」
今の晃一は美菜を後ろからそっと抱いているだけなので動いていないのだが、美菜の腰はどうしてもほんの少し動いてしまい、股間に挟んだ肉棒の太さを確かめてしまう。美菜は素股などしたことが無いのだから当たり前だが挟んでいる肉棒の太さに改めて驚く。そしてほんの少しでも腰を動かすと秘核は美菜に抗うことのできない快感を与えていた。
「ああぁぁ、おじさまぁ、やっぱりこんなことしちゃだめよぉ」
美菜は一応抗議はしていたが、秘核から湧き上がってくる感覚にもうどうにもならないと思った。嫌がってはいるが、もちろん美菜だって晃一に思いきり愛されたい。あれだけ時間をかけて感じるように焦らされながら仕上げられたのだから当然だ。既に乳房と秘核から湧き上がってくるじわじわとした快感はどうにもならないくらいになってきている。もう、ここまできたら晃一に任せるしかないと思った。美菜はさりげなくさらに更に足を閉じてまた肉棒の感触を確かめた。それだけで気持ち良い。
「大丈夫。ゆっくりするからね」
「あああぁぁ、こんなところでするなんてぇ」
「さぁ、まずはおっぱいからだよ」
そう言うと晃一は手のひらに余るくらいの可愛らしい乳房を両手で完全に包み込んだ。先端の小さな乳首が晃一の手の中で弾む。
「うーっ、ううぅぅぅーーーーーっ、んあぁぁっ、んうぅぅーーーーーっ」
美菜の身体に快感が吹き上がり、夜景が快感で霞んだ。
「ほうら、夜景がきれいだろ?」
晃一は美菜の固い乳房をゆっくりと揉んで手の中で弾ませた。美菜の乳房は小さいだけに硬さは菜摘以上だ。ゆっくりと下から揉み上げたり、真ん中に揉み寄せたり、指で乳首をそっと挟んだり、晃一は美菜が悶えるのを楽しみながら喘いでいる美菜の項をたっぷりと舐め回して楽しんだ。
「んんんっ、んううぅぅっ、んーーーーーーっ、くぅぅーーーっ」
美菜は必死になって声を抑えながらも、身体は晃一の腕の中で小さく仰け反ったり左右に捩じったりしながら晃一に愛される喜びに満たされていた。とにかく気持ちいい。しかし身体は動かせないし声も出せない。こんなに気持ち良いのに喜びを表現できないのが辛い。快感で視界の夜景は快感で歪んでいたが、その歪んだままの景色が美菜の脳裏にはっきりと焼き付いていった。
「んんんぁっ、うううう、んんうぅぅーっ、んあぁっ」
自然に身体が反応し、美菜は乳房を揉まれると同時に腰も動かした。最初は乳房を揉まれる快感に身体を捩じっていただけだが、身体を捩じるとその動きで肉棒が秘核を擦り上げる。自然に美菜は肉棒をしっかりと挟み込むようにぴったり足を閉じ、更に腰を前後にも動かし始めた。
「んんんっ、おじさま、だめ、やっぱり声が、んんーーーーっ、こえがぁ、んんぅぅぅっ」
美菜は感じながら嫌がっていたが、同時にぼやけた視界の目の前の夜景に包まれていくような感覚も味わっていた。
両手で手すりに掴まりながら晃一に肉棒を差し込まれているし、胸を包まれているので身体を動かしても身体が不安定になる心配がない。美菜は次第に楽しむ方法を見つけているようだった。
「お、美菜ちゃんの腰が動き始めたね。それじゃぁ、さぁ、おっぱいの次はおちんちんだよ」
そう言って晃一は乳房を揉むのを止めると、今度はゆっくりと腰を前後に動かし始めた。
「んああぁっ」
美菜だけでなく晃一も腰を動かし始めたことで美菜は急激に湧き上がった快感に思わず声を出してしまい、すぐに慌てて手を口に当てて必死に声を堪えた。股間に挟まった肉棒はたちまち美菜の液体でぬるぬるになり、きっちり挟んでいるのに簡単ににゅるにゅると秘唇を擦り上げていく。
「んんぁぁぁっ、んんんっ、んんっ、んんんんっ」
美菜は声を堪えながら、自然に大きくお尻を突き出してきた。身体が自然に肉棒に最大限可愛がられる態勢になっていくのだ。美菜の大きめの秘核は晃一の肉棒で何度も押しつぶされ、膨大な快感を生み出していく。
『これ以上お尻を突き出したら入っちゃう』美菜はそう思ったが、この方がしっかりと肉棒が秘唇と秘核を擦り上げるので快感が強い。美菜は『でも、声を我慢できれば・・・何とか・・・・できるかも』と思うと、両手に力を込めた。
美菜が腰を突き出してきたので晃一は美菜の望んでいることが分かった。
「美菜ちゃん、おちんちんが欲しくなった?」
晃一は腰を止めると美菜に聞いた。
「・・・・あ、あ、あ、・・・・でもおねだりは・・・・・」
「動かないから小さな声でおねだりしてごらん」
「我慢できない。おちんちんを・・・そっと入れて・・・・少しずつ・・・・やさしく・・・・」
「こう?」
そう言うと晃一は素早く肉棒にガウンのポケットから出したスキンを付けると位置を決め、ゆっくりと美菜の中に肉棒を埋め込んでいった。きっちりと締まった肉壁に晃一の大きな肉棒が押し入っていく。美菜の肉壁がグッと押し広げられた。
「んんぁぁぁーーーーーーーーーーーーーっ」
美菜は必死に手すりを掴んで声を堪えがどうしても抑えきれない声が漏れてしまう。美菜はまた慌てて手で口を押さえた。
「くうぅぅぅーーーーーーっ、んあぁぁぁぁーーーっ」
肉棒が身体の中に肉壁を押し分けて入ってくるのが良く分かる。美菜は声を堪えながらもさらに自分からお尻を突き出して肉棒を少しでも早く迎え入れようとした。そして晃一が腰を止めても更に自分からお尻を下げて肉棒を飲み込んでいく。
「んんぁぁぁぁぁぁぁぁ、こ、こんなの、ううぅぅぅぅぅ、あ、あ、あ、あ、あぁぁ」
最初晃一は、美菜の声が大きくなりすぎないように最初は肉棒をあまり深くまで入れなかったのだが、美菜は自分からさらに奥まで飲み込んでしまった。もうあと少ししか残っていない。
同時に晃一は、たっぷりと潤っているのに美菜の中がいつもよりもしっかりと締まっていることに気が付いた。美菜の中は菜摘のようなぶつぶつもないし友紀のような皺も無く全体的にじわっと狭くなっている。でも、これくらい締め付けがあれば中で終われそうだ。先ずは動かずに美菜の中の肉壁の動きをたっぷりと味わってみることにする。
「美菜ちゃん、しっかり入っちゃったね」
「あぁぁ、こんなの・・・・、あああぁぁ、動かないで、動くと声が出る・・・・あああぁぁ」
「動かないよ。どう?気持ちいい?」
美菜は大きくなんどもコクコクと首を振った。美菜の肉壁はゆっくりと肉棒に絡みついてくる。その動きだけ美菜は気が遠くなるほど気持ち良かった。